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教えていて注意しなければならないのは、本当に解って問題がとけたのか、それとも、『偶然』解けたのかという点である。出来が今ひとつ、という問題集の場合、『偶然解ける』という内容が多いので、注意しなくてはならないのであるが、それでも問題の内容によっては判断がつきにくいものもある。学習している内容が、だんだんと複雑になると、あの範囲が弱いのにこの問題が解けるのは怪しいという判断が働くので、なんとなく解いたら解けちゃいましたが防止できるのであるが、小学生の学習項目は基本項目が多いので、難しいところではある。理解できているのか確かめる方法はあるのだが、毎回それをやっていると時間がかかってしょうがないし、確かめられる側も嫌だろう。どうしてもここはという場所のみに絞るか、それともとりあえず先に進めておいて発覚したときに対処するか。なんかもう少し頑張ればロジック組めそうな感じがしないでもない。時間との兼ね合いでどうするか、悩ましい問題である。(そこまで神経質になる必要があるかどうかもまた難しいなぁ)
2006/02/28
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模試の出来具合をチェックしていると、あ~、この子はよく解っているんだけど、テスト形式に慣れていないから点を落としてるなぁ。と思うことがある。問題集は、基本的には教わった内容を理解しているかどうかを確認する問題であるが、テストは、もちろん上記の内容も含まれると同時に今まで習っている範囲も聞くし、いじわるな出題をしてもあなたは解けます?的な出題をされる(小学校の授業でやるテストは除く)。よく理解できている子は、『今まで習っている範囲』をポンと出されても解けるのであるが、『いじわるな出題』にことごとくひっかかっていく。『注意力』という言葉に置き換えてしまうと、それだけの話しではあるけれど、テスト形式に慣れるとクリアーできてくることも多い。「解っていたのに惜しかったね!」と、中学でならないように、時々『模試』を受けるといいですよ。
2006/02/27
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よく出来ている問題を目にすると、スゴイ!といつも感動(笑)する。模試の問題にあった『熊本県』を書かせる問題。上手い!『熊本県』を書かせるように出題しているとは!なぜ、この問題が上手いのかというと、『熊本県』は、実は漢字を間違えて書く県の筆頭であったりする。『熊』の漢字の下の「れっか」の部分を、「心」と書く生徒さんが多い。この問題を解くことで、似た漢字は注意しなくてはならないということと、次回から『熊本県』は間違えないようになるという、2つの効果が得られる。(ちなみにこの出題は『国語』の教科ではなかったのだが)さすが、よくできているなぁ。出題の仕方が上手いと、教えている側のチェックもしやすい。あぁ、実はこういうところでひっかかっちゃうのね。 と。本番がくる前に、『思わぬ穴』をつぶしていかなくちゃ。
2006/02/26
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中学以上の学年を教えていると、あぁ、小学校の内容が抜けている・・・と、感じることが多々ある。数学は特にそう。私からみて『出来る生徒さん』である、D君。今日もさくさく問題を解いていくが、小学校の内容でごそっと抜けている箇所でことごとくひっかかる。新しくおそわった内容ではきちんと理解できているのに、思わぬところで足元をすくわれてしまう。小学5年生の内容からひっかかっているなぁ。小学5年生の内容全てが問題、というわけではなく、○○○○○○●○○○(○が出来ている箇所)のような感じで、ある一箇所だけものすごく弱いのであるが、丁度弱点となっている箇所がその後延々と必要とする内容なだけに、厳しい。ちょっと教えるとすぐに理解できるので、『とりあえず』は解けるようにはなるが、どちらかというと『応急処置』的な感じなので、どこかで根本治療しなくては、同じことを延々繰り返すだけである。とりあえず、定期テスト対策優先なので、これでいくけど、春に弱点総ざらいだからね!と予告し、指導ファイルに春に●をやると記載する。勉強で苦手な箇所がある場合、小学5年の学習内容が抜けていることが多い。小学5年生がターニングポイントなんだろうなぁ。
