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みなさんおはようございました。朝晩が寒くなり、通勤のバイクが辛くなってきました。先週、今話題のイージス(リフレクト)をワークマンで見つけたんですが、買っておけば良かったと今更ながら後悔しています。イージス(オーシャン)も気になるこの頃。海用、バイク用と2着買ってしまおうか悩みどころ。その前に、ワークマンさん、この品薄なんとかしておくれ。ということで、気弱な夫婦の筏釣行のつづき。SSBFGの猛攻が落ち着いてきた頃、足元を探っていた嫁が金属的な当たりを捉えて釣り上げたのはカワハギ。少し小ぶりだけど、触ってみると腹がパツッと膨らんでいたため、「これは肝パンやで!」と嬉々としてキープ。帰宅後捌くと、自分たちの撒いたオキアミで腹が膨らんでいたことが判明するのはまた次回の話。そこから嫁はカワハギを量産。時折ベラも混じりますが、足元にカワハギの群れが集まっているようで、イシゴカイを落とした瞬間に反応があり、それで掛けきれなければ餌が取られてしまうという一投瞬殺パターン。ちょい投げ用として買った嫁の月下美人ですが、なかなか感度も良いようで、カワハギ相手に活躍してくれます。ダイワ(Daiwa) 月下美人 AJING 74L-S 01473790嫁がカワハギを連発してくれているおかげで、なんとか心折れずに釣りを続けていた旦那だが、やはりエギには当たりはなく、船用オキアミ仕掛けは餌が残って帰ってくる。ならばと、アミエビ仕掛けを落とすと、SSBFGが居なくなったからなのか、アジが釣れてくれた。アミエビでは釣れてオキアミでは釣れない。やはりマッチザベイトというところなのか。しかし、ここらに天然のアミエビが居るとは思えないので、釣り人の撒くアミエビに慣れているということなのだろう。仕方なく残り少なくなったアミエビを撒くと、20cmくらいのアジがもう1匹連れてくれたので、慌ててアジ泳がせの竿を2本出す。一本は海側に。もう一本は島側に。アコウや青物にはアジが大きすぎるので、イカしか相手にしてくれないサイズ。案の定、悠々とアジは泳ぎ続けた。筏の上で気持ちよさそうに寝ていた隣の夫婦と反対側のチヌ釣りのおじさん。恐らく、今まで筏に乗った経験から、満潮潮止まりのこの時間は釣果が良くないということで休息に充てていたのだろう。彼らが起き出す前か後だかのタイミングで潮が動き始めた。足元のクラゲも居なくなり、海の雰囲気もいい。オキアミを撒くと、足元からやや大きめのグレが湧くようになった。オキアミ(900円/袋)での釣果がSSBFGしかなかったことを根に持っていた嫁がそれを見て、「私、これで何か釣る!」と言って、カワハギ仕掛けにオキアミをぶっ刺し足元へ落とす。と、ちょい投げ月下美人がいい感じで曲り、緩めのアルテグラのドラグが出て行く。しかも魚は右に左に走り回り、慌てて周囲の竿を撤収。「何?何?」「チヌちゃうか?」などと言い合いながら、筏のロープに巻かれないように弱らせ上がってきたのは・・・。サゴシでした。しかも、サンマサゴシではなく、50cmはありそうないいサイズ。ドラグ出しながら、人間有利な筏で戦ったとは言え、このサイズのサゴシにのされもせず、ちゃんといなして上げてきた月下美人すごい。もう一度アファリを貼っておいてやろう。(ご使用上の注意:メバル・アジ用の竿で、サゴシ用の竿ではありません)ダイワ 月下美人 アジング 74L-Sオキアミ餌でサゴシが掛かったこともすごいが、カワハギ用の細仕掛けで取り込んだ腕もすごい。奇跡の一匹を釣らせると、うちの嫁は右に出るものは居ないのではなかろうか。カワハギやサゴシが釣れて筏を堪能したかに思えるが、よくよく考えればそれは嫁の釣果で、旦那が釣り上げたのは「釣った」というよりも「釣れた」感の強いツバスだけ。