全47件 (47件中 1-47件目)
1
第2回関東地区大学野球選手権が、昨日から横浜スタジアムで行なわれている。出場校は各リーグ戦で優勝した次の5校。1位と2位のチームは、晴れて明治神宮大会に出場できる。創価大(東京新大学野球連盟) 筑波大(首都大学野球連盟) 関東学院大(神奈川大学野球連盟) 国際武道大(千葉大学野球連盟) 上武大(関甲新学生野球連盟) 昨日の1回戦は国際武道大と上武大が勝利。今日の2回戦で創価大と国際武道大が戦い、その勝者が明日上武大と優勝を賭けて決勝戦を行なうことになっていた。ボクは流通経済大を見ていた関係で、同じ東京新大学リーグに所属する創価大のゲームも観戦していた。春の明治神宮大会でベスト4の実績もあり、ずば抜けた選手はいないように見えるものの、総合力の高いチームだと思っていた。もちろん、この関東地区選手権でも優勝するんだろうと...。(他のチームは見たことがないのでまったくの主観ですが)ところが国際武道大に0-8の敗戦。■国際武道大 8-0 創価大■ 武道大 303 100 100 =8創価大 000 000 000 =0[武道] 伊波孝(3年・沖縄水産高)[創価] 勝又一樹(2年・富士宮西高)、天野隆司(1年・創価高)、 高田周平(3年・関西創価高)、新井慎一(4年・創価高)詳しいことはわからないけれど、先発した勝又が初回から打ち込まれたようだ。少なくとも、勝又が打ち込まれる姿を東京新大学リーグで見たことはない、ボクは。ただ、この大会の第2代表は併行して行なわれている敗者復活戦の優勝校に決まるため、まだ創価大に可能性は残されている。いい加減に酔っ払って先ほど帰宅したのだけど、目が覚めたいつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.31
コメント(0)
本日、早慶戦第三戦が行なわれた。既に優勝を決めている早稲田大が慶応義塾大に1-2で敗れ、勝ち点を失い完全優勝はならなかった。■慶応義塾大 2-1 早稲田大■早大 000 000 010 =1 慶大 000 002 00X =2 [早大]●大谷、須田、山本、松下[慶大]○加藤、相澤 早稲田、優勝を決めたものの明治神宮大会は大丈夫なんだろうか。たまたま今、昨日NHKで放送した中継をビデオで見ている。解説の野村・元早大監督がはからずも言っている。「昔からの伝統として、東京6大学で負けても慶應には負けるな!という意識がある」。てことは明治神宮大会などというものは...(かな?)閑話休題。早稲田、来季以降も東京6大学リーグの中では戦力充実、投手陣も強力だ。今日のゲームでは4番手で松下建太(1年・明徳義塾高)が登板。高校時代は04年夏の甲子園、鶴川将吾(現・亜細亜大2年)とのリレーで、横浜高・涌井秀章(現・西武)と投げあった実績をもっている。そのときは惜しくも5-7で逆転負けだったが。そして2番手で投げた須田幸太(2年・土浦湖北高)もいい投手のはず。高校時代、04年のセンバツに出場した。昨日のニュースにて。来春より東京6大学リーグを、地上波民放局で放送する予定があるそうだ。斎藤佑樹(早稲田実)目当てなんだろう、きっと。大学野球復興策だったら素晴らしいのに...。ひょっとして、テレビ局や連盟から早稲田野球部に対して「斎藤を投げさせろ!」といった指示が飛ぶのだろうか。もしそうなったら斎藤本人も、他の野球部員も可哀想だ。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.30
コメント(2)
競馬「天皇賞」、ダイワメジャーが快勝(読売新聞) 競馬の天皇賞(G1)が29日、東京競馬場で行われ、ダイワメジャーが快勝した。2着はスウィフトカレント、3着はアドマイヤムーンだった。 人生2度目の競馬場(東京競馬場)へ。 上手いこと天気予報がハズレ、日中はこれ以上ないという くらいの行楽日和。地べたに新聞紙を敷いてうたた寝をし ながらの観戦でした。 馬券は、今日は10月29日なので 「10」「2」「9」をそれぞれ単勝で買い、見事にこれ もハズレ。殊に「9」のインティライミは途中までダント ツのトップ。そのまま行ってほしかったけど、途中で息切 れ...。 でもG1レースのもつ、ファンファーレや拍手など、競馬 場の独特の雰囲気はいいですね。 「6」のトリリオンカットは、レース開始前に騎手を乗せ ずに勝手に2周近く走り、疲労が激しいため出走停止にな るなどのアクシデントもまた楽し いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.29
コメント(5)
早慶戦 第二回戦■早稲田大 4-2 慶応義塾大■(延長12回サヨナラ)慶大 200 000 000 000 =2 早大 000 100 001 002x=4 [慶大]相澤、●関本-岡崎 [早大]○宮本-細山田、笹沢 昨日の第一戦目は、加藤幹典(川和高)の好投で慶應大が先勝。そして今日は、延長12回に佐伯謙司郎(早稲田実)のサヨナラ2点本塁打で早稲田大が勝利した。エース・宮本賢(関西高)も12回を完投した。両チームの捕手は慶應大・岡崎祥昊(智弁和歌山高)、早稲田大・笹沢学(帝京高)。この2人、甲子園でも捕手として対戦している。02年夏、準決勝で智弁和歌山高-帝京高戦。森岡良介(現・中日)を擁した明徳義塾高が優勝した大会のこと。智弁和歌山のエースは田林正行(現・同志社大)、帝京は高市俊(現・青山学院大)。それぞれがバッテリーを組んで戦った。ちなみに、その時は6-1で智弁和歌山が勝利し決勝に進出した。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.29
コメント(4)
先日の日刊ゲンダイによると、これだけ賑わった日ハム。さぞ球団の懐も潤っているだろうと思ったがさにあらず。今季も20億円前後の赤字を見込んでいるらしい。なぜか?本来であれば、ドーム内で販売する売店収入は球団にとって大きな収益源のひとつ。でも、この売店収入はすべてドームの懐に入るもので、球団には入らない。球団のグッズ販売については、ドーム内のショップに球団が原価で卸しているため、これも利幅が薄くあってないようなもの。それもこれも、日ハムが北海道に移転したのは球団の事情によるもので、決してドームが誘致したわけではない。その点がドームを立場を強くさせ、球団のそれを弱くした双方の契約条件に反映している。思えば、日ハムの北海道移転は突然だった。そもそも北海道のドーム球場を活用すると言われていたのは西武だった。第2のホーム球場に使う予定といわれていた。ところがそれに待ったをかける形で日ハムが北海道に移転した。そのことが遠因となって、今も不利な契約のまま。日本一になっても赤字じゃ、寂しすぎる...いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.28
コメント(0)
昨日から行なわれている高校野球関東大会。埼玉勢は、昨日の一回戦で花咲徳栄高(埼玉2位)が佐野日大高(栃木1位)に延長14回の末、7-8でサヨナラ負け。そして今日。浦和学院高(埼玉1位)は日大藤沢高(神奈川2位)と対戦し3-4で敗れ初戦敗退。埼玉県の2校はいずれも「日大勢」に敗れ、来春のセンバツ出場の夢は絶たれた今年の浦和学院高はチカラは安定しているように思っていたけど、わからないもんだ。《今日行なわれたその他の試合》■富士学苑(山梨1位) 4-1 宇都宮清陵高(栃木2位)■都留高(山梨2位) 4-2 桐光学園高(神奈川1位)■桐生一高(群馬1位) 10-1 藤代高(茨城3位)※詳しくは茨城県高野連HPをどうぞ!いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.28
コメント(0)
日本ハム、今季は主催試合の平均入場者数が4万人を超えるという。以前このブログにも書いたけど、ボクが後楽園球場でビール売りのアルバイトをしていた頃は、歩合制だったため、日ハム戦はバイト料を稼げなかった。それほど観客が少なかった。ちょうど今から25年ほど前のこと。そして、それ以降ボクの記憶に強く残っているのはパ・リーグを制覇した時ではなく、「ビッグバン打線」と呼ばれていた時代。1998年の頃。ちなみに当時のスタメン。--------------------------------------9 上田佳範(松商学園高-日本ハム。現・中日)6 奈良原浩(帝京高-青山学院大-西武-日本ハム。現・中日) 5 片岡篤史(PL学園高-同志社大-日本ハム-阪神。今月、引退発表) DH ナイジェル・ウィルソン 3 田中幸雄(都城高-日本ハム) 7 西浦克拓(上宮高-日本ハム。引退) 6 金子誠 (常総学院高-日本ハム) 2 野口寿浩(習志野高-ヤクルト-日本ハム-阪神) 8 井出竜也(吉田高-日本通運-日本ハム-読売-ソフトバンク。来季・ホークスコーチ)---------------------------------------【日本シリーズで、中日ベンチにいた日ハム出身者たち】当時のスタメンでは、上田佳範と奈良原浩が中日に在籍。そして昨日書いた高代延博も現在は中日コーチだけど、元々は生え抜きの日ハム選手だった。森繁和(駒澤大高-駒大-住友金属-西武-日本ハム-横浜-現・中日コーチ)も一時期だが、コーチとして日ハムのユニフォームに袖を通した。考えてみれば、中日監督の落合博満も現役最後は日ハムだった。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.27