2006/02/25
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「よくしゃべるから、そろそろ何かさせた方がいいんじゃないの?」孫の将来を楽しみにしている祖母(私の親)から連絡をもらう。長期プランで考えているから、今度の3月下旬から学習内容を計画しているよ。「色んな(幼児教育)があるからね(どれかをやらせたい)。」まぁ、色んなものがあるけれど、その後の効果が薄い、と感じるものも多々あるから、効果がはっきり確認できたものだけ採用してやるから。でも、効果が確認できていても私では教えられないものもあるから、そういったのは教え方が上手な先生を探さないとね。「○○がないからできないじゃない。」あっつ、それはこの前確認したら、『実家にあるので持ってきます。』って言ってたから大丈夫だと思うよ。小さいときにこそ、プリント学習ではなく、体感できるものが一番良いと思っているので、単年間計画と長期計画を立てなくちゃだな。
2006/02/24
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「『尊敬語にする』ってどうやって尊敬語の文にするんですか?」古文の授業にて、『日ごろ日本国に聞こえさせたまひつる木曾殿をば』の訳!と説明していたときのこと。『させ』は尊敬の意味を表す助動詞の連用、『たまひ』は補助動詞でこれも尊敬の意味を表して、『つる』は完了の意味を表す助動詞の連体、となるので、この文は尊敬語で訳す。『聞く』は『知る』にすると・・・と言ったとき、「尊敬語に出来ないから訳せない」という意味のことを言われた。えっつ! 『知る』の尊敬語は?「・・・解りません」当然、謙譲語の『たてまつり』が入る『討ちたてまつらるぞや』も訳せない。「尊敬語と謙譲語って何が違うんですか?」・・・あれ?尊敬語って古文の授業とは別に学校で過去に教わっていないんだっけ?ていうか、普通に使えるものでもないんだっけ?尊敬語って?このところ、古文をやたらと苦手とする生徒さんが増えているが、文法が難しい、といった以前に、実は『尊敬語』でひっかかっているのかもしれない。学校のノートを見ると、『尊敬』とちゃんと教えているが、言葉を『尊敬語』に変換できないから訳ができないのか。ここはこう訳すといった教え方で、定期テストは突破できるが、入試だと無理だよな。これでは。しかも、こんな調子では、会社に入ってから大変では?!う~ん・・・ 『古文』の前に、普通の言葉を尊敬語にする訓練が必要なのか・・・参ったなぁ。
2006/02/23
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今日、勉強をしていたB君。前回、どっさり宿題を出していたのだが、手付かずのものあり。おいおい、今回は苦手な範囲だからこのくらいはやらないとダメじゃん。というと、「あ~、今日から生まれ変わって頑張んないとな。」というので、先週もそう言ってたじゃん!そんな調子じゃぁ・・・・と言っていたところで、横にいたC君が、「先生、自分で気づいて言ってるんだから!(そんなにクドクド言わなくても)」と言われた。あっつ、イカン、イカン。前向きに取り組もうとしていた気分に水を差してしまっていた。期末が近いのであせっていた自分がいて、思わず言ってしまった。気分を落ち着けたところで、よし!じゃぁ、頑張ってもらわないといけないから、スペシャルなものをプレゼントしましょう!と、またまたどっさり宿題をわたす。この範囲は、はっきり言って『演習量』が勝負だからね!『やる気をなくす発言』は極力言わないように注意していたのだが、まだまだ私も修行が足りないなぁ。気づかせてくれたC君、ありがとう。
2006/02/22
