公費 0
全46件 (46件中 1-46件目)
1
薬剤師のバイブル「今日の治療薬」で動画を作って勉強しています。今回は「副腎皮質ステロイド」です。ブログ版はこちらへhttps://plaza.rakuten.co.jp/stephen1969/diary/202112140003/https://plaza.rakuten.co.jp/stephen1969/diary/202201100004/今日の治療薬 解説と便覧 2022/島田和幸/川合眞一/伊豆津宏二【3000円以上送料無料】
2022.01.16
コメント(0)
適応症と使い方効果と適応症状のみならず、炎症反応や免務学的検査など、効果判定ができるような臨床上の指標がない限りGCの使用は慎重であってほしい。GCは一般に経口投与後2時間以内に十分な血中濃度となり、通常の炎症症状なら1〜2日で症状の著明な軽快をもたらす。重症の臓器障害には大量投与、炎症のみのコントロールには少量投与という原則も目安となる。適応症、投与量、注意を表4に示した。まず、副腎不全、ショック、離脱症候群のような必ず使用すべき適応症がある。また、重要臓器障害を有する膠原病諸族患はほとんど適応となる。様々な疾患のガイドラインではGC使用に関して紹介されているが、十分なエビデンスがないものもあることには留意されたい。 投与法一般に治療初期に十分量を使用し、症状の改善や他の治療法の効果を待ち漸減するのがよい。例えば全身性エリテマトーデスでは、初期投与量は2〜4週間続け、その後1〜2週間毎に10%程度減量してPSL換算で5〜10mg /日の維持量にするのが一般的であったが、免疫抑制薬の積極併用もあって、より早期・短期間に減量するようになった。しかし、減量法や維持量の必要性に明確なエビデンスはない。経口では1日2〜3回食後投与が一般的である。1日投与量が同じ場合、朝1回よりも夕1回投与、1日1回投与よりも分割投与の方が有効性が増す。ただし、少量投与の場合は、生体のリズムを変えないため、朝1回投与がよい(表5)。GCから離脱するには、PSLのように半減期の長くないものを朝1回または隔日投与する。隔日投与は離脱にはよいが、関節リウマチなどでは非投与日に症状が悪化することがある。なお、大量GCによる副腎萎縮を合併した場合、完全な回復には少なくとも9ヵ月を要する。GCの静脈投与では水溶製剤が使われる。喘息患者に対して投与した際に稀ながらコハク酸製剤などによるアナフィラキシーを合併したとする報告があるため、症状をみながら緩徐に投与する。GCパルス療法は、mPSL 1000 mgを3日間連続点滴投与を1コースとする。症状や年齢などを考慮して半量で行うこともある。後療法はPSL 30〜60mg /日が一般的である。効果不十分例には2〜3コースを1〜2週毎に繰り返すこともあるが、感染症合併率は一般の大量投与より高い。短期的な症状改善効果は認められるものの、長期予後改善効果のエビデンスは確実でないことから、適応は慎重に判断すべきである。 副作用・注意点・相互作用副作用GCの副作用を表6にまとめた。一般にこれらの頻度や重症度は用量依存性である。「特に注意すべき副作用」に分類した症状が出現した場合は、直ちに注意深く減量ないし中止を目指すのが原則だが、治療の必要性からそれが困難なことも多い。また表7には剤形や用法の特徴に基づいた添付文書上の警告と禁忌をまとめた。 PSL換算で5mg以上では、副作用の発現頻度と重症度は用量依存性に著しく増加する。適正な投与量の評価は常に考慮されねばならない。GC大量療法や免疫抑制薬との併用時には、結核、ニューモシスチス肺炎、B型肝炎再活性化などの対策が必要になることがある。 長期使用で、特に問題となる副作用は骨粗鬆症と動脈硬化病変である。日本骨代謝学会による「ステロイド性骨粗鬆症の管理と治療ガイドライン:2014年改訂版」は、リスクの高い患者には第一選択薬としてアレンドロネートかリセドロネートの併用を推奨している。GCは動脈硬化の危険因子である高血圧、糖尿病、脂質異常を引き起こし、さらに直接血管傷害性があるとされている。これらに対してはその程度により各々降圧薬、インスリンまたは経口血糖降下薬、脂質異常症治療薬で治療する。特定の患者集団への注意点妊婦・授乳婦胎盤にはⅡ型の11βHSDが多いため、PSLは不活性型のprednisoneに転換する。そのため、直接移行するデキサメタゾンなどより胎児への影響は少ない。ただし、げっ歯類の母体にGCを超大量投与すると胎児に口蓋裂を発症する。人でもその影響を示唆する報告もあるが、重要臓器の奇形は知られていない。なお、専門家意見ではあるが、妊娠中でもPSL 20 mg /日以下の投与なら胎児に影響はないとされる。PSLは母体血中濃度の1〜3%が乳汁「里中に移行する。母体が20mg /日以下で治療されていれば乳児にはわずか数μgが移行するのみで、臨床的にはほとんど問題はない。高齢者副作用が生じると重症化する可能性が高い。ガイドラインの中には一部の疾患と一部のGCを挙げて特に慎重な投与を要するとしているものもある。しかし、疾患及びGCの種類を特定することに大きな意味はなく、高齢者ではいずれのGCでも注意を要する。相互作用GCと他の薬物との代表的薬物相互作用を表8にまとめた。薬剤選択に迷った時のワンポイントアドバイス血中及び生物学的半減期、安全性、糖質/電解質作用比などからPSLが第一選択薬である。副腎不全にはヒドロコルチゾン、全身への早い拡散を期待する場合はデキサメタゾンかベタメタゾン、またパルス療法にはmPSLなど鉱質コルチコイド作用の少ないGCを使用する。 服薬指導のポイントGCを自己中止すると、副腎不全によるショック症状に陥ることがあるので勝手に服薬を中止しないよう指導する。患者がGC服用を忘れた時、服薬時間を変えても原則1日量は処方通り服用させる。NSAIDSとGCの併用で消化性潰癌の頻度は高くなることを指導する。全身投与用GC使用時は、生ワクチンの投与は不可であることを説明する。ケア・看護のポイント骨粗愁症や大腿骨頭壊死、小児の低身長といった副作用には長期ケアが必要である。ムーンフェイス(満月様顔貌)などには精神的なケアも必要である。副作用を心配しすぎる患者もいるが、医師や薬剤師と協力して時間をかけて治療での必要性を説明することが大切である。薬物療法のエビデンスGCの強力な抗炎症・免疫抑制作用による劇的な臨床効果やQOLの改善効果などの短期的な有効性に異論の余地はない。しかし、一方で真に疾患の長期予後や生命予後を改善するか否か、また漸減法や維持量投与の必要性などに関しては、必ず十分証明されていない。今日の治療薬 解説と便覧 2022/島田和幸/川合眞一/伊豆津宏二【3000円以上送料無料】
2022.01.10
コメント(0)
最近の動向免疫抑制薬の積極的な併用もあり、より低用量の初期治療かつ早めの減量が行われる傾向にある。主な診療ガイドライン細菌性髄膜炎診療ガイドライン2014(日本神経学会ほか)重症筋無力症診療ガイドライン2014(日本神経学会)関節リウマチ診療ガイドライン2014(日本リウマチ学会)ステロイド性骨組談症の管理と治療ガイドライン2014年改訂版(日本骨代謝学会)日本版敗血症診療ガイドライン2016(日本集中治療医学会・日本救急医学会)多発性硬化症・視神経脊髄炎診療ガイドライン2017(日本神経学会)喘息予防・管理ガイドライン2018(日本アレルギー学会)蕁麻疹診療ガイドライン2018(日本皮膚科学会)作用機序と薬理作用作用機序副腎皮質ステロイド(グルココルチコイド、以下GC)は細胞内に拡散で入ると細胞質にある特異的受容体に結合する。受容体には熱ショック蛋白などの分子シャベロンが結合しているが、GCの結合によりそれらが離れ活性化したGC-GC受容体複合体(以下GC受容体)が核内に移行する。なお、GCには受容体を介さない非ゲノム作用も報告されているが、詳細は不明であり、主要な作用機序とは考えられていない。GC受容体は、大きくは3つの経路で特定のゲルの転写を制御することによりGC作用を発揮するときれている。副腎皮質ステロイドの作用機序2量でGC応答エレメントに結合し、転写を制御する経路GC受容体とGC応答レメントと他の転写因子が一体となって働く経路GC受容体が他の転子に直接結合して、その転写制御に介入する経路いずれも様々な共調節因子が微妙な調整を行い、また、結果としてある遺伝子の転写を促進または抑制することから、GC使用時には多様な作用や副作用がみられるものと考えられいる。薬理作用GCの生理作用と薬理作用を表1に示した。GCの作用は投与量とも関係する。例えば抗体産生抑制作用は、通常、プレドニゾロン(PSL)として1日30mg未満では十分ではない。一方、抗炎症作用は5mg以下でも認められる。それゆえ、疾患や病態により投与量が異なる。表1 GCの主な生理作用と薬理作用種類と剤形現在、臨床で使われている主なGCの構造と作用の特徴を図2に示した。これらはヒドロコルチゾン(コルチゾール)を基に化学修飾して合成されているが、ニ重結合を加えたりフッ素を導入することなどにより作用増強が図られている。なお、11位の水酸基はGCの活性に必須なため、ケトン基のコルチゾンとprednisoneには活性がなく、116-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ(11S HSD)によって各々ヒドロコルチゾンとPSLに転換して作用するプロドラッグである。また、R1とR2のエステル化は、水溶製剤などの多様な剤形に役立っている。図2 主な合成GCの構造と作用の特徴主な合成GCを分類し、表2に示した。表2 主な合成GCの特徴デキサメタゾン、ベタメタゾンなどは受容体との結合親和性が強いことから、生物学的半減期は血中半減期で予想される以上に長くなる。これらは強力だが副腎抑制が強く、離脱を目指す時には使わない方がよい。なお、ストレスのない状態の成人ヒドロコルチゾン分泌量は約10 mg /日である。GCの剤形(広義のDDS:drug delivery system)による分類を表3に示した。表3 GCの剤形(広義のDDS)の代表例アンテドラッグである吸入剤は、気道局所では強力に作用するが、体内に吸収後は速やかに不活性化される。それゆえ全身性調作用が少ない。またターゲット製剤の静注剤やさまざまな外用剤がDDS製剤として市販されている。全身投与の使い分けGCは表2の4群を使い分けられればよい、1群には、内因性のヒドロコルチゾンとコルチゾンがあり、副腎不全の補充療法には好んで使われる。2群は半減期が適度なためわが国では歴史的によく使われているPSLと、欧米では一般的なprednisoneが含まれる。3群はメチルプレドニゾロン(mPSL)やトリアムシノロンで、電解質作用が2群よりも少ない。4群としては強力なデキサメタゾンとベタメタゾンがある。3群と4群のGCは電解質作用が少なく、パルス療法などの超大量投与が可能である。また、PSLなどが効かない場合、同力価の他の群のGCに変更することで効果を示すことがある。今日の治療薬2020より抜粋【送料無料】 今日の治療薬 2022 解説と便覧 / 島田和幸 【本】
2021.12.14
コメント(0)