潮がいい感じで流れているのでエギを投げる肩に力が入るが、空回り。海向きに泳いでいたアジ竿の動きが止まっているなと感じて引き揚げてみると、針先にはアジの尻尾がポツン。これは弱った獲物を喰いちぎり食すSSBFGの仕業。この後、キスも投入してみたが同じ結果。海側、SSBFG、危険。反対の島側のアジも動きが無かったので上げようとすると、重みを感じる。これは?根掛かりではなさそう。慎重に上げてくると、途中から始まるイカ特有のグイーングイーンジェット噴射。嫁に「イカやで~」と告げ、前回釣行からお気に入りとなったローラーヤエンを配置。ただ、居食いだったため、イカがどれほどアジを食べ進めているのかが解らないのが難点で、投入タイミングを迷う。アジは大きいので食べきっているということは無さそうと判断し、ロープや障害物も怖いので寄せられるだけ寄せる作戦に。足元あたりまで寄せたところで、ヤエン投入。なかなかイカが暴れないので到達が解りにくかったが、目視でイカが確認できるようになったのでスイープ気味に掛けにいく。グイッとイカの重みが掛かり、ジェット噴射されるも嫁の網で御用。300gくらいかな。食べるにはいいサイズ。旦那もなんとか筏に乗った御利益にありつけた。アジはまだ頭を落とされていない状態。にもかかわらず、これだけイカを寄せて来れたってことは、陸地からと違ってイカが警戒心を抱きにくいのかな。その後、齧られたアジを再投入するも、根に巻かれてさようなら。その後、アジが釣れなかったので、ヤエンでの追加はできなかった。アミエビは使い切ったので、オキアミを沈めているとウマズラハギが2匹。うん。オキアミ(900円/袋)は価格なりの仕事をしてくれたということにしよう。でも次からはアミエビ大で挑もうね。3時半くらいかな。隣の夫婦が片づけを始めたので、うちらも徐々に片付け開始。エギ竿だけ残して撤収。未練がましくエギを投げますが、うんともすんとも言わず、潮がたるくなって足元にクラゲが浮き始めたので、終業時間には少し早いが船長に電話。15分もすると、船が回ってきて隣のご夫婦を回収後、うちらの筏に。「釣れたか~・」とダミ声で聞かれたので、「イカとサゴシ」と弱々しく答えると、「サゴシが回ってくるとアジがあかんようになるんや」とのこと。そうだろね。でも、貧果なのに怒られなくて良かったと気弱な夫婦は別のことを思っていた。上陸後に、カワハギも釣れたことを報告すると、「こうやって皮剥くんや」と素手で皮をむく方法を実演。肝もきれいに残るし、いいこと教えてもらえた。ご夫婦の方はエギでアオリを一杯上げたらしい。ということで、うちらはHP用に写真を撮ってもらうことなくバイバイ。その日のHPにはアオリを4杯の写真がUPされておりましたとさ。あと、支払いの時、一人4Kで合わせて8Kだと思っていたのだけど、船長が「7K」と言うので「?」「女性はサービス料金?」と思っていると、「2人の場合は3.5K/人にしてるんや」とのこと。めちゃ得した気分。暗くなりはじめた山道を「楽しかったね~」「プライスレスやったね~」と言いながら帰るのでありました。そして料理は次回へ。7Kで3回分の日記が書けるなんて、なんてコスパのいい釣りだ。めでたしめでたし。
2018.10.26
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みなさんおはようございました。今回は前々から「一度体験したいな」と嫁と話し合っていた渡船屋さんを利用してきました。9月からのハイシーズンはエギンガーやらファミリーやらで堤防が賑わい、内気で周囲を気遣ってしまう我が家は釣りそのものが楽しめない展開が過去に多くありました。筏なら周囲に気遣いすることなくのんびり竿を出せるし、アジも自由に泳がせられるんじゃないか。ということで、舞鶴や福井の筏渡船店のホームページをいろいろと物色。