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AI:INDEPENDENT【中古】 INDEPENDENT /AI 【中古】afbアリシア・キーズ:Songs in a Minor【中古】 【輸入盤】Songs in a Minor /アリシア・キーズ 【中古】afb
2019年02月28日
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村上 思いもよらないことが起こって、思いもよらない人が、思いもよらないかたちで死んでいく。僕が一番言いたいのはそういうことなんじゃないかな。本当のリアリティというのは、リアリティを超えたものなんです。事実をリアルに書いただけでは、本当のリアリティにならない。もう一段差し込みのあるリアリティにしなくちゃいけない。それがフィクションです。―― でもそれはフィクショナルなリアリティじゃないんですよね。村上 フィクショナルなリアリティじゃないです。あえて言うなら、より生き生きとパラフレーズされたリアリティというのかな。リアリティの肝を抜き出して、新しい身体に移し替える。生きたままの新鮮な肝を抜き出すことこそが大事なんです。小説家というのは、そういう意味では外科医と同じです。手早く的確に、ものごとを処理しなくちゃなりません。ぐずぐずしていると、リアリティが死んでしまう。―― それを知っているということ自体が、大きいエンジンのひとつですよね。村上 そのとおりです。(村上春樹さん×川上未映子さん「みみずくは黄昏に飛びたつ」P37)この本の第1章は、「職業としての小説家」刊行に合わせて、「MONKEY」に掲載されたもので、その当時読んで、同じ創作者ならではの川上さんの突込みがとても刺激的だなあ、と思ったものです。それに、川上さんが「ハルキスト」だなんて、思いもよらないことでした。同号の「古典復活」も、とても興味深い記事でした。さて、第2章以降は、「騎士団長殺し」を巡ってのインタビューとなります。よって、「騎士団長殺し」が読まれねばなりません。
2019年02月28日
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夏川りみ:てぃだ〜太陽・風ぬ想い〜【中古】 てぃだ〜太陽・風ぬ想い〜 /夏川りみ 【中古】afb
2019年02月27日
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―― この人の書く本は毎回面白いことをしてくれるから読もう、っていう外的なモチベーションというより、村上作品をめぐる読者は「内的な読書」というニュアンスが強いと思うんです。面白い何かを外に取りに行くっていう感じじゃなくて、そこに行けば大事な場所にもどる、みたいな感じでしょうか。そこでは内的な感覚がすごく強い。わたしはそこに、村上さんの物語と自己の関係というのがすごく強く作用していると思っていて・・・・・その辺の機微を探るための大事なキーワードとして、「壁抜け」っていうのがひとつ、あると思うんです。村上 「壁抜け」ね。―― 「壁抜け」は、すごく大きな要素だと思います。少し前の「考える人」のインタビューで、リアリズムの長編を書いているだけでは「自分の中をさらう感じがしないんです」とおっしゃっていて、それがすごく印象的な発言だったんです。リアリズムを超える「壁抜け」の感覚っていうのが、作者である村上さんにとっても小説自身にとっても、読者にとっても重要な要素でではないかと。村上さんの小説には、短編でも長編でも、「壁抜け」というものが、色んなものに形を変えて出てきますよね。村上 うん。出てきます。壁を抜けるというのは、あっち側に行っちゃうことですから。(村上春樹さん×川上未映子さん「みみずくは黄昏に飛びたつ」P33)
2019年02月27日
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2019年02月26日
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絲山秋子さんの「夢も見ずに眠った。」を買書つんどく。「夫の高之を熊谷に残し、札幌へ単身赴任を決めた沙和子。しかし、久々に一緒に過ごそうと落ち合った大津で、再会した夫は鬱の兆候を示していた。高之を心配し治療に専念するよう諭す沙和子だったが、別れて暮らすふたりは次第にすれ違っていき・・・・・。ともに歩いた岡山や琵琶湖、お台場や佃島の風景と、かつて高之が訪れた行田や盛岡、遠野の肌合い。そして物語は函館、青梅、横浜、奥出雲へー土地の「物語」に導かれたふたりの人生を描く傑作長編。」(「BOOK」データベースより)
2019年02月26日
