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[記事]一光、今秋限りで廃部/社会人野球(日刊スポーツ)[記事]社会人の一光 今季限りで廃部へ(スポニチ)選手の方々には先週末に伝えられたとのこと。クラブで存続する予定はなく、廃部となるそうです。近年もそんなに成績不振だったとも感じないし、どうして?正式発表ではないので理由ははっきりとは書いてないけど、新人もたくさん採用してるところ見るとわりと急に決まった話っぽい。そして「今季限り」。これまた急です。最後の都市対抗はすでに過去形になっちゃってます。最後だと意識して戦うのとそうでないのと、応援するほうも最後だと意識して応援するのとそうでないのと、だいぶ違うと思うのですが…。こういう話が出るたびに、その点だけでも何とかならないかなって思ってしまいますが、経営状態とか良くわからないけど(上場もしてないみたいだし)それだけ苦しいのかなぁ。一光さんってあんまり良く知らないチーム。一時は新興勢力を代表するチームの1つだったように思います。記事にあるように、都市対抗1回、日本選手権は3回出場しているそうですが。2001年に日本選手権に初出場したときの初戦の相手は東芝。2002年に都市対抗に初出場したときの初戦の相手は新日鐵君津。こういう組合せになってたおかげでたまたま両方とも見に行きました。(というより、私が生で一光の試合を見たのはこの2回しかないかも)東芝と対戦した日本選手権のときは、スコアボードの一光のスタメンのところに「須田」「仙波(センバ)」という名前の選手がが並んでて、「一光にも須田とセンバがいるのか」などと変なところに目が行ってしまったんだった。(当時、東芝は須田喜照投手と銭場一浩投手が投手の柱でした)(7番と8番のところに並んでます)(一光の応援席。上のほう「燃えろ一番星一光」の横断幕。そういえばこういうコピーでした)翌年の都市対抗のときは、この頃ちょうど新日鐵君津は魔法のような勝ち方を何度もしていた頃で、この試合も代打・郡司学選手(←いましたね~)のヒットで新日鐵君津のサヨナラ勝ち。(サヨナラ直後。マウンドで座り込んでいるのは昭和コンクリートから補強の河原林仁投手(のはず)。向こう側が一光の応援席。なかなか良く入ってます)(良くこんなヒット数で勝てたな~)都市対抗のときにドーム周辺に掲示されていたパネル。スローガンのところ、「忘れるな!代表決定戦3連敗!!」。この前年に初の代表に王手をかけてから3連敗して出場を逃してたんだった。あいにく2試合とも当然ながら反対側の応援席にいたのであんまり応援とかも印象に残ってないんですけれども、ちょっと思い出など書いてみました。
2007年07月31日
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故障者リストに入っていたドジャースの郭泓志投手が先週、左肘を手術。今回は残っていた骨片を取り除く手術とのこと。これで左肘にメスを入れるのはメジャー挑戦してからすでに4度目。再三の手術に引退をほのめかした、なんてことも言われたようですが当然そんなわけはなく、今回は大手術じゃないので2ヵ月ほどで練習再開できる見込みとのこと。ただ、これで今シーズン絶望となるようです。で、気になるのは北京五輪予選。メジャーリーガはもともと出られる可能性低いから関係ない?でも手術のために40人枠から外れるとなれば、メジャーリーガじゃなくなるから問題なく五輪予選に出られる。今シーズンは絶望でも、12月までに調整すれば何とかなったりしない?(メジャーリーグって、簡単には40人枠から外せないんでしたっけ)な~んて想像もしてみたけど、郭泰源監督がまず無理だってコメント。そりゃそうか。[記事]亞錦賽》旅外傷兵 郭總憂(聯合新聞網)(big5)(7/29)米国視察を終えたばかりの中華隊代表監督・郭泰源がメジャーリーグ傘下の選手の状況について語るに、「今はケガしている選手が心配だ。リハビリ中の陳[金庸]基と手術したばかりの郭泓志はおそらく北京五輪予選には間に合わないだろう」。郭泰源が言うには、陳[金庸]基は現在リハビリ中でレギュラーシーズンの試合にはおそらく出場できない。五輪予選への参加も難しい。郭泓志は手術したばかりで、簡単な手術とはいえ今年はもう投げることはできないし、五輪予選は言うまでもない。郭泰源は現在、中華隊に多くの問題があると認識しており、「選手の招集以外にも、来年3月の最終予選(8チーム中3チームが五輪出場)で海外組の選手が台湾に残って出場できるのか、それが問題だ」。郭泰源は8月上旬にオランダのワールドポートトーナメント大会に出場するアマチュア代表チームに随行する。「アマチュア代表の選手の様子を観察することと、あと11月のワールドカップの対戦相手の戦力も知っておきたいね」。8月末のワールドカップ代表候補選手60人の発表前に、彼は一軍の林威助・姜建銘・陽仲寿や二軍の林恩宇・林英傑らを視察するために日本へ行くことになる。9月末に北京五輪予選候補60人を発表する。というわけで郭泓志投手の他にも、肩を手術してリハビリ中のマリナーズ傘下・陳[金庸]基選手もたぶん無理とのこと。んー、これはかなり痛い。二塁手どうするんだろ?で、泰源さんはオランダに行ったあと、8月中に日本に来るようです。困ったことに「旅日球星」の投手はみんないま元気ないですから、視察ついでに何かアドバイスでもいただけないものかと。●ワールドポートトーナメント代表メンバー泰源さんが随行するアマチュア代表ですが、7月の米国遠征では日米大学野球選手権と同じ米国大学代表を相手に1勝4敗の成績。今度は8月2日からのオランダでのワールドポートトーナメント(港口盃)。30日の午後の便でオランダに向かって出発したとのこと。メンバーはどうなったのかと思って調べてみたんですが、いま、中華棒協の官網が改装中らしくて載ってない。しょうがないのでワールドポートトーナメント大会の公式サイトを閲覧。ちゃんと台湾チームの紹介とメンバーが載ってますが…。→[網頁]Taiwan vervangt zeven spelers in selectie voor WPT(World Port Tournament官網)オランダ語ぜんぜんわかんない!あ、でも人名のところだけはわかる。候補選手と照らし合わせてみると、こういうメンバーだそうです。投手:李[王韋]華(嘉大)、唐嘉駿(國体)、蕭宇奇(輔大)、羅嘉仁(文化)、鄭凱文(文化)、許銘CHIEH(台体)、林克謙(國体)、王鏡銘(開南)、蔡萬霖(輔大)、李居冠(台体)捕手:林[王昆]笙(台体)、陳瑞慕(台電)、汪竣泰(嘉大)内野手:林益全(台電)、林瀚(輔大)、余徳龍(嘉大)、蘇建銘(北體)、蔡明覺(北體)外野手:朱元勤(國体)、郭健瑜(文化)、CHAN智堯(台電)、廖英傑(國体)、唐肇廷(國体) (CHIEHは人べんに「捷」のつくり)(CHANは「瞻」のつくり部分)先日の米国遠征とは投手中心に多少、入れ替わってます。張誌家投手は今回も名前なし。お留守番?(許銘CHIEH投手は"Ming-Chieh, HSU"なので許銘傑投手とまったくの同名らしい)ついでにオランダ代表のところを見ると、蛇にいた威爾(Diegomar Markwell)投手や獅にいた柯徳曼(Rob Cordemans)投手もちゃんと選ばれてる。台湾との試合のときは中国語で交流、なんて場面があるのかな。●おまけ今年の元洋将ついでに、ちょっと前まで鯨にいた克里斯(Chris Mowday)投手が日本の四国アイランドリーグに入るそうですよ。[記事]五輪「銀」メンバーも 豪3選手受け入れ-四国IL)(四国新聞)(7/26)4チームあるうちの徳島インディゴソックスに入団。鯨では1勝1敗、防御率8.59の成績でたった2試合で解約となったようですが…。ところで職棒聯盟の資料を見るとMowday投手は115kgって書いてあり、Wikipediaの写真で見てもかなり重そうな体つき。が、上の四国新聞の記事だと100kgになってます。たった2ヶ月の間に15kgもダイエット?
2007年07月30日
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選挙は期日前投票で先週のうちに済ませ、土日は我が家は家族旅行でした。今年は近場で我慢ってことで、行き先はアクアラインを通って房総半島。房総フラワーラインをドライブして館山など房総半島の先端をぐるっと回って来ました。道沿いの花壇が並ぶフラワーラインは春がベストシーズンらしいですが、今の時期もちゃんと咲いててキレイでしたよ~。(滝沢正光選手がまだ現役だと知ってビックリ)アクアラインって通行料金がものすごく高いイメージだったけど、いつの間にか値下げしてて普通車だと3000円。結構安くなってます。しかもETCがついてれば2320円。だいぶ違いますね~。このためだけにETCカード発行してもらっちゃいました。それから今までは館山方面への高速道路は未開通区間があって君津インターまでで一旦切れていたんですが、今月に館山自動車道が全通。おかげで館山方面への所要時間が30~40分程度短縮になったみたい(←カーナビ計算による)。実際、アクアラインの入口の浮島から房総半島の先端に近い富浦インターまで、途中、海ほたるでのんびり休憩したにも関わらず1時間半くらいで着いちゃいました。休まず走れば1時間もかからないっぽいです(←またまたカーナビ計算による)。神奈川から房総半島って、思ったより近いんですね~。ただ、高速道路は新規開通区間を含めて君津より先はほとんどの区間が一車線の対面通行、トンネルも多くて(トンネルは圧迫感があるので大嫌い)、高速道路にしては快適な道とは言えない感じ。まぁでも一般道を通るよりはずっと早いです。(こんな感じの一車線対面通行が延々と続きます。案内標識は新規開通区間に新設された君津パーキングエリア)ちなみに開通キャンペーンってことで、いまこの新規開通区間を通るとETCのマイル(っていうのがあることを初めて知った)が多めにもらえるそうですよ。道中、君津も通るのでかずさマジックの練習でものぞき見して来ようかと企んでいたんですが、土曜日曜は練習してるかどうかわからなかったので断念。それに先ほど出て来た館山自動車道の君津インターはかなり内陸のほうにあるので、海沿いにある君津の市街地や新日鐵の工場に行くにはかなりの寄り道になってしまうようです。分岐して別の高速道路のインターチェンジで降りたほうがいいらしい。君津って東京湾沿いの街ってイメージだったけど、地図で見ると君津市は海に面しているのはほんのちょっとだけ、内陸の山間部に大きく広がって太平洋に近いところまで続く広大な市なんですねぇ。思った以上に山が多いみたい。面積だけなら横浜市とそんなに変わらないらしい。(先ほどの写真の君津パーキングエリアも山の中でした)それから高速道路を走ってて君津市に入ってすぐに「動物注意」の看板とともに猿の絵が書かれた標識が出て来て笑ってしまった。猿が高速道路を横切ることがあるらしい。さすが、かずさマジックが猿をキャラクターにしてるだけあります。今年は映画の「西遊記」もしつこいほどに宣伝してるし、東京ドームに行けてたらなかなかタイムリーだったのにな~、なんて思いつつ君津は通過したのでした。
2007年07月29日