外用法病変状態に応じ、単純塗布、塗擦、散布、外用時に痛む場合はガーゼに伸ばし貼付、テープ剤貼付などの方法を選択経皮吸収を高める目的で、ODTや亜鉛華軟膏を塗ったリント布の重層法もある各疾患での使い方1)アトピー性皮膚炎悪化因子除去、スキンケア、薬物療法が治療の基本乾燥肌を伴うので、スキンケアとして保湿剤を積極的に使用塗布感の良いものを患者自身に選ばせる皮膚の保湿を十分行った後、年齢、部位に応じてステロイド外用剤を塗布するタクロリムス外用剤(プロトピック軟膏)は、病変部の皮膚のみに浸透し、正常皮膚から吸収されないまた、ステロイドにみられる毛細血管拡張や皮膚萎縮を来さない顔面や頸部の病変に対して有効性は高い緑内障の副作用がないので眼周囲の皮疹で長期使用が必要な患者に第一選択とする皮膚刺激がしばしばみられるので患者に十分説明する激しい炎症には最初ステロイド外用剤を使用し、改善後本剤外用で維持する細菌感染が病状を悪化させている場合は抗菌薬を併用する単に湿潤が強いからといって、安易に抗菌薬は用いない瘙痒の強い時に抗ヒスタミン薬を服用これまで主に皮膚炎が悪化した時に抗炎症外用剤を使って炎症を鎮静化する治療(リアクティブ療法)が行われてきたが、最近ではプロアクティブ療法も行われるようになってきているこれは治療によって症状がよくなってもステロイド外用剤やタクロリムス外用剤をすぐに中止せず、定期的に塗布を継続し寛解状態を維持し皮膚炎の再燃を予防する方法であるその間も保湿剤使用を含めたスキンケアを施行させる必要がある成人アトピー性皮膚炎で、これらの治療法によって症状がコントロールできない場合やQOLが著しく低下している患者では、シクロスポリン(ネオナール)内服やデュピルマブ(デュピクセント)の皮下注を検討する小児乳幼児では重症と中等症には成人に使用するステロイドより1ランク低い薬剤(中等度~かなり強力以下)を使用する顔面は外用剤の吸収がよいので、中等症以下のステロイド軟膏を使用軟膏塗布量は軟膏約0.5gにあたる1 finger tip unit(1FTU)量を大人の両手掌に相当する面積に使用するのが目安である小児用タクロリムス軟膏の効果はステロイド軟膏のミディアム~ストロング群に相当するただし、重症皮疹を消失させることは難しい一般に、吸収率の高い顔面や、首・四肢屈曲部の皮疹で長期間の治療が必要な場合、緑内障の副作用のないタクロリムス軟膏が第一選択薬になりうるただし、2歳未満の小児には使用できない2)脂漏性皮膚炎、ふけ症慢性再発性であり、皮脂の分解産物や不飽和脂肪酸が皮膚を刺激するため発症するマラセチアの関与も注目されている抗真菌薬の有効例もあり、頭皮には抗真菌薬含有シャンプーもよい弱いステロイド外用剤(ローション)や抗真菌薬(ニゾラール)を用い、効果がなければステロイドのランクを上げる3)乾皮症、皮脂欠乏性湿疹角層の水分保持機能が低下し皮膚が乾燥するさらに、かゆみと掻破による炎症が加わり湿疹となる高齢者の、特に下肢に多くみられる低湿度環境の改善、過度の暖房や頻回のシャワー・入浴の禁止など生活習慣を見直す保湿を図るためにヘパリン類似物質、白色ワセリンを塗擦する湿疹病変にはステロイドを外用する4)手(主婦)湿疹原因となる接触因子(シャンプー、石ケン、皮革製品、セメント、ゴム、植物など)を問診やパッチテストなどで特定し、回避するステロイドや保湿剤による外用療法に加え、かゆみが強い時は抗ヒスタミン薬を内服する難治症例では紫外線療法を検討5)蕁麻疹治療の基本は原因、悪化因子の除去・回避と、ヒスタミンH1受容体拮抗薬を中心とした薬物療法であるH1受容体拮抗薬の効果は病型により、また個人により大きく異なる1つの薬剤を1~2週間維持して内服することが望ましい十分な効果が得られない場合は、剤形変更、内服量の増量あるいは複数の薬剤の組み合わせを試みるまた、各種の治療に抵抗する特発性慢性蕁麻疹ではオマリズマブ(ソレア)の使用を検討する6)膿痂疹(とびひ)黄色ブドウ球菌、A群β溶血レンサ球菌の感染による初夏から初秋に多発し、黄色ブドウ球菌ではびらんや水泡がみられるレンサ球菌性では小膿泡や厚い痂疹を生じ、発熱、有痛性の所属リンパ節腫脹を呈する場合もあるシャワー浴として、患部をよく洗い流すバンドエイドなどのテープ付き被覆材は湿潤環境を悪化させるので使用しない5~7日間、セフジニル(セフゾン)、SBT・ABPC配合(ユナシン-S)などの抗菌薬を内服するナジフロキサシン(アクアチーム)外用剤の併用もよい7)にきび(痤瘡)皮脂の除去、毛孔閉塞予防のために1日2回の洗顔炎症性皮疹にはオゼノキサシン(ゼビアックス)、ナジフロキサシン(アクアチム)、クリンダマイシン(ダラシンTゲル)などの外用抗菌薬を用いる過酸化ベンゾイル(ベピオ)やアダパレン(ディフェリン)の併用や両者の配合剤(エピデュオ)を用いるクリンダマイシン・過酸化ベンゾイル配合剤(デュアック)も処方可能であるドキシサイクリン(ビブラマイシン)、ミノサイクリン(ミノマイシン)、ロキシスロマイシン(ルリッド)、ファロペネム(ファロム)などの内服抗菌薬を適宜併用する面皰などの非炎症性皮疹にはアダパレンや過酸化ベンゾイルを主に用い、外用、内服抗菌薬は使用しない8)白癬(足白癬、爪白癬、頭部白癬)足白癬では、病変部、周辺皮膚も含め広範囲かつ十分な期間外用剤を塗布する治癒判定は鏡検による真菌要素の確認による長年の足白癬には、爪白癬を合併することが多い足白癬は治療により、また寒い季節には自然に軽快することもある爪白癬は経口薬で主に治療するが、外用液としてエフイナコナゾール(クレナフィン)、ルリコナゾール(ルコナック)が使用可能である9)疥癬常に念頭にないと見逃しやすい疥癖虫(ヒゼンダニ)が表皮角層内に寄生して、かゆみの強い紅色小丘疹、痒疹を発症する指問にトンネルを見る鏡検により角層中に虫体・卵を見つけて確定診断する接触感染のみならず、衣類、寝具などを介する間接感染もあり、施設などで集団発生するこれまで外用療法としてオイラックス(保険適用外)が用いられてきたが、5%スミスリンローションが使用可能になった通常の疥癖では頚部以下、病変のない部分を含めてくまなく全身に塗布し、12時間以上経ったら洗い流す殺卵作用はないので1週間隔で少なくとも2回外用する内服はイベルメタテン(ストロメクトール)を用いる投与後1過程度で再度、虫体・卵が検出されたり、皮疹の新生がみられる時は再投与する虫体が動く夜間に瘙痒が強いので抗ヒスタミン薬を適宜使用する感染の可能性のある家族も同時に治療する10)尋常性白癬外用療法では、部位に応じて様々なランクのステロイド外用剤を1日1~2回用いる光線療法にはPUVA療法、ナローバンドUVB療法、エキシマライト照射療法がある進行性の症例ではプレドニゾロン内服、また、1年以上病勢の進行のない場合は皮膚移植手術療法も考慮する11)乾癬免疫疾患治療薬を参照12)脱毛症円形脱毛症,男性型(AGA)があり,薬剤の副作用や全身疾患に伴っても現れる円形脱毛2~3個の脱毛斑ならばステロイFはカルプロニウム(フロジン)を外用する全頭脱毛の場合、ステロイド内服も考慮する短く切れ残った毛がみられる脱毛斑は、自ら毛を抜いてしまうやテロマニアが考えられる治療には精神科医の協力が必要となる壮年性脱毛症ではフィナステリド(プロペシア)やデュタステリド(ザガーロ)などを1日1回内服する外用育毛剤のミノキシジ(リアップ)(OTC医薬品)は女性でも有効である13)日光角化症頭皮または顔面に生じた日光角化症に限り、尖圭コンジローマの治療に用いられるイミキモド(ベセルナ)の外用が使用できる14)褥瘡病態には全身の栄養関係するため対策チームを作る臨床的には、黒色期、黄色期、赤色期、白色期に分けて治療目標を設定する黒黄色期では、壊死組織を外科的あるいは酵素的(プロメライン軟膏など)にデブリドマンし、スルファジアジン銀(ゲーベンクリーム)あるいはユーパスタ軟膏、カデックス軟膏を塗布する赤色期では、創の状態に応じて,アルプロスタジル(プロスタンデイン軟膏)、トラフェルミン(フィブラストスプレー)、トレチノトコフェリル(オルセノン軟膏),プクラデシン(アクトシン軟膏)を用いる白色期では、テガダーム、ハイドロサイト、ソープサン、デュオアクティブ、メピレックスなどの被覆材を貼付する15)帯状疱疹抗ウイルス薬の全身投与を行う腎機能に応じて投与量と間隔を調整する特に高齢者では注意を払う、アメナメビル(アメナリーフ)は腎機能による投与量設定が不要急性期の疼痛に対して高齢者ではNSAIDsよりもアセトアミノフェンが奨められている一方、帯状疱疹後神経痛は神経障害性疼痛のためNSAIDsなどの鎮痛薬の効果が期待できない研得できない。そのため末梢性神経障害疼痛に有効なプレガバリ(リリカ)ミロガバリン(タリージェ)が用いられるさらに,体性神経ブロックを組み合わせることもある分子標的治療薬による皮膚障害ゲフィチニブ、エルロチニブ、セツキシマブなどの上皮増殖因子受容体(EGFR)阻害薬では痤瘡様皮疹、脂漏性皮膚炎、乾皮症、爪囲炎などが高率にみられるソラフェニブやスニチニブでは、手足症候群が生じ、手足の特に荷重部に紅潮、疼痛、水疱が出現する皮膚障害の面からの薬害監視も大切になろう今後の薬物療法の展望ムスカリン受容体括抗薬であるBBI-4000(sofpironium bromide)は汗腺に分布するムスカリン受容体を阻害する作用も持つ.本剤の外用による原発性腋裔多汗症への臨床効果について現在第Ⅲ相臨床試験中であるまたnemolizumab(抗IL-31レセプターAヒト化モノクローナル)を用いたアトピー性皮膚炎の痺みに対する第Ⅲ相臨床試験が行われ、その有効性が確認された.アトピー性皮膚炎の新たな治療選択肢として期待される服薬指導のポイントステロイド外用剤は、急に中止することで皮膚の炎症が再燃する場合があることを説明するステロイド外用剤を使用すると色が黒く残ることがあるが、ステロイドの影響ではなく炎症が治まった後の色素沈着であり、時間が経てば薄くなることを説明する【送料無料】 皮膚科学 改訂第10版 / 上野賢一 【本】
2021.10.31
コメント(0)
薬剤の種類と特徴ステロイド外用剤強さから、ストロンゲスト、ベリーストロング、ストロング、マイルド、ウィークの5段階に分類長期連用による局所副作用、小児・高齢者・妊婦などには慎重に使用年齢、疾患の重症度、部位に応じて使い分け顔面、頸部、腋窩、陰股部は皮膚が薄く、副作用を生じやすく、効力の弱いもの、塗布回数を減らす皮疹の改善とともに強さのランクを下げるか塗布回数を減らす強力な製剤は、皮膚萎縮、口囲皮膚炎、酒さ様皮膚炎などの局所副作用や副腎機能低下などの全身作用が問題となるステロイド外用剤の薬効による強弱の分類ストロンゲストクロベタゾールプロピオン酸エステル0.05%(デルモデート)ジフロラゾン酢酸エステル0.05%(ジフラール・ダイアコート)ベリーストロングモメタゾンフランカルボン酸エステル0.1%(フルメタ)ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル0.05%(アンテベート)フルオシノニド0.05%(トプシム)ベタメタゾンプロピオン酸エステル0.064%(リンデロンDP)ジフルプレドナート0.05%(マイザー)アムシノニド0.1%(ビスダーム)ジフルコルトロン吉草酸エステル0.1%(ネリゾナ・テクスメテン)酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾン0.1%(パンデル)ストロングデプロドンプロピオン酸エステル0.3%(エクラー)デキサメサゾン吉草酸エステル0.12%(ボアラ)ベタメタゾン吉草酸エステル0.12%(リンデロンV・ベトネベート)フルオシノロンアセトニド0.025%(フルコート)マイルドプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(リドメックス)トリアムシノロンアセトニド0.1%(レダコート)アルクロメタゾンプロピオン酸エステル0.1%(アルメタ)クロベタゾン酪酸エステル0.05%(キンダベート)ヒドロコルチゾン酪酸エステル0.1%(ロコイド)デキサメタゾン0.1%(グリメサゾン・オイラゾン)ウイークプレドニゾロン0.1%(プレドニゾロン)非ステロイド抗炎症外用剤湿疹、皮膚炎、痤瘡などに処方かぶれ、刺激などの過敏症に注意外用抗ヒスタミン薬鎮痒に用いられるかぶれ、刺激などの過敏症に注意褥瘡・皮膚潰瘍治療薬創の乾燥を避け、湿潤させて肉芽形成を促進細胞障害性のある消毒薬は使用せず、洗浄により浄化し、非固着性の創傷被覆材を使用リゾソーム(リフラップ)やソルコセリン、プロメライン、ブクラデシン(アクトシン軟膏)などを用いて壊死組織の分解・軟化作用を促進トラフェルミン(フィブラストスプレー)は、創傷治癒を促進させ、良性肉芽を形成保湿剤ヘパリン類似物質含有クリーム(ヒルドイド)、白色ワセリン、浸水軟膏、尿素製剤あるいは市販の様々な保湿剤が用いられる。年齢、部位、季節、重症度に応じて肌に合うものを患者自身に選ばせる。皮膚刺激に注意生物学的製剤乾癬では紫外線療法を含め既存の全身療法で効果が不十分な場合に生物学的製剤が用いられる。また、既存治療で効果不十分な特発性慢性蕁麻疹にオマリズマブ(ソレア)、アトピー性皮膚炎にデュピルマブ(デュピクセント)が用いられる。外用麻酔薬太田母斑などの治療では広く行われているレーザー照射療法は、照射時に痛みを生じる。リドカイン・プロカイン配合剤(エムラ)は、皮膚レーザー照射療法時の疼痛緩和に効果を持つ外用局所麻酔薬である。リドカインテープは(ペンレス)は伝染性軟属腫摘除前に貼付することで小児患者の疼痛緩和に有用参照:今日の治療薬2020【送料無料】 あたらしい皮膚科学 / 清水宏 (皮膚科学) 【本】
2021.10.30
コメント(0)
外用剤=基剤+主剤(薬剤)で構成される。基本は「軟膏」、病変タイプや皮膚病像の推移により外用剤を変更する。外用剤共通の副作用は、刺激、赤み、かゆみ、かぶれ基剤、主剤ともにかぶれの原因になり、副作用が出現した場合は、外用剤を中止し適切な処置をする。剤形の種類と特徴軟膏ワセリンがよく用いられる保湿性に優れる鱗屑・痂皮を軟化させ取り除く刺激性が少なく、紅斑、丘疹、痂皮、びらんなどに対して用いられるクリームべとつかず、塗り心地がよい配合剤の皮膚への浸透性がよいときには刺激性があり、びらん、潰瘍などの浸潤面には適さないこともあるローション・ソリューションべたつきが少なく、被髪頭部の発疹に対して用いるときに刺激感があるテープ簡易ODT(密封法)として用いる配合剤の吸収が促進されるときに刺激性がある参照:今日の治療薬2020軟膏・クリーム配合変化ハンドブック/江藤隆史/大谷道輝/内野克喜【1000円以上送料無料】
2021.10.29
コメント(0)
