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古田さんの秋の予定ですが、まさか連ドラまであるとは思わずびっくりでした『夢をかなえるゾウ』SP 10/2(木)20:54~ 主演:小栗旬連ドラ10/2(木)23:58~ 主演:水川あさみ (1話に旬君でるようです)そして神様ガネーシャ:古田新太ですね物語そのものもリンクさせてるようで楽しみです。 12月の舞台までは、映画「20世紀少年・2章」の撮影と主演映画「小森生活向上クラブ」の宣伝くらいかなーなんて思っていたのです。久しぶりにちょっとはゆっくりされるのかしら?なーーんて思っていたけれど古田さんはやっぱり働き者でした舞台以外は、映像とかは楽しみ(趣味)でやってる仕事らしいので(笑)、まぁそれはいいのですが、特にTVの仕事のときほど古田さんはメタボになりやすいような気がするんですよねーリチャード3世がメタボ・・・いやですぅ今以上になってほしくないの。だって大坂で観た時絶対公演ゲネのときより締まったと思ったので。でも・・・きっとムリなんだろうなぁ←これでもファン
August 31, 2008
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なんとか 『五右衛門ロック』8/14 書き終えました。間にいろいろはさんだので一応まとめておきます。最後まで読んでからあきれないでね( ↑ 17日分もちょこっと、本当にちょこっとだけどかきたいらしい) (その1) http://plaza.rakuten.co.jp/gezineko/diary/200808180001/ (その2) http://plaza.rakuten.co.jp/gezineko/diary/200808190000/ (その3) http://plaza.rakuten.co.jp/gezineko/diary/200808200000/ (その4) http://plaza.rakuten.co.jp/gezineko/diary/200808200000/ (その5) http://plaza.rakuten.co.jp/gezineko/diary/200808260000/ (その6) http://plaza.rakuten.co.jp/gezineko/diary/200808270000/ (その7) http://plaza.rakuten.co.jp/gezineko/diary/200808280000/
August 30, 2008
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それは唐沢さん(笑)。映画「20世紀少年」の宣伝でTVでまくりな唐沢さん。昨夜「未来創造堂」を見ていたら、そこで唐沢さんが大好きでFCにも入っていたという榊原郁恵ちゃんの話をしてらして。で、マニアックな話もイタタなファン心理、や、唐沢さん的には「遠距離勘違い」(爆爆)だったみたいですが、欲しくて欲しくて、でも手に入らないレアなモノがあると。それは水着姿(オレンジのビキニだ!)のフィギュア♪「(同じホリプロのよしみで)竜也に探して来い」と命じたら、なんとか一体だけあるとわかって。でもこちらの手に入らなかったと。番組で借りてきてくださいましてね(拍手)。感動の対面~~~のはずが、実物はかなり微妙なデキでした(爆爆爆)。それでも欲しがるあたりがファンですなー。でもしれはホリプロの保存用の最後の一体だそうであっさり却下されてました。それにしても、思わぬところで竜也くんってばパシリさせられていたんですねーま、唐沢さんのお願いでは、どう考えても拒絶できないか番組のHPでもそのこだわりが紹介されています。過去の放送(124)からたどってください。コダワリその2です。ま、竜也くんの名前はさすがにでてきませんがね。
August 30, 2008
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友の知らせでわかりました。SMAP大阪公演の日程が決まったようです。京セラドーム大坂10/7(火) 19:0010/8(水) 18:3010/9(木) 18:30この3日間です。ってか、たった3日ーーーー???ありえないっつーの(byつくし)ただでさえ激戦区大坂。この倍の6日あったって大変なのに。名古屋より正直キツイわコレ。できたら大坂も観たかったけど、これはもう名古屋一本狙い、まっすぐ進むしかないねぇ。追加あるかなぁ?あるといいなぁ。やるべきだよ。やれ!・・・強気すぎますかねいやでも、ホントマジそう願ってますから。
August 29, 2008
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UPが遅くなりましたが、『リチャード3世』に安田成美さんが客演されるそうです。記事はコチラ。舞台は2度目とはいえ、9年ぶりだそうでほとんど未知数ですよねぇ。雰囲気とかはすごく合っていると思うので、いい意味で驚かされるとうれしいなぁ。それから日程がわかりましたね。大阪シアターBRAVA!(12月22~28日)仙台イズミティ21(1月10・11日)赤坂ACTシアター(1月19日~2月1日)むーーーん。公演数、少ないですよねしかも大坂は年末だし、12月28日って、いくら日曜日でも年末すぎて主婦で嫁にはムリムリ最初の頃の平日昼公演、あるよねぇ?あると信じてなんとかしたいなぁ。ダメなら東京でもいいけれど、東京は東京でにさらに倍率厳しそうだもん。やっぱりなんとか大坂で観たいデス。 ところで。アクションクラブの社長さんのブログによれば、森山君と北大路さんが黒帯ジャージを送られたようです。森山君の殺陣は本当にすばらしかったんですからわかりますよねそして北大路さんには、恐れ多いながらも・・・だそうですが、その御大から感謝状をいただいて観劇&恐縮しきりとか。男も女も惚れるのがわかる、本当に人としても魅力的な御大です それからそれから、岡崎さんのブログでは『五右衛門ロック』のDVDのための音楽チェックをはじめたそうで、特に正式発表にはなっていませんが、楽しみが増えてにんまりですゲキシネも期待していいかな?大画面で観たいよねぇ
August 29, 2008
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五右衛門らも絶体絶命かと思われたが、そこで一段と大きな爆発と地響き実は時間稼ぎをしていたのは五右衛門らも同様だったのだ。不審がるペドロに五右衛門が告げる。この爆発は地下坑道にしかけた火薬の爆発だ、と。クガイの真の狙いは島そのものを沈めることで、月生石に誰も手出しできぬようにすることだったのだ。さすがに顔色を変えるペドロ、捨て台詞を残しアビラとともに島を去る。このときの地響きが本当にすごかったのだ。音量もだけれど、客席も下からズズーーンとものすごく響いてきて揺れるの。なんつーか、島の下で確かに爆発しているのを実体験しているかのようでゾクゾクしたなぁ。観念したボノーにカルマはさっさと立ち去れ、と言い残し五右衛門とお竜にクガイのもとへと案内を請う。しかし左門字はなぜかひとり袂を分かち、別方向へ。もちろん、次にあったら必ずつかまえるから覚悟しとけ」の捨て台詞は忘れないが、すでに心ここにあらずの風情。あっれ~~~俺のことはいいの?な、どこか拍子抜けした五右衛門の表情がちょっとおかしかったわ残されたのは呆然としたボノーけれど、シュザクはひとりテキパキ働き者。なんと逃げ出すためのタライを引っ張ってきたのだから。 アナタはちっちゃいの タライでじゅうぶんよ←ここで大爆笑&拍手 おまえもちっちゃいから二人でも乗れるよ←ここでついにっこり~そう歌いながら小市民としてせこくみみっちく姑息に生きることを誓う二人がなんとも愛らしい最後までどこか憎めない愛嬌たっぷりの夫婦だったなぁ。ってか、この組み合わせの夫婦だからこそだよねぇ。しぶとく生き残って、老後はチャーミーグリーンの洗剤のCM(古っ!)みたいに仲良く手をつないでお買い物とかいくんだろうなぁ左門字が向かったのはホッタル族の住む草原爆発が続いて島が沈み始めているのに変わらず歌う彼ら。最初はどこか懐かしいような歌が、今度は心の奥底にやらかく切なく響き涙が瞳に盛り上がるいっしょに逃げようと誘うが、ずっと前から島に残る覚悟を決めていたホッタル族は、首を振り左門字に別れを告げる。穏やかな、けれど重い真実(ほんとう)の言葉。「大丈夫、左門字もやがて死ぬ」「人は生き人は死ぬ」何も言えず、出来ず、佇むしかない左門字の背中が哀しかった。けれど左門字はまだ「その時」ではない。受け渡された命を次に渡すよう、あのギターといっしょに託されたのだと思ったよ。地下坑道では順調な爆発に満足げなクガイとインガ。己の運命を受け入れたふたりの耳に、かすかに届くのはホッタル族の歌声。椅子に座ったクガイがようやく迎えた安息の時なのか、そっと眠るように目をつぶる。駆け込んできたカルマら3人。インガのかけた声がかぎりなくやさしかった。「ずっと眠っていなかったんだから、しばらく寝させてあげましょう」お竜がいう。「惚れた男といっしょに海に沈もうなんてみっともないよ」五右衛門もクガイに語りかけた「みんなの狂った野望を根こそぎ奪っていくなんてアンタはたいした大泥棒だったよ」そしてカルマ。言葉にならない思いの丈のすべてを、深く深く一礼することであらわしていた。それぞれ最大の賛辞を残し、生き残るため駆け出していった。ホッタル族の歌のメロディーが更に切なく大きくなり、大波がホッタル族を、島の全てを飲み込んでいく。クガイが椅子ごと高波にさらわれる。天高く星がまたたくなか、闇に消えていくクガイ。もうね・・・こうなる運命だったと納得できるんだけれど、それでも生きていて欲しかった。ケガをしていなくてもやはりクガイはすべてを引き受けるため、やはりこの島で眠ったのかなぁ。男の美学なんて、たくましい女にかかっちゃあっという間に崩れるんだよ。私はみっともなくてもいいから、インガにむりやり拉致されて(ココ重要ポイント)でっかいタライに押し込まれ、必死に櫂をこぐふたりを観たかったよ(泣笑)。しっかり逃げ出した五右衛門達がいるのはクガイが用意した船カルマにガモー、ザン・ダルー、もちろん壱助と灸六もだ。イスパニア艦隊も振り切り意気揚々としているなか、お竜が今後を問う。「日本はあらかた盗み尽くした。イスパニアやイングランド相手に海賊でもやらかすか」と、カルマにガモー、ザン、ダルーまでいっしょに手伝うという。苦笑しつつも新たな仲間を受け入れる五右衛門と彼らの笑顔がまぶしいぜっ!そしてお竜だ。