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厚生労働省は5月22日、子宮頸がんを予防するワクチンに関し、ワクチン接種を逃した女性の救済措置としての、いわゆるキャッチアップ接種の接種率が、全国でわずか6.1%であるとして、対象者に接種を促しています。対象となるのは、平成9(1997)~19(2007)年度生まれの女性です。公費によるキャッチアップ接種は、令和6年度(2025年3月)で終了します。接種は3回必要ですから、初回接種を今年9月までに受けておく必要があります。詳しくはこちらをご覧になって、接種していない方は、是非接種を。
2024.05.24
7月上旬並みの暑さに、「熱中症で搬送された」との報が流れています。メディアは「水分と塩分摂取を」と、繰り返し呼び掛けるのですが、この報に惑わされているのが、減塩中の方々ではないでしょうか。「水分を増やす分だけ塩分も増やすべきかどうか」この点については、こちらで紹介しているように、日本医師会が、「水分は多くとっても塩分は制限を」と呼びかけています。くれぐれもテレビ等の方に惑わされないように、ご注意ください。
2024.05.14
在宅で介護をされている方の悩みの種の一つに、「床ずれ」があります。正しくは「褥瘡(じょくそう)」と言います。寝たきりとまでいかないまでも、たとえば車椅子に坐っている時間が長くなっている方も、床ずれを作りがちです。その予防や悪化を防ぐ方法はこちらで紹介していますが、ご家族でできることに、栄養面のことがあります。亜鉛です。亜鉛は皮膚の新陳代謝に必要な栄養素ですが、毎日の食事からしっかり補わないと、不足して、傷の治りを遅らせてしまいます。亜鉛を多く含む食品で手軽なものはゴマです。いろいろな料理にすりゴマをかけてみてはいかがでしょうか。
2024.05.13
ちょっと聞きなれない言葉ですが、「食事誘発性熱産生」と言って、食事をするときに消費されるエネルギー、があることをご存じでしょうか。私たちは食事を摂ることによって、エネルギーが増えることだけを考えがちです。だから痩せたいと思ったら、食事を減らすわけですが、実は、食べ方や食べるものを工夫して、この食事誘発性熱産生を増やせば、消費エネルギーが増えることになりますから、太りにくくなるのです。では、どんな食べ方をすればいいのか、どんなものを食べたらいいのか、については、こちらで紹介していますので、チェックしてみてください。
2024.05.10
先に、体重を減らすには、糖質の質にこだわる必要がある、という話を紹介しました。→ 糖質制限をするなら糖質の「質」にこだわりをこれを読んでくれた友人が、早速実行してみたところ、「なるほど」と納得のいく効果が出ているとのこと。彼女がやったことは、毎朝トーストしていた白い食パンを玄米パンに、大好物で1日に1回は食べていたポテトサラダを、3日に1回に減らして、代わりにブロッコリーを、砂糖入りの缶コーヒーをやめて、ノンシュガーのルイボスティーを毎朝つくり、ポットに入れて会社に持参する、などです。良かったら参考に。
2024.05.08
このところのテレビは食べ物に関する話題が多く、旅番組などでも旅先で人気の食堂やレストランがよく登場します。その一つで、ちょっと気になったのが、納豆パスタが人気として、あるレストランを紹介する番組です。なぜ気になったのかと言えば、納豆は加熱してしまうと、せっかくの血液サラサラ効果が低減してしまうからです。納豆オムレツも人気レシピとしてよく紹介されていますが、あまりお勧めできません。こちらで紹介しているように、納豆は栄養豊富な食品ですから、できれば過熱しないでそのまま召し上がってほしいです。
2024.05.06
いわゆる「健康食品」への信頼が揺らいでいます。「紅麹(べにこうじ)」を成分にした、機能性表示食品の一件だけではありません。東京都の調査では、機能性食品の84%に、不適正な表示が見つかったことが報告されています。なかには、食品では使用が禁止されている、医薬品成分が含まれている製品もあったとのこと。健康被害を未然に防ぐために、健康食品をすでに利用している方は、またこれから健康食品の利用を検討している方も、こちらで紹介している7ポイントの確認をお忘れなく。