最近の動向緑内障治療薬として点眼回数が少なく強力な眼圧下降作用を有するものが増え、また配合剤が普及しつつある。緑内障国に対するROCK阻害薬が世界に先がけて発売された。硝子体内注射による網膜疾患治療が多様化し、また普及しつつある。薬剤投与方法眼科で使用される薬剤投与法には、点眼眼軟膏塗布結膜下注射テノン嚢内注射球後注射眼内注射などがあり、内服や点滴による投与もある。使用方法ドライアイ涙液の量的・質的異常に起因する角結膜上皮障害の総称人工涙液による補充としてヒアレインなどのほかヒアレインミニ点眼薬、ソフトサンティア(一般用医薬品)などを用いる。またタリビット点眼液で感染を予防することもある。防腐剤を含まないヒアレインミニなどの点眼液をできるだけ選択する。ムチンの産生を増加させるジクアスやムコスタが近年使用されている。点眼で治療効果が十分でない場合は涙点プラグが適応となる。涙液をオクラーサーフェスに貯留させ涙液中の成分を供給するとともに涙液層の安定に寄与する。睡眠中に漏れたガーゼマスクを両眼にあてるwet gauze eye mask療法や眼表面からの蒸発予防のためのドライアイ・モイスチャメガネなども用いられる。眼瞼痙攣ボツリヌス毒素(ボトックス)の約3ヵ月に1度の皮下注射によって眼瞼痙攣の治療が可能になってきた。結膜炎眼脂、瘙痒、流涙、異物感、眼痛などを主訴とし結膜の充血、浮腫などを伴う。アレルギー性、細菌性、クラミジア性、ウイルス性などを鑑別して治療する。アレルギー性結膜炎通常抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬の点眼や内服を行う。効果不十分の場合は、ステロイドを点眼又は軟膏で用いる。急性期には1日4〜5回、慢性期には1日2〜3回点眼する。細菌感染の併発が疑われる時には抗菌薬の点眼を併用することもある。ステロイド点眼薬は長期に及ぶと、創傷治癒遅延、感染症、眼圧上昇などの合併症を起こすので注意する。抗アレルギー点眼薬はメディエータ遊離抑制薬とヒスタミンH1受容体桔抗薬に大別され、また両作用を併せもつ薬剤も用いられる。春季カタルに対して免疫抑制薬のシクロスポリン(パピロックミニ)やタクロリムス(タリムス)も用いられる。角膜上皮障害、眼瞼炎などには点眼薬自体の副作用やベンザルコニウム塩化物など防腐剤の影響も念頭に置き、確認されれば投与を中止する。細菌性結膜炎、クラミジア結膜炎効果の持続と安定性の面からニューキノロン系薬、アミノグリコシド系薬が第一選択であるが、分泌物の培養、感受性などにより、その他の抗菌薬を使い分ける。淋菌性結膜炎、クラミジア感染症では必要に応じて内服治療も行う。ウイルス性結膜炎アデノウイルスス8、19、37型による流行性角結膜炎(EKC)、同3、4、7型による咽頭結膜熱(プール熱)、エンテロウイルス70型やコクサッキーA24による急性出血性結膜炎(AHC)などがある。伝染力が強いので手洗いの励行、手指消毒などが院内感染防止のために大切である。細菌による混合感染防止のためニューキノロン系抗菌薬点眼1日3回と抗炎症作用と角膜上皮下混濁防止のためにリンデロン点眼薬1日4〜5回を併用する。単純ヘルペスによる結膜炎は乳幼児の初感染時に発症し、ゾビラックス眼軟育などを用いる。角膜感染症細菌性角膜潰瘍、角膜真菌症、角膜アカントアメーバ感染症、角膜ヘルペスなどがある。細菌性角膜潰瘍の場合最も重要なことは感染局所における抗菌薬の濃度を極力上げることがある。そこで通常1日4〜6回の点眼処方に対して30分〜1時間に1回の頻回点限処方を行う(この点眼回数は適用外)。局所点眼のみならず、結膜下注射、内服、点滴静注などを用いる。病巣部の擦過物より緑膿菌、セラチア属、MRSA、MRSEなどの菌同定を行って適応する薬剤を使用する。上記の角膜感染症では潰瘍形成を助長するステロイドの点眼は発症初期には使用を控え、角膜上皮保護薬などを用いる。緑内障原発閉塞隅角緑内障(原発閉塞隅角症)の急性発作は代表的な眼科教急疾患である。急性発作の際には、診断後直ちに高張浸透圧薬(D-マンニトール又はグリセリン)を点滴する。20%D-マンニトールの場合は薬物1〜2g / kgを約60分で使用する。また、1〜2%ピロカルビン(サンピロ)を頻回点眼する。眼圧下降を確認後、外科的治療を考慮する。慢性緑内障のうち、ぶとう膜炎に続発する緑内障など原疾患の治療が可能なものはその治療を行う。原発開放隅角緑内障、正常眼圧緑内障、落屑緑内障などについては薬物を用いて適切な眼圧に保つことを管理開始の目的とする。日本緑内障学会の緑内障診療ガイドラインによれば1剤ずつ点眼を増やしていくことが基本である。使用する楽物は、眼圧下降効果、副作用、利便性などを考慮し決定する。禁忌があれば使用を避ける。実際に使用頻度の高いのは、プロスタグランジン(PG)関連薬、交感神経β遮断薬、点眼用炭酸脱水酵素阻害薬、交感神経α刺激薬、ROCK阻害薬である。これらの眼圧下降機序は様々であるが、併用により相加的な眼圧下降効果を有する。PG関連薬(ラタノプロスト、タフルプロスト、トラボプロストなど)は最も強力な眼圧下降作用と1日1回点眼という利点を持ち第一選択薬として使用されることが多い。虹彩色素沈着、睫毛伸長、上眼瞼溝深化などの特異な副作用を有するものの全身的な副作用は少ない。交感神経β遮断薬(チモロール、カルナテオロール他)は強力な眼圧下降作用と眼局所副作用の少ないことに特徴がある。持続製剤では1日1回点眼、水溶性製剤では1日2回点眼が基本である。慢性閉塞性呼吸器疾患、洞性徐脈の患者などでは禁忌である。点眼用炭酸脱水酵素阻害薬(ドルゾラミド、プリンゾラミド)は副作用の少なの製剤がある。1日2~3回点眼の製剤がある。交感神経α2刺激薬(ブリモニジン)は眼圧下降効果とともに神経保護効果の可能性が示唆されている。ROCK阻害薬(リパスジル)が世界に先がけて2014年に発売された。線維柱帯を介する房水流出促進作用を有する。配合剤は5種類の製剤(コソプト、アゾルガ、ザラカム、デュオトラバ、タプコム)が市販されており、患者の利便性向上とアドヒアランス改善に役立っている。内服用炭酸脱水酵素阻害薬(アセタゾラミド)は長期投与も可能であるが、現在では急速な眼圧下降を要する症例や手術までのつなぎとして使用されることが多い。知覚異常、消化器症状、腎尿路結石、電解質異常、血球減少などの多彩な全身症状の発現に注意する。白内障水晶体線維の細胞膜の変性防止のためピレノキシン(カタリン)、タチオン点眼薬、パロチン、チオプロニン(チオラ)などが用いられる。白内障が進行した場合は手術が必要になる。また、後発白内障に対するNd-ヤグレーザー後嚢切開後の眼圧上昇防止にアイオビジンを用いるとよい。白内障手術後の炎症や嚢胞様黄斑浮腫(CME)などの予防に、ジクロフェナク(ジクロード)、プロムフェナク(ブロナック)などのNSAIDs点眼薬を用いる。散瞳・調節麻痺眼底検査の散瞳にはトロピカミド(ミドリンP)を用い、2〜3回の点眼で約15分で散瞳が得られる。浅前房・狭隅角の眼には使用しない方がよい。アトロピンは作用が長く、1%液、1滴、1回の点眼で得られる散瞳は30〜40分以内に最大となり10〜12日間持続する。調節麻癖効果も20〜30分後に始まり、数時間後最大、ほぼ2週間持続する。この効果は強力であり前部ぶどう膜炎などによる虹彩後癒着の予防や届折検査などにも用いる。眼精疲労健常者では問題にならない程度の作業により生じる眼部の不快感などの訴えが中心となる。原因として調節性、筋性、症候性、不等像性、神経性そしてドライアイによるものがある。特に近年の事務機器のコンピュータ化によるVDT症候群は精神的ストレスも加わって眼精疲労がその主訴となる。視力の矯正やストレス対策に加えて調節痙攣にはミドリンM、調節衰弱にはシアノコバラミン(サンコバ)などが用いられる。症候性眼精疲労では結膜炎、副鼻腔炎、低血圧、更年期障害などが背景となるのでそれぞれの原因療法を行う。VDT症候群では室内照明や休憩時間の整備が大切である。ドライアイの場合はヒアレインやジクアホソル(ジクアス)、レバミピド(ムコスタ)を用いる。点眼で症状がとれない場合は涙液蒸発を防ぐモイスチャーメガネを用いて保湿に努める、本態性の場合は不定愁訴であることが多く、特に抗不安薬の併用が必要なこともある。加齢黄斑変性浸出型と萎縮型がある。中心暗点、変視症などの症状が徐々に進行し、非可逆的かつ高度な視力低下を来たす。光凝固療法、硝子体手術による脈絡膜新生血管(CNV:choroidal neovascularization)抜去、放射線療法などが行われてきた。特に中心窩にCNVが生じた場合は視力予後不良で、各種治療が試みられる。カ学療法(PDT:photodynamic therapy)用製剤のベルテボルフィン(ビスダイン静注用15mg)が用いられる。血管新生促進因子であるVEGFが加齢黄変性のCNVに関与することが明らかにされ、抗VEGF薬の硝子体内注射が主たる治療手段となっている。薬剤としてアフリベルセプト(アイリーア),.ラニビズマブ(ルセンティス)、ベガプタニブ(マクジェン)がある。服薬指導のポイント点眼液の汚染を防ぐため、点眼の先がまつげや皮膚に触れないよう指導する。点眼後はまばたきをせずに目を閉じてしばらくの間目頭を押えて点眼薬の全身的移行を防ぐよう指導する。温度と遮光に気をつけて保存する(冷蔵庫で保存することが望ましい)点眼瓶に記載された保存条件で保存されなかった点眼瓶は容器ごと捨てるように指導する。点眼薬を2種類以上使用する際には5分程度間をおいて点眼するように指導する引用:今日の治療薬2016(南江堂)今日の治療薬 解説と便覧 2020/浦部晶夫/島田和幸/川合眞一【合計3000円以上で送料無料】
2020.10.22
コメント(0)
ファイザー-科研組成・剤形・容量劇薬妊婦への危険度X授乳婦(乳児)への危険度L2錠:100μg、200μg用量1回200μg、1日4回(毎食後、就寝前)12週以上で効果がない場合は他の療法を考慮特徴PGE1誘導体、攻撃因子抑制作用と防御因子強化作用の両方あり適応症NSAIDsの長期投与にみられる胃潰瘍及び十二指腸潰瘍禁忌妊婦、プロスタグランジン製剤過敏症薬物動態半減期 200μg内服21分相互作用Mg含有製剤(下剤)副作用重大ショック、アナフィラキシーその他下痢、腹痛、肝障害、蛋白尿、貧血、WBC増加、月経異常、月経困難、月経中間期出血、発疹、めまい、発熱など参照:今日の治療薬【送料無料選択可!】今日の治療薬 解説と便覧 2016[本/雑誌] / 浦部晶夫/編集 島田和幸/編集 川合眞一/編集 舘田一博/〔ほか〕執筆
2016.07.11
コメント(0)
アストラゼネカ-第一三共組成・剤形・容量妊婦への危険度C授乳婦(乳児)への危険度L2カプセル:10mg、20mg用量胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、ゾーリンジャー・エリソン症候群1日1回20mg(胃潰瘍、吻合部潰瘍、維持療法除く逆流性食道炎8週間まで、十二指腸潰瘍6週間まで)再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法:1日1回10~20mg胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃MALTリンパ腫・特発性血小板減少性紫斑病・早期胃癌に対する内視鏡的治療後、胃・H.pylori除菌補助(AMP750mg、CAM200~400mg併用時)1回20mgm1日2回7日間不成功時(AMPC750mg、MNZ250mg併用)1回20mg、1日2回7日間(10mgのみ)非びらん性胃食道逆流症1日1回10mg、4週間までNSAIDs投与時低用量アスピリン投与時1日1回20mg特徴強力な酸分泌抑制効果で高い有効性を示す適応症胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、ゾーリンジャー・エリソン症候群胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃MALTリンパ腫・特発性血小板減少性紫斑病・早期胃癌に対する内視鏡的治療後、胃・H.pylori除菌補助NSAIDs投与時低用量アスピリン投与時禁忌併用禁忌 リルビビリン、アタザナビルで併用薬減弱薬物動態CYP2C19、一部3A4で代謝半減期 10mg空腹時内服1.1時間使用上の注意検査 定期的な肝、腎、血液像検査、適応症を厳守相互作用ジアゼパム、フェニトニン、シロスタゾール、ワルファリン、タクロリムス、ジゴキシン、メチルジゴキシン、サキナビル、メトトレキサートで併用薬増強イトラコナゾール、チロキシナーゼ阻害薬、ネルフィナビルで併用薬減弱ボリコナゾールで増強SJWで減弱副作用重大ショック、アナフィラキシー、汎血球減少症、無顆粒球症、Plt減少、劇症肝炎、肝障害、黄疸、肝不全、中毒性皮膚壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、間質性肺炎、間質性腎炎、低Na血症、錯乱状態その他発疹、皮膚炎、腹痛、下痢、口内炎、口渇、肝酵素上昇、WBC減少、頭痛、CK上昇、味覚異常など参照:今日の治療薬【送料無料選択可!】今日の治療薬 解説と便覧 2016[本/雑誌] / 浦部晶夫/編集 島田和幸/編集 川合眞一/編集 舘田一博/〔ほか〕執筆
