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さて先ほど1年間の総括をしたところなのですが、まだお出かけまでに少し時間があるので日記をもう1本書いておきます。これが本当に年内最後の日記になるので、たまにはちょっと真面目な話を。 さて優待株投資と言うと、2809キユーピーや2811カゴメなどのメジャー銘柄から優待品を戴いて、それで普段の生活に少し潤いが出て嬉しかったり、もう少しハマると信用取引を組み合わせていわゆる「優待タダ取り」に乗り出して、たくさんの優待品を比較的小額の資金で手に入れて大きな満足感を得たり、という方が多いと思います。そしてその満足感と言うのは脳がスパークするほどに素晴らしいものなので、十分に充足し満ち足りている方もたくさんいらっしゃいます。もちろんそれはそれでとっても良いことです。 ただ、「優待こんなにゲットしたよ。イエイ ♪ 」 で留まると言うのは、実はあまりにも「勿体無い」ことでもあるのです。何故なら「優待バリュー株投資」というのは、もっと大きな可能性を秘めた、優位性の高い投資法だからです。今日はその理由を簡単にご説明申し上げましょう。 優待バリュー株投資の優位性、それを一言でいえば、 「ローリスク・ミドルリターンで、本質的に有利な投資法である。」 ということになると思います。その具体例を提示しましょう。 例えば最近の事例で言うと、2013年に私は新興エアラインの9206スターフライヤーを超主力に据えて大勝負をかけたことがありました。ところが私の想定以上に一気に円安と原油高が進行し、スターフライヤーの業績は回復するどころか逆に悲惨なものとなりました。私は負けを認め敗走し●百万円の損失を出して泣きながら撤退したのですが、実際のスターフライヤーの下落率というのはその業績の酷さから見ると全くたいしたことはありませんでした。100株保有で年に6枚貰える優待券、その総合利回りの高さが株価を担保し、エアバッグとして緊急作動して私を守ってくれたのです。そのため私は負けたとは言ってもそれが致命傷となることはありませんでした。 2014年でいうと、中国仕入れの期限切れ鶏肉を使った 「おえおえチキンナゲット」 問題で、その月次と業績が見たことがないほどに悪化した2702日本マクドナルドHD。多くのバリュー株投資家の方が「そんなことあり得ないだろう。!」と憤慨するほどに、驚くほどに株価は下がりませんでした。マックと言えば優待族的には「完全なるマストアイテム」の1つであり、財布に優待券が入っていなければ安心して家から外に出られない程です。(笑) そしてその強力な優待パワーが株価を守ったのです。 つまり優待株というのは負けた時の下値が固い、明らかに「株価の下方硬直性」があるということなのです。負ける時には損失は限定されている(ローリスク)、 そして勝つときには他の非優待株と同じように、特に遜色のないパフォーマンスが期待できる(ミドルリターン) ということなんですね。 そしてポートフォリオを優待バリュー株でコテコテに固めるということは、「この有利なフレームを、構造的な優位性を、全身でフルに享受できる。」ということを意味します。この最大の利点は、「安心して全財産を株に突っ込める。」ということです。つまり優待バリュー株投資には、 「精神的に絶対優位な安定性がある」 ということですね。株のブロガーは星の数ほどいますが、優待族の方は大体においてハッピーな日記を書いています。また以前にも書きましたが、私が一流と見ている投資家の方でもその保有する資産の全てを株に入れているという方は少ないように思います。割と株は50%くらいで残りは債権だったりします。長期的に見れば株式投資のリターンというのは他の金融商品を上回るのは歴史的事実ですが、それはリスクの高さと裏腹な関係にあるので、どうしても実際にはそのような運用になってしまうのでしょう。 ところが我々優待族はこの「ローリスク・ミドルリターン」という構造的な優位性を生かしそれに乗じて、確信犯的に「持てる資金の全てを優待株にぶっこめる。」わけです。これが優待バリュー株投資の本質的な優位性なのです。 もちろんそれ以外にも、 優待を貰うために自然と無理のない分散の効いたPFになりやすい。 優待分がパフォーマンスに実質的に加算されるので、TOPIXなどのベンチマークを上回る運用になりやすい。 多くの銘柄を見ることになるので、いつの間にか投資家としての技量が上がりやすい。 などの副次的な様々なメリットもあります。 このように「優待バリュー株投資」というのは非常に高いポテンシャルを持った投資法です。私はこれからも、自らが提唱したこの手法を更に洗練させることで日々戦って行きたいと考えています。
Dec 27, 2014
さて株式市場は来週も少しだけは開いているわけですが、私は年末年始は死ぬほど予定が立て込んでおりまして昨日で年内の取引を終了しました。なので少し早いですが、2014年度の成績をここで締めさせて頂きます。 さて早速2014年の最終成績ですが、対前年末比で+32.1%という結果となりました。今年はアベノミクス下で市場が急騰した2013年の「宴の後」の年であり、更には消費税増税、証券税制大改悪後でもあり、トリプルデメリットで厳しい相場が予想されたわけですが、なんとか毎年の最低限の目標である「対TOPIX+20%」に近いあたりでフィニッシュすることが出来ました。 全体的な印象としては、自分の中では対ベンチマークでは過去最悪クラスの悲惨な成績に落ち込んだ2013年に較べると大きなミスがなく、専門とする優待バリュー株にしっかりと集中して時間をかけて丁寧に戦えたという感じです。最終成績は全く満足のいくものではありませんが、「ま、自分の実力からすればこんなもんだろうな。」というところです。来年も少しでも精度の高い投資家になれるように引き続き頑張ります。 2014年も終わりました。今は、精一杯の勇気と最大限の情熱を振り絞って戦い抜いたと言う清々しさと、思うような十分な結果を残せなかった自分への歯痒さが同居してなんとも言えない気持ちですが、少なくとも対ベンチマークでは必要最低限の成績は出せたことに心底安堵しています。昨年の雪辱を果たし何とか首の皮が繋がりましたので、これで来年もアクティブ投資家として元気に楽しく戦えます。 (笑) ま、いずれにせよ、今年も1年間が終わりました。今日からしばらくは 「長めのお休み」 を戴いて心身ともにリフレッシュし、また必ずここに戻って来ようと思います。皆様、1年間有難う御座いました。 平成26年12月27日 みきまる