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―― 一人称から三人称に組み替わっていった村上さんの変化は、一読者としてのわたしにとっても大きなものでした。そこであえて伺いたいのですが、三人称を獲得したことによって、失われてしまったものってありますか。村上 四十代の半ばくらいまでは、例えば「僕」という一人称で主人公を書いていても、年齢の乖離はほとんどなかった。でもだんだん、作者の方が五十代、六十台になってくると、小説の中の三十台の「僕」とは、微妙に離れてくるんですよね。自然な一体感が失われていくというか、やっぱりそれは避けがたいことだと思う。(中略)だんだん三人称に移っていかざるを得ないというのは、物語が進化して、複合化・重層化していくことの宿命みたいなものです。ただ僕自身は、正直言って、そのうちに一人称小説をまた書いてみよう、書きたいと思っています。そろそろ新しい一人称の可能性みたいなのを試してみたいですね。―― そもそも村上さんの一人称っていうのが、いわゆる一人称小説のそれとは少し違うところがある。三人称的に機能している側面が大きいですよね。村上 それは私小説的なファクターがあるかないかという問題だと思う。僕の場合、そういうファクターはほぼまったくないから。(村上春樹さん×川上未映子さん「みみずくは黄昏に飛びたつ」P27)
2019年02月26日
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2019年02月25日
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―― 例えば『羊をめぐる冒険』でも、「羊男」という登場人物がぱっと出てきた時に、村上さんは、自分でも衝撃だったとおっしゃっていました。村上 昔のことだからあまりよく覚えてないんだけど、書いていてその直前まで、「羊男」なんて影も形もなかったわけだからね。とにかく急にぽんと出てきちゃった。―― 『羊をめぐる冒険』だから、羊はいるわけですよね。村上 うん、もちろん羊はいる。でも羊男なんて変なものを出すつもりはなかったんです、もともと。―― それじゃあ、あの作品で右翼の大物の「先生」なんかも、書く前に、人物スケッチみたいなものは作らないんですか。村上 作らないですね。どんな人物なんだろうなと考えながら、想像しながら書いているうちに、ちょっとずつ自然に肉付けができてくるんです。でも「羊男」に関しては唐突に、完成品の形でぽんと出てきたんだよね。天から降ってくるみたいに。(村上春樹さん×川上未映子さん「みみずくは黄昏に飛びたつ」P25)
2019年02月25日
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ウェーバー:6つのヴァイオリン・ソナタほか【輸入盤】6つのヴァイオリン・ソナタ、ピアノ四重奏曲 I.ファウスト、メルニコフ、B.ファウスト、シュミット [ ウェーバー(1786-1826) ]ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番『皇帝』ほか【輸入盤】ピアノ協奏曲第5番『皇帝』、ピアノ・ソナタ第28番 グリモー(ピアノ)ユロフスキ&シュターツカペレ・ドレスデン [ ベートーヴェン(1770-1827) ]
2019年02月24日
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でも本当にそうだろうか。それほど簡単に世界は元に復するものだろうか?旧来の世界に戻る通路はもうどこにもない、リーダーは死ぬ前にそう断言したではないか。ひょっとしてここはもうひとつの違う場所ではあるまいか。私たちはひとつの異なった世界からもうひとつ更に異なった、第三の世界に移動しただけではないのか。(中略)辿り着いたところが旧来の世界であれ、更なる新しい世界であれ、何を怯えることがあるだろう。新たな試練がそこにあるのなら、もう一度乗り越えればいい。それだけのことだ。少なくとも私たちはもう孤独ではない。(村上春樹さん「1Q84 BOOK3」P593)というわけで、村上春樹さんの「1Q84 BOOK3」を読みました。「BOOK1」と「BOOK2」が出たのが2009年5月で、これはすぐに読んでいますね。そして、「BOOK3」が2010年4月に出て、どうせ「BOOK4」が出るんだろう、それまで待とう、とたかをくくっていたら、2013年4月に「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」、2014年4月に「女のいない男たち」と続き、このあたりまだ「ふんふん」と思いつつ、2017年2月に「騎士団長殺し」が出て、「ああ、これはもうあかんかも」と思い、とどめに2017年4月の「みみずくは黄昏に飛びたつ」の中で、「書ききることができた」発言があったことを最近読んで、「やっぱり終わっとったんかい」と確認した次第です。なにか、伏線を回収しきれないファンタジーみたいになっちゃってますね。これで終わりでいいのかな?割り切れないものを感じながらも、無いものねだりの「BOOK4」の出現に期待したいと思います。だって、ストーリー的にもそうですが、季節的にも4月から12月までというのは中途半端じゃないですか、ね。
2019年02月24日
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ストラヴィンスキー:春の祭典、ペトルーシュカ【送料無料】 Stravinsky ストラビンスキー / 『春の祭典』『ペトルーシュカ』 ロト&レ・シエクル 【CD】ブリトニー・スピアーズ:グレイテスト・ヒッツ【中古】 グレイテスト・ヒッツ:マイ・プリロガティヴ /ブリトニー・スピアーズ 【中古】afb