2016.07.11
コメント(0)
アステラス組成・剤形・容量劇薬妊婦への危険度C-D授乳婦(乳児)への危険度L2錠:100mg、200mg用量関節リュウマチの消炎・鎮痛1回100~200mg1日2回 朝夕食後変形性関節症の消炎・鎮痛腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群、腱・腱鞘炎の消炎・鎮痛1回100mg、1日2回 朝・夕食後術後・外傷後・抜歯後の消炎・鎮痛初回400mg、2回目以降200mg、1日2回、6時間以上あける、頓用も同様特徴選択性COX-2阻害薬のため消化管障害は少ない適応症関節リュウマチの消炎・鎮痛変形性関節症の消炎・鎮痛腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群、腱・腱鞘炎の消炎・鎮痛術後・外傷後・抜歯後の消炎・鎮痛警告外国でCOX-2選択的阻害薬等の投与で心筋梗塞、脳卒中等の重篤・致命的な心血管系血栓塞栓性事象のリスク増大の可能性があり、このリスクは使用期間とともに増大する可能性の報告禁忌スルホンアミド過敏症、アスピリン喘息、消化性潰瘍、重篤な肝・腎障害、重篤な心機能不全、冠動脈バイパス再建術の周術期患者・妊娠末期薬物動態CYO2C9で代謝、CYP2D6阻害半減期 100mg内服7時間使用上の注意急性疾患の場合、長期投与を避ける相互作用ACE阻害薬、ARB、フロセミド、サイアザイド系利尿薬で併用薬減弱リチウム、ワルファリンで併用薬増強フルコナゾール、デキストロメトルファンで増強フルバスタチンで双方増強パロキセチンで減弱、併用薬増強制酸薬で減弱アスピリン(消化性潰瘍)副作用重大ショック、アナフィラキシー、消化性潰瘍、消化管出血・穿孔、心筋梗塞、脳卒中、心不全、うっ血性心不全、肝不全、肝炎、肝障害、黄疸、再生不良性貧血、汎血球減少症、無顆粒球症、急性腎不全、間質性腎炎、皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿胞症、剥離性皮膚炎、間質性肺炎その他傾眠、AST・ALT・BUN・CK増加、腹痛、口内炎、下痢、悪心、鼓腸、消化不良、便潜血陽性、β2マイクログロビン増加、NAG増加、尿潜血陽性、発疹等参照:今日の治療薬【送料無料選択可!】今日の治療薬 解説と便覧 2016[本/雑誌] / 浦部晶夫/編集 島田和幸/編集 川合眞一/編集 舘田一博/〔ほか〕執筆
2016.07.11
コメント(0)
サンノーバ-エーザイ組成・剤形・容量顆粒:75%用量カルメロースナトリウムとして1回5g0.5~2g、1日3回、多量の水と共に服用特徴硬化便を物理的に軟便化適応症便秘症禁忌急性腹症、重症硬結便副作用悪心・嘔吐、腹部膨満参照:今日の治療薬《送料無料》今日の治療薬 解説と便覧 2016
2016.07.10
コメント(0)
小野組成・剤形・容量カプセル:80mg、125mgカプセルセット:1シート(125mg×1、80mg×2)用量他の制吐薬と併用12歳以上:抗悪性腫瘍薬投与1日目に1日1回125mg(抗悪性腫瘍薬投与1~1.5時間前)、2日目以降は1日1回80mg(午前中)癌化学療法の各コース3日間目安特徴日本初のニューロキニン(NK1)受容体拮抗薬である適応症抗悪性腫瘍薬投与に伴う消火器症状(悪心・嘔吐)(遅発性含む)禁忌ホスアプレピタントメグルミン過敏症併用禁忌ピモジドで併用薬増強薬物動態CYP3A4阻害、3A4・2C9誘導使用上の注意コルチコステロイド・5-HT3受容体拮抗型制吐薬と併用する。検査長期ワルファリン施行患者では処方開始から2週間は血液凝固状態のモニタリング相互作用CYP3A4阻害薬で増強CYP3A4誘導薬で減弱ジルチアゼムで双方増強CYP3A4基質薬で併用薬増強CYP2C9基質薬、ホルモン避妊法(エチニルエストラジオール等)副作用重大皮膚粘膜眼症候群、穿孔性十二指腸潰瘍、ショック、アナフィラキシーその他発疹、頭痛、不整脈、便秘、食欲不振、腹部膨満、しゃっくり、くしゃみ、AST・ALT・BUN上昇、四肢痛、疲労など参照:今日の治療薬今日の治療薬、編集/浦部晶夫、島田和幸、川合眞一、舘田一博、[送料無料] 南江堂 今日の治療薬 2016 解説と便覧
2016.07.08
コメント(0)
ブリストール組成・剤形・容量毒薬妊婦への危険度注射液:50mg 5mL、150mg 15mL、450mg 45mL頭頸部癌、肺小細胞癌、睾丸腫瘍、卵巣癌、子宮頸癌、悪性リンパ腫、非小細胞肺癌1日1回300~400mg/m2を点滴静注、少なくとも4週間休薬(1コース)小児悪性固形腫瘍(a、神経芽腫・肝芽腫・中枢神経系胚細胞腫瘍、再発又は難治性のユーイング肉腫ファミリー腫瘍・腎芽腫、b、網膜芽腫)a、(IFM、VP-16併用時)635mg/m2を1日間点滴静注又は400mg/m2を2日間点滴静注、3~4週間休薬、1歳未満・体重10kg未満の小児は投与量に十分配慮b、(VCR、VP-16併用時)560mg/m2を1日間点滴静注、3~4週間休薬、ただし、36カ月齢以下には18.6mg/kg乳癌(トラスツズマブ、タキサン系薬併用時)1日1回300~400mg/m2を点滴静注、少なくとも3週間休薬(1コース)投与量に応じて250mL以上のブドウ糖液、生食に混和、30分以上かけて点滴静注特徴CDDP誘導体、嘔気・腎毒性軽減、骨髄抑制、特に血小板低下強い、肺癌、卵巣癌などの標準治療薬適応症頭頸部癌、肺小細胞癌、睾丸腫瘍、卵巣癌、子宮頸癌、悪性リンパ腫、非小細胞肺癌小児悪性固形腫瘍(a、神経芽腫・肝芽腫・中枢神経系胚細胞腫瘍、再発又は難治性のユーイング肉腫ファミリー腫瘍・腎芽腫、b、網膜芽腫)乳癌警告小児悪性固形腫瘍に対する癌化学療法は、小児癌化学療法に十分な知識・経験をもつ医師のもとで実施禁忌重篤な骨髄抑制、白金含有製剤過敏症、妊婦薬物動態半減期 点滴静注1.3~1.7時間(β)、22~32時間(γ)使用上の注意配合変化メチオニン、シスチン含有アミノ酸輸液との配合回避相互作用他の抗腫瘍薬、放射線照射で増強アミノグリコシド系薬で併用薬増強副作用重大骨髄抑制、ショック、アナフィラキシー、間質性肺炎、急性腎不全、ファンコニー症候群、肝不全、肝障害、黄疸、消化管壊死、穿孔、出血、潰瘍、出血性腸炎、偽膜性大腸炎、麻痺性イレウス、脳梗塞、肺塞栓、血栓・塞栓症、心筋梗塞、うっ血性心不全、HUS、急性呼吸窮迫症候群、DIC、急性膵炎、難聴、白質脳症(可逆性後白質脳症症候群を含む)、TLSその他悪心・嘔吐、食欲不振、口内炎、蕁麻疹、手足のしびれ、ALT・AST・ALP上昇、心電図異常、脱毛、全身倦怠感、無力症、尿酸上昇、悪寒、脱水、体重減少、Alb低下、呼吸困難など参照:今日の治療薬今日の治療薬、編集/浦部晶夫、島田和幸、川合眞一、舘田一博、[送料無料] 南江堂 今日の治療薬 2016 解説と便覧
2016.07.07
コメント(0)
協和発酵キリン組成・剤形・容量毒薬妊婦への危険度D注:10mg 1mL、40mg 4mL用量非小細胞肺癌1回20~25mg/m2を週1回で緩徐に静注1回最高25mg/m2、本剤を50mLブドウ糖液、電解質補液、生食で希釈し、10分以内に投与、投与後は補液等により薬液を十分洗い流す手術不能又は再生乳癌1回25mg/m2を週1回で2週間連続投与し、3週目休薬適応症非小細胞肺癌、手術不能又は再生乳癌警告骨髄機能抑制による死亡例検査:頻回に臨床検査、十分に観察禁忌骨髄機能低下、重篤な感染症を合併、他のビンカアルカロイド系薬に重篤な過敏症、髄腔内投与薬物動態CYP3A2で代謝 半減期20mg/m2静注33時間使用上の注意WBC2000/mm3未満は投与不可相互作用アゾール系・マクロライド系、Ca拮抗薬、ベンゾチアゼピン系薬で増強MMCで呼吸困難、気管支痙攣他の抗腫瘍薬・放射線療法で双方の副作用増強副作用重大ショック、アナフィラキシー、骨髄抑制、間質性肺炎、肺水腫、気管支痙攣、麻痺性イレウス、心不全、心筋梗塞、狭心症、肺塞栓症、SIADH、急性腎不全、急性膵炎その他食欲不振、嘔気、便秘、嘔吐、脱毛、総蛋白低下、Alb低下、発熱、全身倦怠感、体重減少、知覚異常・腱反射減弱、排尿障害、AST・ALT・ALP・LDH上昇、BUN上昇、静脈炎、アレルギー様症状、息切れ、喘鳴、血圧変動、頭痛など参照:今日の治療薬今日の治療薬、編集/浦部晶夫、島田和幸、川合眞一、舘田一博、[送料無料] 南江堂 今日の治療薬 2016 解説と便覧
2016.07.07
コメント(0)
中外組成・剤形・容量劇薬妊婦への危険度B細粒:0.4%錠:1mg、2mg注:1mg 1mL、3mg 3mL点滴静注用:3mg/50mL/バック、3mg/100mL/バッグ用量内服:1日1回2mg抗悪性腫瘍薬投与投与1時間前、6日間目安放射線照射照射1時間前注射:抗悪性腫瘍薬投与1日1回40μg/kg、静注又は点滴静注、効果不十分には40μg/kgを1回追加可小児:点滴静注のみ放射線照射1回40μg/kg点滴静注、1日2回まで(造血幹細胞移植前処置時の放射線全身照射に伴う消化器症状には4日間目安)適応次に伴う消火器症状(悪心・嘔吐)抗悪性腫瘍薬投与、放射線照射薬物動態CYP3Aで代謝 半減期2mg錠内服5.3時間、40μg/kg30分点滴静注3.1時間(β)使用上の注意配合変化フロセミド注、ジアゼパム注との混合により沈殿相互作用セロトニン作用薬(セロトニン作用増強)副作用重大ショック、アナフィラキシーその他発疹、頭痛、便秘、肝障害、発熱(注射のみ)発赤、不眠、めまい、頻脈、胃もたれ感、腹痛、下痢、全身倦怠感、顔面紅潮など参照:今日の治療薬今日の治療薬、編集/浦部晶夫、島田和幸、川合眞一、舘田一博、[送料無料] 南江堂 今日の治療薬 2016 解説と便覧
2016.07.07
コメント(0)
第一三共組成・剤形・容量妊婦への危険度C授乳婦(乳児)への危険度L3原末:100%錠:100mg注:100mg 2mL用量内服:1日200~500mg(4~10mg/kg)、1~3回分服(毎日又は週2日)、1日1gまで、13歳未満:1日20mg/kgまで筋注、静注:1日0.2~0.5g(4~10mg/kg)特徴代謝には遺伝的多様性があり、人種差がみられる適応症肺結核、その他の結核症適応菌結核菌禁忌重篤な肝障害相互作用水酸化アルミニウム含有制酸薬で減弱ワルファリン、抗てんかん薬、降圧薬、交感神経興奮薬、副交感神経抑制薬、三環系抗うつ薬で併用薬増強経口糖尿病用薬、インスリン(大量で拮抗、少量で上昇)カルバマゼピン(肝毒性増強)シクロスポリン、イトラコナゾール、レボドパで併用薬減弱リファンピシン、他の抗結核薬(重篤な肝障害)ジスルフィラム(強調困難・情緒障害発現)サイクロセリン(中枢神経系副作用増強)マグロなどヒスチジン含有魚(ヒスタミン中毒)チラミン含有食(血圧上昇、動悸)ペチジン(呼吸抑制、低血圧)副作用重大重篤な肝障害、皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症、紅皮症、薬剤性過敏症症候群、SLE様症状、間質性肺炎、腎不全、間質性腎炎、ネフローゼ症候群、Plt減少、無顆粒球症、痙攣、視神経炎、視神経萎縮、末梢神経炎その他記憶力低下、精神障害、発疹、AST・ALT上昇、出血傾向、食欲不振、便秘、頭痛、白血球減少症、月経障害、インポテンツなど参照:今日の治療薬今日の治療薬、編集/浦部晶夫、島田和幸、川合眞一、舘田一博、[送料無料] 南江堂 今日の治療薬 2016 解説と便覧
2016.07.05
コメント(0)