Dec 27, 2014
さて私の日記で最も重要な「主力株概況シリーズ」も終了しました。今日はここで2014年12月25日現在の最新の「PFトップ10銘柄」をまとめておきます。なお、順位の後のカッコ内の数字は前回の2014年4月19日時点でのランキング、また銘柄名の後の◎とか×とかの落書きは私のそれぞれの銘柄の総合戦闘力に対する最新の評価です。 1(3)位 3097 物語コーポレーション (東1、6・12月優待) ◎◎◎ 2(圏外)位 3277 サンセイランディック (東1、6月優待) ◎◎ 3(1)位 6059 ウチヤマHD (東1、3月優待) ◎◎ 4(4)位 7605 フジコーポレーション (東JQS、4月優待) ◎◎ 5(-)位 非公開銘柄 6(5)位 3385 薬王堂 (東1、非優待株) ◎◎ 7(7)位 9384 内外トランスライン (東2、12月優待) ◎◎ 8(圏外)位 3232 三重交通グループHD (名1、3・9月優待) ◎◎ 9(8)位 9035 第一交通産業 (福証、3・9月優待) ◎◎ 10(17)位 6073 アサンテ (東1、3・9月優待)◎~◎◎ 11(10)位 4298 プロトコーポレーション (東JQS、3月優待) ◎~◎◎ 前回のトップ10からは2位だった6425ユニバーサルエンターテインメント、6位だった3172ティーライフ、9位だった7552ハピネットが静かに姿を消し、代わりにサンセイランディック、三重交通グループHD、アサンテがランクインしてきました。 今年の私は、昨年2013年度の「TOPIXとトントン」という悲惨極まりない成績を受けて、 「今年負ければ、もうアクティブ投資家としての来年はない。」 という、文字通りの「背水の陣」で株式投資に臨みました。自分のパフォーマンス向上に全てを賭けるため、大切にしてきたこのブログのコメント欄もセミクローズしましたし、日記の更新頻度も意図的に落としました。 そしてPF最上位の銘柄群に関しては、決算発表等の最新のファンダメンタルズの変化に柔軟に迅速に謙虚に即応してポジションを増減させてきました。そのため上記のPFトップ10は私が「現時点で総合戦闘力が高い」と判断した順に原則として並んでいると言うことになります。 PFを俯瞰して思うのは、今の私は以前よりもウィリアム・オニール的な、そしてマーク・ミネルヴィニ的な「成長力の高い」銘柄を強く好む傾向にあるということです。その姿勢はPF1位の超主力に復帰した物語コーポレーションや4位のフジコーポなどの高PBR銘柄を許容する姿勢に端的に現れています。またそれ以外でも、例えマイルドではあっても一定の成長力があることを前提として、なるべく指標的に安く、優待力が高く、更に株価上昇の何らかのカタリストの豊富な銘柄をPF最上位に集結させられるように毎日努力を続けています。 優待バリュー株投資が本質的に持つ「ローリスク・ミドルリターン」な優位性を最大限に活かしながら、同時にそのリスクの低さを逆手にとって成長力の高い銘柄にも踏み込み、少しでも良好なパフォーマンスを求め続けて行きたいと考えています。
Dec 25, 2014
さて今日は通常のPF概況シリーズです。 162位 7868 廣済堂 (東1、3月優待) ◎ PF時価総額162位の中堅銘柄は、印刷主体で出版を併営している廣済堂です。現在の株価は437円、PBR0.45、株主持分比率は31.4%、今期予想PER10.90、配当利回り1.6%(7円)、総合利回り3.9%(7+10=17円)で、優待は100株保有で1000円相当、500株保有で3000円相当、1000株保有で5000円相当のクオカードです。印刷業界の優待銘柄は大体万年不人気なのでどこも安い(他には7857セキや7875竹田印刷など)のですが、ここ廣済堂も十分に安いですね。 ところで廣済堂は11月7日に、株主優待新設 と 業績下方修正 をセットで発表しました。プラスとマイナス材料がマーブル上に楽しく組み合わされた、投資家としての力量をシビアに問われる最近非常に良くあるパターンですね。そして、この日の株価の終値は460円程度でしたが、夜間のPTSでは優待新設が評価され500~540円で推移していました。 私はそれを横目でじーっと眺めながら、廣済堂がいくらなら買うかを色々と考えました。そして「最初の1枚は総合利回りもまずまずなので絶対に、死んでも欲しい。ただこのPTSの値動きは優待新設のプラス面を恐らく過剰評価している。業績の下方修正のこともあるので多分明日はここまでは高くならないだろう。なので482円で1枚だけ指値をし、9枚を追加で454円で指そう。」と決断して即実行しました。(私は兼業投資家で基本的にザラ場を見れないため。) 結果としては460円で1枚、454円で9枚が買えており、私は優待MAXの10枚を保有する結果となったのでした。 最近は優待新設が株価に与えるインパクトが破壊的に大きくなっており、どのタイミングで、どの株価位置で参戦するべきなのかが、以前に較べて非常に難しくなってきています。これからも試行錯誤を重ねながら、少しでも自分にとって納得できる水準で新設優待株をPFに取り入れられるように、勉強を続けていく予定です。
Dec 24, 2014
