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神奈川県のお客様から輸入の古いドアレバーのドアラッチが欲しいというご相談を頂きました。ドアレバーは、旧タイタン(Titan)製のもので、ラッチは先っぽの頭の部分が丸くなっているドライブインラッチです。国産のものもそうなんですが、今のラッチの多くは、頭にフェースプレートと呼ばれる金属製の板部品が付いていて、そこをドアに固定して取り付けます。ドライブインラッチは、取付け穴にそのまま差し込むだけで固定出来ますから、簡単で早く取り付けられるというメリットがあるのですが、今では国内の輸入住宅で殆ど見掛けなくなりました。勿論、アメリカではまだまだよく使われている部材ですから、他のドアノブ・メーカーを含めてドライブインラッチは広く出回っています。私たち ホームメイドではドライブインラッチも調達していますから、交換部品に困ることはないのですが、今回はドライブインラッチだけの問題ではないかも知れません。写真をよく見ると、ラッチの鍵爪がちょっとしか出ていないという不具合の他に、ドアレバー自体も少し下がり気味な感じがします。恐らくレバー部品に内蔵されているバネが弱ってきているように思いますので、ドアレバーもボチボチ交換時期に来ているのではないかとも思います。ただ、このデザインのものは、既に生産中止となっているでしょうから、新たな製品を選び直す必要があります。ラッチだけの交換でもいいかも知れませんが、この機会におうちのドアレバーを新しいデザインに変えてみることもリノベーションとしてはありだと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年03月24日
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富山県のお客様から、輸入サッシの周囲に付いているウェザーストリップ(気密パッキン材)の調達・取り替えが出来ないかとの問い合わせを頂きました。窓はミルガード(Milgard)製の樹脂サッシ。ケースメントという形式の窓で、クランクハンドルを回すと横方向に開いていくものです。ウェザーストリップは、サッシの建具の周囲や窓枠の周囲にも回してあるのですが、ハンドルオペレーターの隙間から雨漏れがするということで、ウェザーストリップの劣化が原因ではないかと考えたようです。以前の記事にも書きましたが、私はウェザーストリップだけの問題で不具合が起きているとは思えなくて、何か他の問題も抱えているのではないかと感じています。写真は、ミルガード製ケースメントサッシに付いていたウェザーストリップの断面形状ですが、他のサッシには見られない面白い形をしています。一般的なウェザーストリップとは形状が異なる為、どこの部材メーカーでも扱われているというものではなく、手に入れるのも結構大変な代物です。それでも、こうした窓のウェザーストリップは、15年程度で割れたり千切れたりしてきますから、定期的に交換しないと防水・防雨、気密や防音といった機能に影響してきます。入手が大変と言ってもまだ手に入る部材ですから、交換時期に来ているおうちは出来るだけ早めに交換部材を手に入れておくことをお勧めします。ただ、昨今の円安やアメリカの物価高、輸送費の高騰などで、輸入部材の調達コストは格段に高くなってきていますので、何年か後でと躊躇していると更に値段が高くなりますから注意して下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年03月23日
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愛知県のお客様のおうちにお邪魔して、修理前の現地調査を行ってきました。修理するのはサミット(Summit)製の輸入サッシ。ダブルハングやケースメントに加え、こちらのハーフサークルウィンドウ(半円窓)もメンテナンスします。こちらの窓は、ペアガラスの中に雨が入り込んで、周囲に回してあるゴム状のスペーサーがガラスの見える部分に飛び出してきているだけでなく、内部結露も起こしています。こうなってはペアガラスを交換する以外直す方法はありませんので、新しいペアガラスを製作する為にガラスの実寸法を計測する必要があります。その為にはガラスを固定する為の木製の押縁(ガラス押え)材を取り外して、ガラス全体が見えるように露出させなければなりません。また、ペアガラスの厚みについても正確に計測する必要がありますから、特殊な計測機材をいくつも使って、間違いがないように慎重に寸法をチェックします。写真は、窓の周囲にあった木製の押縁材を取り外した様子ですが、ガラスや押縁材を破損させないように慎重な作業が必要でした。恐らくこれくらいきれいに取り外せるのは、国内でもそんなにいないのではないかと思いますが、経験がないと工具や手順すら分からないかも知れません。今回も無事にペアガラスの採寸を完了し、ガラスが出来るまでの間支障が出ないように、また元の位置に押縁材を戻して作業は完了です。次回は、ペアガラスの交換と共に、ガラスの屋外側を防雨・防水処理して作業は完了ですが、その為には外部足場が必要になってきますから、それを利用してその他のサッシの防水処理も行うつもりです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年03月21日
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先日、三重県の輸入住宅で輸入サッシのメンテナンスをしてきた時に、小さな部品が欠落しているのを見付けました。窓は、アンダーセン(Andersen)製チルトウォッシュ・ダブルハングというシリーズのサッシですが、ジャムライナーと呼ばれる樹脂製の側枠材に付いているはずのストッパー部品がなくなっていました。外側の窓ガラスを掃除する時に、建具を室内側に90度倒して建具を外すのですが、下窓建具を倒す際に写真にある補助部品を建具の両サイドに押し込んで建具を外しやすくすることが出来るのですが、この補助部品が窓の下の方まで落ちてきてしまうと、引っ掛かって開閉に支障をきたすことがあります。ですから、補助部品を一度上まで上げておいて、このストッパー部品を写真の穴に差し込んでおけば、そこより下へ補助部品は落ちていかないということになるのです。非常に簡単で単純なものですが、ストッパー部品はそういう役割を持っていますから、あった方が何かといいかも知れません。この部品をどこかへなくしてしまったというお客様は、今でも手に入れることは可能ですから、私共にご相談下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年03月19日
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埼玉県のお客様から、古い輸入アルミサッシのロック金物についてご相談を頂きました。窓は、ミルガード(Milgard)製のオーニングサッシ(下側が外に開く窓)。お近くにも同じサッシを使っていらっしゃるお客様がいらっしゃるそうで、手に入るならまとめて手配をしたいというお話でした。また、取付けビスも古くなって劣化しているのか、ビスも調達したいとのことでした。確かにインチ寸法で作られた輸入ビスも、国内ではなかなか流通していないでしょうから、一緒に購入頂いた方がいいかも知れません。写真はお客様から頂いたものですが、寸法や形状がよく分かるので、定規やメジャーを当てて撮影頂くよりも分かりやすく、部材の特定は容易になります。(定規の目盛りは撮影角度や距離によって見え方が変わり、はっきりした寸法が確認出来ません)ただ、一番肝心の取付け穴の間隔に関する寸法が、私共が入手可能な部材とは少々違っているようです。写真では穴間隔が43mmとなっていますが、私共が手配可能な部品は穴間隔(穴の中心同士)が32mm又は38mmとなっています。単なる計測ミスであればいいのですが、もし43mm必要ということであれば、私共が供給させて頂くのは不可能です。お客様には再度計測頂くようにお願いしておりますが、さてさてどうなるでしょうね?輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年03月18日
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岡崎市のお客様の輸入住宅で、玄関ドアの調整を行ってきました。木製ドアは、シンプソン(Simpson)製のシャトーミッシェル。美しいステンドグラスと框(かまち)に彫り込み細工が入ったおしゃれな玄関ドアです。今回のミッションは、ドアの建て起こしの調整とウェザーストリップ(気密パッキン材)の交換でした。古いドアヒンジは意外に擦り減っておらず、交換するまではない状況でしたが、ドアが戸先側(ドアノブ側)に倒れ込んできている感じで、雨など湿気の多い時は戸先側のドア上部がドア枠に当たってくる状況でした。また、ダブルロックの下側の方のデッドロックバーが、受け側のストライクの穴にうまく入らなくなってきているようでした。吊元側(ヒンジ側)は丁度いい高さになっていましたので、戸先側だけを少し持ち上げて、更にドア自体の上部を少し吊元側に送ってやるという仕事が必要です。(また、ドア下部を逆に戸先側に送ってやることで、ドア自体の傾きを是正しなければなりません)ただ、様子を見ると、ドアの木の歪み(変形)も当然あるのですが、ドア枠も垂直・水平が取れていないようにも思えます。こういう場合、構造を触ってドア枠の建て起こしを変えられれば、それに越したことはありませんが、そこまでするには無理があります。ですから、現状を変えずにドアの各所を微妙にずらして、最もバランスがいい状況にしなければなりませんから、結構難しい仕事になります。あと、ヒンジの古いビスが金属疲労を起こしていたのか、いくつもビスが木の中で途中折れてしまっていたので、それを引っ張り出して抜くという作業が非常に厄介でした。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年03月17日
