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海部郡大治町のお客様のおうちで、玄関ドアのハンドルを修理してきました。ハンドルセットは、高級なボールドウィン(Baldwin)製。3年くらい前に新品に交換したものなんですが、室内側のドアレバーを下げてもラッチの鍵爪が引っ込まなくなってしまい、室内側からはドアが開けられなくなった状態でした。外からはハンドルレバーを下げるとドアが開くという状況ですから、何か内部の機械部品に不具合がある感じでした。そこでメーカーに状態を連絡して相談した処、エングレス・カートリッジと呼ばれるバネ開閉内蔵の部品に問題があるとのことで、部材を取り寄せて交換することになりました。今回それを現場に持参して交換作業を行ったのですが、正しい位置にセットしないと鍵爪が途中で引っ掛かって、うまく開閉が出来ません。位置が少しでもずれていると、この部品やドアラッチにストレスが掛かってスムースに動かない状況でしたから、どの部品がどこで引っ掛かっているかを確認して、それをどうやって解消するかを試行錯誤しながら何度も調整を行いました。本来であれば30分程度で完了するであろう作業でしたが、ボールドウィンのこのハンドルはクセやご機嫌があるようで、修理までの時間は2時間。こういうことも経験を重ねないと分かりませんし、次回同じようなことが起こった時の糧になりますから、これも大切な時間だったと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年07月09日
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名古屋市のお客様からご相談を頂いた天窓のメンテナンスを行いました。トップライトは、スウェーデンのベルックス(Velux)製。現在国内のサッシメーカーは、自社で天窓は製造を行っていませんから、現在新築で施工されているものは、全てベルックス製のものです。今回のものは、2006年に施工されたトップライトなんですが、窓枠と建具との隙間から雨が漏れてくるというトラブルでした。17年も経っていますから、気密パッキン材も劣化してきていますし、各部を防水した部分も悪くなってきているでしょうから、天窓をオーバーホールする安心点検工事をベルックスにやってもらいました。写真はその様子ですが、屋根に上がってみると、その勾配の緩さに少々ビックリしました。通常私共であれば、強い雨風の時の吹き上がりに備えて、屋根勾配を3.5寸(水平方向対垂直方向の比率割合 10:3.5)以上にするのですが、2寸(10:2)程度しかない状況でした。安心点検を実施すると、新築から20年まで保証延長をしてくれるのですが、今回は根本的な設置条件を満たしていないということで、保証をしてもらえないということでした。じゃあ、施工自体の保証はどうかと尋ねたら、雨漏れ保証が出来ないということは、いくら施工をちゃんとやっていても設置ミスで雨漏れするリスクがある以上、今回の工事の保証も出来ないとの見解でした。確かに全てが製品設計に合致した状況でなければ、修理を手順通りに行った処で、雨漏れは発生しないと言える訳はありません。まさか新築の時の建物構造自体に天窓を設置する条件を満たさないミスがあるとは夢にも思っていませんでしたから、大変ショックです。そうは言っても、メーカーによるメンテナンスを行っていなかったら、今回天窓の雨漏れを止めることは出来なかったと考えますので、保証は受けられませんが、やるべき修理だったことは確かです。(細かい部分にまで防水処理を行って頂きました)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年07月07日
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横浜のお客様からスライディングパティオドア(掃出しサッシ)の鍵金物類を調達したいというご相談を頂きました。サッシは、昨年日本からの撤退を表明したマーヴィン(Marvin)製のアルミクラッドサッシです。ロックケースに内蔵された鍵爪のラッチの出入りが悪くなってきたことで、それを受けるロックキーパーやハンドルに付いているロックレバーも一緒に手に入れておきたいとのことでした。(こうした部材が破損すれば、ドアが開閉出来なくなるリスクも生じます)写真はドアハンドルの横から顔を出しているロックレバーですが、長年使い続けてきた為か、黒い焼き付け塗装も少し剥げてきています。まだまだ使える状況だとは思いますが、調子よくお使い頂く為にはやはりドアの建て起こしの調整や鍵の掛かり具合の調整などを定期的に行って頂きたいと思います。ハンドルに関しては特に要望はないようですが、屋外側は樹脂で出来ていますから、紫外線による劣化が気になってきたら、交換の準備をして頂きたいと思います。マーヴィン自体は国内でアフターサービスをしなくなってしまいますが、20年以上経ってもこうした交換部材は部品メーカーから直接調達が出来ますから、国産サッシより息が長く使えるはずです。どうぞこれからも、大切にお使い下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年07月04日
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こちらは、今朝アメリカから届いた戸車(ローラー)部品。サッシは、リッチモンド(Richmond)製のスライディングパティオドア(掃出しサッシ)です。ドアは1枚80kg以上の重さがありますから、このくらい頑丈な鉄で出来ていないと、長い年月のうちに破損してしまいます。ドアにはこの戸車部品が2つ付いていますから、合計4個のローラーが下枠レールの上を走ります。もの自体はびくともしないくらい丈夫なのですが、雨漏れでドアの木枠が腐ってしまったりすると、この戸車にも水が付着して金属が錆びて劣化することもあります。また、日頃からレールの溝を掃除する習慣があるお客様ならいいのですが、殆どの人はゴミや綿ボコリが溜っても気にしないのが普通です。そうなると、そのうちローラー部分にホコリが絡んで、戸車がスムースに動かなくなります。勿論、ドアの建て起こし(水平・垂直)の調整を全くしていないということもよくありますから、たくさんのホコリと相まってドアが重くて開けられないといった状況になります。窓の防水メンテナンスや建て起こし調整、掃除といったことを定期的に行うだけで、輸入サッシは不具合もなく長く使い続けられるだけのポテンシャルを持っていますから、輸入住宅にお住まいの皆さんは適宜お手入れをお願いします。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年07月03日
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名古屋市のお客様からシングルハングサッシのバランサーを調達したいというご相談を頂きました。サッシは、ミルガード(Milgard)製の樹脂サッシです。通常、バランサーは建具の両サイドに隠れるように装着されていますが、内蔵されたバネが錆びたり弱ったりしてくると、バランサーが建具の下の方から飛び出してきます。また、バネだけでなく吊りヒモが切れたりしても、同様にバランサーが露出してきますから、その時はバランサー自体を交換しないと窓が開かなくなってしまいます。やはりバランサーの寿命も15年程度ですから、1ヶ所に不具合が発生したら、他の上げ下げ窓も同時に交換・メンテナンスすることをお勧めします。不具合が発生する度に調達して交換作業を行うという人もいるかも知れませんが、それでは海外からの送料がバカになりませんし、交換作業にも何度も来てもらう必要があるので効率が悪くなります。このお客様はまとめて25本をご注文頂きましたが、複数のお客様から10本単位でのご依頼も頂いております。湿気の多い梅雨の季節ですから、バネやヒモの不具合も多くなるのかも知れませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年06月30日
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あま市のお客様のアパートに伺って、輸入サッシの鍵部品の交換をしてきました。サッシは、アルパイン(Alpine)製の片引きの引き違いサッシです。無事に交換が出来たのですが、アルパインの窓でいつも交換しているロック・クレセントとは若干形状が違います。勿論、交換出来たのですから、取付け穴の間隔や位置は全く同じなんですが、細かな形状が異なっています。私共が用意した新しいクレセントは、アルパインのサッシに標準的に装着されているものなんですが、レバーの当たり留めのような突起は付いていません。(突起がなくても、必要以上に回転しないような作りになっています)また、回転する鋳物のラッチ部分の形状も違っています。私が推測するに、この部品は以前一度不具合があって交換しているように思います。その際、穴位置さえ同じであれば大丈夫だろうと、若干形状が違う部材を調達して取り付けたのだろうと思いますが、ラッチの形状の違いで最後までレバーを回すことが出来ず、それを無理に回そうとしてラッチの先端が折れてしまったと思われます。先が少し細いことで、ロック受けの方に引っ掛かることが出来ますが、そうなっていないのでラッチが受けに掛からず鍵が出来なくなったように思います。小さな違いですが、こういう部分まで確認出来れば、ちゃんと長くお使い頂けるはずですので、うまく鍵が掛からない時は専門家に相談して下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年06月29日