アオリやヤエンの釣果を小まめに更新されているたなか渡船さん(HP)に予約を入れてついに筏初体験に漕ぎ着けました。では、その一部始終をいつもの調子で垂れ流します。珍しく道中の時間配分などを計算し、起床したのはAM2時。初めての場所なので何がおこるかわからんし、約束厳守な夫婦はかなり余裕を持っての出発。もちろん荷物は前日に入念なチェックの後車載済み。途中、人間の餌と、人間の餌より高い魚の餌を仕入れ、ストリートビューで道順を覚えていた嫁の記憶により、AM5時くらいに到着。既に駐車場には6~7台の車が待ち構えています。渡船のお客と思われるみなさんが荷物を持ち出して、岸壁に整列しはじめたので、それに倣い最後尾に荷物を置きます。「どんなとこかわからんし、2番船でもいいよね」との判断。他人様の道具立てとか海の様子などを見ながら時間を潰していると、ダミ声の船長が登場。駐車禁止の箇所の車を移動させ、どこに行くのか聞いて回っている。うちらは、「筏でヤエン」と言うと、「筏は釣れるしちょっと待っといて」と一文字堤や磯場に渡す客を先に輸送する模様。渡し組と思われる10名くらいを船に満載し、ダミ声で注意を促しながら出船。人見知りなうちらは、もう一組の筏に乗ると思われる夫婦に勇気を振り絞って声を掛けてみた。どうもうちらと同じようにいろんな釣りができるように道具を揃えてきているようだ。そして、「あまりいろんな釣りをしていると船長に怒られる」という重要な情報も手に入れた。また、もう一人の常連ぽい好青年と話しかけると、「文句を言いながらも場所替えに応じてくれるから、ここはいい渡船だよ」という情報も手に入れた。そっか、じゃあ、船長に見つからないようにいろんな釣りを試みて、釣れなかったら勇気を振り絞って筏変わりをお願いしてみようと、小心者の夫婦は思った。見送りに来ているおかみさんもいい人で、色々と話しかけ気を使ってくれる。そんなヒューマンドラマを繰り広げていると、船が戻ってきていよいよ乗船。酔い止めは到着と同時に飲んだのでばっちりだ。客5名を乗せて2番船出発。嫁は海の近さにびびっていたが、時折かかる波しぶきが気持ち良い。遠くまで行くのかと思ったら、漁港前と呼ばれた一文字のちょっと先の島に寄り添うように筏が多数並べてあり、一番一文字に近い側に船が着けられた。ここで、先ほどの夫婦が下りる。どうせならその夫婦としゃべりながら釣れる隣がいいな、と嫁と話していたら、一個飛ばした筏に着船。どうも船長は屋根の無い間の筏を飛ばして、屋根のある筏を選んでくれた模様。船長は、「風の逆に向かってエギ投げるんやで」と言って、荷物の上げ下ろしを手伝ってくれたもう一人の親切な好青年を連れて去って行った。ここまででAM6時半は過ぎていたかな。十分明るいので荷物を整理してまず筏の調査。これからたなか渡船の筏を利用しようと考えている人のために少し詳しく書いておく。スペースは全体で10畳ほど。屋根とそれを支えるロープがあるので、竿を振り回したり自由に活動できるスペースは半分ほどか。船長の行っていた風下(島側)に墨跡が多数。逆に反対側の海側にはほとんど見られない。あと、海側には板の一部に穴が開いており、落ちそうで怖い。多分、ここから水を汲んだりするのだろう。トイレは立った人の目線の位置くらいまで四方を戸板で囲われており、女性でも恥ずかしくなく用が足せる。ただ、友人とかだと気まずいと思われる。あくまでも家族で来るなら大丈夫かな。座れる木のベンチがあり、簡易な屋根も付いている。座りながら竿を出すのはちょっと難しいが、夏場の避暑地や昼寝の場所としては十分だろう。あと、ブイが目印になっているので目視で解るが、4隅の水中に筏を固定するロープが張られており、これに仕掛けを掛けないように注意されたい。気になるのは揺れ。最初は「酔い止め飲んでおいて良かったね」と言い合うくらい、揺れを感じた。