2019年02月23日
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村上 それで、この冒頭の文章のことなんだけど、「その年の五月から翌年の初めにかけて、私は狭い谷間の入り口近くの山の上に住んでいた」。これはまったくの一人称ですよね?僕はこのころしばらく、純粋な一人称の長編というのを封印していたんです。そして三人称に向かって方向転換みたいなことをやっていた。でもちょうどレイモンド・チャンドラーの長編小説をこの何年か翻訳し続けてきて、そうしているうちに、久しぶりに一人称小説をみっちり書きたいという気持ちがふつふつと湧いてきたんです。『1Q84』みたいな長いものを、三人称で書ききることができたし、一応所期の目標は達成した。で、そろそろもう一回、一人称で書いてもいいんじゃないかって思うようになった。この書き出しって、今考えてみると、なんとなくフィリップ・マーロウっぽいですよね。(村上春樹さん×川上未映子さん「みみずくは黄昏に飛びたつ」P78)『1Q84』、やっぱり終わってたんだあ。これは驚いた。
2019年02月23日
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MISIA:EIGHTH WORLDEIGHTH WORLD [ MISIA ]倉木麻衣×名探偵コナン COLLABORATION倉木麻衣×名探偵コナン COLLABORATION BEST 21 -真実はいつも歌にある!- [ 倉木麻衣 ]
2019年02月22日
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気がついたとき、誰かが隣にいて彼の右手を握っていた。その手はぬくもりを求める小さな生き物のように、革ジャンパーのポケットに滑り込み、中にある天吾の大きな手を握りしめていた。時間がどこかで跳躍したみたいに、意識が覚醒したときには何もかもが既に起こってしまっていた。前置きもなく、状況はそっくり次の段階に移っていた。不思議だと天吾は目を閉じたまま思う。どうしてこんなことが起こるのだろう。あるときには時間は耐えがたいほどゆっくりと思わせぶりに流れ、そしてあるときにはいくつもの過程が一気に飛び越えられてしまう。(村上春樹さん「1Q84 BOOK3」P550)「僕らはこれから猫の町を離れる」と天吾は初めて言葉を口にする。青豆はその生まれたばかりの声を大事に受け入れる。「猫の町?」「深い孤独が昼を支配し、大きな猫たちが夜を支配する町のことだよ。美しい河が流れ、古い石の橋がかかっている。でもそこは僕らのとどまるべき場所じゃない」私たちはこの世界をそれぞれに違う言葉で呼んでいたのだ、と青豆は思う。私はそれを「1Q84年」という名前で呼び、彼はそれを「猫の町」という名前で呼んだ。でも示されているのは同じひとつのものだ。青豆は彼の手をいっそう強く握る。「そう、私たちはこれから猫の町を出ていく。二人で一緒に」と彼女は言う。「この町を出てしまえば、もう昼であれ夜であれ、私たちが離ればなれになることはない」(村上春樹さん「1Q84 BOOK3」P573)
2019年02月22日
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BEST A.I.【中古】 BEST A.I.(初回版) /AI 【中古】afbノラ・ジョーンズ:Little Broken Hearts 【中古】 【輸入盤】Little Broken Hearts /ノラ・ジョーンズ 【中古】afb
2019年02月21日
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「彼らは私を必要としているんじゃない」と青豆は言う。「「必要としているのは、私のお腹の中にいるものだと思う。彼らはどこかの時点でそれを知ったのよ」「ほうほう」とはやし役のリトル・ピープルがどこかで声を上げる。「話の展開が俺にはいささか速すぎる」、タマルはそう言う。そしてもう一度喉の奥で小さくうなる。「脈絡がまだ見えてこない」脈絡が通らないのは月が二個あるからよ、と青豆は思う。それがすべてのものごとから脈絡を奪っているのよ。しかし口には出さない。「ほうほう」と残りの六人のリトル・ピープルがどこかで声を合わせる。タマルは言う。「彼らは声を聴くものを必要としている。俺が電話で話をした相手はそう言った。その声を失ってしまえば、教団はこのまま消滅するかもしれないと言う。声を聴くというのが具体的に何を意味するのか、俺にはわからん。しかしとにかくそれが、その男の口にしたことだ。つまりあんたのお腹の中にいる子供が、その<声を聴くもの>ということになるのか?」彼女は自分の下腹部にそっと手をやる。マザとドウタ、と青豆は思う。声には出さない。月たちにそれを聞かせてはならない。(村上春樹さん「1Q84 BOOK3」P524)
2019年02月21日
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MISIA:KISS IN THE SKY[枚数限定]KISS IN THE SKY/MISIA[CD]【返品種別A】MISIA:ASCENSIONASCENSION/MISIA[CD]【返品種別A】
