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屏東部落之心啟用 引入百年二峰圳水源7月30日、台湾初の部落の心が屏東県の新来迎部落にオープンしました。 この地域は日本統治時代にはサトウキビ畑であり、二峰圳の灌漑用地でもあったそうです。2021年、先住民評議会は8つの「部落の心模範地建設補助金」を承認し、屏東県の「新来迎部落心」が最初に開設されました。 "莱西郷のダンリン族の環境改善プロジェクトに1千万円。屏東県の新しい「来迎部落の心」の実証現場は、大武山の隣にあり、面積は3.3ヘクタール、芝生が多く、二峰圳から常に水が供給されており、特に意義がある場所です。大武山に隣接する3.3ヘクタールの敷地に建設されました。 先住民協会のイシアン・パロッド会長はメディアの取材に応じ、「部族の心は、文化の継承に重要な部族の言葉による教育も行っている」と述べた。屏東県の潘孟安県長は、「部落の心」のオープンが、先住民協会の助成による二峰圳運河の100周年記念と重なったことで、環境が完成したと指摘した。 さらに、県政府は公園やスポーツ・レジャー競技場にも投資しており、部族遺産の重要な拠点となることでしょう。
2022年08月03日
部落之心暨二峰圳水源地 啟用全国初の「部落の心」と二峰圳の水源地が屏東県の新来迎部落に完成し、30日に落成式を行い、原住民の長老、青年、児童の文化、教育、産業、社会福祉の発展のための全人全周のサービスエリアとして機能しています。オープニングセレモニーでは、パン・メンガン郡長が100人近い部族のメンバーを率いて、部族の伝統植物「羊歯シダ」で編んだ180メートルもの花輪を掲げ、地元のアーティストが彫った木の儀式用ナイフを一人ひとりが持って、テープカットを行ったのです。 また、100年以上にわたって地元の人々に豊かな水源を提供してきた二峰圳の水源開通記念式典も行われました。3.3ヘクタールの「部落の心」は、北大武山の麓の新来迎部落にあり、サービス・学習スペースだけでなく、広い芝生広場もあり、二峰圳の無限の水源が水を供給し、原住民の無限の源と活力を表現しています。潘夢安は、「トライバルハート」が、高齢者のための長い写真、子供たちのための学習空間、部族大学の教室、南北の中間地点という組み合わせだけでなく、今後、この空間をもっと活用し、より多様な意味合いを持たせていきたいと強調している。 今年のアボリジナル収穫祭は、9月24日にトライバル・センターで開催されました。また、部落センターのオープンに伴い、平県部落大学では4日間の若者向け文化探検キャンプを開催し、参加者が土地や自国の文化に親しみ、コミュニティの文化的価値を継承していくことを続けています。
2022年08月03日
新潟県佐渡市の黄土水氏彫塑作品『山本悌二郎銅像』が台湾に里帰りへ台湾の彫塑家、黄土水氏による『山本悌二郎銅像』が台湾高雄市に里帰りすることになった。台北駐日経済文化代表処(以下、駐日代表処)の謝長廷代表は7月27日、新潟県佐渡市で行われた高雄市との友好交流協力覚書調印式に渡辺竜五・佐渡市長とともに出席し、台日友好と芸術交流の大切な瞬間に立ち会った。 『山本悌二郎銅像』はもともと日本統治時代の台湾・高雄に開設された橋仔頭製糖工場に設置され、戦後に佐渡市の真野公園に移設された。調印式で挨拶した謝・駐日代表は、駐日代表処と台湾文化センター、並びに佐渡在住の台湾出身舞踏家である若林素子さんの働きかけにより、佐渡市の同意を得て高雄市に「里帰り」することになった経緯を説明し、佐渡市の善意に感謝の意を表した。さらに、謝・駐日代表は、先日台湾の屏東県で蔡英文総統が自ら出席した「二峰圳」100周年記念式典に言及し、「二峰」とは山本悌二郎氏の「号」であり、台湾と日本の深い絆は、100年前に先人がまいた種によるものであることが分かると強調した。渡辺市長は、佐渡出身の山本悌二郎氏が台湾の近代化に貢献できたことを誇りに思うと挨拶し、今回の銅像の帰台については市民の声にも耳を傾け、民意にしたがって佐渡の重要な文化資産を台湾への移設に応じたことを説明し、これを通して、今後の台日友好交流が深まり、末永くこの貴重な歴史の記憶が語り継がれることを期待した。 黄土水は台湾の近代における代表的な彫塑家で、台湾から初めて東京美術学校(東京藝術大学の前身)で学び、在学中の作品『蕃童(山童吹笛)』が台湾人で初めて帝国美術院展覧会(帝展)に入選した。その後も3回連続で帝展に入賞し、その作品は彫塑の技巧とともに濃厚な郷土愛が込められており、台日芸術文化界の新しい星として注目され、日本の皇室や政財界からも高く評価された。人物の彫像も多く依頼され、『山本悌二郎銅像』はそのうちの一つである。山本悌二郎氏は佐渡市出身の政治家で、農林大臣を務め、台湾製糖株式会社(台糖の前身)の設立に参画し、社長も務めたことから、台湾と深い縁がある。
2022年08月03日
百年不曾間斷的水 二峰圳百年紀念2022年08月02日屏東県政府はこのほど、莱依郷の哈爾法森林公園で二峰圳の100周年記念式典を開催しました。 式典には、蔡英文総統、蘇晨昌行政院長、潘夢安県長、日本台湾交流協会高雄事務所長の小野和彦、鳥居信平の孫の鳥居徹、部族の人たちが出席しました。式典では、鳥居信平の出身地である静岡県袋井市の大場紀行市長からお祝いのビデオメッセージが、海の向こうの静岡県の平田川勝知事から特別メッセージが寄せられました。蔡英文総統はスピーチの中で、二峰圳プロジェクトは台湾の民族統合と農業発展のモデルであるだけでなく、台湾と日本の友好を証明する最高のものであると述べました。 政府は今後も、水資源の保全と持続可能な開発のためのレジリエンスを高める努力を続けていきます。潘夢願は、百年以上にわたって豊かな水を供給してきた福水河から水を引くために、莱依の林辺渓上流に二峰圳を建設した先見性のある技術者鳥居信平に感謝の意を表しました。 屏東は、その遺産を受け継ぎ、次の100年に向けて邁進し、持続可能な採水のモデルを作るという重要な任務を担っているのです。二峰圳100周年記念の一連の活動は、100周年記念特別展、国際セミナー、文化景観ツアー、環境演劇、絵本の読み聞かせ、「豊順」市場、紙風船一座のパフォーマンスなど、水利と文化・歴史、人文が融合したものです。7/23から8/14までの毎週土曜・日曜には、地元の部族の人たちの案内で二峰圳や部族の様子を見学し、古代の歌や原住民族の音楽・踊りを楽しむ文化ツアーが開催されます。 ◇
2022年08月02日
「技師鳥居信平著述集」栃木県立図書館が蔵書としていただいて186館所蔵となった。台湾で鳥居信平が築造した地下ダムと水路完成から100周年を祝う記念式典が行われ、蔡総統が祝辞をのべた。この機会にすでに寄贈していまだに蔵書としていない県立図書館に寄贈しよう。日本国中どの県でも鳥居信平の偉業が知りわたるように。次の世代のために出版し寄贈したものであるから。(栃木県)宇都宮大学1件 技師鳥居信平 (とりいのぶへい)著述集 : 資料で読む : 台湾の地下ダムの原点は徳島県技師時代にある鹿沼市1件資料で読む 技師鳥居信平著述集 台湾の地下ダムの原点は徳島県技師時代にある栃木県立図書館1件 資料で読む技師鳥居信平著述集令和4年7月30日現在 「技師鳥居信平著述集」全186件 国立国会図書館 1件都道府県25件岩手県、山形県、福島県、栃木県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県(県立・川崎)、静岡県、富山県、石川県、愛知県、大阪府、京都府、滋賀県、和歌山県、岡山県、広島県、徳島県、香川県、高知県、長崎県、鹿児島県、沖縄県市・町立図書館98件(北海道)北見市、帯広市、旭川市、根室市、江別市、厚岸町、八雲町、別海町、(青森県)弘前市、八戸市、五所川原市、五戸町(秋田県)横手市(岩手県)二戸市、遠野市、花巻市、奥州市、金ケ崎町(福島県)会津若松市、本宮市、相馬市、南会津町(栃木県)鹿沼市、那須烏山(群馬県)館林市(茨城県)結城市、八千代町、常陸太田市、土浦市(埼玉県)越生町(千葉県)千葉市、鎌ヶ谷市(神奈川県)横浜市、伊勢原市、大和市、秦野市、相模原市、南足柄市、海老名市(長野県)長野市(新潟県)新潟市(富山県)富山市、黒部市(石川県)金沢市、能登町(福井県)あわら町(静岡県)静岡市(中央・清水中央)、袋井市(袋井・浅羽・月見の里)、富士市、磐田市(中央・豊岡)、湖西市、掛川市(掛川中央・大東・大須賀)、島田市、浜松市(南・南陽・城北・西・可新・雄踏・浜北・積志・天竜・春野・細江・引佐・三ヶ日・はまゆう・都田・)、下田市、沼津市、御前崎市、藤枝市(岡出山・おかべ・駅南図書館)、菊川市、三島市、南伊豆町、小山町、森町、吉田町、県民サービスセンター(愛知県)名古屋市(鶴舞、東、北、千種、楠)、豊川市、岡崎市(岐阜県)恵那市(大阪府)大阪市(兵庫県)姫路市(島根県)松江市(愛媛県)八幡浜市、宇和島市(香川県)善通寺市、東かがわ市(徳島県)徳島市、小松原市、三好市(中央・井川)、阿波市(阿波・吉野笠井・市場・土成)、鳴門市、阿南市(那賀川・羽ノ浦)、吉野川市(鴨川・川島・山川)藍住町、板野町、東みよし町、海陽町、牟岐町(佐賀県)佐賀市(宮崎県)宮崎市、小林市、都城市(鹿児島県)姶良市、薩摩川内市、日置市、指宿市(沖縄県)北谷町大学図書館 64館北海道大学、東北大学、京都大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学中央、九州大学理系、東京工業大学、広島工業大学、弘前大学、岩手大学、福島大学、会津大学、宇都宮大学、横浜国立大学、信州大学、静岡大学、静岡県立大学、神戸大学、美作大学、広島大学、高知大学、徳島大学、高松大学、鹿児島大学、東海大学、東京農業大学(オホーツク)、北海道教育大学、宮城教育大、鳴門教育大学、大東文化大学、拓殖大学、法政大学、鹿児島純心大学、日本女子大学、北海大学、敬和大学、西南大学、高崎経済大学、聖隷クリストフアー大学、武庫川女子大学、東京女子大学、お茶の水女子大学、沖縄国際大学、愛知学院大学、四国大学、四国学院大学、東京都立大学、大阪市立大学、小樽商科大学、国学院大学、獨協大学、皇學館大學、静岡県立農林環境専門職大、大阪産業大学、九州産業大学、関西国際大学、立命館大学、静岡文化芸術大学、明治大学、鹿児島県立短期大学、岡山理科大学、徳島県文書館
2022年07月30日
屏東部落之心啟用 引入百年二峰圳水源2022/7/30日本統治時代はサトウキビ畑であり、二峰圳の灌漑地でもあったことから、県政府は既存のパイプラインを修復して灌漑用水を引き、先住民の生命力の源を意味する「部落心」を本日、新来渓部落に開設した。2021年、原住民委員会は8つの「部落心模範地建設補助金」を承認し、屏東県の「新来迎部落心」が最初に開所した。 "莱西郷のダンリン族の環境改善プロジェクトに1千万円。屏東県の新しい「来迎部落心」の実証地は、大武山の隣にあり、面積は3.3ヘクタール、芝生も多くあります。先住民協会(IPA)のイシアン・パロッド会長は、メディアのインタビューに応じ、「トライバルハートが母国語での教育も行うことは、文化遺産として重要である」と述べた。 原住民協会の会長であるイシアン・パロッド氏は、メディアの取材に対し、部族センターでは文化遺産として重要な意味を持つ先住民の言語による教育も行っており、8月1日は原住民の日であると述べた。屏東県の潘孟安県長は、「先住民協会の助成により、部落心の開設は鳳凰運河の100周年記念式典と重なり、環境が整った」と指摘した。 さらに、県政府は公園やスポーツ・レジャー競技場にも投資しており、部族遺産の重要な拠点となることでしょう。
2022年07月30日
