その名もエト･カルタ２００８、ウサギ年向けのワイン

100万ポイント山分け！1日5回検索で1ポイントもらえる

000000

ホーム | 日記 | プロフィール

【フォローする】【ログイン】

フリーページ

ChateauL'HermitageはボルドーのHenriJayer

プレスブログ社会貢献プログラムGreenBird

< 新しい記事

新着記事一覧(全696件)

過去の記事 >

2011.03.12

カテゴリ：ワイン･テイスティング

今回は干支に因んだワインの紹介です。年が明け３ヶ月近く経ち今更の感はありますが(まして、こんな震災の時に干支気分でもないでしょうが)、その名もエト･カルタ、何とポルトガルのワインです。ポルトガルと言えば、ポートワインや丸いボトルのマテウスぐらいしか知らず、セパージュも殆ど知らないのですが、どんな味わいなのでしょうか？

【ニーポートのエト･カルタ２００８＝日本向け限定ワイン＝】

Ｎiepoort Ｅto Ｃarta Golden Rabbit Limited Edition 2008

金の兎の拡大版

［簡単なテイスティング･コメント］
香りは籠っていて良く分からないです。(全然知らない品種ということもあるのかもしれませんが...) 強いて言えば、カリフォルニアのジンファンデルとかローヌとかのグルナッシュ(スペインで言えばガルナッチャ)的なニュアンスを感じます。紅茶葉ぽい香りと言うのでしょうか？
[ セパージュ：トウリガフランカ、トウリガナショナル、ティンタロリス、ティンタアマレラ、ティントカン ⇒ ティントxxx が多いのでテンプラニーリョの亜種が多いのかもしれませんが。]

これに比べて味の方はシッカリしています。スペインに良くある濃い目の味でタンニン豊富です。旨味もあるようですが酸味が足らず、新世界的な甘い濃い味わいのワインです。よって、料理、特に和食には全然合いません。まぁ～、香りのイメージとは合っているのですが...

評価としては好みの問題が大きいですが、香りはイマイチながら味はまぁまぁで、｢2000円ぐらい迄なら出しても良いかなぁ！｣という感じです。

【ラベルの紹介】
ニーポートは世界の輸出先各国向けにベーシックレンジのワインを専用ラベルで出荷しているそうです。このラベルはベルリン在住のドローイング作家、清水麻紀さんによるもので、可愛いネズミが干支にまつわる12の動物のもとをニーポートのワインを携えて旅に出る様子をコミカルに描いたものだそうです。
下記はその中の幾つかの(作者からの)紹介コメントです。

1. 子 Rat
ねずみが野原を嬉しそうにワインを担いで足取りかるく歩いていきます。なにか今日は楽しいことが起こる予感・・・

2. 丑 Ox/Buffalo
牧場で出会った牝牛とボトルをご一緒に。するとお乳からワインが。グラスにためて、もう一度乾杯。！

3. 寅 Tiger
獰猛なトラにご注意。素敵なボトルは、いざという時に例えばこんな用途もあります。

4. 卯 Rabbit/Hare
かわいい月ウサギと、餅つきの前にちょっと一杯いきますか。あれ、杵ではなくてワインの栓抜きをもった姿も板についていますね。

・・・　　・・・
9. 申 Monkey
ニホンザルといえば温泉。というのがヨーロッパでなぜか広く浸透している日本の定番イメージのひとつです。
温泉は日本人の心ですね。熱燗、ではなく赤ワインはいかがでしょう。悪くないでしょう？

10.酉 Chicken/Rooster
屋台で焼き鳥をつつきながら赤ワイン。というのもおつなものです。
・・・　　・・・

こちらのサイトで買えます。　前の２００７ヴィンテージもあります。

　　　うきうきワインの玉手箱ー　⇒　 DOCドウロ(ポルトガル)ETO CARTA [2008] DOC Douro (Niepoort)【在庫：２本】

　　古武士屋　⇒　エト･カルタ[2008]、他の上位クラスワインもあり

(一つ前のヴィンテージで金の兎ではありません。但し、ウサギが金になっていないだけで絵は同じです。)
　　　虎屋リカー　⇒　エト・カルタ [2007]

たまにはこんな楽しいラベルを見て、いろいろ想像を描き立てながらワインを飲むのも良いのではないでしょうか。私が特に面白いと思っているのは、酉が屋台で焼き鳥片手にこのワインを飲んでいる絵です。実に日本的です。
但し、このワインは濃すぎて焼き鳥には合いません！！　

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう