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やや長いタイトルですが、MAZDAデミオの最新情報ですね。 これはCORISMに載った国沢光宏のレポートです。
中国新聞など複数のメディアは、来春マイナーチェンジするマツダ・デミオに『SKY-G』と呼ばれる新世代の省燃費エンジンを搭載し、10・15モード燃費30km/L程度となると伝えている。火のないところに煙は立たない。おそらくメドが付いているのだろう。 改めてSKY-Gエンジンを紹介してみたい。試作モデルは昨年9月の東京モーターショーで発表された。『清(きよし、ではなく「きよら」!)』という軽量化技術を盛り込んだデミオ級のコンセプトカーに搭載されており、i-stop付き4気筒の1.3リッターで10・15モード燃費32km/Lというスペック。本当だとすれば凄い! 燃費を追求した3気筒エンジンにアイドルストップを組み合わせた日産マーチで26km/L。簡易型とはいえ、ハイブリッドのフィットで30km/Lである。もしSKY-G搭載のデミオが30km/Lを達成していれば、ホンダのハイブリッドなど意味を失う。 果たしてどんなメカニズムを持っているのだろう。調べてみたら基幹となる技術は14という高い圧縮比と、そいつを実現するためのタコ足排気らしい。ご存知の通り圧縮比が高いと熱効率も向上する。代わりにノッキングを起こしやすくなってしまう。対策としてタコ足排気が有効とのこと。 もしホントにレギュラーガソリンで圧縮比14を実現できているならタイしたものだと思う。参考までに書いておくと、現在レギュラーで最も高い圧縮比を実現してるの、プリウスの13。普通なら高くて11くらいだから(フィットで10.5)、プリウス用エンジンを凌ぐ熱効率を持つと考えていい。 もちろんアイドリングストップも付く。マーチの場合、これで2km/L稼げている。もう一つは『SKY-Drive』と呼ばれる新型AT。走り出した直後からトルコンの滑りを許容せずロックアップするという。すでにCVTの多くがマニュアルミッションより燃費良いが、さらに効率良い模様。といった内容をライバルメーカーのエンジン開発担当に聞いてみたら、皆さん「お手並み拝見です」。デミオ級の1.3リッターで30km/Lという10・15モード燃費がホントに出せるなら脱帽するしかない、と口を揃えて言う。おそらく「ダントツ性能」になると思う。 国沢光宏はどう評価するか? フィット・ハイブリッドに匹敵する燃費を実現すると聞いて驚くのみ。ただi-stopで大いに失望したこともあり(実用燃費が期待を大幅に下回った)、市販車がデビューしてから評価しよう考えてます。ホントならガソリンエンジンの革命でしょう。 2012年にトヨタから供給されるハイブリッドど組み合わせれば、プリウスを凌ぐ燃費を出すことだって可能。いや、フォードを始め世界中の自動車メーカーが技術を買いに来るに違いない。その割にマツダの株価は上昇の気配無し。誰も信じていないと言うことかもしれません。
「ガソリンエンジン革命!」。広島のMAZDAがやってくれそうです!大いに期待しましょう。
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