二峰圳百週年 建造者嫡孫︰爺爺在日推動受阻 反為屏東平原奠基業屏東県来迎郷の二峰圳は100年以上にわたって流れ続けています。 屏東県政府は本日、二峰圳100周年記念国際シンポジウムを太初地下埋設湖監視センターで開催しました。 また、100年にわたる屏風平の礎を築いた。二峰圳は、台湾糖業公司に勤務していた水利技師、鳥居信平が計画・設計し、1922年に開通した。 自然と共存する素晴らしい節水プロジェクトです。二峰圳は100年前から水を供給しており、水量が減ったことはあっても、供給が途絶えたことはない。 シンポジウムでは、「二峰圳灌漑事業の見直しと展望」「氾濫水開発事業の展開」「人工地下水涵養の展開」という3つの大きなテーマについて、その分野の専門家が集まり、総合的な議論が行われました。セミナーでは呉立雪副県長が基調講演を行い、二峰圳が清らかな水で土地を灌漑し、屏東県の産業、歴史、文化を発展させてきたことに感謝の意を表しました。 100年の歴史を持つ二峰圳に、新たな火種が生まれたのです。また、鳥居信平の孫である鳥居徹は、祖父が徳島県で農業技術者として働いた後、台湾に渡り、農地の集積に携わっていたことを明らかにした。農地を生態系としてとらえ、「経済的灌漑」を行うことで、屏風平野は南台湾の有名なサトウキビ畑に生まれ変わったのだ。作家の平野久美子氏は、鳥居信平は台湾でも有数の水道を作ったが、日本ではもちろん生家でもあまり知られていなかったが、息子の鳥居哲也の父親が南極探検で有名になり、探検家として活躍したと語っている。 しかし、健康状態がそれを許さなかった。「屏東に帰りたいという思いはあったが、健康上の理由で帰れなかった。 しかし、地下水の利用は、これまで汚名を着せられてきたが、重力と自然のろ過を利用した環境にやさしい方法である。 これは、「潮州大人造湖」の地下水の人工涵養と相まって、100年に一度の干ばつと闘ったばかりの台湾のモデルとして活用できる。屏東県政府は、二峰圳プロジェクトに触発され、屏東県における水道水の普及と工業団地や観光地の活発な開発により急増する水需要に対応するため、臨辺川下流に建公火山集水所を設置したと指摘した。 日量1万トンのクリーンな原水を供給することができ、必要に応じて10万トンまで拡張することが可能です。二峰圳を自然な方法で建設することは、水利技術の応用というだけでなく、時代に適応した一種の人文的思考でもあると、県の担当者は強調する。
2022年07月28日
Taiwan Today 日本語版 7月25日地下ダム「二峰圳」に関する国際シンポジウム開催される【 2022-07-25 】 日本人技師の #鳥居信平(1883-1946年)が建設した地下ダム「#二峰圳」の完成から来年で #100年 を迎えることを記念し、同ダムがある屏東県で24日、「二峰圳」をテーマとした国際シンポジウムが開かれた。シンポジウムでは「二峰圳」の灌漑工事とビジョン、伏流水の開発工事と発展、地下水涵養の発展などについて議論された。鳥居信平の孫である東京大学の鳥居徹名誉教授、ノンフィクション作家の平野久美子氏、オランダの治水専門家Arjen de Vries氏らがパネリストとして参加した。紀念「二峰圳」滿百年 蔡總統:治水是百年大計 繼續為下一個百年發展榮景打拚蔡英文総統は本日、「屏東二峰圳百周年記念式典」で、この壮大な運河プロジェクトは台湾の民族統合と農業発展のモデルであるだけでなく、台湾と日本の友好を証明する最高のものであると述べました。 政府は、今後も各地域の水利事業の弾力性を強化し、水資源の保全と持続可能な開発を積極的に推進するための取り組みを続けていきます。 蔡総統は挨拶の中で、「故郷の屏東に戻り、『二峰圳百周年記念式典』に参加することができ、大変有意義なことである」と述べました。 100年以上前、運河の上流から流れてきた水は、季節によって水量が異なるため、下流にスムーズに流れて灌漑に使われることはなかった。 当時、鳥居信平の水利技師は革新的な技術で二豊運河の設計図を作成し、現地の部族と協力して7年がかりでこの重要な水利事業を完成させたのである。 蔡総統は、過去100年間、3,252メートルの運河は途切れることなく、屏東平野の灌漑に豊富な水を供給し続け、地域の発展を生み出し、屏東は南台湾で最も重要な穀倉地帯の一つになっていると述べました。 蔡総統は、今日は鳥居信平の水利技師の子孫、鳥居徹教授、屏東の地元の友人、部落の氏子たちが、先人の志に感謝し、苦労した台湾と日本の技術者、友人を偲ぶために集まってくれた、と語った。 この壮大な運河プロジェクトは、台湾の地域社会と農業の発展の融合を示すだけでなく、台湾と日本の友好を証明する最良の例である。 蔡総統は、ここ数年、政府もさまざまな施策を通じて二峰圳の精神を受け継いできたと指摘した。 屏東県政府は、この建設が屏東と台湾に与えた貢献をより多くの台湾の人々に理解してもらうため、今年6月から8月にかけて一連の100周年記念行事を開催することに細心の注意を払いました。
2022年07月27日
記念式典ビデオ放映「二峰圳の精神を受け継ぐことが大事になっている」蔡英文總統致詞表示,二峰圳在過去100多年來持續以豐沛水量灌溉屏東平原,創造地方發展,也讓屏東成為南台灣重要糧倉之一,這項宏偉的工程不只是台灣族群共榮、農業發展的典範,也是台日友情的最佳印證。總統指出,政府在這幾年來也透過各項措施傳承二峰圳精神,推動各項水利建設與水資源計畫一直是重要工作,2017年就展開前瞻水環境建設計畫,預計投入超過2千億元預算加速水利建設,持續開發多元水資源,農田水利署改制後的建設經費也增至52億,要給農民更多照顧,總統說:『(原音)去年台灣遭遇嚴峻的水情考驗,因此我們除了共同在這裡紀念二峰圳的百年紀念,政府也會持續來努力加強各地水利建設的韌性,以及推動水資源的保育跟永續發展。』行政院長蘇貞昌致詞表示,日本水利技師鳥居信平當年用智慧留住地下水,百年來豐潤土地、解渴人民,「希望大家記住前人的智慧,好好地為後人留下一片福地,讓我們一起共同努力」。蔡英文総統は、二峰圳が100年以上にわたって屏東平野に豊富な水を供給し、地域の発展をもたらし、屏東を南台湾の重要な穀倉地帯にしていると演説しました。総裁は、ここ数年、政府はさまざまな施策を通じて二峰圳の精神を受け継ぎ、さまざまな水利・水資源プロジェクトを推進することが重要な課題となっていると指摘した。 (中略)昨年、台湾は深刻な水危機に見舞われたので、ここで二峰圳の100周年を記念するとともに、政府は引き続き水利の回復力を強化し、水資源の保全と持続可能な発展を促進するために取り組んでいきます。行政院長の蘇晨昌は、日本の水利技師である鳥居信平が知恵を絞って地下水を保全し、過去一世紀にわたって国土を豊かにし、人々の渇きを癒したことに触れ、「先人たちの知恵を思い出し、後世に恵まれた国土を残すことができるようにしたい」と演説を行った。
2022年07月27日
屏東二峰圳百年典禮 蔡英文感念台日情誼2022-07-237/23(土)、屏東・来迎郷で100周年記念式典が行われ、蔡英文総統、蘇晨昌行政院長、小野和彦日台交流協会高雄事務所長、鳥居信平氏の孫・鳥居徹氏が出席し、数世紀にわたる運河の長寿を見届けました。 この式典は、運河の長寿と台湾と日本の深い友好関係を証明するものであった。蔡英文総統、蘇晨昌行政院長、潘夢安県知事、台湾と日本の来賓が出席し、100年の歴史を持つ運河の長寿を見届けました。部族の長老による祝福式のほか、二峰圳の日本人技師を生んだ鳥居信平氏、静岡県袋井市の大場紀行市長によるビデオメッセージも流されました。中華民国 蔡英文総統 「この壮大な水力発電プロジェクトは、台湾の共同体の繁栄と農業の発展のモデルであるだけでなく、台湾と日本の友好関係の最高の証明でもあります。」行政院長蘇晨昌「鳥居信平氏が知恵を絞ってこの地に残した地下水は、百年もの間、大地を潤し、人々の渇きを癒してきた。今日、我々は先人の知恵に感謝することを学ばなければならない。」日本人技師・鳥居信平が、地下にしみ込んだ水を利用し、環境流を形成した永豊運河は、14万人の原住民によって完成され、屏東平野の灌漑と産業集落と歴史・文化の発展を育んできました。市民:「涼しくてとても快適で、とてもきれいです。」人:「今の方法よりずっといい、古代の人の知恵は本当にいい。」屏東県の潘孟安県長:「この水は、私たち14万人の部落民が一生懸命、スコップ一本一本で働き、初めは重機もなかったのです。」パイワン族「二豊運河は子供の頃から水源だったので、いつも感謝しています。」蔡総統は、「今後もあらゆる分野で水利を強化し、水資源の保全を積極的に推進し、持続可能な水利のモデルを作り上げるために努力していく」と述べました。
2022年07月27日
写真 - 伏流水から取水、100年前の日本人技師の手法使う2022-06-14屏東県来義郷(台湾南部)に二峰圳という名の地下ダムがある。林辺渓(=河川)の河床下を流れる伏流水を集め、灌漑のために取水するというもの。日本人技師の鳥居信平が計画し、1923年の竣工以来、約100年を経たいまも現役で活躍している。二峰圳は林辺渓の上流に作られたものだが、屏東県は二峰圳の仕組みを参考に、林辺渓の下流に同様の施設「伏流水示範場域」を完成させた。そして、100年前に二峰圳で初めて取水を行った6月13日を選んで通水式を執り行った。屏東県の潘孟安県長(=県知事。写真右)は「鳥居信平技師の知恵に敬意を払うため」としている。(屏東県サイトより)
2022年07月27日
百年二峰圳 國際學術研討會激盪新火花 2022年07月24日https://i.epochtimes.com/assets/uploads/2022/07/id13788038-566596-600x400.jpg今年、屏東県政府は「二峰圳開通100周年記念国際シンポジウム」を開催し、国内外の専門家や学者を招いて「二峰圳灌漑事業の総括と展望」「福劉水開発事業の展開」「人工地下水補給の展開」という3大テーマについて討論を行いました。セミナーには、鳥居信平氏の孫で東京大学名誉教授の鳥居徹氏、日本文学界の著名な作家である平野久美子氏、オランダの水の専門家であるArjen de Vries氏など、国際的な専門家や学者が出席しました。台湾糖業公司に勤務していた水力技術者、鳥居信平が設計・施工し、1923年に完成した。 また、流れる生きた水なので雑菌の繁殖を抑えることができ、自然と共存する素晴らしいウォータープロジェクトです。鳥居信平は、台湾に渡る前、徳島県で農業技術者として農地の集積に携わっていたことを、会見で述べた。二峰圳プロジェクトに触発された平県政府も、平県での水人気の高まりと工業団地や観光地の活発な開発による水需要の急増に対応し、運河下流の臨辺川で江公火山取水場を設置した。 日量1万トンのクリーンな原水を供給することができ、必要に応じて10万トンまで拡張することが可能です。永豊運河の建設は、水利技術の応用であると同時に、水文・地質パターンや地域の社会的背景を踏襲した、時代に即した人文的なアプローチでもあるのです。二峰圳啟用一百週年,屏東縣政府24日舉行國際學術研討會,邀請日本東京大學名譽教授、鳥居信平先生的孫子鳥居徹演講。(屏東縣政府提供)
2022年07月27日
台湾南部の地下ダムで記念式典 蔡総統「台日友好の証し」7/23(土)(屏東中央社)日本統治時代に南部・屏東県来義郷で建設された地下ダム「二峰圳」で23日、築造100年を記念した式典が開かれた。蔡英文(さいえいぶん)総統はあいさつで、農業発展のモデルであり、台日友好の最良の証しだと語った。県によると、同ダムは豊富な地下水を利用しようと、土木技師、鳥居信平の指揮の下、延べ14万人の原住民(先住民)を動員して1921~23(大正10~12)年ごろに建設され、サトウキビ畑の開墾に十分なかんがい用水を提供した。これまでに2回の改修が行われながら現在でも運用され、屏東の産業や集落、歴史や文化の発展に寄与してきた。この日は蔡氏の他、蘇貞昌(そていしょう)行政院長(首相)、潘孟安(はんもうあん)屏東県長、日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会高雄事務所の小野一彦所長らも出席した。県では県内を流れる林辺渓の伏流水を汲み上げる施設を建設し、今年6月に運用を開始している。蔡氏は、台湾が昨年深刻な水不足に見舞われたのに触れ、引き続き治水施設の強靭(きょうじん)性を強化し、水資源の保全と持続可能な発展を積極的に推進すると語った。台湾南部・屏東県来義郷に二峰圳という地下ダムがある。日本統治時代の1922年の着工から100年が経ったことから屏東県では23日、来義郷にある喜楽発発吾森林公園において記念のセレモニーを行った。蔡英文総統、蘇貞昌行政院長(首相)、潘孟安県長(県知事)、日本の対台湾窓口機関・日本台湾交流協会高雄事務所の小野一彦所長、当時同ダムを計画した日本人技師、鳥居信平の孫である鳥居徹さん、地元集落の先住民の人らが、長い歴史を経て今も用水路に水を送り続ける二峰圳に集った。 記念のセレモニーは集落の長老による祈りの儀式とパイワン族を中心としたダンスカンパニー「蒂摩爾古薪舞集(Tjimur Dance Theatre)」によるパフォーマンスで幕を開け、続いて鳥居信平の出身地である静岡県袋井市の大場規之市長によるお祝いのビデオメッセージが放映された。さらに静岡県の川勝平太知事が同ダム100年を祝う書簡を、同県駐台弁事処の宮崎悌三処長が屏東県の潘県長に手渡し、台日の友好的な関係に対する静岡県の重視ぶりを示した。 蔡英文総統はあいさつの中で、二峰圳が過去100年間、絶えずたっぷりとした水を供給して屏東平原を潤してきたおかげで屏東県は台湾南部における重要な穀倉地帯の一つになることが出来たと説明、先人たちの将来を見据えた計画、ならびに苦労してそれを建設した先住民族の人たちに感謝した。
2022年07月26日
