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一般的に輸入のアスファルトシングル屋根材は、天然の砂粒で色を出している為、紫外線で劣化することは少なく、20~40年といったスパンで色落ちすることはないと言われています。写真の屋根材も、IKOというカナダのメーカーのもので、現地では40年の色落ち保証がされています(カナダ国内での保証ですから、日本で施工したものには適用されませんが、耐久性という点では変わらないはずです)。そういった点で、国内で広く出回っているコンクリートで成形して表面を塗装したカラーベストのような屋根材(スレート瓦)のように10年程度での塗替えは必要ありません。ただ、それはアスファルトシングル屋根材そのもののことであって、それを施工する為の付属資材(副資材)については、その限りではありません。アスファルトシングル屋根材を施工する際は、ケラバ(妻屋根のエッジ部分)や棟・屋根と壁との取り合いといった場所には、防水カバーとしての鈑金材が取り付けられます。鈑金材は、ガリバリウムで被覆された薄い鉄板ですから、おおよそ25年程度は持つと言われていますが、場所によっては紫外線による劣化が進みますので、それに応じて塗り直しをしてあげないといけません。写真の屋根は新築から22年程度経っていますが、屋根材自体は非常にきれいな状態ですから、不具合がない限り特に何もしませんが、鈑金部分はそろそろ塗装が必要です。耐久性のある屋根材だとしても、その周囲の部材は必ずメンテナンスが必要となりますので、注意をして下さいね。安い塗装業者さんに外壁だけで屋根の塗装は必要ないとお願いすると、屋根鈑金は全くメンテナンスしてくれないかも知れませんよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年09月30日
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現在、外装の塗り直し等の施工をしている日進市の輸入住宅。先日、ベルックスの標準メンテナンスである「10年目安心点検」を実施して、気密パッキン(シール)材の交換や防水コーキングの打ち直し、グリスの補充、細部の清掃といった作業を行いました。これは、10年毎に実施して天窓の雨漏れやペアガラスの結露などを防止することを目的としていて、点検後には更に10年の保証延長をメーカーがしてくれます。但し、10年以上経っているというおうちでも、保証の規定は適用されませんが、保証に準ずるだけのメンテナンスを行うことは可能です。今回のこのおうちは、カナダ製のアスファルトシングル屋根が40年、木質系サイディングの塗装が25年、という耐久性が謳われていた為、新築から22年が経って初めての外装メンテナンスということで、トップライトも初めての安心点検となりました。(因みに、屋根そのものはまだまだメンテナンス時期に来ていない為、屋根に付属する部分のみ塗装等のメンテナンスを行いました)恐らく普通であれば、天窓も上記のメーカー点検で作業は完了するのでしょうが、私たち ホームメイドは更に天窓周囲の鈑金の塗り直しを実施します。塗装前の鈑金部分(天窓の下端)は、つや消しのような状態になっていますが、塗装を終えた部分は黒々としたツヤになっています。こうすることで、防水処理されたガラスの周囲や取付けビスの部分も、塗装で更に防水・結露・劣化防止対策が出来ますから、寿命は随分変わってきます。屋根の上はお客様が確認しづらい場所ですが、言われる以上の仕事を言われなくてもやるという姿勢が大切だと思います。だから、信頼優先でなく値段だけで注文するというのは、リスクが大きいかも知れません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年09月29日
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鳥取のお客様から輸入サッシのペアガラスが割れたので、ガラスを交換したいというご相談を頂きました。サッシは、マーヴィン(Marvin)製のベイウィンドウに付けられたケースメントサッシの片袖窓。ご覧のように、外側のガラスにヒビが入って内部結露を起こしているのか、ペアガラスの中が曇っています。ペアガラスですから、外側のガラスが割れても雨風の浸入はないので、防犯上の問題を含めて緊急ということではないのですが、心情的には早く何とかしたいというのが本音でしょう。こういう場合、マーヴィンでは可動する建具ごと交換する必要があるのですが、古いデザインのケースメントは既に製造中止となっていて、建具枠の大きさが少しだけ違う新しい仕様で、装着可能な建具を作ってもらわなければなりません。ベイウィンドウは、ケースメントサッシが両端に同じものが付いていますから、ちょっとしたデザインでも気になるという人だとしたら、片側だけでなくもう片方の建具も一緒に交換しないとデザインがピッタリ同じにはなりません。大して違いはないと割り切れる方でしたら、片側のみの建具交換で済みますが、それはお客様の感覚次第ということになります。