2019年02月20日
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私はたまたまここに運び込まれたのではない。それがそのイメージの訴えかけることだ。私はいるべくしてここにいるのだ。私はこれまで、自分がこの「1Q84年」にやってきたのは他動的な意思に巻き込まれたせいだと考えていた。何らかの意図によって路線のポイントが切り替えられ、その結果私の乗った列車は本線から逸れて、この新しい奇妙な世界に入り込んでしまったのだ。そして気がついたときには私はここにいた。二つの月が空に浮かび、リトル・ピープルが出没する世界に。そこには入口はあっても出口はない。リーダーは死ぬ前にそのように私に説明してくれた。「列車」とはつまり天吾の書いている物語そのものであり、私は抜き差しならないほどその物語に含まれていた。だからこそ私は今ここにいるのだと。あくまで受け身の存在として。深い霧の中をさまよう混乱した無知な脇役として。でもそれだけじゃないんだと青豆は思う。それだけじゃない。私は誰かの意思に巻き込まれ、心ならずもここに運び込まれたただの受動的な存在ではない。たしかにそういう部分もあるだろう。でも同時に、私はここにいることを自ら選びとっている。ここにいることは私自身の主体的な意思でもあるのだ。彼女はそう確信する。(村上春樹さん「1Q84 BOOK3」P475)
2019年02月20日
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シンディ・ローパー:グレイテスト・ヒッツ【中古】 グレイテスト・ヒッツ /シンディ・ローパー,シンディ・ローパー 【中古】afbノラ・ジョーンズ:ノット・トゥ・レイト【中古】 ノット・トゥ・レイト /ノラ・ジョーンズ 【中古】afb
2019年02月19日
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天吾は写真をいったん封筒に戻し、その意味について考えた。父親はその一枚を死ぬまで大事に持っていた。とすれば彼は母親のことを大事に思っていたのだろう。天吾が物心ついたとき母親はすでに病死していた。弁護士の調べによれば、天吾はその亡くなった母親と、NHKの集金人である父親との間に生まれた唯一の子供だった。それが戸籍に残された事実だ。しかし役所の書類はその男が天吾の生物学的な父親であることまでを保証してはいない。「私には息子はおらない」、父親は深い昏睡に落ちる前に天吾にそう告げた。「じゃあ、僕はいったい何なのですか?」と天吾は尋ねた。「あなたは何ものでもない」、それが父親の簡潔にして有無を言わせぬ返答だった。天吾はそれを聞いて、その声の響きから、自分とその男との間に血の繋がりがないことを確信した。そして重い枷からやっと解放されたと思った。しかし時間が経つにつれ、父親の口にしたことが真実であったのかどうか、今ひとつ確信が持てなくなった。おれは何ものでもない、と天吾はあらためて口に出してみた。(村上春樹さん「1Q84 BOOK3」P445)
2019年02月19日
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シューマン:ヴァイオリン・ソナタ集R.シューマン:ヴァイオリン・ソナタ集MISIA:Life is going on and onLife is going on and on [ MISIA ]
2019年02月18日
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やがて牛河は息を呑んだ。そのまましばらく呼吸をすることさえ忘れてしまった。雲が切れたとき、そのいつもの月から少し離れたところに、もうひとつの月が浮かんでいることに気づいたからだ。それは昔ながらの月よりずっと小さく、苔が生えたような緑色で、かたちはいびつだった。でも間違いなく月だ。そんな大きな星はどこにも存在しない。人工衛星でもない。それはひとつの場所にじっと留まっている。牛河はいったん目を閉じ、数秒間を置いて再び目を開けた。何かの錯覚に違いない。そんなものがそこにあるわけがないのだ。しかし何度目を閉じてまた目を開いても、新しい小ぶりな月はやはりそこに浮かんでいた。雲がやってくるとその背後に隠されたが、通り過ぎるとまた同じ場所に現れた。これが天吾が眺めていたものなのだ。(村上春樹さん「1Q84 BOOK3」P396)
2019年02月18日
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宇多田ヒカル:初恋初恋 [ 宇多田ヒカル ]尾崎豊:十七歳の地図【中古】 十七歳の地図 /尾崎豊 【中古】afb
2019年02月17日
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「開高健短篇選」を買書つんどく。「ノンフィクションや釣魚紀行など様々な分野に多芸多才ぶりを発揮した作家、開高健。その創作の原点である短篇を、文庫としてはこれまでにない規模で精選・収録。デビュー作、芥川賞受賞作から、ヴェトナムでの戦場体験や阿片吸引をモチーフにした中期の傑作をへて、死の直前に書き遺された絶筆まで、作家の生涯を一望する全11篇。パニック、巨人と玩具、裸の王様、なまけもの、森と骨と人達、兵士の報酬、飽満の種子、貝塚をつくる、玉,砕ける、一日、掌のなかの海」(岩波書店の紹介)
