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<JR北海道>レール異常新たに170カ所 基準誤って検査毎日新聞 9月25日(水)2時0分配信 JR北海道がレール幅の拡大など多数の異常を放置していた問題で、JR北海道は25日未明、新たに7路線で約170カ所の異常があったと明らかにした。レール検査の際、誤った基準を適用していたという。同社は「異常放置ととられても仕方ない」と釈明。これにより、「異常放置」は、これまで明らかになった97カ所を大きく上回り、260カ所を超すことになった。【補助金漬け、責任あいまい 採用抑制、中核世代少なく】安全軽視の企業体質を問う 7路線は▽宗谷線▽江差線▽札沼線▽函館線▽釧網線▽富良野線▽留萌線。それぞれ補修作業を進めている。 国土交通省は24日、事態を重視して鉄道事業法に基づく特別保安監査(立ち入り検査)の監査員を9人から20人に増強すると発表した。24日からは、保線作業など軌道部門だけでなく▽電気系統▽車両管理▽運転管理--と列車運行に関わる全ての部門も法令違反があるとみて、監査対象を拡大。国交省は事業改善命令を出す方針で、同社の安全管理体制の実態解明を目指す。 監査員の増強は菅義偉官房長官の指示を受けた措置。立ち入り検査は当初「監査員4人で23日まで」の予定だった。20人まで増やすのは極めて異例だ。JR北海道は2011年5月に79人の負傷者を出した石勝線脱線事故でも事業改善命令を受けている。同命令は過去6件出ているが、2回受けるのは初めてとなる。 同社の豊田誠・鉄道事業本部長は24日、札幌市中央区の本社で記者会見し「事業の根幹である安全に関わる重大事態だと認識している。乗客の命を預かっていることを全社員で肝に銘じたい」と述べた。【山下智恵、野原寛史】<JR北海道>ベテラン保線作業員「資材来ず、人も不足」毎日新聞 9月25日(水)7時29分配信 クローズアップ2013:JR北、異常放置 特異な企業体質、背景 補助金漬け、責任あいまい 採用抑制、中核世代少なく 毎日新聞 2013年09月25日 東京朝刊今まで重大な人身事故がなかったのが不思議なくらいだ。この絶望的にも思える状況は、JR北海道だけの問題なのだろうか。そうだとしたら、北海道の人間として本当に恥ずかしいことである。他にも似たような状況というか体質がないのかどうか、厳しく自己検証していただきたい。何よりも、JRを安心して利用できる信頼を、何とか取り戻していただきたい。「ピンチはチャンス」ともいう。今まではどうしようもなかったことが、このことで大手術をして改善できるチャンスともいえるのだから。
2013年09月25日
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昨日は、東京オリンピック開催が決まって、テレビはそれ一色だったように思う。私は、先日のブログに書いていたように、福島原発の見通しが立たない中でオリンピック開催は無責任だろうと思っていたし、今もそう思っている。しかし、やはり日本人の一人であるのだろう、世界のIOC委員の大半が東京を選んでくれたことが、嬉しくありがたいのも本当である。決定したからには、安倍首相の言葉をウソにしないように、全力を挙げてほしい。祝!東京五輪招致。だが嘘つきはいただけない。(町村泰貴)この記事に書かれている安倍首相の言葉「フクシマについて、お案じの向きには、私から保証をいたします。状況は、統御されています。東京には、いかなる悪影響にしろ、これまで及ぼしたことはなく、今後とも、及ぼすことはありません」続けて「あとはしっかりと(汚染水対策を)実行していきたい。今の段階でも、原発の港湾の0・3平方キロメートルの中に完全に汚染水はブロックしている」これを聞いた時には、素人のこの私でも「そんな口から出まかせ言っていいのか?」と思ったのだが、IOC委員は本当に納得したのか、または騙されたふりをしたのか…。事前の情報を総合すると、どうも特にヨーロッパ勢は日本で開催することを望んでいたようなので。いずれにせよ、そう決まったからには、これを本当のことにするために全力を挙げてほしいが、こんなことを言ってしまったことで、さらに正しい情報が見えなくなるのが心配である。どう考えても、海は太平洋につながっているし、海には海流がある。