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午前中は、実家で蕎麦の脱穀作業。今年は、昨年の半分の土地で栽培したことと、種蒔きの時期やその後の天候などのせいか、最終的な収穫量は昨年の3分の1。曇り空を心配しながら、夫と年老いた両親とで作業する。趣味の範囲のことなので、収穫量の多寡はあまり関係がない。今年も、このような作業をみんなでできたということに安堵する。夜は、「堀内孝雄」のコンサートに出かける。特に彼が好きだというわけではないのだが、まあ「お付き合い」の意味で・・。どちらかというと、アリス時代の曲が好きで、最近の曲は耳にしたことはあるけど全部同じに聞こえるのはなぜ??それでも、思っていたよりもずっと楽しかったし、彼のトークには同世代であることを感じることが多かった。同時に、観客層も同世代以上が多いことに、あらためて自分の年齢を感じてしまった。初めて彼のコンサートを聴いたのだが、ファンであるか否かは別にして、ライブはいいものだと思った夜でした。
2006年09月30日
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今日は、某会の例会。とても真面目で優しい人が多く、そのせいもあってか「自分に自信がもてない」という気持ちにしばしば悩まされている人が何人もいる。「私って、ダメだなー」と思うことが多いのだそうだ。しかし、客観的に見ると決してダメなわけではなく、強いて欠点をあげるならば「自分に厳しすぎる」と思うくらいだ。つまり、もっともっと良い自分を目指して、理想と現実のギャップで「自分はダメだ」と思う。それは、自分自身だけではなく、我が子に対してもつい思ってしまいがち。そんな話を聞きながら、ふと思う。向上心もほどほどがいいんだろうな・・と。そして我が身を振り返る。最近の私には、向上心はあまりないなと。そのせいか、毎日ずいぶん楽チンに生きているな・・と。年のせいか、今日より明日の方が進歩していることをめざすより、現状維持できたら御の字だと思うようになりつつある。若い人の向上心がゼロになるのは少し寂しいかもしれないけれど、向上心が強すぎて自分も周囲も苦しむことになるのなら、「今日、楽しいことがあったら御の字だ」と思ってみたらどうだろう。過去に戻ってやり直したいという人もいた。私は「私、戻りたくないなー。またシンドイ思いを繰り返すのいやだもの」と切り返す。過去の自分を悔いるなら、これからそれを糧にしたらよい。過ぎたことは、それで精一杯だったのだから、それでいいのだから。そんなことを思う一日となった。みんなの悩みや辛さが、少しでも軽くなりますように・・。
2006年09月29日
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新庄涙も…最終章は、まだこれから (スポーツニッポン 2006年 9月28日)燃えたドーム 喜び爆発ファン総立ち 【写真】 (北海道新聞 2006/09/28)やってくれました、日本ハム!!もう優勝したかのような盛り上がり。夜中に帰ってきた夫も、なかなか興奮冷めやらぬという感じであった。大興奮の札幌ドームで、その瞬間に立ち会えたことはちょっぴり羨ましいかも・・。でも、テレビで観戦していても、十分に感動を共有することができました。ありがとう、日本ハム。ありがとう、新庄さん。でも、まだ「夢の途中」なのだから、あと二回の「ビールかけ」めざして頑張ってね。(金村投手は、どれだけあの場にいたかったことだろう。本当に、痛い痛い失敗だった。 でも、きっとあの選手達は、金村投手のことを何度も何度も思い浮かべたことだろう。 それは、ヒルマン監督だって同じだろうと思う。 ただですね、私は金村不在になったことが、 チームの結束や優勝への思いを固めただろうと思う。 「雨降って、地固まる」。可能ならば、金村投手に名誉回復のチャンスを!) そんな歓喜の影で、こんなニュースも。 28年の壁、賠償認めず 死体遺棄の慰謝料認める 小樽出身の女性教諭殺害で東京地裁判決(北海道新聞 2006/09/27) 一九七八年に東京都足立区の小学校教諭石川千佳子さん=当時(29)、小樽市出身=が殺された事件で、遺体を自宅床下に埋め、殺人罪の公訴時効成立後に自首した元小学校警備員の男(70)=小樽市出身、千葉県在住=と、足立区に対し、遺族三人が総額一億八千六百万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が二十六日、東京地裁であった。永野厚郎裁判長は、不法行為から二十年で損害賠償請求権が消滅する除斥期間の規定を適用し、殺害に対する賠償請求を棄却した。 ただ、「遺体を隠し続け、遺族から故人を弔う機会を奪った」として遺族の精神的苦痛に対する慰謝料など計三百三十万円の支払いを元警備員に命じた。遺族は「肝心の殺害についての請求を棄却した不当な判決」として控訴する方針。 裁判は、除斥期間の起算点が殺害時なのか、遺体発見時なのか-で争われ、判決はまず、事件が殺害と死体遺棄で構成されているとした上で、それぞれについての除斥期間の起算点を検討。 殺人については、「損害は殺害時点で発生している」として、除斥期間の起算点を殺害時と判断。死体遺棄については「(元警備員が)遺体を自らの占有下に置いて排他的に管理し続けた」と、不法行為の継続を認め、起算点を遺体発見時とした。 安全配慮義務違反などを理由とした足立区への賠償請求も除斥期間の経過を理由に棄却した。 判決によると、元警備員は七八年八月十四日夕、当時勤務していた足立区立中川小の一階廊下で石川さんと口論になって絞殺。石川さんの遺体を足立区の自宅の床下に遺棄した。 二十六年後の二○○四年七月、区画整理事業のため立ち退きを迫られ、千葉県に転居。同八月、「自宅が更地になれば遺体が見つかる」と、警視庁綾瀬署に自首した。殺人容疑で書類送検されたが、東京地検は○四年十二月、時効(当時十五年)成立を理由に不起訴とした。 石川さんの母と弟二人の遺族三人(札幌市、小樽市在住)が○五年四月、提訴し「除斥期間の起算点は遺体発見時」と主張。元警備員と足立区は「損害賠償請求権は消滅している」として請求棄却を求めていた。この時効の法律はおかしい。絶対に変だ。時間の経過で罪が消滅するなんてことがあっては、「法による裁き」の根幹が揺らぐではないか。犯罪(特に殺人)に、罪を許されるような時効はない。それが、普通の人たちの感覚だと思うのだけど。これでは、殺された石川さんが浮かばれることはない。恵庭OL殺人 大越被告の上告を棄却 最高裁 懲役16年確定へ (北海道新聞 09/28 )これも釈然としない判決。私自身は、この被告は限りなくクロと感じてはいるが、だからといって状況証拠だけで殺人と断定するのでは、冤罪を生む土壌を肯定しているようなものだ。こんなことになったのは、警察の初期捜査の杜撰さにあると私は思う。これでは、やはり殺された人が浮かばれない。大越被告は殺人を認めていないし、当然のこととして被害者への謝罪も全くないのだから。そしてまた、本当に何も悪いことをしていない人を殺しておいて、16年の服役で釈放では、それもまたおかしいだろう。
2006年09月28日