内海で波は小さく、風も弱いのにうねりによる揺れを感じる。乗り物に弱い人は酔い止めの服用をお勧めしておく。うちら夫婦は最初こそ揺れに戸惑って、座って作業をしていたがそのうち慣れてきた。ちなみに「たなか渡船」の筏は3基のようで、うちの隣の筏はイモト渡船のお客さんがチヌ釣りをしていた。船長に聞いたわけでは無いので、他にあるのかもしれない。先に夫婦が下りた筏は一文字の目の前で、これで2K円差?というくらいの距離しか離れていないのだが、やはり、個人スペースが確保できる筏と一文字では値段の差はしょうがないよねという結論に至った。筏4K/人、一文字渡し2K/人。イモト渡船の筏側を写したワンショット。筏の椅子を写したワンショット。長い脚は嫁。そんなこんなで、やっと釣り開始。まずは、アジを確保して泳がせたい!ということで、アミエビカゴでのサビキ仕掛けと、船釣り用のオキアミカゴの刺し餌仕掛けを投入。最初に投入した嫁に当たりがあったが、サビキの針が2本飛ばされている。どうもフグ系の性質の悪いヤツがいるようだ。旦那の竿にも金属的な当たりがあり、掛け合わせると、乗った!この船用のオキアミ仕掛けに食いついてくるようなヤツは・・・鯛かアジか・・・ワクワクしながら巻き上げると・・・。SSFG。シロサバフグ。かなり性質の悪いヤツだった。こいつが居て満足にアジやアオリが釣れた経験が無い。ぐぬぬ。金を払ってもこれか・・・と心が折れかけたが、自然が相手なので仕方がない。晴天の下、海に浮かびながら、嫁と二人でのんびり竿を出せるだけで十分じゃないか。と気持ちを切り替え、二人で「プライスレス」を合言葉に釣りを続けた。嫁はアジを諦め、イシゴカイのちょい投げを始め、旦那はエギとサビキを半々に攻めてみる。四方に投げちらかした感じでだいたいの地形が掴めてきた。海側はおそらく砂地。嫁がキスを2匹上げたので間違いないだろう。ただし、ストラクチャーは少なく、魚は多く無さそう。後に嫁のキスを口掛けし、マゴ・ヒラを狙ってみたが、SSFGに解体された。島側は多少のしもりがあり、ホンダワラが所々に密生している様子。こちらのほうが魚のストックは豊富で、カワハギ・ベラ・イカ等が居る。墨跡もこちら側が圧倒的多数。足元はおそらく砂地と磯の変わり目なのだろう。根掛かりは無いが、重りの沈み具合が一定では無く、カワハギ・ベラ等も釣れる。足元の水深は10~11m。カウンタ付きのリールで計測したので間違いない。船長も10mと言っていた。狙う魚によって向きを変えれば良いなかなかやりやすい釣り場のようだ。そんなこんなで底探りに飽きた嫁が、サビキを再開すると突っ込むような暴力的な当たり。これは!上がってきたのはやっぱりアジ。しかも20cm近い立派な中アジ。口切れが怖かったので、旦那がタモで掬おうとすると暴れてサヨウナラ。ぐぬぬ。群れているだろうから、サビキさえ落とせば釣れると思っていたら甘かった。その後、時間が空いて1匹、また1匹。しかも、両方上げるのに手こずり弱ってしまい、しかもサイズが大きかったので、泳がせるのには向かないかと持ち帰りを優先し血抜き。後で思えば、先々週の釣りで400g相当のアオリを上げてるんだから、このアジで十分だった。しかも、死にアジでも釣れるのに。判断を誤った。ちょうどアジを釣った時に船長が現れ、「どないや~」と言うので、気弱な夫婦は「SSBFGばっかりやんか!」という言葉を飲み込み、「今アジが釣れ始めました」と愛想笑いを浮かべるのだった。その後、一生懸命アミエビを撒くが、アジは釣れず、ヤエン竿は取り出されることも無いまま正午の満潮を迎えた。やばい、このまま何も獲物がないのはやばい。船長に怒られる。と人の好い夫婦は船のエンジン音が近づくたびに縮み上がった。でも、隣の夫婦も頑張って色々やってるみたいだけど、釣れてない様子だから一安心。と周囲と同調し気を配ることを忘れてはいない。一度だけ旦那が持っていたサビキ竿を暴力的にひったくっていった魚が居た。犯人はツバスで嫁のタモ入れにて御用。単発だったが、なかなか波止の足元サビキではお目に掛かれないので、筏に乗っていることが実感できた一匹に夫婦のプライスレス感は増していくのだった。長くなりそうなので、続きは次回に。めでたしめでたし。