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静岡県の輸入住宅にお住まいのお客様から、勝手口の輸入ドアが開けられなくなったというご相談を頂きました。ドアは、マーヴィン(Marvin)のフレンチテラスドア。ドア全面のペア強化ガラスで出来ており、光もたくさん入るデザインになっています。今回は、鍵の問題ということですが、こちらのテラスドアはソリッドのステンレスで出来たカンヌキ(デッドロックバー)が受け側の穴に差さった状況で動かなくなったようです。室内側のサムターンを回しても、多少引っ掛かる感じはしても空回りしているようで、カンヌキは全く動いてくれないみたいです。もしかしたら、ロックケース内のギアが舐めてしまって、カンヌキ側と連動しなくなったのかも知れませんが、現場を見てみないとはっきりしませんね。恐らくこうなる前に、ロックが固くなったりドア下が擦るようになってきたり、何等かの兆候はあったのだろうと思いますが、現段階では未確認です。もしそうだとすれば、単なるロックケースの経年劣化というよりは、ドアの建て起こしが狂ってきていたり、ドアヒンジの減りが激しかったりしていることで問題が鍵にまで発展したということでしょうから、そうした原因を解決してやらないと、また同じ不具合が発生します。出来ればカンヌキの頑丈なバーを切断するということは避けたい処ですが、いろいろ試して他に方法がなければ、それも最後の選択肢として考える必要があります。まあ、やれることの引き出しはいくつも持っていますから、その中から順番にトライすれば、鍵の解除は何とかなるはずです。頑丈なドアのせいで大変ではありますが、だからこそ選んだ輸入住宅でしょうから、何とかして差し上げたいと思います。尚、鍵を完全に壊してしまうと、今度は鍵を閉められなくなりますので、部品の調達可否をにらみながら作業を進めなければなりませんね。だって、マーヴィンは日本でのアフターサービスから既に完全撤退していますから、交換部材の入手には時間もお金も掛かります。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年03月15日
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神戸のお客様から収納の輸入折れ戸(バイフォールドドア)の部品が破損したので、交換をしたいというご相談を頂きました。バイフォールドドアは、ドアの端にある小さな部品だけで支えているという構造の為、開閉時に大きなストレスが掛かりやすく、部品の位置がずれたりドア自体が傾いたりしてきます。そういう点では、常に状態を把握して調整をすることが求められるのですが、お客様は元より建築業者でもそういう調整方法が分からないというケースが多いように思います。新築時の施工はしても、その後のケアが出来ないというのは情けないものがありますが、建築業界のレベルの低さからすれば仕方がないのかも知れません。今回は、写真のピボットと呼ばれる部品が破損しています。こちらの部品は、ドア枠に近い側のドア上に装着されているものですが、台座部分が割れているということは、何某かの強い力が加わったということだと思います。バイフォールドドアの部品は様々な海外メーカーが出していますが、この部品はよく使われる汎用部品ですから、調達に然程問題はありません。ただ、この壊れた部品を単純に交換しても、壊れた原因を直さない限りまた同じようなトラブルが近い将来発生します。状況をよく観察して、どうして壊れたのかを理解した上でドア調整を含めて対処出来れば、また長くお使い頂けると思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年03月14日
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富山のお客様から、輸入サッシで雨漏れするというご相談を頂きました。窓は、アメリカのミルガード(Milgard)製ケースメントサッシ。マルチポイントロックと呼ばれる鍵が装着された、非常に防犯性が高いサッシです。今回の不具合は、窓を閉めた状態でも雨が室内側に入ってくるということで、開閉金物のオペレーターハンドルの下端の隙間から水が浸入してくるという状況のようです。お客様は建具の周囲に取り付けられたウェザーストリップ(気密パッキン材)に問題があるからと考えているようですが、一概にそれだけが問題であるというふうには思いません。勿論、現地調査をやってみないと分かりませんが、同じうちに同じケースメントの窓は施工されているでしょうし、それらも全て雨漏れしているという感じではなさそうですから、この窓のウェザーストリップだけが劣化して雨漏れを誘発しているとは考えにくいと考えます。ただ、原因が1つだけとも限りませんから、原因となりそうな要素を全て洗い出して、それを1つずつ解決するという手法でいくしかないですね。恐らくお客様から連絡を頂いた内容以外にも、何某かの不具合があるような気がします。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年03月13日
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こちらのドアハンドルは、アルメトコ(Almetco)の古い掃出しサッシ(スライディングパティオドア)に付けられています。お客様からの相談は、このハンドルに付属しているロックレバーのキャップ(ツマミ)が取れてしまったというものでした。単に外れただけということなら、キャップを接着剤で付ければ元通りなんでしょうが、恐らく割れてしまったか、失くしてしまったかということだろうと思います。こちらのハンドルは既に同じものは生産されていない状況ですが、代替の部材は存在しますし、ロックレバーも単体で調達可能です。ただ、20年以上お使い頂いているということであれば、樹脂で出来たハンドル自体も劣化が進んできているでしょうから、そのうち割れたり折れたりするはずです。であれば、ロックレバーと一緒に内外のハンドルセットも同時に交換しておいた方が、また海外から調達するコストを考えれば合理的かも知れません。こうしたハンドルは長く使えるように出来ていますが、ドアの調整が狂っていると強い力でハンドルを操作したり、ロックを無理矢理動かしたりして徐々に破損していくというケースが多く見受けられます。ドアハンドルやロック部品を交換する際は、是非ドアの建て起こしやロック位置の調整も行うようにして頂きたいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年03月10日
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こちらは、先日お客様のおうちで外してきた輸入網戸を固定する為のピンです。どこの輸入サッシ・メーカーの窓かは不明ですが、経年劣化でツマミの部分が割れてきてしまったので、新しいものと交換してきました。写真に写っている白いシャフトはきれいですが、外してきたものの中にはシャフトも同様に劣化して欠けてしまっているものもありました。そりゃ、新築から20年以上経っていれば、大概の消耗部品は既に交換をしていなけりゃダメだと思います。それにしても、こちらのスクリーンピンは面白い形状をしています。マーヴィン(Marvin)やハード(Hurd)の網戸に装着されている網戸ピンは、先端が少し太くなっているのですが、こちらのピンは先が細く尖っています。恐らく窓枠に明けられた小さな穴に、この先がちゃんと刺さるように細くなっているのだと思いますが、反ってその部分が劣化するタイミングが早くなるような気もします。まあ、そうは言っても、やはり常に露出しているツマミの部分の劣化は早いですから、ツマミもシャフトも全て一緒に交換するのが一番です。なかなか見掛けない形状の網戸固定ピンですが、機能や耐久性などは他のピンと変わりませんから、定期的に交換さえすれば網戸の脱着で困ることはないはずです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年03月09日
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窓メーカー不明の掃出しサッシ(スライディングパティオドア)に付いている輸入の網戸ですが、ご覧の通り戸車が破損しています。こちらの戸車は、見た通り取付けビス等が見当たりません。つまり、普通のやり方では、戸車を網戸のフレームから取り外すということが出来ないように見えるのです。勿論、戸車が外せたからと言って、国内で売っている部品とは形状も作りも全然違うものですから、取り替え出来る状況にはならないはずです。ただ、こういう状況の時、サッシ屋さんであれば何とか交換しようとしてフレームの穴を広げてしまったり、国産の戸車を穴の辺りに無理に固定してしまうかも知れません。そんなことをすれば、網戸をきれいに窓レールに挿入することが出来なくなりますし、網戸の開閉もスムースに出来なくなると思います。この戸車部品は、実は網戸の四隅に仕込まれた内蔵型のコーナー部品と一体となっています。ですから、コーナー部品ごと戸車を外すか、コーナー部品から戸車のみを外すか、どちらかしないと戸車を交換することは出来ません。そういう点で、私共のような専門知識がなければ、恐らく戸車を交換したり網戸の建て付けを調整したりすることは難しいでしょうから、輸入住宅を熟知した人に依頼することが必要です。勿論、私たち ホームメイドでしたら、グラスファイバーの網の張り替えを含めて、きれいに修理・調整することが可能です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年03月08日
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比較的会社から近い場所にお住まいのお客様から、ペアガラスの交換についてご相談を頂きました。サッシは、20年以上前に施工されたアメリカのミルガード(Milgard)。写真はシングルハングサッシを撮ったものですが、スライディングパティオドア(掃出しサッシ)やオーニング、スライダー(引き違い窓)といった家中の窓が全て不具合を起こしている状況です。大手自動車メーカーの下で、新規事業として輸入住宅建築を始めた会社が新築したおうちですが、メンテナンスのノウハウが全くなく、度重なる修理の際も既存のものとは厚みの違うペアガラスを装着するといった不可解な仕事が行われてきたようです。また、シングルハングのバランサーが破損していたりするようですが、そうした修理も長い間行われていない感じです。そこで、輸入住宅専門でメンテナンスを行う私共 ホームメイドに相談を頂いたということですが、全ての窓の輸入ペアガラスを交換するとなると、それはそれはたくさんの費用が掛かります。輸入の掃出しサッシは両面強化ガラスの大きなペアガラスになりますし、外側のガラス防水を行うにしても2階の窓であれば、足場を立てなければ作業を行うことが出来ません。窓のガラスは全部で41枚もありますし、全てインチ寸法で作り直す必要があることを考えても、いい加減な仕事内容で見積してきた大手の業者さんであっても金額比較の仕様がありません。更に、昨今の円安・インフレ、アメリカの物価高などが価格を押し上げていますので、見積が安くなるはずはありません。ただ、資金がないからとこれを先延ばしにしても、来年以降も大幅に費用が上がっていく傾向が続くでしょうから、今のうちに何とか折り合いを付けてメンテナンスに取り掛からないと大変なことになると思います。金額を優先してお茶を濁すような仕事をしてもらうか、費用が掛かっても将来同じような問題が起きない施工をするか、それを今やるか後回しにするか、お客様の家への価値観や考え方が問われています。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年03月07日