あと、もう1つ問題があるのですが、古い建具に付いている木製の飾り格子は脱着可能なタイプのものが付いていましたが、新しい建具ではデザインが少しゴツイ固定式の木製格子が選択出来ます。(この場合、サッシの屋外側にも白い格子が自動的に付けられてきます)当然、建具枠の大きさが新旧で変わってきますから、古い木製格子を新しい建具に流用するなんてことは出来ません。こういう場合は、格子そのものをなしにして、不具合のないもう片方のケースメントサッシに付いている脱着式の格子も外してしまうという案と、左右のケースメントサッシで違う格子が付いた感じにする案や、破損のない建具も一緒に交換して、格子付きの新しい建具を2つ左右に取り付けるかという3つの選択肢が提案されます。装飾をなくしてデザインの違いにも目を瞑るというケースが一番安上がりですが、デザインを極力元通りにするとなるとその分費用も多く掛かります。マーヴィンのケースメントサッシをお使いのお客様は、将来建具交換が必要となった時にはこういう選択を迫られますから、今から自分ならどうするかということを考えておいてもいいかも知れません。それから、新しいケースメントの建具ですが、形状が変わった関係からか少し細工をしないときれいに取付けが出来ません。そういう点を熟知した専門ビルダーにお願いして交換施工をやってもらう方が、後々問題にならず安心だと思いますよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年09月28日
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先日、ペラウィンドウ(Pella)に交換用のケースメント建具を注文させて頂きました処、ペラの国際部門が今年11月末を以って閉鎖されるという案内がありました。恐らく海外(特に日本)からの注文が減って、利益を確保する為に経費を削減する必要が出てきたのだろうと思います。今まで注文させて頂いている分については影響はないものと思いますが、これからはアメリカにある代理店を間に入れてペラとやりとりをする必要が出てくるでしょうから、価格も納期も大幅に掛かることが予想されます。円安・アメリカのインフレ・輸送費の高騰や船便予約の取りづらさといった問題が山積している状況で、輸入住宅を取り巻く環境は大変なものとなっています。こうした状況は、ペラに限ったものではなく、マーヴィン(Marvin)やハード(Hurd)、アンダーセン(Andersen)やローウェン(Loewen)といった輸入サッシ・ドア全般にも言えることです。現状でも物価や人件費の値上がりで注文を躊躇される方もいらっしゃいますが、ぐずぐずしていると更に費用が高くなる傾向ですので、メンテナンスを必要とされているお客様は、早めにご相談を頂けるといいかも知れません。因みに、ペラが日本のお客様向けに製品を販売しないということではありません。本社の海外向け取引部門がなくなるというだけですので、引き続き私たちはお客様へのサポートや販売を継続していきます。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年09月26日
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北名古屋市のお客様からご相談を頂いたカナダのアクアディス(Aquadis)社製水栓金具用カートリッジバルブ(止水パッキン部品)。アクアディスという水栓メーカーは、10年近く前に会社がなくなり、メンテナンス用の交換部材も手に入りづらくなっています。倒産した際、カートリッジバルブもいくつか予備を手配しておいたのですが、そろそろ底を付いてきた為いろいろ当たって予備用として購入しました。昨今の円安やカナダのインフレ・物価高によって、こうした部品も相当値上がりをしていましたが、今後のお客様へのアフターサービスも考えて各種手配することとしました。恐らくアクアディスというメーカーの水栓金具は、私共以外のビルダーさんであまり施工はされていないと思いますので、修理部品がなくても然程影響はないはずですが、逆に言えば部品を手に入れるのは至難の業となります。その為に、ホームメイドは少し無理をして在庫を持とうと決意しました。取り敢えず、十分な量は確保したつもりですが、国内の輸入住宅メーカーさんでも修理部材の在庫保管をして欲しいものです。でないと、ユーザーのお客様は交換出来なくて困ってしまうかも知れないですからね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年09月25日
