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会社の近くお客様の輸入住宅で、本日外部足場の設置作業が始まりました。こちらのおうちは、会社を設立してから建てた第1号の建物です。22年経っているとは言えないくらいまだまだきれいですが、輸入の木質外壁材などの塗装が所々剥げてきていますから、そろそろ塗替えなどのメンテナンスを行う時期に来ています。今日は、晴れているのに急に雨が降ったりするといった変な天気ですが、何とか足場を設置することが出来そうです。明日は、この足場を利用して、ペンキ屋さんが塗装工事を始めてくれる予定ですが、まず最初は汚れた外壁等をきれいな水で高圧洗浄していきます。この洗いの作業をいい加減にして塗装をすると、塗装の裏に残った汚れによって塗装が部分的に剥がれてすぐにダメになってしまいます。飛び込みで安く仕事をしてくれるリフォーム業者や塗装業者は、こういった工程を飛ばして手間代を省きますから、完了したらお客様には分かりません。如何に汚れを残さず、隅々まできれいに洗えるかが、一番の勝負所です。それから、洗浄作業は雨の時が一番です。雨自体に汚れがある訳でもないですし、お隣に洗濯物が干してありませんから、汚れの水しぶきで洗濯物を台無しにすることもありません。また、塗替えの様子は適宜お伝えしますので、乞うご期待。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年08月31日
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蓼科のお客様の別荘へ伺って、再度ノルディスカヒュースの木製サッシのガラスパテを打ち直ししてきました。サッシは、スウェーデンのSP Snickerier社製の木製輸入サッシ。先回も4日間仕事をしてきたのですが、サッシ以外の修理もやりましたし、最初であるが故の手探りの対処で、時間を取られる要素が多く窓の修理はあまり捗りませんでした。今回は、その教訓を生かして、材料や部品の調達や持ち込む工具の多様化といったことを事前に行った上で現場に向かいました。それでも、突発事態というものは必ず起こるもので、それへの対応をしていると、どんどん時間が削られてしまいました。最終的にガラスパテの打ち直しが出来た窓の箇所は6ヶ所で、先回の4ヶ所よりは50%作業効率がアップしたのですが、それでも作業は遅々として進まずといった印象です。いつもは手作業で全て行っていた仕事も、今回は電動工具を使い少しでも迅速に作業が行えるようにやったつもりですが、薄いガラスの上の石のように固くなったパテを除去する訳ですから、割れを心配して無茶な動かし方は出来ません。この調子だと、まだ2回は行かないと思ったような仕事は出来ないかも知れませんね。いや~、ほんと大変な作業です。こんな仕事は、誰も受けないでしょうね。勿論、何も知らないで安易に引き受ける業者さんがいたら、絶対にお金に見合わない仕事になると思います。体はガタガタですが、お陰で随分勉強させて頂けたと思います。次回同じようなことをご依頼頂いた際は、更にいい仕事が出来るように頑張りたいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年08月30日
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昨日、日進市のお客様の処に伺って、タイルの張り替えを行ってきました。2009年に竣工した輸入住宅ですから築13年なんですが、お隣のご親戚の車を駐車する際に玄関ポーチの角を当ててしまったようです。車に座ったままだと、足元が見えないこともありますから、こういうことはよくあることかも知れません。幸い当時の輸入タイルと同じものが今でも手に入りましたから、それを取り寄せて交換しました。昨日は、この地方も36度近くまで気温が上がりましたから、外仕事は本当に大変ですが、何とか作業を完了することが出来ました。一番大変なのは、タイルの下地のモルタル類を剥がして、下地を平らにすることですが、意外とスムースにサンダーで削れました。タイルを切るのもタイルカッターを調達していましたので、難なくその作業もクリア。ただ、材料が新しいので、古いタイルと随分色が違って見えますね。先日は、浜松で輸入ドアを交換してきましたし、今回はタイルの張り替えをしましたから、ほんと輸入住宅のことなら何でもやれますよね。その分、輸入した専用の材料や道具もどんどん増えていきますので、倉庫の中は目一杯になってきました。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年08月25日
