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千秋真一デビュー盤「ブラームス・交響曲第1番」を聴いた。HMV渋谷店でコーナーが出来上がっていて、単行本も置いてある。しかも店の三箇所くらいに分散してコーナーができており、半端ではない力の入れようだ。今月号の「レコード藝術」にも1ページカラー告知が掲載されており、冗談もここまでくるとかなり本気?な雰囲気になってきた。 演奏は予想したとおり、コミックスでの千秋の性格をきちんとふまえて、最初クールで最期は派手に、という流れになっている。全体的に早めのテンポ。三楽章まではトスカニーニ盤に近いくらいの早さになっており、冒頭運命の動機もわりと重たくなくてちょっと大人しいくらい。第一楽章はあっという間に終わってしまう。 第二楽章は黒木君のオーボエ、清良のヴァイオリン・ソロが光る箇所だが、こちらもわりとスマート。千秋は個々の名人芸を披露するのではなく、音楽の一貫した流れを重視するようだ。 第三楽章まではわりと軽~い感じでいってしまい、「これで終わっちゃうの!?」と心配になってくるのだが、最終楽章はちゃんと?力が入っていて嬉しい。終楽章に17分50秒かけているのは、カラヤンや小澤などの諸先輩に比べても遜色ない堂々っぷり。 ここでR☆Sオーケストラは地力を見せる。朗々と謳われるホルンのソロもいいし、楽譜にない部分でティンパニの真澄ちゃんが連打して盛り上げる。(ちなみにティンパニの追加はミユンシュやトスカニーニもやってます) この楽章だけといっては失礼だが、オケも一糸乱れぬ力強さを発揮。千秋も三楽章までとは打って変わって粘り強い指揮。それでも決して熱くなりすぎず、叫んだりしないのがクールな千秋っぽい演奏なのかも。 さて、演奏は一体誰なのだろう?まだ二回しか聴いていないが、レベルは学生オケとは思えない立派な?モノ。もしくは桐朋大学辺りの学生オケに、ソロパート(ヴァイオリン数人、オーボエ、フルート、ホルン、ティンパニ)はプロを追加したのか。でも録音セッションは僅か二日とあるから、学生オケでここまで揃えるのはちょっと無理な気もする。在京オーケストラのどこかなあ・・・ そして指揮者は皆目見当つかず。まあこれは仕方ないかな。でも学生じゃあないだろ、やっぱプロだろうというのは確かな線か。とりあえず聴いてみての感想を簡潔に言うと、漫画の中のように「凄い!」とまではちょっと言えないが「まぁ割といいんじゃない?」といったところ。 私の好みの演奏とはちょっと違うので、あちこちでもっと激しく燃え上がって突進して欲しい気持ちが募るのだが、千秋はこういうスタイルなんだろうな、と自分を納得させているところもあり・・・でも一応「所詮キワモノ企画モノじゃん」と蔑まれるレベルのモノではないことは確か。きちんとした演奏になっていると思う。 さて、HMVでの押しっぷりと世間での人気から鑑みて、この千秋デビュー盤がクラシックCD売り上げ上位に来ることはもう確実。と言うことは来月号の「レコード藝術」新譜批評欄にこれが載るのか!?お堅いレコ芸と諸先生方がどうこの現象を裁いて見せてくれるのか、今から興味深々である。私はHMVでポスターまでもらいましたが、どーせーつうの?〔送料無料キャンペーン中〕千秋真一(指揮)R☆Sオーケストラ ブラームス:交響曲第1番ハ短調 作...ブラ1演奏シーンはこの8巻ですのだめカンタービレ(8)
2005年09月23日

シェーファー監督のドキュメンタリー作品「マーラー指揮者達」「私はこの世に捨てられて」を観た。 一枚のDVDに上記二作品を収録。「マーラー指揮者達」はシャイー、アバド、ハイティンク、ムーティーら当代一流の指揮者達のマーラーに対する考え方を、それぞれのリハーサルの模様などを織り交ぜて紹介する。 「私はこの世に捨てられて」はシャイーが1996年にコンセルトへボウを去る際の思いをマーラーの第九演奏と解釈にあわせて語るという構成。 私は前半の「マーラー指揮者達」が断然面白かった。皆それぞれマーラーに対して深い敬愛の念を抱いており、実に薀蓄の深い発言が続く。 ハイティンクの「彼は本当の天才であり、私達はできるだけ彼の意図を再現しようとする者に過ぎない」という謙遜の言葉は、彼の芸風にも通じるところがあるな、と思った。 