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これ、ボクの大好きだった近鉄バファローズの応援歌です。で、今日は「飛ぶボール」の話題。ボクの愛読紙「日刊ゲンダイ」によると、今回の甲子園大会に「飛ぶボール」疑惑があるという。今大会の本塁打数は60本で、最高記録を更新した。ちなみに、これまでの記録は清原(PL学園)らが活躍した1984年の48本だった。あまりに本塁打が多い理由は何か?以前も朝日新聞から引用して、このブログに書いた。その理由は選手のパワーアップ、金属バットの改良などによるものだろう、と。日刊ゲンダイによると、理由はそれだけではないらしい。「もっと大きな理由は、飛ぶボールにある。これまでプロ野球界で採用されていた高反発球。だが2年前に急きょ低反発球に変更され、世の中は低反発球が主流に」。「高反発球の溢れる在庫に困ったメーカー、高野連に在庫一掃のディスカウント販売を行なった。その結果が60本塁打だ」。もちろん、その疑惑には高野連もメーカーも否定。真偽のほどはわからない。打者のスイングが鋭くなっているのはTVを通じてよくわかった。が、その昔、高校野球の本塁打とはラッキーゾーンに、フライでポトリと落ちるものだった。それが今大会は明らかに違う。弾劾ライナーでスタンド中段に飛び込むものが何本かあった。「遊撃手がジャンプしてわずかに届かなかったライナーが、すごい勢いでそのままスタンドインした」という伝説を残す中西太さん(高松一高-西鉄)の伝説さえ、まっ青な当たりには違和感をもった(例えが極端だけど)。真偽は、この際どうでもいい。心配なのは守っている投手と内野手だ。異常な打球の速さは大ケガに直結する。ボールとバットの反発力を抑えることを優先したほうがいい。命を賭けてまで、高校生が野球をやる必要はないから。 いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.31
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まさか! と思った。元広島カープ監督の古葉竹識氏が大学野球の監督になるなんて。 プロ野球監督経験者では史上初、しかも年齢は70歳だという。 古葉さん、以前は県知事にも立候補したことがある。温和な表情のわりに、いったい何をやりたい人なんだ? なんて思ったら、どうも事情が違うよう。 埼玉県川越市にある東京国際大学・副理事長さんの熱意に押されたようだ。「ウチの野球部をぜひ強くしていただきたい!」。 野球部を強くしたいのであれば、普通は素質のある高校生をスカウトしてくるのが近道。だが、この副理事長の考えはまったく逆。最初に指導者ありき、だという。 古葉竹識氏(熊本・済々黌高-専修大)。選手としても十分に実績を残したが、広島監督になってからのほうが話題は多い。79、80、84年と3度も日本一を達成しており、先日このブログに書いた「江夏の21球」も79年、古葉監督時代に生まれた。そして99年、殿堂入り。 副理事長のいう「監督が変われば強くなる」は、どうだか疑問だけど、結果として選手のリクルーティングには奏功するかもしれない。 東京国際大学。東京新大学リーグ(一部~四部まである)所属。今春のリーグ戦で二部優勝。入れ替え戦では高千穂大に勝利し、これから始まる秋季リーグ戦では一部リーグに登録されている。 この春のリーグ戦や新人戦を数試合、ナマ観戦した。王者・創価大、次いで流通経済大の強さが傑出しており、杏林大、共栄大、東京学芸大、そして東京国際大は、どちらかというと優勝争いの「蚊帳の外」という感が強い。 そんな中での古葉氏の監督就任は、リーグにとっても「吉」と出るか? 部員は埼玉栄高、滑川総合高、西武台高をはじめ、埼玉の強豪高出身者が多い。ボクにとっての興味は、一層大きく膨らんだ。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.29
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一昨日、イースタン・リーグのヤクルト戦で登板したそう。4回と2/3を投げ、被安打3、失点2。そんなデータより、二軍の打者18人を相手に奪三振が1個だけというのがニュースだ、彼の場合。(日刊ゲンダイより)昨夏の甲子園。今年の早稲田実・斎藤投手のように、大阪桐蔭の辻内投手は高校野球ファンの注目を浴びた。その後、読売に入団。栄光の背番号「15」を戴いた。読売の背番号「15」。その昔、「エースのジョー」こと城之内邦雄投手(千葉・佐原一高、現佐原高)が付けた番号。引退後、ロッテのコーチ時代には現中日監督の落合博満氏(秋田工高-東洋大中退)をスカウトした。余談。俳優の地井武男氏とは親戚で、元おニャン子クラブの17番・城之内早苗さんは、姪孫(兄の孫)だという。いかん、話題がそれてしまった。さて、辻内投手。まだ一軍の登板はない。昨年を甲子園を沸かせた155km、156kmの速球はなく、変化球もパッとしなかったという。肩を痛めた直後という事情もあるようだけど、なんとか立ち直って欲しいものだ。それで思い出したのが早稲田実の斎藤投手。肩に痛みがあり、全日本の練習では投球練習を見送ったそうだ。甲子園であんなに投げたのだ、ムリもない。斎藤投手のお父さんは、インタビューで「息子はプロに行かない、大学に進学する」と断言したそう。よかった、よかった。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.28
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あまり話題になっていないけれど、兵庫県の明石市、高砂市の両球場で開かれている。ボク自身も新聞の隅に載った記事をナナメ読みするだけだ。ほとんど、その情報もないし興味もなかった。でも、今日の朝日新聞。岐阜・中京高校の伊藤投手が22奪三振の新記録を更新した、と記事になっていた。高校1年の時、肘の故障で軟式への転向を余儀なくされた。「甲子園と明石に、差なんてない。目標は全国制覇」。どう見ても「差はある」。高校スポーツの中で「硬式野球」だけが、マスコミの扱いや注目度などずば抜けている。軟式に転向するときの気持ちの葛藤も相当だったのでは?でも「差なんてない!」と言い切るその姿勢に好感が持てる。応援するからね!いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.27
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野球評論家の山崎裕之氏(埼玉・上尾高-ロッテ-西武)が日刊ゲンダイにコラムを寄せていた。それは江夏豊氏(大阪学院高-阪神-南海-広島-日本ハム-西武)のこと。阪神時代の豪速球投手でならした江夏。南海に移籍後は、さすがにスピードが落ち、制球力を活かした新たな生き残り法を見出そうとしていた。その時、クローザーを勧めたのが野村克也氏(京都・峰山高-南海-ロッテ-西武-ヤクルト-阪神-現・楽天監督)。「短いイニングなら、江夏の制球力は通用する」。それが理由。江夏、クローザーに転向後は、必ず初球は外角低めへのストレートを投げ、1ストライクをとった。打者心理として、初球であれば多少甘いコースにくれば打ちに行く。でも外角低めの厳しいコースなら見送る。その打者心理を突いた初球で、まずアドバンテージを得た。打者はわかっていても手を出さない(出せない)。ま、そう書くのは簡単だが、いつも同じ外角低めのスレスレに精密機械のごとくコントロールできること自体がすごい。1ストライクを取った後は、常に同じフォーム、同じタイミングで緩急をつけ、ストレート・カーブを投げ分けるのが持ち味だったという。江夏といえば速球投手のイメージが元々強いが、そんな制球力抜群の投手であったこと、あらためて驚いた。1979年11月4日、近鉄-広島の日本シリーズ・第7戦。「江夏の21球」で話題になったゲーム。近鉄が3-4の1点ビハインドで迎えた9回裏。一死満塁で打席には石渡茂(中央大-近鉄-巨人-近鉄)。1ストライクからの2球目、近鉄・西本監督(八幡製鉄-星野別府組-毎日-阪急-近鉄)は石渡にスクイズのサイン。江夏はボールをリリースする瞬間に三塁走者がスタートを切るのが見え、意図的に外角高めに大きく外し、三塁走者を刺した。後日談。西本さんは、「江夏が投げる瞬間、スクイズに気づいてわざと外角に外した、と言ってたらしいな。そんな芸当ができるわけないだろ」ボクにとって、当時の西本さんは絶対だった。そうか、そういうものかと。だが、30年近くを経たこの甲子園。決勝(1戦目)延長11回。駒大苫小牧が三塁に走者を置き、スクイズを敢行。ボールを投げる瞬間、早稲田実・斎藤はスタートを切る走者が見えたため「サインはスライダーだったがスクイズが難しいワンバウンドに急きょ切り替えた」と事もなげに語っていた。そうか、斎藤投手のコメントを聞き、江夏の「あの球」も本当だったのだろうな、そう思った。蛇足だけど、スクイズに失敗した近鉄・石渡の出身校も早稲田実だった。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.25