コメント(5)
日本ハムが初戦で敗れたものの、第二戦目以降を4連勝し、4勝1敗で44年ぶりの日本一を決めた。一昨年、昨年もパ・リーグが優勝し、セントラルはスケジュールの違いをその理由にしていた。でも今年は優勝が決まった時期はほぼ同時期。スケジュールを言い訳にはできない。パはセ・リーグより強いことを証明できたのでは?そのことが、ボクにとっては一番嬉しい。■日本ハム 4-1 中日■中日 000 100 000 =1 ハム 000 012 01X =4 [中日]●川上、平井、久本、中里[日本ハム]○ダルビッシュ、岡島、MICHEAL日ハム、3-1のリードで迎えた8回裏。稲葉篤紀(中京高-法政大)の本塁打が勝利を確かなものにし、稲葉自身のMVPを確定させた。ヤクルトを出る時の苦い思い出を、スッキリ消し去ることができたのではないか。 優勝が決まった瞬間、日ハムベンチでは選手だけでなく、コーチの淡口憲治(三田学園高)や佐藤義則(函館有斗高-日本大)ももちろんはしゃいでいた。一方、中日ベンチでは、恨めし気にその模様を眺めているコーチがいた。高代延博(智弁学園高-法政大-東芝)がその人。高代、元々は日ハムの歴史を創ってきた中心人物のひとり。近鉄の淡口憲治や阪急(オリックス)の佐藤義則らを敵にまわして日ハムの代表選手として戦ってきた。何の因果か、古巣の胴上げを見つめる高代。いったいどんな想いが、その胸に去来したのだろうか?いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.26
コメント(4)
今日、亜細亜大vs青山学院大の第2戦が行なわれた。どちらが勝っても勝者が優勝という、いかにも「戦国東都」の名に相応しい最終戦だった。結果は、伏兵・亜細亜大が3-2で勝利し、1部リーグの優勝を決めた。■亜細亜大 3-2 青山学院大■亜大 000 201 000 =3 青大 100 000 001 =2 勝利投手は4番手で登場した糸数敬作(沖縄・中部商高)、敗戦は高市俊(帝京高)。高市、今日も勝てず!だった。亜大の5番・小粥勇輝(浜名高)が6回に放った本塁打がこのゲームの勝利を決めた。そもそもこの秋季リーグ。優勝を争っていたのは國学院大と青学大だった。國学大が青学大との第4戦に勝利をすれば優勝という、最初の王手をかけたのに敗戦。青学大も昨日の亜大戦に勝利すれば優勝という王手がかかっていたのに敗戦。結局、今日の最終戦にもつれ込み、亜大が優勝を奪った格好だ。春季リーグで青学大は優勝したものの、優勝が近づいてからはバタついた。この秋季リーグでも、最後にバタつき優勝を逃してしまい、ドラフト候補選手がひしめく「スター軍団」の大学野球は終わった。尚、MVPは亜大の糸数敬作(4年)だった。実はこの糸数、高校生時代(02年夏)に、甲子園で高市(当時帝京高)と一回戦で対戦し、敗れている。今日は、高校生のときのリベンジといえるかもしれない。---------------中部商 000 010 700 =8 帝京高 512 010 20X =11 [中部商]玉寄博-糸数 [帝京]浅野-高市-浅野 ---------------いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.26
コメント(0)
■日本ハム 3-0 中日■(第4戦:日本ハム3勝1敗)中日 000 000 000 =0 ハム 001 020 00X =3 [中日] ●中田、石井、鈴木、久本、吉見[日本ハム] ○金村、トーマス、建山、岡島、MICHEAL 日ハムは5人の投手で中日を完封リレー、王手をかけた。今日のヒーロー、「打」は稲葉篤紀(中京高-法政大)。「投」は、ピンチに井上一樹(鹿児島商高)を三振に斬ってとった建山義紀(東海大仰星高-甲賀総合科学専門学校-松下電器)もよかったし、読売の頃より気迫をみなぎらせた岡島秀樹(東山高)もよかった。でも、やっぱりこの人!金村暁(仙台育英高)。監督批判の謹慎明け直後の登板。初回、マウンドにに上がるとすぐさまスタンドに向かい、帽子を取って深々と頭を下げた。ゲーム終了後、インタビューで「この場を借りて謝罪します。温かく迎えてくれたファンやチームメイトに感謝します」。そういった。以前よりひとまわり金村が大きく見えた。(実際にはやせたらしいけど!?)金村は仙台育英高時代、94年に甲子園に出場した。当時の監督は竹田利秋氏。現在は國学院大の監督を務めている。東都大学リーグで國学院大を1部リーグに復帰させ、この秋季リーグでは「1部復帰即優勝」を目指していた、その人。残念ながら今日、駒沢大に敗れもう一歩のところで目標を叶えることはできなかった。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.25
コメント(5)
東都大学リーグはいよいよ大詰め。(第1試合)■駒沢大 3-2 國学院大■(延長10回)駒沢大 000 200 000 1 =3 國学大 000 101 000 0 =2 両校1勝1敗で星を分けたこのカードの3戦目。勝利をすれば優勝に向けて一歩前進する國学院大、だった。だが延長の末に駒大に敗退、勝ち点3で終了し優勝の可能性はなくなった。名将・竹田利秋監督の目指す「1部復帰即優勝」の夢は消えた。(第3試合)■亜細亜大 3x-2 青山学院大■(延長11回)青大 000 000 200 00 =2 亜大 000 011 000 01×=3 第1試合で國学大が敗戦したことにより、もしこのゲームで勝利すれば優勝が決まる青学大。逆に連勝すれば優勝する亜大。結果は亜大の勝ち。春季もそうだったけど、優勝が決まる直前にバタついてしまう青学大。さて今回はどうなるだろう?明日13時~、同カード第2戦が行なわれる。もし亜大が連勝すれば亜大の逆転V。逆に青学大が勝利すれば、勝率の関係で青学大の優勝が決まる。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.25
コメント(0)
ついに日本シリーズが北の大地に上陸した。中日が第一戦、日ハムが第二戦をそれぞれ制しての第三戦。■日本ハム 6-1 中日■中日 100 000 000 =1 ハム 300 000 03X =6 中日:●朝倉、小林、中里日本ハム:○武田勝、武田久、岡島、マイケル 初回に先制を許した日本ハムは、小笠原道大(暁星国際高-NTT関東)の2点適時打ですぐに逆転。この日本シリーズで初安打。来季のFAも話題になっており、中日か横槍を入れた読売かで夕刊紙では話題。日ハムの先発は武田勝(関東一高-立教大-シダックス)。6回途中にマウンドを降りるまで失点1に抑える好投。元々は上手投げだったが、スリークォーターに変えたのはシダックス在籍の時。臨時コーチとして来ていた高橋一三氏(元読売、日ハムコーチ)から指導を受けたそうだ。そして、武田の武器であるシュートとチェンジアップは、やはりシダックス時代の監督・野村克也氏(現・楽天監督)の「今のままじゃダメ、何か武器を持て!」という指示によるもの。これは有名な話。野間口貴彦(現・読売)とともにシダックスを支えた。6回途中から、二番手として武田久(生光学園高-駒沢大-日本通運)が登板。ウッズを空振り三振に打ち取った直球は圧巻だった。スポーツニュースで、解説の上原浩治(読売)が「ふつうストレートは上から下に行くものだけど、武田久のそれは下から上に行く」と言っていた。その言葉どおり、下から上に行った投のヒーローがこの「W武田」なら、打のヒーローは小笠原と、そして稲葉篤紀(中京高-法政大)。8回ニ死一・二塁で放った3点本塁打は日ハムの2勝目を決定づけたこれで日ハムが2勝1敗。多くの評論家が4勝1敗か4勝2敗で中日と日本シリーズを予想していたが、たぶん皆な大ハズレだ!いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.24
コメント(4)
東大・野球部の大沼監督が辞任した。昨春に就任以来、2年間(計4シーズン)で20戦0勝20敗。1勝もできなかったことがその理由らしい。------------------------------東京6大学リーグの東大・大沼徹監督(57)が22日、全日程を終えた神宮球場で会見に応じ、退任の意向を明らかにした。今季の東大は開幕からこの日の立大戦まで10連敗で通算30連敗となり、ワーストの18季連続最下位が決定。05年から指揮を執るが「チーム、選手を掌握し、まとめることができなかった。責任を感じている」と辞意を表明した。 (日刊スポーツ.COM)------------------------------今朝、この記事を読んだ。「チーム、選手を掌握し、まとめることができなかった」という大沼監督のコメントが、どうにもボクには引っかかった。チームや選手をまとめるとはどういうことだろう?少なくとも「勝つ」ことを目的とし、その目的を達成するために戦略や戦術があり、それを基にしてチームや選手をまとめるということなのだろう、たぶん。東大の目標は、いくらなんでも東京6大学の優勝ではないはずだから、まずは「勝ち点1」を挙げるということか?例えば目標が「勝ち点1」を挙げることだとすれば、その戦略・戦術は何だろう?選手の育成も大事だけど、最も大切なのは素質のある高校生(特に投手)を引っ張ってくることじゃないのか。早稲田、法政、明治をはじめ、東大以外の5大学は積極的な選手集めをしている。その中にあって東大だけは選手集めなどやりようがない。能動的に選手を集めることができないチームに、戦略や戦術などをそもそも立てることができるのだろうか。ましてや、チームをいったいどうやってまとめようというのだろう?現状、東大が勝ち点1をまず挙げるためには、「チーム、選手を掌握し、まとめること」が一番大切なのではなく、(1)たまたま素質のある選手(特に投手)が東大に入学してくれる「幸運」(2)たまたまその投手が好投してくれる「幸運」(3)たまたま相手チームがポカをやってくれる「幸運」この3点の「幸運」が、たまたま同時に訪れる「幸運」を他力本願的に狙うしかないのではないか。大沼監督のコメント、凡人にはわっかりましぇーん!最近、東大生投手として、その実力をプロから認められた選手に松家卓弘(東京6大学リーグで通算3勝、現・横浜ベイスターズ)がいる。香川・高松高の出身。2年生の秋に県大会準優勝、四国大会に進出し準決勝まで勝ち進み、センバツ出場をあと一歩のところで逃した。3年時も春の大会で県大会で準優勝の原動力となった実績があった。当初は慶應大を受験する予定だったが、高校の勧めもあり東大を受験し、たまたま合格した。上記(1)の好例だ。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.23
