がん対策に関するものですが、
それを読んで、ちょっと驚いたことがあります。
がんの緩和ケアはいつから受けられるかという質問に、
「がんが治る見込みがなくなったときから」
と、22%の人が答えているのです。
いわゆる「終末期ケア」と「緩和ケア」を混同しているのです。
これは大変な誤解です。
緩和ケアは、がんの状態や治療内容などには一切関係なく、
がんと診断されたときから受けることができるものなのです。
実際、医療現場では、そう実践されています。
「まだ自分はがんの終末期ではないから」と、
苦痛や悩みを伝えずにいる方が多いようですが、
我慢しないで医療サイドにしっかり伝え、
緩和ケアを受けながら治療したほうが、
治療効果も上がることがわかっています。
こちらを参照に、緩和ケアを積極的に受けていただけたらと思います。
→ 「緩和ケアはがん診断時から」回答は半数以下
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