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昨日、「飛行機が飛ばなかったから」っていうなかなかすごい理由で試合中止になったプロ野球の西武。最近「オールドユニフォーム」っていうことで、いわゆる黄金時代のビジター用ユニフォームを着て試合することがあるみたいですね。先週のロッテとの試合限定かと思ったら、先日の楽天戦でも着用。夏の間、ホームゲームの3連戦のうち1試合は「オールドユニフォーム」らしい。こういうのって強いときにやればともかく、弱いときにやると「過去の栄光しかすがるものがないんかい」な~んて風にも思ってしまうのだけど、映像で見るとやっぱりなつかしい。「オールドユニフォーム」着用の試合はここまで3勝1敗。やっぱり心なしか強く見える?ただ、アンダーシャツが今のユニフォームで使っている濃い青のままなのか、合ってなかった。そんなに違う色じゃないのにやっぱり変な気がしました。微妙なものです。私も一応は子供の頃から西武ファン。我が家にあるレオ人形も、この「オールドユニフォーム」を着てます。(今や子供のオモチャと化していますが)50cmくらいのぬいぐるみで、確か5000円くらいしたんじゃなかったかなあ。私は当時小学生。小学生にとって5000円は超がつくくらいの大金で、買ったときに球場前の売店のおばちゃんに「すごいね~」って言われた記憶が。(親に頼まれて買ったんですけどね)この「オールドユニフォーム」、パジャマみたいだの何だの言われたらしいし、今の感覚からすると古いなぁって思うけど、当時の選手はよ~く似合ってた。郭泰源さんなんかは特に。泰源サンも1996年から変更になった新しい水色に近い色のユニフォームで投げたことあるんだけど、2年間で1つも勝てなかったんですよね~。パジャマユニフォームのほうが似合います。ちなみに台湾では、今はもうなくなってしまった三商虎が一時期、青地に赤と緑のラインっていう、西武とかなり似たユニフォームを使っていたらしい。この写真など見ると良く似てます。真似したんだろうか? (虎なのに青っていうのもおもしろい)●パジャマユニフォームは絶滅状態?ところで、パジャマみたいな上下とも原色系でほぼ一色だけっていうユニフォームは、私が社会人野球を見始めた1998年ごろはそれなりに目にした気がします。プリンスホテルは同系列だけあってか西武ライオンズと色違いと言って良いような、上下ともエンジのユニフォーム。シダックスもキューバナショナルチームを模して上下とも真っ赤でした。JR東日本も緑一色っていう、今思えばかなり渋いユニフォーム。(マージャンの役じゃありません)赤星憲広選手は上下とも緑のユニフォームを着て走り回ってたんだった。なんか東京のチームばかりだ。神奈川だと横浜そごうも緑一色だったような。(違ってたらゴメンナサイ)今となってはもう、こういうタイプのユニフォームはほとんど見なくなった気がします。大阪ガスの上下とも水色っていうのが近いかも知れないけど、原色系とはちょっと違うし。(どこかあります?)台湾で兄弟象が上下とも黄色の「パジャマユニフォーム」を着て試合しているのを見ると、古くさいような感じがしつつも、何となく懐かしくて味のある感じがするのは、子供の頃に良く見ていたユニフォームに近いからなのかなあ、なんて思ってみたりしたのでした。
2007年07月28日
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今日は東芝グラウンドで東芝と鷺宮製作所のオープン戦。覚悟はしていたけど、暑い暑い。この暑さで山登りはこたえます。スタンドでも、買ったジュースがすぐにぬるま湯状態。しかも鷺宮のユニフォームがまた暑そうなんだ、これが。東芝もあんまり涼しそうな色のユニフォームとは言えないし、選手の皆さんはすごい精神力だなあと。私ならこんな暑さで外で何時間も体を動かすなんて無理。●今日は補強5選手とも出場で、さっそく試合ですが、やっぱり今日も目は補強の選手に行っちゃいます。どんなふうに起用されるんだろうか?まず東芝から。三菱ふそう川崎から補強の石塚信寿選手は2番セカンド、3打数2安打。第三打席では左中間真二つの二塁打。(背中はちゃんと"ISHITSUKA"に直ってました)小山豪選手(日産自動車)は3番DH。3打数無安打。ちょっと今日はいいところなし。(3打席全部内野ゴロでした)西郷泰之選手(三菱ふそう川崎)は4番ファーストで3打数1安打。凡退した最初の打席もいい当たりが正面ついてたし、さすがです。(ユニフォームの背中がドロだらけなのは、守備でゴロを捕るときに後ろ向きに転倒したから)佐藤大士投手(三菱ふそう川崎)は2回投げて被安打1の1失点。立ち上がり、送りバントを自ら悪送球して1点失い、そのあともちょっとバタバタしましたが、2イニング目はきっちり三者凡退。(こうして見ると、左腕の筋肉すごいです)渡部英紀選手(三菱重工横浜硬式野球クラブ)は最終回に小山選手の代打で出場。四球で出塁して三塁に進み、バッテリーミスの間にこの日の東芝唯一の得点となるホームイン。(スパイクに"10"と書いてあります。そのまま使ってるらしい)鷺宮製作所は補強は3選手ともNTT東日本から。10年表彰の高橋賢司選手は背番号37。(右は東芝・内田祐二コーチ)黒田信広投手は背番号13そのまま。ちょうど空いてたらしい。玉城一選手は背番号36。こちらは3選手とも合流間もないのか、試合に出る気配ナシのリラックスムードでした。●試合は鷺宮製作所の快勝さて、試合のほうはこんな結果に。(スコアボードを片付けるのが早くて写真撮り損ねました)鷺宮製作所010 210 000=4000 000 001=1東芝[鷺]川野-金本[芝]木戸、佐藤大、藤田、磯村-安田、飯田普通に鷺宮強いな~。鷺宮の先発・川野智洋投手がナイスピッチングで、もうちょっとのところで完封でした。打線も実に積極的に走者を動かし、バントで進めるところは進め、そしていいところでタイムリーが。今日の鷺宮製作所は第一代表決定戦のときのメンバーと比べると、スタメンの半分くらいが控え選手。若手が多めのメンバーで補強も入らないのに快勝でした。(お見事完投勝利の川野投手)東芝はヒット数など出した走者の数は一緒くらいのはずなんだけど、併殺打のあとにヒットが出たり、外野フライで突入した三塁走者がホームでアウトになったりして、ちょっとチグハグ気味。補強選手を全員出場させ、わりとベストに近いんじゃないかっていうゴージャスな打線を組んだものの、うまく機能したとは言えなさそう。(本大会で負けるときもこんな感じな気がするなぁ)(写真が補強選手ばかりなのも何なので、磯村秀人投手)ところで「グランドスラム」の選手名鑑だと、鷺宮は帽子のマークが凝ったデザインの新しいものになってたけど、この試合では元の「S」マークの帽子のまま。完全に変わったわけではないらしい。ヘルメットにはこんな感じで新しいマークがついてました。(4回にタイムリーを打った長野太一郎選手)●いない人は全日本合宿?今日から全日本候補合宿ってことで、きっとあの選手はいないんだろうな~って思いながら球場に向かったのですけど、着いてみたら磯村投手も西郷選手も小山選手もいました。今回は選ばれてないらしい。代わりに、東芝は内外野で一人ずつ、若手で姿の見えない選手が。彼らは鶴岡に行ってるのかな? (投手も一人いなかったけど、これはあんまり触れないほうが良いのでしょう)鷺宮も投手と外野で4人ほどいない選手が。彼らもやっぱり鶴岡なんだろうか?あ、右手を包帯でグルグル巻きにしていたユニフォームを着ていない選手のかたがいらっしゃいました。どなただろう? とにかくお大事に…。
2007年07月27日
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スポーツ報知によりますと、・11月のIBAFワールドカップ(台北・台中)・8月のアジアAAA選手権(台中)この2つの大会の日本代表候補合宿のメンバーが、25日に全日本アマチュア野球連盟から発表されたそうです。ワールドカップの合宿は7月27~30日、アジアAAA選手権の合宿は7月28~29日。ともに山形県の鶴岡市内でとのこと。アジアAAAのほうは前に横尾弘一さんにコメント欄で教えていただきましたが、ワールドカップの合宿もほぼ同じ時期にやるんですねぇ。って、もうすぐじゃないですかぁ。もう出発済?それに合宿の場所が同じで日程が重なってます。両大会の代表候補選手が混ざって練習や試合をするんだろうか??気になるメンバーですが、今のところJABA公式にも全日本野球会議にも載ってません。図書館で今日のスポーツ新聞を何紙か見ましたけど載ってない。しばらく待たないと載らないっぽい。とりあえずスポーツ報知のWeb版記事には・アジアAAA選手権代表候補…26選手・ワールドカップ代表候補…43選手とあり、このうちワールドカップのほうの候補選手として青山学院大学の小窪哲也選手と新日本石油ENEOSの田沢純一投手の名前だけ出てました。それから他に各チームの公式サイトをあちこち巡回すると何人かは載ってるのを発見。全員にはほど遠いですけど。ワールドカップはまたずいぶん合宿の参加人数が多いです。今年もまた日本選手権や神宮大会と重なるっぽいので、今の段階では多めに選ばないといけないのでしょう。またまた直前までメンバーが決まらなそうです。監督さんも頭を悩ませるに違いない。あれ、そもそもどなたが監督・コーチなのかっていう発表ありましたっけ?東芝には磯村秀人投手や補強の西郷泰之選手ら常連とも言える選手が何人かいますが、27~30日に組まれているオープン戦3試合、代表候補の選手は見に行ってもいないんだろうな、きっと。
2007年07月26日
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24日のグッドウィルドーム。何やらゴージャスな投手リレーの試合が行われたようです。→[網頁]グッドウィル6-1東北楽天ゴールデンイーグルス(NPB)東北楽天ゴールデンイーグルス000 001 000=1000 302 01x=6グッドウィル[楽]●林恩宇(5回3失点)、インチェ(3回3失点)-河田、井野[グ]○ギッセル(7回1失点)、許銘傑(2回)-銀仁朗いや~、ゴージャスですね~。って、これが一軍の試合だったら良かったのに!新聞記事などを総合すると、3投手は以下のような投球内容。林恩宇投手5回、打者22人に対し95球を投げて3失点。被安打6、奪三振4、四死球4。最高球速は141km/h。インチェ(林英傑)投手3回、打者14人で3失点。被安打5、奪三振1、四死球0。最高球速は137km/h。許銘傑投手2回、無失点。被安打2。奪三振0、四死球0。最高球速は139km/h。「雙林」は7月7日にも二人そろって投げていて、そのときはインチェ投手が先発して3回4安打4失点、林恩宇投手がリリーフで2回6安打3失点と、このときもあれあれ、っていう内容。ちょっと心配なのが林恩宇投手。春先に教育リーグで投げたときにはほとんど走者さえ出さない完璧なピッチングで、さすがに二軍ではモノが違う、みたいに思わせたらしいのですが、ここのところ二軍でも2試合続けてかなり失点してます。二軍ズレしてしまったんだろうか? 何かがおかしくなった?そのコタエが記事にちょっと書いてありまして。[記事]旅日球星》新姿勢投球 小[奚隹]2軍首敗(聯合新聞網)(big5)ざざざざっと訳。楽天の「雙林」はしばらく試合がなかった。林英傑曰く「ここ10日、ボクらはみんな休みか練習で、試合がなかった。試合の感覚がちょっとわからなかった」。林恩宇も同感で、登板時すぐには感覚が戻らなかったという。楽天のコーチは林恩宇に下半身を使って投げることを望み、ここしばらくの間、彼の投球フォームを修正していた。昨日の試合で初めて新しいフォームを試した彼は好感触で、曰く「この試合は勝ち負けは問題ではなくて、重点はフォームがちゃんと出来ているかどうかでした」。林恩宇は3失点だったがこれは前進守備のときにヒットを連ねられたためで彼はもっと抑えられたと感じていて、試合後にはコーチも彼のピッチングは全体としては良かったと評した。