2019年02月17日
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コマツは思い切って口を開いた。「ひとつ質問をしてもかまいませんか?」「私に答えられることなら」「『空気さなぎ』を出版することによって、結果的に我々はその宗教団体にいささか迷惑をかけることになった。そういうことですね?」「いささかの迷惑ではない」と坊主頭は言った。彼の顔が僅かに歪んだ。「声はもう彼らに向かって語りかけることをやめたのです。それが何を意味するか、あなたにはわかりますか?」「わかりません」と小松は乾いた声で言った。「けっこうです。私としてもそれ以上の具体的な説明はしかねるし、またあなたもそれを知らないほうがいい。声はもう彼らに向かって語りかけることをやめてしまった。今ここで私に言えるのはそれだけです」、坊主頭は少し間を置いた。「そしてその不幸な事態は、小説『空気さなぎ』が活字のかたちで発表されたことによって生じたものなのです」(村上春樹さん「1Q84 BOOK3」P353)「『空気さなぎ』はそれほど長い小説じゃない。そこに描かれているのは、リトル・ピープルが出没する世界だ。主人公の十歳の少女は孤立したコミュニティーに生きている。リトル・ピープルは夜中に密かにやってきて空気さなぎをつくる。空気さなぎの中には少女の分身が入っていて、そこにマザとドウタの関係が生まれる。その世界には月が二個浮かんでいる。大きな月と小さな月、おそらくマザとドウタの象徴だ。小説の中で主人公は――モデルはたぶんふかえり自身だろうが――マザであることを拒んでコミュニティーから逃げ出す。ドウタがあとに残される。ドウタがその後どうなったのか、小説には描かれていない」(村上春樹さん「1Q84 BOOK3」P363)
2019年02月17日
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バッハ:無伴奏ソナタ&パルティータ集MISIA:MARVELOUS【中古】 MARVELOUS /MISIA 【中古】afbMISIA:MARS&ROSESMARS & ROSES/MISIA[CD]【返品種別A】
2019年02月16日
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この少女はたしかに何かを持っている。通常の人間が持ち合わせていない特殊な何かを。牛河はそう感じた。深田絵里子について彼は多くを知らない。今までに得た知識といえば、彼女がリーダーの一人娘であり、十歳の頃に「さきがけ」から単身逃亡し、戎野という高名な学者の家に身を寄せて成長し、やがて「空気さなぎ」という小説を書き、川奈天吾の手を借りてそれをベストセラーにしたというくらいだ。今は行方不明になって、警察に捜索願が出されており、そのせいで「さきがけ」の本部少し前に警察の捜索を受けた。「空気さなぎ」の内容は教団「さきがけ」にとっていささか不都合なものであったらしい。牛河もその本を買って注意深くひととおり読んだが、小説の中のどの部分がどのように不都合だったのか、そこまではわからなかった。(村上春樹さん「1Q84 BOOK3」P314)
2019年02月16日
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アリシア・キーズ:Diary Of Alicia Keys【メール便送料無料】Alicia Keys / Diary Of Alicia Keys (Gold Series) (輸入盤CD)【K2017/7/21発売】(アリシア・キーズ)オフコース:BEST ”ever”OFF COURSE BEST ”ever” [ オフコース ]
2019年02月15日
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それでも自分は少なくともあと何ヶ月かは生き延びて、子供を出産することになるだろうと彼女は考える。あくまで予感に過ぎない。しかしほとんど確信に近い予感だ。なぜなら彼女が子供を出産するという前提のもとに、すべてのものごとが進行しているように思えるからだ。そういう気配を彼女は感じとる。そして青豆は「さきがけ」のリーダーが最後に口にした言葉を覚えている。彼は言った。「君は重い試練をくぐり抜けなくてはならない。それをくぐり抜けたとき、ものごとのあるべき姿を目にするはずだ」彼は何かを知っていた。とても大事なことを。そしてそれをあいまいな言葉で多義的に私に伝えようとしていたのだ。(村上春樹さん「1Q84 BOOK3」P268)
2019年02月15日
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MISIA:LOVE BEBOPLOVE BEBOP/MISIA[CD]通常盤【返品種別A】MISIA:SOUL QUESTSOUL QUEST/MISIA[CD]通常盤【返品種別A】
2019年02月14日