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先日の日記「頭を使わなくても解ける問題」に、ハリエットさんから「それが学校の宿題だったらどうしたら」というコメントを頂いたので、それについて。学校の宿題が『頭を使わなくても解ける問題』だった場合、宿題として出されている以上、やらないとなりません。もっとも、『努力目標』のような形で出されているようなら、やらない、という選択もありだと思います。私も夏や春などの長期休みの際に生徒さんが学校からもらってくる問題集をみて、今ひとつと思った場合は、提出の義務があるのかどうかを聞き、『ない』場合は、その問題集ではなく別のものをやるようにしています。ただ、『やる』にしてもなるべく時間をかけないで済むようなやり方を考えて、取り組む時間を減らし、もっと力がつくような問題に時間が使えるようにします(もっともこういったやり方は、学習内容や項目、また生徒さんごとに手法が違うので、こうすればこう、とはすぐにはお答えできません。学校での宿題が今ひとつだった場合にこそ、家での勉強内容や方法をよく考えないと、時間がただ浪費されるだけです。傍からみると、かけている時間が多いため「これだけやったんだから」というある種の『満足感』がうまれがちですが、やればいいという問題ではないです。学校の宿題をしない、という方はあまりいらっしゃらないと思いますので、家での勉強の仕方を検討する案として、「飛ばす問題」というのもあり、という感じでやってみてください(やらなくても良い宿題ならやらない、というのももちろん『あり』です)。
2006/02/21
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サイトに紹介している国語の問題集の『発展』。構成が非常によく出来ているのであるが、これを使用されている方の感想は、「あまり積極的にやりたがらない」という感じが多い。算数の方は、かなり評判が良いのであるが、国語はなんか今ひとつ。う~ん、、、今の生徒さんには合わないのかもしれない。。。文章がちょっと古臭すぎるのか。絵は載っているけれど、興味をひきつける点が弱いのか。。。内容はよく出来ているだけに、とても惜しい。感想をお聞きした方にお子さんがちょっとやりたがらないようなら、それはやめて他のにされたらどうでしょうか?と言うと、『発展』に入れていることが悪いのか、『やめる』という選択肢はとりづらいようである。でも、同じ時間かけるなら、「なんだかな~」という印象を持つより、「どんどん進む!」という方が効果が上がると思うんだけど。もし、今ひとつ進み方が・・・と思われているようなら、『発展』ではなく、『基本問題A』に変えてみてください。興味をひきつける、という点で、とてもよく出来ていますので。もっとも、あの紙面構成を「嫌」というお子さんもいますので、ちょっと見せて、やれそうだったら、という条件付きではありますが。
2006/02/20
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3学期期末が近づいている。今回のテストで何としても点数を取ってもらわないとならない生徒さんが複数(?!)いるので、もう『当てにいく』問題を作ってしまうことにする。公立の学校なら、定期対策用の問題はいろいろと品揃えがあるのだが、私立の場合は教科書もオリジナルだったり、教えている内容がかなりつっこんでいたりするので、自分で作るしかない。こういった対策問題の作成には時間がかかる。ノートを見ながら、こことここが出そうだなと予想して設問を作っていく(的中率はなかなかのもの、笑)。今回、なんとしても点数を取ってもらわなくては!もう、点数取らせるから!テストを受ける側も大変かもしれないけれど、教えている側も胃の痛い日々。
2006/02/18
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問題には、頭を使わなくても解ける問題というものがある。漢字だと、同じ漢字をただ一マスに延々書かせたりするものがそれにあたる。こういった問題を見るたびに、時間のムダと思うので、私はその箇所は飛ばしてやってもらう。高校の内容ぐらいになると、さすがにこういった「やってもムダ」な問題は見かけなくなるが、小学生の問題には結構入っている。よく出来ている問題集でも合間に「ムダ問」が入っていることもあるので、あ~、なんかこの問題は今ひとつかも。。。と思われたら、飛ばして解くのも一つの手です。同じ時間を使うなら、解いた分だけしっかり身につく問題に取り組んだ方が効果が上がりますので。
2006/02/17
