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日田警察署で地域の交通安全や防犯活動に寄与した団体や個人に対する表彰式が行われました。 今年表彰されたのは8団体・3個人で、私が会長を務める大鶴防犯パトロール隊も表彰されました。(写真の後列左から2人目が私です。) 大鶴防犯パトロール隊(隊員約90名)は、18年3月に日田市ではじめて「青色回転灯装着車」による防犯パトロールを始めました。現在も4~5名の班で毎週金曜日に大鶴地区内を約2時間かけてパトロールしています。 8団体のうちパトロール関係は5団体で、大鶴のほかに北友田2丁目・北友田3丁目・あまがせ湯けむり・高塚の各パトロール隊が表彰されました。 先日は中津江村の鯛生金山で盗難事件が発生したり、夜明関町で民家に空き巣が入るなど田舎でも油断ができません。 犯罪の抑止力となるよう今後もパトロールを継続していこうと思います。
2009年12月28日
日田市名誉市民で今年11月7日に永眠された岩澤重夫先生をしのぶ会が、パトリア日田で約600人の弔問客を集めて開催されました。 岩澤先生は豆田の出身で旧日田中学(現日田高校)を卒業し、現在の京都市立芸術大学で学ばれた後、画家の道を邁進され、日本芸術院会員・日展常務理事などを務める一流の日本画家となられ、今年文化功労者になられたばかりでした。 私たちが今年2月に京都の岩澤先生のご自宅を訪問させていただいた際は大変お元気でしたし、その後7月の祇園まつりにもお見えになっていたとのことで、突然の訃報に驚くばかりです。 今日は岩澤先生が原画を書いた「パトリア日田」の大ホールの緞帳を感慨深くながめながら冥福を祈りました。(写真は「弔奏」として捧げられた「祇園囃し」の演奏場面。私が所属する「豆田上町の祇園」の法被の背中の鳩の絵も岩澤先生の作品です。)
2009年12月23日
12月議会は5億6千万円を追加する補正予算など12議案を原案どおり可決し、請願は2件を採択、2件を継続審査にしました。 請願のうち「中学生まで医療費を無料にすることを求める請願」は教育福祉委員会に付託され、最終的には全会一致での採択となりましたが、私たちの会派(市政クラブ)で意見が交わされる中では、採択に慎重な意見も出されました。 すなわち「保護者にとってよい制度なのは間違いない」ものの、「継続的な市の財政負担になるのも間違いない」からです。 市の財政はただでさえ今後苦しくなることが予想される中、今のところ見送られている「子ども手当て」の地方負担も先々は予断を許しません。 群馬県では、中学3年生までの子供の医療費を無料化するため、新年度予算案に約25億7000万円を計上したと発表しました。都道府県レベルでは、中学生までの医療費の完全無料化は全国初だそうです。 上記のような動きもあるので、今後この件を県に対して要望する意見書を提出するというのもいいかもしれません。
2009年12月21日
「大分トリニータを支える県民会議設立総会」が大分県庁で開催され私も日田市サッカー協会会長の立場で参加しました。 この会は来期のJ2降格が決まった上に、9億円の債務超過で、それを解消しない限りたとえJ2でJ1昇格圏内の3位以内に入っても昇格できないという悲惨な状況に陥っている大分トリニータを県民・行政・企業が三位一体で支援しようと言うことで設立されました。 会場は私のように役職で参加した人もいましたが、圧倒的多数は熱心なサポーターで、県庁新館14階の大会議室一杯の約250人が参加しました。 広瀬県知事の発起人代表あいさつに始まり、事前に案が配られた役員選出(役員は知事・大分市長・県商工会議所連合会長・県サッカー協会長など県政財界の主だった人たち)のあと、会長に選出された坂本休さん(大分トリニータ後援会長)があいさつ。次に大分FCの代表から4年で債務超過を解消する再建計画(4年はJ1に上がれないと言うこと)が発表されました。 