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家族と暮らしているときだって牛河はもちろん孤独だった。誰にも心を許さなかったし、そんな人並みの生活はどうせかりそめのものだと考えていた。弁護士としての忙しい生活、高い収入、中央林間の一軒家、見栄えの悪くない妻、私立小学校に通う二人のかわいい娘、血統書付きの犬。だからいろんなことが立て続けに起こって生活があっけなく崩壊し、一人であとに残されたときには、どちらかといえばほっとしたくらいだ。やれやれ、これでもう何も心配する必要はない。また振出しに戻れたんだと。これが振出しなのか?牛河は寝袋の中で蝉の幼虫のように身体を丸く縮め、暗い天井を見上げた。(中略)これが振出しに戻るということなのか?たぶんそういうことなのだろう。これ以上失うべきものは何もない。自分の命のほかには。とてもわかりやすい。暗闇の中で牛河は薄い刃物のような笑みを浮かべた。(村上春樹さん「1Q84 BOOK3」P266)
2019年02月14日
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エド・シーラン:÷【輸入盤】÷ (Divide) (16Tracks)(Deluxe Edition) [ エド・シーラン ]ジャスティン・ビーバー:パーパスジャスティン・ビーバー/パーパス+スーパー・ヒッツ
2019年02月13日
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安達クミが最後の方で言ったことを天吾は覚えていた。それは忠告であり、警告であった。「夜が明けたら天吾くんはここを出て行くんだよ。出口がまだ塞がれないうちに」たしかに引き上げる潮時かもしれない。空気さなぎに入った十歳の青豆にもう一度出会うために、仕事の休みを取り、この町にやってきた。そして二週間近く毎日診療所に通い、父親に本を朗読した。しかし空気さなぎは現れなかった。そのかわりほとんどあきらめていた頃に、安達クミが彼のために違うかたちの幻影を用意してくれた。天吾はそこでもう一度少女としての青豆に出会い、言葉を交わすことができた。私を見つけて、まだ時間があるうちに、と青豆は言った。いや、実際に言ったのは安達クミかもしれない。見分けはつかない。でもどちらでもいい。安達クミは一度死んで再生した。自分のためでにではなく、他の誰かのために。天吾はそこで耳にしたものごとをとりあえずそのまま信じることにした。それが大事なことなのだ、おそらく。ここは猫の町だ。ここでしか手にすることができないものがある。彼はそのために電車を乗り継いでこの場所にやってきた。しかしここで手にするすべてのものにはリスクが含まれている。安達クミの示唆を信じるなら、それは致命的なものだ。何か不吉なものがこちらにやってくるのが、親指の疼きでわかる。そろそろ東京に帰らなくてはならない。出口が塞がれないうちに、まだ列車が駅に停まるあいだに。(村上春樹さん「1Q84 BOOK3」P188)
2019年02月13日
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さだまさし:天晴〜オールタイム・ベスト〜【送料無料】天晴〜オールタイム・ベスト〜/さだまさし[CD]通常盤【返品種別A】
2019年02月12日
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「君にはマザが見える」と天吾は尋ねた。「うん。私にはマザが見える。空気さなぎは中から外をある程度見ることができるの。外側から中は見えないんだけどね。そういう仕組みになっているらしいんだ。でもマザの顔つきまではわからない。輪郭がぼんやりと見えるだけ。でもそれが私のマザだってことはわかる。はっきりと感じるんだ。この人が私のマザなんだって」「空気さなぎは要するに子宮のようなものなのかな」「そういえるかもしれない。もちろん私だって子宮にいたときのことは覚えていないから、なかなか正確な比較はできないけど」と安達クミは言って、またくすくす笑った。(村上春樹さん「1Q84 BOOK3」P174)
2019年02月12日
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ジェフリー・フォード「言葉人形 ジェフリー・フォード短篇傑作選」を買書つんどく。「かつて、野良仕事に駆り出される子どもたちのために用意された架空の友人、言葉人形。それはある恐ろしい出来事から廃れ、今ではこの小さな博物館にのみ名残を留めているー表題作ほか、大学都市の展望台で孤独に光の研究に励む科学者の実験台として連れてこられた少女の運命を綴る「理性の夢」、世界から見捨てられた者たちが身を寄せる幻影の王国が、王妃の死から儚く崩壊してゆく「レバラータ宮殿にて」など、世界幻想文学大賞、シャーリイ・ジャクスン賞、ネビュラ賞、アメリカ探偵作家クラブ賞など数々の賞の受賞歴を誇る、現代幻想小説の巨匠の真骨頂ともいうべき十三篇を収録。」(「BOOK」データベースより)言葉人形 ジェフリー・フォード短篇傑作選 (海外文学セレクション) [ ジェフリー・フォード ]楽天で購入
2019年02月11日