大気をブロックするなんて神様でも無理だろうし、部分的な除染を行っても、汚染された森林や大地の大半はそのまま。頻繁に起きている地震は大地を揺るがし、汚水タンクの水漏れはエンドレスだろう。それになにより、福島原発からはジャブジャブと汚染水が製造され、それでもなお、破壊された原子炉内の核燃料は放射能を放出し続けている。まったく、安倍首相は神をも恐れぬ傲慢な人だ。リンクしているぼちぼちさんの「脇に押しやられる感覚、、って疎外感?? 」で、IOC総会で「健康問題は『将来も』まったく問題ない」と言い切った安倍首相(武田 砂鉄)という記事も知った。安倍首相の今回の一連の発言を、私達はしっかり記憶しておかなくてはならないと思う。
2013年09月09日
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タンク汚染水、地下水混入か=放射性物質を検出―福島第1時事通信 9月5日(木)17時48分配信 東京電力福島第1原発の貯蔵タンクから放射能汚染水が大量に漏れた問題で、東電は5日、タンク南側の観測用井戸で4日に採取した地下水からストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり650ベクレル検出されたと発表した。東電は「汚染水が土壌に浸透し、地下水に混じっている可能性がある」と説明している。 東電はこれまでに、タンクから漏れた汚染水の一部が側溝から海に流出した可能性を認めているが、地下水を通じて海に到達する恐れが出てきた。 東電によると、この井戸は汚染水が漏れたタンクの南約15メートルに位置し、タンク群を囲っているせきの外側にある。付近に水たまりなどは確認されていないが、8月29日に地表面の線量を計測したところ、毎時0.17ミリシーベルトで周囲より若干高かった。 第1原発には敷地西の山側から地下水が流れ込んでいる。流れの方向で見ると、井戸は漏出タンクの上流にあり、東電は「汚染経路は不明」と説明。タンク周辺の追加ボーリング調査や土壌の分析などで、地下水への影響を詳しく調べる。 この期に及んで「可能性」なんて…。汚染経路も不明で、これからどうするつもりなんでしょう。でも、オリンピックがどうこうではなく、この地球の自然をこれ以上汚染させないために、何とか対策を考えてください。福島第1・汚染水:海外メディア辛辣報道 毎日新聞 2013年09月04日 11時20分(最終更新 09月04日 13時15分) 東京電力福島第1原発の汚染水事故で、海外メディアが日本政府や東電に厳しい目を向けている。2020年夏季五輪の開催地決定を前に470億円の国費投入を打ち出したことも「東京の集票目的」とみなされ、反応は極めて辛辣(しんらつ)だ。後手に回った汚染水事故が、五輪招致のみならず、日本政府の信用に影を落としている。【朴鐘珠、ベルリン篠田航一】 猪瀬直樹東京都知事が国際オリンピック委員会(IOC)総会のためブエノスアイレスに乗り込んだ2日、都内の日本外国特派員協会で原子力規制委員会の田中俊一委員長が記者会見に臨んだ。記者席は満席、立ったままの記者もいた。 田中氏が、汚染水の放射性物質の濃度を基準値以下に薄めて海へ放出するのもやむなしと発言すると、仏AFP通信は「福島の(汚染)放水避けられず」と速報。オーストラリアの全国紙は「海を核の捨て場に」の見出しを掲げ「環境保護論者や漁業関係者、近隣諸国の激しい怒りを買うだろう」と伝えた。 会見で田中氏に質問したフランスRTL放送の記者、ジョエル・ルジャンドル氏は3・11以前から日本で取材している。フランスも原発大国。同氏は原発への賛否以前の問題として、東電の企業体質に嫌悪感を抱いていると語る。「情報を公開せず、疑惑が浮上するとまず全否定する。ほとぼりが冷めたころに事実を認めるので非常にずる賢い。日本人や日本メディアの忘れやすい気質を利用している」 マドリードに本社を置くスペイン通信社の東京支局の男性記者、アンドレス・サンチェス・ブラウン氏(33)は、震災後に宮城でボランティアをしながら、福島の被災者を取材してきた。参院選直後に汚染水漏れが発表された背景に意図的なものを感じており「東電をウソつきとまでは呼ばないが、事実を矮小(わいしょう)化させ発表しているのが分かる」と言う。 外国人記者の東電への不信感は、世界各地の報道に反映されている。独紙フランクフルター・アルゲマイネは「東電は外国人記者に『原発は制御下にあり危険は全くない』と説明したが、汚染水は太平洋に流れ込んでいた。こうしたウソと隠蔽(いんぺい)工作で、東電が本当に事故から学んだのかと国民は疑念を深めている」と非難した。オリンピック招致に全力を傾けている人たちには申し訳ないが、海外からの懸念は当然至極。原発問題だけではなく、日本は大地震の可能性だってあるし、今の状態では万一日本に決定しても、海外からのアスリートやお客様に対してとても自信が持てないし申し訳ない気がする。