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宮城県のお客様からオーニングサッシ(下側が開いていく開き窓)の開閉オペレーター金物を調達したいというご相談を頂きました。サッシは、日本を先日撤退したマーヴィン(Marvin)製です。マーヴィンからは、ほぼ全ての部材を取り寄せることは出来ない状態ですが、汎用部品は部品メーカーから入手可能です。で、今回部材のみを調達して、取り替え・調整といった施工はご自身でやられるというお話でした。オペレーターは、サイズや種類がいくつもありますので、それを確認する為に写真や詳細寸法をご案内頂くようにお願いしました。ただ、頂いた写真は、窓枠に隠れた状態のオペレーターが写っているだけで、肝心の寸法やビス留めの位置などがはっきり分かりません。こうした詳細を確認する為には、木で出来た窓枠を一旦窓から外して、オペレーター全体を露出させることも必要です。勿論、オペレーターをご自身で交換するとなれば、そうした作業が必修ですから、形状・寸法確認の為に事前に外すことが簡単に出来なければいけません。ただ、やったことがないのに勢いだけで作業を行うと、薄くて繊細な木枠を破損させたりしますから、適切な道具と慎重な作業が大切です。もしそうした施工に自信がないようなら、やはり専門家に依頼して一連の交換工事をやってもらうようにして下さい。もし木枠が壊れても、マーヴィンから交換部材を入手することは不可能ですから、割ったり壊したりしたら終わりです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年06月28日
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昨日に引き続き岡崎市のお客様の輸入住宅でメンテナンスを行った話題を書かせて頂きます。今回は、玄関ドアのドアヒンジ。20年近くヒンジを一度も交換しないで、大工さんや建具屋さんにドア位置の調整だけをしてもらって乗り切ってきたおうちです。毎日何度も開閉するヒンジですし、輸入のドアは非常に重いですから、その消耗も激しいものがあります。10年以上お使い頂いていると、そのうちドアが下がってきて、敷居にドアの下端が当たってきてしまいます。そうなると、ドアの開閉に支障をきたしたり、ロックラッチの掛かりが悪くなって鍵が閉められなくなります。普通であれば、消耗したドアヒンジを交換すれば終わりの話なんですが、大工さんや建具屋さんでは舶来のドアヒンジなんて手に入れることは出来ないと思います。その為彼らは、ヒンジの位置を上に上げてドアを持ち上げるという施工をする訳ですが、その為にはドア枠に入れてある切り込みを大きくしてやらないとヒンジは上には上がりません。(今まで最低でも2回は、こうした調整作業を行ったようです)私たちは適合する新しいヒンジに交換して、ドアの建て起こしも調整したのですが、ご覧の通り追加で切り込んだ部分が露出してしまいます。すぐにドアヒンジを交換すれば、ドア枠にこんな傷を付ける必要はなかったのですが、私たちのような専門家を知らなければ、仕方がないことですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年06月26日
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岡崎市のお客様から部屋のドアレバーが下がったままちゃんと動かないので直して欲しいというご相談を頂きました。ドアレバーは、旧タイタン(Titan、Kwikset)製のツーレーンというシリーズのものです。ご覧のように、内蔵されているバネが弱って、下がったまま上に上がらなくなっています。こうなるとドアの開閉がしづらくなってしまい、もっと破損してくると部屋に閉じ込められたりするようになります。早急に直す必要がありますが、このドアレバー(ドアノブ)は既に生産中止となっていて、入手することが出来ません。ただ、北米のドアノブは、取付けする為の穴の大きさや位置が標準的に決められていますから、他のアメリカ製品を調達してもちゃんと交換することが可能なのです。今回は、同じメーカーのもので、少し可愛らしいデザインのドアレバーに交換しましたが、いずれ他の部屋のドアレバーも全て新しいデザインのものに置き換わると思います。これも一つのリノベーション(改装・改善)ですから、こういう修理も楽しんでやっていって頂きたいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年06月25日
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昨日に引き続き愛知県の輸入住宅のメンテナンスの話題です。今回の写真は、輸入サッシの修理調査をした時のものです。窓は、カナダ キャラドン(Caradon)製のダブルハングサッシ。非常に動きが固くて、開閉が全く出来ない状態でした。建具が窓枠の何かに引っ掛かっているのと、内蔵されているバランサーが不具合を起こして作動しないことが原因です。ただ、これももっと深くにある原因は、殆ど操作をしてこなかったことと、日頃の掃除を全くやっていかなったことだと考えられます。つまり、家に対するお客様の無関心が、窓やドアの不具合を助長したということだと思います。取り敢えず、何とか窓を開けて下窓の建具を取り外した様子が、こちらです。窓枠の中に螺旋状の金属の棒が見えますが、これが重い建具を持ち上げているバランサーの吊り金具です。ここにゴミや汚れが溜ることで、バランサーの動きが悪くなり、最終的には窓が開けられなくなったという感じです。スパイラルバランサーを使っている輸入サッシは、国内ではあまり多くはありませんが、それでも何度か修理をしてきましたから、交換部材の調達や交換・調整は問題ありません。キャラドンのアルミクラッドサッシは、輸入住宅ブームの際に多く使用されていたようですから、交換時期に来ているものもあるはずです。既にメーカー自体は存在しませんが、私たちのような輸入の専門家であれば、修理メンテナンスをすることは可能ですから、破損する前にご相談頂きたいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年06月24日
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昨日愛知県のお客様からあちこち直して欲しいというご相談を頂いたという記事を書かせて頂きました。今回は、そのおうちのポケットドア。壁の中に明いたスリットの中に、ドアが引き込まれて開閉するという仕組みの引き違いドアが、ポケットドアです。写真がそのドアですが、少し戸先の方が下がってきているのが分かります。こういう場合、ドアの下端が床に擦ったりして、ドアの開閉にブレーキが掛かります。そうなると、ドアを開けるのが重くなりますから、自然とドアを開け閉めしなくなるという状況に陥ります。上枠内にあるレールに戸車が入っていて、それがドアと連結されているのですが、それが外れてしまったか、それとも戸車自体が脱落してしまったかだろうと思います。ただ、これを直そうとすると、ドア枠の一部を外してレールや戸車を露出させないと何も出来ません。ただ、このドアを施工した大工さんは、そうした将来のメンテナンスを全く想定していないようですから、損傷しないように外すのは結構大変です。勿論、専用の工具もないと全く調整も出来ませんから、そういう道具を持った専門家にお願いすることをして下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年06月23日
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愛知県のお客様から輸入住宅をいろいろメンテナンスして欲しいというご相談を頂きました。写真は、その1つ。こちらのサッシは、どこのメーカーのものか不明の掃出しサッシ(スライディングパティオドア)です。一見何も悪くなさそうに見えますが、よく見るとハンドルを固定しているビスが1本なくなっています。また、このハンドルが上の方に行くに従って、湾曲しているのが分かります。恐らく、ドアの開け閉めが相当重くなって、それを無理して力づくで引っ張ったりしていた為に、取付けビスが破損しハンドルの台座も曲がってしまったのだろうと思われます。ドアの開閉が固くなった原因は、ドアの水平・垂直が取れていないということの他に、ドアが下がり過ぎて下枠のレールにドアが当たってしまったということが考えられます。勿論、ドア下の戸車部品が摩耗していることも考えられますが、それよりも戸車周辺に砂やゴミが入り込んでいることの方が問題となります。結局の処、住み手の掃除や手入れが不足していたのと同時に、建てた建築業者もメンテナンスについて知識や経験がなかったということが重なってこうなったのだと思います。専門知識のある専門家によって、定期的に調整・メンテナンスを行っていれば、頑丈な輸入のサッシがこうなることはありません。(あと、ペアガラスも曇っていますから、こちらも交換が必要です)失礼なことを言って申し訳ありませんが、自分のことを棚に上げて製品のことを悪く言う人がいますが、家に対する気持ちや熱意が失われていることが問題だと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年06月22日
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青森県のお客様からボウウィンドウに使われているケースメントサッシの修理をしたいというご相談を頂きました。輸入窓は、ローウェン(Loewen)製のアルミクラッドサッシです。ボウウィンドウとは、4~5枚の窓が弓なりに丸くなっているサッシのことですが、そこに付いている開き窓がうまく開閉しなくなったという不具合でした。写真が破損した部材の様子ですが、クランクハンドルの根元に渦巻き状の金属棒(回転軸)が付いています。これは通常開閉オペレーターの方に付いている部品ですが、それが折れてオペレーターから外れてしまい、ハンドルにその回転軸が固定された状態で写っています。こういう時、多くのお客様はクランクハンドルが壊れて窓が開かなくなったとお考えになるのですが、そうではありません。回転軸を含めたオペレーターと呼ばれる開閉金物が破損して、回転軸だけが抜けてきているのです。ただ、オペレーターは、窓の木枠の向こうに隠れるように装着されていますから、道具や経験のないお客様が交換作業を行うと、せっかくの木枠を破損させる可能性がありますので、出来れば専門知識のある業者さんに交換をご依頼頂きたいと思います。そういう人なら、この不具合の原因がどこにあるかもチェックしてくれるはずですから、サッシそのものの調整も行ってくれると思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年06月21日
