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常滑市のお客様の輸入住宅で、玄関ドアの補修作業を行いました。ドアのメーカーは不明なんですが、面材がファイバーグラスで出来た木目調のダブルドアが付けられています。ドアにはステンドグラスが挿入されているのですが、屋外側の額縁材が劣化してたくさんの割れが入っています。このままにしておくと、ガラスの中に雨が入って曇ってしまう恐れもありますので、放置するのは危険です。ステンドグラスを押えるガラス押え(額縁材)は、プラスチックで出来ていますから、太陽の紫外線や熱にはあまり強くありません。そういう素材ですから、私たちは保護材として定期的に塗装をするようにお勧めしていますが、この額縁材だけ塗装をしないという他の業者さんも多いのです。こちらのお宅がどうだったかは分かりませんが、相当劣化が進んで割れが開いてきている状態ですから、新築してからしばらくはあまり気にしていなかったのかも知れません。ただ、樹脂製の額縁材は、北米ではあまり売っている部材メーカーがなく、未だ交換用のパーツを探せない状況にあるのです。取り敢えず、プラスチック専用の補修パテを使って、割れた箇所を埋めてみました。意外としっかり馴染んでくれているようですから、この上から塗装をすれば、何とか納まってくれるような気がします。それでも、時間が経てば、また隙間が開いてくるかも知れませんから、一時しのぎといった感じになるかも知れません。何とか交換用の新しいガラス押えを見つけ出して、ちゃんとした補修が出来るようにしないといけませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月28日
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清須市のお客様から玄関にあるミラーバイフォールド・ドア(鏡折れ戸)の開閉が出来ないので、修理をして欲しいというご依頼がありました。どんな状況かチェックしに伺った処、上枠に付いているレール内を走るローラーピボットと呼ばれる部品が機能していないことや、折れ曲がるドアとドアとを支えるヒンジの取付け台座が破損していることが分かりました。マニアックなミラーバイフォールド・ドアでしたが、プラスチックで出来た台座パーツやローラーピボットを探し出して調達することが出来ました。写真は、ローラー部分が外れた古いローラーピボットと新しく調達した新品のローラーピボットです。色は違いますがサイズは全く同じですし、この部品は殆ど見えない場所に取り付けるものですから、特に色の問題はありません。折れ戸を開閉する時は、いつもガチャガチャ音がしますので、レールを左右に走るローラー部分はどうしたってストレスが掛かります。また、玄関の下駄箱用ですから、ドアの開閉は頻繁になってしまいます。そういった負荷が大きなドアパーツは、10~15年くらいで交換してあげてもいいかも知れませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月27日
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東京の大手住宅メーカーの方から輸入サッシの窓が開けられないので、修理をしたいというご相談を頂きました。サッシは、ローウェン(Loewen)製のケースメントサッシ。窓が開かない不具合とのことで、状況を写真で送って下さいとお願いした処こんな写真を頂きました。窓を開閉するオペレーターハンドルとそのカバーが外され、隠れていたオペレーター本体が顔を出しています。ただ、回転軸の根元の処に、横からビスが打ち込まれているではないですか。普通、こんな処にビスがある訳はありませんし、そのビスも変に曲がって付いている状況ですから、誰かが無理矢理ビスを打ったという感じです。ビスが回転軸を押さえ込んで、それが邪魔をして回転軸が回らなくなっているのだと思いますが、恐らくこれは回転軸の奥の方が折れていて、その為に軸が抜けてくる状況になったが為にビスで軸を固定したんだと思います。こうなってしまうと、当然軸は回転しませんし、ビスを外してしまうと今度は軸が抜けてきて、ギアと連動しなくなってしまうので、どちらにしても窓を開閉することは出来ません。お客様は単に軸の部分を交換すれば直るとお考えのようですが、回転軸はオペレーターの一部ですから、オペレーター本体全部を交換する必要がありますし、その前に軸に不具合が起きた原因を突き止めて、それを解決してやらないと、交換してもすぐに同じトラブルが発生するだけです。輸入サッシは初めてという人が、窓が開けられないという単純な事柄も解決出来ないという状況では、そこまで考えて問題に対処するというのは難しいかも知れませんね。やはり、餅は餅屋ですから、私たちが東京まで伺って修理や調整を行った方がいいと思いますが、名古屋からの出張費はどうしても掛かります。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月26日