しかし、その後の質問コーナーでは熱心なサポーターの人たちから「来年J1に上がれる環境づくりの会じゃないのか」「ポポビッチ監督を今からでも引き止めろ」「早く動かないと選手が出て行ってしまう」「次に集まる日程を示せ」などきびしい意見が相次ぎました。 どちらかというと経営危機の被害者のような坂本休後援会長が批判の矢面に立たされるのはお気の毒な感じがしましたが、県政財界の主要メンバーを集めて何をしようとしているのかよくわからない設立総会だったので、サポーターの皆さんの苛立ちもわかる気がしました。 最後は「県民会議決意表明」をして閉会しましたが、大分トリニータに関してはなんとも気の重い年末になりました。(写真は発起人代表あいさつをする広瀬知事。平松勝貞知事と紹介される一幕も(苦笑))
2009年12月13日
大鶴地区では昨年から「大鶴まちづくり協議会」を作って、市や国の助成制度も利用しながら「まちづくり」の活動を行っています。 昨年は5月に大分県農協が合併に合わせて放り出した、大鶴の農産物等の直売所である「やさい工房・沙羅」の再立ち上げを11月に行いました。 今年度はコンサルタント「まちむら機構」の指導でガイドについて研究し、大鶴地区の探索コースを4つ作りました。 今日は実際に2つのコースに11名のお客さんを招いて、ガイドをしながら案内しました。「大鶴集落探索コース」は「やさい工房・沙羅~空楽寺(保存樹指定のカヤの木がある)~静修小学校~下河内天満社~井上家滴翠園(登録有形文化財・不肖私の家、十津川警部シリーズでロケの行われた場所)~農道散策~やさい工房・沙羅」「自然と歴史と美酒の旅コース」は「清渓文庫(井上準之助生家)~角の井酒造見学~農道散策~老松酒造~ももは工房~親水公園~石松竹工芸~清渓文庫」 参加者の皆さんはそれなりに楽しんでいただけたようですが、いろいろと意見をいただいているので、今後の活動の参考にします。 最近は「古い建造物めぐりツアー」や「普通の田舎の自然めぐりツアー」のようなものが人気らしいので、日田の新しい観光資源として古い家屋や周辺部の自然をもっと生かすと良いと思います。(写真は井上家滴翠園のガイドを聞く参加者のみなさん)
2009年12月13日
小中学生の学力の全国的な状況を把握し、課題を明らかにする目的で文部科学省は平成19年度から、小学6年生と中学3年生を対象に「全国学力学習状況調査」を行っています。 これまで3回の全員参加での実施の中で、児童生徒や保護者・学校の学力向上への意識が高まり、都道府県別の結果が公表されたことで、成績下位の県が上位の県と教員の交流を行うなど各地で学力向上へ向けた取り組みが始まっています。 大分県は20年度が全国で37位・21年度が40位であった結果を受け、県教委は、全国トップレベルの成績を出している秋田・福井両県の学校現場に県内の小・中学校管理職と教員を派遣する事業を行っていますが、日田市からも先月福井県に派遣されています。 しかしながら、今回の政権交代後に、この学力調査に関し、全員参加から40%の抽出方式にすることを前提とした22年度予算の概算要求が示され、さらに事業仕分けでは抽出対象の絞り込みを含む「予算要求の大幅縮減」と結論づけました。 この学力調査は平成16年に公表された国際学力調査の結果、日本の児童生徒の学力の低下が浮き彫りになり、専門家が実施方法を検討し再三の国会審議も経て平成19年度に43年ぶりに復活したものです。 学力向上への打開策として打ち出した政策を、「費用対効果」のみに重点を置いて予算を削減することは、短絡的と言わざるをえません。 このような状況を受けての、日田市教委の学力テストに関する考え方と福井県教師派遣の成果と今後の取り組みについて質問しました。 答弁では「学力テストは全員参加でないと意味が無いので、抽出からもれても予算を組んででも全員参加させる」「福井県の指導は長期間、計画的に、ていねいに、徹底して行われていることを参考にして、日田市の教職員を指導していきたい」とのことでした。 教師や学校が評価されることを恐れて学力テストに反対している日教組の意向を反映しやすい民主党政権下の教育行政において、学力向上の取組みは先行き不安ですが、日田市教委にはしっかり頑張ってほしいと思います。