台湾で日本統治時代の水利施設築造100年で記念式典…蔡英文総統「台湾との友情の証し」2022/07/23 【屏東(台湾南部)=鈴木隆弘】台湾南部・屏東県で23日、日本統治時代の土木技師・鳥居信平(静岡県出身)が手がけた水利施設「 二峰圳(にほうしゅう )」の築造100年を記念した式典が開かれた。 蔡英文(ツァイインウェン )総統らが出席し、鳥居の功績をたたえた。鳥居は、地下に止水壁を設けて伏流水を集める水利施設を造り、1日最大25万トンの用水を確保した。干害が頻発する土地は豊かな農地に生まれ変わり、栽培されたサトウキビで製糖業が盛んになった。現在も農業、工業、生活用水に利用され、地域を支えている。 式典で蔡氏は「壮大な水利プロジェクトは、農業発展の手本になっただけでなく、台湾と日本の友情の証しでもある」と述べた。
2022年07月23日
水圳工程挨批吸水鬼 新埤農民與屏縣府各說各話2022-06-08新北鎮の一部の農民は、灌漑用の水を汲むと最近地下水の量が著しく減っていることに気づき、汲み取り事業が地下水を横取りしていると考え、「水を吸う幽霊事業だ」と怒り、県政府に汲んで生きる農民の権利を守るよう訴えたのです。 農家の人たちは、「水が汲めなくなったのは、このプロジェクトと関係があるのか」と疑問を持った。日本人技師、鳥居信平が1922年に建設した楽威二峰運河と春里百里運河は、以来100年以上にわたって安定した水供給を続け、現代の水利事業にも新しいアイデアとインスピレーションを与えている。 昨年、県政府が実施した林辺河流域プロジェクトは、新埤郷の一部の農民から「水を吸う幽霊プロジェクト」と非難され、抗議のポスターが張られた。新北鎮の呉姓の農民の中には、灌漑や生活用水を地下水の汲み上げに頼っている人もおり、最近、貯水塔が満水になるのに時間がかかり、時には水を汲み上げられないこともあるという。 ところが、県庁は井戸を造って金で売り、「国家公務員だけが火をつけて、国民は火をつけない」ことになった。https://udn.com/news/story/7327/6373256地下ダム「二峰圳」、100周年のイベント開催へ屏東県来義郷(台湾南部)に二峰圳という名の地下ダムがある。日本統治時代の1922年に着工し、1923年5月に竣工した。日本人技師の鳥居信平が計画した。二峰圳は屏東平原を潤し、ダム完成から1世紀が経つ現在も、用水路にたっぷりの水を送っている。屏東県は6月、「二峰圳」の誕生100年を祝うシリーズイベントを開催する。6月10日午前には、来義郷の喜楽発発吾森林公園で「100年記念式典及び特別展開会式」を開催する。6月10日夜には屏菸1936文化基地で100周年を祝う記念レセプションを開催する。6月11日には国際シンポジウムを開催。鳥居信平の孫で、東京大学名誉教授である鳥居徹さん、『水の奇跡を呼んだ男―日本初の環境型ダムを台湾につくった鳥居信平』を書いた作家の平野久美子さん、それにオランダ人の治水専門家であるArjen de Vries博士、米国の専門家Sam Stoweさん、それに台湾の土木や治水の専門家や学者らが参加するという。Taiwan Today:2022年5月26日
2022年07月05日
屏東県、地下ダム「二峰圳」の伏流水使った商品屏東県は、日本統治時代に作られた地下ダム「二峰圳」が、100年間にわたって屏東県の農業や経済生活を支えてきたことを記念するため、国立屏東科技大学及び民間企業とのコラボで、「二峰圳」の伏流水を使った商品10点を開発した。そのうち国立屏東科技大学が開発したのは醤油、たまり醤油、レモンビール、パイナップルビール、バナナ味のタピオカ、ドライフルーツ、豆腐、豆腐乳(=豆腐の発酵食品)の8点。また、創業50年の歴史を持つ豆油伯は、国産小麦や台湾固有種の黒豆、それに「二峰圳」の伏流水を使った「金桂釀造醤油」(写真)を開発。大江生医は、同社のスパークリングウォーター「AQUAGEN海洋深層気泡水」の「二峰圳」バージョンを作った。記念品として作られたスパークリングウォーター以外は、屏大生物科技有限公司と豆油伯がそれぞれ「二峰圳」100周年記念イベントに合わせて販売する。(屏東県の潘孟安県知事フェイスブックより)
2022年07月01日
岡山県で岡山理科大学図書館が「技師鳥居信平著述集」を蔵書としていただいた。美作大学1件資料で読む技師鳥居信平著述集 : 台湾の地下ダムの原点は徳島県農業技師時代にある2021.4岡山県立図書館1件資料で読む技師鳥居信平著述集2021.4岡山理科大学1件技師鳥居信平 (とりいのぶへい)著述集 : 資料で読む : 台湾の地下ダムの原点は徳島県技師時代にある被疫情耽誤 屏東走讀二峰圳活動7月23日登場屏東県政府の「二峰圳百年シリーズ」は、延期されていましたが、7月23日から4週連続で土日を中心に1人100元からツアーを開始することにしました。県政府は、日本統治時代に台湾糖業公司が水利技師・鳥居信平を任命し、現在の来迎郷周辺に二峰圳を建設し、地下集水回廊などで森林渓流の流れを遮断し、運河を利用して屏東平原の灌漑とサトウキビ栽培を行ったことを指摘している。今年、県政府は二峰圳の100周年を記念して、一連の活動を計画しています。 文化庁によると、台湾の万隆空港の1号井戸から分水までの全長3,252mの水路が、国の水利施設の文化的景観に登録されたそうです。 読書活動は林辺渓の2号取水口からスタートし、部落を巡りながら二峰圳の物語を学びます。活動は文化歴史ツアー(1人100元)と親子ツアー(1人と子供1人150元)に分かれており、申し込みは20~30名までとなっています。文化庁では、現地での朗読のほか、7月23日から8月28日まで、日本統治時代の二峰圳建設の設計図や、鳥居信平が昭和11年の日本農会会議に参加した際の手帳などの貴重な遺品や写真などを展示する「二峰伏流-屛東FLOW」特別展を開催する予定です。 展示時間は、休館日の月曜日を除く毎日9:30~17:30です。
2022年06月29日
「技師鳥居信平著述集」は現在、九州では長崎県、熊本県、大分県で大学図書館、公共図書館とも蔵書となっていない。理工科系図書館への寄贈がひとまず終わったので、空白県に寄贈してみることにする。 大分県立図書館はボーイズ・ビー・アンビシャス第1~4集が蔵書となっているが、「八田與一と鳥居信平」、「報徳記を読む」シリーズ等計7冊が寄贈しても蔵書としてもらっていない。「報徳記を読む」第5集は返送していただけたので、循環して寄贈した。 大分市立図書館への寄贈にチャレンジしてみるかな。県下で一冊でも所蔵していただければ、将来鳥居信平について報道等されて興味がわいた人に、新たに発掘した資料をおさめたこの本が日の目を見ることもあるかもしれない(^^)大分県立図書館1 ボーイズ・ビー・アンビシャス 第1集-- 二宮尊徳の会 -- 2016.11 --2 ボーイズ・ビー・アンビシャス 第5集-- 二宮尊徳の会 -- 2014.8 --3 ボーイズ・ビー・アンビシャス 第4集-- 二宮尊徳の会 -- 2014.7 --4 ボーイズ・ビー・アンビシャス 第3集-- 二宮尊徳の会 -- 2014.2 -- 令和4年5月30日 大分市民図書館 様 「資料で読む 技師鳥居信平著述集」の寄贈について 「二宮尊徳の会」は、これまで「広井勇と青山士」「八田與一と鳥居信平」など技術者シリーズのほか、報徳に関する多くの本を刊行し、全国の大学図書館・公共図書館に寄贈してまいりました。 この度、「資料で読む 技師鳥居信平著述集」を刊行しましたので、謹んで貴図書館に寄贈いた します。 昨年(2021年)は静岡県袋井市出身で徳島県農業技師として活躍した鳥居信平が台湾の二峰 "圳(にほうしゅう)の地下ダムに着工して、百年という記念すべき時にあたります。(1921年6月15日地下堰堤建設に着手) 屏東県政府は二峰圳100周年行事を2022年6月10日に行い、以後1か月にわたって記念行事が行われる予定です。" 本書は現在確認できる鳥居信平の全著述を年代順に順序正しく整理して出版するものです。 副題に「台湾の地下ダムの原点は徳島県技師時代にある」といたしました。徳島県技師時代の鳥 居信平の研究と経験が台湾の二峰圳(にほうしゅう)など台湾製糖株式会社における鳥居信平の 活動につながっていることを本書収録の「旱魃と水源」などによって初めて明らかにしました。 今回これまで不明だった徳島県技師時代の鳥居信平の事業と著作が判明した意義は大きく、 台湾製糖時代の二峰圳等の事業、更に帰国後の活動を一体として考える必要があると考えます。 また台湾の屛東科技大学の丁教授・林教授が本書のために二峰圳のイラストを寄せていただき 本書の裏表紙とすることができました。丁教授は台湾における二峰圳の地下ダム研究の第一人者 です。台湾の丁教授・林教授に200冊寄贈し台湾 の大学図書館に蔵書として頂くようお願いしました。 本書は鳥居信平の出身地静岡県と徳島県技師として耕地整理事業に活躍した徳島県だけでなく、 日本と台湾とをつなぐ絆の書です。ぜひ日本と台湾の大学公共図書館で蔵書として頂き、鳥居信平 の事業と志が日本中に周知され、これからの日本を担う若い世代に受け継がれることを願います。 貴図書館のますますの発展を祈念します。 なお、貴館にて所蔵して頂けない場合は、本資料を他の大学図書館に寄贈いたしたく、本会メールアドレスにご連絡頂ければ、返送用のスマートレターをお送りしいたしますので、誠にお手数ですがご返送頂きますようにお願い申し上げます。本を廃棄することなく、循環して活用したいという趣旨ですので、どうぞよろしくお願いします。 令和3年12月19日、鳥居徹東京大学名誉教授、若井郁次郎元大阪産業大学教授等をお招きし、本書をテキストにして静岡県袋井市において講演会を開催しました。 若井先生はその講演の中で、鳥居信平の「技師としての科学の眼」を指摘され「・計数管理の 導入(科学の眼で自然観察を習慣化)」を特徴として取り上げられました。 また、「受け継ぐべき教訓」として・空(天)と地と水という天地の理を学び、知る などとともに ・自然環境に大きな負担を与えない、人間社会の作法を考え変える ・農業土木など公共工事の計画と工事には、利害が及ぶ地元との対話を重視し地元の協力 を得る」ことを挙げられました。 本書の出版をきっかけに、鳥居信平氏の台湾における地下ダムなどの偉大な功績が郷里の 静岡県、技師として活躍した徳島県のみならず、日本全国で正しく評価され、鳥居信平氏の顕彰 の機運が高まるとともに、「受け継ぐべき教訓」が次のエンジニアをめざす若い世代に受け継 がれることを願っています。
2022年05月29日
長崎県立図書館 資料で読む技師鳥居信平著述集 二宮尊徳の会 2021.4で「技師鳥居信平著述集」が蔵書となっていた。1 ミライon 1212195686 289.1/ト-21/ 3F 閉架図書 帯出可 在庫 ○今回、大学図書館それも理工系大学図書館に重点的に寄贈して、公共図書館では、空白県が結構あるが、県立図書館または、県庁所在地市立図書館へ寄贈してきるかな。まずはスマートレターを買ってこよう。💛早稲田大学理工学図書館から本館に蔵書となっているからと返送されてきた本は、湘南工科大学図書館に循環して寄贈した。令和4年5月28日現在 「技師鳥居信平著述集」全183件 国立国会図書館 1件都道府県24件岩手県、山形県、福島県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県(県立・川崎)、静岡県、富山県、石川県、愛知県、大阪府、京都府、滋賀県、和歌山県、岡山県、広島県、徳島県、香川県、高知県、長崎県、鹿児島県、沖縄県市・町立図書館97件(北海道)北見市、帯広市、旭川市、根室市、江別市、厚岸町、八雲町、別海町、(青森県)弘前市、八戸市、五所川原市、五戸町(秋田県)横手市(岩手県)二戸市、遠野市、花巻市、奥州市、金ケ崎町(福島県)会津若松市、本宮市、相馬市、南会津町(栃木県)鹿沼市、那須烏山(群馬県)館林市(茨城県)結城市、八千代町、常陸太田市、土浦市(埼玉県)越生町(千葉県)千葉市、鎌ヶ谷市(神奈川県)横浜市、伊勢原市、大和市、秦野市、相模原市、南足柄市、海老名市(長野県)長野市(新潟県)新潟市(富山県)富山市、黒部市(石川県)金沢市、能登町(福井県)あわら町(静岡県)静岡市(中央・清水中央)、袋井市(袋井・浅羽・月見の里)、富士市、磐田市(中央・豊岡)、湖西市、掛川市(掛川中央・大東・大須賀)、島田市、浜松市(南・南陽・城北・西・可新・雄踏・浜北・積志・天竜・春野・細江・引佐・三ヶ日・はまゆう・都田・)、下田市、沼津市、御前崎市、藤枝市(岡出山・おかべ・駅南図書館)、菊川市、三島市、南伊豆町、小山町、森町、吉田町、県民サービスセンター(愛知県)名古屋市(鶴舞、東、北、千種、楠)、豊川市、岡崎市(岐阜県)恵那市(大阪府)大阪市(兵庫県)姫路市(島根県)松江市(愛媛県)八幡浜市、宇和島市(香川県)善通寺市、東かがわ市(徳島県)徳島市、小松原市、三好市(中央・井川)、阿波市(阿波・吉野笠井・市場・土成)、鳴門市、阿南市(那賀川・羽ノ浦)、吉野川市(鴨川・川島・山川)藍住町、板野町、東みよし町、海陽町、牟岐町(佐賀県)佐賀市(宮崎県)小林市、都城市(鹿児島県)姶良市、薩摩川内市、日置市、指宿市(沖縄県)北谷町大学図書館 63館北海道大学、東北大学、京都大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学中央、九州大学理系、東京工業大学、広島工業大学、弘前大学、岩手大学、福島大学、会津大学、宇都宮大学、横浜国立大学、信州大学、静岡大学、静岡県立大学、神戸大学、美作大学、広島大学、高知大学、徳島大学、高松大学、鹿児島大学、東海大学、東京農業大学(オホーツク)、北海道教育大学、宮城教育大、鳴門教育大学、大東文化大学、拓殖大学、法政大学、鹿児島純心大学、日本女子大学、北海大学、敬和大学、西南大学、高崎経済大学、聖隷クリストフアー大学、武庫川女子大学、東京女子大学、お茶の水女子大学、沖縄国際大学、愛知学院大学、四国大学、四国学院大学、東京都立大学、大阪市立大学、小樽商科大学、国学院大学、獨協大学、皇學館大學、静岡県立農林環境専門職大、大阪産業大学、九州産業大学、関西国際大学、立命館大学、静岡文化芸術大学、明治大学、鹿児島県立短期大学、徳島県文書館