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こちらは、熊本のおうちで掃出しサッシのドアを取り外した後の写真です。シロアリと雨漏れで両方のドアの木枠が腐ってしまい、枠材の交換を余儀なくされました。窓は、アメリカのリッチモンド(Richmond)製スライディングパティオドア。窓開口は、幅2.4m・高さ2mもある大きなサッシです。ドアを修理する為に一旦窓枠から2枚のドアを取り外して、名古屋にある会社に持ち帰らなければなりませんから、修理をする間窓の開口を塞がなければなりません。ただ、窓を塞ぐと言っても、隙間から雨風が入らないようにしなければなりませんし、外から空き巣が侵入出来ないように外からこの養生を外せない構造にしないといけません。勿論、この開口と同じ大きさの構造用耐水合板は存在しませんし、補強用の材木を窓枠や建物に打ち付ける訳にもいきません。そして、サイズに限りがある合板をつなぎ、それも外からではなく室内側から建物に傷を付けないように施工した様子が、この写真です。養生を補強する為に数本ビスを外から打ってありますが、それはあくまで補強であって、養生そのものを分解出来るようにはなっていません。雨が入りそうな隙間も全てなくしてありますから、何ヶ月かの期間は十分に防雨・防風・防犯といった機能は果たせるはずです。どうやって施工するかを細かく説明するだけの記事欄はありませんが、事前の準備がなければ絶対に出来ない仕事であることは確かです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年06月20日
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今日から4日間、遠く名古屋から熊本市までこのワンボックスバンに乗って輸入サッシの修理調査に伺います。サッシは、リッチモンド(Richmond)製の掃出しサッシです。昔トステムが輸入・販売をしていたサッシですが、既に販売を中止して補修資材の調達もままならない状況となっています。で、今回お客様からの要望で何とか雨漏れで腐ったドアを直したいということで、熊本まで私たちが行くこととなりました。僅かな写真しか頂いていない状況ですから、どう修理をするかを考える為にまずは調査へ伺うというのが普通ですが、あまりに遠いということから、この機会に左右のドア2枚を外して、弊社まで引き取ってこようということになりました。勿論、まだどのくらいの損傷があるのかもはっきり分かりませんし、その費用もどのくらいになるか、ご案内することは難しいですが、また現場にお邪魔してドアを引き取るなんて手間や時間を考えるとそうせざるを得ないという判断でした。2枚のドアを外しますから、雨風の浸入防止や防犯の為にサッシの開口(幅2.4m、高さ2m)をきれいに塞いでこないといけません。事前にいろいろと計画を立てて、必要な資材や道具を全てこちらで用意して車一杯に詰め込みました。今日のお昼くらいには現地に向けて出発しますが、高速で寝ないように頑張らないといけませんね。(途中仮眠を取りながら、ゆっくり行く予定です)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年06月16日
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埼玉のお客様から掃出しサッシ(スライディングパティオドア)のハンドルとロック金物を調達したいというご相談を頂きました。窓は、ローウェン(Loewen)製のアルミクラッドサッシです。この写真の角度からは見えませんが、ハンドルの内側にはロックレバーも付いています。今回は、ロックレバー付きの内外のハンドルセットと、ドアに内蔵されているロックケースの両方が欲しいというご要望でした。現在メーカーでは、このハンドルセットは既に廃番になっているということで、全くデザインが違うハンドルセットを提案されました。(尚、ハンドルの取付け穴の位置やロックケースとの互換性はあります)ただ、ある程度デザインが同じ感じのもので、尚且つ互換性が完璧なものがあるといいですよね。私たち ホームメイドは、そういうものも常に探していますから、非常に近いものを今後お客様に提示したいと思います。輸入サッシや輸入ドアで部品がなくて困っているという方は、一度ご連絡をお待ちしております。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年06月15日
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岐阜県中津川市のお客様の輸入住宅に伺い、修理の現地調査を行いました。破損したのは、勝手口用のテラスドア。既になくなってしまったピーチツリー(Peach Tree)製のスチールドアで、樹脂製の押縁(ガラス押え)で強化ペアガラスが固定されています。ただ、この押縁には化粧の隠し釘や小さなビスといったものが打たれている様子はなく、どうやってこれを装着しているかは全く分かりませんでした。押縁を外さない限り、ガラスを外して交換することは出来ませんし、交換用のガラスを作る為の採寸作業も出来ません。そこで押縁材を外すべく、いろいろな道具を使い2時間近くああでもないこうでもないと、汗だくになりながら作業をした結果ようやく押縁材を外すことに成功しました。(一時は外せないかとも考えましたが・・・)やはり、固定用のビスや釘は全く使われておらず、押縁材の一部がドアの内部に埋め込まれた状態でした。本当にきれいに押縁材を外そうとするなら、ドアの表面に張ってあるスチールの薄板を剥がす必要がありますが、それをするとスチールの薄板が曲がってしまいますから、使いものにならなくなります。そこで押縁材を埋め込み部分と切り離して、ようやく外すことが出来たという訳です。まあこれでピーチツリーのドア構造も少し分かりましたから、ペアガラスの入れ替えは今後比較的スムースに出来るとは思いますが、リフォーム屋さんや普通の工務店さんでしたら、さじを投げてしまうでしょうね。また、ペアガラスを交換する見積をお出しして、お客様からOKを頂きましたら、交換準備に入らせて頂こうと思います。それにしても、こんなイレギュラーな作業までやってしまうなんて、ホームメイドは変態ですよね。当然、ガラスはインチサイズです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年06月14日
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横浜のお客様から掃出しサッシのロック金物を調達したいというご相談を頂きました。サッシは、アンダーセン(Andersen)製のスライディングパティオドア。写真は、ロック金物を取り外した状態のものですが、ロックレバーの根元にあるロックバーを挟んで固定する爪が折れています。鋳物は非常に固い合金ですが、固いが故に衝撃に弱く、無理にレバーを操作しようとすると、ご覧のように破損してしまいます。鉄で出来ていれば曲がってしまうということになろうかと思いますが、曲がったところを戻すということを常にやらなければならないということでは逆に厄介となりますから、こういう場所は鉄の鋳物で出来ているというケースが多いと思います。鋳物は溶接も出来ませんし、接着剤もあまり役に立ちませんから、こうなると部品を交換する以外に方法はありません。ただ、何故ロックレバーを強く操作しなければいけなかったのかをちゃんと理解して、それを修正しなければまたすぐに折れてしまうかも知れません。恐らくドアが傾いていたり、高さがずれていたりした為にロックの掛かりが中途半端になって、それを無理に何とかしようとしたことが原因です。通常ではこんな場所に力が掛かるということはありませんから、部品の金属疲労や劣化というより日頃の手入れ不足の問題だということを忘れないで頂きたいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年06月12日
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先日、津市のお客様のおうちでサミット(Summit)サッシのメンテナンスをやってきたという記事を書きましたが、お客様から玄関のスチールドアが錆びてくるというご相談を頂きました。スチールドアのメーカーは不明ですが、きれいに青く塗装された表面にポツポツと小さな丸い錆びが出ているのが分かりました。錆びというものは、塗装が劣化したり、隙間の奥まで塗料がしっかり入っていなかったりして起こるものですので、今回のトラブルは塗装そのものが悪いというより、塗装の下地から浮いてきているものと考えるべきだと思います。つまり、ドアの表面に張ってある薄いスチールのパネルが錆びたのは、外からではなくドア内部から錆びてきたということです。スチールドアは木と硬質ウレタンで出来た断熱下地材の上にスチールの薄板を張って成型されていますが、ドアの上端や下端にはスチール板が張られておらず下地が剥き出しの状態となっているのが普通です。日本では台風のように横殴りの雨風が吹きますから、ヒサシがあってもドア全体に雨が当たってしまうということはよくあります。そういう時、雨はドアとドア枠(又は敷居)との隙間に入り込んでドアの上端や下端をも濡らしてしまいます。もしスチールのパネルと下地材との間に隙間があったりすれば、そこからドアの中に雨が徐々に入り込んで、塗装されていない内側のスチール板を劣化させるということが起こります。また、ドアにガラスが装着されたりしていれば、長い年月の間にガラスの周囲の防水コーキングが劣化して、そこから水や湿気が入り込むということも考えられます。今はグラスファイバー製のドアが主流ですが、昔ピーチツリーのようなスチールドアが流行した時に施工されたものであれば、ドア上やガラスの周囲の防水処理を怠ってはいけません。住宅メーカーの場合、見える部分だけきれいに塗装して、見えない場所は塗装していないということがよくありますから、一度チェックしてみる必要があるかも知れません。但し、一旦中に水が入ってしまったものは、完全に抜けることはありません。防水処理や塗装は、これ以上の水の浸入を防止して劣化を少しでも遅らせるということしか出来ませんので、その点理解が必要です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年06月11日
