言語聴覚士、勉強中!
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現在、私は急性期・回復期の病院に勤めています。主に、入職当初は急性期の割合が多く、最近は急性期:回復期が、7:3程度です。以下に書くのは、比較すると、より特徴があるというだけで、ほとんどの項目が、急性期・回復期の両方に言えることです。<急性期>◆患者の状態が急に変化することがあり、リスク管理が必要。病態や現在どういう治療が行われているかを把握しておく必要あり。毎日、変化あることが多いため、カルテも毎日しっかりチェックが必要。◆病態がやや不安定でも、リハビリを進める必要がある患者も多い。血圧などのバイタルを測定する機会が多い。◆病態の知識、薬、点滴、尿カテーテル、呼吸器、ドレナージ、シリンジポンプなど、医師・看護師が直接扱うことについても、知っておく必要がある。◆治療・検査が優先となる時期のため、リハビリのスケジュールを立てにくく、患者さんのリハビリが進みにくいことも多い。(次の患者さんに行こうと思ったら、検査だったとか、点滴が終わりそうだから、リハ室に連れて行けないとか・・・)◆身体的な機能を扱うことも多い。ベッド上での、体位交換やポジショニング、中等度介助の患者を車椅子へ移乗、呼吸介助、まず覚醒を上げるために離床を行うなど。◆入院から退院(転院)までが短く、評価で終わってしまうことも多い。訓練計画を立てて、じっくり訓練できないことも多い。◆患者の入れ替わりが多く、一人ずつしっかり病態やリハ方針など考えていくのが大変。また、事務処理も多い。◆嚥下にかかわることも多い。脳外科であれば、自然経過でよくなっていくことも多いため、改善に合わせて食形態をアップするという関わりも多い。◆失語、嚥下障害、構音障害、高次脳機能障害などがあっても、自然回復と覚醒アップによって、STの訓練を超えて、回復することも多いため、「ちゃんと訓練できているか、STとしてやっていて、患者さんに対して、意義のあるリハビリができているのか?」と悩む日もくるかも。◆軽度の患者も多く、スクリーニングで「まず、問題ない」とわかっても、簡易な高次脳機能の評価を一通り実施することもある。その患者は、その後の生活にはほぼ影響ない状態で自宅退院していくことも多い。「問題ない」ことを確認するのもSTとしての立派な仕事だが、「患者さんをよくしたい!」という気持ちはセラピストにはあるもの。こういう患者さんが続くと、自分はSTとして役立っているのかと考えてしまうこともある。<回復期>◆割と長い期間、同じ患者さんと関わることができるため、訓練内容を組み立てて、じっくり訓練ができる。◆そのため、自分の訓練内容が与える影響も大きい。嚥下訓練であれば、経口摂取できるかどうかで、転院先も大きく変わる。すべてにいえるが、ひとつひとつに意義あり、効果の出やすい訓練を毎日、数か月続けるのと、そうでない訓練を数か月続けるのでは、結果に差が出る。(急性期では、評価後に、訓練を実施しても、数日しかできないということも多い)◆自然回復もあるが、自分の訓練次第で、良くなることもあり、成果が見えやすい。◆回復期では、点滴や検査などはほとんどなく、スケジュールが組みやすい。◆バイタルが安定している患者も多いため、病態についての考える機会が少なくなることもある。◆患者さん側から、気に入られないなど、関係性がよくなくても、長い期間関わらなければならない。例えば、身体機能の障害と軽度注意障害のみの患者で、患者さんから、「STはもういらん(頭はしっかりしてるし)」といわれても、医師の指示があったり、PT訓練で注意障害の影響があって訓練が進みにくいなどがあると、患者の意欲を何とか引きだしながら、ST訓練を続けていかなければならない。自分の経験から書きました。やや偏った考え方もあるかもしれません。
2013年06月23日
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