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2009年ももうあと8時間余り。先程、家族で酒屋に買い物に出かけたのですが大晦日ということもあり、人出は一服した感がありました。さて、皆さんにとってこの1年は如何でしたでしょうか。名古屋は、トヨタで持っていると言っても過言でない地域ですので、私たち住宅業界だけでなく、多くの企業でもその影響は大きなものがあったと思います。サブプライムローン問題に端を発した景気の後退による需要の減少だけでなく、円高による輸出産業の打撃は少なからぬものがありました。ただ、私たちのような特殊な中小零細ビルダーにとっては然程大きな影響がなかったというのは、不幸中の幸いだったとしか言いようがありません。強い風は、私たちの頭の上を吹いていたのです。勿論、私たちは自社でカナダから資材を輸入しているという関係で、逆に円高の恩恵を被った訳ですが、量が量ですからそれも大したことはありませんでした。こうした状況から、2009年は他社と違ってまずまずの年だったと思います。お客様の高い要望に対して応えられるだけの知識と技術がホームメイドにありました。それが私たちへの信頼につながったのかも知れません。2010年を含めて、今後5年は住宅産業も厳しい時代が続くことが予想されます。今までの日本の住宅着工棟数は、約110万戸でしたが70万戸を割りこむ水準まで落ちてきているからです。約3分の1強の需要が減ったのです。これでは、大手住宅メーカーのみならず、中小の地場工務店もここ1年のうちに多くが淘汰されることを意味します。つまり氷河期がやってきたのです。もう大きな住宅メーカーが、安心出来る存在ではなくなってしまったのです。氷河期で生き残った生き物は、小さな哺乳類だったというのを覚えていますでしょうか。自分の体を維持するだけなら、多くの食料を必要とせず、飢えに対しても忍耐強く立ち向かうことが出来るのです。また、体に比べて頭が大きく、俊敏に動くことが出来ました。私は、そんな企業がこの厳しい2010年を乗り越え、新しくやってくる春の時代を謳歌すると考えています。私たちホームメイドには、そういった素地があると確信しています。また、私たちの理念を支持してくれる仲間やお客様も多くいてくれます。2010年は、来るべき春に備える大切な冬ではないでしょうか。私は、そんな気がしてなりません。同じ坂でも、下から見れば上り坂、上から見れば上り坂なんてCMがTVでやっています。つまり、心の持ち様や見方で物事は変わります。あなたもポジティブに2010年を考えてみませんか。資材が安くなり、住宅減税が実施され、消費税アップ前の今こそ、何世代にも亘って価値のある住まいを創るチャンスなのです。
2009年12月31日
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守山区C邸は、玄関などにアーチの梁(ハリ)やハーフサークルの窓を使っていますが、昨日お伝えしたように内部にも大アーチを作っています。そう、このおうちは、多くの曲線でデザインされた建物なのです。大アーチは、リビングとダイニングとの間の壁に形作られていますが、玄関ホールとリビングとの間にある2つの並んだ入口も小さなアーチが取り入れられました。至るところにあるアーチを探してみるのもこのおうちの楽しみかも知れないですね。こういうことって、お客さん自身の家づくりへの思いがないと生まれないことなのです。特に、奥様の夢や憧れが大切です。勿論、そういうことを面倒がらずにやれる技術や意欲のあるビルダーと出会えるかどうかも必要なことです。
2009年12月30日