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名古屋市のお客様のところで、アンダーセン(Andersen)のサッシのメンテナンス調査をしたという記事を何回か前に書かせて頂きました。そのおうちでは、主にダブルハングのバランサーのヒモが切れているという不具合があったのですが、その他にもサッシの雨漏れによる木枠の腐りが発生していました。写真がその様子ですが、上窓と下窓とが重なる部分(召し合わせ)をよく見て頂くと分かりますが、外側に位置する上窓の建具の下枠が下にずれて隙間が明いています。ペアガラスの下端も完全に露出している状態ですから、何れ近いうちに上窓建具の下枠は脱落してしまうかも知れません。下窓建具は上窓に比べて少し室内側に位置している為、比較的雨には当たりづらい状況ですが、上窓は常に雨風に曝されていますから、ペアガラスの周囲から水が建具内に入り込んでしまいます。そういうリスクがあっても、丁度建具同士が重なる召し合わせ部分で隠れて見えなくなっていますから、お客様が気付くのが遅れてしまうという不運が重なります。こうなると、アンダーセンでは建具を交換する以外に修理する方法がありませんから、新築から10年くらい経った時に外壁塗装と一緒に窓の外側の防水作業を行うことが大切です。勿論、バランサーの定期交換も15年程度で行う必要がありますから、それも時期を見て行うようにしたいものです。(バランサー交換は室内側からの作業ですので、防水処理のように外部足場を必要とはしません。勿論、バランサー交換と同時であれば、建具を外したついでに室内で防水処理をして元に戻すことも可能です)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年06月10日
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こちらは、昨日三重県津市のおうちでサッシのメンテナンスを行ってきた時に撮った写真です。サッシは、サミット(Summit)製の樹脂サッシです。上から撮ったので分かりづらいかも知れませんが、シングルハングの上げ下げ窓の召し合わせ(上窓と下窓の建具が重なり合う部分)です。上窓建具のペアガラス内に何本か線が入っているように見えますが、これらは全てひび割れが生じている様子です。この部分はスペーサーと呼ばれる場所で、ペアガラスの2枚のガラスの周囲を接着・密閉している素材ですが、建具の枠内に雨が浸入した為に劣化が進みひび割れが出来てしまった状況です。こうなると、枠内の水が蒸発して水蒸気としてペアガラスの中に入り込み、内部結露や錆び・汚れといった問題を引き起こします。まだ然程ひどい状況にはなっていませんが、ガラスが曇って見えなくなったり、スペーサーが錆びてガラスの接着が利かなくなったりしますから、早めに交換を考えた方が無難です。ペアガラスの窓を付けているおうちは、往々にしてこういうトラブルが起こりますから、ガラスの中を常にチェックして、問題がないうちに屋外側のガラスの周囲を防水処理などすることをお勧めします。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年06月09日
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藤枝市のお客様のおうちに伺って、輸入のドアやサッシの修理調査に行ってきました。今回調査した輸入窓は、ミルガード(Milgard)製の樹脂サッシ。シングルハングに取り付けてあるバランサーにも不具合がありましたが、簡単な調整メンテナンスで一時的には直りました。新築以来殆どメンテナンスをしていないということで、それ以外にもいろいろ不具合が発生していましたので、そういったことも調査を行いました。その一つが、窓のペアガラスの内部結露。掃出しサッシ(スライディングパティオドア)2ヶ所、シングルハング1ヶ所、ケースメントサッシ1ヶ所の合計4ヶ所に雨水が浸入していました。その原因は、ガラスの周囲の防水材の劣化や雨が入った時の為の排水口の目詰まりにあります。屋外からは、排気ガスの油汚れや細かな砂・ホコリといったものが、常にサッシに付着しますから、そういったものが防水材を劣化させたり、排水口を塞いでしまったりするのです。そうなると、サッシの建具枠の中で水が滞留しますから、そのうちペアガラスを接着している気密パッキン材(スペーサー)をも劣化させます。そうなると、パッキン材がひび割れて、そこから水や水蒸気がペアガラス内に浸入し、ガラスを曇らせたりパッキン材を錆びさせたりします。そうなってしまうと、ペアガラスそのものを交換せざるを得ませんから、新築から10年毎にサッシの防水処理を行うようにして下さい。掃出しサッシとなると大きなガラスは強化ペアガラスですから、材料費や施工費もバカになりませんよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年06月06日
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名古屋市のお客様からダブルハングの窓を修理したいというご相談を頂きました。サッシは、アンダーセン(Andersen)製のナローライン木製サッシ。窓の開閉が重くなって、なかなか窓を開けられなくなってきたそうです。お客様から頂いた写真がこちらですが、窓の上枠に明いた穴からバランサーの吊りヒモがダランとぶら下がってきています。こうなってしまうと、バランサーが重い建具(障子)を吊り上げることが出来なくなりますから、窓を人の力で上げることは難しくなります。また、窓の両サイドのうち、片側だけがこうなってしまうと、吊っている側と吊っていない側とが出来て建具が傾いてしまいますから、それがブレーキとなって更に開閉が出来ない状態になってしまいます。古いダブルハングの場合、吊りヒモが途中で切れてしまうことが多いのですが、切れる前にバランサーの中のゼンマイ式のバネが弱くなったり切れたりしてしまうと、ヒモを巻き取る力もなくなりバランサーの機能が失われます。(バランサー内でヒモが切れている場合もあります)どんな輸入の上げ下げ窓でも、バランサーの寿命は15~20年程度です。少し開け閉めがしづらくなってきたなと感じたら、全ての窓のバランサーは交換時期に来ているかも知れません。もし両方のバランサーが機能していない状態で知らずに窓を上げたりすれば、そこで建具が留まることなんて出来ませんから、下枠まで落下してガラスが破損するという事故が起こるかも知れません。これ以上悪くなる前に、適切な部材を調達して適切に交換してもらうことを心掛けたいものです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年06月02日
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東海市のお客様から輸入の玄関ドアに付いているドアラッチを調達したいというご相談を頂きました。ハンドルセットは、カナダのワイザー(Weiser)製。恐らくラッチの鍵爪の出入りが十分でなくなったか、鍵爪の引っ込み加減が悪くなったかと想像出来ます。こういう場合、ドアラッチ自体が悪くなっていることも考えられますが、屋外側のハンドルや室内側のドアレバーといったもののバネが弱っていることもよくあることです。そういう時は、ハンドルやレバーの戻りも緩慢になってきますから、ラッチだけでなくハンドルセット自体を交換することも考える必要があるかも知れません。ワイザーのドアラッチやハンドルセットは、国内では流通していない製品になりますから、カナダからの調達が必要です。ラッチだけ取り寄せることも可能ですが、もしそれを交換しても状況がよくならないという場合は、再度高い送料を掛けてハンドルの方も調達しなければなりませんから、慎重にチェックすることが大切です。また、古いワイザー製品は、既に廃番になっているものもありますから、もし寸法等が合うものがないという場合は、代替を探す必要もあります。そういう点でも、専門家に相談して慌てずに部材を調達するようにしたいものですし、交換施工やドア調整も依頼した方が反っていいかも知れません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年06月01日
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中津川市のお客様から勝手口のテラスドアのガラスが割れたので、修理をして欲しいというご相談を頂きました。輸入ドアは、ピーチツリー(PeachTree)製のフレンチドアです。ドア面一杯の大きさのペアガラスが入っているのですが、草刈り機か何かで外側の強化ガラスが割れてしまったということでした。ピーチツリーの会社自体は既になくなってしまっていますから、メーカーに頼ることは出来ず、自力更生で何とかしなければなりません。輸入サッシとは少し勝手が違うかも知れませんが、基本はガラスの周囲のガラス押え(押縁)を外すことが出来れば、ガラスの交換は可能だと考えております。ただ、そのガラス押えを固定する為の化粧釘のようなものは、頂いた写真では見受けられず、どういう形でガラス押えが取り付けられているのかは、現場で外してみるまではっきりしません。何とかなるとは思いますが、甘く見て作業をするとガラス押えを破損させることにもなりかねませんから、適切な道具類と慎重な仕事で臨みたいと思います。ガラス押えが外れたら、ガラス全体の大きさや厚みが分かりますから、インチ寸法でのペアガラスの調達が可能となります。こういう仕事は、街のサッシ屋さんやリフォーム屋さんでは絶対やりたがらない案件でしょうね。だって、万一壊したら責任を負えませんから。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年05月30日