ヒヨコ曰く「ずいぶん試合してなかったし、この内容は納得できるものです」。この試合の林恩宇の最速は141km/h。早く彼は投球感覚を掴んで調子を上げたいと思っていて「スピードは少なくとも145km/hまでは上げないと」。林英傑は3回を投げて3失点。本人の感覚では内容は悪くないとのこと。ただし最速は136km/h(リンゴ新聞だと137km/h)、彼はスピードが上がって来ないのはもう仕方のないことだと認めている。許銘傑はリリーフで2回を投げ無失点。9回には2安打されたが、チームメイトの併殺守備でピンチ脱出。林英傑によれば、先輩である許銘傑のピッチングは以前よりとても良く、彼や林恩宇に比べて調整状態は理想的とのことだ。というわけで、林恩宇投手はフォーム改造中なんだって。下半身を使えるようにしているらしい。台湾の投手って、何となくですが全体的に立ち投げ気味な気がします。林恩宇投手もWBCやオープン戦を見に行ったときは、動画で見た以前のフォームよりは全身を使って投げられているように感じたんですけれども、それでもコーチの目からすればまだ物足りないのでしょう。喜ばしいことに、新しいフォームは今のところしっくり来ているようです。初めて実戦で試したフォームなので勝敗は度外視。だから打たれても良いのだ。うん、そういうことにしておこう。とりあえず、コーチが良かったと言ってるのは安心材料。インチェ投手は、聯合の記事だと本人は良かったって言ってると書いてあるように読めるけど、リンゴ新聞のほうに載ってるコメントでは全然ダメだったと言ってるように読める。どっち?まぁ普通に考えて、オールスター休みを挟んで間隔が空いていたとはいえ4回3失点じゃあ良いとは言えないよな~。なかなか調子が上がって来ないみたい。うーむ、どうしたものか。許銘傑投手はリンゴ新聞によれば、ケガしてしばらく休んでいたのでまだ全力では投げてないみたい。この試合では直球の調子を確かめることが主目的で、なかなか良かったとのこと。楽天は外国人投手が新しく二人も来ちゃってて厳しいけど、西武のほうは外国人枠がいまスッカスカになってるし、投手の頭数も足りてないから本当ならチャンスのはずなんですけどね~。まだ万全とは言えない状態みたいだし、すぐに昇格とかいう感じではなさそう、かなあ。そろそろ来年のことも気になるし、早く仕上げて上がって来て欲しいんですけども。(2007/07/27追記:スポニチによれば、許投手は27日から一軍昇格のようです)
2007年07月25日
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都市対抗野球の補強選手も、なぜか組み合わせ抽選が終わってから発表された岩手21赤べこ野球軍団を最後に全チーム出揃いました。確か、去年までは遅くとも組み合わせ抽選の日の朝刊までには全チームの補強選手が掲載されていたと思ってたんですけれども。赤べこが補強選びに難航したのか、単に新聞に載るのを遅らせたただけか…?で、今日はまだ書いてなかった南関東地区の補強選手のことを。今年の南関東の補強選手は以下のとおりだそうです。第一代表:日本通運松村幸雄投手(JFE東日本)佐藤毅明内野手(JFE東日本)和田貴範内野手(かずさマジック)鬼崎智史外野手(かずさマジック)第二代表:Honda中崎良博投手(JFE東日本)塩田史人投手(JFE東日本)田浦英仙内野手(JFE東日本)矢口健一内野手(かずさマジック)落合成紀外野手(JFE東日本)今年はかずさマジックからの補強は3人でした。んー、まぁこんなもんかな~。投手がゼロだなんてちょっと意外に思ったけど、予選での成績を考えると仕方ないか。JFE東日本の三橋尚文投手も選ばれてないくらいですから。2年前も同じように日本通運とホンダが本大会出場、JFE東日本とかずさから補強選手を供出。そのときはJFE東日本から4人、かずさから3人。今年はJFE東日本から6人、かずさから3人。JFEさんとの力関係を考えれば、やっぱり3人くらいが妥当なのでしょう。そして今年もやっぱり3選手とも全て、まだチーム名が「新日鐵君津」だったときに入って来た選手。かずさマジックになってから入って来た選手はいまだ誰も東京ドームの舞台に立ってないんじゃなかったかなあ。今年は予選でかなり良く打った若い選手がいたけど、補強に値するとみなしてもらえなかったらしい。なお、今年の3選手の出場歴はこんな感じです。和田貴範選手2003 自チーム2004 ホンダに補強2005 ホンダに補強2006 JFE東日本に補強2007 日本通運に補強鬼崎智史選手2003 自チーム2004 JFE東日本に補強2005 (出場せず)2006 ホンダに補強2007 日本通運に補強矢口健一選手1998 NTT関東に補強1999 川崎製鉄千葉に補強2000 自チーム2001 自チーム2002 自チーム2003 自チーム2004 ホンダに補強2005 (出場せず)2006 (出場せず)2007 Hondaに補強矢口選手は3年ぶり8度目の東京ドーム。和田選手と鬼崎選手はともに社会人5年目にして早くも南関東の企業4チームのユニフォーム完全制覇!(そんなの自慢にならないか)さて、補強に選ばれた選手がどうやって起用されるかを想像してみると。日本通運は予選のときのオーダーを見るに、下位にレギュラーになりたての若い選手が内外野とも何人かいるので、和田選手も鬼崎選手も彼らとポジションを争うってことになるんだろうな。一方、3年前にHondaの補強されたときは4試合ともDHだった矢口選手。今年は一塁か、DHか。予選でHondaの一塁を守った吉岡聡選手は9番打者だったけど、これで9番だなんて反則だってくらい打ちまくってた。DHのほうは二次予選中、日替わり起用だったのでここに入るのかも知れない。でもHondaのDHって上岡選手とか開田選手とか衣川選手とか、強打者揃いっていうイメージ。それにJFE東日本から補強されてる田浦選手も、本来はあちこち守れるはずだけど今年は一塁かDHが多いみたい。矢口選手とかぶってます。と考えると、スタメンで出るのはかなり大変そう…?まぁ競争相手はかなり多いかも知れないけど、せっかく選ばれたからには活躍して欲しいなあ、と(じゃないと虚しいし)。しばらく更新されてなかったかずさ市民応援団の公式サイトもスケジュールが更新されてて、8月中は大学生中心にオープン戦が組まれてます。都市対抗前後には神奈川にもちょくちょく来るみたいですねぇ。補強に行かずに残った選手の方々にはしっかり練習して、秋に備えていただきたいものです。(7月は何してたんでしょう?)
2007年07月24日
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台湾では22日がオールスターゲーム(明星賽)でした。オールスターって試合そのものよりも、オールスターならではのお祭り的雰囲気とか、前後に行われる各種イベントのほうが興味アリです。台湾のオールスターでは事前にホームラン競争、ストラックアウト、ベースランニング対決、などというイベントが行われたそうでして。ストラックアウトでは獅の陽森選手が9枚中8枚を落として優勝とのこと。→[記事]九宮格8中 陽森超準(壹蘋果運動王)(7/22)(big5)最初の7球で8枚落としちゃったらしい。すごいなぁ。(「二枚抜き」のことを「一箭雙[周鳥]」っていうんだ。「一石二鳥」みたいなもの?)しかし、あと1枚になってから5球続けて失敗してパーフェクトならず。惜しい。それでも8枚も落とすのは相当難しいはず。元ネタになったテレビ番組と同じルールでやってるのかわからないけど。投手から唯一参加した李明進投手が、投手なのに参加選手中ビリから2番目なのはお約束? 5枚でも結構いい記録だと思いますけどね~。今年は台南球場で行われたオールスターゲーム、ほぼ満員に近い数のお客さんが詰めかけたらしい。観客動員は苦戦が続いている職棒界だけど、オールスターを楽しみにしているお客さんはやっぱり多いようでホッとします。さらに今さらな話題になりますが、オールスターと言えばファン投票。オールスターの試合にはあんまり興味ないけど、ファン投票は結構楽しみ。なぜならこれでどの選手が球迷に人気あるのかがある程度わかるから。張泰山選手や彭政閔選手が人気あるってことは新聞記事等を読んでも何となくわかるけど、成績と人気って、完全には比例しないですから。毎年投票結果を見て、この選手は成績のわりに人気あるんだなぁ、フフーンなんて思いながら参考にしてます。今年の投票結果はこれ。今年の「意外に人気ある選手」は北部(蛇鯨象)の廖于誠投手。まだ職棒入りしてからたったの3勝しかしてないのにファン投票1位で選出。ついでに去年の投票結果(→これ)を見ると、廖于誠投手は林恩宇投手に次いで2位に入ってます。って、去年はまだゼロ勝だったのに!それだけ人気あるんだなあ。やっぱりアンダースローだから?だけど、そうやって人気のバロメータとして参考にするのもファン投票が正常に機能していないとあんまり意味ないわけで。今年は日本のオールスターではパリーグの投票結果がものすごく不自然なものになり、こんなんだったらファン投票なんてやめたほうがいいんじゃないの? なんて思ってしまうほどでした。台湾ではそういうのないのかっていうと…。ここ数年、1人か2人しかファン投票で選ばれなかった獅隊から今年は一気に6人も選出。これも組織票? 台南開催だから獅迷が投票がんばっちゃった?でも去年に選ばれて今年は落選した選手って、ケガで全く試合に出ていなかったり監督になっちゃったり不振だったりだから理由はある。彼らが好調な獅の選手に取って代わられただけと考えればそれほど不自然でもない気もする。本当のところはどうなんだろう?職棒聯盟もそのへんを気にしているのか、ファン投票ではインターネットでの投票よりもハガキの投票を重視するようにしているんだそうです。具体的には、ハガキでの投票は3倍にして合計するようにしたんだって。きっと、以前にインターネット投票で一人で何票も投票する人がいたからこんなふうになってるんだと想像。今の世の中、ファン投票をちゃんと機能させるのも大変なんだろうな~。
2007年07月23日