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そうですか?別の報道によると、読売は「早実の斎藤と駒苫の田中、両方が欲しい」と言っているらしい。加えて、「斎藤くんはアナウンサーも希望のひとつというから、野球がだめだったら系列TV局のアナになってもらってもいい。上重アナ(PL学園-立教大-読売グループ)もいるし」。相変わらず、わけのわからない球団だ。これでボクが知る限り、読売と横浜の2球団が「斎藤獲り」に手を挙げた格好。他の球団もリストアップしているかもしれないが、2球団とも親会社がメディアというのがいやらしい。勝ち負けもさることながら、視聴率が大事なお家の事情を抱えている。松坂がプロデビューしたときの喧騒を再現したいだけじゃないの?そう思ってしまう。斎藤の実力ではなく、「客寄せパンダ」的な人気が欲しいだけだと。もしそうだったら、斎藤は潰されてしまう。昨秋までの斎藤の印象が強いため、上出来だった今大会がフロックにも思える。プロを目指すなら早稲田に進学して、鍛え直してからでも遅くないと思うよ。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.24
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■早実・斎藤佑樹投手フィーバー、ぜんぜん治まらない。別にプロの世界で大成功したわけじゃない。まだまだ高校生、今、変な煽り方をしたら彼の野球生命さえ潰しかねない。彼が使ったタオルと同じメーカーものが「ヤフオク」に出展されているらしい。もう狂気の沙汰だよ。■これまで野球留学は、高野連をはじめとした「オトナ」社会から冷たい視線を向けられている。先日の朝日新聞では、中でも大阪府出身の留学生が多いと(行間で)嘆いていた。野球留学、なにが悪いのだろう?「ぜひ甲子園に行きたい!」という一途の思いで留学する生徒、寮で寂しい思いをすることは多いはずだ。そして、それを承知の上で送り出す親。それぞれに相応の覚悟が必要だ。たとえ3年間であってもひとつのことに熱中し取り組むこと、結果はどうであれ、素晴らしいことと思う。この夏、優勝した早稲田実だってベンチ入り18人のうち、西東京出身者は3人だけ。ほかは首都圏の他県出身が多い。「オトナ」社会から好感度の高い早実の優勝で、「野球留学」アレルギーは多少緩和されるかしらん?(まさか、首都圏の他県から東京への留学はいいが、関西から四国や東北・北海道はいかん!とは言い出さないだろう)もしそうだったら、早実優勝の意義は大きい。■欽ちゃん球団、現メンバー50人から20人にリストラするという。あの一件以来、全員に目が行き届かなくなったための決断だと萩本欽一氏が宣言した。それが正解かどうか、後々になるまでわからない。「全員をきちんと見れないから、50人を20人にしようという案もあったけどさ。マネジメントの人間を1人増やして、ぼくは全員を守っていくよ~。みんなで夢列車を走らせようよ!」て言ってたら、欽ちゃん株はきっと上がったのになぁ。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.23
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悲願の初優勝を果たした早稲田実。今日、東京都国分寺市の同校に凱旋(がいせん)した。優勝で困ったのは、国分寺駅前商店会の会長さん。駅前から現在の早稲田実付近までの通りは、これまで「大学通り」と呼ばれていた。この大学とは、近郊にある東京学芸大学と東京経済大学のことを指す。学生達とともにあった街ゆえの命名だった。が、数年前に移転してきたばかりの早稲田実が全国制覇。地元では「早実通り」にしようという声が高まっているとか。これまでも長い付き合いだった大学の学生さんをとるか、地域では新興ながら知名度の高い「早実」という名前をとるか?会長さんの眠れぬ夜は続く? (参考:日刊スポーツ)xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxテレビも新聞も「早実」フィーバー。とりわけ「斎藤佑樹」報道はかなり過熱気味だ。たぶん早稲田大に進学するのだろう。ぜひ神宮で見たい。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.22
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早稲田実vs駒大苫小牧の決勝戦再試合。テレビでも新聞でもさんざんやっているけれど、ボクもあの日を思い出す。昭和44年8月18日、三沢高vs松山商高。まだ小さかったボクは、えびせんを食べコカコーラを飲みながら白黒テレビの前に釘付けだった。場所は生まれ故郷の岩手の実家。当時、東北地方の代表校はどこも1回戦負けが当たり前。なのに、隣県の三沢高は決勝戦に勝ち進んだのだ。岩手の小さな田舎町では、大人も子供も大騒ぎだった。三沢の太田、松山の井上両投手の投げあいを固唾を呑んで見ていた。結果、延長18回引き分けとなった。でも、この試合のことは断片的に憶えているものの、再試合(2試合目)については不思議なことにほとんど記憶にない。その後、三沢高・太田幸司投手は、ボクの大好きな近鉄バファローズに入団し、ボクは狂喜乱舞した。近鉄球団は「時の人」になった太田投手に最大の敬意をはらい「太田殿下」と呼んでいた。早稲田実vs駒大苫小牧の決勝再試合。録画ビデオを再生しながら、そんな37年前のことを思い出した。今日の再試合の結果は、あくまで結果。それより、駒大苫小牧にこの3年間に相次いで起きたドラマを思う。夏2連覇や神宮大会の優勝などの輝かしい実績とは反対に、昨夏優勝後に発覚した部長の不祥事。今春、センバツの甲子園に向かう直前に起きた3年生の飲酒事件。そして香田監督の引責辞任。兵庫出身の田中将大、そして二塁手の山口就継は寮生活。遠隔地からの入寮のため、ほかの寮生のようにちょくちょく実家に帰省できない。1年生の頃。連休中、二人以外だれもいない寮に残り、コンビニで買った弁当をつつきながら「野球部を辞めて家に帰りたいなぁ」とお互いに呟いていたという。そんなこんながあって、野球を途中で辞めてしまう正当な理由はまわりにいくつもあった。でも、途中で投げ出さなかったから、これだけの実績を残した。駒大苫小牧。夏3連覇という記録は逃したけれど、忘れることのできない記憶を残してくれた、そう思う。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.21