2024.05.05
SNSには「お酢ダイエット」の効果をアピールする記事が、依然として多く、このところは特に増えているように思います。でも、このブログで何度か書いているように、お酢はを飲むだけでは、ダイエット効果は期待できるものではありません。むしろお酢をそのまま飲んだりしていては、胃腸系にトラブルを起こしかねません。こちらで詳しく紹介しているように、お酢ダイエットは、運動とセットで取り組んでこそ、ダイエット効果を期待できるものなのです。それと、お酢をそのまま飲むのは極力避け、酢の物にしたり、油物にかけたりしてとることをお勧めします。
2024.05.04
飲食する際に咳き込んだり、むせたりして、誤嚥(ごえん)するリスクがあるために、とろみ剤を使用している方が増えているようです。特に水分、とりわけ水は誤嚥リスクが高いため、とろみ剤を使ってとろみをつけて飲水しておられると思います。ただ、このとろみをつけるのに結構手間がかかります。その手間を嫌って、水分が不足がちになっていないでしょうか。これからのシーズン、熱中症予防が言われるように、脱水は熱中症に直結しやすく危険です。幸い最近は、こちらで紹介しているように、とろみつきのお茶などが市販されていますから、それらを上手に活用して、適宜水分補補い、脱水から身を守ることをお勧めします。
2024.05.02
飲み忘れない限り、避妊効果は99%とされる低用量ピル。避妊目的以外にも、月経前症候群(PMS)や月経困難症の症状緩和、さらには生理をずらす目的でも使われていて、女性にとってはメリットの多い薬です。ただ、やはり副作用が避けられません。いろいろあるのですが、処方する医師らが最も注意するのは血栓症です。血流の中に血栓(けっせん)と呼ばれる血の塊ができて、血流を途絶させてしまうのです。その弊害についてはこちらを。この副作用のリスクが高いのは、喫煙です。ですから多くの医師はこのピルを処方する際には、喫煙しているかどうかを確認し、喫煙者には禁煙を勧めます。幸い私たちの国では、医療サービスを受けながら禁煙することができますから、低用量ピルを使うなら、是非禁煙を!!
2024.05.01
がんになると、どうしてもやせ細ってしまいます。そのままではせっかくの治療も、思ったほどの効果を期待できなくなってしまいます。治療効果をあげるには、栄養状態をよくすることが大切なのですが、そのための食事では、特にたんぱく質を、普段の倍近く摂ることが必要とされています。さらに、こちらで書いているように、そのたんぱく質は、動物性と植物性を、バランスよく摂るのが理想とされています。最近はいろいろな栄養補助食品が市販されていますから、それらを上手に活用するといいでしょう。
2024.04.30
コンビニ大手のファミリーマートが、「こっそり減塩」と銘うった減塩食を、提供しているのをご存じでしょうか。減塩食には「美味しくない」イメージがあります。実際、味がいま一つのものが多く、パッケージに減塩とあると、つい避けてしまうのですが、ファミリーマートの「こっそり減塩」食品は、出汁をきかせたり、素材の味を出す工夫をするなどして、とても減塩食とは思えない味を出しています。こちらで紹介しているように、弁当もあれば、パスタやそば類もあって、たとえば日替わりランチに活用できます。どうも塩分をとり過ぎる傾向にあるという方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
2024.04.29
女性の更年期障害については、治療の切り札としてホルモン補充療法を受ける方が、徐々にですが増えていると聞きます。なかでも仕事を持っている女性に多いのですが、そのなかには、この治療をやめるとまた症状がぶりかえして、仕事に悪影響が出るのではないか、などの懸念から、なかなかやめられずにいる方が多いそうです。このやめどきについては、こちらで紹介しているようにガイドラインでは、開始から5年を目安に中止を判断するのが理想としています。ただ、こればっかりはやはり個人差がありますから、医師とじっくり相談されることをお勧めします。