さて今日は主力株概況シリーズです。 11位 4298 プロトコーポレーション (東JQS、3月優待) ◎~◎◎ PF時価総額11位の「主力株、最後の1席」には、中古車誌「Goo」やIT事業「Goo-Net」を手掛けるプロトコーポレーションがギリギリで滑り込みました。 現在の株価は1698円、PBR1.27、株主持分比率は63.4%、今期予想PER10.46、配当利回り2.2%(38円)、総合利回り3.4%(38+20=58円)で、優待は100株保有で2000円、1000株で3000円相当、6000株で5000円相当、20000株で10000円相当のカタログギフトです。以前は年2回だったのですが1回に改悪されました。残念ですね。 私は最近は、 全国百貨店共通商品券を選択しています。 プロトは、まずまずの成長力と利益率、指標的な割高感の無さ、良好な財務状態、ほどほどの総合利回りの4拍子が揃ったハイクオリティな優待バリュー株です。最近ではプロトコーポレーションと楽天オークションが中古車情報提供で業務提携するという良いニュースもありましたね。 最近は海外事業に積極的に投資しているもののそれが利益に結びついていないことが嫌気されて株価は低迷していますが、その安定的かつ極めて高い収益力を考えれば主力の一角で十分ホールドしていける実力があると考えています。ただこの数年株価は「ほぼヨコヨコ」で推移し、結果としては私のパフォーマンスの足を大きく引っ張る一因となってしまっています。それでもプロトは良い銘柄と思いますし、これからも一定量はホールドして応援していく予定です。
Dec 23, 2014
しばらく前のことなのですが、「肉食系優待株投資」というテーマで某雑誌から取材依頼を受けました。 私はもうずっと昔から、「優待バリュー株に出来ることの全てをする。その極北を、限界を求めて毎日戦う。」というスタンスなので、「まさに我が意を得たり。そのテーマなら日本で私以上の投資家はどこにもいないだろう。何時間でも声帯が壊れるまで話すよ。 というか、なんでもっと早くそれを聞いてくれなかったんや。」という思いで、そして同時に、「これは根本的で滅茶苦茶に深いテーマだな。」と感じて、それから身の引き締まる思いで毎日毎日考え続けていました。 そしてまず始めに思い浮かんだのは、 1つはっきりと言えるのは、優待バリュー株投資と言うのはとにかく「下値が固い。」ので、安心して大きな金額をぶっこめる。そのために持っている資産に対して高い比率で資金を注ぎ込めるので、それで「トータルで勝ちやすい。」というのが一番の利点ではないか?ということでした。 と言うのは、一流の投資家であると私が判断している人でも、資金配分を見ると全財産ではなくて50%くらいしか株式投資に振り分けていない方というのは意外な程に多くいるからです。ところが我々優待族は、その必要上もあって持っている資産のほぼ全てを「確信を持って株に突っ込める。」ので、それでトータルで意外なほどに稼いでいる、億っている方が多いのではないかと思いました。 つまり、「絶対的な精神的な安定性」を持って、株式投資に全力で取り組めるのが優待バリュー株投資の根本的な優位性なのではないか?ということなんですね。 ま、こんなことを書いていてなんなのですが、まだ実際の取材は受けていないのです。このテーマだと私はどんぶり飯を100杯くらいは食べられそうです。(笑)
Dec 21, 2014
さて今日は通常のPF概況シリーズです。 161位 9936 王将フードサービス (東1、3・9月優待) △ PF161位は、関西地盤に低価格中華料理店『餃子の王将』を展開している王将フードサービスです。 現在の株価は4355円、PBR2.12、株主持分比率は66.6%、今期予想PER21.58、配当利回り2.3%(100円)、総合利回り2.8%(100+20=120円、餃子の王将は極めて高いブランド力を確立しており、それを反映して優待券のヤフオク平均落札価格はなんと驚異の額面の95%!。 そのためここでは額面の100%で換算。)で、優待は100株保有で年2回1000円相当の食事券 +9月のみ 飲食代割引カード(5%割引) です。 餃子の王将というのは、「まさに信頼するに値するブランド」 です。 それは上記のような「優良外食チェーンランキング」でいつも上位に入賞していることでも分かります。 そのため、優待の食事券はお店で使うのが当然に一番なのですが、実はそれを返送して戴ける自社商品(生ラーメンパック)も実に旨いことも力説しておきたいと思います。 日本が誇る「名外食チェーン」の王将フードサービスを、これからも優待を楽しみにのんびりとホールドして応援していく予定です。
Dec 20, 2014
さて今日は久々に主力株概況シリーズです。 10位 6073 アサンテ (東1、3・9月優待) ◎~◎◎ PF時価総額10位の主力は、住宅用白アリ防除のトップのアサンテです。前回のPF17位からジャンプアップしてきましたが、一時期はPF3位の超主力にまで上り詰めていたので、そこからすると若干ポジションを落としたという状況です。その最大の理由は最近の軟調な月次推移を重く見たということです。なおこの日記に関しては、以前の、 アサンテの恥辱 も合わせて読んで頂くとより趣が増すものと思います。(笑) 現在の株価は1241円、PBR1.71、株主持分比率は71.1%と極めて良好、今期予想PER9.28、配当利回り2.6%(32円)、総合利回り4.2%(32+20=52円)で、優待は100株保有で年2回、1000円分の三菱UFJニコスギフトカードです。 アサンテは、 1. 営業エリアの拡大を通じた、無理のないまずまずの成長力 2. 極めて高い利益率 3. 住宅用シロアリ防除の業界トップで先導者の地位にあること。 4. 今後の株価上昇の必要条件となる有力な機関投資家の参戦があること。 5. 株価が維持されやすい年2回優待銘柄で、かつまずまずの総合利回り(4.2%)が出ていること。 の5拍子が揃った極めて魅力的な銘柄です。 ただ消費税増税のダメージが深く今期は 月次推移が後一歩 (10月は対前年比▲2.2%、11月は▲4.5%、ただ通期では△0.6%)で、私はそれを見ながら少しポジションを落としたので、超主力の一角から主力へと後退することとなりました。ま、いずれにせよ、総合的に見れば主力の一角で保有していけるものと現時点では評価しています。引き続き業績推移をしっかりと見ながら楽しくホールドしていく予定です。