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先日大分のお客様からシングルハングサッシ(下窓だけが開閉する上げ下げ窓)のバランサーを調達したいというご相談を頂き、北米の部品メーカーに依頼していた品物が到着しました。それは、ミルガード(Milgard)製の上げ下げ窓に使うチャネルバランサーと、その関連部材である樹脂製のトップガイドです。ロシアがウクライナへ侵攻を始め、世界が混沌としている中でも、まだ国際流通のシステムについては平静を保った状態です。ただ、今後は原油の高騰や為替の大幅な変動、それに伴う輸送コストの上昇や日本への船便の不足といった要因によって、今後海外からの調達には時間と費用が掛かってくるのは必至です。また、パラリンピックが終了した後、中国が台湾問題に動き出す可能性を考えると、更に物流が滞るリスクが高くなりますから、今年の前半戦は社会や経済が混乱するかも知れませんね。私たちは、そうなる前に出来るだけ手配を早めて、輸入住宅の修理やメンテナンスへ適切に対応出来る体制を作るべきかも知れません。今回入荷した商品は、お客様側で取り付けて頂きますから、私たちは資材の手配までを行うだけですが、出張修理までご依頼頂くことになるとガソリン高やコロナの影響も気になります。嫌な世の中ですが、粛々と私たちは仕事をこなし、皆さんのおうちを少しでも長く維持して頂けるように努力するのみです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月25日
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こちらは、ジョーデン(Joden)製の洗面用水栓金具です。10年以上お使いとのことで、水道を止めても蛇口からポタポタ水が落ちるという状況だそうです。こういう場合は、いつもお話する通り水栓内のセラミックバルブに不具合があって、それを交換すれば元通りになると思います。ただ、ジョーデンの水栓金具に使われているカートリッジバルブは、旧式のものと新式のものが存在し、旧式のものの場合は既に生産が終了していますから、水栓ごと交換する以外に方法はありません。(部品の在庫もない状況です)新しいタイプに切り替わったのは、2006年頃ということですが、同じデザインの水栓金具でも古いカートリッジバルブが装着されていたものが店頭で長く販売されていた可能性がありますから、それ以降に購入したものでもちゃんと部品を確認する必要があります。バルブの形状や寸法を確認する為には、水栓からバルブを取り外して部品単体にしなければなりません。普通であればそれ程問題なく水栓を分解出来るはずですが、10年近く使っていると、バルブのネジ部分も錆び付いていますから、適正な工具を用いないと取外しナット等が舐めてしまい、最悪水栓ごと交換することになってしまいます。少しやってみて、ちょっと無理そうだなと感じた時は、私共のような専門家に相談して取外し調査をしてもらうことをお勧めします。尚、輸入水栓を知らない町の水道屋さんにお願いするのには、少しリスクがあるかも知れません。インチ対応の工具があるかや輸入水栓を何度も交換した経験があるかといったことを確認してから依頼するようにしたいものです。(意外と、作業は初めてという人は多いのです)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月23日
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関東のお客様から玄関の輸入ダブルドアに装着したガードプレートを新しいものに交換したいというご相談を頂きました。木製の美しい輸入ドアに2つのガードプレートが付いているのですが、ゴールドの色が少し落ちてきたということで、きれいにしたいというお話です。こちらの写真のガードプレートは、5年くらい前に私共がお客様に出荷したものなんですが、分厚いステンレスに金メッキをしたもので、頑丈さは折り紙付きです。ですから、ダブルロックでダブルのガードプレートという構成なので、防犯上はほぼ万全と考えてもいいように思いますが、メッキの色落ちだけはどうしようもありません。おうちをいつもきれいにして頂けることは、本当に素晴らしいことだと思いますので、適宜交換頂くことは問題ありません。常に美しくして頂いているおうちには、空き巣や泥棒も入りづらいというのが定説です。ただ、貧乏性の私としては、交換時期はちょっと早めかなという印象があります。まあ、あくまで印象ですが・・・(笑)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月22日