コメント(6)
昨日は中日が先勝し、今日は日本シリーズ第二戦。■日本ハム 5-2 中日■ファイターズ 100 000 220 =5 ドラゴンズ 100 100 000 =2 [日本ハム]○八木、武田久、MICHEAL[ 中日 ]●山本昌、平井、岡本、鈴木、久本ルーキー八木智哉(日本航空高-創価大)が、中日・山本昌(日大藤沢高)に投げ勝った。が、ヒーローは金子誠(常総学院高)だと思う。スコア1-2の1点ビハインドで迎えた7回表、日ハムの攻撃。二死二・三塁で8番・金子が4球目の直球を叩き中前打。走者2人が生還し、3-2と逆転に成功した。続く8回表には4番・セギノールに2点本塁打が飛び出しスコアは5-2。日ハム、第二戦の勝利を決定づけた。金子誠。常総学院高時代、甲子園に3度も登場している。いずれもポジションは遊撃手。92年夏、93年春、93年夏。93年の春、2回戦では宇和島東高と対戦し勝利した。宇和島東のエースは平井正史(現・中日)、そして4番を打っていたのは岩村啓士(元・近鉄)。今さまざまな話題を提供しているヤクルト・岩村明憲の実兄だったと思う。弟がプロに入団する時「近鉄だけはイヤだ」と言っていた。それは近鉄に入団した兄への球団の対応に不信感をもったことが理由らしい。いかん、また話が逸れた。93年夏。優勝候補と言われ、金子は主将として三たび登場した。2回戦は近大付高と対戦し4-1で勝利した。近大付高の投手は、2年生の金城龍彦(現・横浜)。その金城とバッテリーを組んでいたのは現・楽天の藤井彰人(近畿大)。その後、準決勝に勝ち進み埼玉代表・春日部共栄高と対戦。現・横浜の土肥義弘投手(2年)に5安打に抑えられ、3-5で敗れた。昨日、このブログに書いた中日の井端弘和(堀越高)も、この甲子園大会に出場していた。そんな関係からもこの日本シリーズ、金子は井端の守備を相当に意識して張り切っているかもしれない。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.22
コメント(0)
今シーズン初めて照明に明かりが灯った神宮球場。東京6大学野球、法政大と明治大の2回戦が行なわれた。先週の早稲田大戦で優勝の望みが潰え、意気消沈気味の法政。このシーズン、出だしで立教大にあっさり敗れ早々に優勝争いから遠のいたものの、シーズン終盤に差し掛かってから俄然パワー全快の明治大。■明治大 6-5 法政大■法政大 011 020 010 =5 明治大 000 000 33x =6 昨日の第一戦で敗れ、何が何でも今日は勝たなければならない法政。中盤までに4-0とリード、今日はこのまま行くものと思っていた。ところが、最近の明治大はここからが違う。8回裏、4-5と1点差に迫り、なおも無死満塁で3番に入っている大久保寛之(浦和学院高)が適時打を放ち、2者を迎え入れ6-5と逆転。これが決勝点となった。8回表の法政、プロ注目の金丸勝太郎(横浜隼人高)が二盗。その直後に前原祐彦(東北高)の適時打で金丸が好走塁、追加点を挙げたものの勝ちには結びつかなかった。これで法政、明治それぞれ4年生の大学野球生活は終わった。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.22
コメント(0)
■関東学院大 29-3 流通経済大■「つまんないゲームでした。お客さんに申し訳ないです」ゲームが終わった後、インタビュアーに聞かれて関東学院大の春口監督が開口一番にこういった。今日のゲームで何かよかったことは?重ねて聞かれ「勝ったことだけです」。渋い顔のままそう答え、サッサとインタビューを終えた。関東大学リーグ。これまで3戦全勝の関東大と、3戦全敗の流経大の対戦。前半、関東が10-0で辛くもリード。が、後半に入り流経が怒涛のごとく攻め続ける。関東が必死にディフェンスにまわる。だが、流経大のミスに救われる。攻め手になると、今度は自分たちがノッコンなどのミスを連発。20分過ぎに流経大選手の足が止まったことで、どうにか点差を広げることができた。ゲーム内容は点差ほどに差はなかったように思う。こんなにミスを繰り返す関東を見るのは初めてだった。ミスの少ない手堅さが関東の伝統だと思っていたが...。リーグ戦のライバル・法政大も今季は不調と聞く。となると、関東、法政をはじめ大東文化、東海の4校で星を分け合って大混戦になるのだろうか?一方の対抗戦。早稲田大が日体大に100-0で大勝したらしい。こちらだけは順調のようだ。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.22
コメント(2)
昨夜は日本シリーズ第一戦をテレビ観戦。何が印象に残ったかって、パチンコのCMの多さには驚いたし辟易した。人気低迷のプロ野球、日本シリーズといえどもスポンサーをつけるのが難しいのだろうか。「野球人気が低迷しているぞ!」と、繰り返し見ている方に刷り込まれているようにさえ思えた。さてゲーム。ダルビッシュに一番注目をしていたけど、2-4の敗戦。目立ったのは、中日の遊撃手・井端弘和(堀越高)。二遊間を抜けそうな当たりを好捕、素早く一塁へ送球。そして三遊間へのシングルハンドで捕球、振り向きざまに二塁へのジャンピングスロー。もし出塁を許していたら、どれだけピンチが拡大していたかわからない。素知らぬフリでの好プレーだった。井端弘和。高校時代、92年春と93年夏の2回甲子園に出場している。92年、2年生の時に出場したセンバツ。1回戦は村野工業高を破り2回戦に進出したものの、星稜高に0-4で敗れた。星稜にはヤンキースの松井秀喜がいた。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.22
コメント(0)
■明治大 6-0 法政大■明治大 003 000 300 =6 法政大 000 000 000 =0 明治大、2年生ながら4番に座った佐々木大輔(日大三高)が3回に2ランを放ち、投げては水田裕(愛知啓成高)が法政打線を5安打に抑え完封勝ち。法政は今季3度目の完封負け。法政は優勝を逃し、完全に切れちゃったかな?今日の明治、埼玉出身の選手が2人登場していた。田島一憲(聖望学園高)と大久保寛之(浦和学院高)。田島はまだ2年生の03年、夏の甲子園に捕手で出場し、ベスト8入りをしている。その時のエースは松村裕二(3年)。現在は立教大の投手で、今日の東大戦に3番手で登板している。そして大久保寛之。現在、明治大の中堅手。1番を打つことも多いが、今日は3番。02年の春と夏に甲子園に出場、高校時代は遊撃手を守っていた。チームメイトはエースの須永英輝(現・日本ハム)、河野靖史(明治大)、田爪晃司(東洋大)など。甲子園では、春夏ともに報徳学園と対戦し、1勝1敗。報徳の投手は、現在は早稲田の右のエース・大谷智久だった。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.21
コメント(0)
青学大と熾烈な優勝争いを繰り広げる國学大(今日現在2位)。一方、何としても最下位=入れ替え戦出場は逃れたい駒沢大(今日現在5位)。 昨日の第一戦を勝利した國学大、今日も勝利し勝ち点をひとつ増やして(暫定)トップに立ち、最終週に行われる青学大の結果を「高みの見物」と行きたかった。 が、今日の第二戦はなんと7-21の大敗。これは、野球というよりラグビーにありがちなスコアだ。 ■駒沢大 21-7 國学院大■國学大 010 030 012 =7 駒澤大 034 316 04×=21 このブログで何度か書いたけど、春季リーグの入れ替え戦は、1部6位の立正大と2部1位の國学大の戦いだった。 第三戦までもつれた後に僅差で勝利、國学大は1部入りを果たした。今やその1部で優勝争いを演じている。そして僅差(しつこい!)で敗れた立正大は、現在2部の最下位に低迷し、下手をすれば3部との入れ替え戦に出る羽目になりそうな雲行き。 いったいこの後、どうなるんだ?東都はいつももつれる。だから目が離せない。尚、國学大vs駒沢大のカードでは、昨夏甲子園で優勝した駒大苫小牧高のチームメイトが敵味方に分かれて対戦した。二塁手の林裕也(駒大)と遊撃手の辻寛人(國学大)。-----------------------------昨夏、甲子園決勝・京都外大西戦のメンバー表1番(4)林 裕也(3年)3番(6)辻 寛人(3年)4番(8)本間篤史(2年)9番(1)松橋拓也(3年)-(1)田中将大(2年) ------------------------------松橋拓也は明治大に進学した。田中将大は先日のドラフトで楽天へ。さて、本間篤史は何処へ?そして、駒大の今日のメンバーを見たところ、埼玉栄高出身の三戸貴正(1年)が代打で出場していた。この高校は、ボクの自宅から最も近い高校。たまにグラウンドで練習を見学している。ほかに、同じ埼玉栄から山本裕紀捕手(1年)も駒大に進学していた。ちなみにチームメイトだった神野達哉は立正大の1年に在籍中。昨夏もエースだった一学年下の木村文和投手は、先のドラフトで西武入団が決まった。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.20