Dec 18, 2014
さて今日はポートフォリオ概況シリーズです。 160位 8142 トーホー (東1、1・7月優待) △(バリュー株投資家としての評価) ◎(優待族としての評価) PF160位は、業務用食品卸の最大手で、業務用食材店「A-プライス」も展開するトーホーです。 現在の株価は425円、PBR1.04、株主持分比率は29.3%、今期予想PER21.25、配当利回り2.4%(10円)で、優待は1000株保有で年2回、1000円の買い物に付き100円引きの買い物優待券を50枚、プラス1月は自社選定商品(2014年はコーヒー・焼き菓子の詰め合わせ、私の見たところでは2000円相当、)プラス7月は2000円相当の自社商品(株主限定コーヒー)です。優待券のヤフオク平均落札価格は額面の30%なので、総合利回りは4.0%(配当10円+優待券3円+1月優待品2円+7月優待コーヒー2円=17円)となります。ちょっと多いので順番に見て行きましょう。 まずは買物優待券です。 業務用食材店のAプライスはちょっと普通のスーパーとは取り扱っている商品が違っていて、たまに行くと非常に面白いです。今日は私の買物の実際例を少し御覧戴きましょう。 後、これは特筆したいのですが、「酒のアテに良く合うマニアックで高額な缶詰」が特価で出ていることも多いので、全国の「晩酌系優待族」の方でトーホーを持っていない方には是非参戦を検討して戴きたいと思います。意外なくらいに総合利回りも高いですしね。 ↑ このイカの墨煮、 「黒レベル」が松崎シゲルさんの顔面以上の驚異的な水準 で凄く美味しかった。 ↑ これまたうまい。 続いて1月優待の自社選定商品です。 最後は、7月優待の2000円相当の自社商品(株主限定コーヒー)です。 どうでしょう? ここの優待は何故かあまり話題にならないのですが、実際にはこのように素晴らしい内容なのです。 トーホーは指標的な割安感はあまりなく妥当な株価位置と思いますが、業績は常に安定的ですし、総合利回りもまずまず出ていますし、更には貴重で稀少な1・7月優待銘柄であるという大きな加算ポイントがあり、優待族的は実に悪くない銘柄であると高く評価しています。
Dec 17, 2014
さて今日もPF概況シリーズです。 159位 2805 ヱスビー食品 (東2、3・9月優待) ◎ PF159位は、カレー粉が創業事業でスパイスシェアは6割程度で首位のヱスビー食品です。 現在の株価は4315円、PBR0.91、株主持分比率は31.3%、今期予想PER13.09、配当利回り1.6%(70円)、総合利回り2.3%(70+30=100円)で、優待は100株保有で年2回、1500円相当の自社商品です。今日は過去2回の優待内容を復習しておきましょう。 2014年3月期 2013年9月期 ↑ ちょっとわさびつけ過ぎちゃった。。。 こうして見ると、ヱスビー食品はまさに社名通り「スパイス&ハーブ」を軸として、多彩でクオリティの高い商品を生み出していることが分かります。またその高い知名度の割には、「東証2部ディスカウント」で株価もまずまず割安ですし、お金の余っている優待族の方でまだ持っていらっしゃらない方は、参戦を検討できる株価位置なのではないでしょうか?
Dec 15, 2014
さて今日は通常のPF概況シリーズです。 158位 6927 ヘリオステクノホールディング (東1、3月優待) △ PF158位は、M&Aでプロジェクター用照明、精密印刷装置、技術者派遣の3本柱に現在はなっているヘリオステクノHDです。ここの6927という証券コードを見て、「なんだか、もやーっとした感じ。」がする方は立派な優待族です。 何故かと言うと、ここはその「過剰なほどの高優待」でかつて我々優待族にはおなじみだった「旧フェニックス電機」だからです。社名からすると「不死鳥」のはずなのに、業績不振による優待改悪のデフレスパイラルの連続で株価が暴落し、我々ホルダーの方がまさかの「コゲコゲ焼き鳥」と化し涙にくれたのも、未だに記憶に新しいですね。(笑) さて、そんな素敵な「旧フェニックス電機、現ヘリオステクノHD」の現在の株価は529円、PBR1.25、株主持分比率は47.0%、今期予想PER19.46、配当利回り1.9%(10円)で、優待は1000株保有で 地方特産物等(2014年はマスクメロン) です。 早速涙を拭いて今年の優待品を見て行きましょう。 艶々で美味しそうなメロンです。早速割ってみましょう。 濃厚で実においしいメロンでした。 また議決権行使をすると今年は、 500円相当のクオカードも戴けました。 ヘリオステクノHDには旧フェニックス電機ホルダーとしては未だにトラウマが抜け切らないというのが率直なところでもありますが、現在は業績も回復しており、また更には2016年3月期の業績急伸張も予測されており決して悪い銘柄ではないと思います。我々投資家には常に「未来」しかありませんし、過去の余分な呪縛は捨てなくてはなりません。心を整え、今後の業績推移をしっかりと見ながら、ホールド継続の予定です。
Dec 13, 2014