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すっかり出遅れてますが、土曜日に都市対抗野球の組み合わせが決定。もちろんJABA公式に掲載済み。→[網頁]第78回都市対抗野球組み合わせ(JABA)まず最初の印象は。わっかりにくいな~な~んでこんな変なことになってるかは抽選会を見に行かれた皆さんが書いていらっしゃるので置いておくとして。(それでも良くわからないや)とりあえずこんな日程になったことで試合消化の早い遅いでの有利不利が単純ではなくなり、従来よりは平等に近くなった、かも知れない。やっぱり一回戦を早く消化したチームのほうが試合間隔が空いて投手のやりくりが楽になるのか、優勝チームはトーナメント表の左のほうのブロックから出ることが非常に多かったですから。(開幕戦に登場するHondaと三菱重工長崎は、勝つと二回戦との間が一週間も空くんだな~。と思えばそのあとは全て連戦で4連戦。極端ですねぇ)●東芝は一回戦で七十七銀行と対戦で、東芝はトーナメント表のほぼ真ん中。一回戦は27日の月曜日、18時からの第三試合で七十七銀行と対戦。七十七銀行さんとの対戦経験って、都市対抗以外も含めてもぜんぜん記憶にない。手元の記録を見てもここ数年は対戦してないっぽいです。毎日新聞神奈川版の記事での印出順彦監督のコメントでは「相手の戦力は分からないが、年々力をつけている。競った試合に強いという印象」。えーっと、要は良く知らないチームだっていうことだな、これは。一方、七十七銀行・村瀬公三監督は東芝について、「走攻守すべてにおいて素晴らしいチーム」。うーん、これもどのくらい東芝のチーム力について知っててのコメントなんだろうな~。両チームはもしかしたら北海道大会で対戦するかも知れないし、対戦しなくてもお互いに絶好の情報収集の場になるのでしょう、きっと。なお、印出監督は「目標はもちろん優勝。だがここ数年全国大会で結果を残せていないので、一戦一戦全力で戦いたい」と抱負を語ったとのこと。目標を高く設定するのは良いのですけど、あんまり大きなことは言わずに1つ1つ、勝って行って欲しいと思います。●ENEOS初戦は大阪ガス神奈川からもう1チーム出場の新日本石油ENEOSの一回戦は26日(日曜日)の第三試合で、相手は大阪ガス。この組み合わせ、去年の日本選手権でも見たんだった。あのときはホームラン合戦の末にENEOSの勝ち。もうちょっとさかのぼって過去数年間調べてみると、この両チームは毎年どこかで対戦してて成績はほぼ五分五分。苦手意識とかそういうのはなさそう。毎日新聞神奈川版によれば、大久保秀昭監督は抽選にのぞむにあたり、験を担いで前日に散髪してきたんだって。こちらの写真を見ると、散髪というか、丸刈りですね、これは。普段からこういう髪型なんだろうか?(確か、予選中から丸刈りだったような)大久保監督も目標は優勝で、「このチームを優勝させるために監督になった」と力強いコメント。すごいですねぇ。それだけ自信あるんだろうか。以上、26日と27日は夜はなるべく見に行くぞ、と。他にもいろいろ見に行きたいな~。全部行くのは無理だけど、この日は1日行くぞとかとか考えるだけでも楽しいです。ところでトーナメント表をよーく見ると、27日は朝から晩まで東北だらけなんですねぇ。赤べこも出るし、朝から行っちゃおうかな~っと。(この記事を見ると、赤べこはもともと監督だった羽生田忠克さんは正式に監督から外れたってことっぽいですが…)
2007年07月22日
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今日(21日)は都市対抗本大会の組み合わせ抽選日。面白そうな対戦が目白押しですが、そちらについてはもう少し記事が出てから書くことにして。今日は先にこっちを。[記事]社会人野球:日本選手権 県一次予選 組み合わせ決まる /神奈川(毎日新聞)今年から日本選手権の神奈川県予選は一次・二次に分かれ、「五強」は二次から出場になるんですが、その前に「五強」以外のチームで争われる一次予選の組み合わせが決定。で、組み合わせが気になると同時に、記事の中身も。まず、一次は5チームが突破するのですが、「10チームが二次予選」に出場と書いてある。つまり、すでに日本選手権出場を決めている日産とENEOSも県予選に出るっていうことらしい。まぁ出ないと秋本番まで試合が少なすぎますし、県内ポイントのこともあるのでしょう。それに彼らが出ないなんてツマラナイし。で、関東二次予選進出チームはどうやって決めるかというと、ENEOSと日産も含めて順位をつけて、関東二次予選に行けるのはENEOSと日産を除いた上位2チームってことなんだって。あ~あ、やっぱりそうなんだ。だいぶ前に直さんに教えていただいて「ええっ」と思ったんですが、正式に出ちゃいましたねぇ。というわけで、神奈川二次予選では東芝、三菱ふそう川崎、三菱重工横浜硬式野球クラブ、そして一次予選を勝ちあがったクラブ5チームの計8チームで、たった2つしかない関東予選進出の椅子を争うということになるそうです。厳しいなぁ、これは。東芝の場合は都市対抗前の北海道大会で優勝して日本選手権の出場権を手に入れちゃえば楽になるんですが、そしたら今度は神奈川の枠がさらに減って、"1"になるんだって。それまたすごい…。まだ県二次予選でどこがシードになるのか、どういう予選形式になるのかわかりませんが、もし去年までのように実質的に敗者復活のないトーナメントだとすると、またまた組み合わせによって非常に有利不利が出るような。今から気になっちゃいます。(初戦でふそうさんと重工さんが当たってどっちかが5位以下確定、なんて組み合わせになるとかなり興ざめかも)で、県一次予選の組み合わせは全川崎クラブの公式サイトに出てます(→ここ)。(横浜DWBCは出場しないらしい)日程は都市対抗とかぶらないように変更になって、8月15~19日とのこと。相模原クラブは中日本クラブカップに出場した直後ってことになるようです。
2007年07月21日
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あと4ヶ月ちょっとに迫った北京五輪予選に向けて米国視察中だった郭泰源監督が帰国したそうです。[記事]徴召擺一邊 郭總跟球員談心(壹蘋果運動王)(big5)(7/18)というか、まだアメリカに行ってらしたんですね~。確か出発したのが6月25日だから、一ヶ月近くの長期滞在。先日、星野仙一監督ご一行が韓国に行ったときは宣銅烈さんと会ったっていう記事を見ました。だから台湾に来たときは泰源さんが出迎えたりするんだろうなって思ってたのにそういうのが一切なく、どうなってるのかと思ってたら、不在だったんですねぇ。(関わりたくないからスケジュールが重なるようにアメリカに逃げたんだったりして)●マイナーリーグ中心に視察で、今回の米国視察の主目的はドジャースで頑張っている郭泓志・曹錦輝両投手だったらしいのですが、二人とも故障者リスト入りっていう思わぬことに。でももちろん手ぶらではなく、3Aに昇格して大活躍中の胡金龍選手やリハビリ中の陳[金庸]基選手をはじめ、マイナーリーグに在籍する選手の試合を幅広く見るとともに彼らに直接会ってゴハン食べてきたそうです。泰源さん曰く、「今回の旅行の最重要目的は視察じゃなくて選手との『談心』」とのこと。五輪予選は国家的行事とは言え、記事にあるように大会に出場してもらえるかどうかは本人とチーム次第らしい。彼らに積極的に五輪予選に出てもらうには「この監督の力になりたい」って思ってもらうことも必要かも。とはいえマイナーリーグに所属する若い選手はだいたいまだ20代前半。泰源さんがロサンゼルス五輪で活躍したのは1984年だから、もう24年も前。西武で活躍したと言えるのは1995年まで。これまたもう13年も前。(そんなに前になるんだなぁ~)とすれば、今の若い選手たちの中には小学校低学年のときに選手生活晩年の泰源サンをちょっとだけ見たっていう程度だったり、泰源さんのことは名前は知っててもあんまり良く知らない、なんていう選手もいるはず。今のうちに顔を合わせて話を聞き、気持ちを通じ合わせておくことが後々につながるかも知れないですね~。●道中は貧乏旅行?なお、米国視察中は泰源さんのほかに通訳さん2人が同行したそうですが、泰源さんご一行は普通にチケットを買って入場してたんだって。客席で一般客に混じって見てたっぽい。しかも台湾棒球協会からの支給は宿泊費の100米ドルのみだったので、追加の宿泊代や選手と一緒に食べたゴハン代は泰源さんがポケットマネーから出したって書いてありますねぇ。星野監督ご一行が台湾に来たときに30人もの記者のかたに囲まれた上にVIP待遇だったのに比べると雲泥の差だって。こんなところにも経済力の差みたいなものが出るんだなあ。
2007年07月20日
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昨日に続いて、等々力のENEOSグラウンドで行われた新日本石油ENEOSと東芝のオープン戦のことを。13時開始ってことで午前中に出かけたんですが、どうもここのグラウンドはどこのバス停で降りるのがいちばん良いのか良くわからないなぁ。今回は市民ミュージアムから歩いてみたけど、道に迷ってしまいました(←さすが方向音痴)。ENEOSの公式サイトにあるように、武蔵小杉の駅から歩いちゃったほうが簡単なんだろうか?で、やっと入口を見つけてグラウンドに入ると、ネット裏にちょっとだけあるスタンドでENEOSのユニフォームを着たあどけない顔の選手がいて、おじさんと話しながらビデオ撮影の準備をしてる。オープン戦でも高卒間もない若手選手はビデオ係で勉強なんですね、と思ったら、それは実は清見賢司投手だった。いや~、ユニフォーム着てなかったらたぶん普通の学生さんにしか見えないわ。マウンドで見るときと全然違うよ~。帽子かぶってないとあんな感じなんですねぇ。●補強の選手は出場せずさて、この日のお目当ては補強選手の動向だったのですが、ENEOS側は補強の選手は見当たらず。東芝側も合流間もないせいか、ユニフォームは着ていても実質的に見学会のようなものだったようで。私もじーっと見てたわけじゃないけどノックも自由参加(?)っぽく、石塚信寿選手は二塁の守備位置についてノック受けてたけど他の4選手は球受けでした。あ、西郷泰之選手も最後は一塁でちょっとノック受けてたっけ。佐藤大士投手も試合中、特に肩を作る様子は見られませんでした。当然、試合にも出ず。●試合はENEOS逆転勝ちで、試合のほうはというと、今日は双方ともレギュラーの選手はほとんどお休み。今まで試合ではほとんど見たことなかった選手が続々と登場。ENEOS永棟一道投手は不思議な投げ方だこと。結果はこういうスコア。(両チームの守備位置のところはスタメンのときのもの。途中の変更は反映してません)あんまり真面目にメモとか取ってないのでバッテリーと本塁打だけ書きますと、[芝]アン、倉崎、清水、藤田-迎里、西川 (本)三沢[E]大川、永棟、村上、岩田-池田、糸屋 (本)須藤、坂下でした。両先発投手は崩れ出すと止まらない感じで早々に降板。5点ビハインドから小刻みに点を返したENEOSが坂下真太選手の2ランホームランで勝ち越して逃げ切ったと、そういう展開。イニングスコアだけ見ると鮮やかな逆転劇、なんですけれども。実際には双方とも四死球が非常に多く、オープン戦とはいえ何だか疲れました。両チーム合わせて20個近く出たんじゃないかぁ?点の入りかたも、豪快なホームラン、鮮やかな連打でのタイムリーなどの一方で、押し出し2連発とか、1イニング2暴投で点が入ったりとかもありまして。これが本大会じゃなくて良かった、っていう感じでした。ま、主力は出てないし、まだまだこれからでしょう。一番を打ったENEOSのルーキー・須藤宗之選手。初回、アン投手の初球をいきなりレフトオーバーのホームランで、初回先頭打者初球ホームラン。そのあともヒットを連ねて3安打、あわやサイクルヒットの活躍でした。須藤選手はスイッチヒッターのはずなんだけど、全部右打席で打ってたような。負けじと東芝のルーキー・三沢慶幸選手は3回にものすごい当たりのホームラン。レフトフェンスのはるか上のほうを越えて行きました。このグラウンドの広さはわからないけど、あれなら日本中どこの球場でもホームランなんじゃないかっていうくらい。今日の飛距離王。7回にはライト前に落とすヒット、9回にも岩田雄大投手からセンター返しで1打点を挙げ、今日は3安打。大きいのを飛ばすだけではないところを見せてくれました。補強の選手にやすやすとスタメンは渡さないぞ、っていう感じでしょうか。(でも競争相手が悪すぎますよねぇ)東芝の3番手・清水芳政投手。(目が怖いです)試合で投げているところを見るのは2年ぶり。これだけ左肩が下がればもうアンダースローの領域?あまりヒットが出なかった下位打線相手とはいえ打者4人をパーフェクトに抑えてます。左投手は補強しなかったし、結果を残し続ければ本大会でもチャンスあり、かな?それから二次予選のとき、松葉杖姿でスタンドにいた中野真博投手はこの日はちゃんとユニフォームを着てて、ノックのときもグラウンドに出てました。まだ足は引きずり気味だったけど、だいぶ良くなっているようです。良かった。(でもまたノックのときに一人だけ、いない選手がいたのが気になる)●おまけ帰りに等々力球場のほうから賑やかな音が聞こえて来るので行ってみると、高校野球をやっていました。ちょっとのぞき見。生で見るなんて何年ぶりかしらん。桐蔭学園が10-1で藤沢西高校を破った試合。高校野球も華やかです。得点が入ったときにブラスバンドの生徒さんが抱き合って大喜びしてるのを見て、青春だな~って感じてしまいました。