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昨日までの4日間、蓼科のお客様の別荘へ伺ってノルディスカヒュースの木製サッシのガラスパテの打ち直しメンテナンスをしてきました。サッシは、スウェーデンのSP Snickerier社製の木製輸入サッシ。下見を入れてこのおうちにお邪魔するのは、4回目になります。90年代では、ノルディスカヒュースは北欧系輸入住宅の最大手でしたから、オーソドックスな木製サッシを使っていらっしゃるおうちはたくさんあるかも知れません。木製窓の枠とガラスの間から雨が浸入しないように、ガラスの周囲にはガラスパテが施工されているのですが、20年以上するとパテが硬化してしまい、簡単には剥がせなくなってしまいます。勿論、30年以上雨風に当たっているような場所の窓だと、更に劣化が進んでしまい、パテが部分的に脱落するようになるのですが、そこまで行くとガラスからの雨漏れで室内に水が入ってきたり、窓枠が腐ってきたりしますから、最悪の状況になってしまいます。硬化したパテは石のように堅く、カッターやパテナイフ等では全く歯が立ちません。私たちは、スウェーデンから輸入した専用工具などを駆使してパテの除去作業を行うのですが、厚みの薄いガラスに張り付いたパテとの闘いは慎重な上にも慎重な作業が求められます。1つの窓のガラスパテを除去しただけで腕はパンパン、時間は数時間経っていたなんてこともしばしばでした。その後、ガラスの周囲にマスキングテープを張って、新しい専用のガラスパテを塗る作業をするのですが、写真は新しいパテを施工する前の様子です。古いパテが徹底的に剥ぎ取られ、きれいに掃除した上で美しくマスキングテープが張られているのが分かりますか?ここまでするのは、本当に至難の業です。そんな窓が20ヶ所もあったら、メンテナンスには何週間も日にちが必要となります。10~15年程度でガラスパテを打ち直しすれば、ガラスパテも然程難しくなく外せるはずですが、一旦堅くなってしまったパテはサッシ屋さんでも絶対にやってくれない代物です。木製サッシが悪くならないうちに、どうか適切なメンテナンスをして下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年09月24日
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大阪のお客様から網戸の部品を調達したいというご相談を頂きました。サッシは、アルメトコ(Almetco)製のケースメント樹脂サッシ。サッシの内側に網戸が付いているのですが、網戸は小さめの蝶番が付いていて、それによってアルミの別枠とつながっています。その別枠を窓枠に装着することで、網戸も一緒に窓枠に納まるという不思議な造りになっています。そんなことをしなくても、窓枠に直接網戸を装着すればいいのではないかと思うのですが、メーカーの意図はもっと深いのかも知れません。今回相談頂いたのは、別枠のコーナー部分に付いている樹脂パーツなんですが、通常の網戸フレームとは違い、幅が広いフィンのようなものが付いています。このフィンによって別枠が転ばずにしっかりと窓枠に固定される形になっているのですが、あまり見た記憶がありません。また、このフィン付きのフレーム形状に対応するコーナー部品も、非常に特殊ですから、探すのにも一苦労です。恐らくこれではないかというものは見付かりましたが、大きさなどが合うかどうかは、お客様に確認頂く以外にはありません。ただ、寸法が違うという場合には、他に代替のものがありませんから、ちょっと厄介です。勿論、手に入りにくいものですから、それなりに値段や送料も余分に掛かってきますので、その点はお客様のご了解次第です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年09月19日
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豊田市のお客様からケースメントサッシ(横に開いていく窓)のウィンドウヒンジを交換したいというご相談を頂きました。サッシは、ヴァイスロイ(Viceroy)製の樹脂サッシ。随分長く掃除をして頂いていないのか、ホコリや汚れが目立ちます。写真のウィンドウヒンジが問題のものなんですが、全てステンレスで出来ているようですから、耐久性がありそうです。但し、窓枠を左右にスライドする部分の黒い部品は、樹脂で出来ているようで劣化して割れてきている状態です。(元々、ヴァイスロイのヒンジは動きが渋いのですが、ホコリなどで更に動きが悪くなってきますから、この部分にも変な力が掛かったのかも知れません)ここが劣化してくると、窓に固定してあるレールからこの部分が外れてしまい、窓を閉めようとしても建具が外に飛び出しますから、ちゃんと閉まらなくなってしまうと思います。そうなってしまうと、窓を調整などして直すということは難しく、ウィンドウヒンジそのものを交換する以外に方法はありません。ただ、ヴァイスロイという会社は既に存在しませんし、窓部品も特殊なものを使っていることが多い為、全く同じものが手に入らないかも知れません。取り敢えず、サイズや形状が一番近そうなものを探しましたので、お客様のご了承を頂いて、交換・調整をしてみようと思います。こういうケースが一番大変で面倒臭いことですが、そういうことをやってみるのが輸入住宅のプロなのかも知れません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年09月18日