2018.10.23
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みなさんおはようございました。時事ネタ。今回も特に思いつかなかったので、いきなり日記に。KTPにて挑んだ2日目(1日目は前の日記を見てね)。朝4時に起き腹ごしらえ、5時前に出発し、6時前にカーブに到着。先端波止は昨日の感じからダメだろうと諦めた。にしても、まだ薄暗いのに結構釣り人が多い。今日も釣り場難民が多く生まれそうな予感。さて、暗いうちからアジを探すが曲がり角付近には居ない。少し動いていつもの場所でアミエビを撒くと、わんさか群れるアジ。10~15cmくらいで、その中でも大きいのを選んで泳がせる。ところが、昨日とは打って変わり、目の前に大量のゴミや流木が流れ着いており、それが潮で行ったり来たりするので、アジが潜ってくれない。嫁は障害物の隙間を狙い、ちょい投げでここでの初物のカワハギやESOを釣り上げている。底にもいつもは無い障害物が留まっているようで、嫁の仕掛けが順調にロストしていくほか、エギも油断しているとしゃくり切れを連発する。非常に釣りにくいがどこに行っても同じだと思われ、アジがいるだけましだと本地点での玉砕を覚悟する。ジジジジーとドラグが鳴り、アオリスタBBから糸が流れ出る。魚っぽいが、昨日とは違うリズムのため暫く様子を見る。イカではなさそうだけど、イカだった時の対応も考えて巻きに入る。バシャバシャっと少し遠くの水面が割れたので、魚確定。あの割れ方はダツかな?そのままゆっくり巻いてくると、ギラリと光る魚体。シーバス?いや、サゴシだ。30cmくらいのいわゆるサンマサゴシ。空気を吸わせて御用、と嫁がタモを伸ばそうともたついた時に、バシャっとひと暴れしてさようなら。旦那のボウズ脱出もさようなら。夜明けを迎え、海はゴミを携え静寂を保っている。背に腹は代えられないので、メバルタックルでアオムシを投げてみるが、何かに根に潜られて終了。ここは恥を忍んで、チャリコを連発している嫁の竿を借りてちょい投げしてみる。うん。振り抜きも良く、投げやすい。2.5号の錘を付ければ3号エギより遠くに飛ばせる。感度は・・・底の地形がなんとなく解る。ココっとした小さな引きに合わせると、10cmくらいのイトヒキハゼ(俗称テカミ)。ほぅ、このサイズの当たりが解るのか。もう一度ココっとした小さな当たりに合わせてみたら、一回り大きなテカミ。ほぅ、このサイズの引きが楽しめるのか。昨日の「チビは楽しめない竿」という意見は撤回。でも、旦那のボウズは撤回ならず。そろそろお昼やし、明日に疲れを残したくないし、ちょい投げ仕掛けもエギも無くなったし、帰ろうか。という空気が流れた9時頃。嫁が「そういえば、この時期アジ持って帰ってたな」と、一度仕舞い込んだサビキ竿を再び作り直し、サビキを開始。なかなか珍しい。釣れた中で今日一の大きさのアジを投げて、隣の竿も投げなおそうとした瞬間。ジジジー、ジジジー。とアオリスタBBからイカっぽいテンポで糸が逆走を開始。嫁はアジ釣り場に居て少し離れているため、ひと声「イカ来たで~」と声をかけて、やりとり開始。恐らくこれが最初で最後のイカとのやりとり。いろいろと去年の秋に覚えたことを頭の中で復唱する。まず、イカが落ち着くまで暫く我慢。そんなに走らず、1色(30m)も出さないうちに動きが緩くなる。ここでもうちょっと我慢。今のうちにヤエンを傍に。引きの強さから恐らくそこそこサイズなので、ローラーヤエンのLを準備。