2007年07月19日
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ここのところ、補強選手の発表が滞ってるな~って思ってたら、今日になって急に各地区いっぺんに発表されました。神奈川と南関東は別の日にして欲しかったな~(←わがまま言うな)。とりあえず今日は神奈川で書きます。[記事]第78回都市対抗野球:補強選手決まる 豪華な顔ぶれ結集 /神奈川(毎日新聞)今年の東芝の補強は。佐藤大士投手(三菱ふそう川崎) 背番号32(後ろ姿になっちゃいました)東芝には佐藤崇典選手もいますが、背中のネームはお二人とも"SATOH"でした。西郷泰之選手(三菱ふそう川崎) 背番号33(ピント甘いです)西郷選手が東芝のユニフォームを着るのは12年ぶり3度目らしい。西郷さんは赤いユニフォーム似合わなそうだな~って思ってたけど、見てみるとそうでもなかった。左:石塚信寿選手(三菱ふそう川崎) 背番号35中:小山豪選手(日産自動車) 背番号34(あんまり写りが良くなくてごめんなさい)お二人とも補強そのものが初めてのようです。意外。渡部英紀選手(三菱重工横浜硬式野球クラブ) 背番号36東芝には2004年以来二度目。伊勢泰孝選手とず~っとしゃべってたけど仲良しなんでしょうか?例によって東芝は1番から31番までギッシリ背番号が埋まっているので、補強選手は32番から36番。そのあと37・38番がコーチ二人。ちょうど5人分空いてるんだ。今日は新聞とか見ないで出かけてしまいまして、どなたが補強かはグラウンドで知りました。まずグラウンドに入ると目に入ったのは36番をつけた渡部選手。お、渡部選手は今年は東芝ですね。よろしくお願いしま~す。続いて西郷選手と小山選手が。あれれ、ポジションかぶってるけどお二人とも東芝なの?それから佐藤投手の大きな体が目に入って、最後に石塚選手を発見してこれで5人。むむむ、投手が1人だけなんですねぇ。特に左投手は絶対にとるんじゃないかと思ってました。大丈夫かなあ。(今日の試合も8点も取られました)毎日新聞の記事にもあるように、「五強」で本大会に出られなかった3チームの4番打者を全部集めちゃったことになります。確かにゴージャスではあるけども、なんか巨人みたいな補強。打つときはすごいけど打てないときはサッパリ、みたいになってしまわないかと心配。ま、そのへんはこれからいろいろ探るんでしょう。それにしても、皆さん背の高いかたばかりで。整列のとき。なんか補強組がずいぶん前のほうに並ぶな~と思ったんですけど、これは背の順らしい。いちばん右はキャプテンなので結城充弘選手。結城選手も178cmあるので決して小さくはありません。でも結城選手が小さく見えるほど、その後ろからはノッポさんが続きまして。1番目:佐藤大士投手(#32)=189cm ←補強2番目:清水芳政投手(#14)=188cm3番目:渡部英紀選手(#36)=187cm ←補強4番目:伊勢泰孝選手(#25)=186cm5番目:西郷泰之選手(#33)=185cm ←補強6番目:藤田卓史投手(#12)=182cmきれいに背の順です。小さく前へならえ! (それは小学校)グランドスラムを見ると、東芝には他にはこれより背の高いひといません(木戸一雄投手が6位タイで182cmあります。木戸投手は今日はネット裏係でした)。左よりに写ってる小山選手と石塚選手も181cmあるそうですので、背の順なら藤田投手(と木戸投手)の次に来ます。つまり、補強5選手ともノッポさんトップ10に入るってわけ。これまた「巨人」みたいな補強?第二代表のENEOSの補強選手は以下のとおりとのことです。谷村逸郎投手(三菱ふそう川崎)野上亮磨投手(日産自動車)佐々木勉選手(三菱ふそう川崎)四之宮洋介選手(日産自動車)吉浦貴志選手(日産自動車)これで吉浦選手は10年連続出場ってことになるはずだ。一方で去年、10年連続表彰を受けた伊藤祐樹選手や村上恭一選手は落選でした。なお、ENEOSの補強の選手は今日はグラウンドで見当たらず。もしかしたらジャージ姿で見てるとか、ユニフォームが間に合ってなくてENEOSの違う選手のユニフォームを借りて紛れ込んでるんじゃないかと思ってよ~く見てみたけどいなかったみたい。まだ合流してないのかな。●おまけ石塚選手はISHIZUKAじゃなくてISHITSUKAだったと思うんだけど…。作り直し?
2007年07月18日
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今日はちょっと前になりますがこの記事で。[記事]中華職棒》日薪600 郭建宏黯然棄投(聯合新聞網)(big5)(7/12)去年12月のドラフト会議で鯨に1位指名された郭建宏投手。何とこれまで練習生扱いで、日給たったの400元(1500円くらい)!半年間、二軍の試合に出場するかたわらで一軍で打撃投手をしていたそうですが、このたび正式に契約しようってことになって交渉を行ったものの、提示額は契約金ナシで日給600元(月給にして18000元だから6万5000円くらい)。こんな額ではやって行けない、ってことで退団を決めたということらしいのですが。記事を見て、何だかすごい話だなあと。台湾には選手の給料の最低保証額とかないんだろうか?って思ったけど、日給400元っていう部分については鯨さん球団から誤解だという釈明がありまして。[記事]〈CPBL〉郭建宏選手釋出一事 中信球團説明(yam天空)(big5)(7/13)郭建宏投手との間に契約関係はなく、日給400元というのは食費で、きちんと二軍選手の待遇を与えていたと書いてあります。二軍選手の待遇っていう部分に給料が入ってるのか良くわからないけど、「職業棒球」の選手名鑑号には「推測月給4萬元」って書いてあるのでそれなりにはもらってたってことなのかなぁ。でも4萬元でも相当安い。熊のドラフト10位以下の選手でももっと高い金額が書いてあるぞ~。で、6月以降に食費の400元の部分を600元に増額したところ、このときちょうど郭建宏投手が退団を決めてしまったため、「契約金ナシ、月給18000元」と誤解されて記事になってしまったと、鯨さんチームの主張によればそういうことらしい。何が本当なんだか良くわからないけど、それにしたって、ドラフト1位指名の選手が練習生扱いになって正式契約してもらえていなかった、っていうのも充分にすごい話に思えます。日本ではまず有り得ない。そもそも台湾でもドラフト指名してから3ヵ月以内に契約・登録しないと指名が無効になるんじゃなかったっけ? 違ったっけ。●変わった経歴の苦労人この郭建宏投手、新年の「職業棒球」でも注目の新人選手ってことで大きく特集されていたんですが、台湾の職棒はほとんどのが高校・大学時代に名門校・強豪校でプレーしていた選手ばかりなのに、この郭建宏投手は例外。高校では野球部に入らず、大学も下のほうのクラスの弱い学校で投げていたという変わり種なんだそうです。大学を6年かかって卒業したあと、兵役期間を一兵士として過ごすことになってその間野球ができなかったものの、あきらめずにドラフト会議前のテストを受け、140km/hを越える速球を投げ込んで合格、鯨に指名されたっていう流れらしい。本当はドラフトのときに熊が指名したかったんだけど、指名順が鯨が先だったので鯨が指名したってことみたいです。なので、鯨を辞めると報道されてから熊に誘われているみたい。また、郭建宏投手が高校のときに野球部に入らなかったのは、当時ちょうど職棒が八百長騒ぎの渦中にあったのでパパさんが反対したからなんだって。職棒界の事件が直接には無関係の野球少年の進路にも影響を与えてしまったのですねぇ。日本の球界も裏金だ何だでゴタゴタしてると、子供たちが野球選手を目指さなくなっちゃうかも知れませんよ~。
2007年07月17日
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クラブ選手権の予選で最後に残った北海道二次予選。3連休の間も台風による順延もなく予定どおり日程を消化したようで、オール苫小牧が全国最後の切符を獲得してこれで16代表全て決定。→[網頁]第32回全日本クラブ選手権大会出場チーム(JABA)それから去年から始まった、「あと一歩」のところでクラブ選手権出場を逃したチームによって争われるクラブカップ。本当はナショナルクラブベースボールシリーズというらしいですけど、JABA公式ではまだ出場チームがはっきり発表されてませんが、手もとの毎日新聞などのメモによれば今年の出場チームはたぶんこうなったはず、だ。(間違ってたらゴメンナサイ)◇東日本クラブカップ北海道:北海道マーリンズ(二次予選代表決定戦で敗退・2位)北海道:札幌ホーネッツ (二次予選準決勝で敗退・3位)北海道:小樽野球協会 (二次予選準決勝で敗退・3位)北海道:社会福祉法人幸清会 (二次予選二回戦で敗退・失点数により5位) (2年連続)東北:久慈クラブ (東北二次予選5位)東北:岩手21赤べこ野球軍団 (東北二次予選5位)北関東:伊勢崎硬建クラブ (代表決定戦で敗退) (2年連続)北関東:オール高崎野球倶楽部 (代表決定戦で敗退)◇中日本クラブカップ北信越:佐久コスモスターズ硬式野球クラブ (代表決定戦で敗退) (2年連続)北信越:富山ベースボールクラブ (代表決定戦で敗退)南関東:ABC東京野球クラブ (代表決定戦で敗退)南関東:所沢グリーンベースボールクラブ (代表決定戦で敗退) (2年連続)南関東:大富士BASEBALL CREW (二次予選二回戦で敗退)南関東:相模原クラブ (二次予選二回戦で敗退)東海:浜松ケイ・スポーツベースボールクラブ (代表決定戦で敗退)東海:全三重クラブ (愛知・三重一次予選で2位)◇西日本クラブカップ東近畿・奈良フレンドベースボールクラブ (代表決定戦で敗退)西近畿・全播磨硬式野球団 (代表決定戦で敗退) (2年連続)中国・広島鯉城クラブ (代表決定戦で敗退・2位)中国・岩国五橋クラブ (中国一次予選で次点・3位) (2年連続)中国・山口きららマウントG (中国一次予選で次点・3位) (2年連続)四国・松山フェニックス (四国一次予選1位) (2年連続)四国・徳島野球倶楽部 (四国一次で敗退)九州・福岡オーシャンズ9 (二次予選代表決定戦で敗退・2位)九州・北九州市民硬式野球クラブ (二次予選準決勝で敗退・得失点差により3位)(2007/7/18修正:四国からは徳島野球倶楽部が出るそうです。ゴメンナサイ)西日本クラブカップは2年連続が多いですねぇ。北海道はクラブ選手権本大会への出場枠が1つしかないのにクラブカップは地元開催なので枠が4つもある。なので1位がクラブ選手権へ、2~5位がクラブカップへ。でも予選の形式は単純トーナメントで、5位決定戦とかはありません。5位の決め方は?答えは準々決勝で敗れて5~8位に相当するチームのうち、失点が最小だった社会福祉法人幸清会が5位となってクラブカップ出場となったとのこと。こうなると「あと一歩」というよりはあと三歩くらいって感じです。それからまた難しいのが中国四国地区。こちらも北海道と同じで、クラブ選手権本大会への出場枠が1つしかないのにクラブカップは地元開催なので枠が4つ。