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現在、外装メンテナンス中の日進市のおうちですが、超強力な台風14号の接近に備えて、建物の周囲に張ってあった養生シートを昨日畳んできました。足場屋さんにお願いすることもあるのですが、同様の現場が多数あって私たちの現場まで手が回らないとのことで、自分でメッシュシートを畳みました。建築屋でありながら高所恐怖症の私ですが、怖くて足場に登れないなんてことは言ってられません。季節外れの高温と冷や汗で汗だくになりながら、何とか全てを畳むことが出来ました。今回の台風は、九州南部に上陸する間際でも910ヘクトパスカルという非常に猛烈な勢力を維持してくるそうです。ここ東海地方で大きな被害を出した伊勢湾台風でも、上陸時は929ヘクトパスカルくらいでしたから、その強さは想像を超えます。会社の周囲でも既に風が出てきているようですが、明日になると恐らく準備をすることも出来ないくらいの風や雨が時折あるでしょうから、今日のうちに備えをすべきだと思います。名古屋まで来る頃には勢力が衰えて、大したことがなくなるだろうと高をくくっている人もいるでしょうが、瞬間的な風雨については予想を超える場所もあるかも知れません。備えれば憂いなし。やっておけばよかったと後悔するよりも、やっておいたけど全然大丈夫だったと肩透かしをされた方がましだと思います。屋根の養生、サッシやドアからの雨漏れ対策等、何某かの備えをするようにお願いします。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年09月17日
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今日、NETで購入した地下足袋が届きました。製品サイズは26.0cmでしたが、私の足の26.5cmでもコハゼを調整すれば何とか入る大きさです。足の裏側にはゴムのソールが張ってありますから、滑りやすい場所でも安心して登ることが出来そうです。また、つま先も黒いゴムで覆われていますから、何か尖ったようなものが当たっても怪我をするようなことはないですね。足場を登ったりする際には、スポーツシューズを履いていましたが、勾配が強い屋根だと滑りそうで少し不安な感じもありました。うちのペンキ屋さんの親方が、いつも地下足袋で足場を登っていくのを見て、外周りで作業をするなら、地下足袋もありかなとずっと思っていました。地下足袋と聞くと、古い人だと土木作業員を思い出すかも知れませんが、今はウォーキングや登山といった用途に利用する人や外国人の購入も多いらしいです。昔の日本人は、便利なものを考え出したと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年09月16日
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埼玉のお客様から、収納ドアとして使っているバイフォールドドア(折れ戸)の調子が悪く、部品を調達したいというご相談を頂きました。写真がそのバイフォールドドアですが、戸先の上端に付いているピボットと呼ばれる部品が押し込まれて出てこない状態です。通常は、内部にバネが入っていて、金属の頭の部分が状況に応じて出たり入ったりする構造になっています。種類によっては、この頭の部分にローラー部品が付いていて、上枠レールの中をローラーが左右に移動するというものもありますが、恐らく写真のものはローラーが付かないタイプではないかと思います。勿論、セットになっている部材がどういった組み合わせかによって、ピボット部品も種類が変わってきますから、ちゃんとチェックして適合するものを調達しないと、全然スムースに動かないなんてことになります。ただ、正しい部品を調達出来たとしても、ピボットが不具合を起こしてしまうようになった原因を突き止めないと、またすぐにトラブルになります。部品を新しくするというのは必要なことですが、それと同時にドアの位置や傾きといったことも調整しないといけません。バイフォールドドアは、構造は簡単なんですが、調整は結構大変で、その上ドアの開口の寸法が規定通りでないというケースも多いですから、それにアジャストしてバランスよく取り付けるのが技術や経験なんですね。素人の人がいきなりやると、更に調子が悪くなり、元に戻せなくなりますからむやみに触らない方がいいですよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年09月15日