2024.04.28
初夏を思わせる陽気に熱中症のリスクも高まっています。毎年この時期になると、高血圧などで減塩中の方を悩ませるのが、「水分はともかく塩分はどうしたらいいのか」という問題ではないでしょうか。このような悩みに対しては、日本高血圧学会が公式サイトで見解を提示しています。こちらで詳しく紹介していますので、是非チェックしておいてください。
2024.04.27
またまた美容や健康にはさほど関係ない話ですが、若い世代の方に是非ご理解いただきたい話を書かせていただきます。「ヤングケアラー」という言葉をご存じと思います。あなたの身の回りにもいるのではないでしょうか。本来親などの保護のもとに育てられるはずの子どもなのに、むしろ逆に、親や兄弟、場合によっては祖父母などの、世話を引き受けている子どもたちのことです。時には孤立しがちな彼らへの理解を求めようと、京都府は京都精華大と協力して、ヤングケアラーを主人公にした漫画冊子を作成しています。こちらで紹介していますので、よかったら覗いてみてください。そしてヤングケアラーの実態を知っていただけたらと思います。
2024.04.26
美容と健康に直接関係することではありませんが、若い世代の方に知っていただきたいことがあります。脳卒中や交通事故による頭部外傷などにより、失語症になっている方は、全国に約50万人いるとされています。その方たちは日々の暮らしで意思疎通、つまり言葉によるコミュニケーションに支障があるため、どうしても孤立したり、閉じこもりがちです。そこで国は5年ほど前に、彼らの意思疎通を助ける支援者を養成し、派遣する制度をスタートさせました。ところが支援者は思うほど増えていないのが現状です。たとえば聴覚に障害のある方には手話通訳者がいるように、失語症の方の支援者も増えたらいいなぁと思うのですが……。支援者になるための養成講座や具体的な活動内容などは、こちらで紹介しています。、若い皆さんに手をあげていただけたら嬉しいです。
2024.04.25
エーザイの認知症新薬は昨年12月に保険適用になっており、治療を受けられる医療機関は、この4月時点で、全国に600箇所以上あると報じられています。治療を希望する方は多く、その医療機関のリストを望む声が多いと聞きます。私の知人もその一人ですが、治療を受けられる要件は、こちらで紹介しているようにかなり厳しく、対象者は相当限られます。一番確かな近道は、かかりつけ医に相談してみることだと話したところです。
2024.04.24
朝のラジオが、高齢者の4人に1人は買い物難民、つまり食材の購入や飲食に不便を感じていると伝えていました。それも、意外なことに都市部に多いとのこと。該当する方は、どうしても日持ちのいい調理済みの加工食品、いわゆるファーストフードが多くなるのではないでしょうか。しかしレトルトやインスタントのような加工食品が続くと、どうしても亜鉛不足から味覚障害を招きがちです。また、坐っている、あるいは横になっている時間が長く、褥瘡、いわゆる床ずれになるリスクが高い方は、亜鉛不足により床ずれができやすくなったり、床ずれの悪化を招いたりもしがちです。亜鉛はいろいろな食材に含まれていますが、手軽なところではゴマがお勧めです。すりゴマをいろいろなものにかけてとるといいでしょう。
2024.04.23
1日のうち大半を椅子や車椅子に座っていたり、ベッドなどで横になって過ごすようになってくると、床ずれ(褥瘡;じょくそう)ができやすくなってきます。あるいは、すでに椅子の背が当たる背中や、おしりの出っ張ったところなどに、床ずれができていて、いろいろ手当てをしているのに、いっこうによくならないということはないでしょうか。このような床ずれの予防や改善に、亜鉛がいいことが実験で確認されています。詳しくはこちらを読んで、亜鉛の多い食品、たとえばゴマを、多くした食事をしてみることをお勧めします。
2024.04.22