単純に考えれば二次予選で敗退した3チームと、何らかの形でもう1チームを選んでクラブカップ出場となりそうなものなのですが。でも、中国一次予選(徳山大会)で敗退した岩国五橋クラブと山口きららマウントGの公式サイトの両方に西日本クラブカップ出場と書いてある。どうやって決まったの?いろいろ巡回してみると、クラブカップの枠はもともと中国3・四国1と決まっていたらしく。中国は二次進出した2チームのうち倉敷ピーチジャックスがクラブ選手権本大会出場、二次で敗れた広島鯉城クラブと、一次の代表決定戦で敗退した岩国五橋クラブと山口きららマウントGがクラブカップ出場となったと解釈できました。二次進出した2チームがともに一回戦で敗れた四国は、これもいろいろ巡回してみると都市対抗予選が西日本クラブカップ予選も兼ねていたそうで、代表枠が「1」とあります。で、都市対抗予選でクラブ3チームの中で1位になった松山フェニックスが出場権を得たということらしい。(そうではなかったようです。「二次予選への代表枠2、クラブカップへの代表枠1」というのは「3チーム中上位2チームが二次予選へ、3位チームがクラブカップへ」っていう意味だったのかなあ。不思議な…)まとめると。中四国二次予選優勝:倉敷ピーチジャックス → クラブ選手権出場中四国二次予選2位:広島鯉城クラブ → クラブカップ出場中四国二次予選3位:松山フェニックス中四国二次予選3位:アークバリアドリームクラブ中国一次二回戦敗退:岩国五橋クラブ → 中国代表でクラブカップ出場中国一次二回戦敗退:山口きららマウントG → 中国代表でクラブカップ出場四国一次予選敗退:徳島野球倶楽部 → 四国代表でクラブカップ出場うーん、難しい。独特で、おもしろいと言えばおもしろい決めかたです。●今年のクラブカップは8月11・12日3地区のクラブカップは8月11~12日。今年はクラブ選手権とは時期がズレています。なお、相模原クラブの公式サイトによると、少なくとも中日本クラブカップの組合せはもう決まってるらしい。相模原クラブは一回戦で浜松ケイ・スポーツベースボールクラブと対戦するそうです。あと、日程でちょっと気になるのが東日本クラブカップに出場する岩手21赤べこ野球軍団。8月だけで3つも公式戦が詰まっていて。8月11,12日:東日本クラブカップ8月18~20日:日本選手権岩手県一次予選8月24日~:都市対抗野球本大会ま~忙しいこと。しかも都市対抗本大会直前に、補強の選手が出場できない(と思われる)大会がこうも連続してると全体練習にも影響出ちゃうんじゃないのかなあ。赤べこが補強をとるのかはまだ発表されてないのでわかんないけど。(2007/07/18修正:出場チームが1チーム間違ってたので直しました)
2007年07月16日
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15日が決勝戦だったアメフトワールドカップ。日本は実に惜しかったみたいですね。スコア速報を見たら同点で終わってたので双方優勝→日本3連覇かと思ったら、延長戦があったとは。残念でした。私は14日の土曜日に見に行こうと思っていろいろと準備してたんですが、台風接近で大雨になってしまったのでやめました(←根性なし)。開幕戦と決勝戦以外の試合会場は、なつかしのあの川崎球場。川崎球場は、閉鎖になるときにスタンドを壊してしまってただのグラウンドになっていると聞いていたので、そんなワールドカップなんていう世界規模の大きなイベントが開催できる施設になっているとはぜんぜん知りませんでした。行ってればホントに久しぶり、だったんですけれども。私は川崎球場ではあいにくプロ野球の試合は一度も見たことがなくて、初めて川崎球場で野球の試合を見たのは1999年のスポニチ大会。いま楽天で防御率がすごいことになってる戸部浩投手が先発で。春雨がしとしと降る中の試合で、途中から雨が強くなって通路に避難しながらの観戦。終盤、JR四国が猛烈に追い上げて来てひやっとした記憶がありますが、東芝府中が逃げ切って勝った試合でした。川崎球場ってオンボロな球場の代表格みたいに言われてたと思うんですが、私はそんなにオンボロだっていう印象はなくて。まぁそれは内野の良い席で見てたからで、外野に行けば超ボロボロだったのかも知れないけど。スコアボードも電光表示式で、思ったよりずっと立派なものでした(テレビ中継で見てて手動式のイメージが強かったもので)。どっちかと言うと、一般のお客さんが使うトイレを選手も普通に使ってたり、私が自動販売機でジュースを買っていたら後ろにさっきまで試合してたユニフォーム姿の選手が並んでたりと、どれだけ選手と客の区別のない球場なんだ、そんなんで良いのかと、そっちのほうが印象深かったです。(あとで神宮も似たようなものだってことに気づきましたけど)都市対抗神奈川予選も当時は川崎でしたね。今は予選は横浜スタジアムでやってますが、お客さんがそこそこ入っていても全体から見ればガラガラ。でも、川崎球場でやってた頃はスタンドが小さいせいか、はたまた当時はお客さんが今より多かったのか、結構座席が埋まって見えた記憶があります。狭い球場な上に当時は金属バットだったからホームランが非常に良く出て、両チームとも二桁得点なんていう試合が珍しくなかったとか。そんな川崎球場もスタンド取り壊しが決まり、社会人野球の試合は2000年のスポニチ大会が最後。名物と聞いていたラーメンも食べたことがなかったので、観戦ついでに食べに行きました。薄味で、名物と言われるだけのことはあるな、って思った覚えがあります。まだ寒い時期に行ったこともあって体があったまりました。上ではそんなにオンボロではなかったと書きましたけど、やっぱり全体的に古い球場であることは間違いなくて。今から思えば社会人野球のうらびれた雰囲気(←そんなこと書いていいのか?)に何だか良く合ってた球場だった気がします。今回は行けずに残念でした。また何か機会があれば。
2007年07月15日
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夏の甲子園に向けての都道府県大会が各地で続々と開幕し、沖縄ではもう甲子園行き決定直前まで予選が進んでいるそうで。今日は高校野球の新聞記事から。6月28日のスポーツ報知。東芝が1998年に黒獅子旗を獲得したときに橋戸賞だった須田喜照さん。4月から母校である山梨学院大付属高校の投手コーチをしているんだって。(こーんな大きな記事です)記事によりますと、須田さんは2002年限りで現役を退いた後、2003年に東芝は辞めちゃって山梨に戻り2004年に日東建設に入社。軟式野球部の監督をされているんだそうです。ずいぶん前に東芝は辞められていたんですねぇ。ということは、東芝・須田監督が誕生することはまずないってことか。で、会社の仕事や軟式野球部の監督業の合間を縫って、今年の4月から母校の高校の指導もしてるそうです。須田さんって野球選手としてはかなり細かったし(現在66kgだそうです)、外見はあんまり体育会系っぽくなかった。ユニフォームを着てなかったら野球選手って気付かないんじゃないかって思ってたけど、記事の写真を見ると今はメガネをかけてらして、何だか塾の先生みたいだ。須田さんは話術が巧みだそうで、生徒さんたちが話に聞き入っているとか。その一方で「熱血指導」を行ない、監督や他のコーチのかたも、投手陣が確実に成長していると口を揃えているとのこと。あんまり現役の頃のイメージだと「熱血」って感じではなかったんですけれども。ちなみに紙面の上のほうにある「果たせなかった夢」というのは、須田さんご自身は甲子園に出られなかったことを指しているようです。(決勝戦で8回まで勝ってたのに逆転で負けちゃったらしい。惜しい!)さて、山梨県大会は14日が開幕の予定だったけど台風の影響で2日順延。16日が開幕となるそうです。山梨学院大付属は二回戦から登場で、順調に行けば19日が初戦ってことに。朝日新聞のサイトで展望記事を読むと、山梨学院大付属は有力校の1つではあるものの、例の特待生問題で春季大会を途中で辞退したせいか、ノーシード。さらに都留・東海大甲府・日本航空といった強豪ひしめくブロックに入ってしまったそうで、初戦から厳しい戦いが予想されるとのこと。ところで高校野球はコーチはベンチ入り不可なんでしたっけ? じゃあ須田さんはスタンドからご覧になるのかな。私も密かに注目してみようっと。
2007年07月14日
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星野仙一日本代表監督ご一行の台湾職棒視察最後の試合は高雄での熊鯨戦。陳金鋒選手の大きなホームランが出た試合、日本の記事で具体的に選手名が挙がっている記事は2つ見つかりました。[記事]星野監督視察終了、台湾4番陳らチェック(日刊スポーツ大阪)最終日となったこの日は、台湾プロ野球の中信-ラニュー戦(高雄県立済清湖棒球場)で、2回に本塁打を放ったメジャー経験をもつラニューの4番・陳金鋒外野手(30)らをチェックした。韓国、台湾で計6試合を視察した田淵ヘッドコーチは「台湾は右、韓国は左の好打者が多い」と分析。山本守備走塁コーチは「全体的に外野の肩はそう強くないし、リードオフも大きくない」。大野投手コーチは「チームがひとつになって国の戦いになったときは簡単にいかない」と印象を語った。蛇だけは左打者いっぱいいるけど、全体からすれば左打者の絶対数がかなり少ないの台湾。こういう感想になるのも無理もないところでしょうか。[記事]星野代表監督警戒!台湾打撃陣の急成長認めた(スポーツ報知)2008年北京五輪出場を目指す星野日本代表監督(60)が、台湾代表候補の主砲のパワーを認めた。昨年のWBCにも出場したラニューの4番・陳金峰外野手(29)は2回にバックスクリーンに本塁打を放つなど、力強さを見せつけた。「パワフルだね。阪神・林みたいにシュアな打撃をする選手もいるし、いいバッターが多い」と星野監督。メジャーリーガーばりに上半身の力だけで遠くに飛ばす打撃フォームを目の当たりにし、台湾野球の急成長を再認識した。ただ、弱点も見極めた。「高めのボールには強いけど、縦の変化には弱いかな。実際に見たことで、選手たちにも伝えられるからね」と田淵ヘッド兼打撃コーチ(60)は攻略に手応えをつかんだ様子だった。「急成長」と褒める一方、「攻略に手応え」とも書いてあります。ただ「急成長」っていうのが具体的に誰が、いつと比べて急成長なのかが良くわかんないですねぇ。(日刊では「陳金鋒外野手(30)」、報知では「陳金峰外野手(29)」。名前と年齢が両紙で違う。陳金鋒選手は1977年10月28日生まれだから今は29歳が正解。五輪予選の頃には30歳です)(報知に書いてある「昨年のWBCにも出場したラニューの4番・陳金峰外野手(29)」。ケガで辞退したのでWBCには出てないってば)(日刊の「済清湖棒球場」っていうのも…(本当は澄清湖です))一方、台湾の記事では何を言ってるかというと。[記事]亞錦賽/星野最大收穫看到陳金鋒全壘打 中華隊不可輕忽(東森新聞報)(big5)(7/13)要点だけざざっと。年末のアジア選手権で日本の監督をつとめる星野仙一、12日の情報収集は大収穫。陳金鋒の12号ホームランを見た星野氏曰く、陳金鋒の打撃は印象深く、日本に戻ってから彼にどう対するかを研究する。台湾国内には好選手が多く、さらに海外組の選手が加われば実力は軽く見ることはできない。(中略)星野仙一が言うに、陳金鋒と林智勝は打撃爆発力があって技術も高い。陳金鋒の打撃を見た後、後で日本で彼にいかに対するか詳細に研究する必要があると感じた。さらにこれも今回の台湾視察の最大の収穫で、陳金鋒は彼に最も申告な印象を抱かせた選手だ、と。