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神戸のお客様から鍵爪部分が丸くなったドアラッチを調達したいというご相談を頂きました。写真を確認した処、タイタン(TITAN)製の内鍵付きドアレバーということが分かります。こうしたレバーは、外からは開けられないように内鍵用のサムターンが付いているものですから、トイレのドアによく付けられます。ただ、ご覧のようにドアラッチの鍵爪が引っ込んだまま出てこない状況ですから、当然鍵も掛けられません。トイレで鍵が掛けられないというのは、男性ならまだしも女性や若い娘さんなんかは、相当ストレスになるでしょうね。通常、取付け部分が丸くなっているドアラッチは、国内で販売されていない状況ですから、古い輸入住宅にお住まいの皆さんは修理やメンテナンスに困っていらっしゃると思います。私たち ホームメイドは、ドライブイン・ラッチと呼ばれるこうした部材も調達することが可能ですから、少し様子が変だなと感じられたら、早めにご相談下さいね。因みに、ドアラッチには、鍵が付いていない空錠用又は内鍵のみが掛けられるプライバシー用の他に、外からキーを使って鍵が掛けられるタイプがありますので、ご相談の際はどのタイプが欲しいかもご案内下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月21日
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今月初めくらいに豊明市のお客様からご相談を頂いた輸入サッシの交換用建具の見積がまだ出てきません。サッシは、マーヴィン(Marvin)社のインテグリティ(Integrity)というシリーズのもので、ペアガラスのうちの室内側のガラスが割れています。ダブルハングの下窓(ボトムサッシュ)の方が割れたのですが、2階にある窓なので、取り敢えず防犯上のリスクは低いと思いますし、雨や風が入ってくる心配もありません。ただ、気持ち的には早く直したいというのが人情でしょうから、私たちとしてもすぐにメーカーに連絡を取って、見積を出してくれるようにお願いしたのですが、2週間経っても返事がありません。然程売れていないことから、市場としてはあまり優先順位が高くない日本ではありますが、それでも見積くらいそろそろ出てきてもおかしくないように思います。再度メーカーに対して督促及び予定の確認をしてみますが、アメリカ人にとって細かな仕事はやっぱり面倒なんでしょうかねぇ?でも、家のメンテナンスって、そういうものだから仕方ないですよね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月20日
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お客様からロジェール製ガスオーブン付きレンジ RCG-622 のバーナーヘッドが火で欠損しているので調達出来ないかというご相談を頂きました。こちらのレンジは、如何にもフランス製のデザインという感じで可愛らしいのですが、何年か前に日本の防火規定の変更で製造が出来なくなってしまいました。既に販売されたレンジについては、使用を制限されるものではない為未だに多くのファンであるお客様によって使われている状況です。ただ、突然の製造中止から随分長い時間が経っていますから、交換部品は既になくなっているのが現状です。今回、コンロの上にある4つのバーナー全てでバーナーヘッドと呼ばれるフタ部品が欠損している状態で、これでは思うように炎が出ないかも知れません。こういう場合、他の汎用のバーナーヘッドを海外から調達して、ロジェールのレンジに使ってみるという方法も考えられますが、調達前に形や大きさが合うかどうかをお客様で判断頂くことが必要です。正規のものでない以上、代替のこの部材が使えますと私たちが言える立場にはありませんし、実際のものに適合するかどうかはお客様にチェック頂く以外方法がありません。ただ、こうしてご相談に親身に回答を差し上げても、お名前以外の連絡先の詳細を知らせてこないお客様が最近多いのは、礼儀や常識という点でちょっと淋しいものがありますね。個人情報が取り沙汰されるばかりの日本で、家庭や社会教育は大丈夫なの・・?(因みに、アメリカのメーカーサイトでは、問い合わせの際に住所や電話番号等を記入しないと受付すらしてもらえません)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月19日
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名古屋市守山区のお客様からメーカー不明のシングルハングサッシ(下窓だけが開閉する上げ下げ窓)のペアガラスをきれいにしたいという相談を頂きました。輸入の樹脂サッシのようですが、ペアガラスを接着させているスペーサーと呼ばれる気密材の表面が剥がれて、ご覧のようになっています。お客様は、ペアガラスを1枚ずつに分解して、剥がれたものを掃除出来ないかということをお考えだったようですが、強固に接着されたペアガラスを外すというのは不可能です。不可能と言うよりも、それをやったらガラスが割れると言った方がいいかも知れません。輸入サッシのペアガラスのスペーサーは、金属で出来たものと防水コーキングのように比較的柔らかいものと2種類が存在します。こちらのタイプは、柔らかいタイプのものなんですが、太陽の熱や紫外線にやられて表面が硬化・劣化してしまったという感じです。こういうケースでは、スペーサー自体に隙間が出来ますから、季節によってはペアガラスに内部結露を生じたり、ガラス内部が曇ったりしてきます。一旦入った湿気や水分はペアガラスから抜けませんから、ガラス自体を交換する以外に直す方法はありません。ただ、ガラスの中に飾り格子が入っている場合は、同じ形状や大きさの格子が手に入らない状況ですから、シングルハングの上窓だけのガラスを交換すると下窓の格子と違ってしまうというトラブルにもなります。また、その窓だけガラスを交換すると、家の他の窓と格子のデザインが異なるという問題もありますから、どこまでやるかはお客様次第となってきます。今回は外に足場が丁度ある状態でご相談頂きましたのでよかったですが、ガラスの取外しが屋外側からしか出来ないというサッシの場合は、2階にある窓は交換作業が出来ない可能性もありますので、計画立てて修理を行うようにして下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月18日