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こちらは、三重県のお客様の輸入住宅にお邪魔して、ガラスが割れた窓の建具交換をしてきた際の様子です。こちらのサッシは、アンダーセン(Andersen)のチルトウォッシュ・ダブルハング。通常よく使われているアンダーセンのナローライン・シリーズのものと、使われているバランサーや仕様に違いがあります。今回の不具合は、恐らく内外の温度差による熱割れが原因ではないかと思いますが、はっきりした処は不明です。写真はガラスが割れた建具と新しい建具とを、装着前に並べてみた様子ですが、オーダーした建具と既存の建具は全く同じ大きさ・デザインになっています。両者の違いは、屋外側のガラスの周囲や窓フレームの隙間に私たちが念入りに防水処理を実施したことと、室内側の木枠にパラのティンバーケアを使って防水塗装を行ったことです。メーカーから出荷される際は、外部に防水処理が行われていますが、アメリカ人がやることですから、多少雑な部分も見受けられます。また、室内側の木製建具枠は無塗装で出荷されてきますから、こちらで着色を含めて塗装をしてやる必要があります。そういうことを材料を含めて注意深くやっていくことが、私共ホームメイドの真骨頂だと考えております。パッと見同じに見えても、実際には全く違う内容の仕事をすることが他社と私たちとの大きな違いかも知れません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年03月06日
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今日は、樹脂製輸入上げ下げ窓の修理へ行ってきました。サッシはどこのメーカーのものかよく分かりませんが、よくある構造のシングルハングサッシなので、部材さえ揃えば然程面倒なことはありません。写真は、バランサーを交換する為に下窓建具(ローワーサッシュ)を外した様子です。ペアガラスの中にゴールドの飾り格子が内蔵されている美しい建具ですが、建具の上端両サイドに付いている部品が黄色く変色してきています。この部品はトップガイドと呼ばれるパーツで、これがストッパーとなってバランサーが建具の両サイドから上へ飛び出してくるのを防止しています。ですから、この部品がなかったり、劣化して破損したりしていると、バランサーがうまく機能せず、下窓を開け閉めすることが出来ません。小さなプラスチックのパーツですから、15年くらいしたらチャネルバランサーと一緒に交換すべきだと思いますが、普段は見えない位置に隠れているので、なかなか気にしている人は少ないかも知れません。新築から15年くらい経った輸入住宅にお住まいのお客様は、そろそろ上げ下げ窓のバランサーの交換時期が来ていますから、窓が開けられなくなる前にメンテナンスをしてみては如何でしょうか。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年03月02日
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昨日、ハード(Hurd)製ダブルハングサッシのバランサー部品について記事を書かせて頂きましたが、今日はサミット(Summit)のバランサーについての記事です。こちらの写真のものが、サミットのバランサースプリングとバランス・シューになりますが、スプリング(バネ)はハードのものと全く変わりません。先に付いている樹脂製のバランス・シューのみが、形状や大きさに違いがあります。当然、スプリングは建具(障子)の大きさ・重さによって、長さや強度が違ってくるのですが、それはハードもサミットも同じです。こちらのバランサー部品はサミットのダブルハングサッシから外したものなんですが、兄弟会社のウェンコ(Wenco)のものも同じと考えていいように思います。ただ、サミットにしてもウェンコにしても、バランス・シューの形状が製造時期によって変わっているようですから、一概に全てこの部品という訳ではないことに注意すべきでしょう。昨日お話ししたように、このタイプのバランサーはスプリングに不具合があることよりもバランス・シューが劣化して破損することで、窓の開閉が出来なくなる確率が高いようですから、しっかり不具合調査を行った上でどの部品を交換すれば直せるのかを判断するようにしたいものです。ただ、バランサーの修理よりも、雨漏りによる木製建具の木の腐りの問題の方がこれらのサッシでは深刻ですから、まずは外部の防水処理を行うことをお勧めします。そうすれば、大きな修理を行わずに、長く美しいサッシをお使い頂けるはずです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年03月01日
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こちらは、ハード(Hurd)製アルミクラッド・ダブルハングサッシに装着されているバランサー部材です。窓の両サイドのジャムと呼ばれるプラスチックの側枠の中に入っているので、あまり見たことがないというお客様も多いかも知れません。バランサーは重い建具を常に吊っているので、壊れてしまうと窓が開けられなかったり、窓を開けてもストンと落ちてきたりしますから、そうなる前に修理してやる必要があります。ただ、写真にあるバランサースプリングは、メーカーでの供給はされておらず、部品メーカーでも手に入れることは難しいといった状況です。そうなるとバランサーは直せないんじゃないかと思われるかも知れませんが、バランサーの不具合の多くはバランサースプリングではなく、そこに装着されている白いバランス・シューの破損であることが殆どです。幸い私たちはバランス・シューを入手するルートを持っていますから、スプリングはそのままにシューだけを交換して窓を元通りに戻せます。ただ、こうした部品を交換するには、建具を外して窓を分解してやる必要がありますから、結構大掛かりな仕事になります。そういう点では、私たち ホームメイドに修理をご依頼頂く方が手間も時間も省けるように思います。あと、バランサー以外に側枠のジャム自体に問題があるケースも、最近見受けられるようになってきました。樹脂で出来ている為、バランス・シュー用の切れ込み部分が割れてきて、溝の中からバランス・シューが飛び出してくるという不具合が起きるのです。こうなると劣化したジャムを交換する以外方法はありませんが、ジャムはスプリング同様製造中止になっていますから、交換不能な状況です。そうなった場合、どうしようもないかと思うかも知れませんが、ハードを吸収したシエラパシフィック(Sierra Pacific)社が、建具を含めた交換用キットを提供してくれますから、お金の問題は別にして窓を直すことは可能です。尚、このバランサースプリングは、サミット(Summit)やウェンコ(Wenco)のダブルハングサッシにも使われていますから、バランスシュー(形状はハードと異なる)の交換で直る可能性は高いです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月29日
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詳しい住所は分かりませんが、愛知県にお住まいというお客様から網戸のコーナー部品が欲しいというご相談を頂きました。窓は、カナダの輸入サッシの技術を導入して製造しているクレトイシというメーカーの樹脂サッシです。サッシとしては国産ではありますが、使われている部材は輸入のものになっていますから、網戸のパーツも国産サッシのものとは異なります。ですから、写真にあるコーナー材も北米で一般的に使われているもので、クレトイシから調達することも輸入で調達することも可能です。ただ、使われているサッシが本当にクレトイシのものかどうかは、まだはっきりしませんから、それを確認してからでないとメーカーは対応してくれないと思います。クレトイシは出荷記録の管理がしっかりしていて、自社で製造したものでないと、交換部材の提供をしてくれません。そういった点では、製品の確認や交換部品の特定もしやすいのですが、クレトイシのものかどうか、出荷先が記録にあるか、といったことが分からないと手配が出来ないということも起こり得ます。(地番が変わる区画整理地で建てたおうちや何棟も建築された建売住宅などの建物だと、メーカーの記録との整合性が取れない可能性もあります)何れにしても、お客様の住所等やご希望の必要数などをお伺いして手配を進めたいと考えていますが、そういったことの私共の質問に対し返事をまだ頂いておりません。個人情報の提供に神経質な人が多くなってきているとは思いますが、それを嫌がるケースでは手配の仕様がありませんから、私たちがお手伝いすることは非常に難しくなってしまいます。別に、そんなんでしつこく営業をするような人間ではないですし、それでどうこうなる話ではないと思うんですけどね・・・。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月27日