こっそりちゃっかり月生石以外の宝石をいただいており、しかもクガイが用意していたという脱出用の特製凧で一人別行動の脱出だ。まさにこれぞ、峰不~二子ちゃんっお約束の展開とはいえ見事だなぁあきれる五右衛門への捨て台詞がまたいい。「左門字が追いかけてきてるわよ~」慌てて振り返ればボロボロになりながらも小船に帆をかけ、ギターも縛りつけて()必死に追いかける左門字発見だぁ!「見つけたぞ五右衛門~。 オマエを捕まえるまで俺は死なん。 それが俺の天命だぁ!」うひゃひゃひゃひゃ~~~それでこそ左門字@銭形だ(大喜)。ルパンワールド全開だっルパン大好きなHるんにも観せたかったなぁ。やっぱり生きていたか、やってきたかとばかりに不敵に笑う面構えの五右衛門、声高らかに叫ぶせぃ!「よぉぉぉし野郎どもぉっ!とっとと逃げるぞぉぉぉ~~~」そして響くは『五右衛門ロック』テーマ曲でぃ。古田さんもリキ入っちゃって、でもめちゃんこ気持ちよさげにこぶし振り上げ歌うよロックが歌う頃にゃひとり舞台前方に出てきて客席を煽る煽る煽るこれでノらなきゃソンそん損!ってなもんだ。立ち上がりたくてムズムズしてたら、周りもそんなお客さんばかりだったよう思わず立ち上がっちゃった!な方もいらしたので私も負けじと?ためらうことなくスタンディングあっというまに客席全体に広がっていっしょになってこぶし振り上げまるでライブ会場!?そのままカーテンコールに突入して、満場の惜しみない拍手を役者も、そして舞台に上がった演奏者たちも気持ちよさそうにあびてた。その幸せそうな顔にこっちもまた幸せになって笑顔を返して、もうなんてHAPPYな空間と時間だったことか何度も繰り返されるカーテンコール。どのキャストも充実してるのがよくわかるいい表情だ。御大も実ににこやか。そしてやっぱり〆は古田さん。投げKISSがなかったのがほんのちょっぴりものたりなかったけれど、水吹きと巨大中指スッポンは見れたし最後の最後、ふたりだけのこって上手端で松雪さんにまでこの巨大中指スッポンやらせたのには大笑いだったけど、いいもんみれたわ~今回、あまりにカルマ王子@森山君の評判がよくて、なので私もメチャ楽しみだったし心奪われちゃうかな~とも思ったけど、終わってみれば、そりゃ王子はステキだったけれど、やっぱり私の目はとにかくそこにいるかぎり古田さんにロックされることがよぉぉぉぉくわかりましたんふふ~~~~とにかくファンが観たい、っていう姿を存分魅せてくれたんだもん主役なのに出番が少ないって意見もあるようだけれど、他のどの場面もひとつとして削れないからね、あれで充分。もうちょっと・・・ってくらいが次の舞台へのちょうどいいあんばいの渇望にもなるんだからさってことで、この回はこれでおしまいっす。17日分では(まだ書くのかよ!のツッコミは受付却下・爆)はかなり短めに、全体を俯瞰できる位置ならではの感想をね。ではでは、長々とアホヅラさらしてしまいましたが最後までお付き合いくださった奇特なそこのアナタ様、そうアナタですよ。ありがとうございました(深々御礼)。
August 28, 2008
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インガのことではさんざん鞘当しつつも、お互い知り尽くしたオトコ・インガや五右衛門を語る歌は何気にろまんちなのだな結局信じられるオトコ、それも惚れたオトコのためならオンナだってその夢の、たとえむちゃな夢でもその望みをかなえてやるため表で裏で精一杯尽くす。そんな心意気をお互いに認め合うオンナもかっこいいよー。「女にかわいいって思われるほど落ちぶれたくはない」こんなセリフがイヤミなく似合う粋なふたりの生き様にも大拍手だ~。タタラの宮殿に攻め入るバラバ軍の攻防ははげしさを増すばかり。ロックが舞台正面奥から登場して激しくシャウトする姿がホントかっこよくて、それに彼が登場すると、うほーーー立ち回りだーーーとわくわく感も増すのよね期待にたがわず長い殺陣シーンににんまり。合間にきっちりコネタ?を入れるのもらしくてよいわー。ってことで、ボノー・シュザク・アビラは戦況優位と見て意気揚々と歌い上げていたらアビラが落とし穴といういかにも古典的な罠にひっかかったのもおかしくて◎でもコレが終盤への大事な布石となっているたぁ驚いた!裏に回って攻撃していたカルマ・ペドロ・左門字も必死になって戦っていた。ガモーにクガイは死んだ、と告げるズゴン。信じないガモーにボノーらも現れて、銃で仕留めたといわれ動揺が走るタタラ軍。と、ここでガナルが裏切ってボノーに付く。このときのガナルのセリフがどうやら日替わりネタらしい(笑)。この日は・・・すいません忘れてしまいましたが(おい)『社長~・・・』とかなんとか?就職活動一生懸命してたかな?で、無事採用だったような。ま、しっかり笑ったことだけは確かだから。へへ。ガナルが寝返ったことで動揺したタタラ軍は士気が上がらない。左門字もまた胸に残った微妙なわだかまりがあったが、それを見抜いたアビラに気おされて剣を振るう。劣勢のタタラ軍、ボノーは嵩にかかってガモーを攻めるが、この危機に待ってましたのクガイ登場自軍を叱咤し、一気に気力高揚したタタラ兵らは形勢逆転バラバ兵を蹴散らし始め、裏切り者のガナルはガモーに斬られる。このあたりの立ち回りがもうもう、本当に見応えたっぷり。はぁぁぁぁどれほど長くても平気だなぁ。って、役者はたまらないか(笑)。や、でも、さすが新感線舞台だからねーみんな本当にうまくてうっとりだよー。そうそう、左門字だけはさすがにこのスピードには付いていけなかったのが残念だったけれど、まぁ全員の平均値が高すぎるから仕方ないね。あと、左門字は最初から最後まで刀をミネ討ちにしてたのが印象的。この辺は左門字の、命をむやみに奪うのをよしとしない心情がはっきり表れていてよかった。クガイが生きていたとは、と驚きつつも重症なのは間違いないと、そして止めを刺すべく、ボノーが最後の手段として、カルマの剣を奪って逆に突きつけたのだ。さすがに驚くカルマクガイは黙り込み、虚を疲れたタタラ兵もやられて残るはガモーだけだった。まさかの展開にカルマは驚きつつも、自分は人質の用をなさないと主張するが、ペドロはあっさり否定する。曰く、本当にカルマを殺す気があるなら、腕の傷なんかではすまず最初からそうしているはずだと。けれど母を殺されているからと納得のいかないカルマにシュザクが驚きの告白を。なんと、母親は前王に月生石中毒にされ無理やり従わされてていたというのだ。動揺するカルマに、利用するための嘘だったというシュザク。クガイがうろたえるカルマに言った。「オマエの母親は立派な女性だった」ならばなぜ斬った?と問うカルマに答えたのは左門字。「自ら望んだのではないか?我が身の不貞を恥じて夫に斬ってもらうのは、武士の妻ならありえることだ」初めて知る真実に絶句するカルマにクガイの言葉が重く届く。「すべての罪は俺が引き受ける」これだったんだねー。最初からそう言っていたんだよね。そしてここにきて、その本当の意味を知り、覚悟の程を知らされる。なんとも懐の深い、覚悟を持った生き方なのだろう。インガもお竜も惚れるはずだぜもちろん私も、ドーーーンときて、めっちゃ惹かれちゃったよん我に返ったカルマが激しく抵抗するも、ボノーもシュザクも本心では倭人の子として蔑んでいたという。さすがに傷も深いのかクガイも顔色無しの危機だ。と、それまで静観していたアビラがしびれを切らしたかしゃしゃりでてきて、いい考えがあるからとボノーからカルマを取り上げ中央へ連れ出す。みな何をするのかと見守る中、なんと自分の刀をカルマに渡す。呆然とする面々と、白い煙。とくれば、もうおわかりだよねぇそう、この演出の後はアレしかないぜな~んかめちゃデカイアビラ登場仮面をはいで衣装を脱げば、そこにいるのは待ってました!!!「天下の大泥棒、石川五右衛門様でぃ!」うっきゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん。『いよっっっ日本一っっっ!!!』そう掛け声かけたかったぁ。もちろん会場もわれんばかりの歓声と拍手の渦!五右衛門もさぞ気持ちよかろうてさんざんみんなで場を盛り上げて、結局最後は場をひっさらうんだもんねね。にやりってなもんだ。つまり、落とし穴で入れ替わっていたことが判明してくやしがるボノーたちにとどめの言葉。「俺はおめえらみてえな欲におぼれた練習の上前はねるのが大好きでね。 盗んでやるよ、てめえらのたまりにたまったさもしい欲を!」くぅぅぅぅぅ。コレで惚れなきゃオンナぢゃないねそれまでどんなにカルマが飛び跳ねようが、左門字が爽やかに歌おうが、クガイが貫禄たっぷりに魅せようが、最後はやっぱり基本に立ち返るのです。そうです。ダーリン、アンタが最強!アンタが最高!アンタが一番だぁぁぁじたばたじたばた、客席でじっとしてるのが辛くなるほど身もだえの瞬間っすさらに今度はクガイと背中合わせで戦うときたもんだ。「おめえも気に入らないがそこの連中はもっと気に入らんし、インガには借りがあるからな」受けてクガイ。「オンナのために働くオトコは嫌いではない」はっはっはー。まったくどこまでかっこいい男達なんだ。しびれるようなセリフがたっぷりでたまらんっあと、やっぱりこのふたりの殺陣は、またちょっと他と一味違ってカッコイイんだな♪けれど怪我人のクガイ、ズゴンに襲われてしまうがそこをカルマが救い、親子はようやく和解し感涙のガモーお竜も参戦し、クガイはカルマにこの場をまかせガモーとやり残した始末をつけに行く。残された面々に、本物のアビラが上半身裸(爆)で登場。手には修理した連発銃。が、この危機に今度は左門字が活躍だ。味方のはずの左門字がアビラを殴って銃を奪い、お竜に投げたのだ!動揺するペドロ・アビラに苦々しくペドロが言う。「太閤殿下がお嘆きですよ」「やり方が好かんのだ。忠義ではなく、情によって助太刀する」ここにも途中の伏線がいきている。たまらんねぇ。またも立ち回りだが、その後この舞台最大の見せ場がやってきた!カルマ・左門字・お竜・五右衛門の4人が見得を切る回り舞台じゃないけれど、回り舞台のように4人が順に舞台中央正面にきりりと立つ!4人の七五調のセリフがなんとも耳に心地よい。もちろんトリの五右衛門は、まさに歌舞伎の見得のようで見惚れるわぁ話には聞いていたけれど、なんちゅーかもう笑いが止まらない(や、声は出してないよ)。ニマニマしちゃって顔が緩みすぎる~~~。気がつけば手のひらが痛くなるほど拍手してたよ。ココ。歌舞伎でいうオオムコウっていうの?そんなん客席からかかったら最高だったのになぁ。そんくらいみんな輝いていた。そして4人揃ってドン!と足を踏めばやられた兵らが消えていく。残されたのはボノー・シュザク・ペドロにアビラ。けれど地団太踏む彼らの中で一人落ち着き払うはペドロだ。発炎筒を合図に砲弾が飛んできた!?なんといつのまにかイスパニア艦隊がやってきていたのだ。月生石をえさにあちこち誘いをかけ、陰で混乱させていたのは実は艦隊到着までの時間稼ぎで、本当の狙いは月生石の独占だったことがあかされる。ボノーらの船もすでに海の藻屑ときかされ、逆上したボノーだが短筒を向けられ観念する。---------最初の予定では(その4)くらいまでのはずだったのに、まだ終わらない。終わらせるのがもったいないっつーか。我ながら夏休み最後の悪あがきのようだねぇ