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■駒大苫小牧 1-1 早稲田実■(延長15回引き分け再試合) 駒大苫小牧 000 000 010 000 000 =1 早稲田実業 000 000 010 000 000 =1 この大会、最高に引き締まったゲームが、最後の決勝戦に用意されていた。駒大苫小牧・田中将大と、延長15回でも147kmを投げる早稲田実・斎藤佑樹の投げ合いは見事。互いに譲らず、決勝戦は引き分け再試合となった。最後、本間篤史をフォークで三振に打ち取った斎藤との対決は圧巻だった。XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX8回表、駒大苫小牧がついに均衡を破る。この回先頭の2番・三木悠也が、斎藤佑樹投手が放った初球を叩いてバックスクリーンへ本塁打。塁をまわりながら何度も何度もガッツポーズを繰り返す三木。続く8回裏、早稲田実はすぐに追いつく。二塁打で出塁した桧垣皓次朗を三塁に置き、4番・後藤貴司の犠飛で同点に。13回裏、早稲田実。一死後、1番・川西啓介がセイフティバントで出塁。送りバントで二進後、3番・桧垣皓次朗と4番・後藤貴司を連続敬遠で満塁策。二死満塁で5番・船橋悠が二ゴロ、サヨナラの好機を逃してしまう。※「あま野球日記」駒大苫小牧高関連の過去ブログはこちら。決勝は明治神宮大会の再現だ、駒大苫小牧vs早稲田実 - 2006年08月20日 「逆転の駒苫」本領発揮し、東洋大姫路を下す(準々決勝) - 2006年08月18日 駒大苫小牧が『無形の力』で青森山田に粘り勝つ - 2006年08月16日 【高校野球・南北海道】駒大苫小牧が優勝! - 2006年07月26日 「放下着」という言葉で結ばれた太田駒大前監督と香田駒大苫小牧監督 - 2006年04月03日 香田監督の心情は? 汚名返上のはずが。 - 2006年03月05日 駒大苫小牧・本間君と田中君、そして読売の大森スカウト(元近鉄) - 2006年02月11日いやぁ~、驚いたな駒大苫小牧!明治神宮大会の決勝。駒大苫小牧が関西を5-0で破り、優勝した。 - 2005年11月16日ある報道によると、駒大苫小牧に厳しい処分を求める声が4割と。 - 2005年08月25日 駒大苫小牧、2年連続のすばらしいキャプテンシーは立派! - 2005年08月18日 ※「あま野球日記」早稲田実高関連の過去ブログはこちら。よくやった日大山形!外野の美技が凄かったぞ! - 2006年08月19日 【高校野球】王さんのために...? - 2006年08月01日 【西東京高校野球】早実優勝!日大三優勝逃す - 2006年07月30日 「もっと大差で負けるかと思った」。北海道栄、早稲田実に完封負け。 - 2006年03月26日 いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.20
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甲子園の戦いは佳境に入っているけれど、地方大会・新人戦はすでに始まっている。秋季大会(地区別)は9月中旬に行なわれるが、そのシード校を決める意味合いで、県内4ブロック(東西南北)に分けた大会が行なわれている。今日観戦したのは南部ブロック、大宮西高vs浦和北高。勝利したほうが秋季大会のシード権を得る。浦和北 000 110 402 =8 大宮西 000 200 050 =7 「終盤の大逆転劇」が流行りの甲子園。そのお株を奪おうというわけではないけれど、こちらもゲーム終盤にもつれた。2-2の同点で迎えた7回表、浦和北の攻撃。大宮西の守備が乱れ、4失点を献上してしまう。この回先頭の5番・関谷が中前打で出塁。6番・小熊が送りバント。が、投手が捕球したものの、一塁に二塁手がカバーに入っておらず、オールセーフ(記録は内野安打)。7番・大谷も送りバント。捕球した投手が今度は一塁へ悪送球。一気に走者2人が生還。浦和北、4-2と2点リード。まだ続く。8番・小泉が投ゴロ。三塁へ送球したものの野選。一死後、1番・吉成の中前打で再び2者生還、8-4とした。8回裏、大宮西の攻撃は3番・井上から。平凡な三塁ゴロだったが、相手エラーで出塁。その後4番・豊田から一四球を挟んだ5連打で、一挙5点をあげ大逆転。今度は大宮西が7-6と1点をリード。このまま大宮西の勝利で終わるかと思ったが、甲子園同様に再度の逆転劇が起きる。9回表。8番・小泉、9番・中谷が連続四球で無死一・二塁。送りバントで進塁後、2番・川本の放った打球はバックホームに備えて前進して守る遊撃手に。三塁走者がスタートを切っており、捕手にボールが送球されるがこれが悪送球。二塁走者までが生還し、浦和北が8-7と逆転。勝利を決めた。あっけない幕切れではあったけど、甲子園はちょいと食傷気味だったボクにとっては面白いゲームだった。やはり地方大会はいい※上記の選手名に関して。電光掲示板に氏名が表示されていなかったため、アナウンスを基に推測して書いています。誤表記があった場合はご容赦ください。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.19
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(準決勝第一試合)■駒大苫小牧高 7-4 智弁和歌山高■ 智弁和歌山 120 100 000 =4 駒大苫小牧 401 020 00x =7 序盤、いったいこのゲームはどうなるんだ? と思った。実況のアナウンサーが「試合の流れがあっちに行ったり、こっちに行ったり。まったくその流れが止まりません」と言っていた。中盤からは落ち着き、好ゲームとなった。ゲームには関係ないけれど、6回。窪田主審が新しいボールを駒大苫小牧のエース・田中将大に投げたとき、その球は大きく曲がる素晴らしいカーブだった。田中はびっくりして、そのボールを取り損ないそうだった。田中のスライダーに対抗しているわけではないだろうが、窪田主審の、たまたま指にかかったカーブも悪くなかった!さて、決勝の相手は早稲田実。昨秋の明治神宮大会・準決勝の再現だ。明治神宮大会[準決勝]早稲田実 200 100 000 =3 駒大苫小牧 000 002 30x =5 この時、駒大苫小牧・田中と早稲田実・斎藤の投げあい。序盤こそリードを許したものの、中盤から駒大苫小牧が本領を発揮。本間などの活躍で後半に逆転しそのまま勝利している。両投手の差が、この結果に出たように思う。そして明日。やはり田中vs斎藤の投げあいになるのだろう。昨秋と違うのは田中の調子が落ち、斎藤の調子が上がっているということ。両投手の差がどこまで埋まっているか?それが勝敗のカギを握ると思うのだけれど、さて?いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.19
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■早稲田実高 5-2 日大山形高■ 日大山形 000 002 000 =2 早稲田実 100 000 04x =5 東北の「最後の砦」、日大山形がとうとう敗れた。2-1でリードをしていた8回、早実の攻撃。一死満塁で、打席には2番・小柳。放った強い当たりは遊撃手のグラブを弾き、ボールは外野方向に転々。その間に二者が生還し逆転に成功、ベスト4入りを大きく引き寄せた。日大山形。甲子園では、記憶に残るプレーを多く残してくれた。この対早実戦。8回の守備。逆転されまだまだピンチが続く中、打者・斎藤佑樹が放った右翼線へのライナー。どんどんファールゾーンに向けて切れていく難しい当たりだったが、右翼手の舟生源太が横っ飛びで掴んだシーン。早実の後続を断ち切る意味のあるプレー。それだけでなく、かなり難易度の高い素晴らしいプレーだった。そして対仙台育英戦。4-0とリードしていたものの、ジリジリと4-2まで追い上げられた5回裏。なおも2人の走者が残り、打者は仙台育英の8番・斎藤泉。打った打球は左翼手・庄司貴胤の頭上を遥かに越えて...と見えたが、庄司がこちらに背を向けたまま走り続け、フェンス手前で背面捕球。素晴らしい、というより「神がかり」的な技だった。もし抜けていれば、走者は2人とも生還し4-4の振り出しに戻り、勝敗の結果も変わっていたかもしれない。このゲーム、帰省中の岩手で見た。たまたま外出中のため、大型スーパーの電気店に並ぶ大型テレビの前でずっーと立って見ていた。庄司のプレーは、ほかに立ち見していたおじさんたちの「すんげぇなぁ」という言葉とともに、ボクの記憶に刻まれた。※「あま野球日記」過去ブログ、日大山形高関連はこちら。 東北「最後の砦」日大山形を応援する!いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.19