新社会人のスピード退職が急増しているとの報ですが、あなたは大丈夫ですか。理由はいろいろあるようですが、職場の人間関係に悩んで、という方も少なくないとか。そんな方には、アサーショントレーニングをお勧めします。是非やってみてください。私も若いころにトレーニングを受けましたが、自分が思っていることを言えない悩みは、かなりクリアできます。詳しくはこちらを参照してみてください。
2024.04.21
今日4月20日は、腰痛について考える「腰痛ゼロの日」です。若い方にも、腰痛で悩んでいる方は少なくないと聞きます。私についていえば、起き抜けの腰痛に悩まされていましたが、腰枕を使うようになって,ずいぶんよくなりました。それと、横向きで寝ることが多いのですが、そのときに両足の間に小さめなクッションを挟むのもいいですよ。腰痛でマッサージなどに通っている方も多いと思います。なかなかの出費になっているでしょうが、健康保険を使えるケースもありますので、活用を。
2024.04.20
高血圧などで減塩生活を続けている方は、なかなか苦労しておられることと思います。減塩するとどうしても味が落ちますから、ときにはちょっとおしょうゆを加えたり、外食などで普通の食事をしてしまう、などなど。そこで、減塩食をおいしく食べてもらおうと、国立循環器病研究センターが提案しているのが、減塩でもおいしくいただける「かるしおレシピ」です。それと、大手コンビニのファミリーマートも、「こっそり減塩」と銘打って、「銀鮭幕の内弁当」「オムライス」「かき揚げそば」など、塩分をかなり減らした商品を売り出しています。これらを活用して、減塩生活を挫折することなく継続を!!
2024.04.19
小林製薬の紅麹を使った機能性表示食品による健康被害は、かなり深刻で驚かされます。この件を受けて消費者庁が、機能性表示食品の総点検を実施しています。その結果、6530製品のうち35製品で、計147件の健康被害の報告があったとのこと。健康被害との因果関係はこれから分析するとのことで、現時点で製品名は公表されていません。しかし、こちらで紹介しているように、機能性表示食品だけでなく、いわゆるサプリメントの類を常用している方で、特に何らかの治療薬を服用している方は、かかりつけ医に相談してみることをお勧めします。
2024.04.19
スマホ画面の見すぎでしょうか。細かい字が読みにくくなっている、いわゆる「スマホ老眼」の方が、若い世代に増えていると聞きます。そこで、100均などでも簡単に手に入る、眼鏡型の拡大鏡、いわゆる眼鏡型ルーペを、老眼鏡代わりに使っている方が少なくないようです。文字を読んだり手元の作業をするときだけ使っていればいいのですが、その眼鏡型ルーペをかけたまま外出したりすると、転倒したり、その結果骨折したりする方が多いようです。こちらで紹介しているように、ルーペを老眼鏡代わりに使うのは危険ですから、眼科専門医を受診してあなたの目に合った眼鏡を!!
2024.04.18
「時間栄養学」という新しい栄養学の話を先に紹介しましたが、そこで、セブンイレブンがこの時間栄養学に基づいた商品を、オリジナルブランドとして売り出している話を書きました。早速、「詳しいことを知りたい」と友人からオファーがありましたので、調べてみました。Cycle me(サイクルミー)がそれです。朝・昼・夜、それぞれの時間帯に向け、たんぱく質や食物繊維、それと睡眠をサポートするL-テアニンについて、バランスを調整した商品が用意されています。朝はたんぱく質が豊富なドリンク、ワーキングタイムは、ストレス対策として、リラックス効果のあるGABA入りクッキー、そして夜は……、といった具合に用意されているのです。とにかく一度、セブンイレブンでチェックしてみてください。
2024.04.17
社会人として新しい生活をスタートさせたものの、「どうも周囲に溶け込めない」「ケアレスミスが多い」「人と話すのが苦痛」などなどの症状で悩んでいる方はいないでしょうか。発達障害を疑って受診する方の中には、上記のような症状を気にしている方が多いようです。いずれも発達障害に見られる症状ですが、実際診察してみると、新しい生活に慣れないとか、環境が大きく変わったことによるストレスとか、といったケースが多いようです。とはいえ、背景に別の精神疾患が隠れていることもあるようですから、こちらで紹介している専門の相談窓口、あるいは専門の医療機関に相談してみることをお勧めします。