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浜松のお客様の処に伺って、勝手口のテラスドアを交換してきました。サッシは、ペラ(Pella)社製のデザイナーシリーズ、アルミクラッド・サッシ。デザイナーシリーズは、ペラのものでも高級なタイプで、建具のペアガラスの他に、室内側に取り外し可能なガラスが1枚装着された3重ガラスになります。今春一度このドアの交換にお伺いしているのですが、メーカーがサイズを間違えて出荷してきた為に、交換が出来ませんでした。私の方は、そんな間違えをするとは思ってもみなかったので、古いドアを外していざ新しいドアを取付けしようとしたら、既存の古いドアより数センチ小さいものだったという状況でした。ガラスの防水処理や木部塗装も事前に全部やってきていましたし、またそれを持ち帰って、古いドアを再度入れ直すということまでやりましたから、本当に大変でした。今回は、サイズもピッタリでうまくいきましたが、既存のドアヒンジの形状と新しいドアのヒンジ用の彫り込み形状とが合わず、彫り込みを私がし直す必要がありました。また、デッドロックバーが差さるストライクプレートが、低い位置で取付けしてあった為、ドアを少し持ち上げたり、ストライクの穴を下へ広げてやったりしなければならず、結構調整作業にも時間が掛かりました。自分たちで新築したおうちではないので、施工したメーカーが正しく施工をしていないと私の方でそれを修正しなければなりませんから、現場でとっさに作業が出来るように様々な工具も常に用意をしています。私たち ホームメイドは、修理して今まで通りにするのではなく、今までよりも使いやすくすることを心掛けて施工します。そういうことをする為には、経験を積み重ねることと、次をよりよくする為には何が必要かを考えて施工することが大切です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年08月24日
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今週木曜から会社の近くに住むお客様のおうちのウッドデッキを修理メンテナンスします。先日、屋根がない部分にあるデッキを取り除いて、ルーフデッキだけの状態にしてあります。デッキ材を取り除いた部分には、手摺が全くない状態になっていますので、今回大工さんと一緒に手摺や小柱類を設置して、人が落ちないようにする予定です。普通の住宅メーカーやリフォーム屋さんだと、木製の材料でも無塗装のまま施工して、後から塗装をするというやり方をするようですが、それだと木部同士が接する部分は塗装することが出来ません。例えば、デッキのザラ板(床材)の上に柱材を直接載せるという感じだと、柱材とザラ板が接している部分は無塗装の状態になって、ザラ板の上に雨が溜ると柱が下から腐ってきます。そういうことを避ける為に、小柱等の木口(こぐち)の部分だけ屋外用の木部専用防水塗料で塗装を行いました。会社の倉庫の中は、暑さと湿気で作業をするのも大変ですが、それでも事前にこういう準備をしておくことで、ウッドデッキの寿命を長くすることが出来ると思います。ウッドデッキが出来上がった後、ペンキ屋さんにお願いして塗装をしてもらうのが一番楽ですが、私たちでもやれることをやっておくという気持ちがないといけません。一旦施工してしまえば見えなくなる場所ですから、お客様にも黙っていれば分からないことですが、建築屋の良心としてひと手間掛けるということをホームメイドではやりたいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年08月22日
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今日、岸田総理がコロナに感染したというニュースが流れています。重症化しないようにワクチンを打とう、お年寄りにうつさないようにワクチンを打とうということでしたが、軽症だったということだけが救いのようです。でも、感染すれば誰かに感染させちゃうんだから、感染拡大を抑えるという目的でワクチンを打つというキャンペーンは、岸田さん自ら意味がないということを国民に発表してしまった形になりました。現在、世界で一番感染が多い国は日本で、あれだけ施策が失敗したとニュースになった欧米は、マスクなしで自由に過ごせる社会になっています。つまり、ワクチンが感染を抑える唯一の方法だという考えは、本当は薬剤メーカーの利益拡大に貢献しただけで、気休めでしかなかったということに他ならないような気がします。日本でも感染を拡大させて、感染率を50%以上にすることで集団免疫を作り出すことが一番のコロナ対策だと思いますし、感染しても薬で治療する方法がある訳ですから、感染を心配する必要もありません。インフルエンザも皆が感染することで、今では一般的な病気になっていますし、人によっては重症化することも全く同じです。そろそろワクチンを打った後のお年寄りの死亡率とインフルエンザの年寄りの死亡率の比較を公表しては如何でしょうか。ワクチンで重症化を抑えられているというなら、第7波の年寄の死者数は大幅に減っていなきゃおかしいように思います。ワクチン接種の有無に関わらず一定割合で重症化するというなら、ある程度の痛みは覚悟の上で感染拡大に舵を切り、コロナ禍を一刻も早く終息させるという施策が必要なのかも知れません。そういう言いにくいことを国民に言うことが、政府の役割だと思います。