コメント(0)
今日は「10.19」。あれから18年の月日が過ぎました。あの日、朝から川崎球場のチケット売り場に並び、三塁側ベンチの後ろの席をキープ。近鉄ナインと同じ空間で過ごした時間、そして球場を包む異様な空気。どれもこれも忘れることのできない貴重な思い出です。そして、選手たち。あんなに勝ちにこだわったプロ野球のゲーム、ほかに観たことがありませんでした。リーグ優勝や日本一が決まるゲームでのそれとは違う、ベンチの選手すべてがまるで「命懸け」の戦いをやっているようでした。◇代打で登場し、同点二塁打。塁上でクチを膨らませ派手なガッツポーズを繰り返す村上。◇9回一死、もう引き分けかと諦めかけたときに二塁打を放ち、遠慮がちに両手を叩いた淡口。◇淡口の代走で登場。鈴木貴の右前打で本塁に突入しかけ、三本間に挟まれ憤死。直後、ベンチでひとり涙を流していた佐藤。◇もう今度こそダメかと思ったとき、代打で登場し中前適時打を放った梨田。不慣れなガッツポーズをしていた。「あの時のガッツポーズは、人生はじめてだった」と後日、告白していた。◇本塁に生還。勝ち越し点を挙げ、本塁近くで中西さんと抱き合って倒れこんでいた鈴木貴。◇審判の判定に完全にぶちきれた吉井。彼の精神面とかの問題というより、あのゲームを包む空気がとにかく異様だった。だれもが神経を高ぶらせていた。いや、選手も観客も血が沸騰していた感じだった。◇突然リリーフで登板。最後の打者を三振に打ち取り、帽子を叩いて喜んだ阿波野。その勝利が決まる瞬間まで、顔色は青くずっと表情が強張っていた。◇「セ・リーグの試合しか見ない人は、全然名前を知らないだろうけど、いい選手なんだ」と中西太さんが称賛していた吹石と真喜志。この日、ふたり揃って本塁打を打った。◇三塁線を抜けそうな当たり。水上に好捕され、間一髪で一塁アウト。ヒーローになり損ね、珍しく審判に食って掛かった新井。◇本塁打を量産、この日も一本の本塁打を放ったブライアント。ブライアントを敬遠され、著しくプライドを傷つけられながらも冷静に適時打を打った4番・オグリビー。◇そして時に感情を昂ぶらせ、そして時に冷静な采配を施した仰木監督。第2試合の延長10回裏。もう勝利も優勝も消えた近鉄ナイン。まったく意味のない守備につき、目に涙を浮かていた。ベンチでは村上や鈴木貴をはじめ、どの選手も泣いていた。とても見ていられなくてボクは球場を後にした。でも、今にして「最後まで見ればよかったかな...」なんて思っている。この18年という月日。仰木さん、鈴木貴久はもうこの世にいない。そして近鉄バファローズも、本拠地藤井寺球場も、舞台となった川崎球場もすでに消滅した。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.19
コメント(14)
読売・小久保裕紀(星林高-青山学院大)選手がFA権を行使するそうだ。読売サイドは「あきらめない!」と言っているが、どうもそれはポーズであって、古巣・ソフトバンクホークスに戻ることは公然の秘密らしい。そもそも’03年オフに突然発表された読売への無償トレードからして不可解だった。-------------------------------当時の球団社長だった高塚猛氏の専横ぶりに嫌気がさした小久保を、青学大の先輩だった中内正オーナーはホークスに留めることができず、無償で読売に差し出したという説がある。この時、高塚氏は小久保を解雇したかったのであり、自由契約であれば小久保はどこの球団にでも行けたはず。なのに、わざわざ読売に中内氏が涙ながらに読売に差し出した理由が、これまで明らかにされていない。 (Wikipediaより)-------------------------------小久保、読売、ホークスの関係が何だか謎に包まれたトライアングルだ。いったい読売とホークスにはどんな約束がされ、無償で小久保は読売に移籍し、3年後にホ-クスに戻ることになのだろう?この三者につながる人物はたぶん王さんだろうか。王さんが好むと好まざるとに関わらず、このトライアングルの中心にいるような。だとすれば、(↓どうぞ、皆さんも一緒にお考えください)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ということになる。ふーむ、なるほど。だとしたら、予想できることは早晩、王さんは読売の監督に復活する!ま、酒に酔っ払った中年男の戯言だけどね。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.18
コメント(6)
今日行われた東都大学野球、青山学院大vs國学院大第4戦。これまで双方とも1勝1敗1分。雨などの影響もあり、だいぶ間が空いての対戦となった。もし今日、國学大が勝利すれば優勝が決定する、はずだった。 結論から言えば、両チームあわせて35安打、19得点の乱打戦を制したのは青学大。これで勝ち点を3として國学大の勝ち点に並び、優勝戦線は一層混沌とした状態に。 19日から始まる國学大vs駒沢大、24日からの最終週・青学大vs亜細亜大の結果を待って優勝が決まることとなった。 青学大、勝つには勝ったがエース・高市俊(帝京高)の出来は今ひとつのよう。先発しながらも、3回1/3、被安打8、自責点4では完全にKO!だ。春の故障がまだ尾を引いているのかもしれない。不調なエースを最近では珍しく、今日は打撃陣が支えた。5回に小窪(PL学園高)と円谷(横浜高)が連続本塁打、8回にも円谷が2本目の本塁打を放つなど、今季最高の11得点を挙げ勝利を決めた。 不調のエース・高市に代わり、ゲームを作り勝利を導いたのは二番手・井上(千葉経大附高)。5回1/3を投げ9安打を浴びたものの、自責点はたったの1点に抑えた。 一方の國学大、今日勝てば優勝を決めるはずだったのに残念。これだけ打たれれば仕方がない、としか言いようがない。■青山学院大 11-8 國学院大■ 青学大 200 041 022 =11 國學大 102 100 004 =8 青学大の井上投手、千葉経大附高時代は早稲田大・松本、流通経済大・井原らとともに、04年夏に甲子園に出場している。たまたま手元にはその3回戦、ダルビッシュ有投手(現・日ハム)を擁する東北高との結果データがある。 オーダー表を見ると、「3番(遊)井原、4番(投)松本、5番(中)井上」と記されている。井上、スタメンでは中堅だったが途中、二番手投手として登板している。松本と井上の二枚看板だったようだ。 いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.17
コメント(2)
大道典嘉がソフトバンク・ホークスから戦力外の通告を受けた。ボクは大道にひとつ思い出がある。 それは89年10月14日。今は跡形もなくなった藤井寺球場で行われた近鉄vsダイエー戦。この試合で前年の伝説「10.19」の無念を晴らし、近鉄バファローズがリーグ優勝を決めた。その試合のことだ。 5-1のスコアで近鉄がほぼ勝利を決め、スタンド内が大盛り上がりの最中に迎えた8回。大道は代打で登場し、7回途中に加藤に次いでマウンドに立ったエース・阿波野秀幸(桜丘高-亜細亜大)から安打を放った。打球が飛んだ方向は、思い出そうと試みてもなかなか思い出せない。 テレビで観戦していたボクは、「もうすぐ優勝が決まるっていうのに、まったく余計なことをしてくれるもんだ」と思って、画面越しに大道を眺めていた。「オオミチ」という名前の選手は、その時初めて知った。 テレビ解説者は「大道選手にとっては、こんなすごい試合で、すごい投手から安打を打ったのだから、大いに自信になるでしょう」と言っていた。その解説者、たしか岡本伊佐美さん(元近鉄監督)だったと思うが...(あまり自信はない)。 その安打がプロ初打席初安打。以降、テレビで大道を見るたびに阿波野からの安打と解説者のその言葉を思い出す。調べてみると、初本塁打も近鉄から打っている。投手は佐々木修だった。 バットを極端に短く持ち、大きな体躯を小さくたたんで構える独特の打撃フォームは、その後しばらく経ってからのもの。87年、三重・明野高からドラフト4位で南海ホークスに入団。現・楽天の吉田豊彦(国東高-本田技研熊本)とは同期入団(吉田はドラフト1位)。選手生活19年、阿波野から初安打を放ってからは17年。いまでは貴重な南海ホークス入団組だ。本人は現役続行を希望しているという。【大道と同期入団の選手たち(1987年ドラフト・高校卒)】■読売 1位 橋本清(PL学園高)、2位 後藤孝次(中京高)■中日 1位 立浪和義(PL学園高)■大洋 1位 盛田幸妃(函館有斗高)、3位 野村弘樹(PL学園高)■ロッテ1位 伊良部秀輝(尽誠学園高)、3位 堀幸一(長崎海星高)■西武 1位 鈴木健(浦和学院高)■日ハム6位 芝草宇宙(帝京高)いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.16
