がちゃ☆がちゃ

2005.06.20
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テーマ: 愛しき人へ(903)
カテゴリ: 父のこと
母も弟も、少しずつ体調が戻り、今日は大丈夫そう。


弟たちは朝から仕事。
父が気にしていた仕事の日。
これが終われば、気持ちが落ち着く。

週末の自発呼吸のことを主治医に話そう。
少しは事態も変わっているかもしれない。


私たちは少しでも、いいほうに考えたい。
あきらめてください。と言われてもあきらめきれるものではない。


何度病院と家を行き来しているんだろう?

今日はいのぴーが一緒だから、母と交代で病室に入る。
15歳以下の子どもは病室に入れない。

先に入った母が主治医から話しかけられる。
「ここは救命センターなので新しく運ばれてくる患者さんもいるから、病室を
変わってください。このままではHCUを出られないので、首のところに穴を開けて(気管切開)ここから呼吸器をつなげます。あと、おなかにも穴を開けて、チューブを通し、栄養を摂ることにしたら一般病棟に移れます。」

母は、いよいよだめか・・・と言う気持ちで私に言った。
でも、「どんな形でも、お父さんの体がなくなっちゃうのは嫌だよね」
と、手術をしてもらう方向で話を進めると言う。

力を落とす母だったが、このまま1年でも2年でも・・・
1日でもお父さんが「居る」のであれば、それに賭けたい気持ちでいっぱいだった。









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最終更新日  2005.06.22 15:44:44
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