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日本ハム1位!逆王手!ほぼ決まり!…「ハム負け西武勝ち」以外でOK (スポーツ報知) - 9月27日この私が、テレビの野球中継に熱くなるなんてね息子たちが家にいた頃は、野球シーズンは野球のテレビ観戦に盛り上がる三人を横目で見ながら、「なんでそんなに面白いの??」と思っていたこの私が、今では日本ハムの選手たちの見分けもつき、「八木君、ガンバレー!」なんてはしゃいでいるんだから、人間、いつどう変わるかわからないものだ今日はいよいよ最終戦。新庄さんの華々しい引退劇場の舞台は整った。今日は、夫も職場関係の応援団と一緒に札幌ドームに行くという。心配なのは、あまり早く行けないので入場できるかどうかということ。座席がなくてもいいから、入場させてやって!そして、素晴らしい一位突破の瞬間に立ち合わせてやって下さい。頑張れ、日本ハムファイターズ
2006年09月27日
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<安倍内閣>論功行賞と個人的信頼関係重視の布陣 自民党の安倍晋三総裁(52)は26日午後、衆参両院本会議の首相指名選挙で第90代、57人目の首相に選出された。戦後生まれの首相は初めてで、52歳での就任も戦後最年少。安倍首相はただちに組閣人事を行い、皇居での認証式を経て安倍内閣が同夜、発足した。官房長官には塩崎恭久前副外相(55)を起用したほか、総裁選で2位だった麻生太郎外相(66)を再任した。財政再建に取り組む財務相は森派の尾身幸次元科学技術担当相(73)をあて、経済財政担当に民間から大田弘子政策研究大学院大学教授(52)を起用した。総じて総裁選の論功行賞と個人的信頼関係を重視した布陣。首相補佐官5人を起用し政策を分担させるなど、官邸の機能強化も打ち出した。◆論功行賞 組閣は総裁選の安倍陣営幹部の重用が目立った。中堅若手議員の取りまとめを仕切った菅義偉前副総務相は総務相に抜てき。支援議員連盟の山本有二会長(54)も金融、再チャレンジ担当相としてそろって入閣した。総合選対本部長を務めた柳沢伯夫元金融担当相(71)は厚生労働相に起用。尾身財務相も森派でベテラン議員の束ね役だった。また、参院自民党からは溝手顕正氏(64)と若林正俊氏(72)の入閣を受け入れた。青木幹雄参院議員会長が要望した通りの人選で、対立を避けた。派閥別では森派と丹羽・古賀派が3人ずつで最多。谷垣禎一前財務相が率いる谷垣派と、二階派からの入閣は見送られた。◆独自色 官房長官の塩崎氏は日銀出身で、財政・金融政策に明るい。首相補佐官に起用された根本匠氏らとともに政策グループ「NAISの会」を作り、気心が知れている。安倍首相が不得手とされる経済分野でブレーン役となる。拉致問題も兼務させ、文字通りの「女房役」に位置づけた。民間・大田氏は経済政策の専門家。竹中平蔵前総務相に近く、経済財政諮問会議の裏方を務めた経験を持つ。小泉改革の継承を意識したとみられる。◆官邸に側近 官邸主導による「政治のリーダーシップ」確立を特に重視した。小池百合子前環境相(国家安全保障問題)、中山恭子元内閣官房参与(拉致問題)ら5人を首相補佐官に起用した。官房副長官となった下村博文氏は官邸機能強化の参謀役。旧自治省出身の二橋正弘前官房副長官(64)に代え、旧大蔵官僚で安倍氏と親しい的場順三・元大和総研理事長(72)を官房副長官に起用。官邸に政策チームを結成した。【鬼木浩文】(毎日新聞) - 9月26日<安倍政権>「挙党体制」…「仲良し内閣」 もろさ内包 (毎日新聞) - 9月27日同志で周囲を固めたことが、吉と出るか凶とでるかはわからない。政治とは関係ないけど、私が何となく思ったのは、人間って、時代の空気を吸って育つものなんだろうな・・ということ。この人、全共闘世代(団塊世代)の姿を見て育った世代に似ているな・・と。小泉さんの傍にいて、その功罪をもろに引き受けたというわけで、ご苦労さんとは思いつつ、さほどの期待もしてはいない。というより、仲間と一緒にあまり強引な仕事をしてほしくないし、多分できないのではないか。野党は「タカ派仲良し内閣」なんて揶揄しているみたいだけれど、鷹に似ているけど、案外「夜鷹」だったりして・・。特に、教育基本法の安部氏の期待の方向での改正は頓挫して欲しいと願う。こう書きながら、宮沢賢治の「よだかの星」を、ふと思い出してしまった。安倍首相、自らの給与30%カット・閣僚は10% (読売新聞) - 9月27日その姿勢はいいですね。安部内閣閣僚名簿(山谷えり子と高市早苗には、ゲッ! 大田弘子さんには、ちょっぴり期待。中山恭子さん、頑張れるかな)
2006年09月27日
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地球の温度、氷河期以降最も暑い…「別の惑星」の危機【ワシントン=増満浩志】米航空宇宙局(NASA)は25日、地球表面の温度はこの30年間、10年当たり0・2度の割合で急上昇しており、約1万2000年前に氷河期(氷期)が終わって以降、最も暑くなっていると発表した。 地球温暖化問題の火付け役となったNASAゴダード宇宙科学研究所(ニューヨーク)のJ・ハンセン博士らが、20世紀に世界各地で観測されたデータを分析した。温度上昇が最も激しかったのは北半球の高緯度地域で、研究グループは「雪や氷が解けて地表が露出すると、太陽光の吸収量が増えるため」と考えている。 あと2~3度上昇すると、海面が今より25メートルも高かった300万年前と同程度になるという。「私たちが知っている地球とは違う、別の惑星になってしまう」と、研究者らは生態系の激変を心配している。 (読売新聞) - 9月26日暑くなっているというのは、私にも実感できる話。違う惑星とは言っても、人類の記録にはないというだけで、地球にとっては「夏の時代になる」というだけなんだろうね。地球の夏を、人類はどうやって生き延びるんだろう。と、他人事のように書いているけれど、最近の自然災害を考えると、実はかなり不安な私である。
2006年09月26日
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プロ野球のドラフトなんて、今までは無関心だった私なのに・・。田中君には、可能なら日本ハムでプレーして欲しいと願ってたので、ちょっと残念プロ野球ドラフト 駒苫・田中は楽天 入団の意向を表明 日ハムなど4球団競合 北海道新聞 2006/09/25 15:15 高校生を対象としたプロ野球の新人選手選択(ドラフト)会議が二十五日、東京都内のホテルで行われ、夏の甲子園大会で準優勝した駒大苫小牧の田中将大投手の交渉権は楽天が獲得した。 入札方式の1巡目で楽天のほか、日本ハム、横浜、オリックスが田中投手を指名し、4球団の競合となった。抽選で楽天の島田亨球団社長が交渉権獲得のくじを引き当てた。日本ハムは1巡目で吉川光夫投手(広島・広陵)を指名した。 記者会見した田中投手は「チームはどこであろうと自分のやる野球は変わらない。新しい舞台でのスタートが楽天さんに決まった。そこに向かって頑張っていきたい」と、入団の意向を表明した。次のニュースも、かなり残念。金村「あんな采配ない」 監督激しく批判 北海道新聞 2006/09/25彼は今、「口は災いの元」という言葉をかみしめているんじゃないかな・・。ブログで反省の言葉を書いているけれど、一度失ったものを取り戻すのは大変なこと。でも、取り返しのつかない失敗ではないのだから、これからの行動で「あれがあって、成長したね」と言われるようになってほしい。
2006年09月25日
