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日田市立静修小学校で12人の6年生の卒業式が行われました。 静修小学校は今年は全校生徒69名の小規模校で、平成26年には62人となる予定ですが、今年1月に「教育環境整備検討委員会」から出された答申では、現在児童数39人の「夜明小学校との統合が望ましい」とされています。 静修小学校と夜明小学校は、大明中学校の校区であり、他の小学校から入ってこないのでこの3校は日頃から人権学習会や防犯パトロールなどで協力しています。 将来的に、小中一貫校となる条件もそろっているため、静修小学校の育友会の研修部では、2月3日に佐賀市立小中一貫校北山校の視察を行い、3月12日には3校合同の視察報告会も行いました。 今年の夜明小学校の卒業生は4人だそうです。 静修小と夜明小の卒業生たちが4月から大明中で仲良く頑張ってほしいと思います。
2009年03月24日
去る10日のブログで紹介したように、私が問題点を議案質疑で指摘した「男女共同参画社会推進条例案」は、総務委員会で審議され、4対3で原案可決となっていました。 しかし、その後、我々の会派「市政クラブ」と「共産党」から修正案が提示され、最終日(23日)の本会議で採決されました。 修正案の内容は、下記のとおりです。*市政クラブ案・・・男女差別問題の苦情処理機関である「推進委員」は置くものの、「苦情なしで動ける」「加害者とされる者を公表できる」といった権限を削除し、任期も6年以内(原案は任期の定め無し)とする。「基本理念から教育への関与を削除」(教育現場にジェンダーフリー思想のような偏った思想が入り込むのを避けるため)などが主な修正点。*共産党案・・・「事業者に対する男女共同参画の取組みへの指導を強化する」「推進委員の任期は6年以内で、調査は犯罪捜査のために認められたものと解釈してはならない」「加害者とされるものを公表するときには個人情報の保護に配慮する」などが主な修正点。 結局、採決の結果、3案とも議員の過半数の賛成を得られず、原案否決となりました。(議長を除く議員27人中、市政クラブ案賛成11人、原案賛成は社民クラブを中心に8人、共産党案賛成は3人、いづれの案にも反対が3人、欠席が2人) 男女共同参画社会は、男女が互いに人権を尊重し、ともに平等に社会参画する社会づくりを目指すものであり、その実現のためにすべての市民が共通認識を持つ必要があります。 そのような意味で「男女共同参画社会の推進」は当然行われなければいけませんが、今回の条例案では苦情処理機関である「推進委員」に過大な活動範囲と権限を付与しており、「男女共同参画に対するストイックな考えを持つ人」が推進委員になった場合、市民生活にいろいろな制約を強要される危険性があります。 今回、私は修正案の提案者となり、修正案が否決されたことは残念でしたが、この条例案がすんなり可決されなかったと言う結果は、ある意味日田市議会の良識を示していると思います。
2009年03月23日
3月議会に提案されている議案のうち、ある条例案と予算案の整合性が無いことが総務委員会で問題となり、昨日(16日)からすべての委員会(総務・教育福祉・経済環境・建設)がストップしていましたが、執行部が当該条例案を取り下げることになり、今日から各委員会の審議が再開されました。 その条例案は「『日田市観光案内所』に事務所を置く、JTBトラベルの家賃を今年の4月より、178,500円から141,400円に引き下げる」という内容です。 一方、予算案ではJTBの家賃が昨年までと同じ金額で歳入に上げられており、このままでは年間445,200円の歳入不足になります。 原因は事前の予算書のチェック時のうっかりミスということのようですが、結果的に歳入不足になることを前提に作られている予算案ということになります。 また、総務委員会での審議中に執行部から「歳入は変化するので許容範囲」と言う発言があったようです。 税収のような変化するのが当たり前の数字ではなく、条例案まで作って定めている数字が最初から違っている予算案を「許容範囲」とは、いったい予算の重みをどのように考えているのでしょうか? 金額の大小の問題ではなく、自治体の当初予算に対する認識をしっかり持ってほしいと思います。
2009年03月17日
日田ロータリークラブ45周年記念事業として、掛屋剛志君(長崎県立佐世保養護学校高等部1年生)のコンサート「生きること、命の大切さ、生まれたことの意味」がパトリア日田で開催されました。 掛屋君は生まれつき視覚障害・知的障害・突発性低血糖症があるため、現在でも食事制限があり、毎日成長ホルモンの注射を打っています。 しかし、幼児の頃からいろいろな道具を使って音階を出すなど音感に恵まれ、楽器を使うようになってからは、自己流ながら、耳と豊かな感受性で音楽を吸収し、現在では類まれな音楽的才能を発揮しています。 ピアノやキーボードの演奏と歌によるコンサートを年60回くらいこなしており、CDも発売されています。 今回、大分県では初めてのコンサートと言うことでしたが、クラシックからブルース・童謡までといった幅広いレパートリーを披露しました。 とにかく驚いたのは楽器による表現力の豊かさです。小さい頃から、床や壁などあらゆる物から音楽を生み出していたと言うことでしたが、今日も何の変哲もない段ボール箱をパーカッションに変身させました。 そして、歌声は、まさに「天使の歌声」なのです。この表現は、ややもすると使い古された陳腐な表現と受け取られがちかと思いますが、ほんとに「天使の歌声」なのです。 きっと「純粋さ」そのものから発せられる歌声が、人々の心を打つのだと思います。 今回は「PR不足」や「年度末の日曜日だったこと」が原因なのか、期待したほどのお客さんが入っていなかったのですが、もっと多くの日田市民に聞いていただきたいと思います。 いろいろな方面から声をかければ、また日田市にお呼びすることができるでしょう。 皆さんも機会があれば是非一度、掛屋君のコンサートを経験することをお勧めします。(写真は演奏の準備をする掛屋君とつきそいの佐世保養護学校の松原教諭)