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ボクはこの大会が始まって以来、「打者の打球が速い」と何度となく書いた。ただ、打球が速いだけでなく、打球の伸びもすごい。昨日行なわれた準々決勝2試合の計8本の本塁打を含め、今日まで56本の本塁打があった。22年ぶりの1大会通算記録更新(47本)だという。その理由を、今日付けの朝日新聞が解説している。(1)増量バットを筋トレで克服01年、打球の速度が上がり危険度が高まったため、従来より100gバットの重量を重くするよう義務付けた(900g以上)が、その重いバットにも選手が順応できるようになった。(2)バットの質的向上重心が徐々に手元に近くなり、従来より振りやすくなった。また、投球マシンの性能も上がり、人間が投げる球質に近づいている。ほかにも何点か指摘があったが、どれも「打高投低」気味のこの大会の傾向を裏付けていたように思う。とにかく相次ぐ終盤の大逆転劇は多分に上記2点が絡んでいるように思う。もちろん選手たちの努力があってのことなので、一概に否定するものではない。でも最近の試合を見ていると「いい試合だった」と思うことより、「ホームラン競争」か「フリーバッティング」を、演出効果満点に見させられているように錯覚することがある。来季以降、低反発のボールに変更することも高野連は検討しているとのこと。たしかに、そういった検討は必要と思う。そうでないと、簡単に本塁打が出過ぎて試合自体に興醒めしてしまうこともあるし、あれだけ速い打球が多いと投手をはじめ守っている野手も相当に危険だ。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.18
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■駒大苫小牧高 5-4 東洋大姫路高■ 東洋大姫路 200 200 000 =4 駒大苫小牧 000 004 10x =5昨日のTV「熱闘甲子園」。駒大苫小牧・田中将大投手は東洋大姫路のどの打者に気をつけたいか?と聞かれ、「3番打者の林崎選手」と答えていた。その言葉どおり、林崎の2点本塁打などで東洋大姫路が序盤に4点をリード。「逆転の駒苫」は、その本領を6回に発揮。1番・三谷から4番・本間までの4連打などで一気に同点に追いつく。続く7回には1番・三谷の一塁への内野安打で三塁走者が生還。5-4とし決勝点となった。しかし、前も書いたことがあるけれど、打者がバットを振り切っているのがいい。振り切っているために打球がとにかく速い。8回の田中将大の右翼越えのライナーなど、打球が外野に達してから一層伸びて、フェンスにまで達しているように見えた。 投手だけでなく、打者としての能力も相当に高い。今更ながら、あらためてそう思った。※写真は駒大苫小牧の決勝点となる一塁への内野安打(読売新聞)いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.17
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■楽天イーグル 4-2 ソフトバンク■ソフトバンク 011 000 000 =2 楽天イーグ 000 004 00X =4 楽天、ソフトバンクに逆転勝ち…連敗を3で止める - 読売新聞【楽天】リックが6回に2号2ラン - 日刊スポーツ 【楽天】高須が3番で先発、攻守で活躍 - 日刊スポーツ牧野が移籍後初先発 - 楽天スポーツ阪神から移籍後、初先発した牧野塁投手(山梨学院大付高)の成績。4回、59球、被安打4、奪三振3、与四死球0、失点2、自責点2。まぁまぁの結果だろうか。そして高須。3番に入り活躍したようだ。この甲子園大会、登場した石川・金沢高の出身。ブルーのチームカラーが印象的だった。出身大学が青山学院大だから、大学時代もブルーを基調にしたユニフォームを着ていた。 さて高須。金沢高校3の時、春夏連続で甲子園に出場している(平成5年)。どちらも1回戦敗退。夏は甲府工に2-4で敗れた。その甲府工、エースは現チームメイトの山村宏樹だった。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.17
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■帝京高 12-13X 智弁和歌山高■ 帝京 000 200 028 =12 智弁 030 300 205X =13 いったい何があったんだぁ?ものすごいゲームが甲子園でまた起きた。最終回の9回に劣勢の帝京が大逆転。しかしその裏、智弁和歌山がまたひっくり返してのサヨナラ勝ち。何がなんだかわからない。試合後、智弁・高嶋、帝京・前田両監督は、「いい試合だった」と振り返った。ハッキリ言って、いい試合だったのかどうかも、今のボクにはわからない。あまりに試合の流れが動きすぎるゲームだった。これほど変わるのは子供たちの草野球以外にボクはあまり知らない。この大会は、あまりにもこういったゲームが多いなぁ。XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX帝京、9回の攻撃は8-4と、4点のビハインドで迎えた。この回先頭の9番・沼田が三ゴロで一死。1番・不破が中前打で出塁、2番・勝見が死球で走者一・二塁となるものの、3番・主将の野口があえなく三振を喫し、ベンチは敗戦ムードが漂う。だが、4番・中村の右前打から状況は一変し、以降5本の単打を積み重ねる。5番・塩沢、6番・雨宮、そして7番・我妻の遊安打で同点とし、8番・杉谷(1年)が左前打で逆転。仕上げは9番・途中出場の沼田が左翼スタンドへ本塁打。一気に12-8と、帝京が大逆転。この時点で、ボクは帝京の勝利を信じた。が、この大会はことごとくそういった甘い予想を覆される。ただ9回の守備を終えてベンチに戻った松本投手に、投球術をコンコンと伝えている高嶋監督の姿。そして笑顔で聞く松本投手の姿に、この次があることを信じているというか、この大会の次のことを見据えたアドバイスを、今こんなときに行なっているのが、通常のチームではありえない異様さを感じた。9回裏、智弁和歌山の攻撃。2番・上羽、3番・広井が連続四球。その後4番・橋本が3点本塁打を放ち、12-11とあっという間に1点差に詰め寄る。5番・亀田、6番・松隈が連続四死球で出塁。一死後、8番・途中出場の青石が中前打で同点。9番・楠本が四球を選び一死満塁。もう投手の残っていない帝京。勝見、(予選でも一切投げていない1年生の)杉谷とつなぎ、背番号「16」をつけた岡野が1番・古宮にフルカウントから投じた6球目はストレート。内角にわずかに外れ、四球。押し出しのサヨナラゲームとなった。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.17