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秋晴れの素晴らしい天気に誘われ、夕張へドライブ。いつも通り過ぎるだけだった、夕張滝の上公園。想像以上の景観に、感動した。紅葉の頃に、また来たい。携帯の写真、ちゃんと写っているかな?・・・・・以上、携帯から24日書き込み分。以下は、25日に書き込み分です。・・・・昨日は、まさに秋晴れの行楽日和だったので、早朝から夫と二人でドライブに出発。夫が突然思い立ったため、エンジンスタート時点では行き先が決まっていなかった。それで、以前から何度も通り過ぎながら気になっていた夕張滝の上公園をリクエスト。ここは、国道やJR石勝線のすぐ脇なのだが、車や電車からではただの自然公園にしか見えない。だから、いつも通り過ぎるだけだったのだが、行ってみてビックリ。奇岩や滝の景色が二つの橋(一つは吊橋)から見ることができるのだが、思わず息を呑むような景観であった。周辺は散策路が整備されているのだけれど、朝の九時半頃であったけれど、観光客は両手で数える程度。鳥の声、虫の声、滝の音など自然の音が響くばかり。紅葉スポットのようなので、その時期には人で賑わうのだろうか。その後、せっかくだから今何かと話題の夕張に行こうということになる。以下、夕張市のHP「夕張の観光施設のご案内」を参照してください。夕張には「石炭の歴史村」が出来て間もない頃、まだ小さかった息子たちと一緒に遊びに行って以来、通り過ぎはしてもそこを目的に行ったことはなかったような気がする。今回行ってまず感じたのは、「とてもきれいな町になっている」という印象。それはそうだろう。あれほどの資金を投入したのだからね。まずは、吉永小百合さんが「何かできることを・・」と申し出てくださったという、北の零年「希望の杜」とやらに行くことにした。行って初めてわかったのが、そこが「石炭の歴史村」の一角にあるということ。それにしても、人が少ないこと・・。売店やセンターハウスも、日曜日だというのに閑散としている。これでは採算がとれないのは当然・・。北の零年のセットが移設している場所では、黄色いジャンパーのボランティアの人が草取りをしていた。「この場所でロケが行われたのですか?」と声をかけ、少しお話を伺う。その場所から、他の施設にも行くこともできたが、それぞれの入館料を払ってまで見たいとも思わなかったので、センターハウスで夕張の歴史などを紹介するパネルなどをゆっくりと見る。全盛期の夕張の写真が壁一杯に連続写真パネルとして掲示されているのだが、夕張のことをよく知らない私は、今この施設がある場所がどこなのかもよくわからず、たまたま通りかかった職員の人にお話を伺う。親切に色々と教えてくださったので、今見ている光景と、かつての写真とを重ね合わせながら、立体的に理解することが出来た。今は小高い山に見える場所の頂上付近まで、人家が密集していたという。そこへの道を往来するのが大変なので、ケーブルカーが設置されていたとか。うーん、今の景色からは信じられない。お昼近くになったので、夫が夕張出身の同僚から「夕張に行ったらぜひ行ってみて!」と言われていたという「藤の家」へ。ここのカレーうどんが絶品なのだそうだ。夫は「カレーそば」私は「カレーうどん」を注文したが、テーブルに運ばれてきてビックリ。丼にカレーうどんが盛り上がっているので、うっかり箸をつけてこぼれたらどうしようという感じ。そしてまた、食べても食べても減らない魔法のうどんのような・・。うどんがカレーに押しつぶされているような感じで、食べた分だけもり上がってくるようなのです。これは噂になるだけあると実感。さらに驚いたことは、石炭の歴史村はあれほど閑散としていたのに、このお店には次から次へとお客さんが・・。ちょうど昼食時ということもあるのでしょうが、その賑わいには感動ものです。店を後にして、すぐ目の前の「石切神社」から見ていると、次から次へとこのお店にだけ人が吸い込まれていくという感じ。さて、その次は、「メロン城」へ。この場所は、かつて小学校だったらしい。こんな高いところに小学校ということは、かつてはこのあたりにも住宅があったのだろう。しかし今は、想像もできない光景だ。そして、ここもやはり、閑散・・。試飲ができるので遠慮なくさせていただき、せっかくだからメロンワインを購入。次は、さらに山の頂上にある丁未風致公園へ。ここも、行ってビックリの壮大な高原公園であった。この大自然の中、この素晴らしい天気の中、やっぱり人は少ない。何という贅沢な空間だろうと、公園を一人(いや二人)じめという感じで散策する。行き会ったのは、二組の子供づれの家族と、一組の夫婦。孫たちを連れてきたら、思いっきり走り回って大喜びだろうと思う。その後は、「夕張鹿鳴館」と「黄色いハンカチ思い出広場」に行く。という感じで、夕張を存分に堪能した一日となった。観光で生き残ろうとした夕張の姿勢は、悪くはなかったのだろうと思う。少なくても、私たちは一日を夕張で楽しむことが出来た。今回はお風呂セットを準備していなかったので温泉には行かなかったけれど、それらを組み合わせたら、大人も子どもも十分楽しめる町だと思う。しかし、これほど観光客が少ないというのは、戦略的にどこかが決定的に欠けているのだろう。出会った夕張の人達は、とても温かかった。この人達が、元気でこの町で生活できるようにと思う。
2006年09月24日
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国旗国歌 臨時校長会で従来通りの指導求める 都教育庁 (毎日新聞) - 9月23日 東京都教育庁は22日、入学式や卒業式での国旗・国歌の強制を違憲とした東京地裁判決(21日)を受け、都内で都立学校の校長を対象にした臨時校長連絡会を開いた。都立高校や盲・ろう・養護学校の校長251人が出席し、同庁は、日の丸と君が代の指導について、今後も従来通りの方針で臨むことを説明した。 連絡会は非公開。同庁高等学校教育指導課によると、同庁側が控訴する方針を示したうえで、判決の内容を説明し「私どもの行政行為が何ら阻まれるものではないので、今まで通り、通達に基づいて国旗・国歌の指導を実施してほしい」と要請した。また、校長2人から質問があり▽「控訴審はどうするのか」との問いには「訴訟態勢を強化する」▽「(教職員への)職務命令をどう考えたらいいのか」との質問には「一向に変わらない」などと返答があったという。 同課の高野敬三課長は連絡会後「周年行事や卒業・入学式に向けて課題が出てくる場合、教育庁一丸となって支援していきたい」と話した。 ◇ 東京都の石原慎太郎知事は22日の定例会見で、東京地裁判決について「(裁判官は)都立高校の実態を見ているのかね。現場に行って見たほうがいい。乱れに乱れている」と疑問を呈し「子供たちの規律を取り戻すために、ある種の統一行動は必要。その一つが国歌、国旗に対する敬意だ」と指摘した。さらに「(学習)指導要領でやりなさいといわれていることを教師が行わない限り、義務を怠ったことになるから、注意、処分を受けるのは当たり前」と語り、指導徹底を打ち出した03年10月23日の都教委通達の意義を強調した。【木村健二】石原都知事ならこういうことになるだろうとは想像していたけど、このニュースを読んだ時には、失礼ながら思わず笑ってしまった。石原都知事は、裁判所の判断は無視してかまわないと考えているらしい。自分の出す職務命令に従わない奴は許さないが、裁判所の判決には従わなくてもいいんだということね。それに、高校生の乱れは国旗・国歌の強制などで正すことができるなんて、本当に思ってるの??本来「敬意」なんてものは、強制されて生じるものではないでしょう。強制や処罰によって育まれるのは、「面従腹背」の態度だけだと思うんですけどね。石原知事は、そんな教師を増やし、そのような都民を育てたいのでしょうか。念のために書いておきますが、児童・生徒にとって大切な卒業式や入学式をいくら主義主張が異なるからといって、乱暴狼藉で荒らすような教職員を許していいとは思ってません。起立しなかったとか歌わなかったと言って処分することは行き過ぎだと思うだけです。【追記】日記リンクしている秀0430さんがお書きになっている《国旗・国歌に対する「強要の論理」と「拒否の論理」》 は、私の思っていることを論理的に書いてくださっているような気がするので、ご紹介します。 (9月25日/記)