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こちらは、古いミルガード(Milgard)製シングルハングサッシの建具を横から写した写真です。窓枠内に建具が装着された状態で窓を開閉するのですが、その為にはチャネルバランサーという吊り金物が必要です。バランサーにはバネが内蔵されていて、そのバネの力で重い建具が持ち上がるようになるのですが、バランサーをそのまま建具に装着することは出来ません。写真にあるトップガイドと呼ばれる樹脂パーツが建具にビス留めされていますが、これがバランサーの頭を抑えて建具内から飛び出さないようにしているのです。小さなプラスチックの部品ですから、すぐに壊れると思われるかも知れませんが、バランサーが破損するよりも長く使えるパーツですから不思議です。(但し、これも定期的に交換が必要な部品であることをお忘れなく・・・)トップガイドは、サッシメーカーによって異なるものが使われますし、同じメーカーの窓でもシリーズが違うとトップガイドの種類も変わります。勿論、これはチャネルバランサーに限ったものですから、異なるバランサーを使っているサッシではこの部品は使われません。サッシメーカーの考え方や仕様、窓の大きさによって、様々なシングルハングが存在します。どんな仕組みや構造でサッシが作られているのかを把握して、ご自身のおうちのサッシにはどのような交換パーツを調達すべきか慎重に判断して下さい。そういう判断が付かない場合は、私共のような専門家にチェックしてもらうことも必要かも知れません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月17日
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こちらは、ハード(Hurd)製のスライディング・パティオドア。グリーンのアルミカバーの塗装が劣化して、随分白っぽくなってきています。静岡県伊東市のお客様で、以前も違う掃出しサッシのドアやケースメントサッシの建具を交換したことがあるお宅でした。今回は、新たにスライディング・パティオドアの可動ドアの動きが悪く、レールの上に錆が落ちている状況なので、ドアを交換したいということでした。下のレールに錆が落ちているということは、スライド・ローラーの金物が劣化している可能性が高いと思います。ただ、この部品は通常雨が当たらない場所になりますから、アルミ枠とペアガラスとの境い目から雨が浸入し、それが木部やローラー部品を劣化させていることが考えられます。木部がどのくらい悪くなっているかは、ドアを外してみないと分かりません。であれば、まずはローラー部品のみを交換する形にして、その際木部のチェックをしてみて、悪ければドアの交換を検討してみるという方法もありますが、それだと2回現場へ伺う必要が出てきます。勿論、金物だけの交換であれば、出張は1回で済みますが、ドアの動きが相当重いということだと、木部の腐りによってローラーの周囲の木が下がりレールに当たってきている可能性もあります。今回は、お客様に想定し得る状況をお知らせして、可動ドアのみを交換する形で見積を差し上げようと思います。やはり、悪くなってきているのをそのままにして、簡易に修理を行うのは後々また費用を掛けるだけですから、ちゃんと直しておいた方がいいですね。あと、先回お邪魔した際にご提案した通り、このサッシ以外のすべてのサッシについて窓ガラスの防水処理をやっておいた方がいいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月16日
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こちらは、お客様から修理のご相談を頂いた輸入サッシの網戸です。ケースメントサッシは、外に開いていきますから、網戸は室内側に取り付けるのが普通です。屋外側に取り付ける網戸は、太陽の熱や紫外線、風雨に曝されますから劣化するスピードは比較的早いと思います。室内側の網戸は、そういった点で守られているとは思いますが、それでも劣化しない訳ではありません。写真の網戸は、ビニールの養生テープでサッシに固定されていますので、恐らく4つあるコーナー材のいくつかが破損しているように思います。勿論、窓枠に固定する為のバネ部品等がなくなっている可能性もありますが、この写真だけでは問題の全てを把握することは難しい状況です。プラスチックで出来たコーナー部品だけでなく、網戸の持ち手(取っ手)といったものもなくなっていますから、新築から15年以上経過したサッシなんでしょうね。これを機会に網戸のスクリーンや各部材の交換を行って、春から夏に掛けて気持ちよく過ごせるようにメンテナンスをして欲しいものです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月15日