2022年05月28日
Taiwan in Japan 台北駐日経済文化代表処 台湾・屏東にある百年続くダム #二峰圳熊本県で開催された第4回アジア・太平洋水サミット展示会(4/23~24)に台湾・屏東県の地下ダム「二峰圳(にほうしゅう)」を紹介するブースを出展しました。二峰圳は日本人技師・鳥居信平が現地のパイワン族と一緒に建設したダムで、建設から約100年経った今でも使われていますこのダムは川底を流れる水(伏流水)を自然の力を使って運ぶよう工夫して設計されました。干ばつや豪雨の影響も受けません。生態系もその土地に住む原住民の生活も守る、まさに「持続可能」なダムなんです。1923年に完成した二峰圳は来年、竣工百周年を迎えます二峰圳のように古くから続く台湾と日本の友好関係が次の百年も続いて欲しいと思います参考資料:「台湾に水の奇跡を呼んだ男 鳥居信平」潮書房光人新社・発行
2022年04月25日
指宿市立図書館が「技師鳥居信平著述集」を蔵書としていただいた。寄贈してからほぼ一か年目のことである。感謝します。1 指宿図書館 一般 開架棚4 (289.1 シ) 貸出できます 210960761令和4年4月16日現在 「技師鳥居信平著述集」全180件 国立国会図書館 1件都道府県23件岩手県、山形県、福島県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県(県立・川崎)、静岡県、富山県、石川県、愛知県、大阪府、京都府、滋賀県、和歌山県、岡山県、広島県、徳島県、香川県、高知県、鹿児島県、沖縄県市・町立図書館95件(北海道)北見市、帯広市、旭川市、根室市、江別市、厚岸町、八雲町、別海町、(青森県)弘前市、八戸市、五所川原市、五戸町(岩手県)二戸市、遠野市、花巻市、奥州市、金ケ崎町(福島県)会津若松市、本宮市、相馬市、南会津町(栃木県)鹿沼市、那須烏山(群馬県)館林市(茨城県)結城市、八千代町、常陸太田市、土浦市(埼玉県)越生町(千葉県)千葉市、鎌ヶ谷市(神奈川県)横浜市、伊勢原市、大和市、秦野市、相模原市、南足柄市、海老名市(長野県)長野市(新潟県)新潟市(富山県)富山市、黒部市(石川県)金沢市、能登町(福井県)あわら町(静岡県)静岡市(中央・清水中央)、袋井市(袋井・浅羽・月見の里)、富士市、磐田市(中央・豊岡)、湖西市、掛川市(掛川中央・大東・大須賀)、島田市、浜松市(南・南陽・城北・西・可新・雄踏・浜北・積志・天竜・春野・細江・引佐・三ヶ日・はまゆう・都田・)、下田市、沼津市、御前崎市、藤枝市(岡出山・おかべ・駅南図書館)、菊川市、三島市、南伊豆町、小山町、森町、吉田町、県民サービスセンター(愛知県)名古屋市(鶴舞、東、北、千種、楠)、豊川市、岡崎市(大阪府)大阪市(兵庫県)姫路市(島根県)松江市(愛媛県)八幡浜市、宇和島市(香川県)善通寺市、東かがわ市(徳島県)徳島市、小松原市、三好市(中央・井川)、阿波市(阿波・吉野笠井・市場・土成)、鳴門市、阿南市(那賀川・羽ノ浦)、吉野川市(鴨川・川島・山川)藍住町、板野町、東みよし町、海陽町、牟岐町(佐賀県)佐賀市(宮崎県)小林市、都城市(鹿児島県)姶良市、薩摩川内市、日置市、指宿市(沖縄県)北谷町大学図書館 63館北海道大学、東北大学、京都大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学中央、九州大学理系、東京工業大学、広島工業大学、弘前大学、岩手大学、福島大学、会津大学、宇都宮大学、横浜国立大学、信州大学、静岡大学、静岡県立大学、神戸大学、美作大学、広島大学、高知大学、徳島大学、高松大学、鹿児島大学、東海大学、東京農業大学(オホーツク)、北海道教育大学、宮城教育大、鳴門教育大学、大東文化大学、拓殖大学、法政大学、鹿児島純心大学、日本女子大学、北海大学、敬和大学、西南大学、高崎経済大学、聖隷クリストフアー大学、武庫川女子大学、東京女子大学、お茶の水女子大学、沖縄国際大学、愛知学院大学、四国大学、四国学院大学、東京都立大学、大阪市立大学、小樽商科大学、国学院大学、獨協大学、皇學館大學、静岡県立農林環境専門職大、大阪産業大学、九州産業大学、関西国際大学、立命館大学、静岡文化芸術大学、明治大学、鹿児島県立短期大学、徳島県文書館
2022年04月16日
岐阜県のE市中央図書館 から「技師鳥居信平著述集」は受け入れできないので、返送用のスマートレターを送るように連絡があった。大切な本を廃棄せずに、返却していただいて、再活用できることはありがたい。マザーテレサが「愛の反対は憎悪ではなく無関心である」という。まことにこれまでどれほどの本がその役割を果たせずむなしく朽ちていったことかに想いをいたす。E市中央図書館に感謝、さっそく返信用のスマートレターを送ろう。二宮尊徳の会 様いつもお世話になっております。この度は、当館に『資料で読む 技師鳥居信平著述集』を含む4冊を寄贈としてお送りいただきまして、誠にありがとうございました。拝見させていただいた結果、今回は残念ながら受け入れを見送ることとなりました。お手数をおかけしますが、返送用のスマートレターをお送りいただければと思います。よろしくお願いいたします。E市中央図書館 資料担当E令和4年4月5日現在 「技師鳥居信平著述集」全179件 国立国会図書館 1件都道府県23件岩手県、山形県、福島県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県(県立・川崎)、静岡県、富山県、石川県、愛知県、大阪府、京都府、滋賀県、和歌山県、岡山県、広島県、徳島県、香川県、高知県、鹿児島県、沖縄県市・町立図書館94件(北海道)北見市、帯広市、旭川市、根室市、江別市、厚岸町、八雲町、別海町、(青森県)弘前市、八戸市、五所川原市、五戸町(岩手県)二戸市、遠野市、花巻市、奥州市、金ケ崎町(福島県)会津若松市、本宮市、相馬市、南会津町(栃木県)鹿沼市、那須烏山(群馬県)館林市(茨城県)結城市、八千代町、常陸太田市、土浦市(埼玉県)越生町(千葉県)千葉市、鎌ヶ谷市(神奈川県)横浜市、伊勢原市、大和市、秦野市、相模原市、南足柄市、海老名市(長野県)長野市(新潟県)新潟市(富山県)富山市、黒部市(石川県)金沢市、能登町(福井県)あわら町(静岡県)静岡市(中央・清水中央)、袋井市(袋井・浅羽・月見の里)、富士市、磐田市(中央・豊岡)、湖西市、掛川市(掛川中央・大東・大須賀)、島田市、浜松市(南・南陽・城北・西・可新・雄踏・浜北・積志・天竜・春野・細江・引佐・三ヶ日・はまゆう・都田・)、下田市、沼津市、御前崎市、藤枝市(岡出山・おかべ・駅南図書館)、菊川市、三島市、南伊豆町、小山町、森町、吉田町、県民サービスセンター(愛知県)名古屋市(鶴舞、東、北、千種、楠)、豊川市、岡崎市(大阪府)大阪市(兵庫県)姫路市(島根県)松江市(愛媛県)八幡浜市、宇和島市(香川県)善通寺市、東かがわ市(徳島県)徳島市、小松原市、三好市(中央・井川)、阿波市(阿波・吉野笠井・市場・土成)、鳴門市、阿南市(那賀川・羽ノ浦)、吉野川市(鴨川・川島・山川)藍住町、板野町、東みよし町、海陽町、牟岐町(佐賀県)佐賀市(宮崎県)小林市、都城市(鹿児島県)姶良市、薩摩川内市、日置市(沖縄県)北谷町大学図書館 63館北海道大学、東北大学、京都大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学中央、九州大学理系、東京工業大学、広島工業大学、弘前大学、岩手大学、福島大学、会津大学、宇都宮大学、横浜国立大学、信州大学、静岡大学、静岡県立大学、神戸大学、美作大学、広島大学、高知大学、徳島大学、高松大学、鹿児島大学、東海大学、東京農業大学(オホーツク)、北海道教育大学、宮城教育大、鳴門教育大学、大東文化大学、拓殖大学、法政大学、鹿児島純心大学、日本女子大学、北海大学、敬和大学、西南大学、高崎経済大学、聖隷クリストフアー大学、武庫川女子大学、東京女子大学、お茶の水女子大学、沖縄国際大学、愛知学院大学、四国大学、四国学院大学、東京都立大学、大阪市立大学、小樽商科大学、国学院大学、獨協大学、皇學館大學、静岡県立農林環境専門職大、大阪産業大学、九州産業大学、関西国際大学、立命館大学、静岡文化芸術大学、明治大学、鹿児島県立短期大学、徳島県文書館
2022年04月06日
広島工業大学 附属図書館 と お茶の水女子大学 附属図書館 が「資料で読む技師鳥居信平著述集 : 台湾の地下ダムの原点は徳島県農業技師時代にある」を蔵書としていただいた。広島工業大学附属図書館お茶の水女子大学附属図書館増築いずれの大学図書館も今回、 工業系の大学 あてとして初めて寄贈したものである。気高い精神をもった技術者本人の著述を収録した「エンジニア・シリーズ」を蔵書としていただいて、喜ばしい。
2022年04月05日
徳島県の阿波市立土成図書館が「技師鳥居信平著述集」を蔵書としていただいた。これで阿波市の4図書館全部で蔵書となった。感謝します。(徳島県)徳島県、徳島市、小松原市、三好市(中央・井川)、阿波市(阿波・吉野笠井・市場・土成)、鳴門市、阿南市(那賀川・羽ノ浦)、吉野川市(鴨川・川島・山川)藍住町、板野町、東みよし町、海陽町、牟岐町
2022年04月03日
広島大学 図書館 中央図書館 が「技師鳥居信平著述集 : 台湾の地下ダムの原点は徳島県農業技師時代にある」を蔵書としていただいた。これまで名古屋大学、大阪大学、広島大学は、何回寄贈しても受け入れてもらえなかったのだが、今回、工学系を意識してチャレンジしたところ、いずれの大学も蔵書としていただいた。喜ばしい。「技術者シリーズ」と呼ぶこれらの本は、いわゆる評伝や研究書ではない。技術者本人の著作またはインタビュー記事を収録した資料集である。文学者や思想家の場合は、そうした全集はあるが、技術者について時系列で収録したものは日本ではほとんどない。それらはあるいは時の流れのなかで失われてしまうものもある。そうした資料を発掘してのせる。組織的なものではないから遺漏も多かろう。それでもこれらの技術者シリーズに収録したものは、おそらくは100年後も、現在の私たちがこの世界からこの地上から消え去っても、そのいくらかは残り、後世を益するであろう。大学図書館 60館北海道大学、東北大学、京都大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学中央、九州大学理系、東京工業大学、弘前大学、岩手大学、福島大学、会津大学、宇都宮大学、横浜国立大学、信州大学、静岡大学、静岡県立大学、神戸大学、美作大学、広島大学、高知大学、徳島大学、高松大学、鹿児島大学、東海大学、東京農業大学(オホーツク)、北海道教育大学、宮城教育大、鳴門教育大学、大東文化大学、拓殖大学、法政大学、鹿児島純心大学、日本女子大学、北海大学、敬和大学、西南大学、高崎経済大学、聖隷クリストフアー大学、武庫川女子大学、東京女子大学、沖縄国際大学、愛知学院大学、四国大学、四国学院大学、東京都立大学、大阪市立大学、小樽商科大学、国学院大学、獨協大学、皇學館大學、静岡県立農林環境専門職大、大阪産業大学、九州産業大学、関西国際大学、立命館大学、静岡文化芸術大学、明治大学、徳島県文書館 💛料理研究家の平野レミさんがあるテレビ番組で言った。「100年後このスタジオにいる人もテレビを観ている人も誰もいないのよ、だから今を元気に生きましょうね!」
2022年03月23日