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北海道のお客様からローウェン(Loewen)製ダブルハングサッシのサイドジャムに付いていたスポンジ部品がいくつかなくなっているというご相談を頂きました。バランサーが内蔵してある溝部分の一番下の処に、小さな白いスポンジが入れてあるのをご存知でしょうか。アルミクラッドの木製サッシであれば、どこのメーカーのダブルハングでも似たような部品が付いています。これは、建具とジャムとの間にある隙間を埋めて、雨や風が入らないようにするという役目と気密・断熱をよくするという役目を果たしています。せいぜい2cm程度の小さなものですし、簡単に取れてしまいますから、長く使っているとどこかに行ってしまったというおうちも少なくないと思います。こういうものでもちゃんとした効果があるものですから、出来れば交換部品を調達して元の状態に戻して頂けるといいのではないでしょうか。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年09月14日
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海津市のお客様の処で、バルコニーの雨漏れ修理を開始しました。こちらは、バルコニーの床がフワフワするということで、数年前に床を剥がしてやり直したという経緯がありました。その際、床の構造材まで木が腐っていたので、殆ど全てをやり直しました。壁手摺の部分はアルミの笠木を外しましたが、雨漏れした様子もなく特に損傷していなかったことから、それ以上壊すことはしませんでした。ただ、床から見える限りで、バルコニーを下から支える柱材が腐っていたので、上から腐らない木材のエコアコールウッドを挿入して、床を支えるように施工しました。そうしたら、今回バルコニーの壁に張ってあるサイディングの塗装がまだらにめくれてきているということで、壁の内側に何らかの水が入り込んでいる可能性が高いという結論に達しました。笠木は先回の修理の際に、元に戻して笠木のつなぎ目も雨が入らないように防水コーキングを入れてありましたので、上端からの雨の浸入はないはずです。今回サイディングを上から押すと柔らかく湾曲するような状況でしたから、下地の木が腐っているのではないかということになりました。笠木の下にあるバルコニーの手摺壁にはサイディングが載せてあり、壁のサイディングとの接点も全てコーキングできれいに納めてありました。ここまでは先回の修理と同じ状況でしたが、今回はその下を確認する為に上端のサイディングをめくってみました。そうしたら、防水シートの下にある木が腐っているではないですか。上から雨が入った形跡が殆どないのに、壁の中の木が腐っているのです。最初は全く理由が分かりませんでしたが、恐らくバルコニーを下から支える柱の中で地面の水や湿気を吸い上げていて、そこにシロアリが入り込んでバルコニーの上の方まで水を持ち込んだのではないかというふうに想像します。バルコニーの壁や床は上から雨が入らないように密閉されていますから、水や湿気は逃げる処もなく、一種サウナ状態になっていたのでしょう。そこにシロアリが広がっていけば、外見は何でもない状況で、中の構造だけ損傷していくという構図になります。何故地面からの水が柱の中に浸入する構造なのかは、今後柱材を撤去すれば分かってくるかも知れませんが、ちょっと信じられない施工方法ですよね。(尚、前回私たちが修理する前には、アルミの笠木のつなぎ目から雨は入っていたと思いますから、それがどこからか内部へ伝っていったということはあると思います。そういう意味では、複合的な要因が存在します)バルコニーの施工は、上からの雨の浸入を防ぐことと、中の湿気や水分を逃がすことの2つを両立させる必要がありますが、その施工は結構面倒な仕事ですので、殆どやられていないのが実情でしょうね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年09月13日
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日進市のお客様のおうちで外装の塗替え工事を行っていますが、今日は内装の工事についてもご紹介しましょう。こちらは、リビングの大きな吹き抜けです。ここに足場を設置して、天井に輸入のシーリングファンを設置しようと考えております。勾配天井ですから、当然傾斜天井用の台座部材や延長ロッドも用意してあります。こちらのおうちは、全館冷暖房システムを備えていますから、一年中温度が一定に保たれているのですが、温かい空気は上昇し、冷えた空気は下がっていきますから、こうした大きな空間ではどうしても温度差が感じられてしまいます。まあ、それでも他のおうちに比べれば十分快適なんですが、毎日のこととなると、どうしても気になってしまうようです。そこで、吹き抜け空間の空気を攪拌する為に、シーリングファンを付けてサーキュレーションすることになりました。電気配線は、近くのコンセントや照明などから分岐して、持ってこられるだろうと思っていますが、万一壁や天井に穴を明けるようなことになっても、ドライウォールで仕上げてあるので、補修と塗装で簡単に直せます。(築20年で塗り直す予定でしたから、問題ありません)因みに、シーリングファンはリモコン操作ですから、ファンの回転も付属の照明のスイッチも下から簡単に行えます。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年09月12日