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大学入試は、合格最低点が下がっていることもあって、年々入学しやすくなっているのだが、医学部・歯学部は難化している気がする。今年も厳しかった。医学部・歯学部は、国立はあまり影響しないが、私立は学力以外の点も重要視されるので、偏差値だけではなんとも言えない合格基準。もっとも、点数さえ取ってしまえば関係ないのであるが、ギリギリのところにいると厳しい。しかも、この学部に関しては地域性はあまり影響してこないし。こうなってくると、私立にいる生徒さんの方が圧倒的に有利。医学部系は、高1のときは志望、高2で他学部に変更、高3でやっぱり医学部、となったりするので、その度に学習カリキュラムを変更するのも大変。国立医学部狙いで高1から変更なしでやった方がいいのかもしれないなぁ。
2006/02/16
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おいおい、どうしちゃったの? 恋わずらいか?!ある生徒さん、このところ、問題を解いていてもどうしちゃったの?という状態が続いていた。君はこういうタイプじゃないハズなんだけどねぇ。本人も首をかしげている。このような状態のときは、何か悩みがある、などの原因も考えられるのであるが、生徒さん自身悩みはなさそうだし、確かにそういった雰囲気は感じられない。授業が終ってふとこのパターン前にも見たこと(起こったこと)があるぞ!と感じ、過去の指導資料をチェックしたところ、成績が上がる前にみられる現象であることが判明。あぁ、そうか、A君はもうすぐ成績がバン! と上がるんだね。このところ、『大陸棚』のような状態だったのであるが、どうやらここを突破するらしい。突破すると成績が安定期に入るから、本人もかなり楽だろう。なんとしても今回のテストで突破してもらわねば。A君、頑張りどころです!
2006/02/15
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オススメ問題集購入サイトにお問い合わせのあった方で、返信をしてもメールが届かない方がいらっしゃいます。Oさん「うまく届いてなかったかもしれません。再送です。」と再度、メールを頂いておりますが、こちらから送っても届かないのです。もう一度、別のアドレスで送って頂けますか?あと、本日までにお問い合わせのあった方には返信を差し上げていますので、もし「返信がない!」と思われる方は、こちらのセキュリティーソフトにひっかかった可能性がありますので、お手数ですが再度ご連絡ください。(メールの内容や件名に記号(☆等)がついていると届きません)
2006/02/14
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今日は久々に朝から『勉強』に出かける。講義を受けるのはかなり久しぶりだ。行こうかどうしようかと迷った『講義』ではあったが、自分が苦手なものほどきちんと教わった方がいい、と思い、受講したのであるが、とても勉強になった。でも、とても疲れた(ふぅー)。この後、まだ仕事があるかと思うと、ちょっとブルーになる。大学生の頃と同じようなタイムスケジュールなのに、どうして今はこんなに疲れるのか。生徒さんは、学校が終って部活が終ってその後教室に来るのであるが、いつも元気いっぱいである。勉強って実は体力いるんじゃないのか!!と今更ながら気づいた。あぁ、こんなに疲れるということは、体力が落ちている証拠か。やっぱり若いときにしっかり勉強しておくもんだね。
2006/02/13
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モデムがいきなり故障して、今日一日ネットがつながらなかった。繋がらないなら繋がらないでいいのではと思っていたが、意外にも調べ物をするときに困る。明日行かなければならない場所に何時に家を出ればいいのか、みたいなことは携帯でも出来るのであるが、予習をネットでしよう、と思っていたことは出来ない。あ~、こうしてみると結構不便だなぁ。予定していたことが出来ないので、買ってきてまだ読んでいない本や雑誌を読む日にした(結構あった、笑)。そうか、読書をする時間がネットに置き換わっているのかもしれないなぁ。ネット漬けかが解った一日だった。
2006/02/12