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福岡のお客様から、掃出しサッシ(スライディングパティオドア)の鍵が破損したので交換したいというご相談を頂きました。こちらのロックケース(バックセット)のロックラッチが破損して動かなくなっているようです。ですから、ロックケースだけの問題であれば、ハンドルやロックレバーを交換する必要はないのですが、連動して壊れていれば同時に交換しなければなりません。この輸入サッシのメーカーは、ヴァイスロイ(Viceroy)。カナダでも結構手広くやっていたメーカーですが、何年も前に倒産してしまいました。また、ヴァイスロイのサッシに使われている部材は、非常に特殊なものが多く、こちらのロックケースやハンドルセットも他社では見掛けない代物です。それでも、私たち ホームメイドは代替の交換部材を調達することは可能なんですが、写真の正面に写っているフェースプレート(カバー)だけは手に入れることが出来ません。フェースプレートの奥にあるロックケース本体は入手可能ですから、既存のフェースプレートを本体から外して、新しい本体に付け替えてやれば使えるようになりますが、両者を接続する部分が鋳物で出来ている為に、取り外したり固定したりする時に割れて破損する可能性が非常に高いのです。そういうことを慎重に作業しても、恐らく難しいと思いますので、破損した場合の補修方法を考えておかなければ、リスクの高い仕事になるかも知れません。また、ロックラッチが破損した原因は、部品の経年劣化ではなく無理に操作をしたことだと思いますので、ロックが楽に掛けられる状況までドアの建て起こしを調整してやらないと、また同じトラブルになりますよ。こうした部材の破損は、殆どが何もメンテナンスしていないことが原因の調整不足ですから、輸入サッシは悪くありません。でも、住宅メーカーや工務店のケア不足を棚に上げて、これを製品不良だと主張する業者さんもいるらしいです。何とも情けない話だと思いませんか?そういう点で、日本には建築のプロは少ないんでしょうね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月22日
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こちらは、先日届いたアンダーセン(Andersen)製ダブルハングサッシ(上げ下げ窓)用のバランサー。バランサーは、重い開閉建具をバネの力で吊って、人間の労力を減らしてくれるばかりか、開けた建具を途中で離してもその位置をキープするという機能も果たしてくれます。通常の輸入上げ下げ窓は、窓の両サイドに金属製の長い棒状のバランサーが仕込んであって、そこに内蔵されたバネで窓を開け閉めする形です。でも、アンダーセンのものは、アルマイトの弁当箱のような形をしていて、これが窓の上枠内に仕込まれています。機能としては全く同じなんですが、形状や部材の位置がそれぞれ異なっているのです。ただ、このアンダーセンのバランサーは、交換する際にいろいろな部材を外したり、手順が面倒だったり、結構バネが強くて怪我のリスクがあったりと厄介な部分もあります。やったことがないというお客様は、最初からご自身でやるのではなく、手慣れた専門家の作業を見て、勉強してからご自身でも作業をしてみるという方がいいかも知れません。何れにしても、どのバランサーもおおよそ15年くらいで定期的に交換するようにして頂くと、いつでも快適に窓を開けて頂けます。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月21日
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こちらは、豊田市のお客様からご相談を頂いたポケットドア用取っ手です。ポケットドアとは、袖壁の中にドアが引き込まれて隠れてしまう形式のドアのこと。(壁の中央のポケット内に引き込むドア)引き戸ですから動線の邪魔にならず、狭い日本の住宅には持って来いなんですが、ドアが傾いてしまったりしてピッタリドアが閉まらなくなると、お客様自身での調整は難しいかも知れません。今回はそんな不具合ではありませんが、取っ手の金物が一部破損していてきれいに元通りにしたいというものでした。ドアの木口(こぐち)の部分を見て頂くと分かりますが、木が露出してその中央に穴が明いています。本来は、ここに引き手のフックが付いていて、壁に仕舞い込んだドアを引っ張り出す時に使う引き手金具が付いています。なかなか器用なことをやってありますが、使い勝手としてはあまりよくなかったのかも知れません。今回それをちゃんとしようと、部品の調達をご相談頂きました。手先が器用なお客様のようですから、部品だけをお渡ししてもちゃんと取付け出来るように思います。家のメンテナンスは基本ご自身でやって頂くことが大切です。ただ、知識も経験も道具もない状況ではちゃんとした仕事は出来ません。そういう時は、無理せず私たち ホームメイドにご依頼頂くようにお願いします。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月19日
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名古屋市のお客様から掃出しサッシ(スライディングパティオドア)の鍵が掛からないという相談を頂きました。サッシは、ミルガード(Milgard)の樹脂サッシ。ハンドルのロックレバーを下すと、写真のようにロック・フックが上下に2つ飛び出してきます。ダブルフックですから、ほぼ外からは開けられないセキュリティの高いドアと言えるでしょう。でも、肝心の鍵が掛からなければ、その高い防犯性も役には立ちません。お客様曰く、ロックレバーを下まで下げても、フックの出が甘く受け金物の穴に引っ掛からない状況のようです。こういう場合考えられるのは、ドアに内蔵されたロックケースそのものの問題か、それともドアの建て起こし(水平・垂直)が狂っていて、フックと穴の位置がずれているか、もしかしたらその両方ということも考えられます。何れにしても、こういう場合安易にロックケースを調達しても、もしかしたら原因が他にあるという恐れもありますから、注意しなければなりません。また、このドアはロックケースの外し方の手順が特殊で、素人のお客様がご自身でそれを行うと、ドアの部材を破損させてしまうリスクもあります。やはり、私共のような専門家が現場にお邪魔して、詳細調査や調整・メンテナンスを行ってから、必要な部品類を手配させて頂くことが一番確実で費用も掛からない修理方法かも知れません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月17日
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愛知県のお客様の輸入住宅に、メンテナンスを兼ねてお邪魔してきました。第一の目的は、サミット(Summit)製のスライディングパティオドア(掃出しサッシ)のロックが外れないということで、その鍵を解除しがてらロック金物の交換をすることでした。そちらは造作もなく比較的簡単に鍵を開けることが出来、ロック金物の交換やドアの建て起こし調整、ドアの滑り調整、ラッチフックの位置調整といったことも併せて実施しましたから、ほぼ新築時の動きを取り戻したのではないかと思います。第二の目的は、サッシの雨漏れによる建具の腐りを調査・確認することでした。台風の風雨に曝されている東面の壁に設置されたダブルハング5ヶ所が、全て不具合を起こしている状況でした。写真がその状態ですが、下窓を少し開けると建具枠の下枠部分が落ちてくるといった感じです。こうなると、建具に接続されている吊り金物のバランサーも外れてしまっていますから、窓によっては上に上げても落下してくるといった状況になっています。また、下窓を少し倒して上窓建具の状態も見てみましたが、やはり下窓同様下側の木枠が少し外れかけている感じでした。こうなった原因は、ガラスに当たった雨がアルミカバーの隙間から木で出来た建具内に入り込んで、徐々に木枠を腐らせたことです。今は廃業してしまった新築時の工務店は、何年か前にいくつか木枠を取り替えるという工事をしたようですが、原因に対しての対策を全く打っていなかった為、また同じように雨が入っているようです。輸入住宅を手掛けた住宅メーカーの多くは、新築工事はやっても修理やメンテナンスをどのようにするのか、またどういった部分が弱点になるのかといったことの経験が全く皆無でした。ですから、修理が出来ないか、修理をしても中途半端といった状況が殆どで、そのうち見にも来なくなるという無責任が普通でした。その為、輸入住宅の評判は悪くなる一方。でも、それは輸入住宅そのものが悪いんじゃなくて、施工する工務店や住宅メーカーの知識・経験の不足が酷かっただけなんです。今回も、建具の一部の木枠を取り替えて直すか、建具自体を他の輸入サッシメーカーのものに入れ替えるかといった2通りで提案をするつもりです。ただ、どちらにしても、外側の防水処理や木部の防水塗装をしっかり実施することが必修です。勿論、不具合のある窓以外の窓も同様に防水処理を行わなければ、また将来同じことが起こるだけです。尚、サッシの雨漏れで一部ペアガラスに内部結露が発生しているものもありますから、それらは新しいガラスに交換が必要です。私たちが修理・メンテナンスを実施すれば、その後10~15年は防水処理をする必要がありませんから、雨漏れを心配しなくてもよくなりますよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月16日
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三重県のお客様から掃出しサッシ(スライディングパティオドア)のペアガラス交換についてご相談を頂きました。こちらのサッシは、マーヴィン(Marvin)製のセーフティースライディングパティオドアという品名のものなんですが、何年も前に交換部品を含めてメーカーの供給停止となっています。また、マーヴィン自体も1年くらい前に日本市場から完全撤退していますから、修理・メンテナンスは自力で行う以外方法はありません。ご覧のように、ペアの強化ガラスの屋外側のガラスが粉々に割れている状況です。こういう場合、ドア自体をメーカーに作ってもらって、それを交換するというのがマーヴィンのやり方でしたが、今後はガラスをドアから何とか外して入れ替えるという修理が必要となります。入れ替えるにしてもガラスのサイズが分からないと部材の手配も出来ませんから、ガラスが外せるかを含めて採寸調査を行わなければなりません。でも、マーヴィンのサッシは、防犯性を高める為か、ガラスを簡単に外すように出来ていませんから、作業としては結構厄介で時間も掛かると思います。それでも何とかしないといけませんから、やるしかないですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月14日
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千葉県のお客様から、室内側に取り付ける網戸の固定用部品が欲しいというご相談を頂きました。輸入サッシ・メーカーがどこかは分かりませんが、なかなか見掛けないデザインになっています。窓の四方に付いているこの部品は、クリップと呼ばれるパーツですが、足が長く窓から随分離れた場所に固定用のフックが付いています。四方にあるクリップのうち、右上の1つのフックが折れてなくなっている感じです。また、この部屋は湿気のある浴室なのか、クリップを留めているビスが随分黒く錆びていますから、そのうちビスが欠損する可能性もありそうです。よく見ると、ペアガラスの中も内部結露で赤茶色に錆びてきているようですから、近い将来ペアガラスの交換や防水処理も必要かも知れませんね。この長さの網戸用クリップ部品はなかなか見掛けないタイプのものですが、何とか探してみたいと考えています。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月13日