シャイーが8番を「この曲はマーラーのアルマに対する愛の告白、愛の賛歌」である、というくだりにはかなりびっくり。おいおい、個人的な告白に千人も演奏者を集めたんかい、とつっこみも入れたくなるが、さすがイタリア人指揮者ならではの分析とでもいえようか。 それだけではなく、アバドさえもが第九に対し、「マーラーが恋しているのが伝わってきます」というのには驚いた。この曲をそういう観点で聴いたことはないし、少なくともそのような指摘をした本にもお目にかかったことは無いからだ。 特に第九は愛だの恋だのよりも生きるか死ぬかという感情について語られた曲、という解釈が一般的なのだから、このアバドの言葉は衝撃的だ。でも自分の感情の赴くままを楽譜に託したマーラーならさもありなん、そういう聴き方も面白いかもしれないな、と改めて第九を最初から聴いてみようか、という気にさせられた。 それにしても当代の天才達が憧れを抱き、その解釈に挑み続けるマーラーという作曲家のなんと巨大なことか。天才達の言葉から、あらためてこの作曲家の偉大さが伝わってきて、さらに聴く意欲を強く掻き立てられた。こちらです。日本語字幕つきです。IDEALE AUDIENCE1990円
2005年09月18日

話題の「ピリオド・アプローチ」採用の「巨人」を聴いた。(ピリオド・アプローチとは、現代オケでは当たり前のテクニックである弦のヴィヴラートやポルタメントをかけないで演奏する方式。およそ1900年代初頭までは、そもそもヴィヴラートをかけるやり方が存在していなかった) ノリントンのベートーヴェン全集やジンマンのシューマン全集は、作曲者が生きていた時代の音を鮮やかに再現して大変興味深い演奏になっていた。 特にシューマンはピリオド・アプローチによる躍動感が曲の本質的魅力を忠実に再現し、現代オケの重い演奏を聴き慣れた耳には「こっちの方がいいじゃん!」と叫ばせるだけの説得力があった。 ノリントンの今回の演奏も面白い。マーラーの意図したとおり(彼の生きていた時代では一般的だった)第1、第2ヴァイオリンを左右対向配置し、コントラバスを木管楽器の後ろに配置している。 ヴィヴラートの全くない演奏は不要な思い入れを廃し、躍動感に溢れる音楽を聞かせてくれる。ああこれがマーラーが作曲していた当時、彼が聞いていた音響だったのか、と驚かされた。 しかし今回の演奏に感動を覚えたか、と言われるとちょっと難しい。確かにピリオド・アプローチの音響は新鮮なのだが、マーラーという天才が目指した音楽を現代オケの音響で聴きなれてきた耳には、余韻や残響が無い音がいかにも物足りなく聴こえてしまうのもまた事実なのだ。 確かにマーラーが生きていた頃にはヴィヴラートは存在しなかったろう。しかし彼の死後(1911年)から僅か20年後にその奏法は誕生し、瞬く間に世界中の奏者が演奏するようになった。それはなぜか? それは当然ながら、多くの演奏家がヴィヴラートをかけた方がより作品の魅力を伝えやすくなると考えたからだろう。だからこそヴィヴラートをかける演奏がワールド・スタンダードに成り得たのだ。 現在我々が聴く事のできるマーラーの音響世界は、20世紀の世界中のヴィルトゥオーゾ・オケが持てる技術を総結集して創り上げてきたものだ。つまりマーラーの音楽は、現代の熟成したオーケストラの最上の技術があってはじめて再現可能となったのではないか。それほど彼の音楽はオーケストラに対し過酷な要求を突きつけていた。 そうした既存の豊穣な音響世界に慣れた耳には、今回の演奏はちょっと古めかしい音に聴こえてならなかった。ベートーヴェンやシューマンならそれでもいい。でもマーラーは19世紀末から20世紀の人。彼の音楽は、20世紀の演奏者たちによって完成されたといっても過言ではないだろう。そんなことを考えながら、今後のノリントンのマーラーに注目していきたいと思った。こちらです。ノリントンの日本語訳解説付きです!キングインターナショナル 93.137オープンプライス大絶賛を博したピリオドアプローチによる第九ですノリントン/ベートーヴェン:交響曲第9番
2005年09月17日