2024.04.16
急に暑くなり、熱中症や脱水症リスクが高まっています。外出には水分の携帯が欠かせませんが、むせて誤嚥するリスクがあるために、とろみをつけないと安心して飲めないという方も少なくないでしょう。最近はそんな方向けに、とろみ付き飲料が各種市販されています。伊藤園のとろみ付き緑茶もありますが、外出用に携帯に便利で、どこででもすぐに飲めるものとしては、エバースマイルの「とろみ飲料」がおすすめです。小型のボトル入りでキャップがついていますから、そのキャップを使えば小分けして飲むことができます。詳しくはこちらを。
2024.04.15
糖質カットや糖質オフを心がけているのに、いっこうに体重が減らないと悩んでいる方は少なくないと思います。そんな方は、たとえば白い炭水化物を、茶色い炭水化物に買えてみることをお勧めします。具体的に言えば、小麦粉で作られている白いパン類は、オート麦や玄米などで作られて茶色みがかっているパン類に、早速明日の朝食から変えてみてはいかがでしょうか。糖質と一言で言っても、いろいろな質の糖質がありますから、糖質の質に注目して食材を替えてみると、体重増加を抑えられるようです。パン類以外にも、でんぷん質の野菜を非でんぷん質の野菜に替えるのも。具体的な方法はこちらで紹介しています。是非活用を。
2024.04.14
認知症のご家族を介護されている方は、ときに興奮するなどの症状で対応に苦慮されることも、少なからずあるんだろうと思います。そんなときに認知症マフがあると、落ち着いてもらえるという話を先に紹介しました。この認知症マフは、メルカリなどで売られているようですが、版権などの問題から非売品ですから、ご注意ください。手に入れたい方は、こちらを。
2024.04.14
トイレが近くて気になっている方は、女性にも男性にも、また若い方にもシニアの方にも、少なくないようです。トイレが近いことは、「会議の時に困る」とか、「夜中に起きるので熟睡できない」といったかたちで、生活に支障をきたすことがあります。でも、どこかが痛いとか、食欲がない、といった症状とは違いますから、すぐに病院を受診する方は少ないようです。でも、なかには病気の前兆ということもありますから、やはり一度医師に相談してみることをおすすめします。その際ですが、できれば排尿日誌をつけて、それを持参すると、より的確な診断につながります。まず最初は、トイレに行った時間と、尿の出具合だけでも、休日に記録してみてはいかがでしょうか。その方法は、こちらを参考に。
2024.04.12
今年に入って厚生労働省は、日本初の「飲酒ガイドライン」を公表しています。これまでのように飲む量やアルコール度数だけでなく、飲むお酒に含まれる「純アルコール量」も知ったうえで、健康リスクを配慮した飲み方をすることを促しています。純アルコール量の算出方法については、こちらで紹介していますので、チェックしておいてください。このガイドラインに書かれていることで、特に若い女性にお伝えしておきたいのは、女性は男性に比べて少ない量で、しかも短期間で、飲酒による肝障害などになるリスクがあることです。女性ホルモンであるエストロゲン等の働きにより、アルコールの影響を受けやすいためです。健康に配慮した飲み方として、空腹状態でお酒を飲まないこと、飲酒中も心してつまみをとり、アルコールの吸収を遅らせること。また、お酒を飲む合間には水や炭酸水など、アルコールの入っていない飲み物を飲んで、血液中のアルコール濃度を一気に高めないことなども、是非お忘れなく。
2024.04.11
