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pasochiko

2014.01.28

大変長らくご無沙汰をしてしまいました。皆さんのところへも顔出しもせず

さて、何から書いたらよいものやら…。
私にとっては激動のひと月で、ブログを開く気持ちが起こらないほどに
落ち込み、泣き、絶望し、精神的に参っていました。
発端は今年最初の大学病院の診察前。
担当の看護師さんの問診で聞かれました。
「ところで、これからことどう考えている？例えば、ホスピスのこととか。
私もたくさんの人を見てきて、こんなに早く悪くなるとは思わなかったって

それは私もそう思うから異論はありませんでした。
問題はその次。
「先生もはっきりとは言わないけどそれとなく、残りの時間は長くない、
一年はないよって言っているよね？」
でも私は余命について具体的な数字を出されたことはなかったんです。
それから涙がこぼれてこぼれて頭の中がそのことで一杯になり
家に帰ってからも仕事に行っても、あまり良くなかった体調が気分とともに落ちて行くのがわかりました。
実は、最近お腹にある腫瘍が表面に出てきて傷になり
出血や滲出液のため絆創膏での手当が欠かせません。
それに伴って痛みも出るし鼠蹊部の腫れで動きが制限され
階段が登り辛くなり、歩くスピードもお腹をかばうので超スローです。

物事を前向きに考える事ができなくなりました。
友達と泣きながらLINEしたりして…。
言われたことは正論で事実をしっかり受け止め、悔いのない時間を過ごしなさい
ということです。その通りなんだけど…。私そんなに賢くない。
そんな調子でブログを開く気力も消えてしまいました。

通院も遠く大変だろうから地元の病院へ行った方が良いと説得？され
二年以上続いた大学病院に別れを告げました。
例の看護師さんはまた親身になってくれましたが、「これからはね、どんどんと
しんどさが強くなってくるからね」とまた頭に残る言葉をくれました。
私、来月には死ななきゃいけないのかなと思うような雰囲気。
とぼとぼと重い体を引きずって帰ってきました。

こんな風では身体に良くないのがわかりきっていたけど
この絶望感からのがれることができず
重い気持ちのまま地元の病院に今日行ってきました。
そこで言われたことは
「これからの治療法」
なんでもこの年末に保険適用されたばかりの薬があるとか。
それを試してみたらどうか？ということでした。
そんなこと全く予想をしてなくてビックリです。
何なら今日にでも入院してもいいよ、と言われてまた
ビックリ。
もちろん副作用のこととか心配はあります。
でもやってみないとわからないことだし
これも一つのチャンスとみて
やってみることにしました。
今度は胸にポートを埋め込んで点滴し
定期的に入院が必要なので、会社はまた休むことになりそうです。
このひと月に起こったいろいろなことはとても書き切れませんが
とにかく、金曜日から入院してきます。

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