2009年12月09日
これまで幼児教育に関しては文部科学省の管轄である幼稚園と厚生労働省の管轄である保育園が担ってきました。そして、近年の幼保一元化の流れの中で平成18年には「認定こども園」制度が導入されました。 現在、日田市では「認定こども園」をめぐって反対の立場の保育園と賛成の立場の幼稚園で見解の相違があり、少しぎくしゃくしています。しかし、保育園と幼稚園は幼児教育の車の両輪です。 日田市としては行政の立場から今後どのような形で、保育園と幼稚園のスムーズな連携をはかっていこうとしているのか質問しました。 答弁では「発展的な協議の場を1月位には持ちたい」ということでした。 また、小学校に入学した子どもたちが、保育所や幼稚園等から小学校への生活の変化にうまく適応できず「学習に集中できない」「教師の話が聞けずに授業が成立しない」など、1年生で学級がうまく機能しない状況は、近年小1プロブレムとして問題視されています。 今年度から施行された新保育所保育指針と幼稚園教育要領、また、平成23年度から実施される小学校の新学習指導要領に保幼小連携を推進する内容が盛り込まれることをうけて、教育委員会はこの保幼小連携の問題にどう対処するかという質問をしました。 答弁では、すでに行われている保育園・幼稚園と小学校の交流の取組みをあげて、「事例はあるが、これからもっと積極的に取り組んでいきたい」というものでした。 これまで日田市では幼児教育を主に「福祉」の側面から見ることが普通でしたが、文部科学省も幼児教育を盛り立てていくプログラムを策定しており、今後は教育委員会も幼児教育に積極的にかかわって、保幼小連携を進めていってほしいと思います。
2009年12月09日
前のブログ「その1」で書いたいきさつを背景として次の質問をしました。(1)各公民館の日頃の運営体制について市はどのようにとらえているのか? また、不祥事の再発防止に向けた取組みは?(2)公設民営化となって5年以上が経過しているが、その成果をどのように検証しているのか?(3)各公民館運営協議会に対して「公民館運営協議会の再編に関する説明会」を開催しているが、どのようないきさつで説明会にいたっているのか? また、その説明会で出された意見を受けての検討結果はどのようになっているのか? 答弁の主旨は、(1)については「公金管理については、主事が通帳、館長が印鑑と分ける指導をしていた」「公民館関係者で緊急会議を開き、館長によるチェック機能の強化などを話し合った」(2)については「各地域の公民館が地域の特色を生かして活発に活動するようになった」(3)については、「『連合会』にする案を出していたが、一本化による課題も多く出されたので、慎重に検討している」 ということでした。 結局、「公設民営化だと指定管理者制度を導入せざるを得ない」→「導入すると事務を指定管理者がせざるをえない」→「そのために連合会として、事務員を雇用するとその事務員給与を市が負担することになるし、20館分として年間2億円の公金を扱うことになり、連合会長の責任が重くなる」という構図です。 また、将来、もし、指定管理者を公募することが必須となれば、他の組織が指定管理者に選定される可能性もあり、そうなれば主事の皆さんは宙に浮きます。(杞憂かもしれませんが) これらのことを総合すると、果たして公民館は指定管理者制度になじむのだろうかという気がします。 現に今、主事さんたちが雇用されているので、今すぐどうというわけにはいきませんが、将来的には、公設民営化でつちかってきた地域力を生かすノウハウを大事にしながら、公設公営にもどすという選択肢も頭の片隅においておく必要があるのではないかと思います。 という問いかけを市長にしてみたところ、「市長になった時、公民館が指定管理者制度と言うのユニークだと思った」という主旨の答弁でした。 基本的に各公民館では館長さん・主事さんが、とてもよく頑張っておられます。 「連合会」組織をどのようにするかなど、検討課題の多いところです。