時間栄養学という新しい学問をご存じでしょうか。私たちの体のリズムを作っている体内時計を意識して、食事や間食をしようという学問です。これまで意識していた「何を」「どのくらい(量)」食べるか、だけでなく、「いつ食べるか」も意識しようというわけです。若い方には肥満予防に、シニア世代には筋力低下を防ぐうえで、上手に活用したい栄養学です。詳しくはこちらを。セブンイレブンは昨年から、この時間栄養学に基づく商品をオリジナルバージョンとして、続々と売り出していると聞きます。「Cycle.me」という棚に並んでいる商品がそれです。ご自分に合ったものを、一度試してみてはいかがでしょうか。
2024.04.11
自宅で認知症のご家族を介護されている方が、このところ増えていると聞きますが、私の身近にもご主人の介護をされている方がいます。認知症になる前はとてもやさしい方だっただけに、病気のためとはいえ、なかなか気持ちが伝わらないのが悲しいと、ときに涙ながらに話してくれます。あまりに辛そうでしたので、ユマニチュードの話をしてみました。フランス生まれのケア方法なのですが、話しかけ方、かかわり方をちょっと変えるだけで、こちらの気持ちが伝わって、相手も優しく答えてくれる、という方法です。詳しくはこちらを参考に、是非やってみてください。→ ユマニチュードで認知症の方に優しさを伝える認知症介護に取り組むご家族向けの入門書もあります。家族のためのユマニチュード “その人らしさ”を取り戻す、優しい認知症ケア [ イヴ・ジネスト ]
2024.04.10
加齢性難聴は、早い人では50代から、聞こえにくさが始まっていると言われています。多少の聞こえにくさに気づいても、ついそのままにしがちでしょうが、難聴は認知症につながりやすいだけに、早めに対処を。その際は、必ず耳鼻科を受診して、それもできるだけ補聴器相談医のいる耳鼻科で、あなたの難聴の度合いにあった補聴器を処方してもらい、認定補聴器専門店で購入することをお勧めします。補聴器相談医のいる耳鼻科など、詳しくはこちらを。→ 難聴は認知症のリスク要因、直ちに補聴器を
2024.03.04
厚生労働省は2月19日、国内初の飲酒に関するガイドラインを公表しています。そこでは、飲酒による身体への影響には個人差があり、年齢や性別、抱える疾病の違いなどにより、健康リスクが異なるとしています。なかでも性別の違いでは、女性は男性と比較して酔いやすく、短時間でアルコール性の肝疾患になるリスクがあるとして、注意を呼び掛けています。飲酒に伴う健康リスクを避けるお酒の飲み方を、こちらで紹介していますので、是非参考に。→ 厚労省が国内初の「新種ガイドライン」を公表
2024.03.02
依然として人気の「糖質カット炊飯器」ですが、ご飯の糖質の低減率の表示に事実誤認があるとして、消費者庁は新たに4社に対し、改善を求める措置命令を出しています。その4社とは、「ニトリ」「リソウジャパン」「Areti」「AINX」です。表示されている糖質カット率を信じてご飯を食べていると、むしろ逆効果の可能性があります。→ 「糖質カット炊飯器」で本当に痩せられるの?あなたがお持ちの糖質カットを謳った炊飯器は、大丈夫でしょうか。
2024.02.10
家族など身の周りに認知症のある方がいて、あるいは仕事上、認知症者に関わらざるを得ないが、対応に苦慮しているという方が、このところ増えています。彼らがどんな世界に生きているのか、どのような生きづらさを抱えていたり、日々の生活で困っているのか、なかなか理解できないために、できれば関わりたくない、などと思っていないでしょうか。そんな方に、VRという仮想現実の装置を利用して、認知症の方の日常を疑似体験してみることをお勧めします。→ VR装置を活用して認知症を疑似体験してみる最近は、このVR認知症疑似体験を受けられるサービスを、なんと無料で提供する自治体が増えてきています。この先ますます増えることが予想されている認知症です。一度体験してみるのはいかがでしょうか。
2024.02.07
コロナが一段落してマスクを外す機会が増えてくると、周りの人の口臭が気になってきた、同時に、自分も臭っているのではないかと、心配になってきた、という友人がいます。口臭は誰にもあるものですが、はっきりした原因はないし、他人から指摘されるようなこともないのに、自分も臭っているのではないか、などと気になるようなら、歯科心身症に進まないうちに、こちらを参照に、早めの対策をと勧めたところです。→ 看護師の口臭と患者の口臭、原因に合った消臭を