何回か紹介したが、深夜にとある六本木のバーに時折お邪魔している。先日は真夜中過ぎに他のお客がいなくなり、なんと深夜のクラシック鑑賞バーが出現した。 これもこの欄で紹介したが、ネーメ・ヤルヴィの新しいシベリウス交響曲全集がとにかく素晴らしい、ということで早速2番をかけ、往年の名盤バーンスタイン盤と聞き比べをした。 深夜のバーに大音響で流れるシベリウスはまたオツなものだ。やはりヤルヴィ盤はSACD仕様でもあるだけあって、実に自然な息遣いまで感じられ、最弱音から最強音までの音のふくらみに人為的な作為を感じさせない。 さらに演奏はスコアの隅々にまで気を配り、非常にメリハリの効いた明晰なものになっている。これは本当に21世紀シベリウス演奏のスタンダード足りうる演奏だと思う。 そしてバーンスタイン盤。もうこれはどこから聴いても「バーンスタインの音楽」とも言うべき演奏。「ここが聴かせどころなのよ!」という箇所は思いっきり引っ張り、ウイーン・フィルの名人芸を惜しげもなく披露しまくる。ヤルヴィ盤に比べて総演奏時間が5分以上も遅くなっており、特に両端楽章での壮大な音響世界が聴くものを圧倒する。もう20年近く前のデジタル録音だが、なかなか素晴らしい音を聴かせてくれる。 どちらかというとアップテンポで軽快・理知的な演奏のヤルヴィに対し壮大末広がり系演奏のバーンスタイン。どちらを選ぶかは好みの問題だが、私としては深夜のバーであの名曲を大音響で聴けたことがなによりも嬉しかった。 壮大の極み、バーンスタイン盤です【音楽CD】シベリウス:交響曲 第2番 ニ長調 作品43新しいヤルヴィの全集です
2005年09月16日
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のだめ13巻を読んだ。ここ数巻は千秋とのだめがフランスに居を移し、コンセルヴァトワールってこんなところよ、二人が住むのはこんなところよ、という状況説明が多くて国内にいた時よりちょっとテンションが落ちてるかな、と感じていたが、この第13巻は大変面白かった。 のだめは純粋な意味での少女マンガのカテゴリーには収まりきらない作品だと思うが、さらに少年漫画の王道である「強力なライバルとの切磋琢磨」というセオリーを巧みに織り込んでいるところが秀逸なのだ。 ネタバレになるので詳述しないが、指揮者コンクールで優勝した千秋が早速あるオケの常任指揮者に就任する。しかしそのオケには独裁者のようにふるまうコンサートマスターがいて、彼のせいで多くの前任者たちが辞めていった。どうする千秋!?そしてそこにのだめも絡んできて、さぁ待て!次号、という内容。 指揮者とコンマスの葛藤なんてありそうありそう、続きを早く読みたいわぁ、と早くも気持ちは次の巻にいってしまうのだが、その他にものだめに強力ライバル登場?や進展するんだかしないんだかやきもきさせる千秋とのだめの関係もギャグ満載でかなり笑える。ここ数巻でピカイチのテンションの高さといえるだろう。 それにしても笑ったのは本に挟んであった広告チラシ。なんと講談社はこの秋「のだめ祭」に社運をかけているようなのだ。CDブック、コミック第13巻に続くのが例の千秋真一デビューアルバム。そして2006年版カレンダー予約ときてもう終わりかと思っていたらなんと10月にはのだめワールド徹底分析と銘打って「のだめカンタービレ キャラクターBOOK」まで発売になるらしい。いやはや商魂たくましや。でものだめファンとしてはやっぱり買ってしまうんだろうなあ・・・まだ読まれていない方は是非読んでみてください!のだめカンタービレ(1)
2005年09月14日

久しぶりにDVDでカラヤンのエロイカを聴く。SONYから出ている「カラヤンの遺産(レガシー)」シリーズで、1982年4月30日の「ベルリン・フィル創設100周年記念演奏会」のライブ録音。 この「カラヤンの遺産(レガシー)」シリーズはその殆どが観客を入れていない収録なので、ライブ録音はかなり新鮮な印象を受ける。 亡くなる7年前だから、カラヤンはまだかなり元気。背筋もしっかり伸びていて、精悍な表情には集中力が漲っている。100周年記念ライブということで、楽団員ともども一瞬の隙もない、熱気のこもった演奏を展開している。 カラヤンはこれらのDVDシリーズ制作にも徹底的な編集を施し、やたらめったら楽器のアップなどが出てきてうざったいのだが、この演奏はライブだけあってそうした加工が最小限に抑えられており(それでも多少はあるが)音楽の流れが途切れず、格段に見やすくなっている。 「エロイカ」は、私は演奏だけならフルヴェン盤を推すが、映像を含めるとこのカラヤンの映像作品も大変素晴らしい。