2009年12月09日
日田市では、平成16年4月から地区公民館を公設民営化し(五和は17年から)、17年4月の市町村合併を経て、平成18年度からは指定管理者制度が導入され、現在の20館はそれぞれの地区の「公民館運営協議会」が指定管理者となっています。 「公設民営化」は珍しい試みでしたが、「それぞれの地域力を生かして様々な取組みをする」という目的で導入され、現在の各館の活動を見ると一定の成果は上がっています。 そして、18年度からの指定管理者制度導入後も、公設民営化のみの頃の「事務は日田市がして、公民館は地域活動に専念」と言う形をつづけていました。 しかし、「市は管理費を渡して、指定管理者が事務も活動も行う」というのが本来の姿です。 また、公民館主事は各地区の「公民館運営協議会」に雇用されているので、公民館間の異動のたびに、いちいち退職と採用を繰り返すということになっています。 そのようなことから、各公民館間で協議し下記のような「案」で9月から各公民館の役員等を対象に各地域で説明会を行いました。(案)「各地域の『公民館運営協議会』を合併して『連合会』とし、『連合会』が20館の指定管理者となり、事務員を2人雇用して、公民館主事は「連合会」が雇用する」 このような経過をたどっていた矢先に、光岡公民館主事の着服事件が起こりました。(長くなったので「その2」へつづく)
2009年12月09日
国の三位一体の改革による税源委譲などで地方税の位置づけが以前にも増して重要となっていますが、日田市でも21年度一般会計予算の歳入にしめる市税の割合は21%、20年度予算では23%と貴重な自主財源です。 しかしながら昨年来つづく世界同時不況の影響で日本もデフレ状態となり自治体の税収の減少が懸念されています。その一方で毎年一定の滞納額が発生しているのも事実です。 大変きびしい経済情勢の中、大多数の市民が懸命に納税の義務を果たしています。市税・国民健康保険税などの滞納は、結果的に多くの善良な納税者の負担となることから、税の公平性を揺るがし、市民のモラルハザードにもつながりかねない問題です。 ということで日田市の市税・国保税の滞納の実態とその対策を質問しました。 答弁では「平成20年度の滞納額は過年度分も含めて市税で7億3000万円、国保税で6億5000万円にのぼる」「滞納対策としては、夜間・休日の訪問集金、納税相談、悪質者に対しては家宅捜索の上めぼしいものを差し押さえる」ということで、それなりに頑張っているようです。 最近、日田市の差し押さえ物件をはじめてインターネットオークションに出していましたが(日田市のホームページで見れます)、19件出品して見積額総額71,000円のところ、272,000円の売り上げがあり、成果があったようです。 他市の事例では「債権回収会社のオペレーターによる電話作戦」が大変効果があったり、コンビニ・ATM・インターネットバンキングによる納入を取り入れたりしており、納税に対して消極的な人も納税しやすい環境づくりをしていくように提案して質問を終わりました。(写真は日田市初の「差押え物件のインターネットオークション出品」で最高値の落札価格(53,001円)を記録した「ペルシャ絨毯」(見積価格10,000円)
2009年12月09日
12月議会は12月2日に開会しました。その後休会となり、12月9日の一般質問で再開となります。 一般質問の内容を通告する期間は2日から4日の正午までです。今議会では18人が通告したようです。 私は2日に通告し、順番は4番目でした。 通告した内容は以下のとおりです。(1)市税・国保税の滞納対策について(2)地区公民館の運営について(3)幼児教育の振興について(4)小中学校の学力テストについて 12月9日の午後2時ごろに私の質問の順番が回ってくることが予想されます。
2009年12月04日
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