August 27, 2008
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薬が効いたのか、カルマは痛みも感じないようでなんだか妙なハイテンションだ。左門字もスープをもらうが、なんとそれは月生石のスープだという。ホッタル族は、自分たちが生きていくのにかかせなく、石を削って命をつなぎその石で命も削る、と。そして左門字も気づいた。月生石が塩であることに。そこへ思いがけなく現れたのはクガイ!いきり立ち刀を抜くカルマを抑えるのは左門字。ホッタル族がクガイの後ろに隠れて怯えているのだ。この場では血を流したくないというクガイの言葉にしぶしぶ刀を納めるカルマ。このときのホッタル族を当然のようにかばい、また彼らも当たり前のようにクガイの広げた翼の中で守ってもらう様子だけでその関係が分かる。ホッタル族の歌に聴き入るクガイの姿はおだやかそのものだ。「恐怖で人を押さえつけるのでない自由な国」を望むカルマに「自由の先にあるのは滅びだ」とクガイ。どうしても抑えきれない怒りに大声になるカルマにまたも怯えるホッタル族。彼らをその場から去らせて残った3人。再び対決する二人に義により助太刀する左門字。『義と情を混同すると、人の道を見誤るぞ』他の誰がこれをいえるかしらん。有無を言わせぬ説得力だぁ。そして圧倒的に強いクガイの剣に絶体絶命の二人の前に現れたのは島に到着したときみかけたバナナを持っていた子供だ。気をそがれたクガイを子供がバナナの皮をむくと現れた短筒で撃つ!?自分でも驚いて逃げ出す子供と入れ替わって現れたのはボノー・シュザク・ペドロ・アビラの4人。何も知らぬ子供をあやつり、今又連発火縄銃でとどめをさそうとするボノーにさすがにカルマも複雑だ。このねーーーいかにも待ってました!な悪役登場っぷりがお約束、でいいのねー。シュザクもここではかわいげよりも悪女っぷりが板についてて素敵。そしてまたお約束どおり絶体絶命の危機に現れるのは美女=お竜。手に持った刀で銃を叩きのめしておいたおかげでバラバラになってしまう火縄銃も、予測範囲内でも笑っちゃう~(爆)。どこまでアニメの世界なんだよもうもうもう!!!クガイの懐の深さに惚れこんで体を張ってでも救出するのもわかるよん。残された面々。ボノー・シュザク・アビラそして胸にわりきれない感情を残したままのカルマもその後を追う。迷いのある左門字にペドロのささやき。月生石の本当の秘密を教えて太閤殿下のために手に入れることこそ忠義と歌う。五右衛門を追いかけたい気持ちをぐっと抑え、国のためまずは月生石を手に入れることを目指す。商人はカネのために動く、といいボノーも出し抜こうというペドロの本当の狙いはなんなのか?採掘現場のインガの部屋。人の気配にはずしていた仮面を付けるが、そこにいたのはザンだった。やっぱりその仮面は変だというが、事情があるのよといいながら、ザンに刀をつきつける。驚きおびえるザンにインガは問う。「あんた、ザンじゃないね」するとにやりとしたザンが白い煙に包まれ、現れたのは見るからにでかいザン(爆)。そしてまさにルパンの得意技のごとくザンの仮面を引っぺがして、気ぐるみも脱いで登場するは五右衛門だ!!!いよっ!っと声でもかけたくなるねぇ。会場も大喜びで大拍手さ。狙いはその仮面さと、あっという間に襲いかかって奪う。この、珍しい古田さんと聖子さんの立ち回り・・・短くともやっぱりうまいねぇ。ふたりとも動きにキレがあるから見応えあるんだな。現れた素顔に驚く五右衛門。それはクガイに殺されたはずの白浪だったのだ。変なガイジンもどきになってごまかそうとするのがかわいい(笑)。しっかり五右衛門にも「なんで面白い人になってるんだ?」と言われちゃうし。うははー。面白くて、かつ、身代わりの術を見抜ける女はそうそういねぇと言われてあきらめて認める。歌で切られた後の身の上話。しっとり歌うインガにいちいち「惚れたか」「惚れたんだな」「惚れてるんだ」絶妙に合いの手をいれるのが、なんつーかもうにやにやしちゃってさぁ。うへへーーーあたしゃアンタに惚れてるよーーーなんちて(あほ)。でもさすがだ。歌の〆が「惚れるの『惚』の字は心偏に忍ぶと書くのよ」とわざわざ黒板使って説明してんのに、あっさり「それ間違ってる」。・・・うん、そうだねー(笑)。んでとどめに「『恋』という字は赤い心とかいて恋」「それも違う」。いじらしい恋心が切ないなぁ・・・笑えるけど。そして五右衛門がみせる懐の深さがやっぱりかっこいいのだ。「どうせ生きていたんなら、生きがい持って、意地張って、我を通して生きててよかったよ」でもかっこつけたままで終わらないのもやしくてよいのだ。クガイに女を斬られたと切った見得が悔しくて「俺の懐は海よりも深く、俺のケツの穴はありよりもちいせえぜ」ときたもんだ。けれど過去はどうあれ、今は月生石を狙う天下の大泥棒石川五右衛門とタタラ国のインガ隊長。敵対するのは不本意なれど仕方がない。このシーン、本当に珍しくこのふたりでがっぷりと、ときにしっとり、でもデキルオトコとオンナの駆け引きが観られて大満足。と、かけこんでくるのは壱助と灸六。加勢を見込んで牢を開けたが、中の連中があばれて手に負えないという。なだれ込んできた狂気につかれた連中をあっという間に始末するのはインガだ。容赦ない仕打ちにひやりとした空気が流れる。が、これこそが月生石の怖さだという。ただの塩ではなく、最初こそ元気になっても中毒になると絶対治らないし、やがては心を失って人のいうがままの存在になってしまうのだと。その最終段階があるからこそ、南蛮連中も目の色変えて狙うのだと、そしてクガイの本当の狙いにも五右衛門は気がついた。インガが何をしようとしているかも・・・だ。と、そこへ駆け込んできたのはお竜だ。撃たれたクガイの伝言「バラバが攻めてくる。時間がない。計画を進めろ」そうインガに伝えるためだった。クガイを心配しながらも、インガはお竜の存在が気に入らない。愛人だというからなおのことだ。で、こっから私がめちゃくちゃ気に入ってしまったナンバー『お色気歌合戦』だ。歌詞がめちゃめちゃ粋というか、まぁ極上のオトコに惚れた女の意地の張り合いなんだけれどさ。でも、実はワタクシ、このシーンは耳は姐さんたちの声を堪能しつつ、視線はバックダンサーと化した3人に、いや正直にいいましょう。五右衛門だけにロック・オンでござんした。なんちゅーのかな。あの民族衣装のような姿もラブリーだったし、妙に無表情で淡々とコアリズム風のダンスを踊っている姿がツボにきてしまって。なんなんでしょうねぇなんだかあの腰つき、クイクイッとした円を描く動きとかがエロいのですよ。そして手振りはなんだかかわいらしいし。もう一度観始めたら目がはなせなくなってしまったんですのよ奥様(誰)。で、なにげな~く踊っているけれど一曲踊るとそこそこ大変じゃないのかしらん?ってか、私もいっしょに踊りたーーーい←そっちかよ(爆)去年夏の「犬顔家・・・」のときはビリーズブートキャンプ、今年はコアリズムを古田さん中心で、稽古前のウォーミングアップでやっていたとFCレポにもあったけどさー。思うんだけれどね。あのね。劇団員総出演で、メインはもちろん古田さんで、このふたつのエクササイズを組み合わせてDVD出したら絶対売れると思うんだけどなー。主役はもちろん、隅から隅まで絶対面白いことしてそうだから、何度エクササイズしても飽きないし楽しいと思うんだ。あ、コアリズムのときは古田さんはホレスタの池田社長コスチューム(レオタード)希望ねっ♪・・・アンケートに書いてこればよかったなぁ(爆爆爆)。話戻して、と。いい加減にしろ!そんな場合じゃないだろう!と五右衛門に一括されてようやく我に返るふたり。そんなクガイにのぼせあがったふたりに、本物の、本当の男がどんなものかみせてやると切る啖呵がかっこいいぜ。『欲の皮が突っ張った連中みんなまとめて俺様が出し抜いてやるぜ』『悪党の欲のその上前をはねるのが本当の盗人の仕事だ』(にやり)とな。やーーーん魅せて見せてーーーー!(きゃいきゃい)子分に指示して走り去る五右衛門、わかってるけど、あったりまえだけれど、にゃはははは~だわ←かなり壊れてる
August 26, 2008
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今朝はスポーツ紙の記事で一気に目が覚めました!待望のSMAPニューアルバムとコンサートが決定・発表です。中スポの記事はコチラ。以下記事より一部抜粋。オリジナルアルバムのタイトルは「super. modern. artistic.performance」。超幻想的で芸術的なパフォーマンスという意味があり、それぞれの単語の頭文字を並べるとsmapになる。その意味どおり、クラシックやジャズのテーストを取り入れた楽曲のほか、海外の著名アーティストの提供曲をメンバーがソロで歌うなど、オトナ色の強い新しいSMAPがテーマ取り急ぎ日程です。東京ドーム9/24 (水)18:00 9/25(木)18:00 9/26(金)18:00 (27は休演)9/28(日)18:00 9/29(月)18:00 9/30(火)18:00 福岡 Yahoo! JAPAN ドーム11/19(水)18:30 11/20(木)18:30 11/21(金)18:30ナゴヤドーム11/26(水)18:30 11/27(木)18:00札幌ドーム12/2(火)18:30 12/3(水)18:30 大坂は調整中のようです。詳細は後日発表とか。で・・・嬉しいけど、文句もいう。なんでナゴヤドーム2日しかないんだーーーーー一昨年、生まれて初めて地元落選だったのだぞ!!!まぁ義妹のおかげで観れたけどさ。日程がやさしくないのはもうしようがないでしょう。でもさでもさ、ただでさえSMAPライブ飢饉だったのにこの仕打ち(涙)。いやいや、あるだけいいさと思えってか?上から目線の事務所だから・・・いやもう、とにもかくにもだ。ここで決意表明だ!執念がいかに大事かは北京オリンピックでみんなが証明済みだからね絶対行くぞーーー
August 25, 2008