コメント(2)
早稲田大・應武篤良監督(崇徳高-早稲田大-新日鉄広畑)、その瞬間は声を震わせ目に涙を浮かべた。先発は大谷智久(報徳学園高)。8回を無失点で抑え、完投するものと思って見ていたが、9回最後のマウンドには主将でエースの宮本賢(関西高)が立つ。「このチームは宮本のチームだから、最後は宮本に」と應武監督に直訴しマウンドを譲ったのだという。何だか、学生野球らしい美談だ...。この秋季リーグ戦。戦力的に見て、早稲田が法政をはじめとした他大学に勝っていたのは事実。春も優勝は早稲田と思っていたけど、なぜか勝手にコケて法政大に優勝を譲った。さて次は明治神宮大会。昔から「東京6大学で優勝すれば、それでOK!」という雰囲気がある。でも他リーグよりも環境面も日程面も圧倒的に恵まれている東京6大学。しっかり優勝を勝ち取らなければウソだ。■早稲田大 6-1 法政大■法大 000 000 001 =1 早大 004 001 10X =6早稲田の殊勲選手。投手は大谷だが、打者は前田将希(早稲田実・4年)。3回裏、身長163cm、「快足」がウリの前田将。非力な打者が持つ極太バットを短めに握って左打席に立った。思い切り叩いた打球は右翼スタンドに一直線。貴重な先制点を挙げ、これをきっかけに早稲田は一気にたたみかけた。詳しくは、東京6大学野球連盟HPをどうぞ。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.15
コメント(0)
創価大、昨日の第一戦に続き勝利。7季連続27度目の優勝を果たした。そして、プロ注目の流経大・神戸拓光(こうべたくみ)選手の大学野球は終わった。さて11月21日のドラフトで、どの球団から指名を受けるのだろうか?■創価大 6-1 流通経済大■創価大 011 000 301 =6 流経大 001 000 000 =1先制は創価大。2回、6番・楠本(関西創価高)がバックスクリーン横に飛び込む特大のソロ本塁打。そして続く3回には二死二塁で3番・田中(光星学院高)が打った一ゴロ、捕球した大川(土浦三高)がカバーに入った投手・谷川(広島工高)へのトスを乱し失点。創価大、序盤で2点を奪う。2点を追う流経大は3回。一死後、2番・大川(土浦三高)、右翼越えの二塁打3番・神戸(土浦日大高)敬遠4番・島田(三次高)、ボテボテの投ゴロが失策を招く一死満塁で、この日スタメンの5番・中村(瀬戸内高)が三遊間に適時内野安打で1点を返す。尚も一死満塁でチャンスが続いたが、6番・佐藤(習志野高)が遊飛、7番・貝塚(徳島商高)が一ゴロで、せっかくのチャンスが潰えてしまった。これが今日、勝利できなかった大きな要因。せめてあと1点が欲しかった。中盤はこう着状態が続く。そして7回表、創価大が一気に勝負を決める。4回から代わっている流経大・二番手の掛信投手(崇徳高)に襲いかかる。今日のラッキーボーイ6番・楠本が左前打。7番・佐藤(日大東北高)は三塁に転がした送りバント。一塁への送球を焦った三塁手・中村が悪送球。いきなり無死二・三塁。8番・住川(履正社高)遊ゴロで倒れたが、続く9番の代打・高橋(花咲徳栄高)が大きな中飛を放ち3点目。1番・吉崎(岩倉高)四球、2番・徳田(帝京高)が右翼線への二塁打。佐藤、吉崎が相次いで生還し5点目を挙げた。流経大、4回以降は昨日と同様に淡白な攻めになり、追いつくことはできなかった。尚、注目の流経大・神戸選手の成績。一打席目 四球二打席目 四球(敬遠)三打席目 三振(変化球に中途半端なスイング)四打席目 中前打そして流経大・井原選手(千葉経大附高)。一打席目 四球二打席目 遊ゴロ三打席目 右飛《メンバー表》【創価大】(1)7吉崎(岩倉高4)(2)4徳田(帝京高4)(3)6田中(光星学院高3)(4)2小早川(創価高3)(5)8佐伯(関西創価高3)(6)D楠本(関西創価高3)(7)3佐藤(日大東北高4)(8)5住川(履正社高1)(9)9田上(創価高1)-H高橋(花咲徳栄高1)-9花山(愛工大名電高1)(P)大塚(創価高1)【流経大】(1)4砂川(東洋大姫路高3)(2)3大川(土浦三高3)(3)D神戸(土浦日大高4)(4)2島田(三次高4)(5)5中村(瀬戸内高3)(6)9佐藤(習志野高3)(7)8貝塚(徳島商高3)(8)6井原(千葉経大附高2)-山本(東海大浦安高3)(9)7太田(流経大柏高2)(P)谷川(広島工高3)-掛信(崇徳高3) ※( )内は出身校・学年 赤文字は4年生の意。 いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.15
コメント(5)
中日の川相昌弘内野手(42)が今季限りで引退する。来季は、中日の内野守備走塁コーチに就任する予定。世界記録を更新中の犠打は、今季の5を加え、通算532となった。(日刊スポーツ)「中日の」というより、事情はどうであれ川相はやはり「巨人の」だ。03年秋、原監督が突然の「読売グループ内の異動」による監督辞任で、内定していたはずのコーチ職を棒に振り中日にテスト入団した。24年間の通算成績は1907試合に出場、4508打数1197安打、打率2割6分6厘。川相昌弘。出身校は岡山南高。甲子園には81年夏と82年春の2回、甲子園に出場している。どちらもポジションは投手、打順は5番だった。81年夏は、1回戦で宇都宮学園高(現・文星芸大付高)に敗戦。翌年春は、2回戦で現・西武コーチの荒木大輔を擁する早稲田実と対戦し、0-3で敗れた。話題はちょいと逸れて荒木大輔のこと。当時の荒木、今年甲子園で活躍した斎藤佑樹投手と同様に「大ちゃん」フィーバーを巻き起こした。人気だけではない、実力も十分にあった。80年夏、81年春と夏、82年春と夏の5季連続甲子園出場を果たした。当時、ボクは高校野球をあまり見ていなかったけど、荒木の姿はなぜか憶えている。が、高校時代の川相のことはまるで記憶にない。そもそも荒木と川相が同世代だったことがピンとこないなぁ...。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.14
コメント(0)
東京新大学リーグ最終週、創価大vs流通経済大を観戦した。いわば優勝決定戦に相当する戦い。勝ち点はどちらも「4」。このカードで勝ち点を挙げたチームが優勝する。今日は、その第一戦目。■創価大 7-0 流通経済大■(8回コールド)流経大 000 000 00 =0 創価大 101 200 02x =7流経大・神戸(こうべ)選手が目当てなのだろう、プロ野球のスカウトと思しき人たちがゲーム開始前から、ネット裏にチラホラ。観客は応援の野球部員や父兄を合わせても200人ぐらいだろうか?そして、あらためて驚いたのはシートノックの後、グラウンド整備はベンチ入りしている選手がやっていること。神宮でリーグ戦を行なう選手たちには信じられないだろう。5回終了後。ゲーム終了後も選手たちがやっていた。さて、ゲームの内容。創価大の完勝、流経大の完敗。創価大、流経大の3投手から10安打、6四死球を得、7点を奪った。特に4番・小早川(創価高)。ことごとくチャンスがまわり、そのチャンスを5打数4安打(2二塁打)で確実に得点に結びつけた。一方の流経大。創価大・勝又投手(富士宮西高)に散発4安打では勝ち目がない。チャンスが何度かあったが、ことごとく併殺やエンドランの失敗(盗塁死)などで得点を挙げることはできず、攻守ともに全くいいところはなかった。春の神宮大会、ベスト4入りの貫禄を創価大が示した感じだ。注目の神戸拓光選手。1打席目 二ゴロ2打席目 中前打(打ち損じの二遊間を抜けるゴロ)3打席目 左前打(ライナー)4打席目 ストレートの四球3打数2安打であっても、この選手の場合はなんとなく寂しい。豪快な一発が見たかったなぁ。もう一人の注目選手(極私的)、井原努選手(2年)。1打席目 二飛2打席目 二ゴロ(併殺)3打席目 二ゴロ(併殺)今日は完全なブレーキになってしまった...※ところで、創価大の勝又投手(2年)と流経大の小鈴木捕手(3年)は同じ静岡・富士宮西高の出身。調べてみると、この2人はバッテリーを組んでいたことがあるらしい。それぞれ大学に進学しての対戦。今日の小鈴木、勝又投手を相手に、遊飛、ニゴロ、中飛の3打数0安打で完敗!《メンバー表》【流経大】(1)9佐藤(習志野高)-H9貝塚(徳島商高)(2)4砂川(東洋大姫路高)(3)7神戸(土浦日大高)(4)8岡本(賀茂高)-H山本(東海大浦安高)-8冨田(前橋商高)(5)D島田(三次高)(6)3大川(土浦三高)(7)6井原(千葉経大附高)(8)2小鈴木(富士宮西高)(9)5宮田(崇徳高)(P)谷川(広島工高)-森木(市立川口高)-市田(広島工高)【創価大】(1)7吉崎(岩倉高)(2)4徳田(帝京高)(3)6田中(光星学院高)(4)2小早川(創価高)(5)8佐伯(関西創価高)(6)D楠本(関西創価高)-H遠藤(岩倉高)(7)3佐藤(日大東北高)(8)5住川(履正社高)(9)9田上(創価高)(P)勝又(富士宮西高)いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.14