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以前構造むき出しの時にご覧頂いた大きなアーチ。ドライウォールの下地施工が完了したら、こんな感じになりました。こういう仕事をするには、たくさんの石膏パテとたくさんの職人の手間が必要ですが、やっぱりやったらやっただけのことはありますね。エッジが丸くなった開口部は、地中海のしっくい壁の建物を連想させてくれます。これから、ここにPARAで色を塗っていく訳ですが仕上がったらきっとソフィスティケーティッドな雰囲気になると思いますよ。また、同じアングルで定点観測のようにご報告しますのでお楽しみに。
2009年12月29日
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先日、守山区 C邸のレンガ積みが完了しました。最後の仕上げを、イギリス人のレンガ職人一人がやってくれていましたが、1週間くらい前にそろそろ終わるということを話してくれていました。。アーチに積む為の下地材も外れて、レンガの全容が現れたのですが、やっぱり本物は違いますねぇ。人の手で積んだという手づくり感や厚みからくる重厚感は、他ではあり得ない代物です。特にアーチは、下に支えるものがなくても、レンガ同士がお互いに持ち合いをして力を横方向に分散させるという自然の法則に則った構造が素晴らしい。また、外観は次回にお目に入れますが、どんどんよくなってくるのが分かりますね。おおよそ今日で今年の仕事は、終わることになりますが来年に向けていい一年だったと思います。年始に掲げた「飛躍」という書初めにぴったりの仕事をさせてもらえた気がします。どうぞ皆さんもこの一年を振り返ってみては如何でしょうか。明日は、ホームメイドも仕事納め。今年一年、有難うございました。感謝
2009年12月28日
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10年以上前に建てさせて頂いたおうちの門扉が朽ちてきた。腐りにくいと言われるシダーを用いて作ったんだけど、PARAティンバーケアのような塗料がなかった為、当時の水準では毎年塗り直しをしない限り、こうなってしまうのは致し方ないところでした。そこで、今回朽ちない材質のもので、門扉を作りたいということになり、おしゃれなロートアイアンを駆使して、従来の大きさに合わせて作りました。友だちの建築金物屋さんにお願いしたのでお値打ちで丁寧な仕事をしてくれました。扉の上下にあるパネルはステンレスですので、薄い板でも長持ちするように工夫をしてくれています。あと、パネルに付いているリボン状の飾りは、お待たせしたのでサービスしてくれました。丁度雪が降った次の日でしたので、現場施工は大変でしたが、夕方遅くまで頑張ってくれました。いや~、お客さんも本当に喜んで頂いていて慌しい季節で大変でしたが、よかったです。手間・暇掛かるオーダーメイドなら、言って下さいね。Merry Christmas to you!!
2009年12月25日
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現在、現場はドライウォールの施工真っ最中なんだけど、その前に撮った写真がこちらです。大工さんが、2x6の柱材に切り込みを入れてアーチの形に曲げて作ってくれました。こんなにゆったりとしたアーチの壁の下を何人の人が横並びでくぐれることでしょうか。広いパーティ会場にもなるようにアレンジしたダイニング(手前側)とリビング(奥側)との間にこんな大開口のアーチがあると壮観です。勿論、このアーチも角を丸く仕上げるブルノーズのドライウォール仕上げで施工します。そうした仕上げをするには、特別なコーナー材が必要ですが、そういう資材も自前で持っているのがホームメイドのいいところ。在庫もマニアックですよねぇ。人がやらない楽しいことにチャレンジしたいといつも思います。だから、そういうお客さんだけが、うちを探してくるんでしょうねぇ。いずれにしても、仕上がりましたらまた写真をお見せしたいと思いますので、ご期待を!