2006年09月23日
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国旗・国歌で起立・斉唱強制、都教委通達は違憲…地裁 東京都教育委員会が、入学式や卒業式で教職員が国旗に向かって起立し国歌斉唱するよう通達したのに対し、都立学校の教職員ら401人が都と都教委を相手取り、通達に従う義務がないことの確認や損害賠償を求めた訴訟の判決が21日、東京地裁であった。 難波孝一裁判長は、「通達や都教委の指導は、思想・良心の自由を保障した憲法に違反する」との違憲判断を示し、教職員に起立や国歌斉唱の義務はなく、処分もできないとする判決を言い渡した。また、慰謝料として1人当たり3万円の賠償を都に命じた。 都側は控訴する方針。 判決によると、都教委は2003年10月23日、都立学校の各校長に対し、入学式や卒業式などで国旗の掲揚と国歌の斉唱を適正に実施し、教職員が校長の職務命令に従わない場合は服務上の責任を問うとする通達を出した。 (読売新聞 9月21日)私は、「君が代」が好きか嫌いかは別にして、国歌で良いと思っている。そして、国歌である以上、式典などでそれが流れたりすることも良いと思うが、歌わなかったり起立しないからといって処分するのはどう考えても行き過ぎだと思う。「国旗・国歌法」を確認してみよう。(国旗) 第一条 1 国旗は、日章旗とする。 2 日章旗の制式は、別記第一のとおりとする。 (国歌) 第二条 1 国歌は、君が代とする。 2 君が代の歌詞及び楽曲は、別記第二のとおりとする。 これだけである。これが制定されるときに、政府も「強制するものではない」と言っていたはずだ。ただ、これに反対だからといって、児童生徒にとって大切な式典を壊すような行為をする教師がいたとするなら、それもまた、大人気ないと思っている。ちなみに私は、そのような場面では起立はするけれど、自分で歌うことまではしない。キリスト教会での結婚式などで、「アーメン」と十字を切らないのと同じことだ。他人に迷惑をかけない程度に、内心の自由は守りたいと思っている。もしも、起立をすることにどうしても抵抗があるなら、立たなくてもよいと思っているが、それへの管理者の対応は、本人が納得できるような説得と注意くらいでいいはずだと思う。人には、色々な考え方がある。思想的にも、色々な人がいる。みんな一色でなくてもよいではないかということを基本にしているのが、日本ではないのか。ならば、学校という場もそのようであっても良いだろう。だから、以前のように「組合の方針に右へ倣え」という態度も、いかがなものかと思っている。色々な人がいる中で何かを行うときの、最低限のマナーとの整合性に、先生たちは悩んでいただきたいと思う。自分の行動で子どもたちに何を伝えたいのかを、一番大切にして欲しい。
2006年09月22日
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内部告発で30年間干された串岡さん退職 (日刊スポーツ 9月20日) 運輸業界の闇カルテルを内部告発したとして、報復人事で約30年間、閑職に追いやられたトナミ運輸(富山県高岡市)社員串岡弘昭さん(60)が20日、定年退職した。 串岡さんは支援者らに「本当は好きな営業の仕事がしたかった。過去のつらかったことも、乗り越えてみればいい思い出になるのかもしれない」と話した。 串岡さんは普段と同じ午後5時半に退社。職場の外で待っていた支援者に「お疲れさまでした」と迎えられ、花束を手渡された。 最後の1日は、自分の席で長かった窓際族の生活を振り返ったという串岡さん。同社の経営陣からは何の言葉もなかったが、若い社員からは拍手で見送られたという。 「寂しい思いもあるが、やるべきことはやった。明日から、少しのんびりします」と笑顔を見せた。《関連記事》"窓際30年”男性が勝訴串岡弘昭氏の闘い ただただ、その強さに脱帽。このような人の闘いによって、立場の弱い人達の権利が法律で認められてきた歴史があるのだろうな。とても重いものを感じる。
2006年09月21日
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自民党総裁に安倍氏 麻生、谷垣氏に大勝 共同通信 9月20日 (水)16:30 〔安倍氏464票、麻生氏136票、谷垣氏102票〕 ということです。「初の戦後生まれ総裁、理想の炎継ぐ」と安倍新総裁 読売新聞 9月20日 (水) 15:22「美しい日本」とか「理想の炎」とか、一般論としてこのような言葉を使う人は好きではない。しかし、決まったものは仕方がない。一日も早く、私たちがこの人を支持するか否かを意思表示できる機会を作ってください。
2006年09月20日
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日記リンクしている「シャルドネさんの日記」で、アメリカの「遺伝子組み換え大豆」について知った。米国産遺伝子組み換え大豆、作付けの9割に 世界最大の大豆、トウモロコシ産地である米国で遺伝子組み換え作物の作付比率が上昇している。大豆は9割に迫り、トウモロコシも6割を上回った。農作業が省力化できるほか収穫量も上がるため、農家が次々と切り替えた。日本では消費者の抵抗が強く、中小食品メーカーを中心に原料の調達先を米国以外に拡大している。 米産の大豆とトウモロコシは9月後半から11月に収穫期を迎える。米農務省のまとめでは今年の大豆の作付面積約3031万ヘクタールのうち89%が遺伝子組み換え品。6年前(54%)に比べ21ポイント増えた。トウモロコシも25%から61%へと36ポイント拡大した。詳しくはシャルドネさんの日記をご覧いただきたいが、それを読んでいて、私もゾッとした。私には、遺伝子組み換え食品の是非について論評する知識も理解力もない。しかし、近年は「バイオテクノロジー」が最先端の夢の技術かのようなもてはやされぶりで、北海道の企業誘致や、大学や専門学校の注目学科のように見聞きすることがある。だから、ピン・ポイント的に「遺伝子組み換え食品反対」とは聞こえても、実は知らないうちに、私たちの周囲に浸透しているのではないかと感じていた。すべてが危ないものであるとまでは、私も思わない。しかし、シャルドネさんが指摘されているようなことも、十分予想されることだと思う。なぜ、生産者が遺伝子組み換え作物に飛びつくのか。手間がかからず生産性が上がるし、その分低価格となり、儲けられる食品だからだ。そして、それを消費者が喜んで食べるのはどうしてなのか。もちろん、低価格だからだ。植物でも動物でも生き物を育てるのは、手間がかかるものだ。その手間を省いたら、どこかでしっぺ返しがくると思った方が間違いはない。しっぺ返しが自分にくるだけならまだしも、無関係の人達まで巻き込むのが現代社会だ。私などは、遺伝子組み換え食品を食べて免疫力が低下したからといって、もうどうでも良いとも言える。しかし、そう言って私が、安価な食品を考えなしに食べていたら、その影響は孫子の代にまで及ぶかもしれない。今までは、目に付いた時には避ける程度だったが、これからはしっかり確認して納豆を買うようにしよう。《参考》バイオテクノロジーQ&A論文(遺伝子組み換え情報室)
2006年09月20日
