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紅葉三昧の昨日に続いて、本日は西宮でこれまたしっかり遊んでまいりました。オープンしたばかりの西宮ガーデンズでショッピングを楽しんだ後、来日中のベルリン・フィルハーモニーの演奏会に酔いしれてまいりました。余談ですが、西宮北口駅前の高松町のあたりは、震災復旧時の担当エリアの一つでした。あの界隈の被災状況を身をもって知っているだけに、次々と建設される諸施設を見る度に、ある種の感慨のようなものを覚えます。さて。今年の秋の目玉と思っていたベルリン・フィルハーモニーの来日公演ですが、生まれてはじめてオーケストラの演奏を大らかな気持ちで楽しむことができました。オーケストラの演奏会に出かけると、心の中でいつもどこかしら『ダメ出し』を出している自分がいるのですが、今日は全くそんな気持ちを抱くこともなく、ただひたすら、響きの美しさと豊かな表現力に感動しておりました。どの一瞬をとっても、音楽の響きと流れの中で、構成員の一人一人が、音楽における自らの役割を見事に演じていく ―あるときは溶け込み、あるときは対峙し、またあるときは呼応する― これがフィルハーモニーの極意なのか、と実感できたひとときでした。そして、意外にも、世界のスーパースターが集まる交響楽団というよりは、正しく欧州の美を体現する伝統的な音楽集団であると解した方がしっくりくることも知ったのでした。ラトルとのコンビということについても、なかなか面白いものを見せていただいた、という思いが強いです。ラトルも、オーケストラに任せるところは思い切って任せているようでしたし、ラトルが演奏中に何らかの合図を出すと、必ずそのパートが意味のある音色で応えてくるあたり、これが一流ということなのかと思った次第です。楽曲(本日はブラームスの交響曲の第1番&第2番)の印象ですが、流麗な第1番、エモーショナルな第2番といったところでしょうか。重厚長大で劇的イメージの強い第1番において、ブラームスの音楽はかくも麗しいものかと思い知らされたのも驚きでしたし(安永さんのソロで落涙!)、続く交響曲第2番では、多彩な音色と感情のうねりの見事さに我を忘れてしまいました。
2008年11月30日
紅葉を愛でたいけれども、京都市内の人ごみは恐ろしいものがありますし、今年は松磯山荘も含めてどうも今ひとつかな、と思っていたのですが、バスの定期券を買いに行くついでもありましたし、日頃の運動不足解消も兼ねて紅葉狩の散歩に出かけてまいりました。驚くなかれ以下の事実!スタート:正午・JR東福寺駅自宅着:17時10分交通費:140円(京都-東福寺)本日の「通過」箇所東福寺・蓮華王院南門・養源院・智積院・妙法院門跡・大谷本廟・清水寺・法観寺・長楽館・円山公園・大谷祖廟・知恩院・青蓮院門跡・平安神宮・南禅寺・永観堂・金戒光明寺・真如堂・吉田神社・知恩寺・糺の森・相国寺こんな短い時間でこれだけまわれるの? - ええ、まわれますとも。人ごみは? - 多少混雑したところもありますが、さほどでも。秘策は? - 全行程徒歩だから。早足で歩くことがポイント。今日は、あくまでも「運動不足解消」が目的でしたので、庭園鑑賞等はしませんでしたが、撮影枚数114枚に及びましたし、燃えるような紅葉を堪能いたしました。それにしても不思議なもので、百万遍のあたりから少し疲労を覚え始め、相国寺を抜けた頃から、どっと疲れが出てしまいました。不審菴の場所を聞かれた頃には、すでにヨレヨレになっていて、あまり上手く説明できませんでした。ごめんなさいね。きちんと小川通り上ると教えてあげればよかった、と後悔してみたりして…。やはり、自宅が近いと思うと、気が緩むのでしょうか。本日の写真、少しだけ以下にアップロードしております。http://www.photohighway.co.jp/AlbumPage.asp?un=58318&key=1861803&m=0帰宅後、地図上で歩行距離を測ったところ、16.9kmでした。やはり、私の場合、12kmを超えると急に疲れるものらしいです。
2008年11月29日
小倉山 峰のもみぢ葉 心あらばいまひとたびの みゆきまたなむ写真は、百人一首のこの歌でも有名な小倉山からの眺めです。サイズを圧縮しておりますので、わかりにくいかもしれませんが、渡月橋は「人また人」で恐ろしいことになっております。
2008年11月22日
セザール・フランクの作品を聴きたいと思うとき、それは決まって自分自身が苦しみの淵にあるとき。「ヴァイオリン・ソナタ」にしても、「前奏曲、アリアと終曲」にしても、彼の作品には、身の引き締まるような厳しさの中に、深い祈りの世界があるような気がします。何より、彼の作品の中には、必ず「天の声が聞こえる瞬間」があります。一筋の光明を見出して思わず涙する…。それは、心の垢が涙とともに洗い流される瞬間ではないでしょうか。
2008年11月07日
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