
庭一番の高い木、サンシュユの根元に広がるムスカリです。
先日までは、葉をかき分けて覗き込むと、地面からちょっと顔を出していたのに、
ぐん、ぐん、と伸びて、いっせいに立ち上がっています。

サンシュユの木の向こうに見えているピンクは、ヒマラヤユキノシタです。
どんなに真っ暗な地面の中で、冬を越したとしても、
必ず、春には芽をだすぞ、という希望がムスカリにはあります。
NHK「命の対話」、いつも重いテーマですが、
先日の柳田邦男さんと、とじこめ症候群の方との命の対話は、今も心に残ります。
難病から、完全に体のどこの部位も動かすことが出来なくなった方。
まぶたさえも、目の玉さえも。
何一つ、自分の意思で動かせないのに、全てを理解できるのです。
そういう状態を「閉じ込め症候群」と呼びます。
考えてみただけで、恐ろしい。
真っ暗闇の中に閉じ込められ、身動き一つ、出来ない。
でも、まわりの状況は理解できるし、聞こえるし、判断もできる。
辛いなあ。 それでも、生きたいか。 究極の問いでした。
息子さんを亡くしておられる柳田さんの、言葉を期待しましたが、
柳田さんの家族のために、周りのために、生きろ、という言葉も、
正しいのか、どうか、私には分かりません。
幸いにも健康な私は、そのことを感謝し、日々を誠実に生きることを心がけます。
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