リンゴ新聞にも似たような記事がありまして、鯨の王宜民選手の二塁守備を褒めてますが、それ以外はほとんど同じような内容。陳金鋒選手と林智勝選手が要注意だそうです。ま、そりゃそうか。今回はあまり余計なことは言わずにひたすら持ち上げてるみたい。褒め殺し?で、以上の記事を読んで思ったこと。陽動もあると思うのでどこまで真に受けていいのかわかりませんが、「日本に帰ってから研究する」っていう部分を見て、日本の情報収集ってどうなってるんだろう、って思ってしまいました。陳金鋒選手が台湾国内組の打者の中で最もマークすべき人物の一人であり、真っ先に攻略法を探るべき対象というのはアタリマエすぎて、はっきり言って誰にだってわかること。それに陳金鋒選手は去年のアジアシリーズで来日してるし、ドーハのアジア大会で対戦してからまだ1年も経ってない。それ以外の大会でもこれまでにもう何度も何度も日本と対戦してる。ならば何世代か前の日本代表チームが情報収集してとっくの昔に分析終了で、弱点も含めて丸裸にしちゃっててもおかしくないのに「日本に帰ってから研究する」。星野さんも3年前のアテネ五輪のとき、日本台湾戦をテレビで解説してました。陳金鋒選手が上原浩治投手から3ランホームランを打つところも目の前で見てます。他の試合も、情報部隊のかたから過去のビデオとか渡されて見てないのかなぁ。だから視察後に「彼はもう何度も見てるから今さら何も言うことはないよ」くらいなことを言ってくれると、ああ、日本の情報部隊はしっかりしてるなあ、って感じられるのに、報道を見る限りではそういう感じではないっぽい。まるで初めて見たようなコメントです。実際のところはどうなのかはわからないけど、どうも日本チームは大会のたびにゼロから情報収集をやり直しているようにも思えてしてしまいます。過去の情報の蓄積ってものが感じられない。まぁこの点は星野さんご一行よりも、アマチュア主体だったりプロ主体だったりする日本の体制のほうに問題アリなんでしょうが…。これから攻略法を分析するくらいなら去年のアジアシリーズで陳金鋒・林智勝両選手をほぼ完璧に抑えた日本ハムのスコアラー陣に協力でもしてもらったほうがよっぽど早いんじゃないの? なんて思ってしまったのでした。
2007年07月13日
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昨日の試合では星野仙一監督ご一行が見守る中、獅・潘威倫投手は見事に11連勝を飾ったのですが、実は右肩の具合があまり良くなくて、前回前々回は痛み止めを飲んで登板してたんだって。登板間隔を空けたのは別に星野さんへのサービスではないらしい(←そりゃそうか)。しかも、今日付けで二軍に落ちちゃってる。そんなに悪いのかなあ。ファン投票で選ばれて出場する予定のオールスターも近いけど、大丈夫なんだろうか?さて、星野さんが潘威倫投手を見てどう評したかという記事は、今度はデイリーじゃなくてスポニチに出てました。[記事]星野監督 早くも五輪集合日に頭悩ます(スポニチ)引用しちゃいますと。 ≪台湾の潘威倫「いい球投げる」≫星野監督は台南市野球場で統一―誠泰を視察。最速151キロの代表エース候補、統一・潘威倫(パン・ウェイルン)について「いい球を放っていたね。日本に帰っても映像で、またじっくりと見るよ」と話した。同投手は今季10勝2敗の好成績で、日本戦先発の可能性も高い。非常に差し障りないコメント。つまんないの~(←こらこら)。「日本戦先発の可能性も高い」ってホントかなぁ?では、台湾の記事はというと。[記事]亞錦賽情蒐星野讚[口都][口都](壹蘋果運動王)(big5)星野さんは潘威倫投手が6回で降板すると、さっさと帰っちゃったらしい。まー、失礼しちゃうわね~。って、きっと後ろに予定があったんだと思うことにしましょう。しかし、ずいぶんラフな服装で見てますねぇ。星野さんのコメントのところを拾うとこんな感じ。「この試合の張力は昨日の鯨牛戦より強かった。日本には潘威倫に似たタイプの投手はたくさんいる。彼は将来、台湾代表の主力中継ぎ投手になれるだろう。蛇獅両チームには強力打者が多く、おそらく4,5人は北京五輪予選の代表に入って来るんじゃないかな?」日本の記事より少し長めにコメントしてます。なんか、微妙にトゲのある言い方のような…。ま、翻訳の翻訳だから本当のところはわからない。あと、「張力」っていうのがどういう意味で言ってるのか良くわからないけど、意味によっちゃ鯨迷と牛迷にしたらコケにされたように感じるかも。どうも昨日の張泰山選手へのコメントといい、星野さんは台湾の人たちに嫌われるような余計な一言を言っちゃってる気がする。台湾の記者も聞き耳立ててるって意識が薄い?●張泰山「弱点を見つけてくれてありがとう」一方、前日の試合で「内角が弱い」と指摘された張泰山選手。反撃してます。[記事]内角罩門被發現泰山反虧星野(壹蘋果運動王)(big5)内角が弱いと報じた日本のデイリースポーツの記事について聞かれて答えるに。張泰山は「弱点を見つけてくれて、練習する時間をタップリ与えてくれてありがとう」。「内角が打てないって? もし彼らが来たときにボクが内角球を打ってたら何て言ってたんだろうね?」カチンと来てるらしい。そりゃそうだろうな~。星野さんにとっちゃそうやって意識させることが狙いなのかも知れないけど。なお、記事中で林仲秋コーチ曰く「張泰山は内角打ちはわりとうまい」んだそうです。でもこれは牛の打者では、あるいは台湾の打者では、の話だから、日本の打者と比べてどうかっていうと微妙。で、今日は星野さんご一行の台湾最後の視察試合。陳金鋒選手がバックスクリーンへ飛び込むホームランを打つなど3安打猛打賞だったようです(←さっきスポーツニュースでちょっとだけホームランのシーンが映った)。さて、今度はどんなこと言ったのか。
2007年07月12日
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北海道大会の出場チームと日程が発表されております。東芝の公式サイトでは、予選を突破してから「今後のスケジュール」のところがずっと「次回は、第78都市対抗野球大会です」ってなってたから、もしかして北海道大会に出ない? なんて思ってたんですが、ちゃんと出るそうです。(公式サイトは今でもそのままですね)出場チームを見てみると、関東は予定どおり全て各地区の第一代表。他にも、北海道と東北は予選の上位チームを、それ以外からは各地区の第一代表を集めたようです。あわせて12チーム中9チームが第一代表。そしてここ10年の黒獅子旗チームが4チームも。かなりゴージャスな顔ぶれ。Aブロック:住友金属鹿島、七十七銀行、JR北海道、王子製紙Bブロック:日本通運、TDK、航空自衛隊千歳、日本生命Cブロック:鷺宮製作所、東芝、室蘭シャークス、NTT信越硬式野球クラブ東芝はCブロックに入りました。 同じブロックに入った室蘭シャークスは前に都市対抗に出たとき、ユニフォームが東芝そっくりで、へ~って思ったんだった。今もそうなんだろうか?(とすれば、白ユニフォームの出番?)で、Cブロックでブロック1位になると、準決勝は「?」チームと対戦。「?」って何だ? 決勝トーナメントから投入される謎の軍団か?(←んなわけない)たぶん、いわゆる「ワイルドカード」のことなんだろうけど、決め方くらい載せて欲しい。(今日届いたJABAニュースによれば、「A~Cブロック2位から得失点差で決定」とのこと)で、東芝は18日からオープン戦を再開するらしい。壮行試合ってやつですね。18日は新日本石油ENEOSと、神奈川同士でオープン戦。翌19日の日本通運との試合は横浜スタジアムでやるんだって。これは一般客は入場不可かな?27日に鷺宮製作所との試合のあと、28日の上武大学は谷口英規(英功)さん、30日のセガサミーは青島健太さんと、東芝OBが監督をしているチームとの試合です。補強の選手がどんなふうに入るかチェックしたいし、1試合くらいは見に行きたいものだ。(8月になってからでもいいけど)
2007年07月12日
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台湾を訪れて職棒を視察している星野仙一日本代表監督。まず最初に名前があがったのは張泰山選手でありました。[記事]〈亞錦賽〉星野仙一宣稱找到了張泰山的弱點(yam天空)(big5)要点だけざざっと。星野JAPAN教練団ご一行は10日の夜に台中球場で興農と中信の試合を観戦、試合後に彼曰く、「今日の最大の収穫は『森林王子』張泰山の弱点を見つけたこと」。この試合で張泰山は4番サードで先発出場。2回に二塁打を打ったものの、3回は投手から内角攻めを受けて空振り三振。4回には二死満塁で一塁フライに倒れてチームは得点を挙げることができなかった。試合後に星野が日本のメディアの取材に対して言うには、「張泰山の打撃は相当良い。守備も堅い」。しかし、内角球は弱点であると。「内角攻めに苦しめられる台北リーグの張泰山」ってやつですね。((c)細かすぎて伝わらないモノマネ選手権。髪型がいちばん似てました)モノマネ芸人さんがかなり前にネタで指摘していたことを、プロ出身の代表監督ともあろうかた今ごろ検証してるって考えるとちょっと滑稽?似たような内容の記事が日本でも出てます。デイリースポーツの記事。[記事]星野監督が「森林王子」の弱点発見(デイリースポーツ)実際には内角が弱いと言っているのはコーチの山本浩二さんらしい。で、この記事なんですけど。 張は、台湾の台東という緑豊かな土地の出身だ。さらに顔も二枚目。そこから「森林王子」というニックネームがつけられた。いやいやいやいや、別にそういうわけではなかったような。(森林王子=ターザン→泰山じゃないんですか?)(そもそも二枚目かっていう問題も…。帽子をかぶっていればOK?)(さらっと言ってる「守備も堅実だし」っていうところもツッコミどころか? ターザン先生の守備はエラーしない試合なら華麗にも見えるんだけど、堅実とはちょっと違うような)張泰山選手が本当に内角に弱いのかどうかは私には良くわからないけど、もし本当に弱点ならば、「弱点? 見つけたよ。でも詳しくは言えないな。フッフッフ」みたいに隠しておいたほうが日本としては得だと思う。それをわざわざバラすっていうのは、心理戦?以前、ヤクルトの監督だった野村克也さんが、日本シリーズでオリックスにいたイチロー選手と対戦したときのこと。本当は弱点なんて見つからなかったのにわざと「イチローは内角が弱点」とテレビで言い続け、結果、イチロー選手は内角を意識しすぎて調子を崩して不振に終わった、なんていう話を思い出しますが、はてさて。翌日の11日に星監督ご一行が視察した試合では獅の潘威倫投手が見事に先発11連勝達成。先発で、途中に勝敗なしを挟まない純粋な連勝記録としては郭源治さんと並んでタイ記録だそうですが、さて星野さんは今度は何を言い出しますでしょうか。
2007年07月11日