2009年12月21日
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贈与税非課税枠を1500万円に=若年層の住宅取得促進-税調http://www.jiji.com/jc/zc?key=%c2%a3%cd%bf%c0%c7%c8%f3%b2%dd%c0%c7%cf%c8&k=200912/2009121800956今年も来年の税制を決める時期が来ました。家づくりをされる方にとっては、新築や増改築の際に税金面での優遇があるかないかは、非常に関心があるところですね。今回は、親などから資金を援助して頂いて家づくりをする場合、通常、施主である子は贈与税を支払わなければならないのですが、今までは500万円までの資金援助であれば非課税だったものが、来年は1,500万円、再来年は1,000万円までの援助はOKにしようという内容で固まったようです。これは、言い換えれば、住宅市場の活性化の為に、大きな金額の生前贈与を認めるということに他ならない。家族にある程度の財産があって、相続税対策をしなければならないという人には、チャンスなのかも知れませんね。政府は、住宅産業の活性化や保護を目的に、所得税の控除や贈与税の非課税といった施策を実施しますので、家づくりをお考えの方は、よ~くニュースを見ていて下さいね。必ず皆さんのメリットになることがあるはずです。勿論、その際は実施の時期も重要ですから、その点も押さえておいて下さいね。そうそう、これはまだ予算承認前の案(ほぼ決まりですが)であることをお忘れなく(笑)
2009年12月20日
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朝方雪も収まったので、今日も年末のご挨拶回りに出掛けた私。知立や西尾のお客さんのところにも行かなきゃと思っていたので、先日建方工事が終わった西尾市のM邸にも寄らせて頂きました。ふきっさらしの中、屋根屋さんが一人、アスファルトシングルを施工していました。いや~、この寒さの中、お疲れ様ですぅ!もう数日で葺き上がるといった感じでしょうか。いつもながら、なかなかきれいな屋根材です。そして、室内では大工さんがもくもくと下地の施工をしていました。何の下地かって?それは、お施主さん自らがいろいろな棚などを取り付けられるようにする為の下地なんだなぁ。だから、外壁の壁でもないのに、いっぱい合板が壁に仕込んでありました。あと、今どきちょっと珍しいかも知れませんが、引き戸の玄関ドアも付いていました。そうそう、いつもうちでお願いしている大工さん、彼は九州 人吉市出身らしいのだが、お施主のお母さんも同郷だったそうな。不思議なご縁があるもんですねぇ。そういうちょっとしたつながりが、お互いの安心感になるのも、本当に不思議です。不思議が集まるおうちなのかも知れないですね。
2009年12月19日
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■「基地局の電磁波で健康被害」KDDIを提訴(読売新聞 - 12月17日 11:10)http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091217-OYT1T00462.htmこの話は、よく語られる話だと思うし、あり得る話だとも思うのだけれど、この基地局が原因かどうかを判定するのは、相当難しいかも知れません。健康被害の多くは、住まいや食事に含まれる化学物質など複合的な要因が重なっているでしょうし、電磁波が及ぼす影響がどんなことかを病理学的にはっきりとさせる為には、まだまだ時間が掛かるように思います。基本的に、私も高圧電線の鉄塔や携帯は好きではないのですが、自動車の排気ガス同様、それに社会が頼っている現状は否定することは出来ません。矛盾を内包しながら、生きていかなくてはいけない私たちは、まさに煩悩のかたまりなのかも知れません。ただ、だからと言ってこの問題を野放しにするのでなく、社会に問いかけた意義は大きいのではないでしょうか。これが立証されて、社会で認められることになれば社会構造や産業構造自体に大きな影響を及ぼすでしょうから隠蔽体質の日本ではうやむやになるような気がします。いずれにしても、私たちが自然とかけ離れた生活をしている限り、問題を対処療法で先送りする以外ないと感じます。皆さんは、どう思われますでしょうか?