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ぎゃぁぁぁぁさっき、本日大楽の『五右衛門ロック』の様子はどうかなーってあちこちさまよったら、なんと最終日にようやく新感線の次回公演発表ですしかもずっと気になっていた古田さんの動向が一挙判明ですINOUE☆SHAKESPEARE「リチャード三世」作 ウィリアム・シェイクスピア 演出 いのうえひでのり大阪公演/2008年12月 シアターBRAVA仙台公演/2009年1月 イズミティ21東京公演/2009年1月 赤坂ACTシアターいのうえ歌舞伎「蜉蝣峠(かげろうとうげ)」作 宮藤官九郎 演出 いのうえひでのり東京公演/2009年3月 赤坂ACTシアター大阪公演/2009年4月 梅田芸術劇場 古田さんの役者生活25周年ってことだそうです。公式みても情報はまだコレだけ。パルコの方は9月詳細発表とな。他の出演者もまだわかりませんが、「冬の絵空」にじゅんさんと粟根さん、前田さんが出演なのでこっちにはいないってことよねー。いのうえ歌舞伎の方には出演だといいのだけれど。にしても。満を持して、いのうえさんががっぷりとシェイクスピアに挑むってことですね!『メタルマクベス』は変則だったから、今度は正面切って、でしょうか。心底憎らしいどうしても好きになれないくらいの悪役、期待してます。悪ければ悪いほど色気も増す方でございますしそれにいのうえ歌舞伎で古田さんが主演って、久しぶりですよねーもう。楽しみすぎて、うれしすぎておかしくなりそうです。今夜、夏祭りは終わったはずなのに、いつまでたってもお囃子が鳴り響く今宵だよんってか、早く感想書き上げようよぢぶん
August 24, 2008
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撤退の合図を目にしたシュザク夫人、援護砲をうとうにもタマギレとのたまうペドロ相手にやきもきしているところにズタボロになってボノーらが帰還。カルマ王子は後で捜索隊を出すとして、みな一旦傷の手当て等で引き上げのこったのは夫婦だけ。突然おこちゃまになるボノーシュザクに思いっきり甘えっ子でさめざめと泣きながら恐怖を語り、そんな彼をやさしくなだめるシュザク。このあたりは「メタルマクベス」の夫婦(内野さん&松さん)とまるきりいっしょのバカップル(笑)。ま、こっちはもとからLOVELOVEでベタベタなのでそんな姿も違和感ないけどさ。んで、そのあとの歌がとにかく最高なのだ。クガイにはかなわないとぼやくのをあっさり肯定しちゃって「アンタはちっちゃいんだから」そう断言する(会場バカウケ)。内容も思いっきりボノーを貶めてクガイを褒めちぎるんだけれど、でもちっちゃいからこそしぶといっておだてあげる。しかも途中にCMのタケモトピアノのパロディが入ってもう大笑い。あのほんの数分のためだけに衣装とかぶりものを身に着けた女性ダンサーもいいよいいよこーゆうはっきり言ってムダとしか思えないところにも、いやそーゆうところにこそ力を注ぐ姿勢が大好きだわ~結局褒めてんだかけなしてるんだかよくわかんなかったけど、ま、会場大拍手で舞台から去っていったわ。それにしてもマリさんの歌声を生で聴いたのは初めてだったんだけれど、本当にキュートでかわいいね暗闇の宝物庫を明かり一つで物色しているのはお竜だ。何かをみつけて胸にかくす、と、クガイの声。ドキリとしつつ、何気なく装うお竜にクガイは踊ってくれという。しっとりと歌い踊るお竜。やがてクガイの手を取って踊るのだけれど、んーーーさすがに『オ・ト・ナ』。なんともいえない濃密なムードになるねぇしかもクガイの声が又、意外なほど甘くていいのよん。(某SHIROHでの大御所のジャイアンぶりにはちょっと参っていたのでねぇ・苦笑)こーゆうオトナの包容力たっぷりで悪の魅力もちりばめた男性に抱き寄せられたらオンナ冥利に尽きるよね(うっとり)けど、お竜を抱き寄せながらもきっちり胸から月生石の首飾りを取り上げ「嘘つきは許せん」と。こわばるお竜に、しかも短剣を喉元に当てられても平然と踊り続ける余裕。そんなことは予想範囲内とばかりなクガイの、デキルオトコっぷりがため息もの。はぁぁ。珍しく血気にはやるお竜を「刺す前にやられるぜ」とたしなめるのはいつのまにそこに?の五右衛門だ。そう、クガイはちゃんと見抜いて(予想ガイじゃないのね・笑)お竜の背に短剣を当てていたのだ。観念して短剣を離すお竜。五右衛門は10年前の因縁を告げる。そう、クガイが織田軍伊賀攻めの指揮をした兵士であり、そして自分はそのとき里も仲間もすべて失ったのだ。自分を庇って討たれたオンナがいたこと、そしてもうこれ以上自分にかかわる女を殺させはしないのだと。けれど、五右衛門の気迫もクガイの剣にはかなわず、打ち込まれ倒れて衛兵らに連れて行かれる。残されなかば呆然とするお竜にクガイは意外なことにまた歌えという。「今日はもう女を殺す気分ではない」その言葉にどうせ逃げきれないのだからと、そしてその懐の深さと闇に惹かれるかのように再び舞い踊る。それを見つめるクガイはお竜をみつめながら、けれどそのムコウに置き去りにしてきた日の本へ思いを馳せていたのか。はたまた底知れぬ空虚な心の奥を見つめていたのか・・・その佇まいだけであたりを支配しちゃうのが見事。一方五右衛門が連れて行かれたのは地獄と言われる月生石の採掘現場の地下坑道。ここで見張りのザン@河野さんとダルー@吉田さんが登場。やっと河野さんだぁ←何気にファン(またかよ)「さぁ俺たちも20分休憩だ」っていうからてっきり1幕終了かと思ってざわつきはじめた客席に五右衛門が一言「まだだよ」(爆)。やーーーもう芸が細かいねぇ。地獄穴につれてこられても「地獄こそ俺の住処だよ」どすの効いた低音でこういわれて私がどれほど萌えたかは・・・ま・・・ご想像通りですにゃぉぉぉぉん。ぱたぱたぱた(尻尾ふりまくり)←犬かよ(爆爆爆) -2幕-イキナリ登場するのは、待ってましたの穴掘り女隊長インガ@高田さんあのスリムな体ながらガラっぱちなセリフがなんて良く似合うこと。そして以外にも演歌調の歌がものすんごーーーーくウマイの。日本人のDNAのせいかものすごく耳に心地よいわぁ。歌い終わりにまさに演歌歌手のごとく、声にならない声で「ありがとうございました」とやって深々と一礼。もちろん客席からは割れんばかりの拍手!うーーん自分も舞台に参加できたみたいでこーやってのせられるのも気分いいなぁ。自称・仮面の鬼隊長は連れてこられた五右衛門の足に鉄球付きの鎖をつけ、一生ここでクガイ様のために働けと命ずる。ここで・・・ザンとダルーがちゃちゃをいれるのよねん。曰く、<仮面>は今日初めてつけたとかでクスクス笑うのねー。そんでもってその指摘にあたふたするのがかわゆいの。そしていかにも五右衛門に顔を知られたくないワケがありそうなのがバレバレ。仮面っつっても、宮崎アニメのに出てくる女の子のような革の仮面?のようなカンジ。そーいや衣装もそっち方面のニュアンスだったかな。あと、タタラとか、ザンとか、名称も何気にかぶってるし。もう。好きね~ダンナさんがた(つーか中島さんといのうえさん)も(笑)。そしてここでも五右衛門がつぶやく。 「あの女・・・まさかな」喉が渇いて、近場に流れる湧き水を口にしようとするとそれを静止する男がふたり。薄汚れてはいたがよく見れば子分の壱助と灸六。捕らえられてココで働かされていたのだが、腕を買われて一目置かれる存在だ。そのふたりがココの水は飲めねぇというが、うっかり口にして驚いた。「しょっぺぇ!」月生石とは実は岩塩が堅く堅く固まって宝石のようにみえていたのに気がつくが、その掘り方がおかしい。どうやらいろいろワケアリのようだ。繋がれていた鎖をとっととはずし、部下も自由にしてやった五右衛門、部下が奥の牢屋を開放してどさくさまぎれにいただくものはいただいて逃げ出そうというのを押しとどめる。どうやら何かと因果のありそうなこの島でケリをつけるべくひとり闇に消えていった。負傷したままひとりさまよっているのはカルマ。傷ついたのは腕だけでなく心もか。それまでが血気盛んだっただけに、今も全くかなわぬ王に、父に対して絶望を語る歌声があまりに哀しい。いちおうね・・・おばちゃんはダーリンイチオシではあるんだけれど、ここだけは母性本能くすぐられっぱなしで、いいのよいいのよそんなに自分をいじめないでー貶めないでーおばちゃんがぎゅっとしてあげるっっっ!!!ええええ。もうきゅーーーーんとしながらそう思ったけど、それってきっと私だけじゃないよねぇ。そんなきゅんきゅん気分を爽やかにさえぎるのは左門字、こいつしかいねぇ(笑)。迷子の迷子の子猫ちゃんならぬ、おっきなわんこ←どう考えてもわんこ体質迷子のくせにやけに堂々と落ち着き払ってカルマになつく。なつかれたカルマは野生の若虎(そんなイメージだったなぁ)、爪を出し損ねたのがかわゆい(笑)。んで、どこからか聞こえる歌声を頼りに人探ししてみれば、そこにいるのはその昔、父に皆殺しにされたはずの島の原住民ホッタル族。やさしく、けれどどこか哀愁を帯びた歌は不思議と懐かしいメロディー素直に生きる人生賛歌とでもいうのかなぁ。当たり前の言葉(歌詞)なのにものすごく深く届く。 <・・・そして次の人に命残して死ぬ 赤い血が涸れると白い骨が残る> (作詞:森雪之丞)生き残りがいたのかと驚くカルマの傷の手当てをし、左門字にはクガイが初めてこの島に来た頃に似ているという。驚く左門字に王子はいう。昔、母とともに皆で船で渡ってきたというのだ。カルマがクガイの息子と知ってなつくホッタル族。皆、とても穏やかで音楽が好きで人懐っこい性格のようだ。近くで見てたからよくわかったんだけれど、ホッタル族はみんなものすごく高齢のようだった。生き残りだけだからなのかなー。そして何気にイイオトコが好き?左門字になついて、ここぞとばかり触りまくりだもん。これぞ役得(爆)。左門字のうれしくも困った顔もひっじょーーーによいのである。さて。歌も楽器演奏も得意のホッタル族。ギターを渡され、いやいやいやと遠慮するも、興味津々の異国の三味線(ギター)。ポロンとすれば以外にいい音。興にノッテついつい歌ってしまうのはこれぞ『ざ・さわやか』な歌い手左門字。不思議に心揺さぶられる音色にノリノリで場を盛り上げ、気がつけば王子も踊りまくり(爆)。もちろん客席も歌い終われば拍手喝采!!!いやぁいいもん見た&聴いた~
August 22, 2008
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昨日から今夜と、とにかくソフトボールの熱戦から、特に上野投手からもう目が離せなくって。そして今夜、とうとう夢が現実に。いや、夢が単にかなったというより、なにがなんでも勝ってやるという気持ちの強さから掴んだ勝利だと思う。金メダルおめでとう何もいえないよ。笑顔も泣き顔もみんなみんなまぶしくて仕方がないよ。解説の宇津木さんの泣き声にも思いの深さが感じられてこちらの涙腺も決壊いいなぁ。よかったなぁ。ほんとうによかったなぁ。 今夜ばかりは五右衛門もかなわないよ(笑)←そもそも比べる対象が間違っている