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こちらは、輸入玄関ドアの上端周辺を撮った写真です。ドアは、カナダのトリムライト(Trimlite)製のスチールドア。写真をよく見て頂くと分かりますが、ドアの左右でドア枠との間に出来た隙間が違っています。つまり、ドアが若干傾いているという状態になっているということです。お客様曰く、長年使ってきて、ドア下が敷居材に擦って傷が付いている状況になっているそうです。ドアが下がっている状況ですから、当然ドアヒンジが摩耗していることが予想されますが、傾いているということはドアヒンジが片減りしているか、ヒンジを固定しているビスが抜けてきているか、ドアだけでなくドア枠も重さで引っ張られているかということが考えられます。それぞれの原因に応じて、異なる対処が必要になるのですが、複合的な原因に拠ることもありますので、早とちりは禁物です。ただ、この隙間を見て、ほんの僅かしかないと感じられる人も多いと思います。確かに左のヒンジ側(吊元)の隙間は3~4mm程度しかないと思いますし、右の戸先側(ハンドル側)も6~7mmくらいだと思います。そのくらいの小さな下がりでドアが敷居に擦るのかと思われるかも知れませんが、気密を上げる為にドア下の隙間は10mmもありません。また、建物の重みが長年掛かってきていますから、ドア周辺の高さも数ミリ圧縮されているとしたら、ドアが敷居に擦ってくるのも無理はありません。こうした微妙な状況が、ゆくゆくは大きな問題へと発展していきます。僅かな変化を調整するのは意外と難しいことなんですが、それをきれいに直してこそ専門家と言えるのだと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月12日
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岐阜のお客様からダブルハングサッシの外側のガラスが割れたので、修理をしたいというご相談を頂きました。サッシは、ペラウィンドウ(Pella)のアルミクラッド木製サッシ。どうして割れたのかは分かりませんが、下窓(ボトムサッシュ)に雨除けの養生が張られています。これ以外にもいくつか不具合があるとのことですが、取り立てて心配なのがこのサッシの問題だそうです。ただ、ペラのダブルハングは古い仕様のものが既に製造中止になっている為、代替の交換建具をメーカーが作ってくれません。こういう場合は、多少取り外しの際に部材の破損が生じても、どうにかしてペアガラスを外して新しいものに入れ替えるか、この窓枠に合う建具を他社で製作してもらって交換するか、二者択一です。ペアガラスを交換する場合のリスクは、ガラスを固定している木製の押縁材を破損させてしまうことです。この材料もメーカーは供給してくれません。また、ガラス交換する際は一旦私共の会社に建具を引き揚げて作業を行う必要がありますから、1.5ヶ月程度は窓を塞いでおかなければなりません。建具を入れ替える場合の問題は、あまり気にはなりませんが、多少形状が変わることと費用が結構掛かること、納期が半年程度必要なことです。ただ、窓は交換建具が来るまで、このままの状態で触る必要はありません。どちらがいいかは、お客様と協議して決めることになりますね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月11日
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横浜のお客様の処に伺って、玄関ドアの修理・メンテナンスを行ってきました。玄関は輸入のスチール製ダブルドアで、ピーチツリー(Peach Tree)社が製造したもの。塗装が随分剥げているだけでなく、右側の主開閉ドアのヒンジ(蝶番)が摩耗して、右ドアが左と比べて1cmくらい下がってきています。そうなると、ドア下が敷居に当たってきてドアが閉めづらくなるばかりか、ドアラッチやデッドロックバーがストライク(受け金物)の穴に入らなくなって、鍵も締められなくなっていたようです。おうちを造った住宅メーカーもなく、そういう状態が長く続いた為にドアラッチが破損したのか、ハンドルセットも全く違う国産のものに替えられていました。デッドロックも鍵が掛かりませんから、上の方に新たに国産のデッドロックを追加して、そこで鍵を締めていたそうです。(写真には写っていませんが、室内側にはドアクローザーが付いていたようですが、ドアが下がった為に破損したのか撤去されていました)また、左ドアの下に付けられていたフランス落とし(ドア固定用金具)に不具合が生じた為に、左ドアが長く開けられなかったみたいです。こうした様々な不具合の原因は、ドアヒンジの摩耗と知識のある工務店の不在だったと思います。私たち ホームメイドは、今回3日間お邪魔して、フランス落としの固定解除、専用ドアヒンジの交換、ドア位置(建て起こし)の調整、ダミーハンドルを含めたハンドルセットの交換・調整、国産のデッドロックの輸入ものへの交換及び位置変更、ドアクローザーの設置、ドア内外の塗装(錆止め塗装1回及び上塗り塗装2回)、ステンドグラスの周囲の防水処理、ドア上の防水処理、明けられた穴の埋め戻し・修正、ストライク位置調整、ウェザーストリップ交換、掃除といった内容の工事を行いました。費用や時間は掛かりますが、施工前と施工後でこれほど美しく蘇るのです。輸入住宅も20年経ったら、一度大掛かりなメンテナンスをされては如何でしょうか。その価値はあると思いますよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月10日
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岐阜のお客様からドアに付いているレバーの頭が外れたというご相談を頂きました。こちらのドアレバーは、クイックセット(Kwikset)の最新の製品で施工してまだ時間が経っていないものでした。空調の業者さんが家を出入りした際に外れてしまったので、どうやって直していいか分からず連絡をして頂いたようです。古いタイプのものとはやり方が違うのですが、このタイプのドアレバーは写真にあるメクラネジという部品をインチ専用の六角レンチで回すことで固定することが可能です。ただ、たまにこのメクラネジが外れてしまって、どこかに行ってしまったという場合はレバー部品を台座に固定することは出来ませんので、注意が必要ですクイックセットだけでなく、ボールドウィンやシュラーゲ、ワイザー、テイモア、イージーセットなどのメーカーのドアノブもありますが、それぞれやり方が違いますからもし分からないというお客様は、私共のような専門家に依頼して頂くことをお勧めします。そういう場合、私共 ホームメイドでは取付け作業の他に、ドアラッチの調整といったドアの開閉メンテナンスも行いますから、依頼して損はないですよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月06日
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浜松のお客様から窓が開けられなくなったので、修理の相談をしたいという相談を頂きました。写真は、そのダブルハング(上げ下げ窓)の上枠を見上げた様子です。ハード(Hurd)製のアルミクラッド木製サッシですが、側枠と上枠とが接する部分から変形したバネが飛び出してきています。このバネは、建具(障子)を持ち上げる際に重量を軽減してくれる為のバランサーのバネなんですが、通常は側枠のジャムライナーの中に内蔵されていて見えない状態になっています。こうなっているということは、建具とバネとの接続が何らかの不具合で外れてしまい、その勢いでバネが上から出てきてしまったと思われます。でも、このバネはハード(現シエラパシフィック)では既に製造がされておらず、交換部品の在庫もない状況です。ですから、もしバネ自体が切れたりして使えなくなっている場合は、建具を現在製造しているものに交換して、ジャムライナーもそれに適合する新しいものに交換する以外に方法はありません。もしかしたらこのバネは丸まっているだけで、ジャムライナーを外したら正常な状態に戻る可能性がないでもありません。ただ、バランサーのバネが外れた原因が他にあるのかといったことを現場調査を行って確認しないことには、どんな交換部材を手配すべきかはっきりしないと思います。そういう点で、現場に伺って不具合の実態調査を行わないと、修理計画は立たないように思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月05日
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三重県のお客様からマーヴィン(Marvin)の上げ下げ窓のペアガラスを割ってしまったので、修理をお願い出来るかという問い合わせを頂きました。ご覧のように、上窓(アッパーサッシュ)のガラスが割れてガムテープで穴を塞いであります。何でも小さなお子さんが部屋に閉じ込められたらしく、救出する為に外から窓ガラスを割ったらしいのです。ただ、マーヴィンは既に国内で修理・メンテナンスのサービスを行っていませんから、私たちのような専門家が自力で直す以外方法はありません。輸入サッシの修理のやり方としては2つありますが、1つはガラスだけを交換するやり方、もう1つは他社製の上・下建具に入れ替えるやり方。昔からマーヴィンは、ガラスが破損したり不具合が起こったりした際は、不具合がある建具を交換して、ガラスのみの交換は行わないのが基本です。ただ、マーヴィンから新しい建具を入手出来ない現状では、ガラスの交換も視野に入れる必要がありますが、マーヴィンはガラスが外せないようにガッチリと作ってありますので、交換の際は何か部材の破損が生じる可能性が高いと言えます。ですから、破損した部材を工夫して作ったり、補修して再利用したりする必要がありますから、納まりとしては悪くなることも了解が必要です。他社製の建具に入れ替えることは、そういった点で問題が少ないですが、メーカーが違う建具ですから多少のデザインの違いが生じます。また、マーヴィンの窓枠に合うように建具を作ってもらわなければならないので、事前に正確に採寸調査を実施しなければなりません。アメリカのメーカーに作ってもらうのですから、当然納期は掛かりますし製作費も相当掛かることを覚悟しなければなりません。最終的な選択はお客様にお願いすることになりますが、何れにしても窓を塞いで一定期間養生することは必要かも知れませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月03日