BPOのウルトラ・ゴージャスサウンドに身を任せていると、40分の演奏があっという間に終わってしまうのだからなんとも不思議だ。 いまさらどのパートがどうのこうの、などということは必要なく、100名を超す超ヴィルトゥオーゾ集団が一糸乱れぬ演奏を展開する時、こんなにもすごい音が出るのか、と改めて感嘆させられる。カラヤンの動きが早すぎて画面が一瞬ぶれるように見え、まばゆいばかりの音の波が放射されるかのような第四楽章終局場面は凄まじい迫力。なんだかんだ言ってもカラヤンはやっぱりすごい。こちらです。素晴らしい演奏ですよ。カラヤンの遺産9 ベートーベン:交響曲第3番「英雄」
2005年09月11日
ここ一連の「カトリーヌ」関連のニュースは本当にやりきれない。人気の無いニューオリンズの町はまるでハリウッド映画のセットのようだ。何よりもあれだけの規模の都市に人が全くいないという現実が、空想の領域を遥かに超えてしまっている。アメリカのみならず、戦後あのような規模の都市から人がいなくなった例は無いのではないか。 それとともに避難している人々、助けを求める人々の映像を見ていると、不謹慎かもしれないがその映像のバックからサミュエル・バーバーの「弦楽のためのアダージョ」が流れてくるような気がしてならない。 サミュエル・バーバー(1910~1981)はアメリカの作曲家で数多くの作品を残したが、なんといっても彼の名を不動にしたのは1937年に作曲された「弦楽のためのアダージョ」だろう。初演はトスカニーニ/NBC交響楽団で、演奏されるや否やあっという間に世界の名曲の仲間入りを果たした。 もともとは弦楽四重奏曲の第二楽章を編曲したものらしいが、10分少々の演奏時間、繊細で美しく、物悲しい祈りに満ちた旋律は一度聞いたら忘れることが出来ない。 もともとバーバーはこの曲を、葬送をテーマに書いたわけではなかったらしいのだが、彼の意に反してそういう場面に使用されることが多いようだ。近年では映画「プラトーン」に使用され、劇的な効果をあげていたのが記憶に新しい。 作曲者にはちょっと申し訳ないが、この曲を聴きながら「カトリーヌ」で亡くなられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げたい。
2005年09月08日
ハリケーン「カトリーナ」の被害の凄まじさはTVなどで報道されている通りだが、今回何よりも衝撃的だったのが、災害三日目くらいから被災地の市民が暴徒化し、被害をより深刻にしたという重苦しい事実だ。 ハリケーンが来れば堤防が決壊する危険性は数年前から指摘されていたのに、イラク戦争の戦費捻出のために州予算が削減され、有効な対策がとられておらず、それが被害を決定的にしたという分析がされている。 確かにイラク戦争以降全米の州予算は相当削減されているが、それにしてもハリケーンの危険性はイラク戦争以前から分っていたはずだから、これはやはり行政の怠慢としかいいようがないだろう。 さらに、避難勧告をしても金が無いために非難できない住民の方が多い、と言うことも行政は把握できていたはずだ。しかしその人数が多すぎるために満足な防災計画も作ることが出来ていなかったのだろう。「唯一の超大国」アメリカの冷徹な現実が全世界に暴かれた瞬間でもあった。 現地でのインタビューで、「金持ちは車や飛行機で逃げることが出来た。でも車も持っていない私達には逃げる手段もなかったし、行く宛もなかった。だから家にいるしかなかった」という声は悲痛だ。貧困は危険から身を守る権利さえも奪うのだ。 ルイジアナ州の面積は日本の本州部分とほぼ同じくらいの広大な面積がある。救出活動の遅れを非難するのは簡単だが、その広大な面積をカバーする救出計画の立案そのものがきっと州レベルではすでに不可能なことなのだろう。 州や街単位で不可能な事業は、国家が責任を持って行うべきだ。国家が国民の生命・財産を守るという大前提が、こうもあっけなく破られた例も先進国では珍しいだろう。強大な軍事力で、三週間でイラクを制圧したアメリカが、真っ先に守るべき自国の民を救出できずにいる姿はあまりにも悲しい。 アメリカでは金さえ払えば誰もが銃を手に入れられる。それはいざというときに我が身を守るためなのだ、という理屈があるからだが、今回の場合それはいとも簡単に武装化した暴徒を生み出す要因になった。アメリカ国民はそのことに気付いているだろうか。 ごく一部の富める者達と、それ以外の大半が貧しい国、それが超大国アメリカの姿だ。それが「グローバル・スタンダード」ともてはやされ、この10年あまり日本が追いかけてきた国家の姿であるとするならば、あまりにも悲しい。これは対岸の火事ではなく、我が国のこれからの社会の有り様に重大な警鐘を与える事件だと思う。