August 21, 2008
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うれしいニュースがとびこんできました劇団四季を退団された石丸幹二さんの復帰舞台が決定です! 語りと音楽のための舞台劇『イノック・アーデン』作 / A.テニスン 作曲 / R.シュトラウス訳 / 原田 宗典 演出 / 白井 晃語り / 石丸 幹二 ピアノ演奏 / 川村 文雄 企画製作/TSP <東京公演>日時 : 2009年1月9日~12日<名古屋公演>日時:2009年1月15日 <大阪公演>日時:2009年1月17日・18日 詳細はピアノ演奏をされる川村さんのオフィシャルブログでご確認ください→コチラうれしいです。本当にうれしいです。しかも名古屋公演があってその復帰の場に立ち会えるなんて。(←絶対観るのだ!) 声を大にしていわせてくださいね。 石丸さん、おかえりなさい。
August 20, 2008
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宮殿が現れる。国王を讃える歌を歌うのは宮廷兵のロック@冠くん←ロックってまんまじゃん(笑)一目見ておぉーーと思ったのは、「メタルマクベス」のときより精悍な表情だったこと。ってか痩せたよね?メタマクではオモロイにーちゃんっぽかったけど、今度は硬派な雰囲気・表情で歌い上げるのもかっこいい。んーーーやっぱうまいなぁ。あたりまえだけれどさそしていつのまにこんなところに、の異国風(アジアンテイスト)の衣装を身に纏ったお竜も歌い舞う。それにしてもスリムだなぁ。ウェストなんて、まじ私の半分しかないんじゃ?ってなくらいくびれてますがな。はぁ~冒頭の歌とは違う無国籍なリズムで、やっぱりここでもダンサーたちが力強く、でもなまめかしくっていいのん。そして舞台中央奥の壇上に控えるは・・・クガイ王@北大路欣也サマただ座っているだけなのに、それだけで圧倒される。まさに威風堂々。すっくと立ち上がり、前にゆったりと歩いてくるけど、確かに思わずははーーと跪いてしまいそうになるオーラがビンビン。そして罪びとを裁くその眼光と落ち着き払ったその声。ほぁぁぁぁぁなんていいお声。取り立てて大声を出すでなく、むしろゆったりと、あえて淡々としたセリフなんだけれど、不思議とズン、っと胸に届く。そして表情ひとつかえるでなく、月生石を盗んだ男の首を刎ねる。確かにその瞬間、宮殿内の空気が畏怖と恐怖で凍りついたよね。『人は皆愚かだ。己の心の弱さ故、過ちをおかす。だからお前たちは迷うな。 裁きは全てこの俺がする。罪は全てこのクガイがになう。 お前達タタラの民は、ただ生きるがよい』この言葉に最初は恐ろしいまでの自負とともに傲慢さも感じていたけれど、ひっかかるところもあったのね。<罪は全て己が償う>ってさぁ、何様?そもそも<何も考えるな>ってこといってるわけでしょう?人をかなりなめた発言だと思うけれどどんな意味が???最後にこの言葉の本当の重さがわかるのだけれど、このへんの伏線の張り方のうまさは中島脚本だよなぁ。さて、そこへやってきたのは捕らえられた五右衛門&左門字。彼らの姿に驚くお竜だが知らん振りしようとするも、五右衛門に気づかれてしまう。『お竜じゃねぇか』と声をかけられ、あわてふためき変顔のお竜(笑)。このお竜がね、目の前だったのですよ。五右衛門曰く『なんかたくらんでいるときはギバちゃん(柳葉敏郎)顔になるんだよ』の顔が、ですはい・・・片頬をぷくっと膨らませて、「アタシャ無関係よ~ん」なすっとぼけた顔でござんす(爆)。お竜が助けてくれる!と思ったのが甘かったそう、不二子ちゃんならぬお竜でござんすよ。権力者(もちろんクガイ王)を前に嘘八百並べて仲間を裏切るなんざ、まさにお約束。しかもあろうことか自分をスペイン商人に奴隷として売ろうとしていた輩と、そして自分はよく知らないがなにやらこの国のお宝を狙っているとまでいいはなつ。あきれ果てた五右衛門らだが、あっさり処刑台送りに。せっかく生きのびたのにここであっけなくやられちゃぁ物語は続かない。もちろん生きるための嗅覚が並みでない。遠くで聞こえていた砲弾が近くなっていることに気づいていた。タタラ国と敵対するバラバ国の戦闘開始だ。どさくさにまぎれて縄抜けし、刀を奪って逃げ出す。クガイが彼方を見つめつぶやく『まだあきらめきれぬか。カルマよ。』闇に消えるクガイ。そして今度は闇から浮かび上がる一人のオトコ。カルマ王子だ。白を基調にした衣装に銀色の甲冑、赤をポイントにして仕上げは真っ白になびくマント!やーーんもう、私のツボ(翻るマントフェチです)つきまくりではないですかぁ。すらりとした立ち姿の美しいことといったらしかも舞台化粧もばっちり!りりしくってまさに王子!あ、でも内心ミキティ(スケートの安藤美姫)に似てるなぁって思ったけれど。へへ。そしてスロ~ミディアムテンポの曲がすごく切ない。軽ーく踊りながら歌うから気持ちは盛り上がるけれど切ないの。ボノー将軍@じゅんさんとシュザク夫人@マリさん夫婦が途中から加わってパワーUPしてるけど哀しい曲よね。途中の歌詞がまたいいのねー。 <・・・誰かが太陽を殺したような真っ赤な海に・・・> (作詞:森雪之丞)うわぁぁぁですよ!なにこの≪絵≫!!! (注:実際はそんな絵はありません)流される血の多さ、体だけでなく心にも負った傷の深さがこのフレーズだけでわかるよね。でも。でもでもでもそんなムードをなにげに壊すのは・・・。ここでやっと登場したじゅんさんがいけないのよーーーーー!だって、なんでかわかんないけどもうじゅんさんは登場するだけでおかしいんだもんまぁもともと出オチとかも多い人だけれど(笑)、今回も特に何もしてなくても、あのうさんくさい風貌を見た途端こみ上げる笑いをどうしてくれよう←かなり毒されてる切ない気持ちなのに笑えてもクルのよー。忙しいったらありゃしない(爆)。同時に登場したシュザク夫人が予想通りカワユイのもGOOD!最初からお手手つないで(肩をだいてだったかも?)仲良しこよしなのもすぐわかる。なのに更にそれを強調するLOVELOVEっぷりをこれでもかと見せ付ける。なぜか関西弁な夫人のセリフがめっちゃキュートで、肩に入った力もストンとすぐに抜けそうだわ(笑)。自分たちだけの世界に入り込んだふたりにツッコム王子もGJそして今度の戦の心配をする王子に強力な援軍を紹介する。難破したところを助けられたペドロ&アビラが大砲を彼らに売ったのだ!超長距離砲を手にして強気なボノー将軍だ。夫人にも『月生石』をプレゼントして、石の独占をたくらむクガイ王を打倒しようとそそのかす。そうそう。無視された王子が、俺もいるぞっ!とつっこんだとき、「この小姑のような人は?」といわれてたのがいいなぁ(笑)。何気にねちっこい性格なのを一言で言い当てていた!?(爆)混乱する事態にいいのか?と問うアビラにペドロは「俺たちは死の商人だろ」とにやり。『ボッタクリ賛歌』、もとい『世界はお金で回ってる』。ペドロは得意のTAPで更に盛り上げる♪と、面白そうだなとカルマ王子。やってみたらイケるじゃんとTAP合戦。挑発されてはりきりすぎたペドロが軽く捻挫の仕草は、王子に華をもたせたってところねあとでTAP振付確認。ひょっとして慈英さんご本人?かと思ったら本間憲一さん。さすがの人選でもここも、実は半分しか足元見えなかったのだTAPはメインが足元なのにねぇ。くすん。その分、音、は楽しんだけどさ。いよいよ砲撃だ!超長距離砲は確実にクガイの宮殿までとどいていると大喜びに面々。意気もあがったバラバ軍兵士たちとともに将軍と王子も島へ乗り込んでいく。ここで五右衛門らが宮殿で聞いた砲撃と時空間がつながるのね。王子はクガイと一気にケリをつけるべく、バラバ軍兵士らと王宮奥へ向かう。ボノー将軍を迎え撃つはタタラ軍ガモー将軍@粟根さん。そう、久々にじゅんさんVS粟根さんの図式なのですよ!!!!!←興奮の度合いがかなりとわかる特に粟根さんはどちらかというと知将とかの役割が多くて戦闘(殺陣)シーンでがっつりからむのは最近少なくなっていたからねぇ。だから殺陣が多い粟根さん、ってだけでもうれしいのに対極にじゅんさんと来た日にゃ涙がちょちょぎれる(死語)ってなもんですよ。ま、もちろん頭悪そうなタイプの役柄のじゅんさんのポジションだけは不動(爆)で、粟根さんとの会話シーンではあっさりいなされてるのもお約束とはいえにんまり更に子分頭にそれぞれ河原さんと前田さんだから、殺陣がそりゃもう締まって、でも華麗で見栄えのすることといったら一方どさくさまぎれで逃げる五右衛門は記憶にひっかかっていた何かを思い出す。クガイは過去に因縁のあるアノ男だったのだ。左門字にタタラとバラバの兵を押し付けさっさとトンズラ。残された左門字、無関係を両兵士に説くも効く耳持たずで戦いに巻き込まれ、無念ながらも五右衛門逮捕を新たに誓う。このあたりもまさにアニメのルパンと銭形の関係そのもの。もう何度にやりとしたことか。そのころカルマはクガイの元にたどりつく。母の仇と剣を向けるがクガイは「殺したのはオマエの母ではなく俺の妻だ」と聞く耳をもたずの風情。その言葉で更に憎しみを煽りたてるカルマ。クガイの側に控えていたお竜は親子であることに驚きを隠しきれない。いきり立つカルマがクガイに切りつけるも、一太刀でカルマは腕に傷を負う。幸い急所ははずれていたようだが、容赦なくとどめをさそうとするところへ乳母のバーヤが駆け込み慈悲を請う。しかし実はボノー将軍に操られ月生石のとりこになってクガイの命を狙っていたのだった。寸前見抜いてバーヤはくガイの剣に倒れ、その隙にカルマは逃げ出す。「わずかな欲で身を滅ぼすか。だから自分で考えるなといっているのだ」つぶやくクガイの背負った、何とは知れぬ重荷に思いを馳せたのは私だけではないよね。同時にそれだけのものを背負う器量も感じられて、立ち去る背中の大きさと孤独がたまらんかったわー。激しさを増すばかりの戦闘はバラバ軍が段々優勢となる。ここもねー立ち回りがかっこいいんだなー。特にアクションクラブの川原さんと前田さん、剣のスピードがハンパじゃないからね。つい姿を探しちゃうま、探すまでもなく充分目だってもいたけれど(惚)。ボノーとガモー、再度対峙するが手負いでも気迫の衰えないタタラ軍。背中の傷は逃げようとした証として戻っても死罪にされる恐怖もあって死に物狂いなのだ。形勢不利を悟ったボノーは捨て台詞を残し行方不明のカルマ王子を残したまま撤退。----------------------- ・・・まだ1幕終わんないよ!?