三島市立図書館が「技師鳥居信平著述集-台湾の地下ダムの原点は徳島県技師時代にある」を蔵書としていただいた。感謝します。1 本館 [静岡県の人物・地理]に在庫しています。 禁帯出 K 298 トリ 510052681(静岡県内市町村図書館)静岡市(中央・清水中央)、袋井市(袋井・浅羽・月見の里)、富士市、磐田市(中央・豊岡)、湖西市、掛川市(掛川中央・大東・大須賀)、島田市、浜松市(南・南陽・城北・西・可新・雄踏・浜北・積志・天竜・春野・細江・引佐・三ヶ日・はまゆう・都田・)、下田市、沼津市、御前崎市、藤枝市(岡出山・おかべ・駅南図書館)、菊川市、三島市、南伊豆町、小山町、森町、吉田町、県民サービスセンター
2022年02月26日
大阪大学 附属図書館 理工学図書館 と 名古屋大学 生命農学 図書室 が「資料で読む技師鳥居信平著述集 : 台湾の地下ダムの原点は徳島県農業技師時代にある」を蔵書としていただいたことに力を得て、私立大学のうち理工系図書館を持つ、早稲田大学と中央大学の理工学図書館に寄贈してみる。蔵書としていただけるようなら、また理工系図書館に焦点をしぼって寄贈してみよう。 令和4年2月21日 〇〇図書館 様 「資料で読む 技師鳥居信平著述集」の寄贈について 「二宮尊徳の会」は、これまで「広井勇と青山士」「八田與一と鳥居信平」など技術者シリーズのほか、報徳に関する多くの本を刊行し、全国の大学図書館・公共図書館に寄贈してまいりました。 この度、「資料で読む 技師鳥居信平著述集」を刊行しましたので、謹んで貴図書館に寄贈いた します。 昨年(2021年)は静岡県袋井市出身で徳島県農業技師として活躍した鳥居信平が台湾の二峰 圳(にほうしゅう)の地下ダムに着工して、百年という記念すべき時にあたります。(1921年6月15日地下堰堤建設に着手)屏東県政府は二峰圳100周年行事を2022年6月に行う予定です。 本書は現在確認できる鳥居信平の全著述を年代順に順序正しく整理して出版するものです。 副題に「台湾の地下ダムの原点は徳島県技師時代にある」といたしました。徳島県技師時代の鳥 居信平の研究と経験が台湾の二峰圳(にほうしゅう)など台湾製糖株式会社における鳥居信平の 活動につながっていることを本書収録の「旱魃と水源」などによって初めて明らかにしました。 今回これまで不明だった徳島県技師時代の鳥居信平の事業と著作が判明した意義は大きく、 台湾製糖時代の二峰圳等の事業、更に帰国後の活動を一体として考える必要があると考えます。 また台湾の屛東科技大学の丁教授・林教授が本書のために二峰圳のイラストを寄せていただき 本書の裏表紙とすることができました。丁教授は台湾における二峰圳の地下ダム研究の第一人者 です。台湾の丁教授・林教授に200冊寄贈し台湾 の大学図書館に蔵書として頂くようお願いしました。 本書は鳥居信平の出身地静岡県と徳島県技師として耕地整理事業に活躍した徳島県だけでなく、 日本と台湾とをつなぐ絆の書です。ぜひ日本と台湾の大学公共図書館で蔵書として頂き、鳥居信平 の事業と志が日本中に周知され、これからの日本を担う若い世代に受け継がれることを願います。 貴図書館のますますの発展を祈念します。 なお、貴館にて所蔵して頂けない場合は、本資料を他の公共図書館に寄贈いたしたく、本会メールアドレスにご連絡頂ければ、返送用のスマートレターをお送りしいたしますので、誠にお手数ですがご返送頂きますようにお願い申し上げます。本を廃棄することなく、循環して活用したいという趣旨ですので、どうぞよろしくご協力くださるようにお願いします。 同封のチラシのとおり、令和3年12月19日、T東京大学名誉教授、A元大阪産業大学教授等をお招きし、本書をテキストにして静岡県袋井市において講演会を開催しました。 W井先生はその講演の中で、鳥居信平の「技師としての科学の眼」を指摘され「・計数管理の 導入(科学の眼で自然観察を習慣化)」を特徴として取り上げられました。 また、「受け継ぐべき教訓」として・空(天)と地と水という天地の理を学び、知る などとともに ・自然環境に大きな負担を与えない、人間社会の作法を考え変える ・農業土木など公共工事の計画と工事には、利害が及ぶ地元との対話を重視し地元の協力 を得る」ことを挙げられました。 本書の出版をきっかけに、鳥居信平氏の台湾における地下ダムなどの偉大な功績が郷里の 静岡県、技師として活躍した徳島県のみならず、日本全国で正しく評価され、鳥居信平氏の顕彰 の機運が高まるとともに、「受け継ぐべき教訓」が次のエンジニアをめざす若い世代に受け継 がれることを願っています。 💛「八田與一と鳥居信平 増補版」を会員全員に送ったところ、まったく予想していなかったのだが、Sさんに引き続いてMさんから、推譲しますので口座番号教えてとメールがきた。 なんと有難いこと。現在『駿州報徳の師父と三遠農学社』(発行)に向けて、原稿作成中でSさんの推譲は印刷会社に前金として送り、領収書をSさんに送ってくれるよう依頼した。Mさんは、森町の観音様の修復や「鳥居信平」記録映画作成にも、わたくしの依頼に応じて寄付していただいた。そして今回、頼んでもいないのに、思いもかけず自発的に推譲してくださる。 思う、わたしたち、「報徳記を読む会」で輪読した仲間がこうして自発的に推譲できるということ、推譲が身についてきたことが、実にその学んだことが虚しくなかったことの証(あかし)である。
2022年02月19日
静岡文化芸術大学図書館が「技師鳥居信平 (とりいのぶへい)著述集 : 資料で読む : 台湾の地下ダムの原点は徳島県技師時代にある」を蔵書としていただいた。2階新着図書コーナー 222.406 To 67 01284706 図書
2022年02月18日
高松大学図書館が「技師鳥居信平著述集」を蔵書としていただいた。12月は四国内の大学、国際・教育系大学を中心に寄贈したが、香川大学図書館、吉備国際大学図書館は受け入れできない旨の連絡をいただいていただけに大学図書館 55館北海道大学、東北大学、京都大学、九州大学中央、九州大学理系、弘前大学、岩手大学、福島大学、会津大学、宇都宮大学、横浜国立大学、信州大学、静岡大学、静岡県立大学、大阪大学、神戸大学、美作大学、高知大学、徳島大学、高松大学、鹿児島大学、東海大学、東京農業大学(オホーツク)、北海道教育大学、宮城教育大、鳴門教育大学、大東文化大学、拓殖大学、法政大学、鹿児島純心大学、日本女子大学、北海大学、敬和大学、西南大学、高崎経済大学、聖隷クリストフアー大学、武庫川女子大学、東京女子大学、沖縄国際大学、愛知学院大学、四国大学、四国学院大学、東京都立大学、大阪市立大学、小樽商科大学、国学院大学、獨協大学、皇學館大學、静岡県立農林環境専門職大、大阪産業大学、九州産業大学、関西国際大学、静岡文化芸術大学、徳島県文書館
2022年02月09日
〇〇印刷さま〇〇先生から「本を受領した」旨連絡ありました。ありがとうございます。台北へ旅立った本(「八田與一と鳥居信平 増補版」)が当地で活躍してくれることを願います(^^)「昨日本を受領しましたご対応有り難うございました来週には台北宛に送りたいと思いますあと二峰圳の100周年記念行事が屏東県政府主催で6月に行われるようです」森町のMさんからのめーるに「GAIAさんより「記録せよ、そして、発信せよ」*と言われています。」とありました。これは、亡き畏友木谷文弘の言葉である。(*)60歳前に亡くなった大分の友人、木谷文弘に私家版「薫平さんと健太郎さんに教わったことー由布院まちづくり50の知恵」という本がある。その2章に「まちづくりの過程は必ず記録に残せ」(51頁)という項目がある。まちづくりの過程は必ず記録に残せ 健太郎さんの秘書である平野さんは、よく私へファックスをくれる。「今日、こういう集まりがあるから、由布院へ来ませんか?」 暇を見つけて、私は出かける。時には、まちづくりの仲間と一緒に行く。「暇ができましたから、ちょっと遊びませんか?」 健太郎さんからのそんなファックスの場合は・・・・・・ふふふふ・・・・・・そう、遊びは楽しい。 健太郎さんの部屋での集まりの終りはいつも深夜を過ぎる。最後に、みんな一人ひとりが発言する。それが済むと、健太郎さんはよくひとりごとのようにつぶやく。「問題はこれをいかに記録に残すかだ。今夜、みんなが話したことを記録にさえ残しておけば、俺たちができなくても、将来、誰かがやってくれる。いや、記録に残すだけでは駄目だ。どのように残すかが問題だ。問題の提起だけでは駄目だ。どのように考えたのか、どのようにしたいのか。なぜなのか。そこが大切なんだ」 健太郎さんのそんな話は、今でも私の記憶に強く残っている。
2022年02月05日
静岡文化芸術大学 図書館・情報センターが「技師鳥居信平 (とりいのぶへい)著述集 : 資料で読む : 台湾の地下ダムの原点は徳島県技師時代にある」を蔵書としていただいた。感謝します。0001 信大 図 222.406:G 47 00210497960002 宇大 図 289.1||J48 20210165280003 弘大 本館 289.1||To67g 085931340004 神大総合国際 610-12-Z 0602021300080005 福大 121009560006 静大浜 浜図 289.1/TO67J 82215022090007 静県大草薙 222.406||G 47 021005570008 高大 222.406/Gis 602256610009 高経大 図 289.1||To67 0033290830010 鹿児島純心短大 289.1||GI 1606886010011 静岡文芸大 * 222.406/To 67 01284706*静岡文化芸術大学 図書館・情報センター
2022年01月31日
二宮尊徳の会 様お世話になっております。香川大学図書館 中央館の〇〇と申します。先ごろは 『資料で読む 技師鳥居信平著述集』をご恵贈いただき、誠にありがとうございました。大変申し訳ございませんが、当館の書架狭溢につき、ご恵贈を辞退させていただくことになりました。同封いただきましたお手紙に、返送用のスマートレターをお送りいただける とのことでしたのでご連絡させていただきました。お手数をお掛けいたしますが、お送りいただけますと幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。**********************************************香川大学図書館 中央館一方、大阪大学図書館と関西国際大学図書館、九州産業大学で新たに蔵書となった。特に大阪大学は旧帝大でこれまで寄贈しても蔵書としていただけなかった(名古屋大学・広島大学も)だけに、初めて蔵書としていただいたことがうれしい。<画像は大阪大学附属図書館>大学図書館 53館北海道大学、東北大学、京都大学、九州大学中央、九州大学理系、弘前大学、岩手大学、福島大学、会津大学、宇都宮大学、横浜国立大学、信州大学、静岡大学、静岡県立大学、大阪大学、神戸大学、美作大学、高知大学、徳島大学、鹿児島大学、東海大学、東京農業大学(オホーツク)、北海道教育大学、宮城教育大、鳴門教育大学、大東文化大学、拓殖大学、法政大学、鹿児島純心大学、日本女子大学、北海大学、敬和大学、西南大学、高崎経済大学、聖隷クリストフアー大学、武庫川女子大学、東京女子大学、沖縄国際大学、愛知学院大学、四国大学、四国学院大学、東京都立大学、大阪市立大学、小樽商科大学、国学院大学、獨協大学、皇學館大學、静岡県立農林環境専門職大、大阪産業大学、九州産業大学、関西国際大学、徳島県文書館💛まことに「捨てる神あれば 拾う神あり」である。
2022年01月21日
2022年1月9日結跏趺坐18日目(2021年12月23日1日目)宇都宮大学図書館が「技師鳥居信平著述集 : 資料で読む : 台湾の地下ダムの原点は徳島県技師時代にある」を蔵書としていただいた。感謝します。貸出可 本館 新着図書 2021016528 289.1 J48大学図書館 51館北海道大学、東北大学、京都大学、九州大学中央、九州大学理系、弘前大学、岩手大学、福島大学、会津大学、宇都宮大学、横浜国立大学、信州大学、静岡大学、静岡県立大学、神戸大学、美作大学、高知大学、徳島大学、鹿児島大学、東海大学、東京農業大学(オホーツク)、北海道教育大学、宮城教育大、鳴門教育大学、大東文化大学、拓殖大学、法政大学、鹿児島純心大学、日本女子大学、北海大学、敬和大学、西南大学、高崎経済大学、聖隷クリストフアー大学、武庫川女子大学、東京女子大学、沖縄国際大学、愛知学院大学、四国大学、四国学院大学、東京都立大学、大阪市立大学、小樽商科大学、国学院大学、獨協大学、皇學館大學、静岡県立農林環境専門職大、大阪産業大学、関西国際大学、徳島県文書館
2022年01月09日