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「私はただ感じるのです」「ただ感じる?」「そういう感触が自分の中にあるんです」「受胎しているという感触がある、ということかしら?」青豆は言う。「一度、卵子の話をなさったことがあります。つばさちゃんのところに行った夕方に、女性は生まれながらに決まった数の卵子を持っているという話を」「覚えています。約四百個の卵子を女性は与えられ、それを毎月ひとつずつ外に出していく。たしかそういう話でした」「そのうちのひとつが受胎したという確かな手応えが私にはあります。手応えという表現が正しいのかどうか、自信はありませんが」老婦人はそれについてしばらく考える。「私は二人の子供を産みました。ですからあなたの言う手応えについてはそれなりに理解ができます。しかしあなたは時期的に、男性と性的な関係を持つことなく受胎し妊娠したという。にわかには受け入れがたい話です」「私にとってもそれは同じです」(中略)「にもかかわらず、性交渉抜きで受胎したとあなたは考えている」「そういう可能性があると考えています。正確に言えば」と青豆は言う。もちろんそんな可能性を思いめぐらすこと自体、筋の通らないことかもしれませんが」(村上春樹さん「1Q84 BOOK3」P159)
2019年02月11日
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バッハ:ヴァイオリン・ソナタ全集デンオン・クラシック・ベスト100::J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ全集(全6曲) [ レオニード・コーガン ]MISIA GREATEST HITSMISIA GREATEST HITS/MISIA[CD]【返品種別A】
2019年02月10日
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「どんなことを考えているの?」彼女はその質問には答えなかった。「カラスがやってくる」「カラスは毎日一回来るんだ」「いちどじゃなくなんどかやってくる」と少女は言った。「同じカラスが?」「そう」「ほかには誰も来ない?」「エネーチケーのひとがまたやってきた」「この前来たのと同じエネーチケーのひと?」「おおきなこえでカワナさんはドロボーだといっていた」「うちのドアの前でそう叫んでいたわけ?」「ほかのみんなにきこえるように」天吾はそれについて少し考えた。「そのことは気にしなくていい。君には関係のないことだし、とくに害はないから」「ここにかくれていることはわかっているといった」「気にすることはない」と天吾は言った。「そんなこと向こうにはわからない。でまかせを言って脅しているだけだ。エネーチケーのひとはときどきそういう手を使う」父親が同じ手を使うのを、天吾は何度か目にしていた。(村上春樹さん「1Q84 BOOK3」P110)
2019年02月10日
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MISIA:LOVE IS THE MESSAGE【中古】 LOVE IS THE MESSAGE /MISIA 【中古】afb
2019年02月09日
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天吾も、夕方の特別なひとときをべつにすれば時間をもて余していたから、彼女たちを相手にいろんな話をした。というか、質問されたことにはできるだけ正直に返事をした。予備校の講師として数学を教え、副業に注文を受けて細々とした文章を書いていること。父親が長年にわたってNHKの集金人を勤めてきたこと。小さい頃から柔道をやってきて、高校のとき県大会で決勝にまで進んだこと。しかし父親との長年の確執についてはいっさい口にしなかった。母親は死んだことになっているが、ひょっとしたら夫と幼い息子を捨ててどこかの男と駆け落ちをしたのかもしれない、といった話もしなかった。そんなことを持ち出すと話がややこしくなる。ベストセラー『空気さなぎ』の代筆をしたことももちろん言うわけにはいかない。空に月が二個見えることも口にしなかった。(村上春樹さん「1Q84 BOOK3」P103)
2019年02月09日
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BENI:BEST All Singles & Covers Hit SelectionBEST All Singles & Covers Hit Selection [ BENI ]エド・シーラン:Xエド・シーラン/X
2019年02月08日
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「あなたはいつまでもそこに隠れて、逃げおおせられると考えておられる。いいですよ、隠れていらっしゃい。しかしどれほどこっそり息を潜めていても、そのうちに誰かが必ずあなたを見つけ出します」青豆は首を振る。いや、あの男はただでまかせを口にしているだけだ。わかったようなことを大声でわめいて、人を不快な気持ちにさせようとしているだけだ。あの男は私のことなんか何も知らない。私が何をしたか、私がなぜここにいるか、しかしそれでも青豆の心臓の鼓動はなかなか収まらない。どれほどこっそり息を潜めていても、そのうちに誰かが必ずあなたを見つけ出します。その集金人の言葉は言外の意味を重く含んでいるように響く。ただの偶然かもしれない。しかしあの男はまるで、どんな言葉が私の気持ちを乱すかを熟知しているみたいだ。(村上春樹さん「1Q84 BOOK3」P101)