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輸入住宅の造り付け収納のドアとしてよく使われるバイフォールドドア。開口の幅が1.5~1.8mあるような場合は、写真のように4枚折れ戸を装着するケースが多いと思います。今回ご相談頂いたのは、片側の2枚折れ戸が閉まっている状態で、もう片方の2枚折れ戸を閉めようとすると、閉まっていた折れ戸が自然に開いてしまうといったトラブルでした。通常ではあまりそういったことはないのですが、2つのドアが完全に閉まることによって、収納内の空気に圧力が掛かってドアを押してしまうのではないかと思います。でも、通常で起こらないはずの現象がどうして起こるのか?一度調整・メンテナンスをしてみないとはっきりしませんが、恐らくドア同士の召し合わせ(折れ戸と折れ戸がぶつかり合う部分)に振れ止めと呼ばれる部品が付いているはずですが、それが付けられていません。それは、ドアの後ろ側に付ける小さな金具で、ドアを閉めた際にもう片方のドアを後ろから支える役目を果たします。それが両方の折れ戸に付いていると、それぞれが支え合ってドアの位置を安定させるのです。勿論、それ以外にドアの高さがずれていたり、隙間が空いていたり、傾いていたりという問題が起因しているかも知れませんから、そういったことの調整は必要かも知れません。ただ、輸入のバイフォールドドアに知識がない業者さんだと、部品自体がどういうものなのかを理解していないという場合もありますので、調整作業は難しいかも知れません。そういう場合は、輸入住宅の専門家に相談して、調整してもらうのが一番の早道と言えるように思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月02日
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5年くらい前に塗り直しをした木目調のファイバーグラス製玄関ドア。お客様から塗装が剥げてきて白くなってきたので、塗り直しの相談を受けました。玄関ドアはサーマツルー(Therma-Tru)製で、特殊な塗料を塗ることで本物の木製ドアのように見せる木目調の輸入ドアです。塗装は、通常着色用の下塗り塗料と表面を保護するトップコートと呼ばれるクリア色の上塗り塗料を施工します。西陽が直接当たる場所にあるドアですが、今回塗り直しをするにしても少し早いと感じていたので、ペンキ屋さんと相談してお客様に渡しておいたトップコートだけを試しに塗ってもらうことにしました。白い線を引いた範囲が塗った範囲ですが、見事に下塗り塗装の色が戻ってきています。つまり、着色した塗装は劣化しておらず、それを保護していた上塗り塗装のみが劣化を起こしていたということになります。ファイバーグラス製の木目調玄関ドアの場合、トップコートは5年程度で劣化しますが、下地の着色塗料は問題ありません。ですから、定期的にトップコートだけを塗ってやれば、ドアの木目は維持されます。また、トップコートは透明なクリア色ですから、マスキングテープ等での養生も然程シビアに行う必要もなく、素人のお客様でも比較的簡単に塗ることが可能です。塗装が剥げてきた際、こうした専用塗料を塗らずにベタ塗りの油性のペンキで塗装する業者もいるかも知れませんが、それをすると折角の木目が失われてしまいます。専用塗料での着色は技術が必要ですが、定期的な上塗り作業はお客様でも行えますから、塗り直しの際に余ったクリアの塗料だけをもらってご自身でメンテナンスをしてみては如何でしょうか。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月01日
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こちらは、岡山県のお客様からご相談を頂いたペアガラスの曇りです。サッシは、ペラウィンドウ(Pella)のアルミクラッド木製ダブルハング。ガラスの外側にホコリや汚れが付いているのかと思える程、ペアガラスの内部が曇っています。これは、雨が外側のアルミカバーの隙間から木製建具の中に入り込んで、それがペアガラスの中へと徐々に浸入してきたことが原因です。こうなってしまうとペアガラスを交換する以外方法はありませんが、通常ペラではガラス交換ではなく建具ごと交換することを推奨しています。但し、このサッシは製造時期が古く、現在製造されているものと形状が異なっているので、建具を新しく作ることは出来ないようです。ですから、こちら側で建具から何とかペアガラスを外して、新しいガラスに入れ替えることをしなければならないのですが、ガラスを固定している古いガラス押え(押縁)も製造されていないので、万一破損しても交換する部材がありません。慎重に作業を進めるのですが、それでも劣化しているガラス押えが絶対割れないとは言えませんから、もし壊れたら補修して使うしかありません。そういう苦労と岡山までの出張費を考えると、どうしても費用は高くなってしまいますので、お客様は様子を見たいとおっしゃいました。でも、よく考えて頂きたいのは、放置すれば今後も雨が木製建具の中に入り続けるので、そのうち木が腐ってくるということです。また、材料や人件費も高くなっていますし、私共のような専門家がいつまでサポートを出来るか分かりません。現実、この輸入住宅を作った住宅会社もなくなってしまっているようです。直せるものは早く直してその後のケアを万全にすることが、美しい輸入住宅を長く維持し続ける秘訣だということを忘れてはいけません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月31日
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静岡県のお客様から輸入サッシのペアガラスについてご相談を頂きました。こちら窓は、ミルガード(Milgard)製のスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)。ハメ殺しのFIXドアの方だと思いますが、ペアガラスの周囲にある内部スペーサー(気密パッキン材)が劣化して、部分的に剥がれたりヒビ割れしたりしています。こういったことは、輸入サッシでも国産サッシでもペアガラスを採用していれば必ず起こることなんですが、多くの住宅メーカーもそんなことは気にしていません。つまり、起こってから初めて気付くということですが、予防措置を取っていない状況ですから、ペアガラスそのものを交換する以外に方法はなくなります。こうしたスペーサーの劣化は、屋外側の雨がガラスとサッシの建具(ドア)枠との隙間から浸入して、それが建具枠の中に溜まってスペーサーを徐々に劣化させたことが原因です。ここまで劣化が進むと、雨水は水蒸気や湿気としてペアガラス内に入り込み、それが原因で内部結露や曇り、カビなどの発生といった問題が出てきます。こうならない前に屋外側のガラスの周囲を防水処理しておくことが大切ですが、10~15年毎の外壁等の塗り直しの際に一緒にメンテナンスを行うことをお勧めします。今回はサッシが樹脂製であったからいいようなものの、もしアルミクラッド木製サッシであったなら、木製の建具枠も腐ってくるという不具合も発生しますから、そうなると建具(ドア)自体も交換するという修理になります。そうなると、費用も時間も大幅に掛かってしまいますので、ご注意下さい。尚、ミルガードのFIXドアのガラス交換は結構やりづらいので、作業は大変です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月30日
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昨日、半田市の輸入住宅で輸入サッシのメンテナンスをしてきた旨記事に書かせて頂きましたが、その時同時にいくつかの網戸の張り替えも実施しました。こちらがその様子ですが、現場に仮設の作業台を組んで、その上に作業する網戸を載せています。この網戸が付いていた掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)は、記事に書いてきたスーパーシール(Super Seal)製ではないようで、ミルガード(Milgard)かクレトイシかも知れません。何れにしても、取り替える網は頑丈なグラスファイバー製を用意して、網押さえも少し太めの輸入の網押さえゴムのものを複数持ち込みました。案の定、網押さえは国産のものよりも随分太く、もし国産のものしか用意してこなかったら、網がすぐに外れそうなくらい緩かったと思います。そういった点で、輸入サッシの網戸の張り替えに際しては、輸入の糸ゴムを調達していくことをお勧めします。写真は、新しい網に張り替えた直後の様子ですが、網の緩みもなくピシッときれいに張れています。今はまだ寒い時期ですが、こういう時期は虫も出ない環境ですから、網戸を外して張り替えるには絶好の機会かも知れません。あまりに寒い時期は止めておくにしても、気温が10度を超えるような晴天の日に張り替え作業をすれば、体も少しポカポカするはずです。勿論、材料や適切な道具もなくやれる自信がないという方は、私共のような専門家にご依頼頂く方が効率的だとは思いますが、家1軒分となると相当数も多くなりますので、寒い時期から少しずつ網戸を張り替えていってもらうのがいいでしょう。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月28日
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こちらは、今日メンテナンス作業を行ったシングルハングサッシ用の下窓建具です。白くて長い部材が建具から飛び出していますが、これはこの部材を建具の溝に差し込んでいる最中の様子です。このサッシは、アルミクラッド木製サッシを製造しているハード(Hurd)社の樹脂サッシ部門であるスーパーシール(Super Seal)というブランドで製造されたものなんですが、出回っている数はそれ程でもないようです。そうは言っても、全国的には相当数販売されているでしょうし、施工から20年近く経っている輸入住宅では、ウェザーストリップなどの消耗部材は交換時期が過ぎているかも知れません。このおうちでも、上げ下げ窓のバランサーが破損した他、塩ビで成形された写真のウェザーストリップ(気密パッキン材)もボロボロになっていました。そこでそうした不具合を解消する為に、今回お邪魔して修理作業を行った訳ですが、写真のウェザーストリップは取付け位置が独特でした。通常ボトムウェザーストリップは、建具の下に取付けて窓の下側からの雨や外気の浸入を防止し、断熱性を高める役目を果たします。このウェザーストリップは、建具の正面に溝が切ってあって、そこに滑り込ませる形で取り付けます。それだとウェザーストリップが建具の下側に来ないのが普通ですが、変わった形状をしている為に、クッション材の部分が窓下に潜り込むような位置に付くのです。まあ、窓下から雨や空気が流通しなければ、どこにウェザーストリップが付いていようが構わないのですが、アメリカ人の考えは面白いですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月27日