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最近の台風は、怖い<台風13号>延岡の竜巻、15分で6キロ走り市街地を破壊 (毎日新聞) - 9月19日テレビで被害地域の映像を見たが、その猛威には驚くしかない。あれほどの被害で、死者が出なかったのが不思議なくらい。周辺の人達は、どれほど怖かったことだろう。台風13号、死者・不明10人…北海道に上陸の恐れ (読売新聞) - 9月19日台風が来る季節は、「収穫の秋」。各地で、収穫間近の果物類の被害が多いことだろう。実は、長男は「ワイン用ブドウ農場」で働いている。今はただ、台風の勢力が弱まり、願わくば息子の農場は避けて行って欲しいと祈るばかり。(多くの被害を受けている地域を無視した、勝手な願いだと自覚はしているのですが・・)さっさと、日本海沿いに北に抜けていってください。
2006年09月19日
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昨日、夜回り先生こと水谷修氏の講演会を聞く。会場は、当然だろうけれど満員状態。私は、彼の本は何冊も読んでいるし、彼のやっていることについては心から尊敬しているので、直接講演を聴くことをとても楽しみにしていた。・・で、感想は・・。うーん、さすが講演慣れしている。プロの講演師だというのだろうか・・。きっと、若者たちや感激屋のタイプは感動するのだろうと思う。ちょっとひねてしまっている私は、そんなことを思ってしまったけれど、水谷さんの若者たちに寄り添いながら、日々努力を重ねている姿には、やはり尊敬するばかりだ。私は「夜の世界」との出会いは今までないけれど、私が出会っている人達との関わりを大切にしてゆこうと、あらためて思う。終了後、久しぶりに友人と話をする。日々、様々な課題を持つ子どもたちや親たちと接する仕事をしている彼女の話は、水谷さんの話同様、いや身近であるだけにもっと感じることが多い。水谷さんのような姿勢の先生たちも多いと思うが、とても考えられないような先生も現実にはいる。昔から、「担任のあたりはずれ」はあったけれど、最近の「はずれ」は、昔よりも悲惨かもしれない。私は、できる限り子どもが沢山の大人と直接関わるような仕組みをつくり、当たり外れの影響が薄まるような工夫が必要だと思っている。人間社会には、色々な人がいる。すばらしい人、反面教師として有効な人、明るい人、暗い人、色々な人がいて生きている。みんな凸凹があっていいんだと体感できることが、成長しつつある子どもには大切なことだと思う。私も、凸凹な大人として、可能な限り子どもたちや若者たちと出会おうと思う。お盆から気になっていて、昨夜確認して友人と大笑いしたこと。それは、我が家のお墓と彼女の家のお墓が隣同士だったこと。彼女は、今のところ私が一番心を許して何でも話せる「親友」なのだが、お墓が隣り合っていることは、今年のお盆に初めて気付いた。お墓を建ててから二十年近くたつのに、お墓参りで顔を合わせたことがなかった。(彼女と知り合ってからは、まだ八年くらい)彼女は、前世から友達だったような気がする人なのだが、入るお墓もお隣という縁であったか・・。彼女は、婚家のお墓に入るということがちょっと心に引っ掛かりがあると言っていたのだが、昨日、お墓が私と隣り合っていると知って大笑いをしながら、「あー、安心した。私、喜んであのお墓に入るよ」と言った。もちろん、私も同じ気持ちである。「どっちが先に死んでも、なんだか安心できるね」なんて言い合った。私たちは、宿縁の友のようである。
2006年09月17日
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一応、記録のために書いておく。オウム・松本被告、死刑が確定…特別抗告を棄却 (読売新聞 2006年9月15日)やむを得ないとも思うが、どこから見てもスッキリしない結果だ。<竹中総務相>議員辞職表明…「安倍政権」居場所なく (毎日新聞9月15日)竹中氏退場で問われる安倍氏の経済政策、海外勢に懸念も (ロイター 9月15日)小泉政権での経済政策の是非は私にはよくわからないが、竹中氏によって理論武装できたことは確かだろう。次期首相は安部氏に決定したかのようだけれど、時期政権において、政策の背骨となる理論武装ができる人材がいるのだろうか。竹中氏って、やはり経済界では影響力があったのね・・。それはともかく、私は竹中氏が議員を辞職することは納得できる。もともと、閣僚としての身分を固めるために議員になったのだろうし、ここで辞職するというのを無責任と批判するなら、「客寄せパンダ」としておよそ政治について真剣に考えたことがないように思える人を、党の候補者として引き抜こうとしている政党の無責任さはどうなんだと言いたい。ローマ法王発言に謝罪要求広がる 〔AFP=時事 2006年 9月15日)あーあ、言っちゃったのね。思慮のない方だ・・。
2006年09月16日
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朝のテレビドラマは、時計代わりにいつも見ている。現在放送中の「純情きらり」も、特別のことがない限り見ている。途中経過の中では「どこが純情?」「誰の純情?」と思うこともあるが、時代が戦争前後ということで、私は、かつて出会った「遺族会のおばあちゃんたち」を思い浮かべることも多い。この展開を、若い人達はどう考えたり感じたりするのだろうかと、他のブログも結構拝見している。その中で目に付くのは、桜子が達彦さんの生死がわからない時、冬吾さんに心引かれ、達彦が復員すると何事もなかったように彼を愛することへの違和感。現代の女性も、思いのほか純情なのだなと感心したりする。私は、そういうこともあるだろう・・と思いながら見ている。結婚式をしただけで、あるいは沢山の子どもがいるのに夫が出征し、自分が生きるために、あるいは子どもを守るために、誰かの世話になったり、時には、夫の兄弟と結婚したりした女性は多いはずだ。遺族会の旅行などで、そんな人達の話を聞くたびに、戦争とは本当にむごいものだと思った。ある人は、達彦さん同様、夫の戦死の公報もないままに何年か過ぎ、農家であった家と子どもたちのために、親族の勧めに従って夫の弟と結婚し、その後に夫が復員したという例。こればかりは、色々と想像すると今でも胸苦しくなる。そのご主人は、結局別に所帯を持ったということだったが、それぞれどんなに苦しかったことだろう。死んでも地獄、生きても地獄だな・・と思ったものだった。昨夜、たまたまBSハイビジョン特集「日中戦争~兵士は戦場で何を見たのか~」を見た。本来は「不拡大方針」だったにも関わらず、軍部の勝手な判断で宣戦布告もせずになし崩し的に中国を侵略し、政府はこれを追認。南京に侵攻した後の日本軍の行為は、「虐殺」と言わずして何であろう。90歳を超えた元兵士は、その時のことをこれまで言うことができなかったという。「この世の置き土産として、言わなくてはならないと思った」というようなことをおっしゃっていたが、何も言えぬままに亡くなっていった元兵士がいかに沢山いらっしゃることだろう。自分が生きるためには、敵を殺さなくてはならない。戦闘のなかでならまだしも、抵抗できない民間人(かもしれない)中国人を殺すことは、いかに戦時中とは言え、釈然とはしていなかったようだ。公式記録では、南京事件での中国人の死者は(ちょっと記憶があいまいだけれど)7000人くらいとか。それだけでも十分に虐殺行為と言えるだろう。多かれ少なかれ、命からがら復員した人達は、そのような辛い記憶と戦いながら戦後を生きたはずだ。死ぬまで語ることができなかった人、自分の行為を「正当」と思うことで生きた人。それぞれの体験や性格などで乗り越え方は違うだろうが、人によっては乗り越えられずに苦しみ続けた人もいたのではないだろうか。そのような父親たちに、私たちの世代は育てられた。達彦と桜子は結婚し子どもを育てるのだろうが、それがまさに団塊の世代である。