大正富山組成・剤形・容量妊婦への危険度:C授乳婦(乳児)への危険性:L1錠:50mg小児用、200mgドライシロップ小児用:10%(100mg/g)(イチゴ)皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、感染性腸炎、中耳炎、副鼻腔炎(小児のみ)猩紅熱、百日咳(200mgのみ)肛門周辺膿瘍、尿道炎、子宮頸管炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎1回200mg、1日2回(200mg錠)クラミジア感染症:原則14日間小児:1日10~15mg/kg、2~3回分服(レジオネラ肺炎には、1日15mg/kg、2~3回分服、1日400mg上限エイズに伴う播種性MAC症(200mgのみ)MAC症を含む非結核性抗酸菌症1日800mg、2回分服(200mgのみ)胃潰瘍・十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑、早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃におけるH.pylori感染症、H.pylori感染胃炎(AMPC・PPI併用時)1回200mg、1日2回、7日間、1回400mg、1日2回まで可特徴抗菌力はEMとほぼ同等、酸に安定で血中濃度はEMに比べて高く持続性、組織移行性も良好、肺炎球菌では耐性が進行適応症皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、感染性腸炎、中耳炎、副鼻腔炎(小児のみ)猩紅熱、百日咳(200mgのみ)肛門周辺膿瘍、尿道炎、子宮頸管炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎エイズに伴う播種性MAC症(200mgのみ)MAC症を含む非結核性抗酸菌症(200mgのみ)胃潰瘍・十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑、早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃におけるH.pylori感染症、H.pylori感染胃炎適応菌ブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、モラクセラ・カタラーリス、インフルエンザ菌、レジオネラ属、カンピロバクター属、クラミジア属、マイコプラズマ属、マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(小児のみ)百日咳菌(200mgのみ)ペプトストレプトコッカス属、マイコバクテリウム属、H.pylori禁忌肝又は腎障害でコルヒチン投与中併用禁忌アドシルカ、アスナプレビル、バニプレビル、ピモシド、スポレキサント、エルゴタミン製剤で併用薬増強薬物動態CYP3A4で代謝、CYP3A4阻害、P-糖蛋白阻害、尿中排泄30~50%(24時間)半減期200mg空腹時内服4.0時間相互作用ジゴキシン、テオフィリン、アミノフィリン、ジソピラミド、ベンゾジアゼピン系薬、エリトリプタン、カルバマゼピン、シクロスポリン、Ca拮抗薬、SU類、タクロリムス、ワルファリン、エプレレノン、シンバスタチン、アトルバスタチン、ロバスタチン、コルヒチン、ジエノゲスト、PDE-5阻害薬、フェンタニル、オキシコドン、アピキサバン、リバーロキサバン、ダビガトラン、エドキサバンで併用薬増強エファビレンツ、ネビラピン、リファンピシンで減弱リファプチン、エトラビリンで減弱、併用薬増強HIVプロテアーゼ阻害薬、デラビルジン、イトラコナゾールで増強、併用薬増強副作用重大ショック、アナフィラキシー、劇症肝炎、肝障害、黄疸、肝不全、横紋筋融解症、Plt・汎血球・WBC減少、溶血性貧血、無顆粒症、皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症、多形紅斑、PIE症候群、間質性肺炎、偽膜性大腸炎、出血性大腸炎、QT延長、心室頻拍、心室細動、痙攣、アレルギー性紫斑病、急性腎不全、尿細管間質性腎炎、薬剤性過敏性症候群その他発疹、嘔気・嘔吐、胃不快感、腹部膨満、腹痛、下痢、好酸球増加、AST・ALT上昇など参照:今日の治療薬今日の治療薬、編集/浦部晶夫、島田和幸、川合眞一、舘田一博、[送料無料] 南江堂 今日の治療薬 2016 解説と便覧
2016.07.04
コメント(1)
GSK組成・剤形・容量妊婦への危険度:B授乳婦(乳児)への危険度:L2配合剤125SS:125mg(1錠中:アモキシシリン125mg、クラブラン酸カリウム62.5mg)配合剤250SS:250mg(1錠中:アモキシシリン250mg、クラブラン酸カリウム125mg)用量(アモキシシリンとして)1回250mg、1日3~4回(6~8時間毎)特徴βラクタマーゼ阻害薬との配合剤適応症症状皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、膀胱炎、腎盂腎炎、中耳炎、慢性呼吸器病変の二次感染、淋病感染症、子宮内感染、子宮付属器炎、菌ブドウ球菌属、大腸菌、クレブシエラ属、プロテウス属、インフルエンザ菌、バクテロイデス属、プレボテラ属(プレボテラ・ビビア除く)、淋菌禁忌伝染性単核症、本剤成分による黄疸又は肝障害既往歴薬物動態尿中排泄 AMPC67%、CVA35%(8時間)半減期375mg空腹時内服 AMPC1時間、CVA1時間相互作用プロべネシドで減弱ワルファリンで併用薬増強経口避妊薬、ミコフェノール酸モフェチルで併用薬減弱副作用重大ショック、アナフィラキシー、皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿胞症、紅皮症、無顆粒球症、顆粒球減少、急性腎不全、偽膜性大腸炎、出血性大腸炎、肝障害、間質性肺炎、好酸球性肺炎、無菌性髄膜炎その他発疹、好酸球増多、下痢など参照:今日の治療薬今日の治療薬、編集/浦部晶夫、島田和幸、川合眞一、舘田一博、[送料無料] 南江堂 今日の治療薬 2016 解説と便覧
2016.07.04
コメント(0)
帝人組成・剤形・容量妊婦への危険度B授乳婦(乳児)への危険度L2エロゾル20μg:4.20mg/10mL(20μg/噴霧)(200回噴霧)用量1回1~2吸入(20~40μg)1日3~4回特徴気管支収縮抑制作用適応症気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫に基づく諸症状の寛解禁忌アトロピン過敏症、前立腺肥大副作用重大アナフィラキシー、上室性頻脈、心房細動その他嘔気、口内乾燥、頭痛、心悸亢進、尿閉、AST・ALT上昇参照:今日の治療薬【送料無料選択可!】今日の治療薬 解説と便覧 2016[本/雑誌] / 浦部晶夫/編集 島田和幸/編集 川合眞一/編集 舘田一博/〔ほか〕執筆
2016.06.30
コメント(0)
マイランEPD組成・剤形・容量錠:1mgドライシロップ小児用:0.1%(1mg/g)テープ:0.5mg、1mg、2mg用量内服:1回1mg 1日2回、小児:1日0.04mg/kg、2回分服テープ:1日1回2mg、小児:1日1回 6か月~3歳未満 0.5mg、3~9歳未満 1mg、9歳以上 2mg胸部、背部、上腕部のいずれかに貼付特徴(テープ)世界初のβ2刺激薬の経皮吸収薬、作用時間が長く、持続する気道閉塞や夜間発作を予防適応症以下の気道閉塞性障害に基づく呼吸困難等諸症状の寛解(内服)気管支喘息、急性・慢性気管支炎、喘息性気管支炎、肺気腫、珪肺症、塵肺症(テープ)気管支喘息、急性・慢性気管支炎、肺気腫薬物動態半減期2mg内服3.2時間 2mg24時間経皮投与5.9時間相互作用カテコラミン(不整脈、心停止)キサンチン系薬・ステロイド・利尿薬(血清K低下)副作用重大重篤な血清K低下、アナフィラキシー(テープのみ)その他心悸亢進、顔面紅潮、振戦、頭痛、悪心・嘔吐、掻痒感、蕁麻疹など参照:今日の治療薬【送料無料選択可!】今日の治療薬 解説と便覧 2016[本/雑誌] / 浦部晶夫/編集 島田和幸/編集 川合眞一/編集 舘田一博/〔ほか〕執筆
2016.06.30
コメント(0)
GSK組成・剤形・容量ロタディスク・ディスカス:50μg、100μg、200μg50μgエアゾール120吸入用:9.72mg(50μg/回)100μgエアゾール60吸入用:12.25mg(100μg/回)用量1回100μg、1日2回吸入、1日800μgまで小児:1回50μg、1日2回吸入、1日200μgまで特徴ドライパウダーの吸入用ステロイド薬、持続性、全身性副作用はほとんどなし、ディスカス製剤は60回連用可能でディスク交換不要適応症気管支喘息禁忌有効な抗菌薬の存在しない感染症、深在性真菌症薬物動態CYP3A4で代謝 半減期400μg吸入4.3時間使用上の注意急性発作には使用せず、短時間作動型吸入β2刺激薬などを使用相互作用CYP3A4阻害薬(全身投与と同様症状)リトナビル(全身性ステロイド投与と同様症状)副作用重大アナフィラキシーその他咽頭喉症候群、発疹、蕁麻疹、口腔内カンジダ症、嗄声、咳、悪心、腹痛、睡眠障害、鼻炎、胸痛、高血糖など参照:今日の治療薬【送料無料選択可!】今日の治療薬 解説と便覧 2016[本/雑誌] / 浦部晶夫/編集 島田和幸/編集 川合眞一/編集 舘田一博/〔ほか〕執筆
2016.06.29
コメント(0)
エーザイ組成・剤形・容量顆粒:20%錠:50mg、100mg、200mgシロップ:2%ドライシロップ:20%(200mg/g)気管支喘息、喘息性気管支炎、慢性気管支炎、肺気腫顆粒・錠1回200mg、小児100~200mg、1日2回(朝、就寝前)シロップ・ドライシロップ1回4~8mg/kg、1日2回本剤投与中は臨床症状等の観察や血中濃度のモニタリングを行うなど慎重に投与特徴PDE活性性を阻害して、cAMPを上昇適応症気管支喘息、喘息性気管支炎、慢性気管支炎、肺気腫禁忌キサンチン系薬への重篤な副作用既往歴薬物動態TDM対象、主にCYP1A2で代謝使用上の注意(200mg錠除く)特に乳幼児、発熱している小児、てんかん及び痙攣の既往歴のある小児等投与する場合には、通常よりも低用量からの投与開始を考慮。授乳中は哺乳児に神経過敏の怒れ配合変化:他の薬剤と配合しないことが望ましい相互作用ケタミン(痙攣)他のキサンチン系薬、中枢神経興奮薬で併用薬増強副作用重大痙攣、意識障害、急性脳症、横紋筋融解症、消化管出血、赤芽球、アナフィラキシーショック、肝障害、黄疸、頻呼吸、高血糖症その他過敏症、不眠、興奮、不安、動悸、頻脈、悪心・嘔吐、蛋白尿、尿酸値・CK上昇、肝機能異常、むくみ、神経過敏、不随意運動、胸やけ、しゃっくり、頻尿、倦怠感、関節痛、低K血症、筋緊張亢進、鼻出血、好酸球増加、しびれ(口、舌周囲)等参照:今日の治療薬【送料無料選択可!】今日の治療薬 解説と便覧 2016[本/雑誌] / 浦部晶夫/編集 島田和幸/編集 川合眞一/編集 舘田一博/〔ほか〕執筆
2016.06.29
コメント(0)
大鵬組成・剤形・容量カプセル:50mg、100mgドライシロップ:5%(50mg/g)カプセル:1回100mg、1日3回食後DS:1回3mg/kg、1日2回用時溶解3~5歳未満:1回37.5mg5~11歳:1回75mg11歳以上:1回100mg最大:1日300mg特徴IgE抗体・IL-4・IL-5産生抑制作用適応症カプセル気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎ドライシロップ気管支喘息薬物動態半減期100mg内服2.8時間使用上の注意配合変化:(ドライシロップ)他剤との配合により含量低下等が起こることがある。副作用重大肝障害、ネフローゼ症候群その他嘔気・嘔吐、胃部不快感、発疹、掻痒感、尿蛋白、耳鳴、倦怠感、浮腫、鼻出血、AST・ALT上昇など参照:今日の治療薬【送料無料選択可!】今日の治療薬 解説と便覧 2016[本/雑誌] / 浦部晶夫/編集 島田和幸/編集 川合眞一/編集 舘田一博/〔ほか〕執筆
2016.06.29
コメント(0)
サノフィ組成・剤形・容量妊婦への危険度B授乳婦(乳児)への危険度L3錠:25mg、75mg虚血性脳血管障害(心原性脳塞栓症を除く)後の再発抑制1日1回50~70mg出血傾向:1日1回50mgからPCIが適用される急性冠症候群、安定狭心症、陳旧性心筋梗塞開始:1日1回300mg維持:1日1回75mg末梢動脈疾患における血栓・塞栓形成の抑制1日1回75mg特徴同じチエノピリジン骨格を有するチクロピジン塩酸塩と同等の血管性イベント抑制効果と安全性において優越性あり適応症虚血性脳血管障害(心原性脳塞栓症を除く)後の再発抑制PCIが適用される急性冠症候群、安定狭心症、陳旧性心筋梗塞末梢動脈疾患における血栓・塞栓形成の抑制禁忌出血薬物動態CYP3A4・1A2・2C19・2B6で代謝半減期6.9時間使用上の注意手術前14日まで使用禁止、高血圧患者へは慎重投与相互作用NSAIDs(消化管出血助長)抗凝固薬・血小板凝集抑制薬・血栓溶解薬・SSRI(出血助長)CYP2C19阻害薬で減弱副作用重大出血(頭蓋内出血、胃腸出血等)、胃・十二指腸潰瘍、肝障害、黄疸、TTP、間質性肺炎、好酸球性肺炎、Plt減少、無顆粒球症、再生不良性貧血を含む汎血球減少症、中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形滲出性紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、薬剤性過敏症候群、後天性血友病、横紋筋融解症その他皮下出血、紫斑、鼻出血、Hb・WBC減少、ALP・LDH・Bil上昇、消火器不快感、腹痛、下痢、中性脂肪・CK上昇、発疹、掻痒感、頭痛、めまい、浮腫、頻脈、発熱など参照:【送料無料選択可!】今日の治療薬 解説と便覧 2016[本/雑誌] / 浦部晶夫/編集 島田和幸/編集 川合眞一/編集 舘田一博/〔ほか〕執筆
2016.06.28
コメント(2)