2022年08月21日
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天白区のお客様のおうちに伺って、掃出しサッシの気密モール材を新しいものに交換してきました。サッシは、マーヴィン(Marvin)製のスライディング・パティオドア。掃出しサッシは、全部で4ヶ所。その全てのモール材が下から飛び出してきているといった状況でした。メーカーにオーダーしたのは、半年以上前のことでしたが、なかなか出荷されてこない状況で、ようやく私たちの手元に届いたのでした。アメリカやカナダのどこのメーカーでも、注文から入荷まで半年以上の納期が掛かる反面、金額も昔よりも数倍高い状況なのでお客様としても不安に感じるかも知れませんね。と言っても、こうしたことを私たちではコントロール出来ませんから、お客様に事前に説明させて頂いて、予めご納得頂く必要があります。さて、このモール材ですが、正式名称はパイル・ウェザーストリップと呼ばれていて、ライン状になった毛でドアとドアとの召し合わせ部分の隙間を埋める役目を果たしています。これによって、隙間から雨や風が入るのを防ぎ、室内の冷房・暖房の空気を外に逃がさないようにしてくれます。こちらは、経年で下から外れてきたのだと思いますが、可動するドアを一旦窓枠から外さないと交換することは出来ません。幅2.4mもある掃出しサッシですから、ドア1枚80kgくらいあると思いますので、慎重に外さないとドアが倒れてきたりして危険です。作業を行う際は、やはり2人はいた方が安全だと思いますので、ご自身でやられる場合は十分に気を付けて作業を進めるようにお願いします。また、私たちはモール材の交換だけでなく、一緒にドアの水平・垂直を見たり、高さやロックの掛かり具合を調整したりします。実は、定期的にそういう調整メンテナンスを行えることも、こういった消耗部材の交換作業を私たち ホームメイドにご依頼頂くメリットでもあります。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年08月20日
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先日、交換用として部品メーカーに網戸用のコーナー部品を注文しました。サッシは、ミルガード(Milgard)製の樹脂ケースメントサッシ。窓枠に網戸がしっかり固定出来るように、網戸のフレームやコーナー部品に耳のようなものが付いています。ただ、今回メーカーに注文した後、突然勝手に部品のデザインを変えてきました。注文時は、コーナー部品の耳の部分の長さは、1インチ(25.4mm)だったのですが、メーカーから連絡してきたのは1-1/8インチ(28.6mm)なんです。メーカー曰く、今までのものはあまり品質がよくなかったので、この仕様のものを販売することにしたということでした。それなら、注文する前にそういうことを言ってくれないと、お金を払ってから言われてもこちらとしては困ってしまいます。アメリカやカナダの人間は、こんなもんですと言ってしまえばそれで終わりですが、買う側としてはちょっと大変です。耳をカットすれば使えないこともないですが、それには結構手間が掛かります。勿論、それをお客様側でやって頂くとなると、道具もいるしハードル高いかなぁ。そのまま使えないこともないではないですが、耳の部分が少し出っ張っちゃうもんなぁ~。やっぱ、従来の仕様・寸法で製造してくれる処も探しておいた方がよさそうです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年08月19日