August 20, 2008
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お席はなんと3列目の上手サブセン。舞台の近さにめまいがしそう。左右をみあげれば、上手下手の端の花道上部にバンドが位置する場所が作られている。ほえ~こんなところに造ったのか、と、しばらくするとバンドメンバーが位置につく。うぉ!岡崎さん上手だわ~近い~となんだかにんまり(何気にファン)。見てると1階後方?2階?に向けてなんだかお手振りしてるぞ。他のメンバーもいっしょになって大きく左右にふっちゃったりして、気がついてる客席も返してる。いいないいなー。私も下から一生懸命手を振ったけれど気がついてもらえなかったのだそして密かに決意。17日は2階席。絶対お手振りコンタクトリベンジするぞー!そして聴こえる重低音バンドのいる場所は縦のブラインド仕様でメンバーの姿はシャットアウトされ、波の絵が浮かび上がっている。落とされる照明。鳴り響く発車ベル。どうしようもなく高まる鼓動うぉぉぉぉこれぞ新感線!はじまるぞぉぉぉぉ!!!******************天下の太閤秀吉の寝所。天井からお縄一本で降りてくるのはいわずと知れた大泥棒・石川五右衛門。しかし、忍者よろしくするするではない。あの、どてらかよっ!って突っ込みたくなるほどしっかり厚みのある、でも豪華な衣装で空中遊泳もどきに床に平行に降りてくるのよね。で、下におりたはいいけれど、なぜか登場する蝶々(夜だから蛾かも・笑)が顔のまわりをうろちょろするものだからうっかりくしゃみ!?でも寝ぼけた秀吉にソフトにちゅー(爆)してごまかしことなきをえる。いいのかそんなんで(笑)。んで、刀抜いて殺すかと思いきや、なんでかためらって座り込む。ふとみれば寝酒のあとが。残りはないかと杯にとっくりをあけるがすっからかん。思わず追加頼んで「しまったぁ!」起きだした秀吉の髻を切り落とし、怒りもあらわな秀吉にのうのうと「俺は豊臣秀吉だ!大泥棒だ!」とうそぶく。「主君の織田家を滅ぼし天下を盗んだ大泥棒じゃねえか」捨て台詞を残し逃げようとする五右衛門の前に立ちはだかるは、五右衛門を捕まえることを使命としている京都所司代配下盗賊目付け・岩倉左門字だ。舞台の上を捕り手たちと右往左往しながら逃げるときの音楽がいいのよねー。まさにドリフのコントあのドタバタ風が甦って思わずにんまりしちゃうあと、あんな衣装でも動きが軽やかなのはさすがね(*^^*)。ただでさえでかく見える鬘と衣装だけれど、ソレに負けない顔のでかさ(おい)と貫禄はさすが。といいつつ、でもなんだか以前より顔が小さくなったような?やっぱり真夏の公演ですからね~ダイエットになってるのかしらん。でかいなりに締まってて(どっちだよ・爆)男っぽさが増してしょっぱなからクラクラだわ逃げ切ったと思ったがさすがに五右衛門を知り尽くした左門字、逃がしはしないと対決・・・を水差すのは京都所司代・前田玄以。五右衛門の仕儀に怒り心頭の秀吉の命でなにがなんでも捕縛せねばと、無関係の河原乞食たちを毎日10人殺すとおどす。「関係ねぇ」といいつつも、てめぇのせいで殺される輩がいてはたまらんと観念する。このあたりですでにひとりよがりでない器量が見え隠れしてるのねー三条河原に用意される大釜はもちろん釜茹での刑のため。【 石川や 濱の真砂は尽きるとも 世に盗人の種は尽きまじ 】辞世の句を詠み釜に飛び込んだ瞬間、大爆発が起きた!ここで新感線恒例のタイトルロゴが釜の中から電飾に彩られて舞い上がる。くぅぅ始まったぜぃ!って実感するねぇ暗転からやぐらが登場。その前には丸い棺桶。何かと思えば、五右衛門の死を弔う派手なドンちゃん騒ぎだ。先頭で歌い踊るは真砂のお竜。小粋でスリットばっちりの衣装と髪型がステキ。周りを思いっきり盛り上げて、今回は男性ダンサーも加わってダンスシーンも何気にかっこいいなぁ。けれどそこへ水を差すかのように現れたのは左門字。どうも何かひっかかるというか、納得できない様子で三条河原から運んできた遺体の入った棺桶の蓋を開ける。中から現れたのは焼け焦げた死体だ。収めなおして蓋をするもまだ腑に落ちない様子で今度は刀を棺桶の隙間から突き立てるが、血もつくはずがなくようやく納得して引き上げることにする。その左門字にお竜は言う。「五右衛門は死んだんですよ。あんまりこだわらないほうがいい」死者を冒涜したことを詫びて左門字と役人たちは去っていった。見物人らも去って、棺桶も引き上げられた先。心配そうに見守るお竜らの目の前の棺桶の死体の下から五右衛門が登場!ここらがねーわかっていてもつい拍手!(笑)左門字の刀が目の前!あっぶねーとうそぶくも、親分の命が何とか助かって大喜びの手下たちだった。そう、実は壱助が釜の下まで穴を掘ってお湯を下に流し、灸六は発破でめくらましして五右衛門を救出したのだった。そして隠れ家で生着替えや、どてら(違)を脱いでもっと身軽に動ける着物に着替えたんだけれど、真っ赤な長襦袢が似合うなーとか、黄色と黒の左右非対称の着物が粋だなぁとかなんとなくむふふ~っとしちゃったよ。しかし、どうも五右衛門の様子が変だ。五右衛門党を解散するといいだした!?うろたえる子分らを追い出して、お竜がお色気たっぷりに迫って問いただす。このあたり、自ら思いっきり裾をまくりあげてすらりとした脚をおしげもなく晒し、なおかつ五右衛門の着物の裾も捲り上げて上から覆いかぶさるのよ!んもうなんて大胆な松雪姐さんなんざんしょ前回ご出演の「吉原御免状」も花魁姿で艶っぽかったけれど、あっちに比べたらあっけらかんとした中にしたたかさが感じられて、観てるこっちはイケイケGOGO!(爆爆)一方五右衛門はそんなお色気は軽~くいなして、本当の狙いを問いただす。同時に胡散臭い気配の正体も尋ねて。この辺り、実は舞台中央で座り込んだり寝そべったりなのよね。前から3列目とはいえ、この3列目までは段差無し。しかも斜め前方に男性客ってことで役者の立ち位置によっては視界が8割さえぎられてしまうのねまぁサブセンなのでほとんど大丈夫だったし、基本的には汗まで肉眼でばっちり見える迫力満点席なのでしたが、たま~にストレスかかってねぇ。この場面も実は五右衛門はほとんど声しか聞こえなかったのが無念!でもそんなのはこのふたりの登場で一挙に解消!隠れていた箱から飛び出してきたのはペドロ&アビラ~♪見るからに悪役!な胡散臭~い顔を造ってきたペドロ@慈英さん最高(大喜)。コンビのアビラ@右近さんが濃さで負けてるっていう時点でいかに胡散臭いかわかるでしょうにゃははそしてびっくり箱から飛び出したかのようにまぁ跳ねる廻る踊る歌う。無駄に足技?ジャンプしては歌い上げる。客席を煽って煽ぎまくってノセちゃうそのうまさはさすが!もちろんすぐにのっかりましたよワタシャ(笑)。イージーライダー(え)になったもん勝ちでしょう。手拍子バッチリ、のっけからこんなにノリノリでいいの~?ってなもんですそれにしてもペドロ、いい声だ~いい動きだ~勢い付けすぎて余分にターンしちゃってるカンジで、アビラも必死に見えないように、でも必死とわかっちゃう動きなのよね(笑)。ダンスは負けても腰振りなら負けないわとばかりくねくねしながら今までになくハードに踊ってシャウトしてたのが印象的。本当の狙いは南の島タタラにしかないお宝『月生石』をごっそり奪うこと。その国のクガイ王が難敵ゆへ五右衛門に白羽の矢がたったのだ。それでも首を縦に振らない五右衛門だったが、結局はお竜にうまいことノセられて気がつけばすでに海の上。親分を信じて子分たちもちゃっかりいっしょだ。謀られたかとは思ったが、こうなりゃ前にススムしかないってんで南の島へGOだ!んで、どうやって船~と思ったら、舷側をうまーーく造りこんで船首にしちゃうんだなー。このあたり、見立てのセットのうまさがさすがよねそしてお祭騒ぎの続きとばかり、本来の親分を先頭にまたも陽気に歌うこのシーン、TVで紹介されたゲネプロの部分よね。舞台観てから見直すと・・・んふふ・・・楽しいっ!そんな盛り上がったムードに水をさすのはこの男しかいないでしょう!とばかりに登場するはなんと岩倉左門字ひきいる船!?お竜の正体を見抜き、子分らの動静を覗って五右衛門が生きていると知って追いかけてきたのだ。前回の捕縛は自らの手ではなかったことが不本意だったせいか、今度こそ取っ捕まえると鼻息荒く船に乗り込んでくる。しかし、天は味方か災難なのか嵐が目前。結局巻き込まれて全員海に投げ出されてしまう。・・・ここで私は見たよ。みんな大波に翻弄されてる中、ペドロってば板切れをちゃっかりサーフィンもどきにのっかったりしたね。まったく目が離せないよ。油断できないヤツだ(笑)。気がつけばどこかの浜辺に打ち上げられていた五右衛門。助かった~と思ったがなぜか腰には縄。その先には左門字!?どうやら助かったのは二人だけらしい。しかしどんなときでも職務を忘れない左門字が五右衛門を逃がすはずがないのだった。このあたりがまさにルパン3世と銭形警部の関係そのままで楽しいったらここでの左門字が空腹のあまり何気にわがままで、ちょっと気持ち的にだだっこになっててかわいいのだバナナを手にした原住民の子供@中谷さん、相変わらず捨て身の役(笑)なのにイキイキしてて小生意気でいいわぁ。バナナ欲しさの作り笑顔のふたりが気持ち悪いのもGJ(爆)。まさにアニメのような場面だよね。しかし子供に逃げられ変わりに現れた武器を持った原住民。タタラ国兵士と知って目的の島に偶然たどり着いていたことを知る。不案内な島で逃げて廻るよりいっそ捕まって王の前に連れて行ってもらったほうが手っ取り早いと考える太っ腹な思考は五右衛門ならでは。逃げる&お宝を奪う自信が見え隠れするふてぶてしさにしびれるねぇ。 まだ一幕半分くらい?いや1/3?先は長いぞうれしいぞ(笑)←かなり重症らしい
August 19, 2008
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劇団新感線☆RX『五右衛門ロック』 2008年8月14日 13時開演大坂厚生年金会館大ホール 1階C列サブセンター上手<脚本>中島かずき<演出>いのうえひでのり<作詞>森雪之丞<美術>堀尾幸男<照明>原田保<衣装>小峰リリー<音楽>岡崎司<振付>川崎悦子<出演> 古田新太 : 石川五右衛門 真砂のお竜 : 松雪泰子 カルマ王子 : 森山未來 岩倉左門字 : 江口洋介 ペドロ・モッカ : 川平慈英 シュザク夫人 : 濱田マリ ボノー将軍 : 橋本じゅん インガ : 高田聖子 ガモー将軍 : 粟根まこと クガイ : 北大路欣也 アビラ・ニマーニャ : 右近健一 前田玄以 : 逆木圭一郎 タタラ国坑兵・ザン : 河野まさとカルマの乳母・バーヤ,ホッタル族・ラウ : 村木よし子 ホッタル族・ウレ : 山本カナコ モグラの壱助 : 磯野慎吾 タタラ国坑兵・ダルー : 吉田メタル バナナを食う子供 : 中谷さとみ ホッタル族・ロコ : 保坂エマ タタラ国宮廷兵・ロック : 冠徹弥 発破の灸六 : 村木仁 タタラ国部隊長・ガナル : 前田悟 バラバ国部隊長・ズゴン : 川原正嗣 他<GOEMON ROCK BAND> 岡崎司・高井寿・福井ビン・岡部亘・松田信男・松崎雄一<ストーリー>天下の大盗賊石川五右衛門がついに捕縛され釜茹の刑にされた。が、実は裏で真砂のお竜が手を引いて五右衛門の子分たちを使って救出。すっかり毒気の抜けた五右衛門は盗賊家業廃止気分だったが、お竜にのせられそそのかされ、いかにも胡散臭いスペインの武器商人ペドロ&アビラも加わり、狙うは南の島タタラに眠るお宝『月生石』。そんな彼らの船を追うのは京都所司代岩倉左門字。五右衛門を捕まえることが生きがいの役人だ。しかしみんな折からの嵐に船から投げ出されてしまう。たどりついたのはなんとタタラ島。五右衛門と左門字は島の兵に取り押さえられクガイ王のもとに連れて行かれる。そこにはちゃっかりお竜が王のそばに控えていた。嘘八百が得意のお竜のせいで死刑寸前、島に大砲が打ち込まれどさくさにまぎれ逃げ出すふたり。打ち込んだのはバラバのボノー将軍たち。そこにはクガイ王の息子カルマの姿もあった。カルマ王子は幼い頃母を王自らに殺され深く恨んでいたのだ。スペイン商人・ボノー将軍・お竜らの周りの人間すべてが狙う『月生石』をめぐって陰謀うずまく中、五右衛門も左門字もいやおうなく巻き込まれていく。捕縛された五右衛門が連れて行かれた『月生石』の地下採掘現場で出会った穴掘り隊長の女インガ。なぜか見覚えがあるような気がした。その正体を知ったとき、お宝の本当の秘密も知ることになる。一方左門字はカルマ王子とともに島の原住民ホッタル族と出会う。