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■楽天 6-6 ソフトバンク■(延長12回引き分け)ソフトバンク 000 200 013 000 =6 楽天イーグ 231 000 000 000 =6 「勝てんなぁ」。ゲーム終了後、ノムさんがつぶやいた。甲子園で行なわれている高校野球のお株を奪うように、大差でのビハインドが同点になったり、延長にもつれ込んだり...。一場(桐生一高-明治大)が先発して6-0でリードしていれば、勝たなきゃいけないゲーム。それがムリなら、終盤に6-3と3点差に迫られて福盛(都城高)が登板したときに勝利を決めていなければいけない。そのどちらの局面でも勝負を決めることができなかった。ゆえに延長12回にまでもつれ込み、しかも結局勝てなかった。延長12回裏、もう負けはなくなった楽天の攻撃。先頭打者は、途中から5番に入っている憲史(柳川高)。左翼に二塁打を放ち、サヨナラの走者となる。続く6番・草野(延岡学園高)が敬遠で出塁。無死走者一・二塁。7番・竜太郎(松商学園高-明治大)が送りバントを試みたが、小飛球が上がり、捕手・田上(大阪産大付高-九州共立大)がスライディングキャッチし、楽天は走者を送れず。一死一・二塁。今日3安打を放ち、絶好調の8番・藤井(近大付高-近畿大)。期待通り右前にライナーの快打。が、二塁走者・憲史のスタートが遅れ三塁どまりに。解説の村上氏(元近鉄ファミリー)は「スタートが遅い、十分に生還できた」と言っていた。果たしてどうだったか、微妙なところ。だが一死満塁、まだまだチャンスは続く。9番・塩川(神戸国際大付高-東北福祉大)は二塁ゴロで、本塁ホースアウト。二死満塁。1番・バレント(途中出場)、いい当たりだったが一塁手・仲澤(敦賀気比高)に好捕され万事休す。6-6で引き分けた。ソフトバンクの投手は11回途中から馬原(熊本市立高-九州共立大)。この12回、バッテリーを組んだ田上と同じ九州共立大。学年は田上が2歳上だが、大学時代にもバッテリーを組んでいたのだろうか。最近、高校野球を見慣れたボクの目には、馬原の150km台の直球がメチャメチャ速く見えた。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.16
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■日大山形高 11X-10 今治西高■(延長13回) 今治西 111 010 400 000 2 =10 日山形 411 010 010 000 3X =11 日大山形。山形代表としては、夏初めてのベスト8進出。その昔、山形代表といえばこの学校だった。最近あまり聞かなかったので、懐かしい響きさえ感じてしまう。良くも悪くも高校野球らしいゲームだった。ゲームの流れがあっちへ行ったり、こっちへ来たり。白熱したゲームともいえるし、「大味」なゲームともいえる。8-8の同点で迎えた13回表、今治西の攻撃。一死走者一・三塁。3番熊代の打撃は、ダブルプレーでこの回を切りたい日大山形にとって絶好の遊ゴロ。しかし遊撃手・青木が二塁へのトスを悪送球。一塁二塁、オールセーフ。もちろんその間に三塁走者が生還し、9-8と今治西が均衡を破った。この時点で、日大山形の敗戦をボクは予想した。ふつう、こういったミスが出ると勝敗が決まるものだ。まして、犠飛などで10-8と差を広げる今治西。延長13回裏、日大山形の攻撃。この回先頭、2番菅野が左前打で出塁すると、もう戻ってこないはずのこのゲームの風が、再び日大山形に吹く。3番青木、右前打。4番常川の左前打で10-9の1点差。その後、投手・熊代(今治西)のワイルドピッチなどで10-10の同点とし、7番秋葉の中犠飛で三塁走者が生還。日大山形がサヨナラ勝ちした。次の準々決勝は早稲田実と当たる。今日のような大雑把な試合運びだとツライ。ぜひ建て直して挑んでほしい。東北出身者として、東北地方「最後の砦」日大山形を応援する!いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.16
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■駒大苫小牧 10X-9 青森山田■一時は青森山田が6点差のリード。でも、まだまだ何が起きるかわからない空気がゲームを包む。案の定、駒大苫小牧が追い上げ、最終回に逆転し、サヨナラ勝ち!これは楽天・野村監督風に言えば、これまで夏2連覇の素晴らしい実績をもった駒大苫小牧の『無形の力』の勝利といえるのだろう。こんなハデな逆転勝ち、そう言わなきゃ説明がつかない。※「あま野球日記」駒大苫小牧関連の過去ブログはこちら。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.15
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実家の岩手より更新中。仙台育英が予想外の敗退でした。2年生エース・佐藤由規の夏が終わった。相手も同じ東北・日大山形。東北出身者としては、東北どうしの組み合わせはもう少し後にして欲しかったな、という思いも。ちょいと複雑。。。ま、今後の日大山形の健闘を祈りたい!いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.14
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加藤博明さん(44)は、熊本高野連からの推薦を受け、今回の甲子園大会の審判を務めている。(朝日新聞)長男の聖人君も高校球児。専大玉名高のエースとして熊本大会決勝に進出したが、熊本工高に敗れた。すでに甲子園出場をすでに決めていた父・博明さんとの親子出場はならなかった。甲子園に旅立つ前、「楽しんできて」「頑張る」息子とのやり取りが切なかった。今大会では塁審を三度、務めた。博明さん自身も、高校時代に甲子園出場は叶わなかった。晴れの舞台で経験した緊張感。「甲子園はいいもんだぞ」心の中で、博明さんはそうつぶやいたそうだ。12日、息子ら家族が父を応援に甲子園に来る予定だ。なんだか、いい話だ!いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.11
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数日前に放送された「とくダネ!」(フジTV)。キャスターの小倉智昭氏が、「亀田興起のタイトルマッチ・疑惑の判定」について、次のように語った。「日本人はね、最初はだれかを応援していても、何かあると一斉にバッシングするような(どうしようもない)国民性がある」。それは一理ある。国民性はたしかにそういうところがある。ただ、今回の亀田の一件については、そのコメントは当てはまらないように思う。(1)まず私がこれまで言ってきたこと。決してこれまで亀田ファンではなかったし、この事件以降、私は亀田選手を非難しているのではなく、テレビ局を含めた自分の商売のためだけに亀田選手を利用しようとする、「タニマチ」を非難しているということ。(2)多くのブログを見た。そこでいえるのは、そもそも亀田ファンの数は決して多くなかったということ。テレビ局が騒げば視聴者はファンになるという、テレビ人の勘違いが小倉氏の発言の根底にあったように思う。次男のリングのチケットが売れていないらしい。今回の騒動が一因のようだ。亀田一家がテレビ局をはじめとした「タニマチ」連中に潰されかけている。逆に、常に客観的かつ冷静なコメントをするガッツ石松氏への視聴者からの評価はうなぎ上りだそうだ。「亀田はもっと時間をかけて真のチャンピオンにすればよかった。ムリに急ぐ必要はなかった」。氏はそういっている。※「あま野球日記」亀田一家関連の過去ブログはこちら。<亀田興毅>TBSに抗議殺到!昨日のボクシングの余韻... いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.11
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■駒大苫小牧高 5-3 南陽工高■ 南陽工 000 110 100 =3 駒大苫 112 000 10X =5 敗れたものの、南陽工高は大善戦だった。南陽工の山崎監督は「勝てる試合だった、悔いが残る」と言った。続けて「5回までに80球を投げさせろ、と選手に言っていた。ただ、低めに落ちる変化球の見極めが最後までできなかったのが残念だった」。そう言った。逆に言えば、駒大苫小牧にとっては大苦戦。ヒヤヒヤものだった。原因はエース・田中投手の不調にあった。「みんなに申し訳なかった」。この投手にとって、今日の14奪三振もはまったく不本意だろう。140km台のストレートが弾き返されるし、マウンド上の田中は終始、いつにない重苦しい表情だった。本気で勝つつもりで挑んだ南陽工。その言葉は本当だった。特に攻守の要である立野選手が右肩の脱臼。ポジションで痛みでもだえ苦しむ立野の姿に、ベンチで涙ぐむ選手もいた。ところが、急きょ代役で出場した山田選手(2年)が「いい風」を運んできた。いきなり、中堅手としてファインプレーを演じる。打っては地方大会でさえ経験していない初打席で、ストレートを弾き返してのタイムリー二塁打を放った。強豪・駒大苫小牧を相手に勝利まで「もう一歩」だった。※「あま野球日記」駒大苫小牧関連の過去ブログはこちら。【高校野球】駒大苫小牧が優勝!(南北海道大会) 「放下着」という言葉で結ばれた太田駒大前監督と香田駒大苫小牧監督香田監督の心情は? 汚名返上のはずが。残念だ、駒大苫小牧!いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.10