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豊田市のお客様から新築から12年経った屋根材が剥がれたので、修理をお願いしたいというご相談を頂きました。屋根材は、オーウェンスコーニング製アスファルトシングルのオークリッジプロ。アスファルトの素材にグラスファイバーが練り込んであって、風速38mにも耐えられるというものなんですが、見事にめくれ上がって千切れています。このおうちは、少し高台にあって東側が開けている環境で、台風等の強風が建物の東側に当たってくるといった状況です。また、風は均一の強さで吹く訳ではなく、強く吹いたり弱く吹いたり、時には予報の最大風速よりも瞬間的に強く吹く可能性もあります。風に強い屋根材もいろいろありますが、今後発生するであろうスーパー台風といった部類のものに絶対耐えられるという屋根材は存在しません。こういう場合、都度直していく以外に方法はないかも知れませんが、何か対策を施さないとまた同じ被害が発生しますから、考えどころです。それにしても、自然の力は侮ってはいけませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年08月18日
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静岡県のお客様から古いダブルハングサッシの建具交換についてご注文を頂きました。サッシは、ハード(Hurd、現シエラパシフィック)製のアルミクラッドサッシです。古いサッシの規格は既に廃番になっているということで、現行規格の新しい建具を古いサッシの窓枠に装着するのですが、当然金物類も新しい規格のものが取り付けられます。古いサッシには、シャンパンゴールド色と呼ばれる少し黄色がかったような銀色みたいな金物が付いていたのですが、新しいものにはシャンパン色と呼ばれるブラウングレーといった感じのものが一番近い色としてメーカーから提案されます。同じシャンパン色と言うのですが、随分感じが違いますよね。他にも白色等のオプションがあるのですが、こういう色の方があまり雰囲気を壊さずに馴染むのかも知れません。それよりも何よりも、古い窓枠をそのまま使って、新しい建具が装着出来るということの方が最も優先されることでしょうから、こんな小さな見た目の変化はお客様にとって優先順位は低いとは思いますが・・・。ペアガラスが割れたり、建具の木が雨漏れで腐ってしまったりしたら、殆どのアルミクラッドサッシは建具ごと交換をしなければなりませんが、形状が多少変化してもちゃんと装着出来る交換部材を長く作り続けてくれるというのは、本当に有難いことだと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年08月16日
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今回メンテナンス用にと、メーカーから古いサッシに使われている部品を一堂に網羅した分厚いパーツマニュアルを頂きました。このマニュアルに掲載された輸入サッシは、2008年以前に製造されたマーヴィン(Marvin)製のアルミクラッドサッシとWOODサッシ。私たち ホームメイドが修理・メンテナンスするサッシの多くは、輸入住宅ブームの1990年代~2000年代前半のものが殆どですから、このマニュアルで全てカバー出来ると言っても過言ではありません。ただ、100ページでは利かないだけの情報量が満載されていますので、全てを細かく読んでみるというのは不可能かも知れません。ですから、不具合のあるサッシについて、都度該当ページを探して必要部材を特定するといった作業で詳細を読み解く必要があります。まあ、英語で書かれていても特にアレルギーを感じることはありませんから、問題はないのですが、DAIGOが使うような略語が使われていることも多いようですから、その点が少し面倒ではあります。こういったマニュアルは、なかなかメーカーは出してくれなかったのですが、こういったものがあれば、まず私たちで精査して、それからメーカー側に伝えることが出来ますから、相当有意義なものだと思います。輸入サッシやドアの各メーカーが作成しているパーツマニュアルや施工マニュアルといったものが揃ってくれば、今後の仕事でも内容を深掘り出来るようになるはずです。こんな資料を欲しいなんて言う輸入住宅ビルダーはいないと思いますが、ホームメイドでは一種宝物かも知れません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年08月15日