そこへ現れたクガイ王はボノー将軍の策略で傷を負うがお竜の助けでなんとか逃げる。左門字も『月生石』の正体に気がつき、秀吉のためにその石を狙うことが忠義と商人らに説得させられる。タタラとバラバの戦闘が激しくなる中、クガイ王の恐怖政治の本当の意味としようとしていることを知った五右衛門はインガとともにそれを助ける。生き残るのは、そして『月生石』を手にするのはいったい誰なのか・・・。 --------------------------------------------------------------もうね、とにかく観る前から期待値がめちゃくちゃ高くてねぇ。だって東京公演を観た友人らがそろいもそろって絶賛するんだもん。とにかく面白い!楽しい!まさに夏祭りだよってさ!!!そして膨れ上がった期待以上に素晴らしい最高の祭舞台を魅せてもらいましたよ声を大にして叫んじゃいます!『五右衛門ロック』最高!!!!!さて。舞台の感想に入る前です。まずは劇場前ね。先日UPしたように幟が迎えてくれました。そして入り口上部には横長の看板です。コマ劇場ほど派手ではないのですが、いつもにはない光景ですでに笑みがこぼれます←この辺はまだおとなしい!?そして会館に入ると正面に五右衛門パネルですよ!30分前だったけれどすでにごったがえす目立つ場所にあるパネル。一瞬。ほんの一瞬だけ躊躇したもののここで写メを取らずしてファンといえるかという妙な自負にかられましてな(爆)。するとそんな私を挑発するかのように先にパネル写真を写す女性たち。しかもパンフにあるような舌を出した表情でキメるのだよ。でも私は・・・舌を出そうにもできないの。なーーんでかって?あのね・・・あまりにもその場(劇場)にいるってだけですでにHAPPYでHAPPYで仕方ないので顔が思いっきり緩んでしまうのだよ。もうどうしようもなくこみ上げてくる笑みがこらえきれなくって、ここはもう自分の気持ちに正直にいきましたよ。おかげで出来上がったのは満面の、これ以上はないってくらい笑顔の五右衛門もどきの私でした(爆爆爆)。似合う~~~って褒めてくれたみんな、ありがとうあ、ひとつだけ言っておくわ。パネルは等身大ではなかったのよー。8割くらいになってたかな?だって顔の位置、ちょっとかがまないといけなかったんだもん。ところで。これってひょっとしたら五右衛門と一心同体ってこと?←かなりちがう後から気がついて、そしたら更に笑みが止まらない私。やーーんどうしよう←すごくちがうやっぱり迷いなくついていくと決めてよかったわ←完全にまちがっているさて。第一の使命を無事果たし(まだ勘違いしている)、劇場内に入ります。今度はグッズ売り場へ一直線!事前調査で今回のグッズがかなり気に入っていたので、ここは一丁スマコン並みに張り込むことを覚悟していたのにいきなりパンチ!?にゃぉーーんうちわとタオルが売り切れですってよ(涙)。でもすぐ立ち直っていっぱい購入しちゃったよん♪ラインナップ:パンフ・サントラCD・戯曲本(ここまでは通常通り。CDはすでにヘビロテ中) 手ぬぐい(これがなにげにかっこいい!粋なのよん) ストラップ(ビニルなのがちょっと残念。もっとごつくてもよかったかも。ロゴとかでさ) クリアファイル(A4サイズを見開きできるのがうれしい) Tシャツ(黒)(これも何気にかっこよくて、普段も着れそうなのもGOOD) ちょこくらんち(外箱に釣られました・笑。味は甘さ控えめで普通) ※古田新太特製コースター(2枚組) ※アリスのお楽しみポーチ(小道具のインディさんのブランドでお手製アクセサリー) 私のは両端が小さな髑髏のシルバーのキーホルダー、友人はW天使の指輪でした。 結局、もう一公演観れるくらい使ってしまったけど後悔無し!なのだ。ま、特にCDなんてレコードならすりきれるんぢゃない?ってくらい聴き込むしパンフは相変わらず豪華だし、戯曲本と併せ技で何度も脳内上映できるからさ。そのパンフ。思いがけずうれしい名前を発見~~~。古田さんへは小栗君からコメント北大路さんへは山本耕史くんからコメント川平さんへは小日向さん、じゅんさんへはJJサニー千葉さん、粟根さんへは池田鉄洋さんと、もうツボな人選でうははなのだ写真に至っては、毎回もういうことなしのかっこよさ。オトコもオンナもこれでもかっていうほどかっこよくて悪そうで色気はだだもれでたまりませんっ!特集Rの系譜の中で、『SHIROH』はリベンジしたいと決意されててそれも楽しみ。でもあれは未完ゆへの熱さと勢いが役者も客席も巻き込んだ熱気となっていてあのまま、が大好きだったんですけどね。立ち止まることをよしとしないいのうえさんだから、再演で同じ物はないのはわかっているのでそのいつかを楽しみにしていようかと。あと、将来的にヴァンパイア系統のものもやりたいとか。・・・・・まぁいろいろそのあたりは語り始めると長くなるのでやめておきますが(笑)、新感線ならではのゴシックホラー楽しみです。話し戻して(笑)。やっと本編ね。ってかここまで前置きが長いよ。今夜はここまで~また明日っ。
August 18, 2008
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本日は中居君のお誕生日ですまぁ今更何歳かとかはいいよねまだ新しい髪形に慣れてないけど、ちょっと将来心配だけれど(おい)、でもまぁスッキリしてるのはいいかな?妙な鬘(ビストロとか)はもうやめようね~。連日のオリンピックの盛り上がり、キャスターとしての登場が意外に少ないような気もしますが、さすがに野球関連になるとしゃしゃりでてきますねヤツは(爆)。今日は自らの誕生日をオリンピックを生で、そして一番好きな野球が中継があって観れて、しかも勝利で祝ってもらえて最高の一日ではないでしょうかいいお酒が飲めそうだね私も今夜はあとで乾杯するよおめでとう~~~
August 18, 2008
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こっちがカオナシパネルです♪
August 17, 2008
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はい!本日夏祭り二度目の参加です♪ 酔っ払いじゃないのに気分的にはすっかり打ち上がってます(笑)。 写真はダーリンの幟とその他。 五右衛門パネルはカオナシですが、14日に観劇した際にしっかり顔入りも写しましたよ。 友人たちにそのパネル写真を強制的に見せてバカウケ(死語)(笑)。 でも今回の観劇の個人的なプチイベントなので大満足なのです。 ちなみに写真は自分でいうのもなんですがめちゃめちゃ笑っています。うれしそう過ぎます(爆)。 公開できず拙者残念~!
August 17, 2008
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涼風@エリザベート。美しい歌声でした~♪もともとがキュートな魅力のある方だから、少女時代もかわいらしいし。でもやっぱり大人になってからの方がステキかな。「私が踊るとき」の自信満々な姿が小気味良かったし、「精神病院」や「夜のボート」では孤高であるがゆえ一層孤独なのが伝わってきたし、ルドルフを失った悲しみは本物だったと思う。けどね。ごめんなさい~どうしても聞き込んだ一路さんの歌声が舞台と同時進行で甦ってきてしまったのね。あちこちでちょっと比べてしまう自分が居て、もうコレはどうしようもないんだけれどここまで刷り込まれているんだと我ながらびっくり(苦笑)。一路エリザよりちょっぴり弱かったかも。一路エリザはいい意味で硬質なんだよね。涼風エリザは一路エリザより情が深い?やわらかい?だからありのままの自分が受け入れられないとなるとその反動でかたくなになった、そんな印象のエリザベートでした。 禅@フランツLOVE。いやぁやっぱりステキステキ。大好きっ!最初は皇太子時代でしょう?あのねーびっくりするくらい若々しくて。あれー禅さんやせた?が最初の印象。禅さんの陛下はとにかく人間味溢れてて、でも義務に縛られてそんな自分を抑えているっていうのがイタイほど伝わってくるの。本来の自分とは違う人格で義務を果たさねばならないジレンマ。そしてエリザベートを愛しすぎてしまったがゆへに自ら墓穴を掘り、また自分の愛を受け入れてもらえない、交わってひとつにならない悲しみがひたひたと押し寄せるように伝わってきてねぇ。私はもう「夜のボート」では、視点は完全に陛下目線。なんでそこまで我を張るのよもうもうもう!!!と涙しながらふたりをみるめるの。ってか、ちょっぴりエリザを恨んでしまうほど。「悪夢」では思わずトートにもうやめてよって思うもの。あーーーでも苦悩する陛下もいいのよね←私、実はS?(爆)とにかく大満足でしたっ!来年3月のレミゼの禅ジャべが待ちきれません!!!首を長~くして待ってるにゃん♪ 伊礼@ルドルフ初々しかったです♪背が高くて見目もなかなか麗しくて品も良くいかにも王子。スラリとしてる分、繊細な雰囲気もよくでててGOOD。惜しむらくは高音がちょっときつかったかなー。動きがまだちょっと硬いかなとも思ったけれど、それはそれで運命に翻弄され、まぁはっきりいって利用されてしまった生きかたとマッチしてもいたけれどね。まだまだ化けそうで、今後が楽しみです。 高嶋@ルキーニ・・・・・相変わらず濃いですわ(爆)。やーーー変わらぬ姿に安堵と同時に、エリザベートの世界が戻ってきたなぁって実感。何気に前よりも歌い方が軽やかになったような?どうかな?安心して観ていられました♪寿@ゾフィー素晴らしかったです!皇太后の歌が増えてからその心情がより鮮明に伝わってくるようになったのですが、本当に「鉄の女」と呼ばれていてもその奥底に隠しておいた、おかねばならなかった「母」の情が胸に沁みて。冷徹でもありなにげにコミカルなシーンもばっちりで、最後に泣かせてもらって大拍手~~!!治田@グリュンネ伯爵他いつも「治パパ」のブログを楽しませていただいているので、今回もついつい目が行ってしまうんです。いろんな役であちこちでていらっしゃるのを探すのも楽しいし♪相変わらず、どことなくくすっとさせてくれる愛嬌が健在で楽しかったにゃん。太田@少年ルドルフかわゆい~♪でもしっかり歌えていたし、しっかり演技もできてて「おぉっ!」っと拍手!子役でも歌はちゃんとしてほしい私なのでよかった~。※どうでもいいはなし他にも2人子役がいるんだけれどね。ひとりのお名前が「新太」なの。あの・・・ご両親様におうががいしたいのですが、このお名前はひょっとして???やーーーん(照)←蹴(爆) 他にも、ヴィンデシッシュの河合さんに目を奪われたり(まさにブラヴォー!)、色っぽいお店のシーンとか衣装が変わって楽しかったり、相変わらず村井パパはエロイなぁとかいろいろありますが(笑)、とにかくこの演目が大好きだと再確認。そうそう。「ミルク」「HASS」が圧巻でした!すごく見応えあって引き込まれてね、民衆の力(アンサンブルの力)が熱いのでうれしくなっちゃった。ここの迫力がないと舞台全体の魅力が半減しちゃうからね。今度観るのは楽前日。もちろん山口トート・鈴木フランツ他ですよん。楽しみだにゃん(*^^*)。
August 16, 2008
