( 承前 )
前回は五智国分寺の境内で終ってしまいました。境内の羅漢さんのアップ写真から始めることとします。
(五智国分寺境内)
五智国分寺にお別れし、県道に出て西へ。やがて、国道8号に出る。そこが久比岐自転車道の上越側入口である。暫く国道に沿う形で、日本海を右に見ながら走る。
(久比岐自転車道上越側入口)
自転車道は、途中で地下通路を通って国道の左側に移る。自転車道はほぼ国道8号に平行するようにあり、右から左、左から右にと、途中で国道を渡る箇所があるのだが、この処のサインがなくて、知らぬうちにコースアウトしていたりするのが難点です。
自転車道に入った途端に雨が降り出す。用意の雨具上衣とズボンを着用し、ザックにカバーをつける。これらは昔、登山の時に使用していたもので、最近は山登りではなく専らサイクリングに利用している。
(国道の左側に移る。終点まで32.2kmの標識。)
旧北陸線の廃線跡をほぼ利用しているコースなので、アップダウンも一部を除きさほどもなく楽に走れる。
2~3分走ると、1番目のトンネル「長浜トンネル」である。照明もあってトンネル内も快適に走れる。
(長浜トンネル)

(トンネル内)
道はゆっくりとした上り坂。少しずつ高みへと。トンネルを出ると国道は下の方に。
(鳥ヶ首岬付近。右から、国道8号、一般道、自転車道)
2番目のトンネル「青木坂トンネル」である。トンネルの入り口に赤い花が咲いていましたが、何という花か名前は知らない。
(青木坂トンネル)
(これは花ではなく、クサキの実が落ちた後の姿である。)
次々とトンネルが続く。山の中の道を走っている雰囲気になる。3番目のトンネルが見えて来る。遠目からは、何やら不気味な感じだが、トンネルの中は照明で十分に明るい。
(乳母ヶ岳トンネル)
乳母ヶ岳トンネルを出ると滝がありました。不動滝である。滝の正面は広くなっていてベンチもある。しばし眺めながら煙草を一服。
(不動滝)

(同上)
振り返ると海が眼下に。山と海が共に楽しめるコースですな。

少し風も出て来ました。雨はもう止んでいる。海の白波も心なしか大きくなっているような。
(木綿花と咲くや白波寄せも来る・・)
少し日差しも出て来ました。先を急ぎましょう。小さなトンネルが二つ続く。
(名前のないトンネル)
奥の細道の旅でお声が掛からず芭蕉と曽良が通り過ぎた名立に着く。ヤカモチにもお声は掛からなかったが、道の駅でしょうか、国道を渡って「うみテラス名立」に立ち寄る。山側を眺めると紅葉が美しい。

(「うみテラス名立」からの山の眺め)
「うみテラス」というのに、ヤカモチは海を見ず、山だけを見て、自転車道に戻ってしまいました。これでは「やまテラス」ですな(笑)。アマテラスオオミカミは何と仰いますやら。
自転車道を外れたのか町並の中を走る。橋にさしかかる。川では鮭を獲っている人達がいました。鮭が次々と遡上して来ています。
(向こうの橋が自転車道かな?)

(鮭を捕る人)
名立町の家並を抜けて能生町へと繋がる、4番目のトンネル「大抜トンネル」へと向かう。
(久比岐自転車道・名立町)
この辺りから風が強い向かい風になる。ペダルを漕ぐ割にはスピードが出ない、と言うか、はかばかしく前に進まない。これはかなりの坂道を上っているのに等しい運動量である。
(大抜トンネル)

(寄せ来る波の・・)

(筒石付近)
(波もとどろに・・)

(筒石の集落。ここはかなりの上り坂。)

(天上からは天使の階段も下りて来ましたが・・)
小さな川を渡ると道の下にお寺があり、境内の銀杏の大木が美しく色づいていました。

(道の辺の銀杏の大木)
文字制限一杯です。続きは明日に。本日もお付き合い下さり有難うございました。
<追記・注>
写真3枚(「同上(不動の滝)」「筒石付近」「道の辺の銀杏の大木」)が横倒し
の歪んだ画像になっていたので、2020年11月13日これを復元修正しました。
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過去記事の写真が歪んでいたりすること
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