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先週から、息子のぶどう畑での作業の手伝いに行き始めた。一週間前には、まだ畑の一部に雪が残っていたが、昨日はすっかり雪も消え、ふきのとうの黄色が目に鮮やかにしみる。昨日は曇り空で時々小雨交じりの天気で、しっかりと防寒装備での作業ではあったが、気紛れに太陽が顔を覗かせたりすると、空気がふわーっと暖かく感じる。本当に太陽の力は偉大である。昨日の作業は、今年苗を植え付ける場所の測量と、苗を植える場所の目印を割箸で刺してゆく作業。と書いても、経験した事のない人には何が何だかという感じだろうが、まあ詳しく書くのも面倒なのでお許しください。作業の合間に周囲の風景に目をやると、木々の芽吹きが始まっているのを実感する。2メートル近い雪に押しつぶされていたぶどうの枝にも、まだ堅いけれど芽ぶきの兆しが見える。タンポポなどの雑草も、すでに葉を広げ始めている。その陰には、私にはよくわからない小さな虫もうごめいているし、所々に多分ハエの一種のケバエの幼虫コロニーもあったりする。実はこのケバエ、一昨年に大発生したのだが、不思議なことに昨年はさほどでもなかった。これは、葡萄に悪さはしないらしいが、何しろ幼虫がうじゃうじゃしているのは気持ちが悪いし、成虫になって大量に飛び回ると、これも気持ちが悪いものだ。あまり大量発生しなければいいのだけれど。今のところ、今年はウサギやエゾシカに若木を齧られているものは例年よりは少ないけれど、シカやウサギの糞はあちこちに散見される。去年あたりから、畑周辺にはアライグマも出没するようになり、戦う相手がまた増えた。自然相手の仕事は、人間以外の生物との攻防戦なのである。(虫や病原菌なども生物だから)そんな話をしながら、息子に「今年はたくさん収穫できればいいね。自然相手の仕事は、いくら頑張ってもどうにもならないところがあるから大変だ」と言うと、「でも、人間相手と違ってストレスは少ないよ。天候や病害虫被害は、自分の責任の範囲を超えることがあるし、自分がダメだからとあまり思わなくてすむ」。なるほどねえ。そうかもしれない。いずれにせよ、私たちも自然の一部だし、この地球上に生きている生物たちと仲良くしなくちゃだめなんだと実感できる時間が多いことは、悪いことではないですね。そんな意味でも、農林水産業が身近にあって、その恩恵を感じられるような国でなくてはならないと思います。
2013年04月30日
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「イスラムはけんかばかり」猪瀬知事、NYで発言 IOCが注意喚起2013.4.29 22:36 (1/2ページ)猪瀬知事:「真意伝わらず残念」 トルコ批判を疑われ 毎日新聞 2013年04月29日 23時31分猪瀬知事の真意って何なのか、それをちゃんと伝えなきゃだめでしょ。 言葉を扱う仕事もしている人にしては、不用意で不十分すぎます。 (まあ本音は、「喧嘩ばかりしているイスラム圏より、日本の方がずっといいよということで間違いないでしょうし、それが真意としか言いようがないからこんな言い訳しか出来ないんでしょう) いずれにせよ、このような場面で誤解を招くような言い方をしたわけで、東京オリンピックにはレッドカードが出たようなものですね。もともと私は、東京オリンピック誘致には批判的な立場だし、まだ開催したことのないトルコがいいのではないかと思っているので、猪瀬知事の墓穴掘りは、日本人としてちょっと恥ずかしいだけですが。
2013年04月30日
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大津市立中学校におけるいじめに関する、第三者調査委員会の調査報告書の全文が公開されていました。大津市立中学校におけるいじめに関する第三者調査委員会調査報告書の全編の掲載についてもちろん、プライバシー保護等のため一部は黒塗りとなっていますが、十分に内容はわかるものです。第二部「事後対応」と第三部「提言」は、日本中の教育行政や学校関係者、親や子ども達、マスコミや一般市民など、誰にも何らかの関係のあるものだと思うので、ぜひ多くの人たちに読んでいただき、それぞれの立場で考えあいたいと思います。そのことによって、今後もこのような悲しいことが起きないようにと願いつつ…。
2013年04月15日
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以前の楽天ブログで「お気に入りサイト」に入れて、時々見ていた天木氏のブログ。しばらく見ていなかったのだが、北朝鮮のことなどではどのように考えていらっしゃるのかと探してみた。「北朝鮮のミサイル発射を読み解く」 2013年4月10日天木氏の考えでは、「北朝鮮の目的はあくまでも米国に対し、北朝鮮の体制を認め、北朝鮮を攻撃しないという保証を取り付けることにある。」そして、「軍の突き上げでミサイル発射を停止できないとか、自らの地位が不安定だから国民の手前強硬姿勢を取らざるを得ないなどという説がまことしやかに語られるが私はそうではないと思う。」と書かれている。連日のようにテレビで北朝鮮に詳しいと言われる人たちがあれこれ論評しているようだが、このように言っているのを、私はあまり聞いていないような気がする。誰の読みが正しいのか私にはわからないが、北朝鮮の戦略が奏功するのは嫌だ。しかし、暴発して巻き込まれるのはもっと嫌だ。このままの北朝鮮の体制が温存されることも、また嫌だ。いったいどうしたら良いのか、誰か良い知恵を持ってはいないのか?天木氏は、同じ日に次の記事を書いている。「このままでは日本は米国(IAEA)の管理国家になるおそれがある」これは、私には納得できる論評である。オリンピック誘致なんてこと、やってる場合じゃないんじゃないか?
2013年04月11日
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久しぶりに内田樹氏のブログを覗き、「学校教育の終わり」を読んだ。とても共感したので、ここに紹介をさせていただく。 「学校教育の終わり」2013.04.07
2013年04月09日
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NHKスペシャル 魂の旋律~音を失った作曲家~佐村河内守という人については、私は全く知らなかった。絶え間ない激しい耳鳴りの中で、暗闇の中に降りてくるかすかな光のような音を拾い集めて音符にするなんて、私には正直なところ想像もつかないことである。まさに、命を削りながらの作曲。病苦から何度か自殺未遂をしているようだが、苦しみの中でしか紡ぎだせない旋律もあるのかもしれない。音楽の神様って、時々こんな試練を与える人を選ぶのかな。体の苦痛が少しでも軽減されるようにと、いのらずにいられない。いつか、彼の交響曲を聴いてみたいと思う。
2013年04月01日
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