2006年09月15日
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「存続できること教えて」 吉永小百合さん、知事に手紙 夕張の「北の零年」セット 北海道新聞2006/09/15 吉永さんからの手紙は、「夕張観光ボランティア・ガイド友の会」代表からの窮状の訴えに応えたもののようだが、それでもお忙しい吉永さんが便箋4枚に直筆で書いてくださったことは、本当に心が温まる思いがする。15年近く続けてきた「ゆうばり国際映画祭」も、夕張市の財政破綻で中止になろうとしているが、このニュースが流れた時に、複数の映画関係者が「存続すべきだ」とは言っても、自ら何か協力しようというようなコメントがなかったことに、私は少しばかり失望していた。(本当は言っていたのにニュースにならなかったとしたら、メディアの責任です)現在の夕張市の状態では、行政の支援が困難なことは当然だし、「市民の力で・・」なんて言ったって、その夕張市民が1万5千人にも満たないのだ。みんな自分の生活を守ることで精一杯の中を、自分の町の未来と活性化のために必死に頑張ってきたのだと思う。これ以上、夕張市の皆さんに「自ら頑張れ!」とは、無責任な外野席の言葉ではないかと思っていた。だから、この映画祭に招かれたりしてきた方たちから、少しでも応援があったなら、今までこの映画祭の開催のために頑張ってきた人達を、どれほど勇気付けるだろうかとも。そんな思いがあったので、吉永小百合さんの手紙のニュースには、本当にありがたく嬉しかった。吉永小百合さん、本当にありがとうございました。
2006年09月15日
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<植草客員教授>今度は女子高生の体触り現行犯逮捕 (毎日新聞) - 9月14日これでは、以前の手鏡事件を「無実潔白だ」と主張していたのも、説得力が無い。・・これは、一種の病気かも・・。小学生校内暴力は3年連続増=「対教師」増える-05年度指導問題調査・文科省 (時事通信) - 9月13日「教師への暴力」が増加していることは、子どもや親のしつけが悪いと言ってすむ話ではないだろう。私たちが誰かに対して「キレル」時には、それまでの伏線があるか、相当にストレスがたまっているかと考えるのが自然ではないのか。「うやむやにはさせない」=秋田県公安委に苦情申し出-連続児童殺害で豪憲君の父 (時事通信) - 9月14日その通りだ。豪憲君のお父さん、頑張って!!【追記】「事件は警察のでっち上げ」=痴漢で逮捕の植草教授 (時事通信 9月15日)植草教授は「警察のでっちあげ」と主張しているらしいが、ということはその女子高生は警察のおとりだったと主張しているのだろうか。警察に対する信頼感はあまりないのだけれど、そこまでやるのかと疑問に思う。
2006年09月14日
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命名の儀 秋篠宮ご長男、悠仁(ひさひと)さまに (毎日新聞) - 9月13日親が我が子に願うのはただひとつ、「幸せな人生であってほしい」。人によって違うかもしれないが、基本はそうだろう。ニュース記事によると、秋篠宮ご夫妻は「ゆったりとした気持ちで、長く久しく人生を歩んでいく」ことを願って命名されたという。ご両親の願いのとおり、ゆったりとした気持ちで、のびのびと成長していただきたいと私も思う。でも、皇室典範が現在のままだと、そんなわけにもいきますまい。私は、今回の男子(お世継ぎ)誕生での人々の反応に、本当に不思議な感じがした。私は天皇家の人達が嫌いではないし、今上天皇、次の天皇になられる皇太子殿下が天皇であるならば、天皇制度も「国の象徴」として良いと思っている。しかし、「天皇は男系男子でなくてはダメ」「女性天皇はダメ」などと規定されたり、そのために兄弟の仲が微妙にギクシャクするような経過をたどるなら、「そんな天皇制が象徴なんてイヤ!」と思っている。日本の家族関係の崩壊の象徴になるなんて、ブラックジョークになってしまう。伝統を守るのは意味のあることだと思うし、そのための努力も必要。しかし、そのことによって現在生きている人間が犠牲になることはない。天皇家のみなさんが、穏やかな笑顔で仲睦まじくされている姿に、私たちは心を癒されたり、伝統や育ちで培われた人徳や品位を感じて、「日本の国の象徴」として、他国に誇れるのだと思う。愛子ちゃんも悠仁ちゃんも、仲良くすくすくと育っていただきたい。それぞれのご両親が、この子達の未来に心を痛めることがないようにと願う。
2006年09月13日
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息子や妹家族が来てからは慌ただしく、なかなか日記を書けずにいた。ということで、まとめて「日記メモ」を書いておく。9月9日(土)東京に住む次男が、「最近、円山動物園が人気上昇中のようだよ」というので、久しぶりにみんなで円山動物園に行く。旭山動物園(旭川)人気に発奮したのか、随所に工夫が感じられる。大人だけで動物園に行ったのは初めてだが、ゆっくりと説明を読んだり、動物たちの動きを見ることができて、予想以上に面白かった。旭山動物園よりはずっと園内が広く、それぞれの動物館もゆったりしている感じだ。旭山動物園は来館者が多いせいか、なんだか落ち着かなかったので、久しぶりに動物園を堪能したという気がする。結局、四時間以上もうろうろしていたので、結構疲れた。9月10日(日)長男家族の住む空知地方の町へ、実家も含めて全員で行く。この日は、長男の町の物産展のようなイベントがあり、息子もそのスタッフであった。過疎化の進む小さな町では、(親がいうのもなんだが)息子のような若者は貴重な存在だろう。空模様が心配だったけれど、何とか雨も降らずに済んだようで、きっと関東方面から来た人達が「晴れ男女」だったのだろう。9月11日(月)お昼過ぎに妹家族が、夕方に次男が、それぞれ千歳空港を飛び立つ。過ぎてしまえばあっという間に過ぎたけれど、忙しくも楽しい数日だった。夜は、某会の例会。こちらは、悩み多き人達が色々と話をする場で、私は世話人という立場。家族というものは、楽しさや喜びは二倍になるけれど、苦しみや切なさも二倍になってしまう。会が終了後、肌寒くなった街灯の下で、一人の青年と少し話す。心優しい人は、人の悩みも自分で抱え込んでしまうことが多い。「家族といえども、自分の努力で何とかできることとできないことがある。 自分の問題と、他の人の問題とは整理して、できないことまで抱えちゃダメよ」と話す。私としては、ただただ彼の肩の荷を少しでも軽くしてあげたいという一心の言葉だったのだが、彼は暗がりの中でもハッとした表情になり、「あ、そうですね。本当にそうですね」と何度も頷いた。彼の家族が、心から笑いあいながら、動物園で遊ぶような日が来ることを心から祈る。9月12日(火)妹家族が来ていたのでできなかった、実家の畑の「芋掘り」と「蕎麦刈り」に汗を流す。老いた両親と、隣の家のおばさん(70代後半)と、私が作業員。というわけで、秋晴れの暑い一日、老人たちに負けてはならじと頑張りました。でも、実に疲れた一日。おかげて、本日はあちこちが筋肉痛です。
2006年09月13日