コメント(2)
今日、明日、そして今週あたりで、各リーグの優勝校がほぼ見えてきそうだ。■東京6大学リーグ■勝ち点3で並ぶ法政、早稲田の直接対決。勝ち点を挙げたチームが、優勝をグッとたぐい寄せる。■東京新大学リーグ■こちらも勝ち点4で並ぶ創価大、流通経済大の直接対決。創価大の総合力に、流経大がどう立ち向かえるか?神戸の打撃に注目したい。■東都大学リーグ■この秋季リーグの1部入りから、いきなり勝ち点3で首位に立つ國学院大。優勝候補の青山学院大(勝ち点2)がそれを追う。このカードはすでに行なわれていて、1勝1敗1分。直接対決第4戦は17日(火)に行なわれる。春季リーグの1・2部入れ替え戦。2部優勝の國学大と1部最下位の立正大で行なわれた。結果、僅差で勝利した國学大が秋季1部リーグの首位に立ち、敗れた立正大が2部リーグの最下位に低迷している。てことは東都リーグ、1部も2部もほとんど戦力差がないと言うことだろうか。さすが「戦国東都」!いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.14
コメント(0)
秋季関東大会の組み合わせが決まった。10月27日~10月31日、茨城県の水戸市民球場とひたちなか市民球場で開催される。さて、わが埼玉県代表校の組み合わせ。浦和学院高(第一代表)は日大藤沢(神奈川第二代表)、花咲徳栄高(第二代表)は佐野日大(栃木第一代表)とそれぞれ対戦することが決まった。詳細は、茨城高野連HPをどうぞ。あらためて組み合わせを見て、いったいどこが強いのかよく分からない。初めて聞く校名も多い。成田(千葉第一代表)と桐光学園(神奈川第一代表)がまずは強そうだけど...。県大会で見た浦和学院ならば、ベスト4の力は十分にあるでしょ、たぶん。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.13
コメント(0)
楽天ブログで、ボクは初めて新規テーマを立ち上げて しまいました。タイトルは「大学野球を応援しよう!」 (ジャンル:スポーツ)です。 一年ほど前に「大学野球」というテーマが突然消滅。 以降、大学野球ネタのブログを書くときは、別のテーマの中で書いてきましたが、やはり「大学野球」についてのテーマが欲しくなり作ってしまいました。これまで大学野球について書いたものを一昨日、このテーマに移管しています(やり方を間違ったせいか、時系列がバラバラですが)。ただ消滅してしまうだけでは寂し過ぎるので、「大学野球」についてブログを書かれる時は、ぜひこちらへどうぞ! 齋藤王子が早稲田に進学するというから「早慶戦」とかの新規テーマが近いうちに登場するかも知れませんが、「大学野球を応援しよう!」は早慶戦(東京6大学リーグ)だけにこだわるつもりは毛頭ありません。 その点が、いわゆるこのテーマに特徴にしたいところです。 いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.13
コメント(0)
今日行なわれたパ・リーグ第2ステージ。日本ハムが2勝目(アドバンテージ1勝を含めると3勝)を挙げ、今季のパを制覇した。昨日今日のゲームに限ると、ダルビッシュ有(東北高)、八木智哉(日本航空高-創価大)の先発陣、そして最後に決勝内野安打を放った稲葉篤紀(中京高-法政大)が印象に残った。ダルビッシュ。第2ステージの流れを、気迫のピッチングでグッと引き寄せた。八木、その流れを上手に活かしてパ・リーグ制覇まで導いた。プロ生活、まだ2年生と1年生なのに凄いことをやってしまった。そして稲葉。ヤクルトを離れる時の屈辱的な出来事が、自身の反骨心をさらに高め、Vを決めるサヨナラ打を生んだ。めちゃめちゃ嬉しいだろうな、稲葉。日ハムがこんな熱い応援を受けるチームになるとは!?北海道が読売以外の野球で盛り上がることになるとは!?ほんの数年前まで全然予想できなかったなぁ。一方のホークス。最後の瞬間、斎藤和巳(南京都高)がマウンド上に崩れ落ち立ち上がることができなかった。両脇を抱えられながらベンチに戻る姿が、高校野球みたいで印象的だった。まだ来年があるさ。でも楽天が相手の時は、お手柔らかにお願いします。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.12
コメント(2)
■東洋大 3-1 青学大■青学大 000 010 000 =1 東洋大 001 020 00×=3 このカード1勝1敗で星を分け、今日は注目の第3戦。優勝候補の青山学院大、エースの高市俊投手(帝京高)を先発に立てたが、4回1/3を投げ被安打7、自責点3で敗戦投手に。青学大、これで3カードを終了し勝ち点が2。現時点のライバル・國学院大が2カードを終了しただけで、同じく勝ち点2。雨などの影響もあり、未消化のカードがいくつか残っているものの、ますます優勝争いは混沌としてきた。注目の青学大vs國学大の第4戦は、17日(火)に行なわれることになった。尚、昨日の青学大vs東洋大。東洋大の三番手で登板した河原井章太投手(日本大高)、相手の青学大・河原井正雄監督の次男。ボクは知らなかったが、漫画『巨人の星』のように「父子対決」が行なわれていた。(日刊スポーツより)いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.12
コメント(2)
今日も東都大学野球。昨日も東都。■青山学院大 3-1 東洋大■青学大。今日は高市俊(帝京高)は登板せず。小林賢司(酒田南高)、井上雄介(千葉経済大附高)の継投で勝利した。これで1勝1敗。明日、どちらが勝ち点か決まる。二番手で登板した井上。04年の夏の甲子園に出場している。調べたところ、背番号は「8」をつけていたようだが、エース・松本啓二朗とともに二人でマウンドを守った。3回戦では、ダルビッシュ有(現・日本ハム)を擁する東北高を延長10回の末に破り、準決勝では済美高校(愛媛)に相対したが2-5で敗戦、ベスト4に終わった。その松本、現在は早稲田大の外野手でクリーンアップの重要な役割を担っている。ちなみに、その時千葉経済大附高の遊撃手は井原努。現在は流通経済大(東京新大学リーグ)の主力選手のひとり。先の春季リーグでは2年生ながら、打撃十傑の2位になりベスト9に選ばれている。■亜細亜大 8-7 日本大■ 亜大、これで2勝。勝ち点を挙げ最下位争いから脱出した模様。 この亜細亜大vs日本大戦。このゲームには、3人の明徳義塾高OBの選手達がいた。亜細亜大・先発の鶴川将吾(2年)、同じく3番打者の中田亮二(1年)。日本大・2番打者の森岡佑紀(2年)。 高校時代のチームメイトたちが時を経て、「戦国東都」神宮での戦いとなった。調べてみると、この3人が同じチームで甲子園に出場したのは他にもあるようだけれど、真っ先に検索できたのは04年の夏の甲子園。 3回戦で、涌井投手(現・西武ライオンズ)を擁する横浜高と対戦し、5-7で逆転負けを喫した。ボク自身、残念ながらこのゲームの記憶はハッキリしない。鶴川が注目選手であったことだけ憶えているが。 そのゲーム、1番打者・森岡、6番打者・「巨漢」中田、そしてエース・鶴川が二番手で登板している。このゲームが、森岡と鶴川の高校生最後の甲子園となった。 中田はこのゲームで本塁打を放った。身体のサイズは170cm、115kg。東都大学野球連盟のHPにはそう記されている。それでいて、決して足は遅くないそうだから不思議だ。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.11
コメント(2)
東都大学野球リーグが混戦を極めている。今日、優勝候補の青山学院大が東洋大にサヨナラ負けを喫した。しかもプロ注目のエース・高市(帝京高)が完投しての敗戦。もし明日の第2戦にも敗れ、勝ち点を落とすようなことがあると、優勝戦線はまったく予断を許さぬ状況になる。 V争いのライバルは國学院大。春季リーグ戦を2部から入れ替え戦を経て、この秋に1部入りを果たしたばかり。それがあれよあれよという間に、戦国東都を制覇しそうな勢い。率いるのは竹田利秋監督。東北高、仙台育英高の監督時代には甲子園通算30勝を挙げた名将だ。 今後、行く末はどうなるか?青学大vs國学大のカードはすでに行われていて、1勝1敗1分。勝ち点を決める第4戦目は雨の影響もあり、現在のところ、いつ再戦するのか日程が発表されていない。このカードの勝者が、「戦国東都制覇」に大きく近づくことは間違いないが。 一方の最下位争い。これも雨の影響で消化していないカードがあり、青学大、國学大を除いた4チームすべてにその可能性がありそうだ。太田前駒大監督が以前、著書に書かれていた。東都で戦っていて一番つらいのは入れ替え戦に出ること。そのプレッシャーは監督にも選手にも相当なものだ、と。 そして2部リーグ。専修大と国士館大にどうやら優勝争いは絞られてきた模様。ボクが注目していた立正大は、現時点で最下位。未だ勝ち点はなく、今日も専修大に負けた。春季リーグ戦では1部リーグで戦い、入れ替え戦もわずかな差で國学院大に敗れたための2部落ちだったのに、いきなり2部の最下位に停滞中とは...!? 埼玉栄高出身の神野選手、いま立正大の3番を張っている。打って打って、打ちまくってくれ~! 何が起きるかわからない戦国東都、これからも目が離せない。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.10