さて今日は主力株概況シリーズです。 9位 3232 三重交通グループホールディングス(名1、3・9月優待) ◎ (バリュー株投資家としての評価) ◎◎ (優待族としての評価) PF時価総額9位の主力には、近鉄系で傘下にバスの三重交通と不動産デベロッパーの三交不動産を持ち東急ハンズFCも併営している三重交通グループホールディングスが、前回の圏外から一気にステルス急上昇して初登場しました。 現在の株価は286円、PBR0.92、株主持分比率は20.8%、今期予想PER12.27、配当利回り1.8%(5円)、総合利回り8.7%(5+20=25円、100株優待のヤフオク平均落札価格の1000円で計算)で、優待は下記の通り色々とてんこ盛りです。 100株優待の肝はJR名古屋高島屋の中にある名古屋店と久屋大通にあるアネックス店で利用できる「東急ハンズ」買物割引カード(5%割引)1枚 と三重交通・名阪近鉄バス共通路線バス片道乗車券2枚 で、この2つでヤフオクで1000円に評価されているということです。普通に全国で使える東急ハンズの買物割引カード(5%割引)を手に入れようとすると、約79万円を出して3289東急不動産HDを買わないといけないので、名古屋圏限定とはいえ2万円台の投資でハンズの割引カードが手に入るということには一定の意義があるということでしょう。 また優待MAXとなる24000株保有の場合だと、目立つところだけ取り上げても全線乗車証1枚(三重交通・名阪近鉄バス共通路線バスで利用可、特定路線を除く)がヤフオク平均落札価格が70000円(優待到着直後だと100000円程度だがその後急速に下がる。最新のデータだと55000円。)、また同時に戴ける「鳥羽シーサイドホテル」ペア宿泊券1枚が同じく25000円、「三交イン」無料宿泊券2枚が8000円になり、更にこれが年に2回なので全部で年間で実質206000円相当以上ということになります。これを1株当たりに換算すると8.6円なので、総合利回り4.8%(5+8.6=13.6円)となります。ちなみに会社IRによると「24000株以上保有の株主数は約600名」ということで大した人数ではないので、急に優待改悪になる可能性は低いとも思います。つまり、何が言いたいかというと、「最近の株高で買うものが無くてお金の余っている投資家の方は、三重交通を24000株持っておくというのは悪くない投資アイデアではないか?」ということなんですね。(笑) さて、では次に何故私がこの三重交通グループHDを主力にしたのか、その発想がどのように流れてきたのかを御説明申し上げましょう。 三重交通GHDは今年の8月7日に突然立会外分売の実施を発表しました。その規模は339万株で発行済株式数の3.16%にも及ぶ大きなものだったのですが、ここでポイントとなったのが、この会社が、 日本に僅か6社しかない「名証1部単独上場銘柄」の1つ だったということです。超マイナー市場の名証1部所属で普段の出来高が枯れ枯れだったところに、いきなり巨大な分売爆弾が投下されることになったため、当然のように株価は暴落し、分売値段も247円 と言うそれまでの株価水準からはかなり低いものとなりました。 更に三重交通は9月10日には 100株優待の新設 も発表しました。ここまで来ると会社側の意図はあまりにも明白なので、私は大喜びで会社IRに電話をしました。 みきまる「御社は立会外分売、そしてその後の100株優待新設と流動性向上策が続いていますが、その目的は名証1部から東証1部への指定替え狙いと理解してよろしいでしょうか?」 会社IR「そういった質問には一切お答えが出来ません。」 みきまる「分かりました。それでは近々ということではなく、将来的にはそれを視野に入れているという理解ではどうでしょうか?」 会社IR「で・す・か・ら、一切、お答えが出来ません。出来ないんです。!! (きっぱり)」 みきまる「それは大変失礼致しました。では角度を変えて次の質問ですが、今回の流動性向上策を受けて、東証1部指定基準は全て満たしていると思うのですが、その私の理解に間違いはないでしょうか?」 会社IR「、、、、、、、、、、、(しばしの沈黙後に非常に小さな声で) はい、それは満たしています。」 ということでした。 ま、三重交通GHDは仮に東証1部昇格があれば、同業の9048名古屋鉄道(12月12日現在でPBR1.64&PER23.65)などから考えても、株価は少なくともここから20%程度は上昇を見込めるのではないか?と思います(名証1部単独上場のせいで、現在のところ外国人投資家及び投資信託の持ち株比率はなんと0.0%!)し、仮に昇格がなくても、元々指標的に割安でかつ総合利回りも極めて高い状態なので、ここからの暴落は考えにくいとも感じています。つまり、 「総合的に考えて、ローリスク・ミドルリターンの非常に良い案件だな。」 と判断したのでした。また同時に「IRへはごく普通のことを質問しただけなのに、リアクションが極めて過剰で違和感がある。これは近い将来の東証1部昇格がクサいな。」と考えて、その後「優待MAX+α」の準主力級にまで買い増しを進めていました。 そして板を見ながらちびちびと更に追加で買っていたところ、突然昨日、立会外分売のおかわり を発表しました。そしてこの中で、 「現在当社は、当社株式の東京証券取引所への新規上場申請を行っております。」 とシレっと、そしてはっきりと明言しました。 私はこの開示を見て大喜びで本日更に30000株以上を追加したので、今回一気に主力の一角に登場することとなりました。大きな立会外分売が控えているので一旦は株価は大きく調整するかもしれませんが、その場合は更なる買い増しを視野に入れ、十分に集中して戦っていく所存です。
Dec 12, 2014
