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見上げれば、僕の好きな雲が流れている。見ているだけで心が開放され、想像の翼が心を軽くするはずの雲。けれど今は雲を見上げることすらキツイ。どうしようもなく心が挫けて空を見上げることすら心苦しく、いたたまれなくなってしまった。僕はつま先を見つめながら歩いた。*********************************************久しぶりの更新……。
Apr 30, 2006
私は 二階の物干し台にいるあなたが 見つめている空を 見上げながら職場に向かう 空をとおしてあなたが 私を見守っている そう思うから
Apr 16, 2006
見上げた雨雲柔らかな褥身を放り投げて下界を離れしばらくお休み
Apr 15, 2006
夏休み父の田舎、神社の裏山に金属のプレートを見つけた。午後の陽射しを受けてギラギラと輝いていたけれどプレートを支えていた岩は、すっかり古びて苔むしていた。プレートには、星の海に散った同郷の戦友に捧ぐとのみ刻まれていたはずだ。見上げた頭上で反射鏡が、ギラリと輝いていたのを今も思い出す。遠くで雨の放水を告げるサイレンが鳴っていたことも。
Apr 14, 2006
どう伝えたらいいだろう自分の体を突き破って炎の翼を持つ鳥が飛び立ち雨雲を貫いて星空へ飛翔するような感覚だろうかかつて想像した住人の人生よりも長く雨雲に閉ざされた街の夜。少年が見上げた瞬間だけ、雨雲がさけて巨大な火の鳥の姿を目撃した、その少年のような気持ちだろうか当然と思えた壁の向こうに新しい世界を垣間見たような気持ちもう抑えておくことなどできはしない少年は好奇心を満たすためならば街を離れるだろう彼らを包み守っていた雨を抜けて彼は夜空を焦がす火の鳥を追うまぶしくて到底姿をたしかめることなんかできはしないただ瞼の上が熱く赤い輝きに焼かれて自分はなにかが生まれることを知る実を焼いてよみがえるようにイメージのシンボルは想像の翼を広げ輝きを放ちながら広大無辺の世界に飛翔する追いかけるかじっと見守るか絶えず誘いの声を聞きあたたかな羽ばたきを感じていつもの生活を繰り返すもし不図姿を消してしまったのならいつか旅先から暖かな輝きを発する鳥の羽を贈ろう凍りつく夜空をも焦がしてしまう熱い翼のかけらを静かな情熱とよろこびの証を輝く羽の入った小瓶を手にしたらさぁ、心と頭の枷をはずして風の中に広げてご覧それは翼にになってあの夜空へ少年が雲の切れ目に火の鳥を見たその夜空へ運んでくれるだろうゆらめく炎を透かしてみるきらめくは街の光朝日に背をむけて月を追って夜空を行こう
Apr 13, 2006
白い雲の上には広がる青空がある雲を切裂いて見る必要はない心を雲の上に押し上げれば青に染まっていくだろう街灯にはめこまれたレンズを覗けば雲の中に遊ぶ人魚の姿が見える雲の回廊を歩む自分の影も必要なのはイマジネーション夜の闇に流れる水闇をくぐりぬける魚たちたとえ多くの自由を奪われてもイマジネーションは手放せない想像する力がなくなれば姿はあってももうそれは自分ではない
Apr 12, 2006
そばをすすってうなだれて帰る夜空光が闇がかわるがわる
Apr 11, 2006
雨上がりの朝指に絡まる風の心地よさ柔らかな湿り気を帯びた絹布のような感触
Apr 10, 2006
私が死んで、もし許されるのなら骨は細かく砕いて、これからいう場所に葬ってください。ひとつまみは東京湾にひとつまみは強い風の中にひとつまみはロケットに入れて大気圏の外へひとつまみは新宿の超高層ビル街にひとつまみは東京駅にひとつまみは羽田空港にひとつまみは成田空港にそして井の頭公園にもひとつまみすべての骨が分解されて消えたら残ったロケットの骨に魂を乗せてこの星を上から眺めていたい。もし不滅の魂があるのだとしたら、そう、天国へも地獄へも極楽へも行かずこの星の上かもしくは月へ行きたいもの。
Apr 9, 2006
先なきものは手近なものにかみついて自分の意気を見せようとする時に驚くものもあるが多くは頭を垂れて「終わりも近い」とつぶやく
Apr 8, 2006
今ごろになってワイドショーはアイフルのあくどい取立てを報じて、それがいかに酷いものかと繰り返し伝えている。一時期はどの民放でもアイフルのCMが流れ、その間はアイフルの被害については滅多に報じなかった。スポンサーにはたてつけなかったのだろう(そんなメディアがNHKが国とつるんだ云々と批判するとは笑止である。NHKの費用を全額国民が直接払わぬ限り、国はNHKの大口スポンサーだ、民放に対するアイフルと同じである。サルの尻笑いだ)。いま(4月17日朝)朝のワイドショーを見ると、解説者が「タレントや犬を使って云々」と批判している。CMが流れている間は、そんなことをおくびにも出さなかったというのに。これまた笑止千万である。あのCMが流れたころ、京都ではアイフルに対して一部業務停止命令が出たとネットでは報じていたのだが、テレビでそのニュースを見た覚えはない。アイフルの罪をいっせいにメディア(テレビ放送)が取り上げたのは、アイフルの株が値をさげて、もうスポンサーとして価値がなくなったからであろう。そんなものだ。ほかの金融系企業はどうなのだろうか? 大口スポンサーであり、その罪が隠しようもなくならない限り、テレビはスポンサーの罪に目をつぶり続けるかもしれない。金融系企業にだけでに限った話ではない。真実安心してみられるテレビを求めるのなら、我々自身が等しくスポンサーにならなくてはならない。国や企業の大口援助すらもはねつけるか、一定額しか受け付けない、そういったテレビ局を作らなくてはならないだろう。
Apr 7, 2006
海から押し寄せる大気が街を次々と飲み込んで平野を南から北へゆっくりと移って行く巨大で輪郭の薄い腹足類の幽霊のような湿った大気が雲をまとって緑の平野を渡って行く
Apr 6, 2006
稲妻のように鋭く幾度も曲がって都市の中を抜けていく運河磨かれた鉛のように白いみなもに細かい波形のような都市のシルエットが食い込んでいるかすかにけぶる街を見下ろしながら渡っていく川よりも深く白い空の中を
Apr 5, 2006
朝、曇り空を見上げると心落ち着く僕は雲の上に青い空が広がっていることを知っているからだけれど雲ひとつない真っ青な空を見ると不安になるのっぺりとした青空はまるで薄っぺらな書割を鼻先に押し付けられているようで息苦しくたまらなくなってしまうからだ青空の向こうに宇宙が広がっているなどとどうして信じられるだろうか
Apr 4, 2006
問:救われる機会もないまま奪われる命もあれば救いの手を差し伸べられて与えられる死もあるこの二者の関係を述べよ。
Apr 3, 2006
"公共"日ごろ人はそれをようなきものと言いのちに必要になってあわてふためいて求めるひとりの人が抱えられる荷物などたかがしれているではないかだが人々は自分の荷物だけを大事に抱え困り果ててうろつきまわっている
Apr 2, 2006
「僕にはね、楽園があるんだよ」彼はそう言い置いて去ってしまった楽しそうではなかった寂しそうにも見えたただ、心安らかだったとは思う彼の目を見れば、それがわかったそう、諦観していたのかもしれない「僕にはね、楽園があるんだよ」彼の言葉がまだ耳に残ってる
Apr 1, 2006
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