2024.02.05
今日2月1日は「フレイルの日」です。フレイルとは、筋力の低下に象徴されるように、加齢に伴い心身が老い、衰えた状態を言います。かつては「もう年だから」などと諦めていたものですが、そのままにしていると要介護の状態につながりやすいことから、国を挙げて、その予防に取り組もうと、「フレイルの日」が制定されたと聞きます。まずはあなたの今の状態のフレイルリスクを、セルフチェックすることから始めてみてはいかがでしょうか。→ 健康長寿は「フレイル」の自己チェックから
2024.02.01
足のむくみが悩みの種とおっしゃる方は、たとえば看護師さんのように立ち仕事の方に多いようです。「職業病だから」と諦めている方もいらっしゃるでしょうが、いつもより足が疲れやすくなったりしたら、下肢静脈瘤のリスクを考えた方がいいようです。下肢静脈瘤の症状チェックは、こちらで紹介していますので、チェックしてみてください。→ 足のむくみと下肢静脈瘤は看護師の職業病?下肢静脈瘤は初期段階であれば、たとえば貧乏ゆすりで血行を促せば、改善も期待できます。血管拡張作用を期待できる入浴剤(ホットタブなど)を入れて、たっぷりの湯につかりながら足をマッサージするのもいいようです。是非やってみてください。\10%OFF★/本日限定! ★楽天1位★【公式】入浴剤 ホットタブ 90錠 [医薬部外品] 重炭酸 ウェルネス 薬用 HOT TAB 冬 ギフト プレゼント 睡眠 保湿 乾燥 肌 温活 疲労 温泉 冷え 高級 半身浴 中性 高濃度 塩素中和 無香料 無添加 赤ちゃん 女性 男性 肩こり 腰痛
2024.01.30
昨晩、NHKが子どもの発達障害を取り上げていました。視聴された方も多いと思いますが、友人のベテラン看護師さんによれば、「子どもたけでなく、大人の発達障害も増えている」とのこと。発達障害については、とかく「障害」としてとらえがちですが、彼女は「その方の特性としてとらえる」ことで、かかわりがスムーズにいくとのこと。→ 大人の発達障害―特性を踏まえたかかわりをもしあなたの周りに、「もしかしたら発達障害?」、という方がいたら、ちょっ見方を変えてみてはいかがでしょうか。
2024.01.27
在宅で介護をしていると、介護している家族のことや介護に関することは言うまでもなく、ご自分の健康のことや日々の生活のことに関しても、気軽に相談できる医療や介護に明かるい人がほしいものです。しかもその方は、どんなことでもじっくり耳を傾けてくれる、そして、「なるほど」と納得できる提案をしてくれる……。メッセンジャーナースとは、そういった方です。→地域で活動する「メッセンジャーナース」とは訪問看護師さんとして活動している方が多いのですが、まだ数としては少ないため、そうめったに出会えないのですが、もし身近にそんな方がいたら、是非、気軽に相談してみてください。きっと「相談してよかった」と思えるはずです。
2024.01.25
医師が発行した処方箋は、自ら、あるいは家族等が最寄りの薬局に持参しないと、薬を受け取れないと思い込んでいる方が多いようです。しかし、在宅介護をしている方にとって、いちいち薬局に行くのは簡単なことではありません。そこで是非活用したいのが、薬剤師さんによる訪問サービスです。詳しくはこちらを読んでみてください。→ 薬剤師による訪問サービスをご存じですかかかる費用を気にする方もいるでしょうが、介護保険も医療保険も利用できますから、自己負担分だけでOKです。
2024.01.22
毎月17日、つまり今日は「減塩の日」です。高血圧などで医師から減塩を指導されている方はもちろんですが、そうでない方も、とかく私たち日本人は、塩分過多の食事になりがちです。減塩食はおいしくないからと、途中で挫折してしまい、長続きできない方が多いようです。そんな方にお勧めしたいのが、国立循環器病研究センターが勧める、「かるしおレシピ」です。→ 減塩食が長続きしない方は「かるしおレシピ」を素材のうまみを引き出して、1食につき食塩2gなのに、おいしくいただけると好評とのこと。是非挑戦してみてください。