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■金沢高 9-3 浦和学院高■ 金沢高 202 012 002 =9 浦和学 020 000 100 =3 うーーーーーーーーーん、?????????? 「完敗です」試合後、開口一番に浦和学院の森監督(上尾高-東洋大)は呟いた。「まぁ、そのとおりだわな」。ボクもそう思う。 あらためて、浦和学院ってこういうチームだったかなぁ?なんて思っている。 考えてみれば、長打でリズムをつかむチーム。この甲子園での戦いぶりは、これまで何度も県予選で見てきた、あの浦和学院と何ら変わらないということもできる。 でも。あまりに打者個人個人が大きいのを狙うがあまり、スイングが大振り過ぎやしないか。結果として内外野に凡フライのヤマを築く。相手の金沢高・滝口投手の逃げる変化球に大振りでは、それが当たり前だ。 中盤、スコア2-4、2-5と相手がリードを広げても、変化球主体のピッチングを続けられる。決して打てない投手ではなかった。 攻略できないだけではない。逆に点差が開く一方では、何ら策を打てない浦和学院。まさに負け試合の典型パターン。あらかじめ結果がわかっているのに、録画ビデオを観戦しているそばからストレスが激しく溜まる、そういったゲームだ...。いやこれ以上、書くのはやめよう。愚痴になるだけだ。 明るい展望。浦和学院には、今日出場した主戦赤坂、鮫島をはじめ、阿部、内山など2年生選手が多い。9月から始まる新人戦では、ダントツで県大会に優勝するのだろう。上手くいけば関東大会でのTOP4ぐらいは狙える。そうなれば来春のセンバツは間違いない。その時、今日経験した最悪のゲームを教訓に活かしてほしい。長打だけでは甲子園は勝てないということを。大切なのは「ディフェンス」だ。 でもなぁ。鷲宮高・増渕投手を打ち崩した打線ゆえ、もっと何とかならなかったかぁ、なんて思ってしまう。いかん、キリがない!※「あま野球日記」浦和学院関連の過去ブログはこちら。【埼玉高校野球】浦和学院、中盤に相手投手を攻略!【埼玉高校野球】東和大昌平、涙!【埼玉高校野球】浦学優勝!いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.09
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帰宅途中の電車の中、いつもどおりに日刊ゲンダイを読んだ。すると、本荘高・尾留川監督へのインタビュー記事が出ていた。質問は、日刊ゲンダイらしくいやらしい。Qわざと三振することを、選手に指示したことを今どう思うか?A「直後は批判もあったが、次第に尾留川監督のやったことは 間違っていないという声のほうが多くなり、自分自身間違った ことをやっとは思っていない」。(中略)Q始末書の提出を要求した秋田高野連に対して思うことは?A「始末書は出しました。後日、秋田高野連から『いろいろ お騒がせしました』と謝罪を受けた。でもあの時、もう少し 何とかならなかったのかなと思っています」。なるほど。秋田高野連は、本荘高に謝罪をしたらしい。「始末書を提出しろ!」と息巻いた時は、マスコミを使って大騒ぎ。でも、謝罪したことは今日まで知らなかった。最近何らかのニュースになったのかもしれないけれど、「始末書騒動」時と比べて扱いは小さかったのだと思う。そもそも尾留川監督の発言にある「お騒がせした」。これは具体的に何に対してのことだろう?始末書を要求したことへの謝罪か、相手も悪かったことを見逃したことへの謝罪か、必要以上にマスコミを勝手に騒がせたことへの謝罪か。そのへんが全くわからない。 たぶん、よくわからないままこの事件はフェイドアウトするのだろう。それは仕方がない。でも、いや、だから明日の天理高戦、ぜひ勝ってほしい。そうなれば、この事件は一気に尾留川監督の武勇伝に変わる!「あま野球日記」この事件関連の過去ブログはこちら。【高校野球】監督が故意に三振を指示【高校野球】三振指示の監督が始末書を提出へ いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.09
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何とも凄い1日だったようだ。こんな接戦が続くなら日曜日にやってくれよ、といいたくなる。それぐらい好ゲームが続いた。【第1試合】■文星芸大付高 11-10 関西高■ 関西 030 010 501 =10 文星 000 022 034 =11 スカイAの録画放送をTV観戦中。7回表、関西高の攻撃。実況のアナが「打者は熊代」と言った。「くましろ?」「...ん?」聞き覚えのある名前だった。 「あっ! 思い出した。あの時の選手だ」。春のセンバツ、対早稲田実戦で痛恨の逆転エラーをしてしまい、外野のポジションで一人涙を流していた。直後の最終回、チャンスで打順がまわり、それまでの涙を抑えて打席に立ったが、気合が入りすぎ、一塁へのファールフライに倒れてまた涙が溢れる。それが熊代だった。ボクは、「熊代君、ミスはだれにだってある。まだ夏がある。夏こその雪辱を目指してほしい」。このブログにそう書いた。その熊代、再び甲子園に蘇った。そして7回、低く入ってきた投球を強引にすくい上げ、スタンドに放り込む本塁打を放った。きっと、センバツの悔しい気持ちが打球の飛距離を伸ばしたのだろう。他人事ながら、ボクにとっても嬉しい本塁打だった。もっと大きなドラマがあったのは、関西高に相対した文星芸大付高。今春、学校側が一方的に野球部部長、監督を更迭。それに反発した選手・父兄が署名運動を展開し、学校側に撤回させた。それだけで終わらない。栃木県大会で優勝を決めた後には、一年生部員が傷害事件を起こし逮捕。甲子園出場できるのか、辞退するのか?など散々話題になった。当の選手たちはこの1ヶ月間、気持ちは野球どころではなかったろう。でも、普通では経験できない異常な経験が彼らを強くしたのだろう。最終回、3点のビハインドなのに逆転サヨナラ勝利なんて、そういう理由しか想像つかない。 いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.08
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10.19が蘇るビデオです。ボク自身、まだ全部を見ていないのですがどうぞ!「バファローズは敗れず」※この動画の出所がはっきりわからないため、確認後にまたUPします。いったんURLは削除します。すいません。(8月8日)いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.07