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本日会社の近くの輸入住宅にお邪魔して、輸入サッシの不具合調査を行ってきました。今回事前に相談を頂いていたのは、スライディング・パティオドアの鍵についてと、シングルハングサッシのバランサーの不具合でした。それらについては、先日記事にも書かせて頂いておりますのでそちらの方もご覧頂きたいのですが、それ以外にも複数の上げ下げ窓でバランサーやそれを固定する為のトップガイドの破損も見付かりました。また、事前にお話頂いた不具合以外に、収納用のバイフォールドドア(4枚折れ戸)が閉めても勝手に開いてしまうという相談や、国産サッシの鍵の調整といったことまで次から次へと出てきました。まあ、今までどの業者さんもお手上げという状況で、相談しても無駄という感じでしたから、私のように詳細が分かる人間が現れれば、質問したくなるのも分かりますよね。いくつか調べる必用があるものもありますが、ほぼ全ての不具合については状況を理解しましたし、交換部材の調達や調整方法も問題ありません。遠方で出張費が嵩むと躊躇されるお客様も多いですが、様々な不具合について解決策を提示出来る人間は少ないでしょうから、わざわざお金を掛けてお呼び頂くだけのメリットはあるかも知れません。今回のご相談も予算的にOKを頂ければ、すぐにでも対処することが可能ですから、修理後は新築時同様スムースに動くようになるはずです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月26日
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メーカー不明の樹脂製上げ下げ窓に付いていたバランサーが外れて、窓が開けられなくなったという相談を頂きました。こちらがそのバランサーですが、内蔵されているバネが錆びていて、その先にある吊りヒモが滑車に絡まった状態になっています。そんな状態ですから、バネが縮まずヒモもだらんと伸びたままになっており、バランサーとしての機能は果たせない状況です。シングルハングサッシと呼ばれる下窓だけが開く上げ下げ窓に使われるバランサーですが、15年程度で定期的に交換することが求められます。長年使っていると、ご覧の通りバネが錆びて伸縮しなくなりますし、下窓を吊る為の吊りヒモが切れてしまうことも多々あります。また、バランサーだけでなく、建具側に付いているトップガイドと呼ばれる小さな樹脂パーツも同様に劣化していることが多いので、それも同時に交換しておいた方がいいでしょう。バランサーを調達しても交換の仕方が分からないという人は、実地で交換する際にレクチャーを行いますから、次回の交換はご自身でやって頂けます。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月25日
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会社の近くの輸入住宅ですが、掃出しサッシの鍵が壊れたので修理をして欲しいというご相談を頂きました。輸入窓のメーカーは不明ですが、どうやらアルミクラッド木製サッシのようです。これから現地調査に伺って、不具合箇所を特定した上で必要な部材を調達・取付けするという段取りになります。写真を見る限り、どこが破損して鍵が掛からなくなったのかは分かりませんが、今までの経験からするとドアに内蔵されている鍵本体のロックケースか、ロックレバーの破損ではないかと考えています。ただ、破損の原因は破損した部品以外の処にあるでしょうから、そこを解決しないと根本的な修理にはなりません。このハンドルセットは、北米では結構出回っているものになりますから、部材の調達には然程困難はないと思います。アメリカは物価が高騰していますし、昨今の円安が激しいですから、海外輸送費や通関費を含めるとそこそこの費用は掛かると思います。それでも、20年以上前のサッシが今でもメンテナンス出来るのですから、輸入サッシのパフォーマンスは大したものだと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月24日
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滋賀県のお客様から輸入のアルミサッシに付いているロックレバーが欲しいというご相談を頂きました。写真がそのロック部品ですが、窓メーカーはミルガード(Milgard)です。ミルガードと言えば、通常は樹脂サッシのメーカーですが、古い時代にはアルミサッシも製造していました。このロックレバーは、ミルガードに採用されている以外は、他社では取り付けられているのを見たことがありません。既に施工されてから20年以上経っているサッシですが、未だにこうした交換部材を手に入れることは可能です。勿論、似たような形状のロックレバーもありますから、調達の際は寸法・形状の確認は必修です。あと、このロックレバーを固定する為の取付けビスについても、お問い合わせを頂くことがよくあります。形状も特殊なんですが、寸法もインチで作られていますから市販のビスを流用することは出来ません。必要あれば、ロックレバーと一緒に取付けビスを輸入することも可能ですから、ご相談の際はビスの調達もご依頼頂ければと思います。こうした部材は、防犯の観点からも早めに直しておきたいものですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月20日
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根元付近でポッキリ折れてしまった掃出しサッシのロックレバー。こちらの部品は、ミルガード(Milgard)のスライディング・パティオドアのハンドル部分に装着されているもので、堅い鋳物で作られています。いくら丈夫な鋳物であっても、長い間何度も衝撃を与えていれば、ある日突然ポキッと折れてしまうことがあります。普段はレバーを軽く操作するだけで、簡単に鍵の開閉が出来るのですが、ドアの高さが変わってしまったり、ロックのフックの位置が変化してしまったりすると、ロック・フックがうまく受け金物に引っ掛からず、それを無理矢理何とかしようとした時にレバーが破損してしまうのです。古い部材ではありますが、今でも海外から取り寄せることは可能です。でも、ドアやロックの位置調整を行わないで、単にロックレバーのみを交換するだけでは、近いうちにまた折れてしまうかも知れません。折れた原因は、ロックレバーそのものの強度ではなく、無理に操作をしようとしたことであるという認識に立って、適切にメンテナンスを行うことが大切です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月18日
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静岡県のお客様から輸入のケースメントサッシに付いている網戸を固定する部品が欲しいとの相談を頂きました。サッシは、ミルガード(Milgard)製のようですが、室内側に取り付けた網戸を窓枠に固定する為のクリップ部品が割れたりしてきているようです。上げ下げ窓のように網戸が屋外側にある場合は、網戸やその付属部材も太陽の紫外線などで劣化が早く進むのですが、開き窓のケースメントは網戸が室内側に付いているので、その寿命も長くなります。ただ、そうは言っても太陽光に当たらない訳ではありませんから、徐々に劣化してくるのは止むを得ません。小さなクリップパーツですが、これがないと網戸を窓に固定出来ませんから、定期的に交換することが必要となります。この部品も大きさやサイズが違うものがたくさん存在しますから、既存のものと同じかそれに近いものを探すのは結構大変です。でも、どこの窓メーカーでもこうした部品を使っているはずですから、互換性のあるものは何某か存在するはずです。使えそうなものが見付かったら、今後の交換用に予備を含めて多めに調達しておきたいものです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月17日
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福岡県のお客様から、ケースメントサッシのウィンドウヒンジに不具合があるので、修理をしたいという相談を頂きました。サッシは、カナダ ヴァイスロイ(Viceroy)製の樹脂サッシ。ウィンドウヒンジは、通常ケースメントサッシの上と下に装着されていて、その両方で重い建具を吊っていると同時に、窓の開閉をスムースに行うという機能を果たします。今回、その2つあるウィンドウヒンジのうちの上側に不具合が発生しました。写真を見て分かりますが、建具(障子)に固定してあるウィンドウヒンジのバーに、アーム部品がかしめて留めてあるはずなんですが、そこの部分が錆びてアームが外れてしまっていますそうなると、建具の上部は窓枠から完全にフリーの状態になっていますので、下側のウィンドウヒンジだけで建具を窓枠に固定していることになります。ウィンドウヒンジは、上下2つでその機能を果たしていますから、1つでも破損が発生してしまうと、窓がいつ落下してもおかしくありません。まずはお客様にウィンドウヒンジの形状や詳細寸法を確認して頂いて、その上で適切な部材を調達するように手配を進めたいと思います。ただ、ウィンドウヒンジの形状からすると、通常のヴァイスロイのものと違っているようにも見えますから、もしかすると窓メーカーは別の処かも知れません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月12日