2005年09月05日
東京交響楽団&大友直人指揮の第15回「子供定期演奏会」(サントリーホール)に行ってきた。 今回のテーマは「ウイーン」。今年は年四回の演奏会で毎回異なる音楽都市にちなんだ作曲家を選んで演奏している。初回はパリ、二回目はロンドン、そして今回が「ウイーン」。 毎回指揮者の大友直人氏が丁寧に曲を解説してくれる。会場の7割は小学生以下の子供達だが、結構皆静かに聴いている。 今回はウイーンというだけあって有名作曲家が目白押し。選ぶ方もさぞ困ったろうな、という感じである。曲目は、1.ブルックナー 交響曲第3番より第3楽章2.ハイドン トランペット協奏曲変ホ長調 第1楽章3.シェーンベルク 弦楽合奏曲「浄められた夜」から後半部分4.ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」より第三楽章5.ブラームス 交響曲第1番 第4楽章 というもの。 大友氏も云っていたがブルックナーとシェーンベルクは初めて聞く子供も多かっただろう。ウイーンという音楽都市で、僅か100年あまりの間にいかに多様な音楽が生まれたのかを伝えたかったのだろうと推察するが、それにしても冒頭からブルックナーとは意欲的というか無謀というか・・・。 「皇帝」の独奏は小山実稚恵。子供相手のお気軽な演奏ではなく、きちんとして力強い演奏。これは大友氏にも共通しているが、この「子供定期演奏会」は子供達向けのプログラムと銘打ってはいるが、演奏は真っ向真剣勝負で大人の鑑賞にも十分絶え得るものだ。 子供相手だと油断すると、その慢心はあっという間に相手に伝わる。その点を十分理解し、丁寧かつ真剣に演奏会を実施する主催者の姿勢に共感を覚える。 次回は11月26日、テーマ都市は「サンクトペテルブルク」。一回券でも2500円なので、興味のある方は是非お子さんを連れて行ってあげて欲しい。
2005年09月03日
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先日ヤマハ銀座店に立ち寄ったらなんと!のだめコーナーなるものがレジ横に出現していた! ヤマハ楽器といえばイメージではバリバリ硬~い雰囲気。楽器と楽譜売り場の方がCD売り場よりも幅を利かせているような感じで、クラシックCDが中心とはいえ決して種類は多くない。しかもこのご時勢に夜7時にしっかり閉店。顧客サービスの観点から見ると「?」な雰囲気の店だと思っていた。 ところがこののだめコーナー、かなり気合が入っている。単にCDブックを置いてポスターが貼ってある、というものではなく、千秋とのだめの等身大カットアウトが立っていて記念撮影も出来る!(私はしていないが) そしてなんとヤマハ楽器初ではないかと思われるが、のだめコミックス全12巻がうず高く積まれているではないか。そしてさすがCDショップ、作中で使用されている音楽CDもちゃんと取り揃えてある。さらに!なんとこれらの商品を購入すると、のだめの大好きなあの乾燥わかめ(だったよな)が一パックおまけにもらえるのだ~!これには正直驚いた。 そしてコーナーの壁ものだめや千秋で埋められており、当然千秋デビューアルバムのポスター&予約促進も行われていた。いや~あのヤマハ楽器がここまでやるとは。もはや真夏の閑散期対策も手が尽きて、やけくそ気味な気がしなくも無いが、これでまたのだめファンやクラシックファンが増えてくれれば嬉しい。HMVあたりでも特集コーナーを作るべきじゃなかな、しかも一階エントランススペースあたりで。山野楽器では「初版完売で再入荷待ち」になってました!「のだめカンタービレSelection CD BOOK」ホントに誰が演奏者なんでしょう?【ポスター付】●ブラームス:交響曲第1番/千秋真一(指揮)R☆Sオーケストラ(2005/9/22)
2005年09月02日
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