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アントニオ猪木の独壇場に、辻仁成監督は置いてきぼり上映前に、アントニオ猪木、林凌雅、辻仁成監督、エンドロール曲担当のELTの持田香織、の四人が登壇した試写会でした。アントニオ猪木、結構、お茶目な方で、発言が楽しかったです。林凌雅クンは子役ですが、最近の子役は肝が据わっているというか、ちっとも緊張していない佇まいでした。辻仁成氏は…何というか、やっぱり、ナルシストが、かなり入っている風貌で、イケメンでした。最後の持田香織は、監督の奥さんの友達らしく、その繋がりで、今回の映画のエンドクレジット曲を担当。 んで、一通り舞台挨拶が終わったら、アコーステックで、担当した曲を一曲披露する、そんなサプライズが。で、アントニオ猪木と言えば、折角登場したんだから、やっぱり「アレ」がないと納得しない訳で、最後に、「いち、に、さん、だーっ!!」と一緒にやれたのが、幸せでした。で、肝心の映画ですが、イントロダクション参照で。奇をてらった、そんな、脚本ではなく、至って、素朴で、シンプルなストーリーテリングで、その辺は好感触でした。ぶっちゃけ、可もなく不可もなし、な映画と言って仕舞えばそれ迄ですけど、やはり、「アントニオ猪木」の存在感が大きい訳で、勿論、彼は、役者じゃないので、本格的な演技を要求するのは酷ですから、その辺は大目に見て、子役の林凌雅クンの、やたらこの子、子供なのに、随分と演技達者だなぁ、と、感心したり、そんな視点で、観るのをお勧めします。ミニマムで、シンプルな映画ですが、それがこの映画の良い所かもです。肩肘張らずに、「しゃー!映画を観るぞ!」って構えて観る、そんな、鑑賞スタイルじゃないジャンルの映画ですね。兎に角、「主演:アントニオ猪木」で、それで満足する映画かと。
2010年05月31日
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ちょい前に、スニークプレビューで鑑賞した作品でしたが、当日は口外禁止だったので、今更感想を。うーん、何故、今更(じゃない問題だけど)イラク戦争の大量破壊兵器問題を扱った映画を、この時期に制作するのかと? と、まず、その点に疑問符が。 素材自体がちと古すぎないか?等と思ったり。単純にサスペンス映画として観ても、うーん、な出来具合で、イマイチ、全編シャキッとしない展開に、退屈感が、鑑賞中、なきにしもあらずだったりして。アクションシーンは、まぁまぁだったかな? でも、上述の退屈感を打ち消す事は出来ず。まぁ、ぶっちゃけ言うと、「あんまり楽しめない、つまんない」映画でした。もっと、ジャーナリスティックな視点から描けば、緊迫感も増したかもです。如何せん、軍人側からの視点だと、うーん、この程度かぁ、と感じました。イマイチ、サスペンフルに欠ける感があったのです。尚、当日は、午前10時から上映でしたけど、試写室がかなり暑かったです…
2010年05月20日
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個人的に、井筒和幸監督の作品は好きではないです。 監督のこれまでの作品、どれもこれも、中途半端な出来具合と感じます。で、今回も、134分の長尺にもかかわらず、大変、つまらなかったです。比喩するなら、金券ショップで、映画「ヒーローショー」の鑑賞券を300円で買って、観終わった後、「金と時間を返せ!」と怒鳴りたくなる出来具合でした。何もかも、中途半端なストーリーテリング、まぁ、全否定はしないけど、例えば、主役のユウキの抱える、満たされない、「オレって、所詮こんなくだらない、ちっぽけな人生」な描写は、共感出来ました。後はなぁ、群像劇としても、各シナリオのオチがイマイチだし、要所要所の笑いも微妙な出来だし、監督は一体何が撮りたかったのか? この映画で、何が言いたかったのか? と、疑問符ばかりな映画でした。何とも、「如何にもダメ邦画」の典型って感じで、観ていて、嫌悪感を感じたり。正直、余程の井筒和幸監督のファンでない限り、とてもじゃないですけど、お勧め出来ない映画です。
2010年05月20日
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原作、脚本、監督の三つの作業を手掛けた、小林政広監督へ終映後にティーチインの場を設けて頂いた今回の試写会、やはり、映画制作の中心に携わった方の話には、凄く説得力がありました。「ドキュメンタリータッチで仕上げたかった」「なので、今回はオールロケーションで行った」仰った、この二つの言葉に集約されると思います。所謂、セットを設営しての撮影が一切行われていない映画なのでした。全編、「順撮りオールロケーション」も、リアリな描写を追求した結果だと思います。で、面白かったのが、ティーチインの時、観客の方の質問で、主人公の一人、「春」の歩き方について、監督に説明を求められた方がいて、うあ!しっかり観ている人だなぁ、短時間で、質問ワード?を生成されたその方の頭脳の切れに凄いなぁ、と感じました。最初に「三つ質問があるのですが…」と仰ったり、単純に、その人スゲー!と感嘆でした。実際、主人公、仲代達矢演じる「忠男」に終始付きそう「春」の歩き方は、監督自身の指示で、純朴そうな、どたどた歩き?みたいな演技指導がされていたとの事。 その質問を投げ掛けた人、ビンゴ! と、再度唸ったり。「春」の母親は自殺したという設定で、その自殺する前に旦那と離婚していたのでした。 そう言う、核となる映画の設定も、説明調にならず、淡々と「映像で語っている」のはとても好印象でした。 一見、冒頭から観客を突き放した導入部と感じますが、しかも、台詞は皆無な冒頭からの演出、この辺は、演技力のある役者じゃないと務まらないと思いますが、二人共、熱演、且つ、無難にこなしていました。 最初に訪れる身内が、大御所、大滝秀治演じる兄の家に行ったのですが、ロングショット、ワンカット、そんな、「役者の演技力」が試されるシーンですが、もう、流石、大御所二人の演技には、文句の付けようがないです。 まぁ、言ったらバチが当たります。 しかし、あくまで淡々と物語はそれからも続き、小林薫、田中裕子、淡島千景、柄本明、美保純、戸田菜穂、最後に、香川照之、って、まぁ、よく、これだけ演技達者な役者を集めたなと、監督の人望が伺い知れます。「春」と「忠男」は、二人とも凄く頑固、上記の歩き方の演技指導も相まって、二人ともぎこちない、不器用な生き方しかできない、そんな、二人の出した、結論は、劇場で是非観て欲しい、そんな映画でした。 これだったら、1800円払っても、文句はないかと。
2010年05月01日
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