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2010年02月16日
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カテゴリ: 一般書(その他)

滋賀県生まれ 。秘密にしてたのかなあ、、、。
リンクしているページは滋賀県のページです。
そこには、姫野さんの言葉で下のようにあります。



 『源氏物語』や紫式部は有名なのに、東京で石山寺のことを話しても「なに、そこ?」です。額田王の名も、その和歌もとても有名なのに、では「茜さす紫野」が滋賀県だということを知っている人は少ない。みなさん、どうも京都だと思われているようで(笑)。
  滋賀県にあるいいものが、京都にあるのだと近畿地方以外の人はイメージしているといっても過言ではありません。
  現在、放映中のJR東海の「そうだ京都、行こう」のCMに対しても、なぜ滋賀県は抗議しないんでしょう? かつて琵琶湖線があやうく京都線になるところだったのを滋賀県の抗議によりくい止めたではないですか。
  京都の威光を借りてはだめです。たかが平安京でしょ。794年ですよ。近江京は667年です。百人一首第一番、天智天皇の遷都ですよ。


私はこの短い文章で、滋賀県について初めて知った事が沢山ありました。滋賀県に興味がわきました。

作家のプロフィールは別に出身県を絶対書かなくては行けないわけではないのにどうして嘘を書いたのでしょうね?

まあ、わからなくもないし、わからいともいえますが、、、。
それはいいとして。



おタク系の高校の部活の、くらーい、部室の片隅に置かれたノートのようでした。文体が。全部。

内容はとても暗くてご実家のご両親の教育方針が、厳格というか、独特で、
読売新聞のwebページの『 家族の葛藤 介護で噴出 』を読んでこの本を読むと納得、それから、想像できます。


屈折したものを感じます。


中村うさぎがよく出す例ですが、「東電OL殺人事件」の女の人ではないけれど、
そういう、なんというか、自己卑下、自己悲観というか、ものすごく抑圧されて、その結果、ちょっとあまりない方向に向かうと言うか、痛々しいという感じを通り過ぎて、なんだか、吐き気がするような、、、。

読んでとっても苦しいです。だって、「こうすればいいのに。」が通用しないと言うか、
「こうすればいいのに。」というみちが、ない感じなのです。

著者は、自分のふるさとの事を、八つ墓村と読んでいます。
自分の育った家庭のことを、八つ墓村にあって、家庭の中も八つ墓村と表現しています。




と歌っていた、(CMで)野坂昭如は、私の記憶では既に汚いおじさんで、
その後、NHKのYOUで、糸井重里に、「私はこの1年(?)程風呂に入ってない。」とか言っていた、
「今もお酒臭いんですけど、、、、」とかいわれてたおっさんだと思うんだけど、
そんな時代の野坂昭如の写真を、生徒手帳に入れていた高校生だったそうです。


私は、いわゆるお嬢様学校と言われる、歴史の古い学校出身なんだけど、

端から見てて怖かった。
ものすごーく気持ちの悪い高校の先生の写真を持ち歩き、「かっこいいでしょう?」とかいうの。
いや、いいですよ、好きになっても。
でも、他の同い年くらいの女の子が、その4~50代のうるさそうな、臭そうな、中年おやじをみて、
一緒になってかっこいいなんていうわけがない、ということが、本当に分からないのか?
という、気持ち悪さ。
当然、アイドルの名前なんて、知りません。今みたいに多様化してる時代じゃない、たとえば、
松田聖子を知らないということは、新聞も読まないの?図書館には行かないの?
というレベルでしょう?
町は歩かないの?という、、、。

だから、この姫野さんの感覚、分からないではないです。
でも、この本は怖かったです。

姫野さんの話に戻ると、家族同士話をしないので、初めてのブラジャー、自分で買ったそうです。
母親に見つかり、「いやらしい」と、はさみで切られたそうです。





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Last updated  2010年02月17日 01時02分19秒
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