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日進市のお客様のおうちで外装の塗り直し工事を行っていますが、今日は日曜でペンキ屋さんもお休みでしたから、サッシに取り付けた飾りルーバー(鎧戸)のメンテナンスを行いました。樹脂で出来たルーバーは、長くて太い特殊なビスで留めてあるのですが、その頭が錆びないように、プラスチックのキャップが取り付けてありました。ただ、新築から20年以上経った状況では、キャップが劣化して半分くらいがどこかに飛んでいってしまって、なくなっています。ビス用のキャップがすぐに手に入ればいいのですが、輸入のルーバー専用ですから、国内では同じものが手に入りません。そこで、取り付けられたビスを外して、別の装着可能なビスを打ち込み、その上から新しいビスキャップを装着しました。でも、この付け替え作業は、結構手間が掛かりますし、殆ど全ての窓に飾りルーバーが取り付けられていますから、50ヶ所以上のビスとビスキャップを交換しました。一人で全部やりましたので、おおよそ半日掛かってしまいましたが、やっぱり暑い日にやる仕事ではないですよね。いつも暑い中、外で作業をしてくれているペンキ屋さんには、本当に頭が下がる思いでした。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年09月11日
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西尾市のお客様からケースメントサッシ(横方向に開閉する開き窓)のペアガラスが割れたというご相談を頂きました。サッシは、ペラウィンドウ(Pella)製のアルミクラッド木製サッシ。写真では、右側の方に大きな亀裂がいくつも走っています。道路際ですので、車で石が跳ねたか、鳥が飛んできてぶつかったか、何れにしてもペアガラスの屋外側1枚が割れた形となっています。(もしペアガラスが両方共割れてしまうと、雨風に対する養生や防犯対策といったことも必要になりますから、大変です)まあ、鳥がぶつかった場合、これだけ破損していれば、鳥の方も無事ではいられないと思いますので、鳥ではないかも知れません。ペラの窓の場合、ガラスが割れてしまうとペアガラスのみの交換は出来ませんから、ガラスが入った建具ごと交換する必要があります。幸いペラは古いケースメントでも同じものを作ってくれますから、製作に時間は掛かりますが、ちゃんと復旧することは可能です。ただ、このご時世ですから、円安やアメリカの物価高、海上輸送費の高騰や船便の予約が取りづらいといった問題で、お客様にも大きなご負担をお願いしないといけません。ただ、こういうケースでは、おうちの火災保険で補償が出来る可能性もありますから、保険会社さんとも協議して頂いて、少しでもご負担が減るようにして頂きたいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年09月10日
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長野のお客様から窓メーカー不明の輸入サッシの網戸の取っ手を調達したいというご相談を頂きました。写真を見ると、結構大きめの網戸のようで、取っ手が2ヶ所に付いているタイプのようです。取っ手2つのうち、片方の1つが破損したか劣化したかでなくなっています。こうなってしまうと、網戸の下枠全体を持ち上げることは出来ませんから、取っ手を持ち上げただけでは網戸を外したり装着したりすることは出来ません。網戸の取っ手は、写真のようにプラスチックで出来ているものと、亜鉛メッキされたブリキで出来ているものがあります。プラスチックのものは、紫外線で劣化はするものの、手で持った感触はソフトで悪くありません。また、ブリキの取っ手は、耐久性はありますが、薄い鉄板を曲げたもので手が切れそうな感じがして少し気になります。既存のものがどちらのものでも、樹脂製でもブリキ製でもどちらも装着は可能ですから、ご自身の好みに合ったものに交換頂くのがいいように思います。ただ、破損したまま網戸を外そうとすると、アルミのフレームが曲がってしまったりして、更に多くの修理を必要とする恐れもありますから、必ず取っ手は交換しておくようにして下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年09月09日