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津軽海峡未満の東北地方に来てほしい。東北人の悲願だった優勝を、今大会の仙台育英なら期待できるのではないか。スカイAの録画中継を見ながら、そう思っている。駒大苫小牧に恨みはないけれど、東北出身のボクとしては東北の高校の優勝を切に願っている。■仙台育英高 5-1 徳島商高 仙台育 011 200 010 =5 徳島商 000 001 000 =1 仙台育英の佐藤投手。140km台のストレートと、制球のいいスライダーのコンビネーションで、まったく相手打線に隙を見せなかった。まだ2年生。だが、リトルリーグ時代は仙台東リトルに所属し全国制覇。そして世界大会では準優勝を経験しているなど大舞台での経験は豊富だ。※佐藤投手のことは《過去ブログ》にあります。また今年の仙台育英は、佐藤投手だけが目立つチームではない。各選手の打撃も素晴らしい。きちんとバットを振りぬいている。そして両校の監督。仙台育英の監督・佐々木順一朗氏は、宮城県内のライバル校・東北高校出身。対する徳島商の井上力監督も徳島県内のライバル校・池田高の出身だ。 この井上監督、池田高時代に選手として春夏合わせて三度甲子園に出場。1981年に全国制覇した。故・蔦文也監督の門下生。蔦氏の死去後、教え子では「甲子園監督」一番乗り。仙台育英、ぜったい優勝してや~いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.07
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■大阪桐蔭高 11-6 横浜高■ 横浜 100 010 013 =6 桐蔭 000 200 45X =11 前評判どおり、東西の横綱どうしの戦いだった。スコアほどの差は両チームの間になかった。8回表、横浜の攻撃。3-7と4点差まで追いつき、なおも一死満塁の好機。4番・福田は内野ゴロの併殺打。大阪桐蔭の二番手・松原投手がまだ落ち着かない状態だった。最低でも外野に犠飛を打っておけば、まだまだ、このゲームはわからなかった。 その裏、大阪桐蔭の攻撃。再三にわたり好守備を見せる3番・謝敷が走者二人をおいてバックスクリーン横に3点本塁打。続く4番・中田もスタンド中段に、打った瞬間それとわかる本塁打を放ち勝利を決めた。埼玉県予選をこれまでナマ観戦してきた。甲子園に出場しているチームが決定的に違うのはスイングのスピード。埼玉は決してレベルの低い県ではない、むしろ高いほうだ。でも今日の白樺学園、横浜、大阪桐蔭。どのチームの選手もスイングスピードが速く、打球がめちゃめちゃ早い。こうでなければ甲子園はムリということなんだろう。特に中田は凄かった!いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.06
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■高知商高 10-7 白樺学園高■ 白樺学 222 010 000 =7 高知商 022 104 01X =10今日は午前中からサウナに行き、サウナでTV観戦。サウナから出てビールを飲みながら、またTV観戦。「極楽の時」を過ごした。序盤は完全にゲームを支配していた白樺学園。見ていて好感をもてたのは、選手たちが「バットを振り切っていた」こと。これが野球の基本だよなぁ、とあらためて思った。 中盤に、高知商が本来のチカラを発揮し逆転した。もしここで敗戦してしまうと、「高知はやっぱり明徳だな」と世間から見られてしまうだろうし、それへの反骨心もきっとバネになったのだろう。でもこのゲームの主役は、敗れた白樺学園。初日第一試合から凄いゲームを見せてもらった。ゲーム終了後、ベンチ前で白樺学園・大竹口選手が叫んだ。「あ~、楽しかった!」いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.06
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しつこいようだけど、フジテレビは8月以降は読売のテレビ中継しないことを決めた。そして読売は史上3度目となる、8月時点での最下位に転落した。さてセ・リーグが「交流戦削減案」を持ち出したようだ。理由は、人気チームである読売や阪神とのゲーム数が交流戦開催で削減し、営業上の打撃を受けていることらしい。来秋は日韓野球の開催も予定されており余計、日程が苦しいようだ。読売の人気低迷がこれほど明確なのに、まだそれにすがろうという、セ球団の考えはいったいどうしたものだろうか? 沈没するだけかもしれないリスクも潜んでいる。自力で生きる道は他にないだろうか。ソフトバンクや西武とのゲームを、営業的にもっと活用する方法はないか。プロ野球全体を考えたら「交流戦を現状のまま」に継続する道を選ぶべきと思う。これまで苦難の道を通ってきたパ・リーグのほうが、こういうとき頼りになりそうな気がする。横浜は、TBSお得意の「何でもあり!」の頭脳を活用する方法もある。でも、後々モラルを問われるリスクは覚悟しておく必要があるが。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.05
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抽選会の模様を録画中継で見た。くじ引きが始まる直前、会場全体をカメラが撮っていた。その中に、横浜高・渡辺監督が寝ている姿があった...。たぶん余裕なんだろう。直後、目が覚めて大阪桐蔭との対決を知ることになる。いつもアクセスいただきありがとうございます。【あま野球日記 メディアガイド】2006年8月4日アクセス数 50,000件を達成。日記件数 497件目開設 502日目 直近1ヶ月間は、平均アクセス数300~350件/日で推移。《人気ネタ》「埼玉高校野球」。 高校野球・埼玉県予選の期間中は全体的にアクセス数が上がります。《過去アクセス数 ベスト3》1位 【埼玉高校野球】春日部共栄、敗退!(2006.7.26)2位【WBC】西岡は日本シリーズで全国区になり、WBCで世界に注目された(2006.3.13) 3位【プロ野球】やはり楽天の監督にノムさんが就任していた... (2005.8.19) 《ブログランキング》2006年4月28日から参加。野球部門で26位が最高。だいたい30~40位あたりをウロウロ。ちなみに現在は31位です。(2006.8.5 AM9:21現在)今後ともよろしくお願いします。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.05
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<横浜2-1巨人> 巨人が単独最下位に沈んだ。最下位は昨年6月11日(広島と同率5位)以来だが、8月以降では75、97年に次いで球団史上3度目。原監督は「選手の一挙手一投足をしっかり記憶の中にとどめておかないと」と厳しい表情だった。グローバーが8回2失点と好投も、打線が今季2度目の1安打。ディロンのソロ本塁打だけに終わってしまった。 (日刊スポーツ) とうとう沈んだ。今季前半の快進撃は「今季こそ優勝!」を予感させた。ところがどうだ。開幕して約4ヵ月後に最下位まで急降下。昨日読んだ夕刊紙によると、「フジテレビは8月以降、読売戦の放送を中止してCS有料放送だけで中継することにした。でもそれでは視聴者にあまりに申し訳ないので、ネットで無料放送も実施する。但し設備の都合上、視聴可能者は1万人まで」。1万人はいくらなんでも少ないだろ? と思ったが、過去のネット放送の実験から、1万回線あれば十分余裕があるのだという。かなり寂しい話だ。ボクが小さい頃、「巨人・大鵬・玉子焼き」という言葉があった。日本全国みんな読売が好き! という意味。それが今や、全国で1万人未満の視聴者への対応でも、何ら問題はないようだ。これまで、たまに読売戦をチラッと見たことがある。原さんや選手たちの悲壮感たっぷりの表情が画面に映り、見ているこちらまで暗澹たる気持ちになり、チャンネルを変えてしまうことが何度かあった。アンチ読売のボクでさえ同情する。頑張れ、読売ジャイアンツいつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.04