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昨日、今日と決算書類とにらめっこしながら、お役所に提出する届出書を作成しました。私たちのように大きな金額の住宅を請け負う建築屋には、毎年事業年度が終了した段階で決算状況を県又は国に提示することを建築業法によって義務付けられています。(それだけ責任が重いってことですね)これは、会社が健全かどうかを確認する上で、非常に大切なもので企業調査を行う会社もチェックをしに役所までやってきます。とは言え、普通の工務店や大工さんは、簿記などやったこともないという人が殆どですから、士業の方に頼んで作ってもらうというのが一般的です。でも、ホームメイドは、士業の人に依頼するだけの余分なお金がないということと、経営状況くらい自分で判断出来なきゃ社長をやっている資格はないという理由で、私自身が書類を作成しています。ただ、最近は修理やメンテナンスで社外へ出てしまうことも多く、なかなか会社でじっくりと腰を据えてデスクワークをするということが難しい状況です。ですから、ここ4年もの間、届け出することをサボってしまい、これではいけないということで、一念発起して最新の決算までのものを作りました。売上や工事台帳、入金記録などを見ながら記入していく訳ですが、あの仕事はこうだったなぁとか、あそこにも行ったなぁとか、余分なことまで思い出すので、なかなか先に進みません。それでも丸2日掛けて、4期分全ての届出書を完成させました。来期もいいお客様と出会えるように願うと共に、もっといい決算になることを期待して、また頑張りますよぇ~。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月14日
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半田市のお客様からオーバーハング式の輸入ガレージドアの部品が欲しいというご相談を頂きました。ガレージドアのメーカーは分からないそうですが、ドアパネルをつなぐドアヒンジに不具合があって交換したいということでした。亜鉛メッキされたスチール製のヒンジですが、こうした部品はオーバースライダーのシャッターであれば、部品メーカーから取り寄せることが可能です。多少種類はあるようですが、ほぼどのドアでも共通した仕様の部品の為、問題なく手に入ると思います。ただ、こうした部品は常に重いドアを引っ張り上げたりしている訳ですから、長年使っているとストレスで金属が断裂してしまうことがしばしばあります。また、ヒンジ自体が大丈夫でも、ドアに固定する為のボルトの穴が広がって抜けてきたり、ドアパネルが割れたりすることもあります。その原因は、ガレージドアの左右バランスが狂ってきたり、トーションスプリング(引っ張り上げる為のバネ)が弱ってきたりしていることが考えられますから、5年毎くらいで定期的に調整メンテナンスをすることが大切です。そういうことを怠って、ヒンジだけを交換するだけでそのまま使い続けてしまうと、ヒンジ以外の箇所でも不具合が発生しますから、あまりお勧め出来ません。機械ものは、調整してこそ調子よく長く使えるはずですから、酷使しないで丁寧に使って頂きたいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月13日
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埼玉のお客様からハード(Hurd)製スライディング・パティオドア(掃出しサッシ)のロックレバーが外れてしまったというご相談を頂きました。こちらのハンドルロックは、既に生産がされていないタイプのもので、同じハンドルは手に入りません。(ドアそのものは、調達可能です)ロックレバーの根元に付いている樹脂パーツが劣化して割れてしまったようですが、専用部品ですからこの部分だけを調達することも難しいかも知れません。取り敢えず、アメリカにあるメーカーに問い合わせをしてみるつもりですが、やはりハンドル全体の交換になるような気がします。ただ、代替のハンドルは、形状も全く違うものだった気がしますので、無塗装の木部が露出してしまうことがあると思います。まあ、その程度で納まってくれればまだいいようにも思いますが、取付け穴の明け直しといった加工が必要になると、お客様自身での交換はハードルが高いでしょうね。デザインもいいですし、価格もそれなりに高いハンドルですから、よく壊れる部品だけは出来ればメーカーに在庫で持っていてもらいたいものです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月12日