周りのゴミが気になるので、少し早いが、今だ!というタイミングでヤエン発射。ところが、角度が浅すぎて、糸にもつれ空中で止まるヤエン(汗やばい。落ち着け。なんとかしろ、俺。幸い、イカがそれほど抵抗しなかったので、糸を極力水平に保ち、ヤエンを寄せてくる。なんとか穂先近くにまで寄せたヤエンを絡みから解放し、再び発射。今度は水中に突き刺さってくれた。以前見たヤエン師匠の真似をして、竿尻をトントンと突きながら糸を巻き取る。嫁が来て傍でタモを構えてくれた。サゴシの時とは嫁の「食べたいオーラ」が違う。イカの影が見え、暴れてアジを離した姿が見え、ヤエンに掛かる姿が見えた。ヤエンに掛かってからはなかなかの抵抗を見せてくれるが、すぐに嫁のタモにて御用。最後の最後になんとかボウズ脱出。今年はアオリの当たり年とか言われているが、旦那の実力的にこんなもんだぜ。これに気を良くし、またもや延長戦を挑んだが、釣れてくれるのはアジだけで、泳がせの竿には全く変化は無かった。12時くらいにアミエビも無くなったので撤退。その足で膀胱炎を見に行くと、車が一杯。人が一杯。家族連れが一杯。その一杯の人が、一杯アミエビを撒いて一杯サビキを落としているが、見ている限りでは一匹の魚も上がらなかった。嫁の「アジ持って帰ろう」の判断、正解。「アジなんて」てゆうてたら怒られるわ。そんなことを話しながら、災害でまだ数ヶ所交互通行している下道をゆっくり帰ったのでありました。途中で黒豆の枝豆を買おうと思っていたのだが、直売所や道の駅はことごとく売り物切れ。まだ少し時期が早かったか?黒豆と筏と爆釣は再来週に持越しの予定です。長くなったけど、調理編も一緒に。かつ簡単に。まずはアオリ。重量計測したら370g。育ってるね~。身と耳は刺身に。身が分厚かったけど、美味しく食べれる限界の厚みくらいかな。鮮度が良かったので、コリコリとモチッが両方感じられてウマス。もう少し寝かせたら甘さが増すのかな。待てんけど。ゲソ周辺はニンニクバター炒め。久しぶりに食べたけど、プリプリの歯応え。やっぱり美味しい。上キスと下ワニゴチ。他にも大きめのアジとチャリコがいて、こいつらは一夜干しになりました。順位は ワニゴチ>チャリコ>アジ>キス と予想を覆す展開。ワニゴチのホクホクで旨味のある皮目と身が良かった。季節によって変わりそうやけど。そして定番のアジ南蛮。これこれ、これを食べるために秋の釣りはあるのよ。(ちょっと負け惜しみ成分含むカリカリでもシミシミでもウマス。写真は無いけど、カワハギの肝和え刺身もウマスでした。今年も変わらぬ秋の海の幸に感謝。KTP。めでたしめでたし。
2018.10.11
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みなさんおはようございました。台風のせいで暑くなったり、その後の冷え込みがきつかったり。木が倒れたり、瓦が飛んだり。・・・あれ?なんか時事ネタを思いつかない。そんな時は、書き出しを気にせず日記に突入するのが良かったり。秋の3連休&久々の釣りということで、はぢめての筏を予定していたのですが、台風25の来襲に会い断念。3連休何して過ごそうと考えていたら、25号は思った以上に北を走ってくれたので、陸戦を挑むことにしてスケジュールを立ててみる。土曜は雨風が厳しそう。月曜は天気は回復するが、次の日仕事なので疲れは残したくない。会議の結果、天気の回復し始める日曜の昼ごろ出て、現地一泊し、月曜昼に帰ってくる「効率的な釣りをするプラン」(以下「KTP」と略す)を立案。即実行。嫁と二人で釣りに行くのはなんと7月14日以来の約3か月ぶり。道中、いろんな忘れ物に気付きつつ、久々のドライブを楽しんで先端波止着は午後3時。いつもの場所は家族連れなどで賑わっており、なんとか入れそうなスペースはあるが、とりあえず偵察。