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2024年のお正月真っただ中に、最大震度7の能登半島地震が発生した。地震の専門家は、数千年に一度の大地震と言ってるようだが、2022年にも大きな地震に見舞われている。それって、数千年に一度なの?何年かに一度の間違いじゃないの?これからは、数千年先にしか大地震は起きないの?多分、こうした私たちの疑問には、専門家の誰も答えることが出来ないのではないのかと感じています。だって、数年先にまた同じような地震が起きるということであれば、こんな場所には住めないなんてことになりはしないかと思うからです。耐震補強した建物を再建したとしても、また同じような地震があれば、電気や水道、道路といったインフラは必ずダウンするでしょうから、毎年のように避難生活を余儀なくされます。ただ、これは能登だけの話ではありません。日本全国いつどこでも発生し得るシナリオなのです。大手住宅メーカーは地震に強い家、大空間が可能な家なんてキャッチフレーズで販売をしていますが、それは家の一面しか捉えていない不完全な宣伝文句のような気がします。流動地盤に強い家、なだれに強い家、インフラのダウンに強い家、洪水に強い家、火災に強い家、津波に強い家、室内にいる人間が死なない家といった側面全てで安全な住宅など存在しません。それは、戸建てだけでなく、都市部の超高層マンションに至っては恐らく最悪の生活環境になることは間違いないと思います。南海トラフ巨大地震の発生が想定されていますが、それよりも発生確率が全然少なかった能登半島地震。これからは、役に立たない防衛費にお金を掛けるより、地域の復興やインフラの整備に掛けるお金をプールしておくことが行政に求められますし、私たちもそうした災害に備える為の貯蓄や家の補修を心掛けるべきです。歴代政権が、今までの災害に対しどう向き合い、将来の災害対策をどうするのかを全く考えてこなかったのが露呈した今回の大地震だと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月11日
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こちらの輸入サッシは、大阪のお客様のおうちに取付けられているケースメントサッシ(横方向に回転しながら開く窓)。建てた住宅メーカーもなく、サッシ・メーカーがどこかも分かりません。今回相談頂いた不具合は複数あるのですが、そのうちの一つがこの写真。窓の建具(障子)が完全に閉まり切らず、建具の上側が若干開いた状態になっているようです。こういう状態の時は、鍵が掛かったり掛からなかったりという微妙な状況でしょうから、掛からない時には思いっきりロックレバーを下げて無理に鍵を閉めようとするはずです。それを何度も繰り返していると、そのうち開閉オペレーターが破損したり、ロックレバーが破損したりしますから、そうなると修理にそこそこの費用も掛かってきます。建具が斜めに傾いて窓が閉まらなくなったのは、オペレーターやロックレバーが原因という訳ではありません。建具と窓枠との位置関係がずれていたり、窓の上下に付いているウィンドウヒンジと呼ばれる金物の位置等に問題があるケースが殆どです。ただ、こうした金物類を調整するには、屋外側からの作業も必要な為、2階の高い場所に設置された窓などではそれが出来ず作業は結構大変です。特に大きめのサッシとなると、ペアガラスの重さも半端ないですから、建具を外す際には落下のリスクが心配です。でも、国産しか扱っていない普通のサッシ屋さんでは、嫌がって絶対やってもらえないでしょうから、何とかするしかないですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年01月09日
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20年近く前に新築させて頂いた愛知県のレンガ積み輸入住宅ですが、今回お客様から玄関ドアのロック金物の調子が悪いということでご連絡を頂きました。ダブルロックのうちの1つが、鍵を掛けようとしてもデッドボルト・バーが最後まで引っ込まず、途中で引っ掛かるような状態でした。そうなると、玄関ドアが開けられず、閉じ込められた状態か、建物内に入ることが出来ない状態になってしまい、大変なことになるかも知れません。この部品は分解修理をすることは出来ませんので、中の状態までは分かりませんが、どこかの場所が欠損又は変形している可能性があります。また、ハンドルセットに付いているドアラッチについても、鍵爪の先端が削れたような感じになっていますから、交換しておいた方がいいかも知れません。こちらのドア金物は、全てカナダのワイザー(Weiser)社のものなんですが、現在このタイプのデッドボルト・バーラッチは製造されていない状況です。ただ、他社の製品で形状的に使えそうなものがあるようですから、交換することに問題はないと思います。将来的には、そのうち金物本体の方も何某かの不具合が出てくるでしょうから、その際は違うドア金物に交換することも考えなきゃいけないですね。ワイザーの製品は、メジャーではありませんでしたが、カナダの輸入住宅には数多く使用されていましたので、メンテナンスや交換といったことで困っていらっしゃる人は多いかも知れません。国内で販売代理店がない輸入資材が多くなりましたが、私たちはそういった部材を直接北米から調達出来ます。家はメンテナンスが行き届いていないと、どんどん悪くなりますので、不具合を放置せずにご相談を頂けるといいですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年12月28日
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今日、一宮市のお客様のおうちへ伺って、ケースメントサッシの開閉調整を行ってきました。ケースメントサッシは、ヴァイスロイ(Viceroy)製のボウウィンドウに付いているものなのですが、そのうちの1ヶ所のみが最後まで閉まり切らないという状態でした。その他に単体のケースメントサッシにも同じような不具合がありましたので、そちらも同様に調整をしてきました。まずは、状況を確認したのですが、クランクハンドルを回して建具(障子)を閉めていくと、残り5cmくらいの処でこれ以上閉まらないという状態になってしまいます。その時の建具と窓枠との状態は、建具の吊元側の下コーナー部分が窓枠に当たってくる感じで、上コーナーは窓枠との間にまだ隙間があって、下コーナーが窓枠内に入り込めば、上は難なく納まっていく感じです。つまり、建具が戸先側に僅かに倒れ込んでいるといった状況です。こういう場合、建具の戸先を少し起こしてやればいいのですが、樹脂サッシに取り付けたウィンドウヒンジのビスの位置を数ミリ動かすというのは至難の業です。樹脂枠に明いた穴は塞ぐことが出来ませんし、数ミリとなると既存の穴と新しい穴とが一部重なってしまう為、ビスが「利かない」又は「動いてしまう」という状況になって不具合が余計大きくなってしまうからです。でも、今回は調整用の薄板をウィンドウヒンジの脇に挟み込んで、ウィンドウヒンジを少し戸先側へ送ることが出来ました。(尚、開閉オペレーター自体は摩耗が見受けられましたが、まだ何とか使える状態でしたので交換しませんでした)付着したゴミや油汚れなどを掃除して、潤滑剤を必要箇所に塗布し、緩んだビスを増し締めした上で、再度窓を閉めてみましたら、見事に最後まで閉じることが出来ました。調整にはちょっと時間が掛かりましたが、無事に窓を閉められることが出来て、お客様も安心してお正月を迎えられると思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年12月27日
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愛知県内のお客様から掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)の鍵が掛かったまま開けられなくなったという相談を頂きました。窓は、アメリカのサミット(Summit)製樹脂サッシ。写真は、同じおうちに取付けられている同じ仕様の掃出しサッシの鍵の様子です。黒いレバーを操作すると、ロックラッチが飛び出してくるモーティスロックと呼ばれる鍵が付いています。ロックラッチが非常に丈夫に出来ていますし、ラッチが受け金物にガッチリ引っ掛かってしまうと、力ずくでは鍵を開けるのは相当大変です。それだけ防犯性は高いと言えますが、不具合を起こしてしまうと素人のお客様ではなす術がありません。私たちの元にも年に何回か同じような相談を頂きますが、都度現場の状況を確認してロックの解除へと出向きます。こういった不具合が起こる前には必ず最近鍵がおかしいということが何度かあったはずですから、そういう時は早めに専門家に相談をすることは大切です。一番ダメなのは、まだ使えると言ってそのままにしておくことです。家をちゃんと整備しておくことは、メンテナンス費用の削減や泥棒に対する抑止効果にもつながります。新築時に大金を使ったのに、10年毎の修理メンテナンスにその10分の1も使わないなんて、ナンセンスだと思いませんか?輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年12月22日
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岡崎市にある中古の輸入住宅のメンテナンスについて、不動産屋さんから問い合わせを頂きました。修理を行った上で今後販売をする予定とのことで、不具合のある輸入サッシの補修をして欲しいとのことでした。シングルハングサッシの可動する下窓建具が、一番下まで閉まり切らないということで、修理が可能かどうか見て欲しいそうです。窓メーカーは分からないらしく、新築した住宅メーカーに記録がないか不動産屋さんから聞いてみて頂けるそうです。写真はその不動産屋さんから頂いたのですが、下窓建具を室内側に倒して両サイドの窓枠内には特に不具合らしき様子は見受けられません。ただ、そこに装着されているバランサーから伸びた吊りヒモが、糸ではなく金属製のワイヤーらしいのです。輸入サッシをいろいろ見てきましたが、ワイヤーで建具を吊っているというシングルハングは今まで見た記憶がありません。恐らくバランサーを交換して調整してやれば、ちゃんと閉まるようになるとは思いますが、そういったバランサーが手に入るかどうか調べてみないとはっきりした回答は出来ないですね。勿論、その前に一度現場で調査を実施して、どういった形状・寸法のものが装着されているかを確認する必要があります。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年12月21日
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