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あま市のお客様から温水器の交換をご依頼頂いたのが、昨年の12月。ご存知の通り半導体不足が世界中を駆け巡り、車だけでなく給湯器や温水器といったものも全て生産がストップしたような状況の昨今、どうしたものかと日々過ごしてきましたが、ようやく新しい電気温水器を入手しました。パナソニック製の高圧型470リットルタイプで、同社のシリーズの中ではこれが一番いいものです。NETの買い物サイトでも、未だに「納期は追ってお知らせします」としか表示されない状況の中、よく手に入ったものだと思います。職人さんや問屋さんを経由して注文手配を掛けると、やっぱり違いますねぇ。価格はNETかも知れませんが、緊急事態での融通やきめ細やかな施工を考えると、昔ながらの流通ルートに分があるのは明白です。昨日はあいにくの雨模様でしたが、職人さんも一生懸命仕事をしてくれました。1ヶ月以上温水器のお湯が使えず不便していたお客様も、お陰で昨夜はゆったりとお風呂にも入って頂けたようですし、キッチンでもふんだんにお湯を使って洗い物をして頂けました。資本主義もいいですが、人情が感じられる日本的な商売は大切ですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月11日
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東京のお客様から輸入のオーニングサッシの開閉がおかしいので、修理したいというご相談を頂きました。サッシ・メーカーは不明ですが、アルミクラッドの木製サッシですから輸入サッシであることは間違いありません。こちらのサッシには、スイッチで窓が開閉する電動の開閉システムが取付けられています。このシステムは、「Sentry 2000」という製品のようで、既存のものは既に廃番になっているようです。ただ、代替になりそうな新しいバージョンの製品はあるようですから、互換性があるようなら、交換することが可能かも知れません。ただ、スイッチを押しても作動しないとか、動くは動くが開閉の動作を繰り返すといった症状もあるということで、電子基板やモーターの問題だけでなく、サッシそのものの調整不足といった問題があるかも知れません。つまり、開閉する建具自体の水平・垂直が取れておらず、歪んだ状態で開閉している為に金物が引っ掛かった状態になっていたり、金物も歪んでしまっていたりしている恐れもあります。サッシが付いている場所が、吹き抜けのような結構高い場所にあるらしいので、普段掃除をすることもなく、ホコリやゴミが開閉に影響している可能性もないとは言えません。何れにしても、もう少し原因を調査して、正常な状態に戻せるように頑張ってやってみる必要があります。(本当でしたら、一度現場調査を実施して、原因箇所がいくつあるか特定したいのですが、遠く離れた東京なのである程度経験則で考えるしかありませんね)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月10日
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こちらは、東京のお客様からご相談頂いたケースメントサッシのロックレバーの写真です。正常なロックレバーと破損したものとが並んでいるので、状況がよく分かりますね。このサッシは、サーティンティード(CertainTeed)製のものなんですが、ロック金物本体に付いているはずのレバーが根元から折れてなくなっています。こうした不具合は、鍵が固くなった状態で無理にロックを掛け続けた結果起こるケースが多いですが、錆によって金属が劣化したことによって起こる場合もあるかも知れません。お客様はこの部分だけの不具合と考えているのか、この写真だけしかご提供頂いておりませんが、こちらのロックはマルチポイント・ロックと呼ばれるもので、いくつかの部品が連動して鍵を掛けるシステムになっています。幸い窓は開いた状態でロックが掛けられないという不具合のようですから、窓を開けて頂いて、ロックに関係する部材全体が写るように写真を撮って頂くことが可能なようです。私たちがロックレバー部分だけを持って修理に伺ったら、他の部品も壊れていたとなっていたら、また日を改めて出直しということにもなりかねませんから、ご面倒でもちゃんと調べて頂かないと適切な修理・メンテナンスは出来ません。そういう細かな気遣いやサッシに対する知識・経験がないと、逆にお客様にご迷惑や無駄な出費をお願いしなければなりませんから、注意が必要ですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月09日