第98回箱根駅伝往路結果1 青山学院大学 5:22:06 -2 帝京大学 5:24:43 02:373 駒澤大学 5:25:34 03:284 國學院大學 5:25:49 03:435 順天堂大学 5:26:10 04:046 中央大学 5:26:25 04:197 東京国際大学 5:26:55 04:498 創価大学 5:27:44 05:389 東洋大学 5:28:34 06:2810 東海大学 5:29:14 07:08ちなみに往路優勝の青山学院大学図書館で蔵書となっているのは。 1.「二宮尊徳の会」鈴木藤三郎氏顕彰 2.米国留学中の内村鑑三の日記と手紙 : 内村鑑三から新島襄、広井勇あて書簡 : 宮部金吾・新渡戸稲造往復書簡抜粋 3.ボーイズ・ビー・アンビシャス 4.報徳は国を興し民を安んずる大業である : 「報徳記」巻の三、巻の四、巻の五 : 今野華都子先生仙台講演録収録 5.二宮尊徳の報徳の教えが世界に広まり真正の文明の実を見ることを : 「報徳記」第六~八巻全ルビ補注付原文、現代語訳 6.札幌農学校教授・技師広井勇 (いさみ) と技師青山士 (あきら) : 紳士 (ジェントルマン) の工学の系譜 7.《クラーク精神》&札幌農学校の三人組 (宮部金吾・内村鑑三・新渡戸稲造) と広井勇 : boys be ambitiousはいかにして現実化されたのか日本の近代化・合理化の一源流「札幌農学校精神」 8.《クラーク精神》&札幌農学校の三人組 (宮部金吾・内村鑑三・新渡戸稲造) と広井勇 : boys be ambitiousはいかにして現実化されたのか日本の近代化・合理化の一源流「札幌農学校精神」 9.内村鑑三神と共なる闘い : 不敬事件とカーライルの「クロムウェル伝」 10.報徳は精神変革である 11.新渡戸稲造 (にとべいなぞう) の留学談・帰雁 (きがん) の蘆 (あし) / 新渡戸稲造 [談] 12.報徳記を読む『報徳記』第一巻(『報徳要典』準拠全ルビ原文(朗読・輪読用)、現代語訳、資料集) 14.報徳産業革命の人 : 報徳社徒鈴木藤三郎の一生 15.遠州報徳の師父と鈴木藤三郎 16.二宮尊徳と日本近代産業の先駆者鈴木籐三郎帝京大学図書館には寄贈したことがなかった。「技師鳥居信平著述集」を寄贈してみよう。蔵書としていただければいいな。
2022年01月03日
佐賀市立図書館が「資料で読む技師鳥居信平著述集」を蔵書としていただいた。本館一般/289.1/ト/0117908483一般書利用可佐賀県は県立図書館と唐津市立図書館にこの春に寄贈したが蔵書としてもらっていない。そこで佐賀市立図書館に12月になってから「第8回報徳講座」のチラシを添えて、第二次寄贈を行ったところ、すぐに所蔵していただいた。感謝します。九州は未収蔵の県が多く、熊本県、大分県、長崎県が寄贈しても、まだ蔵書となっていいない。各県立図書館には寄贈してあるが未だしである。佐賀県同様、県の中心市に寄贈して所蔵されれば、県民の目に触れる機会が多いというべきか。年明けに第二次寄贈を続行しよう。令和3年12月29日現在「技師鳥居信平著述集」全164件 国立国会図書館 1件都道府県23件岩手県、山形県、福島県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県(県立・川崎)、静岡県、富山県、石川県、愛知県、大阪府、京都府、滋賀県、和歌山県、岡山県、広島県、徳島県、香川県、高知県、鹿児島県、沖縄県市・町立図書館89件(北海道)北見市、帯広市、旭川市、根室市、江別市、厚岸町、八雲町、別海町、(青森県)弘前市、八戸市、五所川原市、五戸町(岩手県)二戸市、遠野市、花巻市、奥州市、金ケ崎町(福島県)会津若松市、本宮市、相馬市、南会津町、(栃木県)鹿沼市、那須烏山(群馬県)館林市(茨城県)結城市、八千代町、常陸太田市、土浦市(埼玉県)越生町(千葉県)千葉市、鎌ヶ谷市(神奈川県)横浜市、伊勢原市、大和市、秦野市、相模原市、南足柄市、海老名市(長野県)長野市(新潟県)新潟市(富山県)富山市(石川県)金沢市、能登町(福井県)あわら町(静岡県)静岡市(中央・清水中央)、袋井市(袋井・浅羽・月見の里)、富士市、磐田市(中央・豊岡)、湖西市、掛川市(掛川中央・大東・大須賀)、島田市、浜松市(南・南陽・城北・西・可新・雄踏・浜北・積志・天竜・春野・細江・引佐・三ヶ日・はまゆう・都田・)、下田市、沼津市、御前崎市、藤枝市(岡出山・おかべ・駅南図書館)、菊川市、南伊豆町、小山町、森町、吉田町、県民サービスセンター(愛知県)名古屋市(鶴舞、東、北、千種、楠)、豊川市(大阪府)大阪市(兵庫県)姫路市(島根県)松江市(愛媛県)八幡浜市、宇和島市(香川県)善通寺市、東かがわ市(徳島県)徳島市、小松原市、三好市(中央・井川)、阿波市(阿波・吉野笠井・市場)、鳴門市、阿南市(那賀川・羽ノ浦)、吉野川市(鴨川・川島・山川)藍住町、板野町、東みよし町、海陽町、牟岐町(佐賀県)佐賀市(宮崎県)小林市、都城市(鹿児島県)姶良市、薩摩川内市(沖縄県)北谷町大学図書館 50館北海道大学、東北大学、京都大学、九州大学中央、九州大学理系、弘前大学、岩手大学、福島大学、会津大学、横浜国立大学、信州大学、静岡大学、静岡県立大学、神戸大学、美作大学、高知大学、徳島大学、鹿児島大学、東海大学、東京農業大学(オホーツク)、北海道教育大学、宮城教育大、鳴門教育大学、大東文化大学、拓殖大学、法政大学、鹿児島純心大学、日本女子大学、北海大学、敬和大学、西南大学、高崎経済大学、聖隷クリストフアー大学、武庫川女子大学、東京女子大学、沖縄国際大学、愛知学院大学、四国大学、四国学院大学、東京都立大学、大阪市立大学、小樽商科大学、国学院大学、獨協大学、皇學館大學、静岡県立農林環境専門職大、大阪産業大学、関西国際大学、徳島県文書館
2021年12月29日
東京の〇〇さんから本が送ってきた。そこで「技師鳥居信平著述集」の絵葉書でお礼状を出す。「本ありがとうございます。いま、内田樹さんの『先生はえらい』を読んでいます。「人間は自分が学ぶことのできることしか学ぶことはできない。学ぶことを欲望することしか学ぶことができない自明の理」(p.37)とあります。 先日の「報徳講座」は「学びには二人の参加者が必要。送信者と受信者で、主人公は受信者です」(p.38)とあります。報徳講座も第8回を数えましたが、袋井市。森町などの遠州報徳や鳥居信平など地元の技術者に関心のある人が集まってこその「一座建立」です。 若井先生の話の中で「聴きたかったことを聴いた」(p.71)の体験・喜びを覚えました。それは、鳥居信平の技術者としての姿勢を「科学の目で観察を習慣化する」と言われたとき、「卵用鶏と肉用鶏」の最後にある「少年諸子」へのメッセージについて、そうそう、私は集まっていただいた皆さんにこのこと「科学の目で観察を習慣化する」ことを袋井市や森町やさらには日本の科学者・技術者を目指す少年・少女に伝えたかったのだと思いました。最後(さいご)に余(よ)が▲少年(しょーねん)諸子(しょし)に希望(きぼう)するのは、諸子(しょし)の中(なか)で鷄(にはとり)を飼(か)はれて居(を)る家(いえ)は、澤山(たくさん)にあらうと思(おも)ふから、此(この)説(せつ)明(めい)を根本(こんぽん)として、日常(にちじょー)鷄(にはとり)に就(つ)いて觀察(かんさっ)されん事(こと)である。例令(たとへ)ば何(なん)の目的(もくてき)に飼(か)はれたもので、名(めい)稱(しょー)は何(なん)と云(い)ふ事(こと)から、其(その)形態(けいたい)、或(あるひ)は習(しゅー)性(せい)、産(さん)卵(らん)數(すう)を調(しら)べたり、卵(たまご)の産(う)み初(はじ)め(め)は何(なん)ヶ月目(がつめ)であるとか、又(また)時(とき)には重量(ぢゅーりょー)を計(はか)つてみたりしたならば、一面(めん)に於(おい)ては大(だい)なる樂(たのし)みとなり、又(また)一面(めん)には鷄(にはとり)に關(かん)する智(ち)識(しき)を得(う)る事(こと)も出來(でき)て、大(おほい)に利益(りえき)になるだらう。本(ほん)文(もん)を書(か)いた余(よ)の微(び)意(い)は其(そ)點(こ)にある。「学ぶことのできる知見は学ぶ人間の数だけある」(p.175)「報徳講座」がそういう場として今後もあり続ければと思います。ありがとうございます。」
2021年12月27日
徳島県の阿波市立阿波図書館が「資料で読む技師鳥居信平著述集 : 台湾の地下ダムの原点は徳島県農業技師時代にある」を蔵書としていただいた。12月の講演会チラシとともに第二次寄贈したものである。阿波市では吉野笠井・市場についで三か所目である。(徳島県)徳島県、徳島市、小松原市、三好市(中央・井川)、阿波市(阿波・吉野笠井・市場)、鳴門市、阿南市(那賀川・羽ノ浦)、吉野川市(鴨川・川島・山川)藍住町、板野町、東みよし町、海陽町、牟岐町💛12月19日の講演会で「鳥居信平著述集を読む」というテーマで講演した際の写真を遠州アカデミーのTさんが送ってくださった。
2021年12月25日
12月19日の講演会の「鳥居信平著述集を読む」の講演風景の写真を遠州アカデミーのTさんに送っていただいた。55名の参加を得て、盛況であった。
2021年12月25日
関西国際大学図書館が「資料で読む技師鳥居信平著述集 : 台湾の地下ダムの原点は徳島県農業技師時代にある」を蔵書としていただいた。感謝します。一方、青森県立図書館から本が返送されてきた。各都道府県立図書館には所蔵していただいて、未来を担う人々に見てほしかったが、致し方ない。テーマから国際大学のほうがよりふさわしいのであろうか。返送されてきた本を別の国際大学に寄贈してみよう。令和3年12月24日現在「技師鳥居信平著述集」全163件 国立国会図書館 1件都道府県23件岩手県、山形県、福島県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県(県立・川崎)、静岡県、富山県、石川県、愛知県、大阪府、京都府、滋賀県、和歌山県、岡山県、広島県、徳島県、香川県、高知県、鹿児島県、沖縄県市・町立図書館88件(北海道)北見市、帯広市、旭川市、根室市、江別市、厚岸町、八雲町、別海町、(青森県)弘前市、八戸市、五所川原市、五戸町(岩手県)二戸市、遠野市、花巻市、奥州市、金ケ崎町(福島県)会津若松市、本宮市、相馬市、南会津町、(栃木県)鹿沼市、那須烏山(群馬県)館林市(茨城県)結城市、八千代町、常陸太田市、土浦市(埼玉県)越生町(千葉県)千葉市、鎌ヶ谷市(神奈川県)横浜市、伊勢原市、大和市、秦野市、相模原市、南足柄市、海老名市(長野県)長野市(新潟県)新潟市(富山県)富山市(石川県)金沢市、能登町(福井県)あわら町(静岡県)静岡市(中央・清水中央)、袋井市(袋井・浅羽・月見の里)、富士市、磐田市(中央・豊岡)、湖西市、掛川市(掛川中央・大東・大須賀)、島田市、浜松市(南・南陽・城北・西・可新・雄踏・浜北・積志・天竜・春野・細江・引佐・三ヶ日・はまゆう・都田・)、下田市、沼津市、御前崎市、藤枝市(岡出山・おかべ・駅南図書館)、菊川市、南伊豆町、小山町、森町、吉田町、県民サービスセンター(愛知県)名古屋市(鶴舞、東、北、千種、楠)、豊川市(大阪府)大阪市(兵庫県)姫路市(島根県)松江市(愛媛県)八幡浜市、宇和島市(香川県)善通寺市、東かがわ市(徳島県)徳島市、小松原市、三好市(中央・井川)、阿波市(吉野・市場)、鳴門市、阿南市(那賀川・羽ノ浦)、吉野川市(鴨川・川島・山川)藍住町、板野町、東みよし町、海陽町、牟岐町(宮崎県)小林市、都城市(鹿児島県)姶良市、薩摩川内市(沖縄県)北谷町大学図書館 50館北海道大学、東北大学、京都大学、九州大学中央、九州大学理系、弘前大学、岩手大学、福島大学、会津大学、横浜国立大学、信州大学、静岡大学、静岡県立大学、神戸大学、美作大学、高知大学、徳島大学、鹿児島大学、東海大学、東京農業大学(オホーツク)、北海道教育大学、宮城教育大、鳴門教育大学、大東文化大学、拓殖大学、法政大学、鹿児島純心大学、日本女子大学、北海大学、敬和大学、西南大学、高崎経済大学、聖隷クリストフアー大学、武庫川女子大学、東京女子大学、沖縄国際大学、愛知学院大学、四国大学、四国学院大学、東京都立大学、大阪市立大学、小樽商科大学、国学院大学、獨協大学、皇學館大學、静岡県立農林環境専門職大、大阪産業大学、関西国際大学、徳島県文書館
2021年12月24日