今の時期というのは9月銘柄の事業報告書と優待の到着ラッシュなのですが、私はそれらを撮った写真の整理に追われています。 正確に言うと写真自体はほとんど姫が撮ってくれるのですが、それを各銘柄ごとのフォルダーに整理して入れていくのが私の仕事なのです。 この「膨大でかつ詳細に仕分けされた写真群」が私がこのブログを書いていく上での非常に大きな武器になっているわけで、そのための基礎作業となる写真の整理は非常に大切な作業なのですが、ここで1つ大きな問題があります。それは、写真の仕分けが「やや単調でツマラナイ」ので実にはかどらないことです。 そのため最近の私は写真を100枚も仕分けしたらもう飽きてしまって気分転換に「PF概況シリーズ」の下書きを書く、書いているうちに調べたい銘柄が出てきてその分析に没頭する、結果として何時まで経っても写真の仕分けが進まない、進まないどころか未整理の写真がどんどん積み上がっていく、という危機的な状況にあります。その数、本日現在で残り約2000枚。 そして「貧すれば鈍す」とはよく言ったもので、この溜まった写真群が戦況をより悪化させます。すぐに仕分けしていればなんてことなかったのに、時間が経ってしまっていると、ハム1つとっても、「ハテ?、このハム、どこのだっけ?」ということになるからです。 というわけで、私はそろそろ本格的に覚悟を決めて写真の整理に取り組まなくてはなりません。もしもブログの更新が滞ってもしばらくの事なのでどうかお許しください。
Dec 11, 2014
さて今日は通常のPF概況シリーズです。 157位 7215 ファルテック (東2→東1、3月優待) ◎~◎◎ PF157位は、自動車外装樹脂部品が柱で日産向けが中心のファルテックです。12月5日、待望の東証1部昇格 を発表しました。現在の株価は 1601円、PBR1.05、株主持分比率は26.9%、今期予想PER7.00、配当利回り2.8%(43.33~50円)、総合利回り4.0%(43.33+20=63.33円)で、優待は100株保有で2000円相当のクオカード(新設直後の2014年度だけは9月と2015年3月に1000円分ずつ、2016年度以降は3月一括で2000円分相当)です。 ま、自動車部品関連というのは本当に割安株の宝庫であり、真面目にコツコツとバリュー株投資の勉強を10年以上も続けてきた私のような投資家との親和性は実に高いです。そのため自分のPFを見ても、5185フコク、7264ムロコーポレーションなど、「ファンダメンタルズの観点から見て、どこに出しても恥ずかしくない」 多くの実力派銘柄が上位に登場しています。ところが、 その多くは実際には「驚くほどに上がらない」バリュートラップ銘柄 な訳で、株式投資というのは、 数学ではなく、国語や美術などの芸術系に属するゲームである ことが非常に良く分かります。 ファルテックがPFの比較上位にいることは、私の投資家としての柔軟性の欠如や想像力の枯渇を如実に示しています。これからもそういった自分の欠点を十分に自覚しながら、頭のストレッチを毎日欠かさず、日々精進して行きたいと考えています。
Dec 10, 2014
さて今日からは主力株概況シリーズです。 超主力を伺うもののそこまでには「何か」が足りない、ただ非常に高い実力がある、そういった銘柄群になりますね。 8位 9035 第一交通産業 (福証、3・9月優待) ◎◎ PF時価総額8位の主力は、九州小倉地盤でタクシー事業を全国展開する第一交通産業です。 ところで「福証単独上場銘柄」というのはどこも流動性が極めて低いことからそれが嫌気されて「逆プレミアム」が乗ってアホみたいに指標的に安いところが多いんですね。具体的に言うと1771日本乾溜工業、2058ヒガシマル、7533グリーンクロス、9866マルキョウあたりですが、どれも優待付きですし、「最近の株高でもう買える株がないよー。」と言う方は予算に応じて1枚ずつ拾うというのは悪くない投資アイデアなのではないでしょうか? ま、株価が上昇するかは全く分かりませんが。(笑) すいません、少し話が脱線しました。このように福証には割安な優待バリュー株が未だにゴロゴロと転がっているわけですが、その中でも特にここ第一交通産業は良い銘柄と思います。そのためこの1年ほど「PF主力福証枠」を代表して最上位の一角に登場し続けています。 不動産関連事業が牽引し、業績は好調です。 現在の株価は1022円、PBR0.68、株主持分比率19.4%と悪いのが最大の欠点、ついでに言うとほとんど流動性が0に近いのも大きな欠点、今期予想PER5.90、配当利回り1.6%(16円)、総合利回り2.5%(16+9.6=25.6円、優待券はヤフオク平均落札価格の額面の80%で換算)で、優待は年2回、500株で3000円相当、1000株で5000円相当、5001株で30000円相当などの優待クーポン券です。 私はここを超主力株としている関係で、毎回優待MAXとなる30000円分のクーポン券を戴いています。 凄いボリュームですね。 そしてこの優待クーポン券は「通販取り扱い商品」と引き換えすることが出来るのですが、その商品内容がかなりいいんですね。いくつか具体例を御覧戴きましょう。 第一交通産業は不人気な福証銘柄でかつ財務状態も悪いですが、指標的にはかなり割安で、利益の伸び方にも着実なものがあります。また「天下の悪法」とも言われている「タクシー適正化・活性化特別措置法」ですが、それに基づく需給調整による減車・休車の影響で1台当たり各種実績は上向いており、業界最大手の第一交通には大きなフォローの風です。 またそれ以外にも第一交通産業は沖縄県のバス事業で7割近いシェアを持っているのですが、将来的に「沖縄カジノ」が実現した場合にはそれが囃されて関連銘柄となる可能性があると思いますし、 しばらく前には同社の子会社が手掛ける「放射線遮蔽コンテナ」が市場で囃されて、株価が短期的にですが実際に急騰したこともありました。 率直に言って、第一交通産業は仮に東証2部に昇格したらそれだけで後20%くらいは株価が上がっても全く不思議ではないと思います。(ただしIRによると残念ながら、「我々は福証のままでもまだまだやれる。そのため現在東証2部への市場変更の予定はない。」とのことです。) 現状は「福証逆プレミアム」で株価は万年ディスカウントされた状態ですが、総合的に見て主力の一角で勝負するのに全く不足のない実力派の優待バリュー株であると評価しています。また上で見てきたように、株価上昇のきっかけとなるカタリストもやや弱いものの複数存在してもいます。これからも優待を楽しみに、そして業績推移をしっかりとチェックしながら、PF上位の一角でホールドしていく予定です。