2009年03月15日
3月議会では「議案質疑」が行われ、私は「日田市男女共同参画推進条例の制定」についての質問をしました。 「男女共同参画社会」とは男女がその特性を生かし、対等の立場で協力し、各分野での活動に参画する社会ですが、「日田市男女共同参画推進条例案」(日田市ホームページで公開中)は「苦情処理機関」である「推進委員」の設置に重きを置いた(この関係の規定が半分近くの35条中15条)条例案となっており、その点を中心に執行部の見解をただしました。 特に問題なのは、「推進委員」(3名)に、被害を与えたとされる相手方に対する「事情聴取」「関係資料の請求」「実地調査」等の権限を付与するとともに、さらに「意見の表明」「是正措置の要請」「市長への公表の要請」等の権限を付与しているということです。 執行部の答弁では「『社会における制度又は慣行が、性別による固定的な役割分担等を反映して、男女共同参画の推進を阻害する要因』となる事例は日田市では把握してない」「昨年パブリックコメントを求めたが全くなかった」(もっとも、日田市のホームページの目立たないところで募集していたが・・・(笑))としながらも、一方で監視機関である推進委員に過大な権限を与えているといえます。 推進委員と市長の判断で「公表」を行う場合、どのような方法で行うかという私の質問には執行部は答えませんでしたが、安易にそのようなことを行うと取り返しのつかないことになりかねません。 また、推進委員は苦情がなくても、独自の判断で、しかも単独で行動できることになっており、やり方次第では恐ろしい気がします。 私としては「『男女共同参画』の名の下に、新たな人権侵害が起こる可能性を否定できない」という心配から質問したところですが、執行部の答弁は、おしなべて「そんなことあるはずないから、平気、平気」という感じのものでした。 この条例案は、今後委員会審議を経て、23日の最終日には今議会での結論が出ます。
2009年03月10日
「第5回大鶴公民館まつり」が開催され、公民館の音楽・舞踊関係の教室に通う人たちやその他の演芸愛好者の人たち約30組が日頃の練習の成果を発表しました。 地区公民館が平成16年に「公設民営化」となってから第5回ですが、似たような発表会は以前も行われていたので、ある意味、伝統の発表会です。 3月とは言え、また少し冬にもどったような肌寒い曇天の空模様でしたが、見物の人たちも約150人訪れ、一日楽しんでいました。 また、大鶴で何事かあると必ず顔を出す「大鶴公民館ボランティアの会」の皆さんが、今日も裏方で活躍していました。活躍ぶりに頭が下がる思いです。 市は周辺部の新規事業に力を入れていて、それもいいのですが、このようになんとか続いている行事の存続の支援も大事にしなければなりません。
2009年03月08日
日田市内の中学校の卒業式が行われ、私は母校の大明中学校の育友会長として出席しました。 私は次女が末っ子で中3なので、私にとっても育友会長として最後の卒業式となりました。 あいさつでは、「義務教育を終え、これからは自分の意思でしっかり学んでほしい」「努力することは決して無駄にはならない」「社会のルールを守れる大人になれ」「感謝の気持ちを忘れるな」などということを「卒業生への願い」として話しました。 帰ってから次女や見に来ていた長女から「あいさつが長い」と言われましたが(笑)、平成8年に小学校の副会長をつとめて以来、会長9年を含めて13年間育友会の主な役職にかかわっていたので、最後の卒業式と思うと感慨深いものがあります。 仲がよくやんちゃな3年生29名でしたが、式の最後の合唱では涙また涙でした。卒業生たちが今後大きくはばたくことを祈っています。
2009年03月06日
2月25日に開会した日田市議会3月議会が再開し、今日は各会派の代表5人による代表質問が行われました。 各会派それぞれの立場の違いがある中、多かった質問項目は「定額給付金」「キャノン関連」「財政問題」「景気対策」といったところです。 この中で「定額給付金」については、今日午後、衆議院で20年度第2次補正予算関連法が成立し、いよいよ各自治体が支給に向けて動き出します。 この件についての今日の市長・部長答弁では「日田市での支給は4月中旬」「財源は11億6000万円」「1人当たり1万2000円支給する対象者7万4000人中、8000円の上乗せとなる18才以下は1万3500人(18%)・65才以上は2万500人(27%)。 「『給付金』を『プレミア付地域通貨』にしては?」と言う質問に対しては、「そのような考えはないが、商店街連合会が年末に実施を予定している『とくとくエコ商品券』に市が補助をつけて前倒しで実施するよう働きかけたい」とのこと。 また、「『給付金』が日田市内で使われるようにするにはどうすればよいかを、商工会議所と検討する」ということでした。 この「給付金」がこの半年の深刻な景気後退のカンフル剤になるかはいささか疑問ですが、少なくとも11億6000万円を何としても日田市内で流通させなければなりません。 「『給付金』が口座に入った後、使おうとしたら何かの口座引き落としで落とされて、すでになくなっていた・・・(笑)(実質的にもらったことに変わりありませんが)」ということにならないように、4月中旬に支給されたらすぐに日田市内で使いましょう!!
2009年03月04日
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