日本大学生物資源科学部図書館から5月に寄贈した本の辞退の連絡があったので、スマートレターを同封し、鳥居信平像の記念絵葉書に記して送る。うむ、記念絵葉書のこういう使い道もいいな。「いつもお世話になります。スマートレターを同封いたしますので『技師鳥居信平著述集』の返送よろしくお願いいたします。 大切な本を廃棄することなく循環して活用できることに感謝します。 貴図書館の益々の発展を祈念いたします」 徳島県文書館では蔵書としていただいていた。まさに「捨てる神あれば拾う神である。」 滝沢カレンさんのおばあちゃんの「自分を人間の底辺と思え」の教えの教えからいうと、こうして返送いただけること、蔵書としていただけること、ただただ感謝である。令和3年12月23日現在「技師鳥居信平著述集」全161件 国立国会図書館 1件都道府県23件岩手県、山形県、福島県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県(県立・川崎)、静岡県、富山県、石川県、愛知県、大阪府、京都府、滋賀県、和歌山県、岡山県、広島県、徳島県、香川県、高知県、鹿児島県、沖縄県市・町立図書館88件(北海道)北見市、帯広市、旭川市、根室市、江別市、厚岸町、八雲町、別海町、(青森県)弘前市、八戸市、五所川原市、五戸町(岩手県)二戸市、遠野市、花巻市、奥州市、金ケ崎町(福島県)会津若松市、本宮市、相馬市、南会津町、(栃木県)鹿沼市、那須烏山(群馬県)館林市(茨城県)結城市、八千代町、常陸太田市、土浦市(埼玉県)越生町(千葉県)千葉市、鎌ヶ谷市(神奈川県)横浜市、伊勢原市、大和市、秦野市、相模原市、南足柄市、海老名市(長野県)長野市(新潟県)新潟市(富山県)富山市(石川県)金沢市、能登町(福井県)あわら町(静岡県)静岡市(中央・清水中央)、袋井市(袋井・浅羽・月見の里)、富士市、磐田市(中央・豊岡)、湖西市、掛川市(掛川中央・大東・大須賀)、島田市、浜松市(南・南陽・城北・西・可新・雄踏・浜北・積志・天竜・春野・細江・引佐・三ヶ日・はまゆう・都田・)、下田市、沼津市、御前崎市、藤枝市(岡出山・おかべ・駅南図書館)、菊川市、南伊豆町、小山町、森町、吉田町、県民サービスセンター(愛知県)名古屋市(鶴舞、東、北、千種、楠)、豊川市(大阪府)大阪市(兵庫県)姫路市(島根県)松江市(愛媛県)八幡浜市、宇和島市(香川県)善通寺市、東かがわ市(徳島県)徳島市、小松原市、三好市(中央・井川)、阿波市(吉野・市場)、鳴門市、阿南市(那賀川・羽ノ浦)、吉野川市(鴨川・川島・山川)藍住町、板野町、東みよし町、海陽町、牟岐町(宮崎県)小林市、都城市(鹿児島県)姶良市、薩摩川内市(沖縄県)北谷町大学図書館 48館北海道大学、東北大学、京都大学、九州大学中央、九州大学理系、弘前大学、岩手大学、福島大学、会津大学、横浜国立大学、信州大学、静岡大学、静岡県立大学、神戸大学、美作大学、高知大学、徳島大学、鹿児島大学、東海大学、東京農業大学(オホーツク)、北海道教育大学、宮城教育大、鳴門教育大学、大東文化大学、拓殖大学、法政大学、鹿児島純心大学、日本女子大学、北海大学、敬和大学、西南大学、高崎経済大学、聖隷クリストフアー大学、武庫川女子大学、東京女子大学、沖縄国際大学、愛知学院大学、四国大学、四国学院大学、東京都立大学、大阪市立大学、小樽商科大学、国学院大学、獨協大学、皇學館大學、静岡県立農林環境専門職大、徳島県文書館
2021年12月23日
袋井市の遠州アカデミーの戸田さんからのメッセージに「昨日(12月19日)午後開催の「第8回報徳講座」においては、ご講演をいただきありがとうございました。参加者は全員で約55名で、会場パンパンの状況で、また小生を含めスタッフもバタバタした状況で、十分なおもてなしもできず、申し訳ありませんでした。来年22年度も 「第9回報徳講座」を開催したいと思います。また機会があれば、ご参加をいただきたいと思います。」とあった。戸田さま11月14日(日)日光市今市の報徳二宮神社に私とSさんとHさんの3人でまいって、「第8回報徳講座」の成功を祈願していただきました。当日(12月19日)天気にも恵まれ(新幹線から富士山もよく見えました)、遠方からも大勢来られ、講座の内容も充実して成功裡に終えてよかったです。特に私は2年ぶりに懐かしい森町、袋井市の皆さんにお会いできてうれしいでした。また若いHさんに「若く溌溂とした」「ほのぼのとした」鳥居信平の文章「カカオの話」と「卵用鶏と肉用鶏」を朗誦してもらい、特にの少年諸子へのメッセージを伝えられてよかったです。26歳の鳥居信平が少年たちへのメッセージととしてその文章に託した思い(若井先生がそれをご講演のなかで「科学の眼で自然観察を習慣化」と見事にまとめてくださいました)が、袋井・森町の全小学校・中学校に教育委員会を通じて寄贈した本と今回の全ルビ版によって、袋井や森の子供たちに届くことを願います。
2021年12月20日
柳沢慎吾にフェデリコ・フェリーニの名作『道』をリクエスト!映画『二宮金次郎』 五十嵐匠監督インタビュー【後編】映画二宮金次郎【後編】は、貧しさから博打に明け暮れる五平を演じた柳沢慎吾さんへの演出や撮影現場でのエピソードを振り返っていただきながら、五十嵐匠監督の映画作りのこだわりを徹底解剖!さらに、豊かさや映画の魅力についても言及していただき、今の時代を生きる皆さんに五十嵐監督からの力強いメッセージをお届けします。―――― 柳沢慎吾さんは舞台挨拶などでも盛り上げ役としてとても面白い方です。撮影中のエピソードを教えていただけますか?五十嵐匠監督柳沢君の本番に入った時の集中力はすごいものがあります。いろんなタイプの役者さんがいるんですよ。作り込んでくる人はそんなことやらないから。ボクサーみたいにずっと椅子に座って出番を待つ人もいれば、馬鹿話をしてスタッフを笑わせて、ヨーイってなるとガラッと変わる人も色々います。柳沢君の役は脚本には少ししか出ていないんですよ。でも、僕は彼が演じると決まってから、結構シーンを増やしているんです。彼(五平)が変わっていく過程を入れているんです。最後はあそこで泣くじゃないですか、あそこが彼のポイントなので。―――― 五平は絶望の果てに彼なりの人生の歩み方を選んだということが分かった。二宮に従うことで自分も幸せになれると思った。五十嵐匠監督最初に五平と二宮が出会った時に、二宮は「五平さん」って名前を呼ぶじゃないですか。五平は今まで百姓連中から自分の名前を呼ばれたことがないと思うんですよ。つまり天涯孤独で背中が曲がっていますよね?貧乏でカルシウム不足で、日が当たらないところで生活し、ずっと家に居て、嫁ももらわず、一人で博打やっているわけじゃないですか。そうすると誰も鼻もひっかけないんです。その五平が生まれて初めてわけ分かんない人から「五平さん」って名前を呼ばれたじゃないですか。そこで、「五平さん」って名前を呼ばれたら柳沢君は「はい」って答えるんですよ。あの「はい」は脚本にはないわけ。(脚本では)黙っているわけ。でも、柳沢君は初めて他人から自分の名前を呼ばれたことに対して、つい「はい」って言ってしまった。その時、栁沢君は五平という役を生きているんだなと思いました。五平の中にあるモノはやっぱり純粋なモノなんです。そこで多分二宮は五平という男を通してこの村は決して悪い村ではないんじゃないかということをなんとなく分かるんです。五平は漢字も書けない男なんですが、二宮の背中を見ることによって少しずつ彼の中で希望が見えてくるんです。だから希望が見えた時に「俺もなりてぇ、本百姓」っていうじゃないですか。そうすると「おメエなんてなれる訳ないじゃないか」と言われる。で、少しずつ少しずつ変わって、二宮と豊田の対決の時に二宮が土を握りしめて命を懸けていると言った時に五平もそうするじゃないですか。そういった少しずつの五平の変わり様を脚本の中に入れたんです。最後の最後にガーッと泣くっていうのが彼の底にある綺麗な水が出たっていう風にしました。―――― 涙があふれ出た時の五平の台詞がとても良かったです。五十嵐匠監督勉強していないから、学がないからもう理屈じゃないんです。だけど、何か知らないんだけど五平の涙と百姓達の涙とは多分違うと思うんです。フェデリコ・フェリーニ監督の『道(1954年 伊)』で、最後ザンパノは愛するジェルソミーナが亡くなって海辺でバーッと泣くんですけど、あれもそういうイメージがあったんです。撮影の二日目にクライマックスのシーンの撮影で、それを柳沢君に言ったらびっくりしていました。まさかそういう芝居をさせられるとは思わなかったわけだから。でも、柳沢君が凄いのはやってくれるわけですよ。僕は撮影二日目のクライマックスの撮影でそういう風な芝居をしてくれってことでケツ合わせにしてくれっていう風に暗黙の了解で演出したつもりでした。こういう人間をあなたはこれから演じるんだよっていうことを言って、そこからだんだんここまで来る人の計画を立ててくれってことをバックで僕は言ってるつもりでした。彼はその監督の意図を受けてくれたんです。―――― 最後から遡って演じていくというのは分かり易くもありますが、最後を演じること自体が難しいことですね。五十嵐匠監督最後はそうなるんだっていうところから、その後、ヤクザみたいな最初の出会いを撮影しました。普通それは出来ないです。順撮りで段々変わっていく方がやりやすいけれど、そこは長いキャリアがモノをいってると思います。――― 柳沢さんに笑わされたことはあっても泣かされたことはなかったんですが、込み上げて来るものがありました。五十嵐匠監督ネット上の感想でもありましたね、柳沢さんで泣くとは思わなかったって。凄く存在感がある人なんですよ。役者と監督って暗黙の了解があって、脚本の読み合わせで僕が「あ!背むしにしましょうか。じゃここに座布団入れて芝居しましょうか」となった時に彼が何て言ったかっていうと「じゃ、歯汚しましょうか」ってなるわけですよ。そうすると、歯を汚して、じゃあ指の中に土入れようかと。そういう風に暗黙の了解で、面白くなるわけです。―――― 1つ伝えたら10理解して返してくれるみたいなところですね?五十嵐匠監督そう。僕は必ず百姓は分けているんですよ、本百姓、水呑百姓、小作人と。小作人は土仕事しているから、指の爪に沢山土が入るんですよ。そうすると役者連中は僕の方に来て「監督、これでいいですか?」と見せてきて、僕も、「もうちょっと土入れた方がいい」とか、「本百姓はあんまり畑仕事をしていないから綺麗でいい」とか返せるんです。で、下の小作人は歯を磨いていなかったから、歯を汚すとかランク付けしました。金を持ってない人は褌(ふんどし)一つだし。本百姓になるとちゃんと着流しになって、パッチをはいていたりと全部ランクがあります。皆が集まるシーンでは、本百姓は土地を持っているから前に来る、だけど小作人は自分の田を持っていないから戸口にいる。百姓たちにも格差があって、所謂カースト制度だったわけです。「技師鳥居信平著述集」コラム70ページ「鳥居は日本における不在地主と小作農の解決法として、大規模な開墾によって自作農を創設すべきであると考え方を懐き、その考えを台湾で実験したように思われる。・・・・・・これが鳥居信平が生涯を通して大規模開墾を実践した背景にある考え方であるに思われる。それは映画「二宮金次郎」(監督:五十嵐匠.)で、小作人が「おらも自作農になれるのか」という驚きと歓喜にも通じているようであり、二宮尊徳の考えにも通じているように思われる。」土地国有の可否を論ず「土地国有の可否を論ず」で、まず驚いたのは、共産主義と社会主義における土地所有の問題について詳細に論述して、一見鳥居が土地国有化を是認しているようにみえる。これは大正デモクラシーの時代だからできたことであろうか。鈴木藤三郎は「国力増進の根本策」(明治37年)において「我が国は開国以来施政の根本を誤っている」「国家が功労を賞するは、軍人を第一とし、政治家を次とする」「ここにおいて人は皆武士たらんことを望み」「天下の人材は軍人、政治家となり」「実業界に人物の欠乏を来し」と批判した。そして「実業界に人物の輩出を計り国家経済を発達させ国富を強大にすべき」と論じた。(『日本近代製糖業の父』p.90)昭和になってから次第に日本が軍国主義化するなかでは、共に許されなかったように感じる。また徳島県の農業技師として各地域を視察する中で、当時の不在地主と小作農のありかたに問題意識を感じていたようだ。「現今社会の多数の小作者が衣食に汲々たるに、春遊夜宴の徒は富貴に苦しむ、これ正義に反する。」「土地の所有権は、社会の事情に適応するために発達したもので、必ずしも神聖視すべきものではない。だから国民の幸福と安寧を維持するために、土地所有権を廃止する必要があればこれを廃止して差し支えない」「土地より生ずる利益は、人類全体の利益であり、その方法として国家が土地を所有しその収益を各人に利益を等しく享有させるべきだ。」鳥居は以上の土地国有論を展開した上で、「土地より得る利益は社会全体に均分する主意にはその理由は認めるが、土地国有論は必ずしも善良の結果を得ない」と主張する。「大多数の人間は、自分と子孫のために多く労働する。だから生産を奨励するには、各人の土地所有権を認めることを可とする。」「土地の私有制は、個人の労働、勤勉を鼓舞し、貯蓄を奨励し、土地の生産力を高め、一国の政治上、社会上、安全な人民を保つ方法で、社会の秩序を保つ点からも尊ぶべき」とする。結論として「国民経済より見れば、その衣食に汲々たる細農民、農業労働者を自作ならしむるべく、国家がその方法を攻究し実行すべきであるとする」。おそらく鳥居は日本における不在地主と小作農の解決法として、大規模な開墾によって自作農を創設すべきであると考え方を懐き、その考えを台湾で実験したように思われる。眼病で台湾製糖退職後、日本に帰国後も一貫して国による大規模開墾と自作農創設という考え方を実践していった。これが鳥居信平が生涯を通して大規模開墾を実践した背景にある考え方であるに思われる。それは映画「二宮金次郎」(監督:五十嵐匠.)で、小作人が「おらも自作農になれるのか」という驚きと歓喜にも通じているようであり、二宮尊徳の考えにも通じているように思われる。