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鳥取のお客様からスライダー・サッシ(片引きの引き違い窓)の鍵金物(クレセント)を調達したいというご相談を頂きました。サッシは、どこのメーカーのものか分からない輸入樹脂サッシ。どういう形で壊れているのかは、この写真だけでは分かりませんが、ロックレバーや回転するフック・ラッチに不具合があるものと思います。写真のように、ロック金物本体とロックの受け金物との間に、隙間があったり段差のようなものがあったりすると、ラッチがうまく掛からないという問題が生じます。それを毎日無理に掛けようとすると、可動部分にストレスが掛かりそのうち破損してしまうということがあります。ですから、ロック金物を単純に交換するというだけではなく、受け金物との位置関係の調整を同時にやらないと、将来また破損してしまう恐れが出てくるということです。ロック金物の形状も、北米には様々ありますから、取付け穴の位置や大きさ・デザインといったことも十分チェックして、注文をして頂きたいと思います。勿論、そういうことを全てお客様側でやって頂くことが難しいという場合は、私たちが調査から取付け・調整まで行うことも可能です。但し、現場が遠い場合は、出張旅費や拘束時間に応じた人工費といったものも必要となってきますから、その点は予めご了解下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年09月07日
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愛知県のお客様からダブルハングサッシ(上窓と下窓が開閉する上げ下げ窓)が腐ってきているので、修理をしたいというご相談を頂きました。サッシは、マーヴィン(Marvin)製のアルミクラッド木製サッシ。下窓(ボトムサッシュ)を外して、上窓建具の下枠部分を拡大して写真を撮って頂きました。木枠のコーナー部分が腐って、深くえぐれたようになくなっています。それに伴って、木枠に固定されていたボトムウェザーストリップ(気密パッキン)も下に落ちてきています。この不具合は、明らかにペアガラスの周囲から雨が中に入り込んで腐敗させたという状況だと思います。こういう場合、マーヴィンの建具を新しいものに交換する以外直す方法はありませんが、1998年以前に製造されたダブルハングはサッシパネルの供給が終了しています。となると、正規の修理方法ではありませんが、建具枠の欠損している部分に加工した新しい木を装着して復旧させるか、別の輸入サッシ・メーカーのリプレイスメント・キットというサービスを利用して、既存の窓枠に別メーカーの建具を入れるかという選択肢しかありません。ただ、木を加工して元に戻すとしても、木が腐りやすいという窓構造自体はそのままですし、リプレイスメント・キットで建具を入れ替えるにしても、正しく採寸しないと新しい建具の装着が難しいというリスクもあります。勿論、マーヴィンの窓枠に別メーカーの上下建具を入れる訳ですから、道具がなかったり施工に慣れていなかったりすると、施工ミスを起こすという危険もあります。何れにしても、10年以上経ったペアガラスのサッシは、屋外側の防水処理をやり直すということを忘れないで頂きたいと思います。それは、国産のペアガラスサッシや輸入の樹脂サッシでも、建具内に水が入れば、ペアガラスが内部結露を起こす可能性があるからです。これは、ペアガラスの構造的な特性によるものですから、生涯メンテナンスフリーという窓はありません。定期的に全ての窓を開けて、状態をチェックすることも大切ですね。尚、私たち ホームメイドは、新品のサッシ建具でもガラスの防水処理や木枠の木部防水塗装を行いますよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年09月06日
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奈良のお客様からケースメントサッシ(窓が横方向に開閉する窓)のハンドルの調達と交換方法が知りたいというご相談を頂きました。サッシは、ローウェン(Loewen)製のアルミクラッド木製サッシ。写真をよく見ると、クランクハンドルの根本部分の金属が、割れてめくれ上がってきています。金属で出来ていますし、それ程力が掛かる場所でもないように思いますから、どうしてこんなになったのか、不思議です。詳細は分かりませんが、やはり窓の開閉がしづらくなって、オペレーターが動かないのを無理にハンドルを回して何とかしようとした以外には考えられません。ハンドル自体は、然程調達に問題はありませんが、こうなったことから考えると、他に原因があるように思います。オペレーターやウィンドウヒンジに不具合がないか、取付けビス等に欠落がないか、建具の水平・垂直が取れているか、位置がずれていないかといったことを全てチェックして解決方法を探る必要があります。ただ、お客様は輸入サッシに慣れていない工務店さんのようですし、交換や調整の仕方もよく分からないという感じですから、そういったチェックまでやって頂けるかどうかは分かりません。最悪私たちが出張調査や修理を行わなければならないかも知れませんが、そこまで大ごととしてお考えかどうかも分かりません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年09月05日