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日進市の輸入住宅のお客様から木質サイディングが雨や結露で腐ってきたので、外装リフォームをしたいというご相談を頂きました。通常であれば、輸入の木質サイディングでも雨等で腐ることはないのですが、特殊な構造で施工がされていた為、サイディングの内側から腐ってきてしまいました。それは、外壁の防火規定をクリアする為に苦肉の策でやられたのですが、サイディングと構造材との間に薄い鉄板を全面に張るというものでした。確かに、木のサイディングだけでは外からの火災等で建物が燃えてしまうというリスクがありますから、表面のサイディングが燃えても下地に鉄板が入っていれば、それ以上中に火は入らないはずです。(実際には1000度以上になる火災の場合、暫くすると鉄板も溶けてしまいますから、僅かに火災を遅らせる効果しかないですし、火災が起きれば窓ガラスが割れて火が中に入るので然程意味がない気がします)それで、20年以上昔の建築基準法をクリアして、このおうちは新築出来たのですが、夏場にクーラーを付けたおうちでは鉄板部分が冷やされて屋外の湿気が水滴に変わってしまいます。そうなると、鉄板に接している木質サイディングに夏場は水が常に付着することになりますから、MDFのようにふやけて素材がボソボソになってしまうのです。そうなった状況で、雨も追い打ちを掛けますから、どんどんサイディングは傷んでくるということになる訳です。今回のリフォームでは、費用を抑えるという目的と防火構造を維持するという前提で、木質サイディングだけを撤去して、鉄板の上から新たに樹脂のサイディングを施工するという方法を取ろうと考えています。本来であれば鉄板も撤去したいという思いはありますが、そうすれば防火認定のある重い窯業系サイディングを取り付ける必要がありますし、そうすると10年毎に外装の塗り直しも必要になります。樹脂サイディングは、水が付いても腐りませんし、薄くて軽い為建物にも重量的な負担が掛かりません。また、樹脂そのものに色の顔料が練り込んである為、20年経っても色落ちせずに塗り直す必要もないのです。(随分メンテナンス期間が延びるという意味で、一生塗替えが必要ないということではないですよ)北米ではよく使われる素材ですが、日本でもこういうものを使って建物をおしゃれにしてみては如何でしょうか?輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年08月13日
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滋賀のお客様からシングルハングサッシ(下窓だけが開閉する上げ下げ窓)のバランサーを調達したいというご相談を頂きました。サッシは、メーカー不明の樹脂サッシ。新築から15年以上経っているそうで、別の頂いた写真からすると浴室用に取り付けられた窓のようです。浴室のサッシは湯気や高い温度に常に曝されていますから、鉄などの金属で出来ている部品類は錆や劣化が早くなります。ご覧のように、建具を持ち上げる為のバネもひどく錆び付いていますし、そこにつながっているはずの吊りヒモも切れてしまったのか、なくなっています。こうなると、窓は上に開けられない状態になりますし、無理に開けてもストンと落ちてきてしまいますから、勢いがいいとガラスが割れてしまうという危険性もあります。浴室の換気を促す為にも早めにバランサーを交換して、窓が開け閉め出来るようにすることが大切です。また、浴室内ではペアガラスも常に湯気や高い温度に曝されますし、屋外側では雨が建具枠の中に入り込むリスクがあります。ペアガラスの内部結露を防ぐ為にも、ペアガラスの室内側と屋外側を両方防水処理してやることもお忘れなく。それから、お風呂の利用が終了した段階で、窓を開けて換気するということの他に、サッシに付いた水分を雑巾等で拭き取ると更に長くお使い頂けるようになりますよ。どんなこともちょっとした気遣いが大切です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年08月12日
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会社の近くにあるお客様の輸入住宅で、もうすぐ外装の塗り直しの工事を始めます。そこで外部足場を立てる前に、足場の邪魔になる破損したウッドデッキを一部解体しました。丁度そこは、下屋の屋根が架かっていない屋根なしのデッキで、随分前から腐って危なくなっていました。いつぶっ壊れてもおかしくない状態でしたので、今度の台風で崩れてしまうかも知れないということで、急遽解体作業をすることにしました。質の高いカナダのシダーで作られていたんですが、やはり雨風に曝されるような場所では、ウッドデッキも劣化が激しいですよね。お客様にも手伝って頂きながら、今朝から解体をスタートしたのですが、お昼過ぎくらいまでには大方作業は完了しました。解体したデッキ材は、冬場の薪として暖房に使って頂く為に、その場にまとめて置いています。玄関のアプローチにある木製階段も一部腐ってきて危ない状態でしたが、最後に解体した廃材を使って、段板の受けの補強を行いました。あとは、9月に大工さんの都合が空いてきたら、アプローチ階段と屋根を支える柱と柱の間に木製手摺を作り直す予定です。ただ、その手摺は雨でも腐らないというエコアコールウッドという木材と堅いオーク材を使って作りますから、耐久性は大幅にアップすると思います。完成したらまた記事に書きますから、乞うご期待!それにしても、暑いですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年08月11日