2019年02月08日
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2019年02月07日
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「あなたはどこにいく」とふかえりは真剣な目をして尋ねた。「猫の町に行く」と天吾は言った。「父親の意識が戻らない。しばらく前から深く眠り込んでいる。長くはもたないかもしれないと言われた」空気さなぎがある日の夕暮、病室のベッドに現れたことは黙っていた。その中に少女としての青豆が眠っていたことも。その空気さなぎが細部に至るまで、ふかえりが小説の中で描写した通りのものであったことも。そしてそれが今一度目の前に現れることを、自分がひそかに期待していることも。ふかえりは目を細め、口をまっすぐに結び、長いあいだ天吾の顔を正面から見つめていた。細かい字でそこに書かれたメッセージを読み取ろうとするみたいに。彼はほとんど無意識に自分の顔に手をやったが、何かがそこに書かれているという感触はなかった。「それがいい」、ふかえりは少しあとでそう言って何度か肯いた。「わたしのことはしんぱいしなくていい。ここでるすばんをしている」(村上春樹さん「1Q84 BOOK3」P55)
2019年02月07日
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エド・シーラン:プラスプラス [ エド・シーラン ]カミラ・カベロ:カミラカミラ [ カミラ・カベロ ]
2019年02月06日
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まわりの人々は何が持ち上がっているのか見当もつかぬまま、車の中から彼女の姿を見つめていた。メルセデスの銀色のクーペに乗った中年の女性。輸送トラックの高い運転席から彼女を見下ろしている日焼けした男たち。彼らの目の前で、青豆は自分の脳味噌を九ミリ弾で吹き飛ばすつもりだった。自らの命を絶つ以外に1Q84年から姿を消す方法はない。そうすることによって引き換えに天吾の命を救うことができる。少なくとも「リーダー」は彼女にそう約束した。彼はそのことを誓言し、自らの死を求めたのだ。(中略)しかし結局、彼女が拳銃の引き金を引くことはなかった。最後の瞬間に彼女は右手の人差し指に込めた力を緩め、銃口を口から出した。そして深い海底からようやく浮かび上がってきた人のように、大きく息を吸い込み、それを吐き出した。身体中の空気を丸ごと入れ換えるみたいに。青豆が死ぬことを中断したのは、遠い声を耳にしたからだった。(村上春樹さん「1Q84 BOOK3」P37)
2019年02月06日
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MISIA:Life is going on and onLife is going on and on [ MISIA ]Aimer:BEST SELECTION“blanc"BEST SELECTION“blanc"/[CD]通常盤【返品種別A】Aimer:BEST SELECTION“noir"BEST SELECTION“noir"/Aimer[CD]通常盤【返品種別A】
2019年02月05日
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牛河はライターを下に置き、デスクの上で両手の指を組み合わせた。「青豆という若い女性がホテル・オークラのスイートルームに呼ばれ、リーダーの筋肉ストレッチをおこなった。九月の初め、都心に激しい雷雨のあった夜のことです。彼女は別室で一時間ほど施術をしてから引き上げ、あとにはリーダーが眠っていた。二時間ばかりそのままの姿勢で寝かせておいてください、と女は言った。あなた方は言われた通りにした。ところがリーダーは眠っていたのではなかった。その時にはもう亡くなっていた。外傷は見当たらない。心臓発作のようにも見える。しかしその直後に女は消えた。アパートも前もって引き払っている。部屋はもぬけの殻。すっからかんになっています。ジムにも翌日には辞表が届いている。すべては計画的に進められていたわけだ。となると、それは単なる事故ではなくなってくる。その青豆さんがリーダーを意図して殺害したと考えざるを得なくなる」隠田は肯いた。そこまでに異論はない。「あなた方の目的はことの真相をつきとめることにある。そのためには何としても女を捕まえなくてはならない」「青豆という女性は本当にあの方を死に至らしめたのか、もしそうだとしたら、そこにはどんな理由なり経緯があったのか、それを知る必要があります」牛河は机の上で組まれた自分の十本の指に目をやった。見慣れないものを観察するみたいに。(村上春樹さん「1Q84 BOOK3」P15)
2019年02月05日
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