大塚組成・剤形・容量妊婦への危険度COD錠:50mg、100mg散:20%、0.25g/包、0.5g/包、100g慢性動脈閉塞症に基づく潰瘍、疼痛及び冷感などの虚血性諸症状の改善脳梗塞(心原性脳塞栓症を除く)発症後の再発抑制1回100mg、1日2回特徴抗血小板作用とともに血流量増加作用、内皮機能改善・保護作用、血管平滑筋細胞増殖抑制作用を併せもつ適応症慢性動脈閉塞症に基づく潰瘍、疼痛及び冷感などの虚血性諸症状の改善脳梗塞(心原性脳塞栓症を除く)発症後の再発抑制警告脈拍数増加、狭心症発現があるので、狭心症症状(胸痛等)の問診を行う禁忌出血患者、うっ血性心不全患者、妊婦薬物動態主にCYP3A4、一部CYP2D6、2C19で代謝半減期OD錠100mg空腹時水なしで内服10時間使用上の注意手術前2~4日前投与中止高血圧持続患者へは慎重投与、冠動脈狭窄を合併する患者で過度の脈拍数増加が現れた場合は適切な処置を行う相互作用抗凝結薬、血小板凝集抑制薬、血栓溶解薬、PGE製剤で双方増強CYP3A4阻害薬、CYP2C19で増強副作用重大うっ血性心不全、心筋梗塞、狭心症、心室頻拍、出血、胃・十二指腸潰瘍、汎血球減少、無顆粒球症、Plt減少、間質性肺炎、肝障害、黄疸、急性腎不全その他発疹、動悸、頻脈、頭痛、めまい、悪心・嘔吐など参照:今日の治療薬【送料無料選択可!】今日の治療薬 解説と便覧 2016[本/雑誌] / 浦部晶夫/編集 島田和幸/編集 川合眞一/編集 舘田一博/〔ほか〕執筆
2016.06.26
コメント(0)
アムロジン(大日本住友)ノルバスク(ファイザー)組成・剤形・容量劇薬妊婦への危険度C授乳婦(乳児)への危険度L3運転注意錠:2.5mg、5mg、10mgOD錠:2.5mg、5mg、10mg高血圧症1日1回2.5~5mg 効果不十分:1日1回10mgまで増量可小児:(2.5・5mg)6歳以上:1日1回2.5mg、1日5mgまで狭心症1日1回5mg特徴最も長時間作用型、血管選択性あり、副作用少ない、臨床試験、実地臨床で多く使用、心不全合併症例にも使用可適応症高血圧症狭心症禁忌妊婦、ジヒドロピリジン系薬過敏症薬物動態CYP3A4で代謝半減期5mg内服39時間相互作用降圧薬で双方増強CYP3A4阻害薬、グレープフルーツジュース、シンバスタチンで増強CYP3A4誘導薬で減弱タクロリムスで併用薬増強副作用重大肝障害、黄疸、Plt・WBC減少、房室ブロックその他ほてり、発疹、全身倦怠感、動悸、浮腫、めまい、ふらつき、頭痛・頭重、嘔気・嘔吐、心窩部痛、下痢・軟便、BUN・Cr上昇、眠気、口渇など参照:今日の治療薬【送料無料選択可!】今日の治療薬 解説と便覧 2016[本/雑誌] / 浦部晶夫/編集 島田和幸/編集 川合眞一/編集 舘田一博/〔ほか〕執筆
2016.06.26
コメント(0)
エーザイ組成・剤形・容量妊婦への危険度C運転中止(投与開始時)錠:5mg注:5mg 10mL点滴静注バック:50mg 100mL、100mg 200mL注シリンジ:5mg 10mL持続静注シリンジ:25mg 50mLスプレー:1.25mg/噴霧(163.5mg/10g)内服:1回5~10mg、1日3~4回(舌下又は内服)狭心発作時:1回5~10mgスプレー:1回1噴霧(1.25mg)効果不十分時:1回1噴霧に限り追加注射:急性心不全そのまま又は希釈して0.05~0.001%溶液として、1.5mg~8mg/時点滴静注不安定狭心症上記同様の溶液とし、2~5mg/時点滴静注冠動脈造影時の冠攣縮寛解5mgをバルサルバ洞内に1分以内に注入適応症(内服)狭心症、心筋梗塞、その他の虚血性心疾患(注射)急性心不全、不安定狭心症(5mgのみ)冠動脈造影時の冠攣縮寛解(スプレー)狭心症発作の寛解禁忌(共通)重篤な低血圧症、心原性ショック、閉塞隅角緑内障、頭部外傷、脳出血、硝酸系薬過敏症(内服・スプレー)高度な貧血(注射)Eisenmenger症候群、原発性肺高血圧症、右室梗塞、脱水症、神経循環無力症併用禁忌(共通)(血拡張)レバチオ、アドシルカ、リオシグアトで増強(泌尿)バイアグラ、レビトラ、シアリスで増強薬物動態半減期 β5mg内服1.6時間、5mg舌下 0.9時間、5mg静注 1.3時間、2.5mg口腔内噴霧0.9時間使用上の注意(錠・スプレー)過度の血圧低下発現時は、下肢の挙上又は昇圧薬を投与(シリンジ、バック)ポリ塩化ビニル製の輸液容器及び輸液セットに吸着される検査 (注、バッグ)頻回の血圧測定と血行動態のモニター患者 (スプレー)火気に近づけて使用しない相互作用(共通)利用薬、血管拡張薬(副作用増強)(錠・スプレー)飲酒で増強副作用重大(注射)ショック、心室細動、心室頻拍その他(共通)頭痛、血圧低下、めまい、動悸・嘔吐、AST・ALT上昇、発疹など参照:今日の治療薬【送料無料選択可!】今日の治療薬 解説と便覧 2016[本/雑誌] / 浦部晶夫/編集 島田和幸/編集 川合眞一/編集 舘田一博/〔ほか〕執筆
2016.06.21
コメント(0)
トーアエイヨウ-アステラス組成・剤形・容量静注:1mg 2mL、5mg 10mL点滴静注:25mg 50mL、50mg 100mLスプレー:0.65% 7.2g(1噴霧中0.3mg)注射:そのまま又は生食、ブドウ糖液で0.005~0.05%(50~500μg/mL)に希釈し点滴静注手術時の低血圧維持1~5μg/kg/分手術時異常高血圧の救急処置0.5~5μg/kg/分より開始急性心不全0.05~0.1μg/kg/分で開始、5~15分毎0.1~0.2μg/kg/分ずつ増量、最適で維持不安定狭心症0.1~0.2μg/kg/分で開始、5分毎0.1~0.2μg/kg/分ずつ増量、1~2μg/kg/分で維持効果不十分:20~40μg/kgを1~3分かけて1時間毎に静注スプレー:1回1噴霧(0.3mg)効果不十分:1噴霧を追加投与特徴(スプレー)雲霧の定量性・易吸収部分への到達性・唾液の少ない高齢者に使用しやすい適応症(注射)手術時の低血圧維持手術時異常高血圧の救急処置急性心不全不安定狭心症(スプレー)狭心症発作の寛解禁忌(共通)硝酸系薬過敏症、閉塞隅角緑内障、高度貧血(スプレーのみ)重篤な低血圧、心原性ショック、頭部外傷、脳出血併用禁忌(共通)(血管拡張)レバチオ、アドシルカ、リオシグアト(泌尿)バイアグラ、レビトラ、シアリス薬物動態最高 スプレー4.1分使用上の注意過度の血圧低下発現時は、下肢の挙上又は昇圧薬投与、(スプレー)直射日光、高温(40度以上)、火気を避けて保存相互作用(共通)利尿薬で双方増強(注射のみ)パンクロニウムで併用薬増強(神経節遮断効果延長)血管拡張薬で双方増強(血圧低下)ヘパリンで併用薬減弱(スプレーのみ)飲酒、Ca拮抗薬、β遮断薬・三環系抗うつ薬・メジャートランキライザーで双方増強(血圧低下)硝酸系薬(副作用増強)NSAIDsで減弱副作用(注射)重大急激な血圧低下、心拍出量低下その他頻脈、不整脈、PaO2低下、頭痛・頭重感、悪心・嘔吐、乏尿など(スプレー)脳貧血、血圧低下、熱感、紅潮、動悸、頭痛、悪心・嘔吐など(冠動注用)血圧低下、徐脈、気分不快、LDH上昇参照:今日の治療薬【送料無料選択可!】今日の治療薬 解説と便覧 2016[本/雑誌] / 浦部晶夫/編集 島田和幸/編集 川合眞一/編集 舘田一博/〔ほか〕執筆
2016.06.21
コメント(0)
日本化薬組成・剤形・容量劇薬妊婦への危険度C授乳婦(乳児)への危険性L4運転禁止(投与開始時)舌下錠:0.3mg1回0.3~0.6mg狭心症:投与後、数分間で効果の現れない場合0.3~0.6mg追加特徴ニトログリセリンの揮発性を抑えた安定な製剤薬物動態最高4分使用上の注意過度の血圧低下発現時は、下肢の挙上又は昇圧薬を投与参照:今日の治療薬【送料無料選択可!】今日の治療薬 解説と便覧 2016[本/雑誌] / 浦部晶夫/編集 島田和幸/編集 川合眞一/編集 舘田一博/〔ほか〕執筆
2016.06.21
コメント(0)
バイエル妊婦への危険度D授乳婦(乳児)への危険度L5錠:100mg組成・剤形・容量狭心症(慢性安定狭心症、不安定狭心症)、心筋梗塞、虚血性脳血管障害(TIA、脳梗塞)における血栓・塞栓形成抑制、CABGあるいはPTCA施行時後における血栓・塞栓形成抑制1日1回100mg、1回300mgまで川崎病(川崎病による心血管後遺症を含む)急性期有熱期間:3050mg/kg/日、1日3回分服解熱後の回復期~慢性期:3~5kg/日、1日1回特徴COX-1阻害によりTXA2の合成を阻害、血管収縮抑制作用適応症狭心症(慢性安定狭心症、不安定狭心症)、心筋梗塞、虚血性脳血管障害(TIA、脳梗塞)における血栓・塞栓形成抑制、CABGあるいはPTCA施行時後における血栓・塞栓形成抑制川崎病(川崎病による心血管後遺症を含む)禁忌サリチル酸系薬過敏症、消化性潰瘍、出血傾向の患者、アスピリン喘息、出産予定日12週以内の妊婦、低出生体重児、新生児、乳児薬物動態半減期81mg内服0.4時間使用上の注意15歳未満の水痘・インフルエンザなどにはライ症候群合併の報告、原則投与しない。手術前7~10日は投与しない脳梗塞患者では、他の血小板凝集抑制薬等との相互作用に注意、高血圧持続患者へは慎重投与相互作用抗凝固薬、血小板凝集抑制薬、血栓溶解薬、SSRIで双方増強糖尿病薬、メトトレキサート、リチウム(中毒)、バルプロパン酸ナトリウム、アセタゾラミド、サフィルルカスト、PGD2・TXA2受容体拮抗薬で併用薬増強尿酸排泄促進薬、サイアザイド系利尿薬、NSAIDs、ニトログリセリン、フェニトイン、ACE阻害薬,β遮断薬で併用薬減弱テトラサイクリン系・ニューキノロン系薬で併用薬減弱フロセミド、アゾセミド、ピレタニド、副腎皮質ホルモンで増強イブプロフェン、ナロキセン、乳酸Naで減弱ドネペジル(消化性潰瘍)タクロリムス水和物・シクロスポリン(腎障害)飲酒(消化管出血増強)副作用重大ショック、アナフィラキシー、出血、皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症、剥離性皮膚炎、再生不良性貧血、Plt-WBC減少、喘息発作誘発、肝障害、黄疸、消化性潰瘍、小腸・大腸潰瘍その他過敏症、結膜炎、蕁麻疹、めまい、頭痛、過呼吸、倦怠感など参照:今日の治療薬【送料無料選択可!】今日の治療薬 解説と便覧 2016[本/雑誌] / 浦部晶夫/編集 島田和幸/編集 川合眞一/編集 舘田一博/〔ほか〕執筆
2016.06.21
コメント(0)
大日本住友組成・剤形・容量妊婦への危険度C運転注意錠:30mg、60mg1日1回30~60mg適応症本態性高血圧症(軽症~中等度)、狭心症、頻脈性不整脈禁忌高度徐脈、房室ブロック(I・II度)、洞房ブロック、洞不全症候群、心原性ショック、うっ血性心不全、肺高血圧による右心不全、未治療の褐色細胞腫、妊婦、慢性閉塞性肺疾患、異型狭心症、洞不全症候群相互作用交感神経抑制薬、降圧薬、硝酸薬、Ca拮抗薬、ジソピラミド・プロカインアミド・アジマリン(過度の心機能抑制)、ジギタリスで双方増強血糖降下薬で併用薬増強クロニジン(中止後のリバウンド現象増強)NSAIDsで減弱副作用重大心不全その他発疹、徐脈、心胸比増大、めまい、立ちくらみ、息切れ、咳嗽、胃腸障害、涙液分泌減少、肝障害、倦怠感など参照:今日の治療薬【送料無料選択可!】今日の治療薬 解説と便覧 2016[本/雑誌] / 浦部晶夫/編集 島田和幸/編集 川合眞一/編集 舘田一博/〔ほか〕執筆
2016.06.16
コメント(0)
アストラゼネカ組成・剤形・容量妊婦への危険度D授乳婦(乳児)への危険度L3運転注意錠:25mg、50mg1日1回50mg 最大1日1回100mg腎機能低下時 投与間隔延長、透析:1回25mg、週3回特徴作用が強く25~50mgを投与、海外の臨床試験で多用、腎排泄適応症本態性高血圧症(軽症~中等度)、狭心症、頻脈性不整脈(洞性頻脈、期外収縮)禁忌糖尿病性ケトアシドーシス、代謝性アシドーシス、高度徐脈、房室ブロック(I・II度)、洞房ブロック、洞不全症候群、心原性ショック、肺高血圧による右心不全、うっ血性心不全、低血圧症、重度の末梢循環障害(壊疽等)、未治療の褐色細胞腫薬物動態半減期 50mg内服11時間使用上の注意手術前48時間は投与しないことが望ましい。休薬時には徐々に減量(特に甲状腺中毒症患者) 心機能検査相互作用交感神経抑制薬、Ca拮抗薬で双方増強クロニジン(中止後のリバウンド現象増強)クラスI・II抗不整脈薬(過度の心機能抑制)麻酔薬(低血圧)ジギタリス(房室伝導時間延長)フィンゴリモド(重度の徐脈、心ブロック)血糖降下薬で併用薬増強NSAIDsで減弱交感神経刺激薬で双方減弱(血管収縮、血圧上昇)副作用重大心不全、徐脈、心胸比増大、房室ブロック、洞房ブロック、失神を伴う起立性低血圧、血小板減少症、紫斑病、気管支痙攣、呼吸困難、喘鳴その他発疹、掻痒、低血圧、頭痛、めまい、AST・ALT上昇、倦怠・脱力感、しびれ感、浮腫・末梢浮腫、高脂血症、霧視、涙液分泌減少など参照:今日の治療薬【送料無料選択可!】今日の治療薬 解説と便覧 2016[本/雑誌] / 浦部晶夫/編集 島田和幸/編集 川合眞一/編集 舘田一博/〔ほか〕執筆
2016.06.16
コメント(0)
