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2022年07月13日
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カテゴリ: ネイチャー
ノートの字を何度も書き直す高1女子 強迫症状を忘れさせたのは「推し活」だった


自閉スペクトラム症の傾向のある子どもたちは、日常生活のなかのちょっとしたことにこだわりを示すことがあります。特定のモノや人、手順や日課、物の位置などです。感覚過敏であることも多く、なおさら気になってしまうようです。

 優奈さんも同様で、高校入学後に「字を正確に書く」というこだわりが強くなりました。その症状を克服するために、彼女がたどりついた方法は、自分の推しをみつけて、それに没頭することでした。もともと、好きなことへの集中力が定型発達の子どもたちよりも優れているので、いったん推しをみつけて集中すると、ほかのことを忘れ、その世界に浸ることになります。その結果、悩まされていた症状は軽くなっていきました。彼女は、苦痛を伴うこだわりを、楽しいものや好きなものに置き換えられることを示してくれました。

「ノートに書いた字が正確に書けていないのではないかと考えて、何度も消しゴムで消しては書き直してしまうんです。字が正確に書けるかどうかが不安で、授業がつらくてしかたありません。自宅でも字を何度も書き直すので、勉強がはかどりません」
「私はもともと、いろんなことが気になる性格なんです。気になりだしたらとことんやらないと気がすまないところがあります。字を書くことが気になると、そればかりが気になって、ほかのことが目に入りません。通院するようになってから、アニメやマンガに推しができて、のめり込むようになりました。そうしたら、字のことはどうでもよく思えて、楽しいほうに自分の気持ちが向くようになりました。いつの間にか、字を書くことへのこだわりは薄れてきました。アニメが好きな友だちもできてよかった」





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最終更新日  2022年07月13日 17時54分44秒
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