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昨日「すて問(すてる、もしくは解かない問題)についてどう思われますか?」と聞かれましたので、今日はそれについて。基本的には、全部まんべんなくが良いのですが、そうも言っていられない場合は、私はすて問をしています。「すて問」をするかしないかは、目的に対しての残り時間の兼ね合いによるので、どこをどう捨てるかは、状況によって変えています。切羽詰まった状況のときこそ、この「すて問」をしなくてはなりません。「次回の定期テストで○点以上を取らないといけないのですが」と言われたときには、その生徒さんが前回の定期テストで平均点以下の場合、試験範囲をみてココとココはやらないを決めてから教えます。また、入試のときは志望校の出題傾向をみて、先にこの範囲、時間があればココを解くを考えます。ただしこういったことをすると教えた範囲が解けなかったら全く点数が取れないという状態に陥るので、教えた範囲は完全に解けるように教えます。私は以前、講師の人はみんなこれが出来るのだと思っていたのですが、指示を出しても予想点にいっていないことがあり、なぜこんなことになったのか担当講師に聞いてみると「やっていない範囲が出ると不安になったので・・・」と言われてから、誰にでも出来るものではないんだと気づきました。確かに教えた範囲が解けなかったら・・・とは私も最初の頃は思いましたが、下手に手を広げすぎる方がかえって点数が下がることが多いので、覚悟を決めてやる方が良い結果が生まれます。すて問を作らないためには、前から準備しておくのが一番なので、『すて問』に恐怖を持つ場合は、早め早めの対策が一番有効です。なお、『すて問』は、どこかで拾わないとまた後々に影響してきますので、私は長期休みに拾うようにしています。それと、定期テスト対策でこれが上手く行き過ぎると、稀に「直前だけ教えてもらってやればいいや」といった勉強方法を取り始める生徒さんもいますので、この点も注意が必要です。
2006/02/11
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よく、「国語が得意みたいなんですが」とか「算数が好きみたいで」と小学生をお持ちの方から言われることがあるが、私は、得意ならそれを伸ばした方がいいと思うので、どんどん勉強していくといいのではと思う。特に『算数』は、好きな子はほっといても勉強をしてしまう科目であるし、『算数』自体は問題集の選択を誤らなければ自宅学習がしやすい科目でもある。「この科目だったら自信がある!」という科目があると、入試のときも強みとなる。ただし、弊害として学校の勉強がおそろしくつまらなくなる(多分、もうすでにつまらないかもしれない)ということと、算数ばかりやっていると、そのうち成績がある一定以上上がらなくなるということが起こるので、『算数』だけ、というのではなく、『算数』を中心に他の科目もやる方がいいです。ただし、他の科目を足す、というのではなく、『算数』の勉強時間を少し引いて足す、といった感じ(あくまでも現時点で算数ばかりやっている場合)なので、あれもこれも、とお子さんに負荷をかけすぎないようにご注意を。
2006/02/10
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合格日程は過ぎているのだが連絡がなかったお家から「受かりました!」と連絡を頂いた。(連絡がいっているものだと思っていたらしい)あぁ~、良かった。第一志望に見事合格!今から一年前、いきなり「中学受験をしたいのですが・・・」とご連絡を頂いたお家だった。しかも2月はまだどうしようか悩んでいて、3月に正式に受験を決めたお家であった。それまで全く中学受験用の勉強を一切していない。模試も受けていないから今どのレベルかもわからない。お家の方とお子さんと話し合って、塾と家庭教師併用にして、春の講座はもう間に合わないからその間は家庭教師でフォローして、4月から塾の授業のペースにあわせる、というスタイルとなった。塾も、生徒さんが「気に入った塾に通う」と言ったので(これが中学受験で皆さんがよくいかれる塾ではなかった、大手だけど)、お家の方とこちらでかなり心配したのだが、どうやらその塾の担当の先生はかなり良さそうなので、お家の方に塾名よりは、教える方の腕が一番影響しますとお伝えして、その塾で頑張ることになった。教材も、メジャーな教材ではなかったのだが、生徒さんには使いやすいようであった。(今、思い出したのだが、この教材は先日お問い合わせがあった教材だった。この生徒さんのその後の経過をみると、ちゃんと力がついていったので、Nさん、大丈夫です、その教材)小6から特殊算をはじめるのでかなり厳しかった。しかも生徒さん「4科は嫌!」と言う。そうは言っても、4科受験の方が受験校の選択肢は増えるので、受験に使わなくてもいいから、とりあえず塾の授業だけ受けようよ!