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常滑市のお客様からダブルハングサッシのガラスが割れたので、交換したいというご相談を頂きました。窓は、マーヴィンのインテグリティ(Integrity)製ファイバークラッドサッシ。鳥などのものが当たったのか、下窓のガラスにぽっかり穴が明いています。ペアガラスですから、恐らくどちらか1枚のガラスは無事でしょうから、当面の雨風や防犯上の問題はなさそうです。アルミクラッドのマーヴィンの窓は、他の現場で先日採寸調査に伺った際にも他社製の建具(障子)交換が可能でしたので、恐らくインテグリティも問題ないと考えておりますが、やはりちゃんと現場調査を行うべきと思います。マーヴィンのサッシは、アルミクラッドであろうが、ファイバーグラスクラッドであろうが、ガラスが割れた際は建具ごと交換することが要求されます。ですから、割れた下窓建具だけでなく、上窓も同時交換が必修です。(メーカーが違えば建具の形状が違いますから、既存の上窓は新しい下窓とは適合しません)ただ、新しい建具はアルミクラッドとなりますので、おうちに取付けられた他の場所の窓とは仕様が異なってきます。見た目としては全然違和感もなく分からないと思いますが、その点だけは予めご諒解をお願いします。(尚、木製の飾り格子が既存の窓に付いていた場合は、新しい建具をガラス内蔵の白い格子付きにするか、格子がないペアガラスにするかどちらかを選択頂く必要があります)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年05月29日
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山梨のお客様の処でオーニングのオペレーターを交換したという記事を書かせて頂きましたが、同じおうちでフレンチテラスドアの修理も行ってきました。サッシは、ローウェン(Loewen)製の木製サッシ。深い軒が出ているものの、やはり南に面した場所にある為、塗装などのメンテナンスをしているものの、屋外側の木部には割れや傷みが生じています。ただ、今回修理を行ったのは、塗装ではなくて鍵の部分。テラスドアのハンドルレバーが自然と下がってしまい、ロックが掛けられなくなってしまうという不具合でした。当初お客様はレバーハンドルの問題かと思われていたようですが、こういう場合は、アクティブギアと呼ばれる可動側のロック金物(ロックケース)に内蔵されたバネ等の部品に不具合があるのです。また、ロック金物が破損した原因として、重いドアがヒンジの摩耗で下がってきて、受け金物のストライクの穴にラッチが干渉して開閉しづらくなってきている懸念も想定しました。ですから、ロック金物の他にこのドア専用のドアヒンジも用意して修理に臨みました。(実際に現場で状況を確認した処、調整だけすれば既存のヒンジは使えるという判断をしましたが、お客様より随分長く使ってきているので交換しておいて欲しいと言われ、交換しました。外した古いヒンジは何かあった際の予備としてお客様に保管頂くこととしました)ロック金物は、一度に複数箇所をロック出来るマルチロックになっていますし、製品も新しいバージョンに変わっている為、交換するのは少しだけ面倒ではありましたが、無事に交換することが出来ました。最後に、レバーハンドルが上下逆さまに付けられていたので、それを正しい位置に付け替えて作業は終了しました。一番よく使うドアだったらしいので、スムースに開閉出来るようになってお客様にも喜んで頂けましたよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年05月28日
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長野市のお客様の輸入住宅にお邪魔して、マーヴィン(Marvin)のダブルハングサッシ(上げ下げ窓)の採寸調査を行いました。上窓の木部が雨漏れで腐ってきているのですが、下窓と色が違っていることでお分かり頂けるかも知れません。それは、別の窓に付いていた比較的ましなものを一時的にこちらに付け替えているといった状況だからでした。(以前交換した古い建具を捨てないで保管していたようです)それでも、もう限界という状況となったので、お客様は上窓建具(障子)の交換を決断されたのです。ご存知の通り、マーヴィンは今年1月を以って全てのサービスを中止して日本市場から撤退をしてしまいました。ですから、交換用の新しい建具を日本向けに製作してもらうことは、基本出来ません。そこで、私たちは他社のリプレイスメント・キットというサービスを使い、窓枠は既存のままで上下の建具のみを入れ替えるという施工をする必要があります。また、建具を両サイドから抑え込んだり、建具を吊ったりするバランサーを内蔵したサイド・ジャムも一緒に交換することで、新しい建具に合ったきれいな納まりを実現出来ます。その為に既存の建具や両サイドのジャムライナー、そして上枠のサッシュストップ(戸当たり)も外して、交換する部材が入る部分の細かな寸法を計測しなければなりません。慣れれば然程のことはありませんが、経験や道具がない人だと壊しそうな感じがして、思うように取り外しが出来ないかも知れません。そんな状況ですから、わざわざ愛知県から長野市まで長距離移動をしても私たちが伺ってしっかりと調査を行う必要があるのです。勿論、その際は、その他のサッシの防水処理の対策や開閉が固くなった時の対処の仕方といったこともお客様にレクチャーをさせて頂きます。新築してから今まで、そういったことを建築業者から聞いたことがなかったお客様が殆どですから、そういう話を聞いておくことは調査費以上の価値があるかも知れませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年05月27日
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こちらは、先日清里の現場で外してきたオーニング(建具の下側が開いていく窓)用の開閉金物(オペレーター)です。これが装着されていた輸入サッシは、カナダのローウェン(Loewen)。お客様は、窓を閉める際に最後まで閉めることが出来ず、外から窓を押さないと閉じられない状況だったようです。こういう現象の不具合では、2つ原因が考えられます。1つはクランクハンドルを取り付けるオペレーターの回転軸部分が途中で折れてしまっているケース。もう1つは、写真のようにアームの根元のギアが摩耗して片減りしているケース。こういう状態になると、摩耗したギアがもう1つのギアの下に潜り込んでしまい、噛み合うことが出来なくなります。ギア同士が噛み合って正しく回転することでアームが作動する訳ですから、ギアが外れた感じになってしまうと開閉アームも動きません。どちらのケースでも正常に窓を開閉出来ませんから、オペレーターそのものを交換する以外に直す方法はありません。ただ、こうなってしまった原因を解決しないと、近い将来また同じ問題を起すことになります。それは、窓枠と建具(障子)との間に砂やゴミが入り込んでしまったのをそのままにしていたことと、開閉金物やロック金物の掃除や潤滑をしていなかったこと。輸入サッシやドアの金物類は、あまり力を入れなくてもスムースに動かなければ正常とは言えません。もし開け閉めが固いと感じるようになったら、それは何か異常がある証拠。すぐに操作を止めて掃除やシリコン潤滑剤を使って下さい。それでも固い場合は私共のような専門家に相談して、原因のチェックと修理方法の確認を行いましょう。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年05月26日
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蓼科のお客様の別荘で窓等の修理・メンテナンスを行ったという記事を何度か書かせて頂きました。ようやく今月に全ての仕事を完了して引き上げてきたのですが、三角に開く二重サッシが開かないように固定する為の新しいカンヌキ部品を取付けた様子をご覧に入れます。一見するとドアに取り付けるヒンジ(蝶番)のようにも見えますが、この2つの蝶番に細長い心棒を通すことで、蝶番同士が外れないように固定出来る構造です。ただ、それぞれの建具は自分の重さによって、下がり気味になっていますから、この部品を取り付ける位置を間違えると蝶番同士がうまく噛み合ってくれなくなる不具合が発生します。それは、窓1つずつ状況が違いますから、それぞれの建具に合った位置でカンヌキ部品を取り付けなければなりません。勿論、今まで取付けされていたものと全く同じ部品であれば、そんなことを考えずに元合った位置にビスで取付けすればいいのですが、古い部品はスウェーデンでも廃番で入手不可能ですから、そうはいきません。それでも、何個も何個もこの部品を取り付けていると、そのクセや遊びの具合なども分かってきて何とかうまく施工することが出来るようになるものですね。やはり、経験や挑戦が出来ないと、輸入住宅の修理・メンテナンスはやれません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年05月25日
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先日、山梨県の清里方面にローウェン(Loewen)の窓メンテナンスに行ってきました。その際、泊まったペンションに使われていた輸入サッシが目に留まりました。その輸入サッシは、アメリカのアンダーセン(Andersen)の上げ下げ窓(ダブルハング)なんですが、写真の通り片方の側枠にある吊りヒモが切れていました。どうやらこの建物は、20年以上経っているようで、あちらこちらのサッシの吊りヒモが切れた状態になっていました。このヒモは、窓の上枠内に仕込まれているバランサーから出ているもので、これを建具の両側に接続して建具を持ち上げるという機能を果たしています。ですから、どちらか片方のヒモが切れてしますと、建具を吊っている状態の方と吊れなくなっている方が混在する為、建具が僅かに傾いてブレーキが掛かった状態になってしまい、窓が重くて上がらなくなってしまいます。もし両サイドのヒモが切れてしまうと、建具を吊るという機能は全く働きませんが、多少重い状態でも建具を手で持ち上げることが出来るようになります。でも、開いた窓から手を離すと、いきなり建具が下まで落ちてしまいますから、下手をすると窓のペアガラスが衝撃で割れてしまうという危険な状態になります。当然ペンションに泊まったお客さんは、そんなことは知りませんから、軽い気持ちで窓を開けたりすると、大変なことになるかも知れません。(アンダーセンの場合、ガラスが割れると建具ごと交換しなければなりませんから、その費用はバランサー交換の比ではありません)ペンションの経営はどこも大変とは思いますが、今のうちにちゃんとバランサーの交換やロック金物の調整、ガラスの周囲の防水処理等を実施頂きたいと思います。勿論、ペンションのオーナーにはその旨お話しして宿を後にしました。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年05月24日