2009年12月18日
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以前、ホームメイドのHPを見たというアメリカの設計士さんからメールでコラボレーション出来ないかという連絡があったというお話をしましたが、最近いろいろな外人さんからの問い合わせが増えてきています。写真の彼ではありませんが、今はアメリカにいるんだけど、そのうち日本に帰ってドライウォールの仕事がしたいという職人さんも年明けに遊びにくるなんてメールも来た。そして、今日は関西在住のスコットランド人の方から電話。まだ土地を探している最中なのだが、HPを見て他の住宅メーカーよりも頑丈そうなので、問い合わせしてきてくれたそうな。彼は、スコットランドのレンガの輸入も考えている様子。コスト(予算)に問題なければ、どんどんチャレンジしてみたいが、さてさて名古屋からどうやって建築をコントロールすればいいか?でも、こういうことを考えられるようになったということだけで、NET社会が我々にいかに大きな影響を及ぼしているかが分かります。ホームメイドが進んでいくところは、どうなるんでしょうねぇ。他の日本のビルダーが全く追随出来ない遠くまで行ってしまうような気がしてきました(笑)
2009年12月17日
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先日、ある会合で知り合いの建築屋さんが、こんなことを言っていた。「敢えて完成した家を造らないで、ある程度出来上がった状態で住み手が手を加えて完成させるという建築が、これからの住宅トレンドになるかも知れない」いわゆるセルフ ビルドですなぁ。私たちのような建築屋に全てを任せないで、最後の仕上げや棚作り、ペンキ塗り、ワックス掛け、各部の調整、カーテンの設置なんてことなら、ちょっと教えてもらえれば自分で出来る。勿論、マニアックな人なら最初から最後までやってしまう人もいるだろうが、本業があってそこまで時間が取れない人がほとんどだろう。そんな人が、ちょっとした趣味としてそういうことをやっていくというのは、欧米的な考え方かも知れない。(欧米でも何も家のメンテナンスはやらないという人もいますけどね・・・)低成長社会の中で、お金を掛けずに暇を見つけて自分の手で家の手直しをするなんてことが、必要な時代になってくることは確かだと思う。何が何でも完成していなくてはいけないなんてもう古い考え方なのかも知れないですね。ただ、実際のところ、今の日本の家って本当に完成しているのかと言えば、それもちょっと違う気がする。だって、私たちが完成引渡しをした時点では、まだ家具などのインテリアが入っていなかったりしているではないか。いつも私が言うように、住まいはいつも変化・進歩している。子供が生まれればベッドや机を増やしたり、築10年もすれば外壁の塗り替えや部屋の模様替えをするはずです。住まいにおいてベターなことはあっても、これがベストということは、一生涯あり得ないと思います。いつもよりよい住まいを実現していくってことは常に家は未完成なのではないでしょうかねぇ。
2009年12月13日
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先日地鎮祭を行った時には、アスファルト敷きの駐車場だった敷地ですが、きれいにアスファルトも撤去されて更地のようになりました。こうした撤去作業の際に一番気を遣うのが、敷地境界の杭と道路側溝などの周辺です。杭は、お隣との所有区分をはっきりさせる為にお互いが立会いの下打たれていますから、これを触ったら測量のし直しなど大変なことになってしまいます。道路も地域自治体が管理するものですから、そちらを破損させても復旧義務を負ってしまいます。また、撤去したものがお隣に飛んでいってしまったりしてもご迷惑になりますので、養生カバー等も必要になります。簡単なことのようですが、こういった気遣いが大切なんですね。あと、こういう撤去&解体作業の時は、雨降りが一番いいとされています。それは、作業の際に出る埃があまりご近所に舞わないということや、ご近所の洗濯物などが干されていないので、作業の迷惑が掛かりにくいのです。まあ、そう言っても人間のやることですから思わぬ失敗をする時もあります。そういう時の即座の対応も、信用を勝ち取る大切な行動です。さて、この次は、地盤改良工事です。
2009年12月12日