アストラゼネカ組成・剤形・容量劇薬妊婦への危険度C授乳婦(乳児)への危険度L2運転注意錠:10mg注射液:2mg 2mL錠:本態性高血圧症(軽症~中等度)1回10~20mg、1日3回、1日120mgまで漸増可狭心症、褐色細胞腫手術時期外収縮、発作性頻拍の予防、頻拍性心房細動、洞性頻脈、新鮮心房細動、発作性心房細動の予防1回10mg、1日3回から始め、1日90mgまで漸増可(期外収縮、発作性頻拍の予防、頻拍性心房細動、洞性頻脈、新鮮心房細動、発作性心房細動の予防)1日90mg超えない片頭痛発作の発症抑制1日20~30mg、2~3回分服、1日60mgまで漸増可小児期外収縮、発作性頻拍の予防、頻拍性心房細動、洞性頻脈、新鮮心房細動、発作性心房細動の予防右心室流出路狭窄による低酸素発作の発症抑制1日0.5~2mg/kgを低用量から開始、3~4回分服、効果不十分時 1日4mg/kgまで増量可(期外収縮、発作性頻拍の予防、頻拍性心房細動、洞性頻脈、新鮮心房細動、発作性心房細動の予防)1日90mg超えない注射:1回2~10mg、麻酔時には1~5mg徐々に静注特徴各種の薬物相互作用に注意適応症内服:本態性高血圧症(軽症~中等度)狭心症、褐色細胞腫手術時期外収縮、発作性頻拍の予防、頻拍性心房細動、洞性頻脈、新鮮心房細動、発作性心房細動の予防片頭痛発作の発症抑制右心室流出路狭窄による低酸素発作の発症抑制注射:期外収縮、発作性頻拍、頻拍性心房細動、麻酔に伴う不整脈、洞性頻脈、狭心症、褐色細胞腫、手術時、新鮮心房細動禁忌気管支喘息、気管支痙攣の恐れ、糖尿病性ケトアシドーシス、代謝性アシドーシス、高度徐脈、房室ブロック(I、II度)、洞房ブロック、洞不全症候群、心原性ショック、肺高血圧による右心不全、うっ血性心不全、低血圧症、長期間の絶食状態、重度の末梢循環障害(壊疽等)、未治療の褐色細胞腫、異型狭心症併用禁忌リザトリプタンで併用薬の増強薬物動態CYP2D6、1A2、2C19で代謝 半減期 内服20mg3.9時間 注射1mg/分静注2.3時間使用上の注意手術前24時間は投与しないことが望ましい(褐色細胞腫患者への投与は除く)。症状が改善しない場合には漫然と投与継続しない(片頭痛)相互作用交感神経抑制薬、Ca拮抗薬、クロルプロマジン、麻酔薬で双方増強クラスI・III抗不整脈薬(過度の心機能抑制)麦角アルカロイド(下肢疼痛、冷感、チアノーゼ)ジギタリス(房室伝導時間延長)クロニジン(中止後のリバウンド現象増強)フィンゴリモド(重度の徐脈、心ブロック)交感神経刺激薬で双方増強(血管収縮、血圧上昇、徐脈)シメチジン、ヒドララジン、キニジン、プロパフェノンで増強血糖降下薬、ワルファリン、リドカインで併用薬増強NSAIDs、リファンピシンで減弱飲酒で増減副作用重大うっ血性心不全、徐脈、末梢血管虚血、房室ブロック、失神を伴う起立性低血圧、無顆粒球症、血小板減少症、紫斑病、気管支痙攣、呼吸困難、喘鳴その他発疹、低血圧、頭痛、めまい、ふらふら感、眠気、不眠、幻覚、抑うつ、悪夢、錯乱、しびれ、悪心・嘔吐、肝障害、霧視、涙液分泌減少など参照:今日の治療薬【送料無料選択可!】今日の治療薬 解説と便覧 2016[本/雑誌] / 浦部晶夫/編集 島田和幸/編集 川合眞一/編集 舘田一博/〔ほか〕執筆
2016.06.16
コメント(0)
第一三共組成・剤形・容量妊婦への危険性C運転禁止錠:1.25mg、2.5mg、10mg、20mg本態性高血圧症(軽度~中等度)、腎実質性高血圧症(10・20mg)1日1回10~20mg狭心症(1.25・2.5・10mg)1日1回20mg虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全(ACE阻害薬、利尿薬、ジギタリス等により治療中)開始:1回1.25mg、1日2回、忍容性をみて増減維持:1回2.5~10mg、1日2回頻脈性心房細動開始:1日1回5mg効果不十分:1日1回10mg、1日1回20mgと段階的に増量最大:1日1回20mg特徴α1遮断:β遮断=1:8、血管拡張作用、抗酸化作用、糖脂質代謝を悪化させない、心不全に適応あり適応症本態性高血圧症(軽度~中等度)、腎実質性高血圧症(10・20mg)狭心症(1.25・2.5・10mg)虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全(ACE阻害薬、利尿薬、ジギタリス等により治療中)頻脈性心房細動警告慢性心不全は治療経験が十分な医師のもとで使用禁忌気管支喘息、気管支痙攣、糖尿病性ケトアシドーシス、代謝性アシドーシス、高度徐脈、房室ブロック(I、II度)、洞房ブロック、心原性ショック、強心薬・血管拡張薬の静脈内投与を要する心不全、非対償性心不全、肺高血圧による右心不全、未治療の褐色細胞腫、妊婦薬物動態CYP2D6、2C9、3A4、1A2、2E1で代謝 半減期10mg内服3.6時間使用上の注意手術前48時間は投与しないことが望ましい。休薬時には徐々に減量(特に甲状腺中毒症患者)心機能検査値相互作用交感神経抑制薬、Ca拮抗薬、ジソミラミド・プロカインアミド・アジマリン(過度の心機能抑制)、ジギタリスで双方増強血糖降下薬で併用薬の増強クロニジン(中止後のリバウンド現象増強)ヒドララジン、シメチジン、SSRI、利尿降圧薬で増強アミオダロン(心刺激伝導抑制障害)リファンビシンで増強シクロスポリンで併用薬増強副作用重大高度徐脈、ショック、完全房室ブロック、心不全、心停止、肝障害、黄疸、急性腎不全、中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、アナフィラキシーその他発疹、掻痒感、徐脈、めまい、眠気参照:今日の治療薬【送料無料選択可!】今日の治療薬 解説と便覧 2016[本/雑誌] / 浦部晶夫/編集 島田和幸/編集 川合眞一/編集 舘田一博/〔ほか〕執筆
2016.06.16
コメント(0)
ノバルティス組成・剤形・容量授乳婦(乳児)への危険度L3運転注意錠:20mg、40mg、80mg、160mgOD錠:20mg、40mg、80mg、160mg1日1回40~80mg、160mgまで増量可腎機能低下時 減量、透析時は少量より投与小児 6歳以上35kg未満:1日1回20mg、1日最高量は40mg、35kg以上:1日1回40mg特徴ATタイプ1受容体に選択性が高く、半減期は比較的短い適応症高血圧症禁忌妊婦、アリスキレン投与中の糖尿病(降圧)使用上の注意手術前24時間は投与しないことが望ましい薬物動態CYO2C9で代謝 半減期80mg内服3.9時間相互作用K保持性利尿薬・K補給薬・ヤーズ・シクロスポリン(血清K上昇)NSAIDs(腎機能悪化)、ビキサロマーで減弱アリスキレン・ACEで双方増強(腎障害、高K血症、低血圧)リチウムで併用薬増強(中毒)副作用重大血管浮腫、肝炎、腎不全、高K血症、ショック、失神、意識消失、無顆粒球症、WBC・Plt減少、間質性肺炎、低血糖、横紋筋融解症、中毒性表皮壊死融解症、多型紅斑、天疱瘡、類天疱瘡その他頭痛、めまい、低血圧、肝障害、BUN・Cr上昇、発疹、貧血、RBC減少、咳嗽など参照:今日の治療薬【送料無料選択可!】今日の治療薬 解説と便覧 2016[本/雑誌] / 浦部晶夫/編集 島田和幸/編集 川合眞一/編集 舘田一博/〔ほか〕執筆
2016.06.16
コメント(0)
MSD組成・剤形・容量授乳婦(乳児)への危険度L3運転注意錠:25mg、50mg、100mg高血圧症1日1回25~50mg、1日100mgまで増量可高血圧及び蛋白尿を伴う2型糖尿病の糖尿病性腎症1日1回50mg、1日100mgまで増量可、過度の血圧低下の恐れがある場合、25mgから投与開始腎機能低下時 用量減量、透析時は少量より投与特徴初のARB、降圧やや弱い、臨床試験の成績豊富、尿酸排泄作用、2型糖尿病性腎症に適応あり適応症高血圧症、高血圧及び蛋白尿を伴う2型糖尿病の糖尿病性腎症禁忌妊婦、重篤な肝障害、アリスキレン投与中の糖尿病(降圧)薬物動態主にCYP2C9で代謝 半減期25mg・50mg空腹時内服2時間(未変化体)、4時間(活性代謝物)相互作用K保有性利尿薬・K補給薬(血清K上昇)NSAIDs(腎機能悪化)リチウム(中毒)アリスキレン・ACE阻害薬(腎障害、高K血症、低血圧)副作用重大アナフィラキシー、血管浮腫、急性・劇性肝炎、腎不全、ショック、失神・意識消失、横紋筋融解症、高K血症、不整脈、汎血球・WBC・Plt減少、低血糖、低Na血症その他頭痛、めまい、低血圧、肝障害、BUN・Cr上昇、発疹、貧血、RBU減少、咳嗽など参照:今日の治療薬【送料無料選択可!】今日の治療薬 解説と便覧 2016[本/雑誌] / 浦部晶夫/編集 島田和幸/編集 川合眞一/編集 舘田一博/〔ほか〕執筆
2016.06.16
コメント(0)
武田組成・剤形・容量授乳婦(乳児)への危険度L3錠:2mg、4mg、8mg、12mg高血圧症1日1回4~8mg、12mgまで増量可、腎機能低下時 1日1回2mgから開始、8mgまで増量可腎実質性高血圧症1日1回2mg、8mgまで増量可ACE阻害薬の投与が適切でない場合の慢性心不全(軽度~中等度)「2mg、4mg、8mgのみ」特徴プロドラッグ、適切な降圧効果と持続性、心不全に適応あり禁忌妊婦、アリスキレン投与中の糖尿病(降圧)薬物動態CYP2C9で代謝 半減期(β)4mg朝食後内服9.5時間(活性代謝物)使用上の注意手術前24時間は投与しないことが望ましい相互作用K保持性利尿薬・K補給薬・エプレレノン(血清K上昇)利尿薬・ループ利尿薬・K保持性利尿薬で併用治療(低血圧)NSAIDs(腎機能悪化)副作用重大血管浮腫、ショック、失神、意識消失、急性腎不全、高K血症、腎障害、黄疸、無顆粒球症、横紋筋融解症、間質性肺炎、低血糖その他頭痛、めまい、低血圧、肝障害、BUN・Cr上昇、発疹、貧血、RBC減少、咳嗽など参照:今日の治療薬【送料無料選択可!】今日の治療薬 解説と便覧 2016[本/雑誌] / 浦部晶夫/編集 島田和幸/編集 川合眞一/編集 舘田一博/〔ほか〕執筆
2016.06.16
コメント(0)
サノフィ組成・剤形・容量運転注意錠:0.5mg、1mg1日1回1~2mg、重症、腎障害を伴う高血圧症では0.5mgから開始特徴トラフ/ピーク比は約80%、組織ACEを持続的に抑制、肝・腎排泄型適応症高血圧症禁忌血管浮腫の既往、デキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレン二レートを用いたアフェレーシス施行中、AN69を用いた血液透析中、妊婦、アリスキレン投与中の糖尿病使用上の注意手術前24時間は投与しないことが望ましい薬物動態半減期0.5~4mg内服1.3~2.5時間(未変化体)、97~188時間(β)(活性代謝物)相互作用K保持利尿薬・K製剤で血清K上昇利尿薬・カリジノゲナーゼ・アリスキレン・ARBで双方増強(腎障害、高K血症、低血圧)リチウムで併用薬の増強(中毒)インドメタシン・NSAIDsで減弱(腎機能悪化)副作用重大膵炎、血管浮腫、腎障害悪化、高K血症、横紋筋融解症、肝障害、黄疸その他乾性の咳嗽、CK・AST・ALT・ALP・LDH上昇、貧血、WBC減少、発疹、掻痒、眠気、頭痛、めまい、動悸、腹痛、嘔吐、嘔気、腹部不快感・膨満感、下痢、便秘など参照:今日の治療薬【送料無料選択可!】今日の治療薬 解説と便覧 2016[本/雑誌] / 浦部晶夫/編集 島田和幸/編集 川合眞一/編集 舘田一博/〔ほか〕執筆
2016.06.15
コメント(0)
第一三共組成・剤形・容量運転注意錠:1mg、2mg、4mg1日1回2~4mg ただし1日1回1mgから開始 必要に応じて4mgまで漸次増量特徴プロドラッグ、胆汁・腎排泄型適応症高血圧症、腎実質性高血圧症、腎血管性高血圧症禁忌血管浮腫の既往、デキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレン二レートを用いたアフェレーシス施行中、AN69を用いた血液透析中、妊婦、アリスキレン投与中の糖尿病使用上の注意手術前24時間は投与しないことが望ましい相互作用K保持利尿薬・K製剤で血清K上昇リチウムで併用薬の増強(中毒)アロプリノールで併用薬の増強(過敏症状)グアネチジン・利尿薬・ニトログリセリン・カリジノゲナーゼ・アリスキレン・ARBで双方増強NSAIDsで減弱(腎機能悪化)薬物動態半減期2.5mg空腹時内服0.2時間(未変化体)、22時間(β)(活性代謝物)副作用重大血管浮腫、肝障害、黄疸、Plt減少、高K血症、天疱瘡様症状その他咳嗽、BUN-Cr上昇、めまい、頭痛、嘔気、肝機能異常、発疹、掻痒、低血糖など参照:今日の治療薬【送料無料選択可!】今日の治療薬 解説と便覧 2016[本/雑誌] / 浦部晶夫/編集 島田和幸/編集 川合眞一/編集 舘田一博/〔ほか〕執筆
2016.06.15
コメント(0)