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昨年夏から11月に掛けて、長野県の蓼科高原にある別荘で窓や玄関ドアのメンテナンス工事を行いました。サッシは、スウェーデン SP Snickerier製の木製輸入サッシなんですが、専用のガラスパテが古くなって固着していましたから、除去を含めた施工作業に思った以上の時間が掛かりました。また、それが終わった後、屋外に面した木部の劣化を抑える為にパラペイントで防水塗装をして欲しいとのご要望も頂きましたので、そちらの追加工事もやる必要がありました。(将来ガラスの防水パテが悪くなってきた時の為の、予防の木部防水です)そうこうしているうちに11月末になってしまい、最後のひと手間を残して冬じまい。11月末の最後の仕事でも、朝は雪が積もる時もありましたから、12月に再度伺うという訳にはいきませんでした。で、雪も完全になくなった今月18日から数日間で最後の仕上げをしてきました。やり残した仕事は、1階にある窓の塗装なんですが、木製窓は三角形に開く2重窓で、屋外側になる窓(建具)の外の防水塗装(白色)、屋外側になる窓(建具)の内側の防水塗装(クリア色)、そして窓枠の防水塗装(白色)でした。取付けた状態での塗装でしたから、結構やりづらい仕事ではありましたが、数も限られていましたので、造作もなく終えられました。最後に、2階にある大きな掃出しサッシの木部防水塗装(クリア)を行って無事に依頼事項を完遂することが出来ました。お客様には半年もの長い間、別荘のメンテナンス工事をさせて頂き、感謝の一言です。(こんなに長く掛かってしまったので、予算的には持ち出しですが、はしょった適当な施工をすることは出来ません)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年05月23日
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千葉のお客様から調達をご依頼頂いている上げ下げ窓のロック金物があります。それは、ハード(Hurd)社のダブルハングサッシに使用されているカムロックなんですが、マーヴィン(Marvin)でも同じタイプのものが装着されています。写真がそのロック金物なんですが、最近欠品になることが多く、いつ部材メーカーの在庫になるか分からない状況が続いています。今まではそれ程珍しいものではなく、ごく普通に入手出来たのですが、こういう事態は初めてです。ただ、この写真のブロンズ色に拘らなければ、白や黒っぽいこげ茶色といったものは入手可能で、何故ブロンズ色だけダメなのかが不明です。そうは言いながら、入手ルートが1つという訳ではありませんから、いろいろと手を尽くせば何とか調達することは可能です。輸入住宅のサッシやドアの部品は、長く製造されているものが殆どで、製造中止になるものは少ない状況ではありますが、それでも在庫がないと言われると少し心配になるのは私だけでしょうか。まあ、すぐに正常な状況になると思いますけどね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年05月17日
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山梨のお客様から輸入サッシの網戸部材を調達したいというご相談を頂きました。サッシは、どこのメーカーのものかは不明です。具体的には、網戸のプラスチック製コーナー材や持ち手(取っ手)、網戸をサッシに固定する為の板バネ部品です。写真は、その1つであるコーナー部品。一部陽の当たる部分が黄色く変色していますが、この部品はまだ破損していない状態です。でも、太陽に曝される南側の窓に付いていた網戸などは、樹脂が粉状に劣化してコーナー材がなくなっているものもあるようです。こうしたコーナー部品は、部品メーカーによっていろいろな形状のものが作られているようですが、規格化された網戸フレームの寸法・形状が同じであれば、どのメーカーのコーナー材でも使うことは可能です。ただ、お客様自身がどのフレームであれば、どのコーナー材が合うのかということは、なかなか調べるのが難しいかも知れません。勿論、既存のものと全く同じ形状・大きさのコーナー材を見付けられれば簡単ですが、そういうものはなかなかないのが実情です。(こうした部品を作っているメーカーは、たくさんあるようですから・・・)ですから、私共のような専門家に相談をしながら、部品の特定や調達をしてもらうことが一番安心かも知れませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年05月16日
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輸入サッシに付いている網戸を落としたり、台風などで飛ばされて歪んでしまったりしたことはありませんか?そんな時、近くのサッシ屋さんに相談しても、窓に合った輸入網戸を作れるとは言ってもらえないのではないでしょうか。写真は、輸入サッシの網戸を製作する際に使う材料と工具の一部です。こちらに紹介したものは、網戸フレームに網戸の固定ピンを装着する為のものなんですが、最も大切なのは穴明け用のドリルです。一見普通の鉄工用ドリルのように見えるのですが、先端の長さ1cmくらいまでは細い直径のものになっていて、それ以後は少し太くなっています。全く新しい網戸フレームには、網戸ピンを装着する為の穴が明けられていませんから、オリジナルの網戸と同じ位置に穴を明けてやる必要があります。ただ、単に穴を明ければ網戸固定ピンが装着出来る訳ではありません。普通に使っていて網戸ピンがフレームから外れてしまうというのでは非常に煩わしいことになってしまいますし、逆に穴が小さ過ぎればピンの出し入れがスムースにいきません。その為、このドリルはピンを出し入れする方の穴は大きめに、ツマミのキャップの方はキャップが穴に入り込まないように小さめに明けられるように作られています。勿論、輸入の網戸固定ピン専用のドリルですから、適合するインチ寸法で出来ているのはお分かりだと思います。これ以外にも様々な道具や材料を組み合わせて、各輸入サッシメーカーの網戸をオーダーで作ることが出来ますが、これが出来る専門家は国内にあまりいないかも知れません。当然、網は丈夫な輸入のグラスファイバー素材を使います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年05月15日
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名古屋市のお客様から掃出しサッシのウェザーストリップ(気密パッキン材)についてご相談を頂きました。サッシは、マーヴィン(Marvin)製のスライディング・パティオドア。写真のように、サッシ枠の両サイドと上枠に塩化ビニールで出来たウェザーストリップがいくつも付いていますが、元々はこれらにフィラーと呼ばれる柔らかなフィンのようなものがくっついていました。それがサッシ枠とドアとの間に入り込んで、その隙間を埋めるという役目を果たしていました。隙間がなくなる訳ですから、外部からの雨風の浸入も防げますし、気密性の向上や断熱性の確保、遮音などといったことにも効果があります。ただ、フィンも塩ビで出来ていますし、ウェザーストリップに一部がくっついているだけですから、古くなると破れて欠損してしまいます。私の感じからすると、やはり寿命は15年程度のような気がします。既に日本から撤退しているマーヴィンですが、アメリカのサプライヤーから直接入手する方法は残っていますし、日本の代理店だったところにも僅かに在庫を持っている会社があるようです。(但し、すぐに底を尽くと思いますが・・・)マーヴィン以外の輸入サッシでも、ウェザーストリップは必ず付いていますから、性能を維持する為にも適宜交換するようにしたいものです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年05月13日
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豊田市のお客様の輸入住宅で、縦辷りサッシ(横に開いていく窓)のロック金物の交換を行いました。サッシは、アンダーセン(Andersen)製の4枚ボウウィンドウと単独のケースメントサッシの2ヶ所です。ボウウィンドウは、4つあるうちの1つの窓のロックレバーが途中で折れて、鍵を開け閉めするのに支障をきたしている状況でした。単独のケースメントサッシは、ロック金物自体が内部で不具合を起こしたらしく、鍵が掛かったままロックレバーで解除出来ない状態でした。こうした状況になって何年も経過していたらしく、修理出来る人をずっと探していたとのことでした。これらの2つの不具合は、サッシ枠の中に内蔵されているタンデムロック(1つのレバーで2つのロックが同時に掛かるマルチロック)の金物が破損したことが原因です。ただ、この金物は木製のサッシ枠に隠れている為、それを取り替えるにはサッシ枠の大部分を取り外す必要があります。サッシ枠は薄い木で作られていますから、無理に外そうとすると割れたりしてしまい、更に破損した枠材も調達する必要が出てしまいます。そうなると費用も施工も大幅に掛かってしまいますから、慎重な仕事が求められます。また、新しいタンデムロックを装着した後は、サッシ枠を元に戻してから作業で傷付いた部分を塗装やパテで修復することが必要かも知れません。当然、破損したのは窓の開閉不良に起因していますから、サッシの調整作業や掃除を行うことも忘れてはいけません。そこまでやって交換工事は終了しますが、丁寧な仕事をしてくれる専門業者さんは、あまり多くないかも知れませんね。それから、こうしたトラブルを防ぐ為には、こまめな掃除とシリコンスプレーを使って常に滑らかな動きをキープするようにして下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年05月12日