コメント(2)
その瞬間、打ったズレータがガッツポーズしバットを放り投げた。1-1の同点で迎えた8回表、ホークスの攻撃で無死一・二塁で迎えたズレータの打席。打球は歓喜のホークスファンがいる左翼スタンドに飛び込んだ。ライオンズ、投手は三番手・山岸穣(福井商高-青山学院大)だった。ホークスは4-1と3点差にリードを広げた。尚も内野安打などでピンチが続くライオンズ。テレビでは、解説の東尾修氏が「なぜ涌井を使わない?」とクビを傾げる。もう次がない試合、いい投手をどんどんつぎ込むべきだと。直後、ホークス・的場直樹(上宮高-明治大)が左翼線に二塁打を放ち1点を追加し、5-1とした。9回に入っても、ホークスは攻撃の手を緩めない。四番手で登板した三井浩二(足寄高)を攻める。一塁に大村直之(育英高)を置いて、松中信彦(八代一高)が右翼線へ二塁打。大村は一気に本塁へ生還し6-1に。9回裏、ライオンズ最後の攻撃。ホークス、マウンドには馬原孝浩(熊本市高-九州共立大)。3番・中島裕之(伊丹北高)が右翼線に二塁打4番・カブレラが三塁(森本)への内野安打5番・和田一浩(県岐阜商高-東北福祉大)、遊ゴロで1アウト6番・石井義人(浦和学院高)はフォークを空振りし三振。2アウト。7番・中村剛也(大阪桐蔭高)が中飛でゲーム終了。ホークスは、プレーオフ第2ステージへの進出を決めた。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.09
コメント(0)
ソフトバンクホークス。松中の活躍で西武とのプレーオフ第2戦を勝利して、1勝1敗のタイにした。日本ハムファイターズとのプレーオフ・第2ステージへの出場権を賭けての戦い、第3戦が今日行なわれる。このプレーオフ、一番しんどい思いをしているのは急きょ指揮官となったホークス・森脇浩司監督代行ではないだろうか。森脇浩司。兵庫・社高から78年に近鉄バファローズにドラフト2位で入団した。「江川の空白の一日」あった年だ。以降、84年に広島カープに移籍するまで近鉄に在籍した。ボクは近鉄ファンだったが、ゲームに出ている森脇の姿はあまり記憶にない。でも、ゲーム終了後の選手たちを乗せたバスの中。一番後ろの席に、ニヒルな笑みを浮かべるイケメン選手がいた。それが森脇。当時有名な俳優、草刈正雄似だった。当時の近鉄、イケメンの選手はあまりおらず(失礼!)、森脇だけが目立った。でも森脇、ただのイケメンだけの男ではない。感動的な逸話がある。(以下、Wikipediaより)84年に広島に移籍後、故・津田恒美投手と親友になった。津田が脳腫瘍で病いに倒れた後は、本人はもちろん津田の奥さんの看護やサポートを、森脇は親身になって行なった。津田が他界した後、94年に森脇は結婚式を挙げるが、テーブルに津田の席とグラスをわざわざ用意した。そのグラスにも森脇は夫婦でドリンクを注ぎ、同席した清川や金石らは涙が止まらなかったという。こういった逸話があったことを初めて知った。今日のプレーオフ、どっちが勝っても良かったけれど、すこしだけホークスを応援することにした。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.09
コメント(0)
埼玉・秋季県大会決勝が行なわれた。浦和学院高の相変わらずの強打と、エース・赤坂投手の好投で、花咲徳栄高を6-2で破った。関東大会へは1位・浦和学院、2位・花咲徳栄が進出する。花咲徳栄 000 010 010 =2 浦和学院 202 101 00X =6浦和学院、花咲徳栄が繰り出す4人の打者から12安打を放ち6点を挙げた。昨日、失敗を繰り返したバントも、その機会が二度あり、いずれも9番・坂本がキッチリ決めた。エース・赤坂もまずまずの投球で、見ている人に関東大会への期待を膨らませた。赤坂・今日の成績回数:9回球数:121球被安打:6与四死球:2奪三振:10失点:2一方の花咲徳栄、2点を挙げたものの散発6安打ではどうしようもなかった。せめて、赤坂が変化球の制球を乱した中盤に追加点を取りたかった。メンバー表【花咲徳栄高】(1)8綿引 (2)5安田 (3)4遠藤 (4)3島田 (5)7河内 (6)9岸 (7)6川島 (8)1児島-1金子-H大畑-R田村-1大久保-H小金井-1土屋(9)2村田 【浦和学院高】(1)5鮫島 (2)6江森 (3)1赤坂 (4)8新井 (5)2阿部 (6)9伊東 (7)3喜納 (8)7中原(9)4坂本 浦和学院、強打の中にあって主軸の鮫島と赤坂の2人が、昨日から「蚊帳の外」にいることが唯一の気がかり。特に赤坂はまったくタイミングが合っていない。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.08
コメント(6)
秋季県大会・準決勝 第2試合春日部共栄高がまさかの大敗。来春のセンバツ出場権をかけた関東大会には、浦和学院とともに花咲徳栄高が勝ち名乗りをあげた。■花咲徳栄高 7-2 春日部共栄高■花咲徳栄 110 000 500 =7 春日共栄 100 000 100 =2 花咲徳栄からすれば、春日部共栄が勝手にコケてくれて、関東大会出場権をプレゼントしてもらったような気がするのではないか。勝敗は、2-1の1点リードで迎えた徳栄の7回表の攻撃時に決した。8番・大久保 左前打9番・村田 死球1番・綿引 送りバント失敗(一死)2番・安田 左中間二塁打3番・遠藤 三塁ゴロエラー、その後に捕逸 4番・島田 四球、その後に捕逸5番・河内 左前打6番・岸 三振(ニ死)7番・川島 左前打 8番・金子 三振(三死)春日部共栄、この回に限って「悪霊にとり付かれた」ようにミスを連発した。これまでも共栄の敗戦シーンは何度となく見てきた。が、このゲームのように自滅的な大敗は初めて見た。決してチカラのないチームとは思わない。何かの歯車が突然に狂いだした...そんな風に見えた。花咲徳栄だって課題はある。第一試合の浦和学院と同様、送りバントを3度試み、すべて失敗した。「埼玉では勝てたけど...」じゃ仕方ないし。でも、ここで春日部共栄が負けるのか。来春のセンバツ出場は、幻になった。【花咲徳栄】(1) 綿引 8(2) 安田 5(3) 遠藤 4(4) 島田 3(5) 河内 7(6) 岸 9(7) 川島 6(8) 大久保1 - 金子 1(9) 村田 2 【春日部共栄】(1) 小笠原7(2) 宮川 5 - 加崎 5(3) 小川 4(4) 斉藤 8(5) 鈴木 2(6) 島村 3 - 1(7) 秋元 6(8) 柳谷 9(9) 難波 1 - 深海 H - 和田 3いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.07
コメント(2)
秋季県大会・準決勝 第1試合浦和学院高が勝ち、来春のセンバツ出場権をかけた関東大会に勝ち名乗りをあげた。■浦和学院高 9-0 大井高■(7回コールド)浦学 000 252 0=9 大井 000 000 0=0 浦和学院、序盤は大井高エース・金子の変化球にタイミングが合わず凡打を繰り返したが、中盤に捕まえ9得点。一方の浦和学院高・赤坂投手はまったく危なげない投球で、7回ながらノーヒットノーランを記録した。夏に見た時よりも直球が早く感じた。《赤坂投手・記録》投球回数:7回投球数:82球被安打:0失点:0与四死球:1奪三振:11 (※尚、公式記録ではありません) でも浦和学院、課題もある。送りバントを3回、スクイズ1回の計4回、バントを試みたがすべて失敗。埼玉では勝てても、関東大会ではそういった失敗は許されないだろう。「埼玉では勝てるけど、埼玉から外に出ると勝てない」シンドロームが蔓延中の埼玉・高校野球界。関東大会では小技もキチッと決めて欲しい。【浦和学院】(1) 鮫島 5(2) 江森 6(3) 赤坂 1(4) 新井 8(5) 阿部 2(6) 伊東 9 - 柴田 H・9(7) 納 3(8) 中原 7(9) 長谷川4 - 坂本 4 - 三角 H・4【大井】(1) 政 8(2) 阿部 6(3) 田中 3(4) 五十嵐5(5) 遠藤 4(6) 市川 2(7) 金子 1 - 7(8) 砂永 7 - 傳法谷 1(9) 高橋 9いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.07
コメント(0)
日刊ゲンダイを読んだ。中日の高代コーチ(野手総合チーフ)をめぐり、いま優勝争いを演じている中日と阪神が、グラウンド外でも攻防戦を演じているという。中日との相性がメチャメチャよくない阪神、「落合中日」の真髄を知る高代コーチのヘッドハンティングを狙っている。理由はそれだけではない。阪神の内憂外患、外が中日なら内は星野SDと岡田監督との確執。来季こそ自分に忠実なコーチで固め、「岡田イエスマン」内閣を樹立したい岡田監督。一方、それをさせまいとする星野SD。星野が中日監督時代、盟友の広島・山本監督に頼み込みコーチとして高代を獲得した経緯があり、イキのかかった高代を岡田へのお目付け役としてベンチに送りこみたい思惑がある。さまざまな思惑に巻き込まれた、渦中の高代延博氏(智弁学園高-法政大-東芝-日本ハム)。ボクが田舎から上京し、初めて至近距離で見たプロ野球選手が高代だった。場所は、後楽園球場の外。その年、ルーキーイヤーだった高代、なぜか日ハムのユニフォームを着たまま歩いていた。ボクは上背があるわけではないけど、そのボクよりも身長が小さかったのに驚いた。法政大時代、江川卓(現・江川な人)、袴田英利(卒業後、ロッテへ)、金光興ニ(現・法政大監督)、島本啓次郎(島本講平の弟としても注目された)、植松精一(卒業後、阪神へ)らとともに「法政黄金時代」を築いた。高代、来季も中日だろうか。さもなければ...!?いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.06