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本州に住んでいる妹家族が、久しぶりに北海道に里帰り。それに合わせて、東京で気ままな暮らしをしている次男も帰省。というわけで、夕方から実家で久しぶりのバーベキュー。私は、午前中は葬儀に参列し、午後からは複数のお店を回って食材の調達。家族(親族)というものは不思議なもので、何年も会っていなくても、再会した10分後にはかつての関係のままに、昨日会ったばかりのような自然な会話が弾んでいる。「バーベキュー」とは書いたが、北海道では一般的に「ジンギスカンやろう!」ということになる。欠かせないのは「ラム・マトン類」であるけれど、我が家ではそれに加えて「秋刀魚、イカ、鮭、ツブ」などの魚介類や、実家の畑で作っている「トウモロコシ、ナス、ジャガイモ、カボチャ」などの野菜類、お気に入りの肉屋さんの「カルビ、レバー、ホルモン」なども用意。炭を熾し、椅子やテーブルなどを庭先に並べ、豆電球(お祭りなどで使われる、赤・青・黄の電球列)の準備をするのは男達である。数日寒い日が続いていたのだが、この日はまさに「ジンギスカンにはこの日しかない」というような気温で、日が落ちても全く寒くはなくて、豆電球のにぎやかな明かりの下で、甥や姪、息子たちのそれぞれの武勇伝や失敗談で花が咲く。甥・姪と我が家の息子たちは、小さい頃は兄弟のように遊んでいたので、昔話などにも花が咲いた。父や母も、そんな孫たちの姿に心から嬉しそう。私の長男家族が、長男の仕事のために来ることができなかったのが少し残念であるが、現在は五ヶ所に別れて暮らしている者たちが集合するというのは、冠婚葬祭でもない限り無理な話。亡くなったMさんのことを時折思い出しながら、今、命があって、みんなが笑顔で談笑できる幸せを感じていた。
2006年09月08日
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日本中が祝賀ムードで沸き立っている頃、「またいとこ」の一人が亡くなっていた。昨夕、それを知って本当に驚き、とるものもとりあえずお悔やみに行った。彼女Mさんは、私の母方の遠縁(私の従兄弟の娘)にあたる。だから、小さい頃は私の実家にやってくる彼女と遊んだこともある。フランス人形のように可愛い顔で、ブスの私はいつも比較されているような気がして、可愛い顔立ちで生まれた彼女を羨ましく思っていた。しかし、彼女は5歳も年下なので、可愛い妹のような気もしていたと思う。しかし、「美人薄命」は彼女にも当てはまってしまった。春先に急に具合が悪くなり、病院で検査をした時にはすでに手遅れ。「癌」が全身に転移していたのだという。それを知った彼女は、「決して誰にも言わないで」と家族に頼んだのだという。彼女の母親もまた、癌に気付いたときには手遅れで、数ヶ月でこの世を去った。その母親を看病した体験から、彼女は覚悟して静かにこの世を去ることを選んだのかもしれない。何しろ私の方は、彼女のご遺体を前にして気持ちの整理がつかず、問わず語りにご主人がお話しするのを聞くだけだったので、詳しい経過はそれ以上はわからない。静かに目を閉じている彼女の顔はそれほとやつれてもおらず、生前の通りに端正で美しかった。ただ、いつも長い髪が風になびいていたり、くるりと無造作にまとめたりしていたのだが、治療のためなのか、入院生活を少しでも快適にするためなのか、今まで見たことのないショートカットなのに胸を衝かれた。できれば、あの長い髪のままでいたかっただろうな・・と思った。自分の命が刻々と刻まれてゆくのを、よく耐えたと思う。「本当に最後まで気丈でした」とご主人は言っていた。本当に偉かったね。よく、頑張ったね。あなたの姿を見てきたご主人も、大切な子どもたちも大丈夫。あなたの姿にいつも励まされながら、生きてゆくことでしょう。そして私も、そんなあなたのことを思い出しながら、できるだけ凛とした生き方をしたいと思います。あちらの世界で迎えてくれたお母さん、おばあちゃん、おじいちゃん達と、今頃は何か語り合っているのでしょうか。数年前に亡くなったおばあちゃんは、「こんなに早く来ることなかったのに」と言っているかもしれないね。いつか私もそちらの世界に行った時には、また昔話でもしましょうね。ご冥福をお祈りします。
2006年09月07日
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20ミリ機関砲10発誤射、海自艇から陸へ…青森 (読売新聞 2006年9月6日1時)とんでもない話だ。全国津々浦々、公務員の使命感や危機意識は低下しているようだが、こんなことではいよいよ先が思いやられる。慶事でこのニュースの扱いが少なくなって、青森の海上自衛隊は東京に向かって手を合わせているのでは?
2006年09月06日
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<秋篠宮妃紀子さま>男児ご出産 41年ぶり皇位継承資格者 (毎日新聞) - 9月6日9時8分まずは、無事にご出産されたことはおめでたいこと。紀子様や秋篠宮殿下をはじめ皇室の方々、そして病院や宮内庁などの関係者は、どれほど安堵されていることだろう。これからしばらくは、日本中のメディアはこのニュース一色となることだろう。国民にとって重要なことが、この慶事の影に隠されることがないように祈る。
2006年09月06日
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こんなことを書いたら世のお父さんお母さんを不安にさせるかもしれないが、子どもが親に対してキレルことは、よくあることだと思う。私だって親の監督下にあった時代は、親(主に母)の言葉に心の中で「プチン!」と音がしたことは何度もあったし、私の息子たちだって、私の言動に「カチン! プチン!」は日常茶飯事だったと思う。それでも私は親を殺めなかったし、私が息子に恐怖を感じたこともなかったと思う。それはどうしてだったのか、単に運が良かっただけなのか・・・。学校に行っている子どもたちにとって、親の言葉で一番「ムカツク」のは、多分「勉強しなさい」だろう。学校に行くようになってからは、子どもは成績のことなどで常に評価され続けている。成績を一番気にしているのは、子ども自身であろう。気にしているからこそ気にしない顔をしたり無視したりするのに、そんな気持ちには全く無頓着に、追い討ちをかけるように背後から容赦なくバッサリでは、防衛反応として一太刀切り付けたくなるではないか。その一太刀が「完全無視」なのか、「言葉」なのか、「暴力」なのか。それは、子どもの性格やその他の場面での親の態度などで異なるだろう。子どもは、特に何かの気質的な障害がなければ、結構忍耐強いものだと私は思っている。だから、多分、「無視や態度での反抗」→「言葉での反抗」→「行為での反抗」という過程をたどるのではないか。「態度での反抗」の時の親の反応は、「親に向かってその態度は何!」という叱責。「言葉の反抗」も然り。態度や言葉での反抗に対しては、親は全く危険を感じたりはしないものだ。この場合の「危険」は、もちろん親自身の危険という意味だ。本当は、そのようなサインで「子どもの内部に起きている危機(危険)」を感じなくてはならないだろうが、親は自分が痛い思いをしなければ気付かない「未熟者」である場合が多い。だから多分、色々な事件が起きた時の、どんな評論家や教育学者の言葉も、自分自身の問題としてはなかなか気付くことができないのではないだろうか。難しいことはさておき、子どもが切れるきっかけになることが多い、「勉強しなさい」「なんでこんな成績なの」などという勉強や成績に関する言葉は、禁句にしてはどうか。親がこれらの言葉を口にしなくなるだけで、子どものストレスは随分軽減するだろう。繰り返すが、親があらためて言わなくても、成績を気にせざるを得ない状況は十分にある。自分で本当に「まずい」と思ったら子どもは自ら動き出すし、「勉強は苦手だ」という子は、それを気にせず図太く生きる術を身につけてゆくだろう。