2021年12月16日
郵便局でスマートレターを都合15枚買い足して、「第8回報徳講座」のチラシとともに 四国をはじめ地方の大学を中心に図書館に送る。高松大学、香川大学、大阪産業大学、神戸学院大学、群馬大学、茨城大学、千葉大学、静岡産業大学、静岡理工科大学、上越教育大学、京都教育大学、愛知教育大学、関西国際大学・・・ひとつでも多くの大学図書館がチラシの効果もあって蔵書としていただき一人でも多くの学生の皆さんが手にとって読んでくださるとうれしいな。エンジニアシリーズに収録した、ノーブル・アンビシャス(気高い志)が次の世代の技術者をめざす若者に受け継がれますように。
2021年12月13日
静岡県 県民サービスセンター が「資料で読む 技師鳥居信平著述集 台湾の地下ダムの原点は徳島県技師時代にある」を行政図書 資料データとして収蔵していただいた。11月に寄贈したばかりであり、素早い処置に感謝!(静岡県の所蔵図書館一覧)静岡県、静岡市(中央・清水中央)、袋井市(袋井・浅羽・月見の里)、富士市、磐田市(中央・豊岡)、湖西市、掛川市(掛川中央・大東・大須賀)、島田市、浜松市(南・南陽・城北・西・可新・雄踏・浜北・積志・天竜・春野・細江・引佐・三ヶ日・はまゆう・都田・)、下田市、沼津市、御前崎市、藤枝市(岡出山・おかべ・駅南図書館)、菊川市、南伊豆町、小山町、森町、吉田町、県民サービスセンター
2021年12月10日
徳島県の吉野川市立図書館の3館が「技師鳥居信平著述集」を蔵書としていただいた。通常の横断検索ではヒットしないため、長い間漏れてしまっていたようだ。鴨島 一般郷土 T/517/シ/ 41110630251 帯出可 貸出可川島 寄贈新刊 T/280/シ/ 42110216537 帯出可 貸出可山川 一般郷土 T/517/シ/他 43110756900 帯出可 貸出可(徳島県)徳島県、徳島市、小松原市、三好市(中央・井川)、阿波市(吉野・市場)、鳴門市、阿南市(那賀川・羽ノ浦)、吉野川市(鴨川・川島・山川)藍住町、板野町、東みよし町、海陽町、牟岐町あと市立図書館で蔵書としていただいていないのは美馬市立図書館だけであり、先日再度寄贈した。いまのところ、どの図書館も手に取って読まれていないようでもあるが、次の世代が鳥居信平を強度の偉人として認識し、顕彰する日が来ることを、そして静岡県と台湾とゆかりの地の人々がともに相携わって鳥居信平の偉大な事業を日本に世界に発信することを切に望む。そのときにこそ「技師鳥居信平著述集」の本意が成就するであろう。「寂朝さん、『切に生きる』って、どういうことなんでしょう?」「『切に生きる』とは一瞬一瞬を一生懸命に生きること、過去を悔やまない、未来を取り越し苦労しないことです。生きることは生むこと、同時に生きるとは愛することです。私たちは愛するために生まれてきたんです。愛は、人を喜ばせること、人のために尽くすことです。そのためには相手が今、何を欲しがっているかを見抜いて、欲しがっていることをしてあげて、嫌がることをしないことです。相手が何を欲しがっているか。それは想像力がないとわからない。想像力、イコール相手の心を思いやること、イコール愛です。」
2021年12月09日
遠州アカデミーのTさんから12月19日(日)に袋井市で開催する「第8回報徳講座」の「式次第」をいただいた。わたくしの持ち時間が35分である。先日5日に、本の共同編集者、Hさんと打ち合わせを行い、35分でおさまるように、新しく作成したルビ付きの「カカオの話」と「卵用鶏と肉用鶏」の原稿をHさんに読み上げてもらい、時間をはかって確認した。どうかこの二つのルビ付き原稿が袋井市と森町の小学校・中学校で活用され、「若き鳥居信平」が子供たちに向けて発した想いが郷里遠州の地によみがえり、働きかけ続けることを願う。== 宮沢賢治「永訣の朝」よりわたくしはいまこころからいのるどうかこれが天上のアイスクリームになつておまへとみんなとに聖い資糧をもたらすやうにわたくしのすべてのさいはひをかけてねがふ==Hさんの朗読だけで25分かかったが、20分にちぢめてもらい、枕に今市の報徳二宮神社と鈴木藤三郎の「報徳文庫」の話をする。いまいち一円会の木村先生が会報に「鈴木藤三郎翁に導かれて」という寄稿文を載せてくださったが、まことに鈴木藤三郎先生を顕彰しようと「報徳文庫」で思ってから、いまここにあるということを思うと感慨深い。わたしたちは、one piese(一つながり)=人繋がりの財宝を発見しつつある人生の旅の途中にあるのであろう。
2021年12月07日
東京女子大学図書館が「技師鳥居信平著述集」を蔵書としていただいた。「配架準備中」とある。今回、第1期として5月に「八田與一と鳥居信平」を蔵書としていただいた大学・公共図書館300館以上に寄贈したが、「技師鳥居信平著述集」を蔵書としていただいたのは半分を超えたくらいであろうか。以下の大学図書館は前回蔵書としていただいたので寄贈したが、返却(返却していただければ再利用ができ有難い)またはまだ未所蔵の図書館である。寄贈しても無に帰する本がいかに多いことか、嗚呼。返却 東京大学付属図書館、東洋大学付属図書館未所蔵 宇都宮大学付属図書館、福井大学付属図書館、金沢大学付属図書館、奈良大学附属図書館、徳山大学図書館、松山大学図書館、鹿児島県立短期大学図書館、東海大学中央(湘南キャンパス)図書館、東京農業大学付属図書館、宮城教育大学付属図書館、兵庫教育大学付属図書館、早稲田大学付属図書館、玉川大学付属図書館、日本大学生物自然科学部付属図書館、神戸国際大学情報センター、水産大学校、立命館アジア太平洋大学ライブラリ、鳥取短期大学、駒沢大学図書館、酪農学園大学図書館、高知工科大学図書館、室蘭工業大学附属図書館、室蘭工業大学附属図書館、浜松学院大学図書館、豊橋創造大学、山梨学院大学総合図書館、聖心女子大学図書館、四天王寺大学図書館、九州産業大学、大倉山精神文化研究所図書館、放送大学神奈川学習センター、金沢工業大学ライブラリーセンター、石川県立大学図書・情報センター 、静岡文化芸術大学図書館・情報センター、八戸学院大学図書館、弘前学院大学附属図書館このうちいくつかは蔵書にしていただけるかとは期待したいが、いかに多くの労力と送料が無駄になっているかわかるであろう。ある女性作家に大手の出版社の編集者が「無名の人が 無名の人についての本を出版しても売れません」と言われ「それって私が無名っていうこと」と鼻白んだ話があるが、「無名の偉人の新事実を発掘しても」それが「無名の人」であれば、売れるどころか、図書館に収蔵していただくことも難しいのである。さもあらばあれ、効率も念頭におきながら(蔵書としていただけない場合は返却してくださいと通知文に記載して何冊かの本は救出できた。)前進するのみ。東京女子大学図書館2F一般書(和書) 289.1/TOR-S 0515910 配架準備中( )大学図書館 47館北海道大学、東北大学、京都大学、九州大学中央、九州大学理系、弘前大学、岩手大学、福島大学、会津大学、横浜国立大学、信州大学、静岡大学、静岡県立大学、神戸大学、美作大学、高知大学、徳島大学、鹿児島大学、東海大学、東京農業大学(オホーツク)、北海道教育大学、宮城教育大、鳴門教育大学、大東文化大学、拓殖大学、法政大学、鹿児島純心大学、日本女子大学、北海大学、敬和大学、西南大学、高崎経済大学、聖隷クリストフアー大学、武庫川女子大学、東京女子大学、沖縄国際大学、愛知学院大学、四国大学、四国学院大学、東京都立大学、大阪市立大学、小樽商科大学、国学院大学、獨協大学、皇學館大學、静岡県立農林環境専門職大
2021年12月05日
茨城県で鹿嶋市立中央図書館が「資料で読む 技師鳥居信平著述集」を蔵書としていただいた。この8月に初めて寄贈してみた図書館でチャレンジが成功したようで、なんだかうれしい。1 中央図書館 一般 新着図書 (510 シ) 貸出できます 012337366茨城県では茨城県、結城市、土浦市、常陸太田市、八千代町についで6館目となる。
2021年12月05日
一昨日、郵便局でスマートレターを10枚買ってきた。12月19日(日)の講演会のチラシも添えて青森県、栃木県、群馬県の県立図書館に寄贈する。前回は「八田與一と鳥居信平」を蔵書としていただいた図書館に寄贈した。上記三館は寄贈しても蔵書としていただけなかった図書館である。今度もまたあるいは所蔵していただけないかもしれない。それでもなお寄贈しよう。順次、また寄贈していなかった全県立図書館に寄贈しよう。北海道・青森・秋田・宮城の各県立図書館は「八田與一と鳥居信平」は所蔵していただいたが、「技師鳥居信平著述集」は現在のところ所蔵していただけていない。どうかこれらの書籍が、未来の子供たちの魂の食(じき)となることを願って、日本のエンジニアの高貴な志が後世に伝わることを願って(宮沢賢治の「永訣の朝」ふうに(^^))永訣の朝 (略)おまへが たべる この ふたわんの ゆきにわたくしは いま こころから いのるどうか これが兜率(とそつ)の 天の食(じき)に 変わってやがては おまへとみんなとに 聖い資糧を もたらすことをわたくしの すべての さいはひを かけて ねがふ令和3年12月2日現在「技師鳥居信平著述集」全157件 国立国会図書館 1件都道府県23件岩手県、山形県、福島県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県(県立・川崎)、静岡県、富山県、石川県、愛知県、大阪府、京都府、滋賀県、和歌山県、岡山県、広島県、徳島県、香川県、高知県、鹿児島県、沖縄県市・町立図書館87件(北海道)北見市、帯広市、旭川市、根室市、江別市、厚岸町、八雲町、別海町、(青森県)弘前市、八戸市、五所川原市、五戸町(岩手県)二戸市、遠野市、花巻市、奥州市、金ケ崎町(福島県)会津若松市、本宮市、相馬市、南会津町、(栃木県)鹿沼市、那須烏山(群馬県)館林市(茨城県)結城市、八千代町、常陸太田市、土浦市(埼玉県)越生町(千葉県)千葉市、鎌ヶ谷市(神奈川県)横浜市、伊勢原市、大和市、秦野市、相模原市、南足柄市、海老名市(長野県)長野市(新潟県)新潟市(富山県)富山市(石川県)金沢市、能登町(福井県)あわら町(静岡県)静岡市(中央・清水中央)、袋井市(袋井・浅羽・月見の里)、富士市、磐田市(中央・豊岡)、湖西市、掛川市(掛川中央・大東・大須賀)、島田市、浜松市(南・南陽・城北・西・可新・雄踏・浜北・積志・天竜・春野・細江・引佐・三ヶ日・はまゆう・都田・)、下田市、沼津市、御前崎市、藤枝市(岡出山・おかべ)、菊川市、南伊豆町、小山町、森町、吉田町(愛知県)名古屋市(鶴舞、東、北、千種、楠)、豊川市(大阪府)大阪市(兵庫県)姫路市(島根県)松江市(愛媛県)八幡浜市、宇和島市(香川県)善通寺市、東かがわ市(徳島県)徳島市、小松原市、三好市(中央・井川)、阿波市(吉野・市場)、鳴門市、阿南市(那賀川・羽ノ浦)、藍住町、板野町、東みよし町、海陽町、牟岐町(宮崎県)小林市、都城市(鹿児島県)姶良市、薩摩川内市(沖縄県)北谷町大学図書館 46館北海道大学、東北大学、京都大学、九州大学中央、九州大学理系、弘前大学、岩手大学、福島大学、会津大学、横浜国立大学、信州大学、静岡大学、静岡県立大学、神戸大学、美作大学、高知大学、徳島大学、鹿児島大学、東海大学、東京農業大学(オホーツク)、北海道教育大学、宮城教育大、鳴門教育大学、大東文化大学、拓殖大学、法政大学、鹿児島純心大学、日本女子大学、北海大学、敬和大学、西南大学、高崎経済大学、聖隷クリストフアー大学、武庫川女子大学、沖縄国際大学、愛知学院大学、四国大学、四国学院大学、東京都立大学、大阪市立大学、小樽商科大学、国学院大学、獨協大学、皇學館大學、静岡県立農林環境専門職大
2021年12月04日
茨城県立図書館が「資料で読む技師鳥居信平著述集」を蔵書としていただいた。都道府県立図書館の蔵書では23館目になる。茨城県では、結城市、八千代町、常陸太田市、土浦市についで5館目になる。令和3年12月2日現在「技師鳥居信平著述集」都道府県23件岩手県、山形県、福島県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県(県立・川崎)、静岡県、富山県、石川県、愛知県、大阪府、京都府、滋賀県、和歌山県、岡山県、広島県、徳島県、香川県、高知県、鹿児島県、沖縄県
2021年12月02日
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