2024.01.17
このところどうも聞こえにくくなった、となると、CMなどでアピールしている「集音器」の購入を、考えるのではないでしょうか。でも、難聴だからと言って、ただ大きく聞こえればいいというものではありません。難聴は将来の認知症発症のリスク要因です。やはりきちんと医師の診察を受けて、そのうえで、この状態ならまだ補聴器でなくてもいいでしょうとなれば、集音器を購入されたらいいと思います。その受診先ですが、耳鼻咽喉科で、できれば補聴器相談医のいるところを。そのリストや詳しいことはこちらを。→ 難聴は認知症のリスク要因、直ちに補聴器を
2024.01.08
今のシーズンは、年間で骨折が最も多いそうです。転倒して、脚の付け根部分を骨折すると、要介護から寝たきりの状態になりやすく、特に骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の方は、注意が必要です。骨粗鬆症は骨がもろくなる病気ですが、なかなか症状が出にくく、症状を自覚したときは、骨がスカスカになっていることが多いと聞きます。幸い、各自治体が骨粗鬆症の検診をやっていますから、この検診でリスクを把握して、必要な手を打っておくことをお勧めします。→ 骨粗鬆症予防は骨粗鬆症検診の受診から
2024.01.07
歳を重ねるにつれて食が細くなり、食事だけでは必要なだけの栄養を補えないからと、エンシュア・リキッドなどの栄養剤を飲んでいる方は、その飲むタイミングで、迷っているのではないでしょうか。そんな方のためにと、岐阜大学の研究チームが、無理なく食事もエンシュアなどもとれる方法を、研究結果として提案しています。→ 食事の妨げにならない「エンシュア」の飲み方なるほど、と納得いけるのではないでしょうか。是非試してみてください。
2024.01.07
在宅で要介護高齢者を介護している方のなかには、誤嚥を防ぐために食事や飲み物にとろみをつけているが、どうもうまくいかない、という方が少なくありません。特に、エンシュアのような濃厚な飲み物は、とろみ剤がダマになりやすく、苦労されているのではないでしょうか。その解決策としては、こちらで紹介している「二度混ぜ法」をお勧めします。→ 「エンシュア」に「とろみ」をつけて誤嚥を防ぐコツは、例えば卵を混ぜるように、一気に素早く混ぜることです。それと、とろみ剤の追い足しをしないこと。是非やってみてください。
2024.01.05
聞こえが悪くなる「難聴」が将来の認知症につながりやすいことは、よく知られていて、早めに補聴器相談医を受診して、補聴器をつけることが勧められています。→ 難聴は認知症のリスク要因 直ちに補聴器を同様に、嗅覚の低下、つまりにおいを感じ取る力の衰えも、将来の認知症の予兆としてとらえ、「においトレーニング」に励むといい、とされています。その方法はこちらで紹介しているように、ごく簡単にできます。ただ、続けないと効果は期待できませんから、毎日、朝と晩、忘れずに続けることをお勧めします。→ 「におい」がわからなくなるのは認知症の予兆
2024.01.05
日本人に不足しがちな栄養素と言えば、ビタミンDです。日本人の98%は不足しているとの研究結果もあるほどです。しかも、この冬は最も不足しやすい。なぜなら、ビタミンDはその多くが、日光に当たることにより、体内で生成されているからです。冬になると、どうしても家に閉じこもりがちで、日光に当たる時間は極力短くなりますから。ビタミンDは、骨の健康に不可欠な栄養素ですから、不足した状態を続けていると、骨がスカスカになってくる「骨粗鬆症」のリスクが高まります。幸い、こちらで紹介しているように、食事や日光浴で、比較的簡単に必要量をとることができます。是非、取り組んでください。→ 日本人に不足しがちなビタミンDをどう補うか
2024.01.04
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