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今日は、あいにくの雨模様。そんな天気予報だったので昨日、うちのスタッフが心配して雨仕舞をしに現場に行きました。でも、建方工事の大工さんたちは、仕事が終わった後、棟木の部分の通気スリットが入っているところに雨よけのブルーシートを少しのたるみもなくビシッと既に張ってくれていました。その几帳面さには、うちのスタッフもビックリ!そして、室内、室外どこを見てもチリひとつ落ちていない。写真のように滅茶苦茶きれいに掃除をしてくれていました。これ、簡単なようでなかなか出来ないことなんです。建方工事ですから、釘もたくさん使いますし材木も電動ノコで切ったりしますから、おが屑なんかもまわりに飛び散ったりして、どうしても何がしか散乱したものが残っていたりするものなんです。何かうちの現場が日々こうして進化していくのを見ると嬉しいやら恐ろしいやら・・・・。うちのスタッフも大工さんも現場に気を遣う心はひとつ、なんていいですよねぇ。いい仕事は、美しい現場から・・・。きっとこのおうちも目に見えないエネルギーのようなものを秘めた建物になってくれるんじゃないでしょうかねぇ。
2009年12月11日
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スタッフのみんなが、いろいろ準備してくれた現場でお客様と一緒に昨日地鎮祭を行いました。今まで近隣の皆さんに駐車場として利用頂いていた場所にお住まいを建てさせて頂きます。土地探しに始まり、プランの検討等たくさんの時間とアイデアを以ってようやくここまでに至った経緯がありますので、施主様も感慨ひとしおだったのではなでしょうか。ボストンやトロントの古いレンガ積みの建物を意識した赤レンガの素敵なおうちを計画しています。木製のガレージシャッターが、3つリズミカルに連続する様子は、重厚な倉庫をも連想させるデザインになっております。細長い限られた敷地でも、こんなに楽しいおうちが建つことを今後お見せしてきますので、ご期待下さい。完成予定は、6月。さてさて、ホームメイドとお客様との間でどんなコラボレーションがなされるのか。使う素材は殆ど変わりませんが、違う絵の具を混ぜるように、お客様によって全く違うデザインに変化するのは不思議です。現在進行中のお住まいは、これで3つ。私たちの思いが、ようやく世の中にも受け入れられるようになってきたのかも知れないです。この建築不況の中、順調に仕事をさせて頂いているのは本当の豊かさというものを訴えさせて頂いてきた情熱と努力だけでなく、お客様の理想や夢が大きいのも言うまでもありません。新聞等に取り上げられる機会もこれから多くなると思いますが、私たち ホームメイドは、浮つくことなく自分たちの思いをしっかり実現していきます。社是は、今後も「感謝 創造 熱い心」です。
2009年12月10日
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既に12月。いよいよ2009年も終わりに近づいてきました。今年もささやかですが、ご挨拶の品を持ってお客様の皆さんのお宅を訪問させて頂きます。と言いながら、既にお渡しした方もたくさんいらっしゃるのですが・・・・。以前勤めていた会社からのお客様からは、「ホームメイドさんで建てた訳ではないので、もう気を遣わないでいいよ」とおっしゃって頂きますが、一度受けた恩義は一生忘れないというのは、当たり前のこと。ですから、今年も伺いますよぉ~。別に何も仕事を頂かなくてもです。さて、今年お渡ししているのは、このブランケット。要は、ひざ掛けですが、これがなかなかの肌触り。何せプレミアム タッチですから。ちょっとない感触ですから、まだ伺っていない方は楽しみにしていて下さいね。私たち ホームメイドは、これからもただただ愚直にお盆前と年末の年2回、必ずお伺いさせて頂きます。面倒ですが、どうぞ快く受け取って下さいませ。感謝
2009年12月08日
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冬至も近くなってきて、お昼が過ぎたと思ったらすぐに陽が傾いてしまう今日の現場。ここの現場は、9月頭に地鎮祭をしたのですが、地盤調査の結果、思わぬ地盤改良工事などが必要となって、ようやく建方工事までたどり着いた西尾市のM邸。ある程度工場で壁や床などをパネルにして造ってきてあるので、現場での工事は早いです。まあ、その分準備に時間を掛けてはいますので守山区のC邸同様、仕事は美しいですねぇ。それにしても大工さんたちは、こんな高いところで怖くないのでしょうか?ビルダー会社を経営しているとは言え、元来高所恐怖症の私は、こんなに華麗には動けません。でも、ほんと落ちたら大変だから気を付けて下さいね。勿論、万一の際の工事保険は、ちゃんと掛けていますけどね(笑)冬の柔らかな陽射しに映える真新しいスプルスパインファー(材木の種類です)。年末までは、あと一息ですので、頑張って下さいね!
