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SUBARU車の中でも、もう売っていない「アルシオーネSVX」について。一度、書いてみたいと思っていましたが。この度、雑誌「カー・アンド・ドライバー」が取り上げているので。これに触発されて、少し書いてみます。
アルシオーネSVXは、1991年9月に発売された2ドア・ノッチバック車。3.3Lの水平対向6気筒エンジンを積んで、馬力は240馬力を発生している。先代に引続きジョルジェット・ジウジアーロにデザインを依頼したこともあって、当時の国産車としては、スポーツカーさながらの外見をもち。スペシャリティー・カーと位置づけられた。4速ATだけの設定であった。タイヤは16インチの225/50サイズ。4WS設定車もあった。新車価格は333.3万円と399.5万円。
このクルマは、SUBARUとしては相当に意欲的であり。当時のスペシャリティカーとして、それなりの優位性はあったと思いますが、トヨタ・ソアラやユーノス・コスモが勝った存在であった。また、バブル崩壊による高級車市場の冷え込み、SUBARUとしてはレガシィ人気の高まりがあって。国内で僅か5,884台、輸出を含めて23,750台が作られただけで96年に生産終了。その後、生産ラインはフォレスターに譲っている。
さて、このクルマですが。やはり注目は、まず外観。先代アルシオーネ以上に先進的であり、その姿がSUBARU離れしているとの評判になるほど。 室内は、前席はともかく後席は狭い、頭が低いの5人乗り。後席乗員の不満は相当なものだった。ターボなし6気筒水平対向エンジンを載せ、時速200キロ以上での走行可能なクルマに仕上げてあった。このクルマの走行性は「ジェントルな中に、ほのかなスポーティが薫る」と表現されているが。低速走行でなく、高速巡航走行時は4WDもあって、余裕の走りと表現されている。しかし、タイトなワインディング・ロードはあまり得意ではないと紹介されている。
SUBARUアルシオーネSVX。前衛的なスタイリングと斬新なイメージが、マーケットでのセールスが芳しくなかった。これ以降、SUBARUがクーペ車生産を断念する一因は、このあたりにあった。そんなクルマなのだろう。
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