家族連れのサビキにアジが釣れていない。台風のせいで底荒れしているのであろうか濁りが酷い。無理して入る価値無いねと判断して移動。結局この日もいつものカーブに着地。台風せいで釣り人は少ないかと思ったら道中もけっこう居たので、皆台風のせいで釣りを我慢してたみたいね。いつものアジポイントには夫婦がおられたので、少し離れたところで釣り座を構える。そうそう、今日は嫁のために購入したコイツのデビュー戦。月下美人 AJING 74L-S(5) ダイワ 月下美人 AJING [74L-S] / アジング ロッド / DAIWA【2015dnp】イカメタルで前のちょい投げ用アジング竿の穂先を折ってしまったため購入。京都エイトでああでもない、こうでもないと30分くらい竿を振り続け、以前の竿よりちょいとグレードアップしたこいつを選択。決め手は、ちょい投げでの釣りを優先し、飛距離のためのレングスとシャキっと感、負荷ルアー重量が重めなことを重視。10gまで負荷できるので、2.5号の錘も合わせて購入した。サビキでアジを探している旦那の隣で、嫁のニューロッドがいきなり火を噴く。嫁がひょいと投げると、「え?今ジグ投げた?」というような飛距離。少しさびいて、どうやら何かが掛かったようだ。竿はあまり曲がってないのに、チリリとドラグが出るので「そんな弱めにドラグ設定してたかな?」と思っていると、上がってきたのは20cmを超える良型キス。前の竿なら中ほどからベンドしてたサイズを楽々いなすバッドパワー。(前の竿も貼っておこう)メジャークラフト ソルパラ SPS-S702M【あす楽対応】嫁は次々と獲物を釣り上げる。デッカキス!と思わせておいて、30cm弱のエソを連発。そしてここでは初物の25cmくらいのワニゴチまでゲット。嫁曰く、感度もすこぶる良好らしい。ただ、ピンギスやミニメバルを釣っても強すぎて面白くなさそうな竿かもしれない。と、この時旦那は傍で見て思っていた。暗くなりはじめ、やっとアジが釣れ始めた。(もちろん、この間旦那はエギをブン投げてはいるが、カスりもしない)アジを泳がせる竿を2本出す。6時が干潮なのでそれまでが勝負。逆に嫁は暗くなったためイシゴカイに当たりがなくなり、手持無沙汰のようだ。ヤブ蚊も多くなってきた。秋の日のつるべが落ち切る直前にジジジとドラグが出たが、イカの緩急ある引きでは無く、どうも魚のよう。とりあえず竿を握りドラグはそのままで落ち着くまで待っていると、急に穂先が軽くなった。巻き上げてみると、針の付近のラインがザラザラになって切断されていた。恐らくエソ。6時を過ぎ、潮も動かなくなったので、早いけど仕舞おうかと竿を片付け始めると、なんか重いアジ竿。なんだ?ゴミか?無理やり引き上げると、アジの頭に齧られた跡が!やってもうた。イカやった。やってもうた。もちろん、その後延長戦を挑んだが、すっかり音沙汰なし。チャンスをものにできない旦那は坊主のまま8時にゲームセット。膀胱炎を覗いてみると、無数の浮き。おっちゃんに聞くと皆タチウオを狙っているらしい。タチウオの浮き釣りって、大阪湾のイメージが強かったけど、こっちでもやるのね。ワインドの人もちらほら居たし、それなりに釣果はある模様。傷心の旦那は明日の挽回を胸に、今日のお宿に潜り込むのでありました。今日はここまで。写真が少ないので、庭のパイナップルでも貼っておく。これから寒くなるけど、ここからどう成長するのかしら?二年ごしで実がなる?とりあえず、もう少し寒くなるまで庭で放牧しておきます。KTPめでたしめでたし。
2018.10.10