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今日の新聞も一斉に「疑問符」をつけていた。TBSには抗議の電話が殺到したらしいが、「過去にも野球などで同じくらいの抗議を受けたことがあり、前例がある」と回答していた。抗議の意味が違うことに、この人たちは気づいていないようだ。このライトフライ級の王座決定戦は、王者バステスのタイトル返上・1階級上のフライ級への転向が契機となった。それにあわせて、そもそもそのフライ級4位だった亀田がなぜかバステスのいなくなったライトフライ級へ。しかも2位にランク。ランダエタも後を追うように、こちらは1階級下のミニマム級からライトフライ級へ転向、いきなり1位にランク。日刊ゲンダイによると、「ライトフライ級でまったく実績のない同士で王座を争うなど、前代未聞。そこに政治力が働いていたのは明らか」だという。その政治力を働かせたのはTBS?視聴率至上主義の世の中、キー局の中では数字が厳しいTBSゆえ、背に腹は代えられなかったろう。わからないではない。多少モラルの点で問題はあっても、視聴率が上がればすべてはOKだ。べつに殺人事件を起こしたわけじゃない。亀田を昔から追いかけてこの王座決定戦の放送を実現し、大晦日に防衛戦の枠まで決めたのだから、この仕掛けの責任者の方の手腕はお見事というしかない。そして亀田兄弟は3人。まだまだ視聴率を稼げるタマはいる。社内では勲章モノだろう。昨日の試合が始まるまで、すべてはTBSのシナリオどおりだった。だが、誤算はこれだけの抗議が巻き起こってしまったこと。詰めが甘かった。(1)実況アナ・解説者への「亀田支援」の指示をもっと徹底すべ きだった。ランダエタの攻撃をまったく評価せず、逆に亀田 の攻撃には必要以上に褒めちぎることで、視聴者への洗脳を 試合途中からはかるべきだった。 (2)ラウンド終了毎に解説者自身にも採点をさせ、その結果を 放送して既成事実を用意しておくべきだった。もちろんど のラウンドも「亀田が上」と言わせる。ま、これはお約束。この上記2点だけでも、素人の視聴者の多くは騙せたかもしれない。 (3)ガッツ石松をあらかじめ巻き込んでおくべきだった。 こんなに批判のコメントをされるとは盲点だった。(4)12Rが終了した時点では、経過がどうであれ亀田にガッツ ポーズをやらせるべきだった。素人の多くを騙せたかもしれ ない。(5)ランダエタにもう少し手を抜いてやるよう徹底しておくべき だった。ま、これらが今回の反省点。ぜひこれらを教訓にして、大晦日の放送に取り組んでいただきたい。抗議電話は確実に減るでしょう。TBS殿では大晦日の放送、今回の詰めの甘さを教訓にして素晴らしい亀田防衛の映像を作ってください。お祈りしています。どうせスポーツ番組ではなく、バラエティですから。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.03
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WBA世界ライトフライ級王座決定戦「亀田興毅対フアン・ランダエタ」戦を2日午後7時半から約2時間半、生中継したTBSには試合直後から視聴者からの電話が殺到し、かかりにくい状態が続いた。呼び出し音の後に、電話が込み合っていることを知らせるテープが繰り返し流された。電話の大半は、判定への抗議とみられる。放送を見て毎日新聞に電話してきた男性は「亀田選手には勝ってほしかったけど、試合の結果に納得できない。この怒りをどこにぶつけたらいいのか」と憤っていた。 (毎日新聞) ま、TBSの件を関連会社の毎日新聞がいち早く伝えるのも事件といえば事件だろうか? とにかくここ何日か、TBSのはしゃぎっぷりは凄かった。ボクシングにまったく興味のないボクでさえ、今日は早く帰ってテレビを見ようか、と思ったほどだ。今日亀田が勝てば、大晦日は「レコード大賞」をすっ飛ばして、亀田の防衛戦を中継すると報じていた。それを聞いたとき、亀田は勝つシナリオなんだろうな、と思った。TBSにとって亀田三兄弟は「金のなる木」。その壮大なドラマはまだ始まったばかり。おいそれと亀田長男を負けさせるわけにはいかないTBSの事情がある。だから視聴率のことも考え合わせると、1Rで亀田KO勝利ではつまらない。だから10Rあたりで亀田KO勝利!というシナリオかと思っていた。ところが判定決着まで行った。そして視聴者にとって納得の行かない結末を迎えた。この後にTBSが用意するシナリオはこうだろう。「なに? この戦いの結果に納得できないのか?だったら大晦日にちゃんと決着つけてやるから、TBSを見てくれ」と、亀田興毅に言わせること。これでTBSは、今日のタイトルマッチを大晦日に向けての壮大なプロモーションとして使うことに成功する。でもTBSさん、メディアとして大事なことを忘れているような気がする。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.02
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仙台育英高と東北高の宮城県大会決勝。延長15回の末に0-0の引き分け再試合。明けて翌日に再試合が行なわれ、仙台育英が勝利し甲子園出場を決めた。ヒーローは、仙台育英の2年生エース・佐藤由規投手。決勝戦2試合分、全24イニング・374球をひとりで投げ抜き優勝に大きく貢献した右腕だ。佐藤由規投手。この選手はリトルリーグの出身らしい。在籍したチームは「仙台東リトルリーグ」。2002年、彼が中学1年のとき、全国大会で優勝し世界大会で準優勝を経験している。その年、リトルリーグ全国大会の決勝は、仙台東と宝塚だった。決勝戦の模様をJスポーツが中継していた。ボクはそのビデオを大切にもっいたけれど、なぜかいまは紛失中。たぶんこのビデオの中に仙台東リトル時代の佐藤投手の姿が映っていたのだろうに。残念だ。その後、仙台西部シニア・リトルを経て仙台育英に進学した。MAXは147キロ。甲子園での活躍に期待したい。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.02
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<プロ野球選手肖像権訴訟>使用許可は球団の権限 東京地裁プロ野球カードやゲームソフトに選手の実名や肖像が使用されていることを巡り、使用を許可する権限が球団側と選手側のどちらにあるかが争われた訴訟。東京地裁は1日、球団側に権限があると判断し、選手側敗訴の判決を言い渡した。選手側は控訴する方針。「肖像権などの使用許可の権限は球団にはない」ことの確認を求めて提訴。「球団が宣伝目的のために利用しても、選手は異議を申し立てない」と定めた16条の解釈について、選手側は「商品化は『宣伝目的』外だ」と主張した。判決は「知名度向上という点で商品化も『宣伝目的』に含まれる」と判断した。 (毎日新聞) 肖像権とかの判断って難しい。ボクみたいな素人だって難しいことはわかる。今回の東京地裁の判断は、「知名度向上という点で商品化も宣伝目的に含まれる」ため、球団側に使用権限が認められたということ。いまボクが思うのは、選手会がそんなことを争っている場合なのだろうか? ということ。プロ野球・読売の中継、テレビ視聴率は7%台だそう。これは最悪の数字らしい。フジテレビは今後、地上波での中継を取りやめた。読売系列の日テレも放送延長しない方針を打ち出した。「ファンあってのプロ野球だ」。奇しくも前選手会長はそう言い、涙を流しながら、2年前にストライキを行なった。もしそれが選手会の本音なら、選手の権利のみを主張している場合ではない。テレビという巨大メディアでの中継の有無は、プロ野球自体の存亡に直接影響すること。プロ野球人気をどうやって取り戻すべきかを、球団と一緒に考える必要があるのではないだろうか。今のままでは、「火事で炎がわが家を包んでいて、もう逃げ道がなくなりそうなのに、親の遺産をめぐって言い争っているバカな息子たち」の構図。あまりに滑稽だ。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.08.01
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