2013年09月06日
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毎時2200mSvの放射線量 福島第一原発汚染水漏れ テレビ朝日系(ANN) 9月4日(水)5時56分配信 東京電力・福島第一原発のタンクからの汚染水漏れ問題で、これまでで最も高い毎時2200ミリシーベルトの放射線量が測定されました。 測定されたのは、H3エリアと呼ばれる場所にあるタンクです。今月1日には、毎時1700ミリシーベルトが測定されていましたが、東京電力が3日に改めて測定したところ、毎時2200ミリシーベルトに上昇していました。また、このタンクの反対側では、先月末に毎時1800ミリシーベルトが測定されていましたが、改めて測ったところ毎時400ミリシーベルトに下がっていました。東京電力は「変化の原因は不明だが、ほとんどは透過力の弱いベータ線で、作業員の健康への影響はない」としています。五輪=招致レース接戦のまま最終投票、東京は汚染水問題がアキレス腱かロイター 9月3日(火)11時41分配信 放射能の汚染水はジャブジャブ漏れているし、福島原発の処理だって進んではいない。オリンピック開催までに、福島原発関連の処理ができるはずがないように思うのは私だけ?大気と土壌と海水を放射能で汚し続けている日本に世界中の人を集めようなんて、私には無責任としか思えないのだけれど。
2013年09月04日
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この一週間出かけることが多くてどうしても書いておかなければならなかったことを書けなかった。それは、慶應通信のスクーリングで出会った友人との、多分14年ぶりの再会のことである。彼女とは、ライティングのスクーリングで出会った。左のフリーページにも書いてある通り、私は英語の単位取得では本当に苦労した。それでも、ずいぶん頑張って勉強はしたものの、私の実力はせいぜい中卒レベル。英会話なんてやったこともなく、ライティングの講師の先生がペラペラと英語で話し始めた時には、私は茫然として固まってしまった。そのため、何か指示された時には隣に座っている人に、「何とおっしゃったのでしょう。私は何をしたらいいのでしょう?」と聞くしかなかった。その時に運良く隣に座っていたのが、英語が得意な彼女だったのだ。彼女はもともと日赤の看護師で、海外支援プロジェクトにも参加するような人だったので、多分、スクーリングなどはお茶の子さいさいだったのだろう。きっと、何もわからない私をみて、「こんな人でもスクーリングを受けてるんだ」と思ったことだろう。それはさておき、午前中はライティング、午後は「家族社会学」を受講していたのだが、午後の教室に行った時に、何と彼女の姿をみつけた。いつものことではあるが、私は情報交換の意味も含めて、できるだけ話ができそうな人を見つけて声をかけることにしていたのだが、ライティングの授業で彼女の人柄に惹かれていた私は、迷うことなく声をかけたのだった。その時に、連絡先などを交換したのかどうかはわからないが、その後のスクーリングで再会していることから、私が彼女と友達になりたいと思っていたのは確かである。彼女はすでに指導的な立場にあったようで、更なるステップアップのために大卒の資格を取ろうとしていた。はっきりした目標があり、能力も高かったのだろう。何と、仕事をしながら五年で卒業したという。今まで何人もの通信生と出会ってきたが、仕事をしながら5年で卒業というのはすごいの一言。それだけでも、心から尊敬してしまう。彼女から先週札幌で開催された「災害看護学会」に参加するため来道するという連絡が入り、終了後の先週の土日に会うことが決まってから、私はその日をとても楽しみにしていた。とにかく、忙しい彼女が声をかけてくれたということが嬉しかった。