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今朝突然、碧南市のお客様からビルトイン・ガレージが開いたまま閉まらなくなったので、見て欲しいというご相談を頂きました。このお客様は、数年前に車載リモコンの調子が悪いので、新しいものをいくつか購入したいということでお渡ししたことがありました。最近シロアリの防蟻工事を行ったらしいのですが、その時以来ドアが閉まらなくなったそうです。一度現場を見に行かなければ状況が分からないと思っていましたが、メーカーの担当者とも相談をしたら、もしかしたらレールの両袖に付いているセンサーの位置が変なのではないかという話になりました。実は、このセンサーはガレージドアの下に人やものがあると危険なので、安全対策の為に両サイドにセンサー部品を向かい合わせに取り付けて、それがビームを飛ばしてもし何かがビームを遮れば、自動停止してドアが全開放するという仕組みになっています。お客様からメールで頂いた写真を見ると、若干室内側に曲がって取り付けられているような感じがします。そこで、お客様に連絡をして、私たちがチェックに伺う前にセンサーの位置をお互いが真っ直ぐ向き合うように変えてくれるようにお願いしました。また、各センサーのレンズも雑巾等できれいに拭いて頂くことも一緒にお願いしました。そうしたら、すぐに全く問題なく動き出したという連絡が入りました。やはり、シロアリの業者さんが、足元にあったセンサーを蹴飛ばして位置がずれてしまったということが原因だったようです。お盆休み前で、私たちや職人さんもなかなか動きづらくなるタイミングでしたから、遠隔操作でちゃんと動くようになって本当によかったです。因みに、ガレージドアは10年くらいでトーションスプリングの交換や定期点検が必要となります。少しでも違和感を感じたら、ドアが作動しなくなる前に点検・整備をして下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年08月10日
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先日、埼玉県の広い地域で大きめのヒョウが降ったというニュースをやっていたというのを覚えていらっしゃる方も多いと思いますが、今回それによる被害の復旧についてご相談を頂きました。サッシは、インシュレート(Insulate)製の輸入樹脂サッシ。外に付けられていた網戸はズタズタに破れ、ガラスの周囲を押えている樹脂製のガラス押え(押縁)にも穴がたくさん明いています。随分新築から時間が経っているようで、網戸のスクリーンが白化していますから、ガラス押えも劣化して固くなっていたんだと思います。そこへ大粒のヒョウが無数に降ってきたという状況であれば、こうなってしまうのも仕方ありません。恐らくサッシがこうなっている輸入住宅は、他にもたくさんあるのだろうと思いますが、お客様もどこに相談していいのか途方に暮れているという感じだと思います。また、これだけならまだましなのかも知れませんが、ペアガラスに割れが入ってしまったり、ガラス内部に水が入り込んでしまったりしているおうちもあるでしょうから、復旧するのにお金も時間も掛かると思います。まずは、被害の全容の確認と、どういった部材が被害に遭って、どこをどう直さなければいけないのかをチェックする必要があるでしょう。今頂いているご相談は1件だけですが、もしかしたら今後増えてくるかも知れませんし、こうした災害は全国どこでも起こり得ることを考えると、輸入住宅の修理の仕事は私たちだけでは手に負えなくなるかも知れませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年08月09日
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尾張旭市のお客様からお預かりしたダブルハングサッシの輸入網戸の修理が完了しました。輸入サッシは、今は亡きウェンコ(Wenco)製。先日、スクリーン(網)を張る直前までの写真を記事でお見せしましたが、今回は網押さえのゴムも全て装着した様子です。日本で手に入る網押さえのゴム糸は、直径3.5mmが一般的ですが、輸入サッシの網戸の場合、3.9mm又は4mmはないと、せっかく張ったスクリーンが緩くて外れてきてしまいます。また、輸入ゴムの2種類は、0.1mmという微妙な太さの違いがあるのですが、僅か0.1mmで緩かったり、太くて入らなかったりしますから、私たちはその両方を準備します。(窓メーカーによって、変えないといけません)そして、大きめの網戸になると、外枠フレームの変形を抑える為に網戸の中央にセンターフレームを入れるのですが、その位置もちゃんと測って装着してあります。写真の3枚の網戸は、全て同じ大きさ・仕様ですが、以前は破損したり曲がったりでバラバラな状態でした。そういったことも全て修正(矯正)しながら、網戸を組み直してありますので、非常にきれいな仕上がりになったと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年08月08日