Dec 9, 2014
アベノミクスバブルの元で、「もう、市場に割安な銘柄は全くない。」という投資家の方もいます。確かに今この瞬間で全ての材料が「仕上がった」状態の分かりやすい割安株は明らかに減っていると私も思います。 ただ、先日の日記で取り上げた、「今期はダメだけど来期は高い確率で復活しそう」な9384内外トランスラインなど、視点を変えて「少し長い時間軸」で切り取ると有望な銘柄というのは数多くあります。 それ以外でも、ステルス的な「分かりにくい東証1部昇格候補」銘柄や、「1つ1つはイマイチだけど、全部まとめるとまずまずの総合戦闘力が積み上がっている」カタリストの豊富な不人気優待バリュー株など、細かく見ていくと、市場ではあっさりと見逃されているけれども、実はミルフィーユのように静かに魅力が重層的に積み重なっている銘柄と言うのは今でも非常に多くあります。 ここから先の主力株・準主力株概況シリーズでは、そういった、「何らかの大きな欠点があり超主力としては勝負できないものの、それを補って余りあるアウトレット的な、ギラリと輝く複合的な磁力を持った銘柄群」をガンガンとプレゼンして行きたいと考えています。
Dec 8, 2014
さて今日は通常のポートフォリオ概況シリーズです。 156位 4927 ポーラ・オルビスHD (東1、12月優待) △ PF保有514銘柄中で時価総額156位の中堅銘柄は、化粧品4位で訪問販売首位のポーラ・オルビスHDです。 現在の株価は4785円、PBR1.50、株主持分比率は79.4%で鉄壁、今期予想PER28.26、配当利回り3.9%(187円、ただしその内の100円は今期のみの特別配当)、総合利回り5.2%(187+60=248円、1P=1円換算)で、優待は100株保有で60ポイント(優待は株主優待カタログ掲載商品と交換可)です。 私は100株を3年以上保有しているため、今年は80P優待を戴きました。 ポーラオルビスHDは指標的な割安感はほとんどありませんが、ま、化粧品会社というのは大体どこも優待パワーで株価は高く評価されるものですし、その意味では妥当な株価位置だと考えています。これからも優待を楽しみにのんびりとホールドしていく予定です。
Dec 8, 2014
さて今日は超主力株概況シリーズです。 7位 9384 内外トランスライン (東2、12月優待) ◎◎ PF時価総額7位の超主力は、独立系の国際海上輸出混載首位の内外トランスラインです。私はここを「海のトランコム」と命名しています。その心は、実力十分な銘柄でありながら東証2部所属であることが災いして長年低評価に喘いでいるところが、下積みの東証2部時代が長かった9058トランコムと非常に良く似ているからです。(笑) ちなみにここは前回は10位でしたが、業績下方修正があったときに一旦持ち株のほとんどを売却していました。そしてその後の株価が軟調な中でちびちびと買戻しをかけ、最終的には前回よりもポジションを上げて超主力の一角に戻ってきたと言う状況です。 現在の株価は1455円、PBR1.30、株主持分比率は71.6%と良好、今期会社予想PER77.81、配当利回り2.3%(33円)、総合利回り4.0%(33+25=58円)で、優待は100株保有で2500円相当、2000株保有で5000円相当のカタログギフトです。 私は今年は2000株優待品を戴きました。具体的に見ておきましょう。 蟹の缶詰優待というのは非常にいいんですね。スーパーで自分で買うと凄く高いし、家にストックがあると様々な料理に使える、更にはそのままでもちょいとポン酢を垂らせば素晴らしい酒のアテにもなる。 いいことばかりなんですね。 ♪ ちなみに100株優待の方はこんな感じです。 内外トランスラインには、 1. 成長力が高く、その割には指標的に安いこと。 2. 海上運賃は米ドル建てなので、円安が定着しつつあることから今後も業績に期待が持てること。( シェアードリサーチによるレポート によると、内外トランスラインの為替の前提は、1 ドル=97 円(前年97.72 円)となっている。2013 年12 月期における為替感応度は、1 円の円安により、年間売上高で4,300 万円程度の増収要因、売上総利益で1,300 万円程度の増益要因(単体ベース)であったとのこと。) 3. 9381エーアイテイー(PBR3.69&PER16.07)などの同業者のライバルに較べて、指標的な割安感が濃厚なこと。 4. 2012年6月には株式分割(1株→2株)、7月には株主優待新設をするなど東証1部を伺う動きが活発なこと、そして施策が実を結び現在は株主数も4514人となるなど、東証1部昇格基準を全て満たしており、またIRも東証1部昇格への意思を「いつかはと思っています。」と明言していること。 5. 大株主2位に「平成の竹田和平翁」こと、最近バリュー株投資家としての凄みを日々増している9435光通信会長の「重田康光」さんが登場していること、また同じく大株主8位に登場している「(株)ときわそば」が一体何者なのかが気になって夜も良く眠れないこと。 などの魅力があります。 今期の内外トランスラインは、 特別損失の影響で最終利益水準が低いですが、本業自体は非常に順調で成長力も維持しています。また総合利回りもまずまず出ていますし、今の株価位置は極めて魅力的と考えています。来期の利益回復と東証1部昇格を楽しみに、これからも最上位の一角で楽しくホールドして応援していく予定です。。。。。。 さて昨今の株高を受けて、私はPF内での「超主力株」、「主力株」、「準主力株」表記の基準をそれぞれ従来のほぼ2倍へと引き上げました。そのため好評を戴きました「超主力株概況シリーズ」は今回で最終回となります。皆様、ここまでお付き合い戴き有難う御座いました。
Dec 6, 2014