と説得し(ここまで持っていくのもなかなか時間がかかった)、受験勉強となった。こういった直前受験の場合、どうやって勉強を組んでいくかが一番重要である。前から順番に問題集を解かせればよい、というものではない。中学受験において教え方が上手い講師と打ち合わせをし、塾でも宿題が出るだろうから、負荷をかけないでかつ、力がついて、穴が空いている箇所を効率よく埋める方法を検討し、勉強のフォローをしていた。もともと頭の回転の早い生徒さんだったため、受験勉強をはじめると多分、面白かった、というものもあったのだろう、どんどん力がついていって、『4科』勉強するようになった。そして、4月の時点での志望校よりどんどん志望校のレベルが上がり、最終的に上位校に受かった(多分皆さん知っている学校)。1年前、相当厳しいと思った生徒さんではあったが、小6からはじめても、頑張れば、受かるものだと改めて感じる。「今からだと遅いかも・・・」と思われている方、塾選び(正確に言うと『教える担当の先生』)と戦略この二つがきちんとあえば、どうにかなります。(「塾が選べない」という方は、『戦略』をよく練るとよいです)小6から特殊算をはじめて間に合うとは到底思えなかったのですが、間に合う子もいますので、是非、頑張ってみてください。
2006/02/09
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この時期は、入学試験シーズン真っ盛りな時期であるが、実はそろそろ、3学期期末試験対策のシーズンでもある。ウチには他社にはない家庭教師の利用システムがあるのだが、最近『良かれ』と思ってはじめたことが、いいように利用されているという状態が増えてきた。特にこの時期、この手の利用者が増加。なんというか『利用方法の抜け道・・・』みたいな感じで。何をいつまでにどうやって勉強するか、という『戦略』が勉強していく上で一番大切なのであるが、これをやりすぎたのも失敗だったと思う。まさかそういった利用をする人なんていないだろう、と思っていたが、ビジネスなんだから抜け道がある方が悪いということか。周りの人は「ボランティアじゃないんだからさぁ」と言うが、だってさぁ、まさかこういった利用するとは思わないじゃん。と言ったところで、「でも、今、そうやって使う人が多いんでしょ」といわれると、反論できない。ハイ、私がバカでした。今度から『追い剥ぎ』に会わないように気をつけます。。。
2006/02/08
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先日の日記で今度改訂になる『中学の数学』について書きましたが、もし、公立中学から難関私立高校をお考えの方、中学時代の勉強方法について、よく考えて戦略を立てた方がいいです。と、言うのも、改訂になる中学校の教科書を実際に見たのですが、発展が入っていても到底学校授業では教えられないような扱いになっていて、しかも5教科全科目、教科書内容に差が開きすぎという状態でした。学校の定期テストには『教科書準拠』で対応することが一番なのですが、高校入試をにらむと『発展内容』まできちんと1年から押えておかないとこれは厳しい、と、かなり実感しました。だったらどうするか、という話しは、はっきり言ってどの教科書を中学が採用しているのかによって違ってきますので、簡単に『こうすればこう』とは言えません。(だからといって、個別にご相談のメールを頂いても、申し訳ないのですが時間的に現状では対応できません)公立に行かれる方は、それほど神経質になられなくても良さそうですが、独自入試をする公立を受験される場合は、私立と同じ対策を取っておかないと厳しいので、1年のうちからちょっとよく考えておかれた方が良さそうです。実物をみてかなり驚いたので、お知らせしておきます。
2006/02/06