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こちらは、輸入キッチンのキャビネットの中を撮った写真です。排水目皿(ストレーナー)から水漏れしたということで、キッチンシンク下のキャビネットをチェックしに来ました。輸入キッチンは、アメリカのメリラット(Merillat)製。品質的には定評があるメーカーですが、排水や床下からの湿気なのかキャビネットの底板が撓んで柔らかくなっています。シンク下の底板だけでなく、コンロや引き出し用のキャビネットの底板もシンク下程ではないですが同様に撓んでいる状況です。キャビネットの箱自体は、12.5mm(1/2インチ)厚のMDF板(木くずを圧縮して板状にしたもの)を使っています。表面は塗装によって防水処理をしてあるのですが、カットした部分の木口はそのままの状態ですから、そこから湿気や水分が入り込んだのだろうと思います。MDFは国産のキッチンでも使われることがありますが、国産のものは比較的薄いベニヤ板が箱材として用いられています。どちらがいいかと言われても、どちらも湿気には弱い素材ではあるので、何とも言えませんが、多少厚みのあるMDFの方が多少いいかも知れません。何れにしても、このままではよくありませんので、底板を新しいものに交換して、湿気にも強い無垢木製の板材に交換しようと思います。勿論、板の塗装は木部専用防水塗料パラペイント ティンバーケアを使いますよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月08日
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一宮のお客様からお預かりした輸入サッシの網戸の張り替えを行っています。サッシは、キャラドン(Caradon)というカナダのメーカーのものですが、メーカー自体はもうありません。ですから、メーカーに交換用の部品類を供給してもらうことも出来ないのですが、部品メーカーから直接パーツを調達して修理を行います。写真は、網を張り替える前の網戸ですが、プラスチックで出来たコーナー部品の一部が欠けてしまっています。耳のような部分が付いた特殊なフレームに対応するように出来たコーナー材ですが、こういった部品も調達した上で、網の張り替えを行います。網戸のメンテナンスを行う際は、網や網押さえのゴムだけでなく、フレームのコーナー部品、網戸固定用の部品(ピンやバネ)、取っ手といった部品に不具合がないかもチェックします。樹脂等が使われている部品は、長年の紫外線によって劣化してしまう可能性が高いですから、そういった部品を予め準備しておかないと、適切な修理・メンテナンスは出来ません。今回は、おうちの殆どの網戸を取り外して、会社に持ち帰って修理をしますから、網戸の必要がない冬のシーズンに作業を行います。今日は外が雪模様ですが、会社の中なら少し寒いくらいであまり影響はありません。慌てず慎重に作業を進めますが、数が多いと終了まで何日も掛かりますので、お届けまで少々お待ち下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月06日
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最近、どんなものも値上げ、値上げという話が続いている。それは、食品でもガソリンでも建築資材でも同様である。20数年前、輸入住宅ブームが起こり、輸入住宅は安くて高品質、尚且つアメリカナイズされたデザインは戸建てを夢見る夫婦の憧れでした。今では輸入住宅は影を潜め、真四角のシンプルモダンな家が多く建つようになりましたが、それでもアメリカンな家が好きという人には多くの支持を頂いているように思います。勿論、新築自体が減ってしまった昨今、私共 ホームメイドでも輸入住宅のメンテナンスやリフォームを行う仕事の方が主体となっていますから、新築のように大きなお金が動くことは皆目なくなっている状況です。ただ、メンテナンスをするにしても、材料は北米から調達しなければなりませんから、その手間は結構掛かるというのが実情です。そういう世の中ですが、私たちも輸入サッシやドアの交換材を調達する時、昔よりも随分高くなったなぁと感じることがしばしばあります。私たちですらそうですから、お客様はもっとそれを感じているかも知れません。では、そんな価格の高騰は、どうして今起きているのでしょうか?例えば、輸入サッシが20年前500米ドルで買えたとしましょう。それもその時は円高でしたから、1ドル80円というレートであれば、4万円で購入出来ましたし、その消費税は3%でしたから総額41,200円で手に入ったのです。ただ、日本はその後景気が悪く物価も下降するかほぼ横ばいという状態でしたが、アメリカは毎年上がり続けました。年4%で20年上がったとするとどのくらい上がると思いますか?最初を100とすると、何と219になりますから、2.2倍に価格が上昇します。それだけで500ドルのものは1,100ドルになりますが、為替レートは現在115円。ドルを円に換算すると126,500円になってしまいます。そこに10%の消費税も掛かりますから、139,150円が購入価格となってしまうという訳です。つまり価格は、おおよそ3.4倍になったのです。更に、昨今は原油の高騰やコロナの影響、ウッドショックもあって、船賃や製造現場の人件費、木材の相場も高くなっていますから、価格が下がるはずはありません。輸入住宅ブームの際は、輸入材が飛ぶようにたくさん売れましたから、メーカーも価格を抑えて薄利多売が出来ましたが、10分の1も売れない昨今は、利益率を上げてカバーしないと日本へ輸出する意味がありませんから、その分の上乗せもあるでしょう。