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東京のお客様から熊本のご実家の掃出しサッシを修理したいというご相談を頂きました。サッシは、リッチモンド(Richmond)製のスライディング・パティオドア。トステム(現リクシル)が代理店となって販売していた輸入サッシですが、販売を止めてしまってから10年以上になるはずです。ですから、修理に関する資料も乏しく、直すとなると独自に木材を加工して、破損した箇所に入れ替えるしか方法はありません。ただ、そうした作業はその場ですぐに出来るものではありませんから、ドアを一旦外して会社へ持ち帰って、修復してから再度付けに行くということをしなければなりません。ですから、1~2ヶ月程度ドアの開口部をべニア板のようなもので塞いで、雨風が入らないように養生をする必要もあります。ただ、今回のトラブルはシロアリの侵入による被害ということですから、ドアだけでなく壁に固定されたサッシ枠にも被害が及んでいる可能性を否定できません。(同時に、雨水の浸入も考えられます)まずはドアの取り外しを行うと共に、サッシ枠やその奥の構造体への被害がどのくらいあるのかを調査して、トラブルの全容把握と修復計画を立てる必要がありますね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年05月11日
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昨日、ハード(Hurd)の窓の建具を交換した様子をご紹介しましたが、今日はそれを外から見た様子をご紹介します。今回建具(障子)を交換した窓の横に、丁度全く同じサイズの古いオリジナルのダブルハングサッシがありましたので、横並びで写真を撮ってみました。少しガラスやアルミフレームの白色がきれいなこと以外は、全く見分けが付かない程美しく仕上がっていると思いませんか。木製格子の追加オプションは、新しい仕様の建具で注文することが出来ませんので、既存の建具から取り外した古い飾り格子を加工して取付けしてあります。古い格子は室内から見える部分をこげ茶色に、屋外から見える部分を白色で塗装していますから、デザイン的に手が込んだ仕事をしています。今回はハードのダブルハングで建具交換を実施しましたが、他社の輸入サッシでも一定の寸法基準を満たすことが出来ていれば、今回のようにシエラパシフィック製の新しい建具に入れ替えることが可能です。(交換の際は、独自の木部防水塗装(パラペイント社ティンバーケア使用)・ガラス防水処理も行います)他社のアルミクラッドサッシでペアガラスが内部結露を起こしていたり、ガラスが割れてしまったり、建具の木部が腐っていたりしてお困りでしたら、私たち ホームメイドに一度ご相談を頂くといいかも知れません。壊れた古い輸入窓が、見事に復活すると思いますよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年05月10日
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昨日、静岡県のお客様のおうちで、輸入サッシの建具(障子)交換を行いました。サッシは、ハード(Hurd)社製のダブルハング。ペアガラスが突然割れてしまったということで、建具を入れ替えることとなりました。ただ、古い形状の建具は既に製造中止されている為、窓枠に装着されているジャムライナー(建具レール)を新しい建具に適合するものに交換する必要がありました。ということで、上下の建具と両サイドのジャムライナーを一緒に交換して、壁に付けられた窓枠は既存のものを使っています。よく国産サッシに交換するという人もいるようですが、輸入サッシの周囲にカバーをするように取り付ける為、見た目も相当野暮ったくなるのが球にキズです。写真は新しい上下の建具を窓に装着した様子ですが、下窓だけに飾り格子が入っています。実は、このサッシの古い建具には飾り格子が付いていたんですが、新しい建具は形状が若干異なる為、通常であれば木製格子は取付けが出来ません。それなら、メーカーに依頼して新しい建具に合う木製格子を取り寄せればいいじゃないかと思われるかも知れませんが、新しい建具には木製格子のオプション設定がないのです。こういう場合選択肢としては、格子なしの窓にしてしまうか、ペアガラスの中に白い格子が予め入っているものにするか、二者択一です。でも、おうちの他の窓が全て木製格子入りですから、どちらもおうちのデザインには似合わないものとなってしまいます。そこで、古い建具に付いていた木製格子を取り外して、新しい建具に適合する形に加工することを試みてみました。どうでしょうか、格子が入った下窓の感じは。非常に加工が大変でしたが、新しい建具にうまく格子を取り付けることが出来たと思います。その後、上窓にも格子を取り付けましたが、やはり格子がない窓と比べると随分趣きが違いますよね。こうした手間を掛けて以前の窓のデザインを復旧させるのは、多分私たちホームメイドくらいしかやれないかも知れません。最後に、持ち手(リフトハンドル)を弊社オリジナルのゴールド色のものにして、作業は終了です。(メーカーの純正品は色も悪いですし、大きくてあまり格好がよくありません)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年05月09日
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大阪のお客様から調達をご依頼頂いたバランサーが、入荷してきました。不具合のある窓は、(Milgard)製のシングルハングサッシです。破損箇所は数ヶ所のようですが、バランサーの寿命はそれ程変わらないというお話をしましたら、予備を含めてご注文を頂きました。バランサーの長さは全て同じですから、交換を想定している窓の高さは全て同じと思います。ただ、バランサーのバネ強度が2種類ありましたから、幅が大きくて少し重い建具と幅が狭くて少し軽いものがあるようです。その他、細かな仕様も確認した上で、バランサーの手配をしておりますから取付けを間違えることはないと思います。勿論、お客様側で私たちに正確な情報を提供頂いていない場合は、うまくサッシに取付けが出来ないということもあるかも知れません。今回はメンテナンス材料の手配だけをお願いされましたから、うまく取付け出来るかどうかは、お客様次第となります。上げ下げ窓のこうしたバランサーは15年程度が寿命ですから、まだ不具合がなくても交換部材の準備をしておくと、万一の際にすぐ交換出来ると思いますよ。糸(ヒモ)が切れる前に、バネが破断する前に、上げ下げ窓が開けにくくなってきたら、早めに交換依頼するようにしましょう。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年04月28日
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こちらは、静岡県のお客様の輸入住宅に取り付ける為のサッシ部材です。サッシは、ハード(Hurd)製の上げ下げ窓(ダブルハング)です。窓ガラスが割れてしまったとのことで、可動する建具(障子)を交換することになりました。ただ、古い規格の建具はもう作っていないということで、新しい規格の建具を製作してもらい、古い規格の窓枠にそれをはめ込むという作業をしなければなりません。当然、新しい建具がそのまま古い窓枠に付く訳はありませんから、何等かの工夫が必要となるのですが、それを可能にするのが写真にあるジャムライナー(側枠)。構造体の外壁に取り付けられている木製の窓枠は外さずに、窓枠の両サイドのレール部分である古いジャムライナーを取り外して、新しい建具を走らせる為の新しいレール材(ジャムライナー)を装着します。古いジャムライナーはプラスチックで出来ていますが、新しいものはプラスチックと木の複合材になっています。ですから、木製(屋外側はアルミ)の新しい建具と同様、木の部分にティンバーケアで防水塗装をしてやる必要があります。交換するだけなら簡単ですが、木部に防水塗装を施したり、ペアガラスの周囲に防水処理を行ったりして、最後まで完璧に仕上げてから交換施工するのがホームメイドです。尚、上げ下げ窓の建具交換は、マーヴィンやクレストライン、ウェンコ、サミットといったアルミクラッドサッシでも行うことが可能ですから、ガラスにヒビが入ったり、雨漏れで建具が腐ってしまったりして交換が必要な場合はご相談下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年04月24日
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名古屋市のお客様のお宅で、サッシ・メーカー不明の窓部品を調達したいというご相談を頂きました。サッシは、樹脂製のケースメントサッシでマルチポイントロックと呼ばれる鍵が装着されています。それは、1つのロックレバーを操作することで、レバーに連動したロックバーが複数箇所の鍵を同時に動かすという非常に防犯性の高いロックのことを言います。ただ、ロックバーは窓の一定の場所を上下する必要がある為、何ヶ所かにバーをそこに固定しておく為の小さな部品が付いています。写真がそのプラスチック製の部品で、名前はタイバーガイドと言いますが、部品の一部が欠損している為、ロックバーを固定することが出来ない状態になっています。こうなるとレバーを操作する際にバーが左右に動いてしまう為、うまく鍵が掛からないという不具合を起こしてしまいます。(最悪ロックバーが動き過ぎて外れるということになると、ロックが掛かったまま窓が開けられなくなるという危険も出てきます)お客様は、この部品を見てクレトイシ(サーティンティード)のサッシと判断したようですが、どうやら違う輸入サッシ・メーカーの窓のようです。つまり、クレトイシのタイバーガイドを調達しても取付けが出来ない可能性が高いということです。また、このタイバーガイドは似たようなデザインで寸法が微妙に違うというものが、いくつも存在します。ですから、まずは詳細寸法を確認して、このサッシに合った部品を取り寄せることが必要です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年04月17日