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8月11日(木)~15日(月)の期間、手づくり輸入住宅のホームメイドでは夏季休暇を頂きます。建築のご相談や各種お問い合わせを希望される方はお早めに!お電話の方は、TEL:0561-75-4087 へ(お休みの期間中は留守電になりますので、上記ご相談・お問い合わせリンクよりご連絡下さい。再開後にお返事させて頂きます。)
2022年08月08日
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宮城県のお客様からヴァイスロイ(Viceroy)製スライディング・パティオドアの修理をしたいというご相談を頂きました。こちらは、お客様からお送り頂いたロックハンドルの写真ですが、この金物には破損等はなさそうですから、恐らく別の場所の正常なものを撮影頂いたのだろうと思います。宮城県のお客様でヴァイスロイ社のサッシを使われているということですから、セルコホームさんが建築を担当されたおうちではないかと思いますが、お客様からはセルコさん以外の業者さんで宮城県で対応してくれる会社を教えて欲しいというご相談も頂きました。どういった経緯でそういうご希望をされたかは分かりませんが、私たちホームメイドは愛知県にある小さな輸入住宅ビルダーですから、どこか遠くの信頼出来る業者さんを紹介してくれと言われても、全く知り合いはいないというのが実情です。確かにNETなどを見れば、輸入住宅の修理をやっていらっしゃる建築屋さんは、いくらかいらっしゃるとは思いますが、一緒に仕事をしたことがないという現状では、そこが私たちと同じレベルの施工が出来るかどうかは保証する術はありません。確かにそういうネットワークが出来るといいと思いますが、下手に紹介などして反ってトラブルになることもあるでしょうから、それではお客様が気の毒です。今回も、私たちが補修資材を海外から調達して、現地まで伺って交換をするという内容で見積をすることになりますが、そういった経費を掛けてでもきれいに直せてよかったと言って頂けるようにしたいと思います。勿論、お客様のご予算もあるでしょうから、私共から無理を言うようなことはありませんが、ちゃんとメンテナンスをしてくれる建築業者を見付けることは、将来に亘る家づくりには重要なファクターかも知れません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年08月07日
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尾張旭市のお客様からお預かりました輸入サッシの網戸を直しています。サッシは、ウェンコ(Wenco)製のダブルハングサッシ。網戸のコーナー部分はほぼ全て劣化の為破損し、グラスファイバー製の網や網押さえのゴムも交換しなければ使えない状況でした。また、網戸を窓に固定する為の網戸用固定ピンも全てなくなっていましたから、こうしたものを全て新しいものに交換する必要があります。それだけならいいのですが、網戸のフレームも全て湾曲した状態の為、ある程度真っすぐに戻してやる必要もあります。普通だったら、メーカーにお願いして網戸ごと新品に交換すれば早いのですが、窓メーカーが既に存在していない以上、修理する以外に方法はありません。(勿論、フレームも新しいものにすれば、新品となるのですが、網戸の上端フレームに付いている固定用の突起部品だけは新品が見付かりません。そのうち、それも探し出しますが・・・)そこで、今回はフレームはそのまま使い、その他は全て新しい部品に交換するという手法を取りました。写真は、グラスファイバー製のスクリーンを張る前まで完成した状態ですが、3枚の網戸が全てきれいに揃っている状態というのは気持ちいいですよね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年08月05日