2009年12月07日
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先日、守山区 C邸のレンガ積みのオープンハウスを開催しましたが、その際中部経済新聞の記者さんが取材にいらっしゃいました。レンガ積み自体も珍しいのですが、イギリス人のレンガ職人さんがわざわざ来日して積んでいるというのがポイントかも知れません。ちょっと分かりづらいかも知れませんが、記事に掲載された写真は、ウェインという職人さんが狭い玄関ポーチの内側に入ってアーチの部分を積んでいるところです。現在、私たちがレンガ積み施工を予定している現場は、大府市と豊田市にあります。また、計画のお話を進めているのは、名古屋市に2件。こうやって、レンガ積みのおうちが至るところに出現するかと思うとワクワクしませんか。政府主導で200年住宅モデル事業なんてことを大手住宅メーカーが推進していますが、これぞ、高耐久長期優良住宅だと思いませんか?うちってほんとに労働集約型ローテクですよねぇ。記事の内容は、下記サイトからご覧下さい。12月2日付 中部経済新聞 記事:http://www.homemade-co.com/homemade/img/chukei091202.jpg
2009年12月05日
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昨日、ウェッジというJRが発行している雑誌を読んだ。随分前にもらったんだけど、なかなか読めなくてほったらかしにしていたのだ。そこに、東京で落語会を自主開催しているという記事が載っていた。予算もなく、皆ボランティア。だから、誰ひとり欠けてもこの会の運営に支障が出るのだとか。きっと、能力のある人、時間のある人、力のある人、また、それらの逆の人。いろいろいるんだと思う。でも、それぞれが一生懸命お互いを思いやって動くからそれが大きな力となっていると書いてあった。会を主催する人、それを自ら番頭と呼んでいるのだが、自分は落語に出てくる与太郎だと言う。能力のない自分を見て、周りが助けてくれる。そんな江戸の人情味がこの東京にも残っていると。また、参加している落語家さんが、こんなことを言った。「水墨画に余白があるように、落語も世の中も余白が大切です。全てを完璧にやるのは無理があるし、面白くない。互いが助け合ったり、譲り合ったり出来る余白が世の中には必要なんです。」うまいことを言うなぁと感心した。家づくりでもそうなんだよなぁ。せっかくの家づくりだから、何でも完璧にしておきたいというのは人情なんだけど、予算や時間、法律やデザインには制限がある。それでも、何とか無理やりやろうとする。そこには、さっきの余白ない。少しやり残した部分があってもいいじゃない、不完全とも思える状態や自分の希望にそぐわなかった部分があっても、それはそれでよしとする、そんな余白がある方が、豊かな人生を送れるような気がします。そんな余白を私たち建築屋と一緒に考えていく。更に筆を加えるように、インテリアを工夫する。まだまだやれる余地があるって、素晴らしいことじゃないですか?あまり力まず、リラックス、リラックス・・・。尚、写真は日本で最高の水墨画と言われる長谷川等伯 竹林図屏風です。
2009年12月03日
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9月に英訳したHPを作って3ヶ月。その間、いろいろな新しい出会いが生まれました。住宅建築業界で誰もやっていなかったことをやるのって素晴らしいことですね。インドから資材の売り込みもありました。そして、最近ホームメイドのHPをご覧頂いて日本で設計デザインの仕事を一緒にやらないかとアメリカのある設計士から提案がありました。2x4工法の発祥地であるアメリカですから、私たちの建築方法と全く違いはありません。今日、彼が設計したお宅ということで送られてきたのがこの写真。アメリカの豊かな自然を背景に、まるでサンダーバードの秘密基地のようなガレージを備えたレジデンス。かっこいいですね~~ぇ。耐震対策や国内の法規制の問題はありますが、素晴らしいアメリカン デザインの家が日本で建ったら、さぞや面白いでしょうね。単に英語が少し出来るというだけで、これ程世界が広がっていくかと思うと、ワクワクします。まだまだお互いがどんなことが出来るのかを探っている段階ですが、デザイン、素材、技術、どれを取ってもスペシャルな家づくりって贅沢ですよね。ホームメイドは、大化けするかも知れませんよ(笑)
2009年12月01日
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