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豊橋市のお客様のおうちにお邪魔して、上げ下げ窓のバランサーを交換してきました。窓は、ポジー(Pozzi)製のダブルハングサッシです。以前木製の建具(障子)の木枠が腐って、新しい建具に交換したおうちなんですが、その際バランサーが破損しているのを発見して、再度バランサーのみを調達して取付け・交換に伺ったのです。バランサー本体は、然程珍しい形状のものではないのですが、ピボットシューと呼ばれる先端部品がどの窓メーカーのものとも違う特殊な形状をしています。写真がそのピボットシューなんですが、丁度シャチホコ又はエビ反りしているような形状をした樹脂パーツです。いつもは建具の脇の溝に隠れていて見えないものなんですが、それでも太陽が当たる窓の部品ということもあって、20年くらいで経年劣化してくるのかも知れません。勿論、ピボットシューだけでなく、内蔵された吊りバネや吊りヒモといったものも劣化してきていますから、バランサーそのものを両側交換することが大切です。輸入の上げ下げ窓をお使いのお客様は、15~20年でバランサーを交換することを忘れないで下さいね。交換すれば、見違えるように窓の開閉が軽くなるはずです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年04月15日
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浜松市のお客様の現場から引き揚げてきた輸入サッシの建具です。ご覧の通り、建具の木枠が黒くなって腐っています。こちらの窓は、ハード(Hurd)製のダブルハングサッシの上窓です。腐ってしまった原因は、屋外側のガラスの周囲から雨が建具の中に浸入し、それが木枠の内側から徐々に木を腐らせたというものです。ですから、腐りが目に見える表面に現れてくる段階になるまで、お客様は木の腐食には気が付きません。また、窓を閉めたままで長年過ごしているという生活では、腐ってきている状況が、窓枠に隠れて見えませんから、随分酷い状態になってからしか発見することが出来なかったという例も少なくありません。単純に少し黒く変色しているだけなら、目を瞑ってそのまま使い続けるということもありかも知れませんが、その箇所を指で押してみてズブズブ指が入っていくようであれば、建具を新しいものに交換する以外に修理する方法はありません。また、そのまま使うという選択が出来たとしても、ガラスの周囲や外装のアルミカバーのつなぎ目などを防水処理してやらなければ、雨が浸入を続けますから、ちゃんとした処置をしてやる必要があります。木枠だけでなく、ペアガラスの中に水や湿気が入ってしまう内部結露という状況にもなりますから、サッシの防水処理は10年に一度はやって頂きたいと思います。また、月に一度くらいは家の全ての窓を開けて、点検がてらサッシを乾かすという作業をやるようにしましょう。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年04月14日
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先日、浜松市のお客様の輸入住宅で、ダブルハングの建具交換をしたという記事を書かせて頂きました。実は、それ以外にも下側が開いていくオーニングサッシのガラスにもヒビが入っていて、それについても建具交換を行ってきました。オーニング窓の上にはハメ殺し(FIX)の窓が連結されていて、ぱっと見は上げ下げ窓かと勘違いしそうな窓構成になっています。オーニングのペアガラスは室内側のガラスだけが割れているといった状況で、外から見てもガラスが少し変だなと思えるくらいです。それでも、室内側のガラスはバキバキにヒビが入っていますから、交換しない訳にはいきません。ハード(Hurd)のオーニングサッシは、ガラスだけの交換が出来ませんから、建具(障子)ごとの交換となりますが、こちらの窓は階段の途中にあって、普通では手が届きにくい高い位置にあります。交換するにも、階段の段差に対応出来る脚立がないと作業が出来ませんし、外からアクセスするにしても相当高い脚立でないと手が届きません。また、新しい建具は古いものとミリ単位で寸法が異なっていた為、金物がうまく納まらず難しい作業を強いられました。まあ、一筋縄ではいかないのが輸入部材の修理・メンテナンスですから、こうした問題をその場で解決出来ないと仕事にはなりません。勿論、防水処理を含めて作業は全てうまく完了し、開閉調整も完璧ですよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年04月13日
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浜松のお客様の輸入住宅に伺って、建具の交換をしてきました。窓は、ハード(Hurd)製のダブルハングサッシです。ハードのサッシも今は新しい仕様のものになっていますから、建具のデザインも微妙に違ってきています。今回建具を交換した窓は、上げ下げ窓の下窓のガラスが割れたという不具合で、ガラスのみの交換が出来ないハード製ですから、建具ごと交換しなければなりませんでした。また、下窓だけを新しい仕様のものにすると、古い上窓との納まりが悪くなりますので、上・下の建具を同時交換する必要があります。また、窓枠の両サイドに付いている樹脂製のジャムライナーも、新しい規格のものにしないと新しい建具は装着出来ません。ですから、外壁に取り付けられた窓枠のみを残して、ほぼガラッと入れ替えを行うという作業になります。そういった面倒な作業を行うと共に、私たちは屋外側のガラス防水や室内側の木部防水塗装もティンバーケアで念入りに行いましたから、結構作業に時間が掛かります。こうして全ての作業が完了した様子が、こちらの写真。写真左が今回建具交換をした窓で、右が従来からの上げ下げ窓。ガラスのきれいさに違いはありますが、見た目は殆ど変わりませんね。1つの窓だけデザインが変わると変にならないかと心配する人もいるでしょうが、こんなに美しく元通りになれば安心ですよね。因みに、私たちは建具を入手出来なくなったメーカーの上げ下げ窓に、交換用建具を違う窓メーカーに製作してもらって修理するということもやれますから、困っている人はご連絡願います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年04月12日
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群馬県のお客様から4枚ボウウィンドウのケースメント建具のガラスが割れたというご相談を頂きました。窓は、ハード(Hurd)製のアルミクラッドサッシです。2階にある大きなボウウィンドウですから、石が当たったというよりは鳥が突っ込んできたという感じかも知れません。ハードの場合、ガラスのみの交換は出来ませんから、建具(障子)を交換することになりますが、ボウウィンドウは外に少しせり出していますし、建具自体も少し大きいですから、1人で交換作業をするのは危険だと思います。通常、横に開くケースメントの建具交換は室内側から行います。ですから、建具を取り外す時や取り付ける時は、身を乗り出して作業を行うのですが、体のことより建具を落下させないかが非常に気掛かりとなります。勿論、タイミングによっては外に足場のようなものがあることもありますが、恐らく今回は外側からのサポートなしで室内側から交換する形となります。そういう場合は、1人で無理して作業を行うよりも、1人サポートが付いて一緒に作業を行うことの方がリスクは少ないと考えます。建具木部の防水塗装や屋外側のガラスの周囲の防水処理は、取付け前に社内で行ってから現場に持ち込みますから、その点は問題ありません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年04月09日
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豊橋市のお客様の処で交換するバランサーが入荷しました。サッシは、ポジー(Pozzi)製のダブルハング。なかなかマイナーな窓メーカーのバランサーですから、あまり流通していないといった感じです。通常のチャネルバランサーと形状がよく似ていますが、バランサーの先に付いているピボット・シューが特殊な形状です。バランサーが劣化してくると、バネや吊りヒモが切れることが多いのですが、ピボット・シューのような樹脂パーツも割れたり外れたりする不具合を起こします。そういう場合は、バランサーそのものを交換しなければならないのですが、ポジーのバランサーは特殊な為、アメリカでもなかなか手配をすることが難しい状況でした。それでもようやく手配をすることが出来、日本に到着したのがこの写真のバランサーです。上下建具の両サイドに取り付けますから、必要数量は全部で4本。今回こうして調達ルートが確保出来たのは、収穫です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年04月08日
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新潟のお客様から輸入網戸のコーナー材を調達したいというご相談を頂きました。窓は、マーヴィン(Marvin)製のサッシだそうです。どんなコーナー材が欲しいのかを確認する為に、写真をお送り頂きました。私が見る限り、このデザインのコーナー部品はマーヴィンのものと若干違う気がします。普通のお客様では分からないかも知れませんが、分かる人は見ただけでその違いが分かるのです。網戸が古くなってコーナー部品も経年劣化を起こしてしまい、その際にどこからか似たようなコーナー部品を調達して交換を行ったのではないでしょうか。今回調達をするに当たり、今まで不都合がないようであれば写真と同じ部材を調達してもいいように思いますし、もし元のコーナー材に戻したいということなら、そうすることも可能です。それはお客様のご希望次第ですし、私たちならどちらも手配をすることが出来ますよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年04月07日
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