「勉強しなさい」と言いたくなる時、自分の胸に手を当てて思い出してみよう。自分自身は、親のその言葉で勉強するようになっただろうかと。もしも親の言葉でやる気になったとしたら、それはどんな言葉だったのだろうかと。少なくても私は、親が成績のことを言う時はとてもイヤだった。私は小学校の頃は成績が良いほうだったので(それは、友達と遊ぶよりも本を読んでいるほうが好きだったから)勝手に期待してしまった母は、中学→高校と成績が悪くなったことを、結構責められた。私は勉強が好きだったわけではなく読書が好きなだけだったのに、成績が落ちてくると「くだらない本ばっかり読んで」と叱責した。だから一層、勉強は嫌いになった。なのに母は、自分の言葉が私には逆効果だとは全く気付いてはいないようだった。それでも、私も親になったら「親ばか」になり、多少は「勉強しなさい」とは言ったと思う。しかし、幸いなことに自分の不快な体験は覚えていたので、勉強のことや成績のことを口にするときにはブレーキになったと思う。(ブレーキのかかる要因は他にもあったが、今日はそれには触れない)親や教師が子どもに恐怖を感じるようになるのは、かなり鬱憤が蓄積されている時だろう。「いい子が突然・・・」なんて、鈍感な人の言い訳だと思う。
2006年09月05日
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まずは、こんなことが起きないようにしてほしい。憲法や教育基本法などはなく、現刑法でしっかり取り締まって罰するのが先だろう。岐阜県裏金問題 (岐阜新聞特集)岐阜県だけの特殊な事例だとは、誰も思わないだろう。北海道警察の裏金問題 (北海道新聞HP)これは、全容が解明されたわけではない。裏金の一部が、内部告発で否定できなくなった分だけ警察がやむを得ず認めたというだけ。道警から裏金やそれに類する隠し事がなくなったかどうかは、限りなくクロと思う。これに限らず、警察の不祥事は後を絶たず、組織体質が醜悪に腐ってると感じる。不正採用で呉市議会議長宅を捜索 (中国新聞 '06/9/3)こんなことは少なくなったのかと思っていたけど、地域によってはその体質は健在なのか。大阪拘置所汚職、組員ら数人から礼金…たかり日常化 (読売新聞) - 9月2日これも、この拘置所だけの話だろうか。受注企業に天下り集中 F2開発の防衛庁幹部 (朝日 09月03日)「天下り」の根は日本の隅々にまで張り巡らされていて、根絶は困難だと思う。しかし、それを放置しておくことは諸悪の根源だろう。これらのことをそのままにして「美しい国を」なんて、噴飯ものだと思うけど。
2006年09月04日
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ふと気付くと、もう9月。暑い暑いとぼやいていたのはちょっと前のことだったが、今では朝夕はめっきりと涼しくなり、時には「寒いなー」なんて感じたりもして・・。うかうかしているうちに、秋が過ぎて冬が来て、一年が過ぎるわけだ。日曜日の午後、爽やかな空気に誘われて、夫と二人で隣町までサイクリング。快調な走りに気を良くして、何と40キロも走ってしまった。私にとっては、一日に走った最長距離。でも、この40キロという距離、途中で休憩をしたといえども、多分、実質3時間以上はかかっている。マラソンのトップランナーのスピードって、本当に信じられない。(9月4日/記)
2006年09月03日
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夫の甥の長女の結婚式に夫婦で参列。新婦にとっては「父親の叔父夫婦」である私達は「少し遠い親戚」なのだろうけれど、私達の感覚では「姪の結婚」のようなものである。新郎新婦は「職場結婚」。結構長い時間をかけて付き合ってきたらしい。職場結婚なら上司が仲人というのが少し前までの常識だったと思うが、今は様変わりしているようで、仲人のいない披露宴であった。二人で色々と知恵を絞って準備してきた披露宴のようで、落ち着いた雰囲気であった。新婦の誕生の時からずっとその成長を見ていたが、彼女が就職して親元を離れてから、この何年かは会っていなかったので、いつの間にかこんなに大人になっていたのかと驚いた。これからも共働きで頑張るらしいが、二人で助け合って温かい家庭を築いていってほしい。久しぶりの結婚式に出て、「世相の反映かな・・」と感じたことは、来賓や友人達のお祝いのスピーチが、けっこう具体的なアドバイスであったこと。以前なら、おめでたい席には耳障りの良い当たり障りのない言葉が並んだと思うが、最近は結婚しても別れる夫婦が増えているからなのかも。具体的な内容を正確に覚えていないのだが、この結婚を覚悟を持って全うして欲しいという言葉が多かったように思う。私がそんな風に感じたのもまた、今までの体験からかもしれない。実は、夫の親戚関係の結婚式には何度も出たが、(夫は兄弟が多いため)離婚して二度目の結婚式に出席したのが2ケース。離婚したまま独身状態が一人。三人とも30代である。それぞれ、最初の結婚式の時はみんな幸せ一杯の様子だったし、数年後に悲しい別れになると誰も想像していなかった。結婚式の時にそんなことを思う私は嫌なおばさんなのかもしれないが、ついついそんなことを考えながら二人の様子を見てしまった。それでちょっと気になったのが、「幸せ一杯」という嬉しそうな笑顔の新婦と、「クールで落ち着いている」といえばそうなのだけと、あまり笑顔のない新郎の表情の差。心のどこかで、少しばかり心配になった。ここまで書いて、ふと思った。あのスピーチが多少厳しかったのは、何かあるのかも・・。私の老婆心であることを祈る。それはそれとして、久しぶりに会う親戚も多くて、小さかった子供達がいつのまにか美しい女性や青年となっていて、自分の年齢をあらためて実感してしまった。最近は黒い服ばかりの席に出ることが多くなってしまったので、華やかな場所に出るとそれだけで心が明るくなる。
2006年09月02日
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神戸で中1男子が飛び降り自殺、宿題終わらず悩む? (読売新聞) - 9月1日宿題をしていなかったことが、そんなに苦しいことだったのか・・。もしもそれで悩んでいたとしても、彼の苦しみはそれが原因ではないはず。一番大きな問題は、そんなことで追い詰められるような気持ちにさせる大人の雰囲気だ。(宿題をやっていないのがそんなに悪いこと? 評価が下がったとしてもそれで本人が「しまった!」と反省すればよいだけのこと。宿題をやらなくてもいいとは言わないが、やらない子は悪い子と感じさせるのは間違っている)この学校では、また全校集会で「命を大切に」と校長先生が言うのだろうか。とても虚しい。<薬害エイズ>事件後に旧厚生省幹部39人が天下り (毎日新聞) - 9月1日驚きはしないけれど、この体質にはただただ呆れる。官僚の辞書には「反省」という言葉はないようだ石川県警の8人、捜査で知り合った男性に口座名義貸し (読売新聞) - 9月1日「謝礼も違法行為もない」なんて、誰が信じるの。警察の腐り方もひどい。警察の辞書には、「正義、モラル」という言葉はないようだ。根室漁船銃撃 弾痕18カ所以上 船体に確認 生命の危険認識か 北海道新聞 2006/09/01威嚇射撃って、こんなに撃つの? 「流れ弾に当たった」なんてレベルじゃないでしょ。もっと心温まるニュースはないのだろうか
2006年09月01日
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