老いも若きも健康長寿のススメ—がんに負けない

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2017.12.15

敬老の気持ちでシルバーカーが通りやすい環境を

テーマ：健康長寿への道(32)

カテゴリ：介護お助けグッズ

シルバーカーを押してお買い物をするご高齢の方をよく見かけます。
昨日、そのシルバーカーをめぐるちょっとしたトラブルに遭遇しました。

いつも利用しているところとは別のコンビニにたまたま入ったところ、
「ちょっと、じゃまだろう!!」と、いきなり大声が聞こえてきました。

声のする方を見ると、シルバーカーを押した女性が、
お弁当の並ぶ棚の前で、狼狽した表情で立ち往生しているのです。
慌ててシルバーカーを動かそうとしているのですが、
大声に動揺したのでしょう。なかなか思うように移動できません。

おせっかいな私は、思わず駆け寄り、

シルバーカーを持ち上げて通り道をあけると、
大声をあげた40代とおぼしき男性は、
「そんなもの持って入ってくるな」などと、
捨て台詞を吐いてその場を立ち去ったのでした。

「まったくあなたには、敬老の精神がみじんもないのか!!」
と、こころの中で憤慨しながら、
「それにしてもこのコンビニは通路が狭すぎる」と思ったものです。

超高齢社会のこの国にあって、こんな風景は、残念ですが珍しくありません。
狭い道路に無秩序に置かれている自転車の数々、
ヘッドホーンで音楽を聴きながら猛スピードで走り去る若者の自転車、
商店街の公道に遠慮なく積み上げられた段ボール箱、等々――。

通行を妨げ、外出する意欲を低下させ、閉じこもりを促してしまっています。
寝たきりにさせる遠因はこんなところにもあるように思います。
即刻、何とかしないといけないですよね。

それにしてもワイドショーは、相変わらず日馬富士暴行事件を、

そろそろそんな憶測だけで個人攻撃するような話はやめにして、
先のシルバーカーのような話こそ、真剣に語り合ってみたらどうなんですか。

これまで気づきませんでしたが、シルバーカーって、驚くほど進歩しています。
楽天で一番人気という幸和製作所の最新型のこちら☟は、
非常に軽量で、コンパクトに折りたたむこともでき、
手元で操作できるブレーキもあり、高さも調節できて、
しかもお財布などを入れるポーチが安全重視で押し手側にあるなど、
それはもう至れり尽くせりです。