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2月2日の日記のYukiyo☆さん のコメントを読んで、ちょっとレスです。もし、新小4から新たに中学受験を考えるなら算数を小6まで早く終らせることがコツかと思います。もっとも、オススメ問題集に載せている「発展」を使用している場合は、「小4」と書いてあってもあの内容は「現行の小4」ではなく、上の学年の内容が入っているので、「発展」を使われていたらそれをそのまま使われると良いです。(あの問題集は学習項目の配列が抜群によく出来ているのでそういった面でもオススメです)ただし、今まで「発展」を使用していない場合は、今からあの問題集に手をつけるとかなり厳しいので、手を出さない方がいいです。基本に絞ってしまえば、小6までの内容を小4のうちに終了させるのは難しいことではありません。1日1時間勉強して、約3ヶ月で小4~小6まで終了させることが出来る問題集もあることはあるのですが、問題集代は少々高めです。とはいっても、○会の通信添削の3か月分とちょっとぐらいで、小6まで終了できるので、高いか安いかは考え方次第、といったところでもありますが。もっとも、上記はあくまでも『自宅で勉強を進める』場合なので、塾に行かれる場合はその塾の教材をきちんと復習することが一番です。
2006/02/04
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1月26日の日記に『学習机』のことを書いたのですが、「もうすぐ小1の母さん」から、『椅子』のことについて聞かれましたので、今日は『椅子』について。>椅子は回転椅子じゃない方がよいのでしょうか?ですが、回転椅子じゃない方がいいです。どっしりとした、座っても体がぐらつかない椅子。これが一番いいと思います。ちょっと動くと椅子も一緒になって動いてしまうものは、じっとしていられないお子さんは特に、ともすれば遊び道具のようになってしまいかねません。考えているかと思っていたら、回転椅子でぐるぐる向きを変えて遊んでいたり・・・体が安定しないと、私は頭も安定しないと思うので、教室の椅子も私が普段使う椅子も、すべて『動かない椅子』を使っています。学校も『動かない椅子』です。この春、椅子を購入されるご予定があるなら、『動かない椅子』をお選びください。また、今使っている椅子が回転椅子であり、どうも落ち着きが・・・と感じられる方は、回転椅子じゃないものを試しに使ってみてください。椅子一つで改善される場合もあります。ご参考まで。
2006/02/03
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教えている側からすると、出来る学年というのが存在する。この『出来る学年』は、学年全体で『出来る』ので、平均点が高くなる傾向がある。私の長年の勘と今の生徒さんの雰囲気から感じる小学生の『出来る学年』は、現小学5年生。熱心に勉強している層が厚いな、と思う。あとは、多分現小学3年生。これらの学年は、多分学校の授業の雰囲気も良いかと思うので、そういった面ではとてもよいのであるが、反面、入試は平均点が上がるので、『去年の合格基準』よりも上をみておかないと危なくなる。私の取り越し苦労の可能性もありますが、一応、お知らせしておきます。
2006/02/02
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小学校の先生用のプリントに、勉強をする上での基礎を見につけさせるプリントというものがある。これを学校で配ってくれると非常に助かるのであるが、今まで「ウチの学校で使っています」と言われる保護者の方には会ったことがない。このプリントを配ってくれるとかなり生徒さんの今後において有効なんだけど、効果がすぐに点数化されるものではないから使われないのか。それとも、保護者の方の協力なしには使えないから使わないのか。それとも、当たり前すぎてこれを配ると「何でわざわざ学校からここまで言われないといけないのか」と反論がでそうだから使わないのか。内容はいたってシンプルで『あいさつをする、ぬいだ靴をそろえる etc』といった内容を視覚的にやっているかどうかをはかるものである。常識といわれてしまえばそれまでであるが、成績の良い子はこの辺りがしっかりしている。また、こういった内容というのは、将来においてその子の目に見えない力となる。就職試験もこの辺りを見ているし。ちなみに今、私はこれに近いことを高校生にやっております。脱いだ靴を揃えるということが自然に出来るようになるにつれて、授業態度は良くなり、前向きに取り組んで、成績も上がってきています。でも、それは『塾』だから出来るのであって、色んな価値観(?!)の方が集まる学校では、ここまで踏み込めないのかもしれない。でも、これがあるのとないのとだと違うと思うんだけど。。。
2006/02/01
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