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カテゴリ: 一般書(その他)
トニオ・クレーゲル/ヴェニスに死す改版

今はないけど、東郷女子学生会館(マンション・スタイルの学生寮)という言葉が出てくる。

第二次世界大戦の時の将校で、シベリア抑留の経験もある父親が持っていたエロ本が、かさましろうという漫画家の本で、自分の小説の挿絵を描いたのも、かさましろうだったので、おかしくて、「親の因果」という言葉を節を付けて言ったらしい。


松尾美保子『 ガラスのバレーシューズ


望月あきら『海の星山の星』『混血少女物語・ジュリエッタ』『おいでロッテ』『さよならリンド』


かのエミリー・ブロンテは、『嵐が丘』かの嵐が丘の屋敷から一歩も出ずに書き上げたのだという逸話を聞いた事がある。さぞや出たかったんだろう。


姫野カオルコのデビューは、「SMセレクト」という雑誌で公募していた団鬼六賞というのに入賞した事から。なのだが、雑誌を買ったのも、 自動販売機とか男の友人に頼ったりする事はいっさいなく、自分で買った。 そうであるが、内田春菊の『ユー・ガッタ春菊』にも、ただ本屋さんがしまってる時間に読む本が欲しかったから自動販売機でエロ本(ビニ本)を買う女の子が出てくるけど、そういうの、自立とか、女の自立とか、男と対等、という感覚が、1980年代1990年代だなと思うw肩肘張らざるを得ない感じが痛々しい。今の時代から見れば。だけど。
ビニ本ではもう攻撃力は弱い。SM雑誌くらいヘーキで買えるような知的で都会的でクールな女子大生。
「私って、こんな雑誌も買えちゃうカッコイイ女のコなの」
そういう憧れ、都会人にもあるのだろうか。(略)田舎娘の憧れ。

とあるから、自虐として書いてるのだろうけど。


西谷祥子の漫画(『レモンとサクランボ』など、私の幼稚園児代の、お目目キラキラの原点の絵かも。目が。)




姫野カオルコの11~12歳頃の愛読書は「スクリーン」(雑誌)

高校2年生くらいから、柴田錬三郎と野坂昭如の写真を生徒手帳に入れて歩く。

「太陽がいっぱい」ヨットの上のごーかん(*楽天ブログでは、漢字で書くと引っかかるんですね。更新出来なかったのでひらがなで。でも、良い事です。)シーンばかり想像していたそう。

『明日のジョー』? 白木葉子のエスメラルダと矢吹君の視線の絡み エスメラルダって何? エスメレルダ って、エメラルドの事らしいけどどういう意味?キラキラ目?

スウェーデン映画「純愛日記」 あとにも先にもそれ一本だけに主演した、少女女優。
今見るとどうってことないけど、当時はなんて聖なる顔なんだろうと思ったらしい。

自分の生まれ故郷の事を、「八つ墓村」「文化不毛の田舎の土地」と表現。
実家の事は「八つ墓村の八つ墓家」と表現。

アレックス・マンディ

ホンモノの伯爵令嬢マルサよりもニセモノの令嬢イサドラにそそられる(『ガラスの城』わたなべ まさこ。当時「週刊マーガレットに連載していたらしい。私は漫画の単行本?で読んだ記憶がある。私と姫野さんは10歳年の差がある。私の方が10歳年下。←書いた後でso-netで検索して画像を見たら私が読んだのは違った。『伯爵令嬢』細川智栄子だった。これは大人になって買い直した。『ベルばら』にもこういうエピソードはありますよね。『王子と乞食』の流れですかね?)
こういう話は故郷では誰にも出来なかったとのこと。

”史上最高の結婚詐欺師”が逮捕されたときにたくさんの女性をどうやって口説いたか。
「女性を花にたとえると、女性は必ず喜んだ。」
らしい。


尼僧ヨアンナ第4版
*岩波文庫にもあったはず。

鞄を持った女

「裸のマハ」*絵画だが、これを題材にした映画もある。

姫野さんは、女としての幸せを望む事や泣く事を自分がするという事は、「なんと身分不相応な」と表現している。
「でも、私は幸せだ。東京にいるんだから」
八つ墓村の暗い因習の重さを知らない人にはわかるまい。



(略。父親に対して書いてあった。)
全略。
八つ墓村のお母さん、あなたは私に来た故・石子順造(美術評論家)氏からのファンレターの返事の封を切って中身を調べ、氏が住所を省略して名前だけにしておいたことについて、
「郵便の法律にふれる」
と言って怒りましたっけ。
 愉快なエピソードはこれだけじゃあありませんね。もっといっぱいいっぱい。
そのたび、私は口答えできなかった。八つ墓家ではそういう思いしきたりがあったからでもありますが、
 私を生む事を終了したあとは交わりのいっさいないあなたたちが性を欲していることが(残念なことにその対象は夫は妻ではなく、妻も夫ではなかったけど)無意識下にあるからだと気づいてしまっていたから、
でもあります。


なんか、読むのもつらいでしょう?



能天気が正しいのよ。脳天気ではない。と書いてあった。


この本、売れるから。
そして、初版本買ったあなた、プレミアがついてたちまちお金持ちよ。そしたら焼き肉食べに行ってね。

私の買った本は初版本で、平成2年5月30日出版ですが、オークションを調べたら、現在200円でどこも買い手が付いてない模様。


アリアーヌの背伸び(「昼下がりの情事」オードリー・ヘプバーン)

チゴイネルワイゼンとは〔ジプシーの旋律の意〕サラサーテ作曲のバイオリン曲。1878年作曲。

小学6年生のとき、当時日本で最も高いビルだった 貿易センタービル で、買ってもらった靴を大学生になっても履いていた。

*気になる言葉はググってみて下さいね。全ての作品名にリンクを貼るわけにはいかないので貼ってないですが、画像をググると全部出てきます。





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Last updated  2010年02月17日 13時13分12秒
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