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2022年05月03日
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カテゴリ: 結跏趺坐
2022年5月3日

報徳記を読む 現代語訳 第一集 報徳記巻の1 第四 資料集

One of his villagers was an incorrigible idler, and a vehement opposer to all of his plans.The man's house was in a tottering state, and his poverty he would recount to his neighbors as a sure sign of the weakness of the new administration. It happened that a certain of the governor's household was under the man's manure-shed, which, by the negligence of many years, was in so rotten a state that a slight touch brought it down to the ground. The man's wrath knew no end. With a club he came out, gave a blow or two to the suppliant transgressor, and pursued after him till he reached his master's house. There in the front of the governor's gate the man stood, and recited to the hearing of a large crowd that gathered around him, the severe ills he suffered, and the governor's inability to give peace and order to the district. Sontok ordered the man to his presence, and in the mildest possible way, begged forgiveness for his servant's transgression, and continued :"Seeing that your manure-shed was in so fragile a state, I am afraid your residence also is not in the best of conditions.""You know I am a poor man," the man bluntly replied, "and I am unable to repair my house.""So," was the gentle answer of the moralist. "How is it then if we send men to repair it for you? Will you give your consent to it?"Taken with surprise, and already a sense of shame coming over him, the man replied."Could I object to so kind a proposal? That is a mercy too great for me."He was at once sent back to his home, to pull down the old house, and to prepare the ground for the erection of the new.

The next day, the governor's men appeared with all preparations for the new structure, and within a few weeks there was finished one of the nicest-looking houses in the whole neighborhood. The manure-shed also was repaired, so that it could stand any man's touch. The worst of the villagers was thus brought down.
Ever afterward none remained more faithful to the governor than this man. Tears always gushed out when he told afterward of the real humiliation he experienced then.
Once discontent became general among the villagers, and no "art of love" could subdue it. Our governor thought he himself was to be blamed for all such. ''Heaven punishes thus my lack in sincerity," he said to himself. One day he disappeared suddenly from among his people, and they all became uneasy about his whereabout.
Some days after it was found that he had resorted to a distant Buddhist temple,there to pray and to meditate, but chiefly to fast for one-and-twenty days, that he might be furnished with more sincerity in leading his people.
Men were sent thither to entreat him for his speedy return, as his absence meant anarchy among his people, who now had learnt that they could not get along without him. The term of his tasting over, he strengthened himself with a slight meal, and "the day after his three weeks' abstinence from food he walked twenty-five miles to his villages, rejoicing in his heart to hear of the repentance of his people." The man must have had an iron constitution with him.


《英文一六八ページに対応》

 愕然(がくぜん)として驚くとともに、既に羞恥(しゅうち)の念にとらえられて、その男は答えた、『そのような親切なお言葉にそむくことができましょうか。私には余りに勿体(もったい)ないお慈悲でございます。』彼は直ちに家に返され、古屋を取り壊し、新家を建築する地形の手配を為さしめられた。
《英文一六九ページに対応》
翌日、長官の部下は新築の用意一切を整えて来て、数週間で近所近隣中にて最も気持よく見える家の一つが竣工した。厠(かわや)も、誰が触っても大丈夫なように、修繕された。村民の最悪の者がこのようにして降服した。これ以来、この男ほど長官に忠実であった者はなかった。後年、この時、彼がどれほど本当に恥ずかしい目を経験したかを物語る時、涙の迸(ほとばし)り出ないことはなかった。
ある時、村民の間に不満が漲(みなぎ)り、どのような『仁術』もこれを抑えることができないことがあった。我が長官はすべてこのようなことは自己の不徳の致すところであると考えた。『天はこれによって我が誠心の至らざるを罰し給う』と、彼は自分自身に語った。一日、彼は突然人民の間から見えなくなった。彼らはいずれも彼の在(あ)りかに不安となった。幾日か後に、彼は遠方の寺〔成田不動〕に行っていたことが判った。民を導くになお多くの至誠を与えられるよう、そこで祈念黙想するため、いな、二十一日間の断食が主たる目的であった。
速やかに帰村されることを懇願するため、その地に人が派遣された。彼の不在は民の間の無政府状態を意味したからである。彼らは今こそ彼なくしてやっていくことのできないことをしったのである。断食満願に及んで、僅かの食事で体を力づけ、『三七(さんしち)日』〔二十一日間〕の断食の後、民が先非を悔いていると聞いて、快然として、二十里の道程を歩行し、自分の村に帰った。この人は鉄石の体躯(たいく)をもっていたに相違ない。《以下略》


令和4年2月26日現在
「報徳記を読む」第二集ー報徳は精神改革であるー
全ルビ付原文、現代語訳、参考資料 (2014年11月28日発行)

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💛「報徳記」の原文(全フリガナ付き)を輪読してみませんか?

第2集、第3集は絶版ですが、第1集は手持ちが少しありますので、読書会等で「報徳記」の原文を輪読されたい読書会等がありましたら、上記の公共図書館に寄贈し蔵書となっている本(「報徳記を読む」第1集)の奥付に連絡先のメールアドレスが載っていますので、ご連絡ください。

💛今朝、マックに寄って限定の「信玄餅パイ」を買って「ツキを呼ぶ魔法の言葉」の小冊子をある人にあげた。
食品の画像のようです
「この小冊子はね、私が30年以上も前に知って、今でも実践しているもので、イヤなことがあったらすぐにありがとうと言いなさい。いいことがあったら感謝しますといいなさい。決して汚い言葉を吐いたり、怒ってはいけない、と書いてあるんだ。これを続けるとね、ストレスがなくなってしまうんだよ」と告げた。

小冊子もむやみに人に差し上げても無駄で、「タイミングは神である」というが、タイミングが必要なようである。

May The Magic Word be with you (^^)/





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最終更新日  2022年05月03日 06時00分07秒


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