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東京のお客様からサーティンティード(CertainTeed)社製のケースメントやオーニングサッシに付いている網戸を固定する部品が調達したいというご相談を頂きました。サーティンティードは、クレトイシがカナダのメーカーの技術を導入してOEMで製造していた樹脂サッシです。ケースメントサッシ等の網戸は、室内側に取り付けるのですが、その際網戸フレームを窓枠内に固定する為に、小さなクリップが使われています。小さなプラスチックで出来ていますから、長い間に欠けてしまったり、これを固定するファスナーが破損してしまったりします。通常、このクリップで4方向から固定しますから、1つくらい壊れても何とか網戸は付いていますが、複数破損すると網戸は窓から外れてしまい、最悪テープのようなもので留めるしか方法がなくなります。せっかくの輸入住宅なのに、網戸がテープで固定されているというのは、何とも情けない感じになってインテリアも台無しです。建築屋さんが輸入住宅から撤退してしまったり、倒産・廃業してしまったりすると、お客様はどこから補修部材を調達したらいいのか、途方に暮れるという状況になるかも知れません。だからと言って、そのまま放置すれば、悪い箇所はどんどん増えていきます。私たちのような輸入住宅専門業者を見付けて、そういった会社と連携しながら長くメンテナンスをしていくことが必要かも知れません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年08月04日
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岡崎のお客様から輸入ケースメントサッシ(横方向に開いていく窓)のオペレーターを調達したいというご相談を頂きました。サッシは、スターライン(Starline)製のアルミサッシ。熱伝導が早くて断熱には向かないアルミで出来ている輸入サッシは、今では殆どありませんが、昔はミルガード(Milgard)でも製造されていました。それでも、錆に強いという特性から、こちらのおうちでも浴室用に採用されたのだと思います。ただ、サッシのフレーム自体がアルミであっても、その他の付属部品全てがアルミやステンレスで出来ている訳ではありません。今回調達をご相談頂いたオペレーターもそうですが、鉄の鋳物や鉄を塗装したものが使われているのが殆どです。窓のカビや汚れからすると、掃除や窓拭きなどといったメンテナンスは殆どされて来なかったというのが実際だと思います。そうなると、オペレーターアームの滑りも悪くなりますし、ウィンドウヒンジなどの動きも上下で違ってきますから、オペレーターそのもののギアにも大きなストレスが掛かってしまいます。恐らくそうしたことで、今回オペレーターを交換したいということになったのだろうと思いますが、単にオペレーターを交換しただけでは軽く開閉出来るようにはなりません。交換時には、その他のパーツや建具の調整をすることが、このサッシを長く使い続ける秘訣だと思います。また、ペアガラスの内部結露を防ぐ為に、ガラス等の防水処理をすることもお忘れなく。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年08月03日
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先の記事で、個々の不具合部品をご覧に入れましたが、今回はそれらの部品を実際に交換した後の様子をお見せします。サッシは、ハード(Hurd)製のオーニングサッシですが、通常サッシの下端にあるクランクハンドルの代わりに、Sentry 2000のモーターユニットが取付けしてあります。また、そのモーターに接続する形で、ダブルアームが付いたオペレーターが建具を押して開いているのが分かりますね。スイッチからの配線や他のサッシの開閉と連動させる為の配線など、多数の電気配線も見えますが、今回触った場所はモーター配線のみです。至ってシンプルな構造で出来ていますから、壊れることは比較的少ないのですが、何か1つ変な状態になると次々と連鎖してしまうのが、不具合というものです。一般の住宅でこういったシステムを採用しているおうちは少ないと思いますが、もし破損しても私たちなら修理が出来ると思います。ただ、こうした部材がいつ手に入らなくなるかは分かりませんから、調子がおかしいと感じたら、早めに直しておくことが重要かも知れません。因みに、こういったシステムは、ハードだけでなくマーヴィン(Marvin)のサッシ等でも使われていました。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年08月02日
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