これが、今輸入資材が高騰している主な理由なんですが、日本人の所得が諸外国と比べて実質下がってしまっているということも、高いと感じる大きな要因です。輸入住宅に限らず、国産のものでも素材や部品・製品を輸入していないものはありません。家を維持していく為には、ちゃんとした資金計画や人生設計がなければいけないということをお分かり頂けると思います。だからこそ、いいものを使って20年前に造られた輸入住宅を、何世代にも亘って使い続けていくことが、最も効率的な財産維持になるのではないでしょうか。逆に、景気がそこそこな時に輸入住宅ブームでお値打ちに買えたことは、ラッキーだったと考えるべきなのかも知れませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月05日
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大分のお客様からシングルハングサッシ(下窓だけが開閉する上げ下げ窓)のバランサーを調達したいというご相談を頂きました。サッシは、ミルガード(Milgard)製の樹脂サッシ。同じ窓3ヶ所に不具合があるとのことで、合計6本のチャネルバランサーを入手したいとのことでした。これは、実際のバランサーの写真ですが、建具を吊っているヒモ(糸)が切れてなくなっていますし、金属部分も全体的に錆びています。相当湿気の多い場所にあった窓だと思いますが、ここまでになっていると寿命も短くなってしまいます。こうならない為には、窓を常に開けて乾燥させることが大切ですが、サッシに付いた水分や結露を雑巾等で拭いておくことも忘れてはいけません。また、古いサッシの場合は、バランサーだけでなく建具の両サイドの上端に付いている樹脂製のトップガイドも交換しておいた方がいいでしょう。(トップガイドが破損していると、バランサーを固定出来ず、サッシにうまく装着することが出来ません)上げ下げ窓が開けられなくなった時に注目されるのは、バランサーだと思いますが、小さな部品のトップガイドも一緒に交換するようにしたいものです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月04日
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豊田市のお客様の処に伺って、破損したドアレバーの交換に行ってきました。写真は室内側のドアレバーですが、ロックをする為のサムターンが回らなくなってしまいました。鍵が掛からない状態ですから、防犯としては心配ですよね。そこで、急遽新しいドアレバーを調達して交換することになりました。写真のものは、古いタイタン(Titan)の製品でしたから、今回はクイックセット(Kwikset)のものを取り付けました。今回のドアレバーは、錆が出にくい金色仕上げになっていますから、今までのように屋外側が錆びて真っ黒になるなんてことはありません。こちらのお客様のおうちは、新築から20年以上経っているとのことでしたから、ドアレバーも長持ちした方だと思います。ドアレバーの交換以外に、サッシのメンテナンスや不具合についても現場で相談に乗らせて頂きましたから、今後の修理やメンテナンスの参考になったかも知れません。ただ、状態が悪い場所も見つかりましたから、お客様としてはビックリされたこともあったと思います。でも、このまま知らずに放置すると、もっと大変なことになると思いますから、不幸中の幸いと考えて下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月03日
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東浦のお客様から、洗面水栓の水漏れ修理についてご相談を頂きました。商品は、ヤスダプロモーション製のワンレバー・ワンホール混合水栓。シンプルでスマートな水栓金具ですが、水栓につないだ配管と吐水口の両方から水がポタポタ落ちるらしいのです。吐水口の水漏れは、止水バルブであるセラミックカートリッジに不具合があるのだろうと思いますが、この時期の製品だと古いタイプのものが使われているのか、新しいタイプのものなのかメーカーでも分からないらしいのです。また、配管の水漏れにしても、どこの場所から漏れているのかによってメンテナンスをする部位が変わってきますから、そこをちゃんと突き詰める必要があります。そういった意味で、私が現場にお邪魔して分解調査を含めて実施しないと、正確なメンテナンスが出来ないかも知れません。本来であれば、新築した工務店さんがこうした修理を行うはずですが、その会社がないということでホームメイドの出番となりました。ちゃんと家のメンテナンスを続ける為には、ちゃんと利益を上げて会社を長く存続させることが最も大切なことだと思います。単に儲かるからと新築を建てるだけ建てて潰れてしまう住宅会社は、やっぱり無責任な気がします。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月01日
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