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『エリザベート』 中日劇場2008年8月10日 (日) 12時開演 2階6列上手<キャスト> エリザベート:涼風真世 トート:武田真治 フランツ:石川禅 ルキーニ:高嶋政宏 マックス:村井国夫 ゾフィー:寿ひずる ルドルフ:伊礼彼方 ルドヴィカ:春風ひとみ マダム・ヴォルフ:伊東弘美 グリュンネ伯爵:治田治シュヴァルツウェンベルク公爵:阿部裕 エルマー:中山昇 リヒテンシュタイン伯爵夫人:小笠原みち子 ヴィンディッシュ:河合篤子 少年ルドルフ:太田力斗<ストーリー>黄泉の国で裁かれている男がひとり。名はルキーニ。1898年9月10日オーストリア皇后エリザベートの暗殺者。死してなお問われるのは「なぜ彼女を殺したか?」彼は応える「黄泉の帝王、トート閣下が彼女を愛したからだ!」そして物語は始まる・・・。お転婆なシシィ、ことエリザベートは姉の見合いの席で、こともあろうに自らが見初められてしまう。相手は従兄弟でもあるオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ。しかし結婚生活は、厳格な皇太后ゾフィーのお后教育で窮屈でしかなく、授かった子供たちも奪われてしまう。けれど花開いた美貌は外交政治に一役買い、皇后を深く愛する皇帝はついに母親より妻を選ぶ。自我に目覚め自由を求める皇后は、皇太后にとって邪魔者でしかなく、その策略で傷ついたエリザベートはヨーロッパ各地を常に旅する生活を送るようになる。そして厳しくなる一方の世界情勢はウィーンのハプルブルグ王家にも容赦なくせまり、皇太子を巻き込み破滅への道を進んでいくのだった・・・。********************************************************前回観たのはいつだったかなーと調べてみたら、2005年9月でした。内野さんのトート&井上君の皇太子ね。翌年の公演で武田トートが登場したんだけれど、そのときは遠征しなかったから結局4年ぶり。でも楽曲はもう数え切れないほど聞き込んでいたので3年ぶりでもすぐに世界に入っていけたよ。「ただいま~♪」「おかえり~♪」ってなもんです(笑)。そして今回。とにかくトート・エリザベート・フランツ・ルドルフのWキャストを全部観たいというのが当初の目論見で、しかも2回と言う最小回数で網羅するためキャスト表とにらめっこしながらなんとか目標確保で観たのがこの日。最大のお目当てはもちろん武田トート。えっとね。ゴンドラで登場して、おぉ~美しいなぁと。そして下に降り立ったときやっぱり思ったのは小さいなぁ、でした(^^;)。でもね、その小ささがむしろ活きてつかみ所のない不思議な魅力にもなってたかな、とは後から思ったことだけれど。そしてね、やっぱ問題は歌でしょうと。いっちゃぁなんですが、昔、内野さんで妙~な鍛えられかたをしたもので(おい)構えてしまうんですよ。けど、いらぬ心配でした。まぁ声量とかは、んーーーと思わないでもないのですが、音程は私的に充分OKで、時々おぉっ!って思うほど聴かせてくれるところもあったしうれしい誤算←なにげにえらそーなコメント失敬(^^;)それより、演技ですよ!!2階席から、もう誰よりもしっかりオペラグラスでおっかけて表情を見たのですが、これがとってもよい表情が多くてねぇ。泰然自若とした、まさに帝王の山口トートと比べるといかにもワカゾーなトートなんですが、その分身軽。フットワークが軽やかなので神出鬼没っていう言葉が似合うなぁって。そしてワカゾートートらしく、最初は感情が激したりとかわかりやすいのが、エリザベートを何十年も待ち続けるうちにトートも段々落ち着いた魅力が出てきたような気がしてね。っつってもトートには「時間」の観念はないというか無問題だとは思うのだけれどね。1幕ではそんなにも「萌え~」ではなく、結構いいじゃん~なくらいだったのが、2幕になってからはどんどん引き込まれていったのもうれしかったな。「最後のダンス」では、まだムフフ~なんてこっちも余裕で観ていたのよ。なのに。「私が踊るとき」にはトートに余裕さえ感じられておぉっとなり、「ママ何処なの?」では少年ルドに向ける視線がクールでよいの。「微熱」ではやたら色っぽいし、かと思えば「闇が広がる」「独立運動」では仲間のふりして翻弄するだけしておいて、立ち去るときの満足げな妖しい微笑にどきっとし、「マイヤーリンク」でルドルフ命を奪ったあとは満足するかと思いきやめちゃくちゃ冷たい表情。というかまるで能面。ゾッとさせるんだよ。「悪夢」では本領発揮とばかりに息子以上に陛下を苦しめるんだけれど、これこそ「死=トート」の本性とばかり、数々の「死」を見せつける。当たり前だけれど「王子様」ではなく、「HERO」でもない存在なのだなぁ・・・と。そしてやっと手に入れた「愛」。エリザベートを待つことは、年月とは無縁の異界のトートにとってそれほどむづかしいものではなかったよねきっと。だからかなぁ?愛しているのだと思うよ確かに。けれど、彼女を棺に納めたあとの表情が・・・またなくなっていたの。能面なの。喜びは一瞬だったの?それともその冷たさこそが愛なの?そんなこんなをいろいろ考えさせられちゃって、どんどん深みにはまっちゃって、今もがいております。しかもワタクシ自身大喜びなのがなんとも(爆)。こんなにも目が離せなくなるトートとは思いもせず、うれしい出会いでした。財政難のため2階席にしちゃったけれど、これはもっと近くで味わってみたくなる媚薬でもあり。むーーーん。いくら地元でもこれ以上時間取れないしなぁ(涙)。すでにその香りだけでかな~り毒されてしまっているので、これ以上は・・・自粛・・・したくないけど自粛なの!(あほ)ただねーステキーーーといいつつ、突っ込みどころがなかったわけではないのですよね←所詮こーゆうオンナです(笑)。カラダ、実は鍛えてて結構ムキムキなのはわかってるんだからさー、いくら胸元が開いた衣装だからってそこまで胸筋アピールした線を書き込まなくてもって思っちゃったわけ(爆)。『どこみてんのよーーー!』っていうのはないよね?『観て観て観てーーー!』な衣装だったんだからさ。あと、黒はもちろん赤い衣装もよくお似合いでしたわ。見た目も麗しくて目服目服(*^^*)。同行の友がね、真っ黒な尻尾が見えたねって。小悪魔っぽくてよいわ~って。うんうん。でもねーただの小悪魔じゃないのよね。キュートなんだけれど、その美貌と妖しい笑みに惑わされてると命を吸い取られるかのようなの。ドラキュラぢゃないけど、そんな要素もアリかなと。他のキャストはまたあとで♪
August 15, 2008
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本日観てきましたよ『五右衛門ロック』 あまりにも楽しかったので顔がにやけて困ります(笑)。 携帯からなので詳細な感想はまた今度。 あーしあわせ♪
August 14, 2008
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連日のオリンピックの各種競技の熱戦に燃えに萌えてる日々です。だからもちろん北島選手のインタビューの、言葉にならないほどこみ上げた思いと震える口調、潤んだ瞳に、4年前とはあきらかに違う歓喜の深さに感動して。選手たちのそれぞれのオリンピックにかける思いが日々交錯するのを、TV画面からでも充分すぎるほど感じています。けれど、今日のニュースは辛かった。勝敗がはっきりつけられるのがスポーツ。その勝負の権利を実力でもぎ取ったのに、スタートラインに立つ寸前でそれを放棄する決断をした野口選手の無念さはいかほどであったのかと。光と闇があからさまになる世界ではあるけれど・・・残酷だなぁ。けれど、どれほどの闇であろうとも、です。『明けない夜はない』私はそう信じています。いつの日か、また心からのあのシャイな笑顔で魅せてください。
August 12, 2008
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8月はワタクシ、不良主婦道強化月間でございますってことで7日は「かもめ」名古屋公演。そして本日は「エリザベート」名古屋公演を観劇。「かもめ」も面白かったけれど、でもやっぱり基本、ワタクシはやっぱりミュージカルが一番好きなんだなーーーって再認識 本日のトート閣下は武田くん。エリザベートは涼風さん。陛下は禅さんで皇太子は伊礼くん。やーーー感想はまた別途書くけど、武田トート・・・LOVE前半はそんなにも萌え~ではなかったんだけれど、後半ぐいぐいキタのよーーーーぬほほほほーーーこーゆう出会いがあるから観劇はやめられないわん そうそう。パンフレットの後ろの方に来年の中日劇場のミュージカルの予定があって、3月の「レ・ミゼラブル」はわかっていたけれど、7月は「ミー&マイガール」だそうですはい、久々井上くんが名古屋に~~~ って、すっかり今はエリザが頭の中ぐーるぐるですが、予告しておきます。ってか断言ですね。14日は大坂で『五右衛門ロック』観劇なのですよ。なのでね、帰ってきたら言うでしょーね。新感線最高!古田さん最高!!あと・・・何人に最高って言うかも楽しみだわん(爆)←あほ
August 10, 2008
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中日ドラゴンズ山本昌投手 200勝おめでとう!TV中継が本当にいいところで終わっちゃって、もちろん同時にラジオもつけてはいたけれど、やきもきもしたけれど、でもそんなんもう今は関係ないよね。 おめでとうただもうそれだけ。途中、タイムリーやホームランを打った選手のコメントが「山本さんに勝ってもらいたいだけです!」泣かせるよねぇ。てか、この時点ですでに泣いてるし←はえーよしっかし。守護神はオリンピックに行ってるなか、完投ですよ!!!素晴らしいのひとことにつきます 子供の頃から中日ファンの私。マサは新人の頃から知ってるけど、本当にここまでくるとは。ただただ拍手です。安打とちがって、自らのピッチングがよくても勝てないときもあるし、逆に不安定でも勝てることもある。けれど、それは一試合で「ひとつ」しか積み重ねることができないんだよね。それが200。こみあげるなんともいえない熱い気持ちと涙が心地よいなぁ。このあと晩御飯。手元にあるサインボールを今夜は目の前に取り出して祝杯しよう
August 4, 2008
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UPするのが遅れてしまいましたが、昨日、来年3月の中日劇場で上演される『レ・ミゼラブル』のキャストが発表されました→コチラとりあえず、観たいキャストが揃っていて一安心。昨日の中日スポーツにもちょっとだけ記事がありました→コチラまぁ、私はレミゼフリークとまではいかないのですが、ってか本音はもちろん、もっともっと劇場に通いつめたいのですがさすがにねぇ。でも決めてることはあります。まず絶対観たいのがさとしさんのバルジャンと禅さんのジャベールの組み合わせ。これに泉見くんのマリウスと東山さんのアンジョの組み合わせだったら個人的に最高なんですけれどねぇま、3月半ばまで博多で「ミス・サイゴン」やってるので、そことかぶってるキャストは後半登場ってことですね。あとは、やっぱり山口さんと別所さん、岡さんもはずせないですそしてアンジョは他の2人も、フリークな友人らがなにやら叫んでいたので(笑)観たいし。ってゆうか、東山君帝劇ではキャスティングされてないから(他の舞台あるし)ここはしっかりこの目に焼き付けねばね←「王様とおばさん」でちょっち落ちました。まだ浅い穴だけど(爆)なんにしてもすべてはキャストスケジュールが発表になってからってことです。待ち遠しいわぁ。 そうそう。ミュージカルつながりで中スポでこんなのみつけました。「ミス・サイゴン」本田美奈子.メモリアルウィークの動画です→コチラいまにして思えば「レ・ミゼラブル」で本田さんのエポを観れたこと、本当によかったなぁと思います。
August 2, 2008
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ストーリー長すぎだよね(^^;)。一回で書ききれなくなっちゃったよーって毎度か(苦笑)。 ***************************** 観てから原作にも興味が出て探したけど、一応日本でも出版されたようだけれど在庫無しとな。むーーん残念。でもあちこち検索してたら、小説より舞台のほうがラストが怖いらしいって・・・どんだけ~~~(><;)。かえって気になるじゃんか!気長に図書館とかでも探してみよう。ところで。某ブロガーさんが感想の後で、「コレ山本耕史くんで観たい」と。私も1票!!!再々演でもあり、東京の後は本場ロンドンで公演されるということで、ほぼ今のカタチが完成型ともいえるってことよね。もう一度小さなハコで上川さん・斎藤さんも観たいけれど、役者冥利につきるこのお芝居はチャレンジしたい人も多いと思うし他の役者で観たくなる芝居でもある。ま、やりたいってだけでできるほど簡単な芝居じゃないけどね。それにどう考えても、すくなくとも30すぎでないとしっくりこないとも思うし。その点、山本くんがギリ。若手はもうちょい待て、と(←えらそうなことこの上ない)キップスは芸達者な笹野高史さんとか観たいなぁ。あと浅野和之さんとか。市村さんも考えたけれど、いい意味で濃すぎるし(笑)、俳優が喰われちゃうかも。んでね。あと10年すぎたころに旬君や竜也くんで"俳優"、キップスを古田さんではどう?どうどうどう?・・・結局最後は、そう、基本のミーハーに戻る私なのだな(爆)。
August 1, 2008
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