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海賊団一味の蒼脚の旦那です。 本人イメージ画像全てのイカが集まると言う伝説の海、オールドブルーを求め今日も彷徨い続けてます。さて、1か月0円生活のかかったイカ夜炊き釣果の調理&買取価格編です。釣り編はこちらの3本立過去日記参照:2018-09-14の旦那船釣り(初めての乗船予約)過去日記参照:2018-09-14の旦那船釣り(初めての大アジ) 過去日記参照:2018-09-14の旦那船釣り(初めての獅子人化)※本文中に登場する査定員はスーパーの価格や味の評価等から査定価格を算出します。※旦那はそれに対し「新鮮」「釣った人しか食べられない」「このサイズは珍しい」「釣った分を同行者にも分配した」なとと、値を引き上げる交渉をします。※最終的に査定員が判断した金額が旦那に支払われます。まずは昼飯に高校生♀と沖漬けを堪能。黄金沖漬け丼沖漬けを細く切り、あったかご飯の上に乗せて卵を割ったらできあがり。調味無し。他に沖漬けは同様にご飯の上に乗せて、出汁をぶっかけて食べたりした。そちらも旨い。前回の日記にも書いたが、漬けだれ(今回はめんつゆ)の味に左右されるため、今後はそこにこだわりたい。査定員「これは旨いな。でもイカがちっさいしな」査定価格1000円改め1500円(出汁ぶっかけの作成で査定額変更)/12杯続いてでっかいほうのアジを刺身に大アジ刺身一度自分の釣ったアジでやってみたかった刺身。さぞや旨いだろうと期待していたのだが、包丁を入れている時からあんまり脂を感じない。生姜醤油で食べてみると、ん~、スーパーのアジより旨いが、小ましな飲み屋で出てくるアジ刺しのほうが旨い。という自分の中では微妙な採点。査定員「美味しいよ」とごひいきな採点。査定価格1500円/1匹中アジは塩焼きにしたけど、これも脂が足りなかった。査定価格500円/1匹続いて鯛を刺身に鯛刺身・湯引き後で出てくるカルパッチョに供出した分が無くなっているため、見栄えが悪くてすんまそ。こちらも、7月に釣った鯛が非常に旨かったので期待していたら、肩透かしを食らった感じの旨味の少なさ。やっぱり時期とか締め方とかって大事なんだろうな。査定員「おまけやで」査定価格800円/1匹そしてメインのイカの刺身イカ刺しビール瓶と中型1本とアオリ一匹でこの量。下足は別途冷凍。甘い。旨い。コリコリ。これを食いたくて会社サボって頑張った(笑イカはこの他にも刺身、しゃぶしゃぶポン酢等になって、数日食卓を賑やかにしてくれた。査定員「美味しい。でも、スーパーででっかいのは高いけど、小さいのは安いで」査定額:ビール瓶 1200円/1杯 ちょっと大きい 1000円/2杯 普通サイズ 1500円/7杯 冷凍した分 4500円/15杯(冷凍したら価値下がるけどおまけ査定) 近所に配った分 1500円/5杯 アオリ 800円/1杯(おまけ査定)スライスした玉ねぎ・トマトの上に鯛・アジ・イカの刺身を散りばめ、カイワレを乗せて。海鮮カルパッチョトマトジュースベースのソースを回しかけて。こいつは、オリーブオイルが油分を補ってくれてなかなかヘルシー美味シーな出来。刺身と重複するため査定価格外。さて、調理編はここまで。今回のドキドキ査定評価額集計は・・・評価額ケンサキイカ 11,200円/42杯アオリ 800円/1杯マダイ 800円/1匹アジ 2,000円/2匹計 14,800円改め 14,000円諸経費乗船代 10,000円釣り小道具代 3,500円高速・燃料代 3,000円飯・ビール代 1,500円計 18,000円純利益 -4,000円釣行の思い出 プライスレス!日記のネタ プライスレス!!!ちなみにこの査定額、ネタだと思っている人がいると思うが・・・。本気(マジ)です。真剣(ガチ)です。うちの冷蔵庫の横には、この査定金額を連ねたメモ(査定金額計算書)が貼り付けてあります。海の幸に感謝すると共に、手心を加えた査定金額に感謝。
2018.10.01
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