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長野のお客様からマーヴィン(Marvin)製のオーニングサッシの修理をしたいというご相談を頂きました。オーニングとは、窓の下側が外に開いていく形式の窓で、キッチンキャビネットの奥に設置する窓として重宝されるケースが多いですね。今回の不具合は、クランクハンドルを回しても、途中で空回りを起こして開いていかないというものです。こういう場合、多くのお客様はハンドル自体の不具合をお考えになるようですが、殆どの場合その先にあるオペレーターと呼ばれる開閉金物に破損があると考えていいでしょう。お客様から頂いた写真をご覧頂くと、ハンドルカバーの少し上方に置いてある螺旋構造の部分が付いた小さな棒状部品が見えるかと思います。これは、本来オペレーターの中に固定されている部品なんですが、無理に開閉をした為に途中で折れて飛び出してきてしまったという感じです。実は、この回転軸パーツは、ハンドルともネジで固定されているので、オペレーターからこのパーツが外れてしまうとハンドルと一緒に抜けてきてしまう為、この部品をハンドルの一部と勘違いする人が多いのです。こういうケースでは、オペレーターの交換はもとより、建具の開閉調整を一緒に行わないと、また窓が引っ掛かって無理にハンドルを回してしまうので注意が必要です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年09月04日
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千葉のお客様から掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)のロックレバーを調達したいというご相談を頂きました。サッシは、ミルガード(Milgard)製の樹脂サッシ。写真は、お客様がハンドルの金物を外してお送り頂いたものです。見事にロックレバーが、真っ二つに折れてしまっています。また、ロックケースに差し込む銀色の部分は、フォーク状に二股になっているのですが、ここも片側が欠損している感じです。こうなる為には、鍵を掛ける際に相当強くレバーを押し下げたのだろうと思います。つまり、簡単には鍵を掛けることが出来ない状況だったろうと推測しますが、通常そんな力を入れる必要はなく、軽くロックが出来るはずです。それが出来ないという状況とすると、鍵を掛ける位置が悪いということになりますが、ドアの水平垂直が適切でなかったり、ロックケースのラッチ(鍵爪)の出方の調整が不十分であったり、ロックの受け側のストライクの位置が悪かったりしたのが原因です。どれが原因なのかは、ドアの状況を見てみないと分かりませんし、それによってどう調整するかも変わってきます。(原因が複数ある場合もあります)今回お客様はロックレバーの破損だけを気にされているようですが、折れた原因を解決しないと、また同じトラブルに見舞われますから、注意が必要だと思います。ただ、私たちが調達する新しいタイプのロックレバーは、長い棒状の部分の板厚が少し厚くなっていますから、多少強度は上がっていると思います。それでも、ずっとストレスが加われば、そのうち折れる恐れもありますよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年09月03日
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前回、外装の塗替え工事の為に足場を立てたという記事を書かせて頂きましたが、今日はペンキ屋さんが洗いの作業を行っている間、私は窓を外して今回交換するペアガラスのサイズを計測しました。サッシは、ACANの樹脂製シングルハングサッシ。ペアガラスの中に水分や湿気が入り込んで、ガラスの周囲のスペーサーを劣化させました。当然ペアガラスの中では内部結露も起こしていますから、ガラスを交換する以外直す方法はありません。ただ、アルミクラッドの木製サッシと違い、樹脂サッシでは建具ごと交換する必要はなく、ペアガラスのみを交換することが可能です。その為には、ペアガラスの寸法を正確に計測して、全く同じサイズで新しいガラスを作る必要があります。今回、その寸法調査を行う為に、ガラスの周囲にあるガラス押えの部材を外し、ガラス全体が見えるように露出させました。しかしながら、このガラス押えがなかなか外しにくく、下手をするとガラス押えを破損させてしまいますから、慎重な作業が必要です。(ACANというメーカーは既になくなってしまっていますから、全く同じガラス押えを調達することが難しく、万一破損させたら結構厄介なことになってしまうかも知れません)それでも何とかガラス押えを無事に外して、ガラスのサイズを測ることが出来ました。ペアガラスの厚みも7/8インチ(約22mm)という国産サッシではあまりないサイズですから、普通のサッシ屋さんでは調達が難しいかも知れませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年09月02日
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