さて今日は通常のポートフォリオ概況シリーズです。 155位 4922 コーセー (東1、3月優待) △ PF時価総額155位は化粧品大手のコーセーです。 現在の株価は4650円、PBR2.10、株主持分比率は67.8%と良好、今期予想PER26.83、配当利回り1.2%(54円)、総合利回り2.0%(54+40=94円)で、優待は100株保有で4000~5000円相当、1000株保有で7000~10000円相当の自社製品です。 私はコーセーに2009年2月4日に参戦しました。そしてそれからずっと毎年優待品を戴き続けています。今日は過去6年間のコーセーの100株優待品を一気にお見せしましょう。 まずは2014年です。 ↑ この包み紙が毎年可愛いんですね。 次は2013年です。 続いて2012年。 2011年。 2010年。 2009年。 どうでしょう。毎年変幻自在で楽しい内容ですね。このように優待株投資と言うのは、「理屈抜きで抜群に面白い。」から自然に長続きする、その結果として我々優待族は市場で長生きできる、ということなんですね。 コーセーは指標的な割安感は全くありませんが、優待を楽しみにPF中位でホールドしていくのには特に大きな不安感はない銘柄です。これからも優待を楽しみにのんびりと保有して応援していく予定です。
Dec 4, 2014
さて今日は私の投資家人生の命運を握る銘柄を考察する超主力株概況シリーズです。 6位 7605 フジ・コーポレーション (東JQS、4月優待) ◎◎ PF時価総額6位の超主力は、宮城県地盤でタイヤ専門店「タイヤ&ホイール館フジ」を東北、関東中心に直営展開しているフジ・コーポレーションです。 最近は近藤真彦さんを広告塔として知名度アップに余念が無いですが、マッチさんはタレントとしての高い知名度の割にはギャラが安いとの事で、「バリュータレント」だと思います。フジ・コーポらしいスマートな選択肢ですね。(笑) 現在の株価は1275円、PBR1.76、株主持分比率は53.8%、今期予想PER10.73、配当利回り1.2%(15~20円)、総合利回り2.0%(15+10=25円)で、優待は500株保有で5000円相当、1000株で10000円、5000株で20000円相当の三菱UFJニコスギフトカードです。 フジコーポレーションの今期ですが、消費税増税直前の2014年3月には既存店売上高が対前年同月比で+62%!と見たことも無いような驚異的な数字を叩き出しました。ただその後は流石に反動減が厳しく、4月は-16%、5月は±0%、6月は-5%、7月は-1%、8月は+4%、9月は+9%、10月は+5%となっています。ただ利益のほうは6月6日発表の2Qまででほぼ今期の予算を達成しています。9月4日発表の3Qを見ると3Q単体では赤字になっていますが、今季の予想数字に関しては問題なく達成できると思います。 ま、いずれにせよ、フジ・コーポは専門とするタイヤ・ホイール販売に関しては日本一の総合戦闘力を持っています。社長さんも、 「勿論タイヤ・ホイールに関する品揃えは同業他社の追随を許さないでしょう。」と絶対の自信を持っています。 そしてこの戦闘力の源泉は、 1. フジ・コーポレーションは全店舗が直営であり、本部マージンが不要なこと、迅速な経営判断が出来ること、通信販売が可能等の点でフランチャイズの多いオートバックスやイエローハットなどのライバルに対して圧倒的な価格優位に立っていること。 2. タイヤ販売はブリジストンのタイヤ館などのメーカー直営店が圧倒的なシェアを握っている世界だが、それらの直営店はメーカーの都合で存在するお店であり、客の方を向いていないので品揃えが劣る。そのためほぼ全てのメーカーのタイヤを扱っていて「客の欲しい商品が何かを考えて仕入れている」フジ・コーポには敵わないこと。 などですが、この6年間くらいの実際の業績推移が証明している通り、タイヤ販売業界においてはフジ・コーポに勝てる総合戦闘力を持ったライバルは存在しません。そしてフジ・コーポは利益率の高い美味しいビジネスであるタイヤ販売のみに特化しているという利点があるだけでなく、現在の店舗数は東日本中心に僅かに39に過ぎず、西日本には巨大な空白地帯が広がっており、これからまだいくらでも日本全国に出店余地があります。 ただ、実際の店舗展開を見ると「西日本を埋める」というよりは、「東日本のまだ出店余地のある隙間を深耕する」感じで出店しているようです。寒い地域の方がタイヤが売れやすくてビジネスに有利なのでしょう。ま、いずれにせよまだまだいくらでも出店はできるだろうと思います。 そのため、フジ・コーポは今の成長力を今後更に数年間は無理なく維持していける可能性が非常に高いと考えています。クレヨンでお子様にも簡単に説明できる分かりやすい業態、タイヤ業界の構造的な歪みに乗じた、まだ数年間は続きそうな恒常的な成長力、業績をチェックしやすい親切で詳細な月次発表、「もしもピーターリンチが現役のファンドマネージャーだったらきっとこういう銘柄を買うんだろうな。」と感じるフジ・コーポの魅力は未だに色褪せていないと考えています。これからもPF最上位の一角として楽しくホールドして応援していく予定です。
Dec 2, 2014
さて今年もいよいよ12月に入りました。 今年も、残り1ヶ月。少しでも良好な成績を目指して、皆様お互いに頑張りましょう。
Dec 1, 2014
本日、私のPF2位の超主力株の3277サンセイランディックの東証1部昇格が発表されました。ただ同時に、新株式発行及び売出し も発表しておりおよそ14%程の希薄化も伴いますので、明日以降株価的にどう評価されるかはちょっと微妙です。ま、成長期の企業ですし、増資をドライバーとして更に伸びて行って欲しいですね。 ま、いずれにしても、東証1部昇格おめでとう御座います。底地売買のパイオニアとして、これからの東証1部銘柄としての更なる飛躍に期待しています。
Dec 1, 2014
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