コメント(0)
埼玉では、高校野球秋季大会が佳境に入ってきた。今日は準々決勝が行なわれた。結果は次のとおり。(1)浦和学院 4-0 聖望学園(2)大井 8-7 埼玉栄(3)花咲徳栄 2-1 本荘一(4)春日部共栄 10-0 浦和北(6回コールド)(2)以外は順当と思う。でも埼玉栄が敗れた。勝利した大井高。まったく失礼な話だけどボクはまったく知らない。その高校に、なぜ栄は負けたのだろう?先日の高校生ドラフトで、西武から1位指名を受けたエース・木村がいた高校。埼玉では「4強」とか「5強」とかよく言われるけど、埼玉栄は間違いなくその一角を占める。結果しか見ていないので何も言いようがないけど、ここで埼玉栄が敗れたのは異常なことだし、残念...。準決勝は7日(土)に行なわれる。対戦カードは、浦和学院 - 大井花咲徳栄 - 春日部共栄この2ゲーム。勝者が関東大会に進出し、春のセンバツに一歩近づく。絶対に見に行こう!いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.05
コメント(4)
秋季国体、早稲田実と駒大苫小牧の決勝戦。今、ビデオを再生中。もちろん結果は知っている。1-0で早稲田実が勝ち優勝した。「夏の甲子園優勝が偶然だったといわれないように頑張りたい」と言っていた、斎藤投手の言葉どおりにV2を達成した。もちろん、投手だけでなく堅実な野手の守備も十分にアシストしていた。両投手ともにいいデキだった。田中投手はストレート、スライダーに加え「ぬける」緩いボールも放っており、解説者は投球の幅が広がったと褒めていた。夏以降、たったこの2ヶ月間弱での成長なんだろう。これで昨秋の明治神宮大会を含め、対戦成績は早稲田の2勝1敗1分となった。ボクはその4試合をテレビやビデオで見た。どの試合も緊張感漂う素晴らしいゲームだった。皆、どんな進路に進むのだろう?それぞれの選手の進む先での成功を祈りたい!いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.04
コメント(2)
スカイAで中継された国体・高校野球準決勝。その録画ビデオをいま見ている。今日のブログは、この準決勝の模様を書こうと思っていた、TV「すぽると」を見るまでは! でもこの番組で大まかな流れを知り、選手のコメント聞くに及び、多少げんなりしてしまった。その理由のひとつは、選手たちの「歯」がやたらに多く見えること。要は夏の大会と違い、真剣度が足りない。だから笑顔が多い。プロ野球のオールスターのようだ。高校野球の真剣味? おまえは高野連か、朝日新聞か、純粋無垢に白球を追い続ける高校生像だけを持っているのか、などのご批判は多いでしょうが。そして二つめ。早稲田実の斎藤佑樹投手。9回二死を取った後に、青いハンカチをおもむろに取り出して頬を拭った。試合後に、封印していたハンカチをなぜ使ったかを聞かれ、「少しはファンのためにも、パフォーマンスをしたかった」という趣旨の回答をしていた。なんといい奴なんだろ? 好青年とは斎藤みたいな男をいうのだろう。でもいまの君にそんな下らない演出は不要。4年後にプロで通じる力を蓄えることだけに注力すればいいはずだ。たぶん進学するはずの早稲田。選手層は今も凄いけど、下級生になるほど充実度は高まっていて、メチャメチャに選手層が厚い。大学野球はチームのエースには多くの登板機会を与えられるが、二番手以下の投手は極端に登板機会が少ない。だから確実にプロを目指すためには、チームのエースになることが必須条件。いま大切なのはパフォーマンスではないよ。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.03
コメント(2)
■法政大 4-3 立教大■その時、法政大のエース・平野貴(桐蔭学園高)はふて腐れ気味にグラブで太腿を叩いた。7回表・立教大の攻撃。走者を二塁に置いていたが、打者を遊ゴロに打ち取ったかに見えた。しかし送球を一塁手・谷中(PL学園高)がお手玉をしている間に、走者が一気に生還し2-2の同点になった、その時だった。(記録は安打)5回にも一塁手・大澤(作新学院高)が平野からの送球を、ベースに入るのが遅れ後逸し、先取点を奪われていた。その守備が原因か、一塁手は大澤から谷中に交代していたが、その谷中が今度はやってしまった。昨日、落としてはならない勝ち星を立教に献上し1勝1敗になった。もし今日も敗れると、勝ち点を失い優勝戦線から大幅に後退してしまう大事な試合だ。早稲田大との直接対決までは、なんとしても勝ち点を落とすわけにはいかない。そんな崖っぷちで一塁手のエラーが続き、二度とも失点に直結したため、平野は焦っていたのかもしれない。立教、続く打者は小山田。リキむ平野の制球は定まらず、左前に適時打を打たれスコアは2-3に。とうとう逆転を許してしまう。たまらずに法政・金光監督(広島商高-法政大)、マウンドに足を運ぶが平野はソッポを向いているように見えた。法政、暗雲が立ち込める。ゲームの流れは完全に立教にあった。しかし8回裏、代打で登場した前原(東北高)がチームに「喝!」を入れる。いきなり右中間への大きな二塁打で出塁し、ベース上でド派手なガッツポーズ。「ここで負けるわけにはいかないんだよ!」そう叫んでいるように見えた。その前原の出塁が立教・野手陣の守備の乱れを誘う。送りバントを処理した二番手・池田投手(小山西高)が一塁に送球したが、カバーに入った二塁手の中山の足が離れセーフ(記録は投手エラー)。無死一・三塁で、今度は、捕手のパスボール。三塁走者の前原が生還し、スコア3-3の同点に追いつく。ベンチに戻るまでの間、前原が雄叫びをあげながら、派手なハイタッチを繰り返す。その後、走者を三塁に置いて8番・渡辺(中京大中京高)がスクイズを決め、逆転に成功しこの日の勝利と、立教戦の勝ち点を決めた。前原、9回表は二塁の守備につく。難しいゴロをハッスルプレーでなんなくさばきゲームセット。12安打を浴びた平野、そして沈滞ムードのチームを辛くも救ったのは前原だった。東京六大学連盟HPはこちら。そして無料放送はこちら。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.02
コメント(3)
凱旋門賞。最終オッズ。ディープ・インパクトは一番人気の1.1倍。珍しく好スタートだった。いったんは先頭に立ったが、最終的に3着に終わった。あ~ぁ、残念!!xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx実は今日、生まれて初めて競馬をナマ観戦した。「スプリンターズS」、中山競馬場。中3になる息子がTVゲームで競馬に興味をもち、ぜひナマで観たいといい出したので連れて行った。連れて行くといっても、ボク自身が競馬を知らない。競馬場など一度も行ったこともない。馬券1枚を買うのにも苦労した。そんなボクら親子にとって、競馬記念日になった今日。偶然に、凱旋門賞のTV中継と、その前にNHKスペシャル「ディープインパクト」が放送された。続けざまにTVを見続けた。闘争心が強過ぎることが、逆に弱みになることもあるため、「我慢する走り」を特にトレーニングしたディープ。でも悔いの残る結果だった。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.01
コメント(11)
■東京新大学リーグ■プロ注目の流通経済大・神戸選手(土浦日大高)。昨日の日記にも書いたけれど、本塁打を打ったのはこの神戸だったらしい。本人のコメントが、今日の日刊スポーツに掲載されていた。「飛距離は130mぐらい。芯でとらえたわけではない。普通だったら140~150m飛ぶのに...」と不本意そうな表情を浮かべていたようだ。ネット裏は、楽天をはじめ3球団のスカウトが見守っていたそう。ポイントに来ればいくらでも飛距離が伸びる神戸選手。あとはそのポイントを広げることだよね。いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.01
コメント(0)
【東京6大学野球】昨日は、法政が立教に、慶應が東大にそれぞれ順当勝ち。早くも優勝争いは法政と早稲田絞られた感あり。そして首の皮1枚つながっている慶應...。元気のない明治。【東都大学野球(1部)】今季1部に昇格したばかりの國学院大が大健闘中だ。東洋大、日大を連破し、先週は青学大と1勝1敗1分。まだ決着が着いていない。青学大、國学院と3戦を戦ったがすべて高市(帝京高)の完投。投手は、高市しかいなかったか?【東京新大学リーグ】早くも創価大と流通経済大に絞られた優勝争い。以前HPには、「流通経済大VS共栄大、第1戦、流通経済大が快勝。エース完封、主砲一発。(9.30)」と書いてある。主砲とは神戸のことだろう。またデカイのを打ったろうか?いつもご協力をありがとうございます。人気ブログランキングに参加中です。クリックをお願いします。
2006.10.01
コメント(0)
全47件 (47件中 1-47件目)
1

![]()