第一三共組成・剤形・容量授乳婦(乳児)への危険性L2細粒:5%錠:12.5mg、25mg細粒・錠:1日37.5mg~75mg、3回分服、最大1日150mg特徴短時間作用型、主に負荷試験や即効性を目的とする。「R」持続性適応症本態性高血圧症、腎性高血圧症、悪性高血圧、腎血管性高血圧症禁忌血管浮腫の既往、デキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレン二レートを用いたアフェレーシス施行中、AN69を用いた血液透析中、妊婦、アリスキレン投与中の糖尿病薬物動態半減期「錠」50mg内服0.43時間使用上の注意手術前24時間は投与しないことが望ましい相互作用K保持利尿薬・K製剤で血清K上昇リチウムで併用薬の増強(中毒)アロプリノールで併用薬の増強(過敏症状)グアネチジン・利尿薬・ニトログリセリン・カリジノゲナーゼ・アリスキレン・ARBで双方増強NSAIDsで減弱(腎機能悪化)副作用重大血管浮腫、汎血球減少、無顆粒球症、急性腎不全、ネフローゼ症候群、高K血症、天疱瘡様症状、狭心症、心筋梗塞、うっ血性心不全、心停止、アナフィラキシー、皮膚粘膜眼症候群、剥離性皮膚炎、錯乱、膵炎その他貧血、好酸球増加、WBC減少、BUN上昇、発疹、味覚異常、頭痛、食欲不振、肝障害、起立性低血圧、低血糖参照:今日の治療【送料無料選択可!】今日の治療薬 解説と便覧 2016[本/雑誌] / 浦部晶夫/編集 島田和幸/編集 川合眞一/編集 舘田一博/〔ほか〕執筆
2016.06.15
コメント(0)
塩野義組成・剤形・容量授乳婦(乳児)への危険性L3錠:5mg、10mg、20mg高血圧症1日1回10~20mg重症・腎障害に伴う高血圧症は5mgより開始慢性心不全(軽度~中等度)(ジギタリス製剤、利尿薬等と併用)1日1回5~10mg特徴24時間安定した降圧効果、心不全の適応あり適応症高血圧症、慢性心不全禁忌血管浮腫の既往、デキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレン二レートを用いたアフェレーシス施行中、AN69を用いた血液透析中、妊婦、アリスキレン投与中の糖尿病使用上の注意手術前24時間は投与しないことが望ましい薬物動態半減期10mg内服34時間相互作用K保持利尿薬・K製剤で血清K上昇利尿薬・カリジノゲナーゼ・アリスキレン・ARBで双方増強(腎障害、高K血症、低血圧)NSAIDsで減弱(腎機能悪化)副作用重大血管浮腫、急性腎不全、高K血症、膵炎、皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症、天疱瘡様症状、溶血性貧血、血小板減少症、肝障害、黄疸、SIADHその他咳嗽、NUN-Cr上昇、貧血、発疹、掻痒、AST・ALT上昇、めまい、ふらつき、頭痛・頭重、過度の血圧低下、倦怠感・脱力感、血清K上昇、LDH上昇、尿酸上昇、血清Na低下など参照:今日の治療薬【送料無料選択可!】今日の治療薬 解説と便覧 2016[本/雑誌] / 浦部晶夫/編集 島田和幸/編集 川合眞一/編集 舘田一博/〔ほか〕執筆
2016.06.15
コメント(0)
MSD組成・剤形・容量授乳婦(乳児)への危険度L2錠:2.5mg、5mg、10mg1日1回5~10mg、慢性心不全にはジギタリス、利尿薬と併用腎性・腎血管性高血圧症、悪性高血圧、腎障害、利尿薬投与中の慢性心不全では2.5mgから開始が望ましい特徴プロドラッグ、持続性、臨床試験で多用、心不全の適応にも、腎排泄適応症本態性高血圧症、腎性高血圧症、腎血管性高血圧、悪性高血圧、慢性心不全(軽度~中等度)禁忌血管浮腫の既往、デキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレン二レートを用いたアフェレーシス施行中、AN69を用いた血液透析中、妊婦、アリスキレン投与中の糖尿病使用上の注意手術前24時間は投与しないことが望ましい薬物動態半減期14時間相互作用K保持利尿薬・K製剤で血清K上昇リチウムで併用薬の増強(中毒)アロプリノールで併用薬の増強(過敏症状)グアネチジン・利尿薬・ニトログリセリン・カリジノゲナーゼ・アリスキレン・ARBで双方増強NSAIDsで減弱(腎機能悪化)副作用重大血管浮腫、汎血球減少、無顆粒球症、急性腎不全、ネフローゼ症候群、高K血症、天疱瘡様症状、狭心症、心筋梗塞、うっ血性心不全、心停止、アナフィラキシー、皮膚粘膜眼症候群、剥脱性皮膚炎、錯乱、膵炎その他貧血、好酸球増加、WBC減少、BUN上昇、発疹、味覚異常、頭痛、食欲不振、肝障害、起立性低血圧、低血糖など【送料無料選択可!】今日の治療薬 解説と便覧 2016[本/雑誌] / 浦部晶夫/編集 島田和幸/編集 川合眞一/編集 舘田一博/〔ほか〕執筆
2016.06.15
コメント(0)
エーザイ組成・剤形・容量妊婦(胎児)への危険度:D授乳婦(乳児)への危険度:L2顆粒:0.2%錠:0.5mg、1mg、5mg初回:1日1回1~5mg、定期的な血液凝固能検査を行い、維持量を調節特徴ビタミンK作用に拮抗し、肝臓におけるビタミンK依存性血液凝固因子の生合成を抑制適応症血栓塞栓症(静脈血栓症、心筋梗塞症、肺塞栓症、脳梗塞症、緩徐に進行する脳血栓症等)の治療及び予防警告カペシタビンとの併用で死亡の報告(併用時には定期的な血液凝固能検査)禁忌出血、出血性素因、重篤な肝障害、腎障害、中枢神経系手術又は外傷後日の浅い場合、妊婦併用禁忌メナトテレノン(骨粗鬆症治療用ビタミンK2)で減弱イグラチモド(抗リュウマチ)で増強薬物動態S体はCYP2C9で代謝 半減期60~133時間使用上の注意手術前5日前投与禁止、初回投与量はできる限り少量、個体差が大きいので、初期はプロトロンビン時間、トロンボテストなどを頻回実施、併用薬、食事に注意(納豆、クロレラ、青汁は摂取しない、緑黄色野菜は過剰摂取しない)。容量はINRの値に応じて増減相互作用相互作用に注意する副作用重大出血、皮膚壊死、肝障害、黄疸その他掻痒症、悪心・嘔吐、下痢、脱毛、抗甲状腺作用など参照:今日の治療薬 南江堂 今日の治療薬 解説と便覧 2016/浦部晶夫/島田和幸/川合眞一【後払いOK】【1000円以上送料無料】
2016.06.13
コメント(0)
サノフィ組成・剤形・容量劇薬妊婦(胎児)への危険度C授乳婦(乳児)への危険度L2運転注意カプセル:50mg、100mg1回100mg、1日3回特徴Naチャンネルへの結合・解離が遅い。夜間発症の心房細動に有利、抗コリン作用強め適応期外収縮、発作性上室性頻度、心房細動(他の抗不整脈薬が使用できないか、又は無効の場合)。禁忌高度の房室・洞房ブロック、うっ血性心不全、緑内障、尿貯留傾向併用禁忌モキシフロキサシン(抗菌)、トレミフェン(抗悪性)、アミオダロン注(不整脈)、フィンゴリモド(自律神)、レビトラ(泌尿)薬物動態TDM対象、CYP3A4で代謝。尿中排泄64%(24時間)、半減期100mg内服6.1時間使用上の注意心電図、頻脈、血圧、心胸比の定期的なモニター、低血糖発現時、ブドウ糖等を服用相互作用エリスロマイシン、クラリスロマイシンで増強β遮断薬で双方増強リファンピシン、フェニトインで増強(抗コリン作用増強)SJW、糖尿病用薬(低血糖症状)副作用重大心停止、心室細動・粗動、心房粗動、心室頻拍、房室ブロック、洞停止、失神、心不全悪化、低血糖、無顆粒球症、痙攣、麻痺性イレウス、緑内障悪化、肝障害、黄疸その他徐脈、血圧低下、貧血、AST・ALT・ALP上昇、腎障害、口渇、食欲不振、排尿障害、霧視、発疹、浮腫、全身倦怠感、便秘、下痢、嘔気、腹痛、腹部膨満、胃不快感、尿閉、頭痛、めまいなど参照:今日の治療薬 南江堂 今日の治療薬 解説と便覧 2016/浦部晶夫/島田和幸/川合眞一【後払いOK】【1000円以上送料無料】
2016.06.13
コメント(0)
田辺三菱組成・剤形・容量妊婦(胎児)への危険度:C錠:0.625mg、2.5mg、5mg本態性高血圧症(軽度~中等度)、狭心症、心室性期外収縮1日1回5mg虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全(ACE阻害剤、ARB、利尿薬、ジギタリス製剤で治療中)1日1回0.625mgを2週以上、忍容性あれば1.25mgに増量、更に忍容性観察し4週以上の間隔で増量又は減量。増量は必ず段階的(0.625・1.25・2.5・3.75・5mgのいずれか)とする。維持;1日1回1.25mg~5mg、最大1日5mg頻脈性心房細動1日1回2.5mg、効果不十分;1日1回5mgまで特徴心不全、頻脈性心房細動にも適応あり。腎排泄適応本態性高血圧症(軽度~中等度)、狭心症、心室性期外収縮(2.5mg、5mgのみ)虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全(ACE阻害剤、ARB、利尿薬、ジギタリス製剤で治療中)頻脈性心房細動(2.5mg、5mgのみ)警告虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全(ACE阻害剤、ARB、利尿薬、ジギタリス製剤で治療中)には慢性心不全治療経験が十分ある医師のもと使用、初期・増量時の悪化に注意、慎重に用量調節禁忌高度徐脈、房室・洞房ブロック、洞不全症候群、糖尿病性ケトアシドーシス、心原性ショック、肺高血圧による右心不全、強心薬・血管拡張薬静注を要する心不全、非代償性の心不全、高度の末梢循環障害、未治療の褐色細胞腫、妊婦薬物動態半減期、5mg内服 8.6時間使用上の注意手術前48時間は投与しないことが望ましい。休薬時には徐々に減量(特に甲状腺中毒症患者)。心機能検査値に注意。慢性心不全を合併する本態性高血圧症、狭心症、心室性期外収縮又は頻脈性心房細動のある患者では慢性心不全の用量、用法に従う。相互作用交感神経抑制薬、Ca拮抗薬、降圧薬、硝酸薬、ジギタリスで双方増強血糖降下薬で併用薬の作用減弱NSAIDs、クラスI・III抗不整脈薬(過度の心機能抑制)、クロニジン・グアナベンズ(中止後のリバウンド現象増強)、フィンゴリモド(徐脈、心ブロック)で減弱副作用重大心不全、完全房室ブロック、高度徐脈、洞不全症候群その他徐脈、心胸比増大、頭痛、めまい、AST・ALT上昇、嘔吐、食欲不振、呼吸困難、発疹、涙液分泌減少、倦怠感、浮腫など(慢性心不全で頻度増大)参照:今日の治療薬 南江堂【送料無料選択可!】今日の治療薬 解説と便覧 2016[本/雑誌] / 浦部晶夫/編集 島田和幸/編集 川合眞一/編集 舘田一博/〔ほか〕執筆
2016.06.13
コメント(0)
第一・三共組成・剤形・容量劇薬運転注意カプセル:25mg、50mg注射液:50mg 5ml用量内服:1回50mg、1日3回。1日225mgまで増量可注射:期外収縮;1回0.75mg/kg(最大)、静注10分、頻脈;1回1mg/kg(最大)、静注10分、再発;初回が最大用量の半量以下の場合を除き再投与不可。再投与は1日総投与量として1回最大用量を超えない特徴わが国で開発され、使用頻度が高い。pureなNaチャネル遮断薬で心外性副作用が比較的少ない適応「内服」頻脈性不整脈(他の抗不整脈薬が使用不可又は無効に使用)「注射」緊急治療を要する頻脈性不整脈禁忌うっ血性心不全、高度の房室ブロック、洞房ブロック薬物動態腎排泄、TDM対象。尿中排泄 内服時75~85%(24時間)、静注時 90%以上(24時間)半減期 50mg内服、4.8時間、0.5mg/kg 10分静注 5.7時間使用上の注意心電図、脈拍、血圧、心胸比の定期的なモニターBrugada症候群の誘発相互作用リファンピシンで減弱Ca拮抗薬、β遮断薬、ジギタリス、硝酸・亜硝酸エステル系薬で増強(動物)セチリジンで増強(併用薬も増強)副作用重大心室細動、心室頻脈、洞停止、完全房室ブロック、失神、心不全、急性腎不全、肝障害(内服のみ)その他房室ブロック、洞房ブロック、胸部不快感、胃痛、悪心・嘔吐、口渇、めまい、頭痛、AST・ALT・LDH上昇、発疹、全身倦怠感など参照:今日の治療薬 南江堂Brugada症候群:ブルガダ症候群(ブルガダしょうこうぐん、英: Brugada syndrome)は、1992年にスペイン人医師ペドロ・ブルガダとその兄弟が報告した心疾患で、疾病名は最初の報告者名に由来する。ブルガーダ症候群とも呼ばれる。心筋梗塞、狭心症、心不全等の所見が認められないのに心室細動を生じる疾患で、夜間に心室細動の発作を起こすことが多いとされている。多くの場合は一過性の心室細動を生じるだけで元々の正常な脈拍に戻り、一時的な症状で終わる。しかし、希に重篤な不整脈である心室細動により失神し、死に至る場合がある[2]。心室細動の他に発作性心房細動を来すこともある。失神や心停止蘇生や心室細動の既往歴のある群と、全く症状を有しない群に分けられ、それぞれ、症候性ブルガダ症候群(有症候群)と、無症候性ブルガダ症候群(無症候群)に分類される。また、発作を起こす危険性の高い人を確実に見分ける検査方法は確立されていないが、他の心疾患のような運動制限は不要である。【送料無料選択可!】今日の治療薬 解説と便覧 2016[本/雑誌] / 浦部晶夫/編集 島田和幸/編集 川合眞一/編集 舘田一博/〔ほか〕執筆
2016.06.13
コメント(0)
全46件 (46件中 1-46件目)
1