彼女のような人であれば、素晴らしい友人が日本のみならず世界各国にいるはずで、私のよう北海道の地方都市で地味に暮らしている者に声をかけてもらえるなんて、という嬉しさである。そして待ちに待った8月24日、土曜日となった。その日は、札幌発の1日バスツアーで旭山動物園と富良野巡りに参加することになっていた。せっかくの北海道なので天気が良いことを願っていたのだが、天気予報はマーク。集合場所で彼女の顔がわかるかどうかと少し不安であったが、(実は、印象は記憶にあるが、顔は思い出せないままだった…)姿を見た時にすぐにわかったのは自分でもびっくり。つまり、私の記憶の中の印象のままだったのだ。少なくても14年は経過しているので、彼女だってその分年を重ねているはずなのに、話し始めるとその時間を一気に飛び越えた感じがした。何と言っても、直接ゆっくり話すのは3回目のはず。在学中は勉強やスクーリング、卒論の話ばっかりで、彼女の個人的なことはほとんど知らないまま。彼女だって、私のことはあまり知らないはず。もっとも私のこのブログは多少読んでいると思うが、ブログには具体的なことはぼかしていることが多いし…。ともあれ、そんなことでバスの中では話し続けた。(もちろん、周囲の邪魔にならないよう、また景色も見てほしいと思いつつ)彼女の現在の仕事のこと研究テーマのこと、私の今関わっていることなどなど話すうちに、全然違う場で仕事や活動をしているのだけど、リンクすることが沢山あることを感じ、本当に楽しい会話であった。その中で本当にビックリしたことを一つ書いておこう。私は卒論で「家族システムの危機対処行動」について書いたのだが、彼女はそれをよく覚えていたのだ。取り上げた「二重ABCXモデル(アメリカの社会学者・マッカバン)」について話し始めたのには、本当に驚いた。なぜなら、私自身の記憶のかなたになっていて、ほとんど思い出すこともなくなっていたからだ。彼女の仕事の関係でその理論に触れる機会があるのだろうと思うが、私の卒論について覚えていてくれたというのが、なんだかとっても嬉しかった。バスの中ではそんな話がはずんでいたのだが、途中でものすごい「ゲリラ豪雨」となり、旭山動物園も美瑛や富良野も雨を覚悟したのだが、天も私達の再会を喜んでくれたのだろう。バスを降りて外を歩かなくてはならない時は、空に晴れ間が見えるということが繰り返され、とうとう持参の傘は日傘として使うだけとなった。当日のガイドさんが「晴れ女」ということで、その日はガイドさんに感謝したのだが、ひょっとすると私達のパワーが雨雲を追いやったのかもと思う。というのは、次の日もやはり同じような感じだったからである。その夜は私の地元のビジネスホテルで宿泊してくれたので、午後2時までは時間があるという彼女を、私の親友にドライバーとなってもらい、恵庭渓谷からオコタンぺ湖、支笏湖、千歳の「鮭のふるさと館」などを案内した。この日も、何とか雨雲の合間をかいくぐりながら無事に千歳空港まで送ることができた。この日ドライバーになってもらったIさんは、今の私のソウルメイトのような人。大好きなこの二人を引き合わせることができたことが、本当に幸せである。今回の彼女との再会で、通信での勉強が終わって以来の知的刺激を受けた感じがしている。今の私は、現在関わっていることを淡々と続け、新しいことは余程のことがない限り手をつけないと決めていた。それなのに、彼女にマッカバンのことを思い出させられて、帰宅してから自分の卒論を引っ張り出して読んでみて、再認識したことがあるのだ。意識はしていなかったけれど、今の私の続けている活動の方向性は、確かにこの卒論で考えたことがベースになっているのだと。そして、「実践者と研究者」がもっと連携して、現実の課題を解決してゆくために役立つ研究にしてほしいと強く思ったことを思い出した。そして、実践者としての私ができることは、「淡々と活動を継続する」ことだけではないような気もしている。何ができるのかはまだわからない。もう少し自分の思いを熟成させたいと思うが、そんな気持ちになったのは、間違いなく彼女との再会のおかげである。私は「人の思い」は必ずその人の行動につながると思っている。今の私の思いが、私の行動を変化させるのかどうか、ちょっと見つめてゆきたいと思う。Mikikoさん、来てくれて本当にありがとう。これからもよろしくね。
2013年09月01日
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