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都市対抗予選は9日にNTT信越硬式野球クラブがTDK千曲川を破って3年ぶり18回目の出場を決め、これで32代表出そろいました。おめでとうございま~す。組合せ抽選は7月21日。ここのところずっと毎日、日本のどこかで公式戦があったけど、抽選までの間は公式戦がない日のほうが多くなっちゃいます。その間、楽しみなのはクラブ選手権出場チームが北海道を最後に出そろうことと、そして補強選手の発表。前は地区予選が終わるとすぐ発表されてたのに、最近は小出し。今年も小出しっぽい。神奈川はまた最後のほうなんだろうな~。今のところ、九州・中国・東京・北関東の補強選手はすでに毎日新聞のWeb版で掲載。計10チーム発表済。見ると、今年も枠いっぱいまで補強しないチームが多いですねぇ。東京とかは仕方ないかも知れないけど、九州なんて敗退した有力チームたくさんあるのに、もったいないな~。やっぱり補強選手が枠いっぱいまでいないと、少しさみしい気がしてしまいます。そうそう、NTT東日本の高橋賢司選手と飯塚智広選手はそれぞれ鷺宮製作所とセガサミーに補強されて10年連続出場とのこと。おめでとうございま~す。私が社会人野球を見始めた年に新人だった選手の方々。やっぱり思い入れが深くなります。(ってことはそうか、私も10年目になるのか)●日本選手権の日程等が正式決定[記事]社会人野球:日本選手権は11月15日から11日間開催(毎日新聞)・日本選手権は11月15日~25日(11日間)に決定。従来より2日間増。・大会を盛り上げた応援団を表彰する「元気賞」を創設。・優勝チームには1年間ユニホームに付けられる優勝エンブレムを贈呈。秋も優勝エンブレムが作られるそうです。名前はやっぱり「ダイヤモンドエンブレム?」それから「元気賞」。イカしたネーミングです。要は応援団コンクールをやるので、出場チームは秋も大規模な応援団を組んでたくさん動員しなさいと、そういうことでしょうか。●関東選抜リーグ後期日程発表[網頁]2007関東選抜リーグ戦(後期)日程(JABA)ぜ~んぶ県営大宮球場。あれ、越谷でもやるんじゃなかったっけ?すでに日本選手権出場を決めている日産やENEOSは、秋シーズンの公式戦はこの関東選抜リーグ(+千葉市長杯)だけ、この試合を見に行かないと大阪ドームまで見られない、ってことになるのかなあ。なお、東芝は前期で4試合とも終わっちゃってるので後期は1試合もありません。それから前期は活動自粛してた東京ガスは後期もやっぱり出ないらしい。(パンフレットどおり)
2007年07月10日
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今日、ポストを見たら「職業棒球」が届いてました。中身は蛇隊前期優勝特集がメインなんですが、五輪予選特集もちょっと組まれていて、もちろん郭泰源さんも登場。元気そうですね。五輪予選まであと5ヵ月弱。まだまだ先のように感じるけど、すぐ来ちゃうんだろうな~。さて、韓国・台湾の視察のために日本を出発していた星野仙一日本代表監督が韓国の視察を終え、空路、台湾に到着したそうです。こちらは予定の記事ですが。[記事]亞錦賽》日本情蒐再度??動 監督星野仙一9日率團來台(東森新聞報)(big5)(7/5)やって来るのは星野監督の他に、田淵幸一さんらコーチの方々、それにマスコミも含めて、総勢41人とのこと。そんなにたくさん来るんだ。ほとんどがマスコミ?実際には日本チームはすでに職棒にスコアラーを派遣して情報収集させているので、星野さんの来台は自分の眼で見て確認すると同時に、親善訪問みたいなセレモニー的意味合いも強いようです。[記事]亞錦賽情蒐星野9日登台(壹蘋果運動王)(big5)(7/7)こちらの記事によれば、星野さんの視察の予定は以下のとおり。7月09日:到着7月10日:蛇獅戦(台中) じゃなくて鯨牛戦(台中)7月11日:鯨牛戦(台南) じゃなくて蛇獅戦(台南)7月12日:鯨熊戰(高雄)7月13日:帰国6球団のうち、象の試合だけ見ないらしい。台中から視察を始めて、ちょっとずつ南下して最後は高雄。これらの試合を見に行けば、星野さんご一行を生で見るチャンス?(2007/07/10修正:星野さんは10日は鯨と牛の試合を見てるらしい。10日と11日のカードが逆でした。リンゴ新聞に載ってた順番どおりに並べてはいけなかった)ところで先に訪れた韓国プロ野球の視察のとき、星野監督は五輪予選でマークすべき選手として柳振賢選手(韓火)と金東柱選手(斗山)の名前を挙げたらしいですね。実際、視察した試合で活躍したらしい。台湾では誰の名前が挙がるのか、興味ありますねぇ~。普通に考えれば潘威倫投手と陳金鋒選手あたりかな。でも潘威倫投手、星野さんが唯一視察する10日の試合では投げません(彼得投手が予告先発)。順番からすれば潘威倫投手が投げそうなものなのに。ひょっとして星野監督に見せたくないから順番を変えた?(2007/07/10追記:上にも書いたように、星野さんが獅の試合を見る予定になってるのは11日の間違いっぽい。11日は潘威倫投手が予告先発されました。じゃあ逆に星野さんへのサービス?)とすると、投手では誰が挙がるんだろう。陽建福投手あたり?こちらも順番的には視察日の11日に先発しそうだけど、実際どうなるかはわからない。(外国人投手ばっかり出て来て視察の意味がなかったりして)ま、視察がどうなるかはともかく、今回も相当たくさんのマスコミのかたが随行しているみたいなので、日本のテレビニュースなどで職棒のことがかなり取り上げられそう。もしかしたら特集も組まれるかも。そちらのほうが楽しみ。あちこちハシゴしてチェックしなきゃ。(2007/07/10修正:いろいろ間違ってたので訂正・追記しました)
2007年07月09日
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都市対抗野球は今日は2代表決定で、これで32代表のうち31代表まで決定してます。北海道代表:JR北海道(3年連続6回目)東北第三代表:岩手21赤べこ野球軍団(初出場)TDKのおかげで増枠になった東北3つめの出場枠は、岩手21赤べこ野球軍団が獲得。活動2年目で初出場。やりましたね~。岩手県のチームとしては20年ぶり出場とのこと。JR北海道は貫禄で代表を決めたそうです。両チームともおめでとうございま~す。[記事]都市対抗野球:岩手21赤べこ野球軍団が初出場 東北(毎日新聞)[記事]赤べこ軍団 「全国大会」へ(IBCニュースエコー)延長戦までもつれこんだ東北の第三代表決定戦は延長10回裏、サヨナラで決着とのこと。昼間に見てたJR東日本東北の速報だとスクイズでサヨナラになったと書いてありましたが、記事によるとどうも違うみたいで。一死満塁で初球スクイズ→空振り→投球ワンバウンドで捕手がジャッグル→三塁走者が一瞬早く、本塁を陥れたこういう流れらしい。IBCニュースエコーの記事だとウエストしたようにも読めますが、毎日にはワンバウンドとあるので外すつもりで投げたわけではなさそう。どうだったんでしょう?いずれにしろ捕手が弾かなければ、あるいはすぐ拾っていれば、スクイズ空振りでおそらく三塁走者アウト、チャンスがしぼんでいたところ。逆にスクイズのサインが出ていないで走者が走っていなければ、まずホームインできなかったくらいのタイミングっぽい。結果的には作戦のアヤと言いますか、「労せずして」みたいな形になったようですが、きっとスクイズのサインにも駆け引きがいろいろあったんだろうな~。ほんのちょっとした差で天と地が分かれるものです。(記録はホームスチール?)ところで毎日新聞でコメント出してるのが平良和一郎監督代行ってことは、羽生田忠克監督はまだ休養中なのかなあ。さてさて、赤べこは発足の仕方がかなり変わった形だったこと、なかなか独特の経歴を持つ選手が多かったこと、そして初年度からすごい強かったこと、などから去年からとても気になる存在でありました。(最初は元かずさ・佐々木大志投手もいたんだった)特に興味あるのは、普段、どういう活動をしているのか? ということ。もともとはプロになるために全国から集まった選手たちの集団。レベルが高いのはわかります。だからといってそれなりの練習時間を確保しないと強さを維持するのは難しいはず。それにもともとは彼らの目標は「独立リーグでプロとしてプレーすること」だったんだから、クラブチームとして活動するにしてもそれなりの環境・待遇を与えないと、有力選手を引き止められないんじゃないかって思えます。今は他の独立リーグもあるわけですから、そちらに流れちゃってもおかしくない。そしたら、先ほどの毎日新聞の記事の最後のほうにちょっとヒントになることが。引用しちゃいます。【メモ】岩手21赤べこ野球軍団09年発足予定だった東北独立リーグ参戦を目指して誕生した「カウボーイズ21岩手」の主力選手らが中心となって昨年4月に旗揚げしたクラブチーム。元西武の前田勝宏投手や米独立リーグの所属選手らをそろえる。本拠地の岩手県矢巾町の支援も受ける。選手はオーナー会社である人材派遣会社の社員寮に住み込みで給料をもらいながら毎日練習している。県予選時の所属登録選手は豪州代表のラングレン投手ら計28人。東北独立リーグって2009年発足予定だったんだ。ずいぶん先だったんですねぇ。っていうのは置いといて。選手の方々はオーナー会社である人材派遣会社の社員寮に住み込んでいるんだそうです。オーナー会社っていうのがあるんだ。埼玉県の会社が支援してて、所沢が準本拠地なんでしたっけ。あれはスポンサー?そして、「給料をもらいながら毎日練習している」…?人材派遣会社に登録して、派遣先の企業で働いてお給料をもらいながら、練習しているっていう感じなんでしょうか。とすれば、なかなかおもしろいシステムだこと。毎日練習といってもどのくらい練習できてるんだろうとか、グラウンドとかどうしてるんだろうとか、まだまだ良くわからないこと多いんですが、そのへんはまた今後一段と注目度が上がるだろうし、サンデー毎日増刊やグランドスラム等でも大きく取り上げられること確実なのでまた注目してみようっと。もちろん、東京ドームでも注目。専属のダンスチームもついてるようですし、応援も楽しみです。
2007年07月08日
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先日、ポストを見たら河合楽器からお手紙が。配当金が届きました(1000株だけ持ってます)。(本当は「株式会社河合楽器製作所」というのが正しいらしい)河合楽器の配当は1株あたり5円なので、配当金は5000円。株価が今だいたい250円だから、1000株買うと約25万円。つまり、今25万円出して河合楽器の株を買うと、1年に5000円もらえるわけです(実際には税金が10%差っ引かれて4500円)。年利率にすると約2%近く。日本の会社で2%もの配当を出してくれるところ、そんなに多くないはず。太っ腹?同封されてた業績の報告書を見ると。河合楽器はずっと配当金ナシだったんだけど、今年は6期(=6年)ぶりに復配なんだそうです。6年ぶりってことは…。都市対抗で優勝した年以来ってこと。やっぱりちょうどその頃を境に業績が悪くなってたみたいですねぇ。で、2007年3月期は過去最高益だったんだって。四季報で見ると、休部した2002年3月期から3年ほどは赤字(それも半端ない額の赤字)、株価も2002年の暮れに52円っていうときがあったみたいだけど、それに比べたら今は5倍ですか。だいぶ業績も回復したみたい。で、配当が出せるようになった、と。これで野球部も復活…となればうれしいんだけど、なかなかそうも行かないか。(確か、休部するときに偉いひとが「5年で復活を目指す」って言ってた気がするんだけど、もう5年経っちゃいました)(都市対抗優勝が決まったときのスタンド。ずいぶん入ってました。これがラストになろうとは)河合楽器は優勝した翌年の都市対抗に予選さえ参加することができなかったわけですが、今年は前年優勝チームがしっかりと本大会出場決定。TDK。6日の試合で東北第一代表に決定。サヨナラ勝ちで決めたそうです。2年連続10回目の出場。TDKは単に前年優勝チームってだけじゃなく、アジアチャンピオンでもあるわけで。単独チームでアジア都市対抗を制したチームが都市対抗に出てくるのも初めてのこと。第一代表で堂々と連覇に挑戦。他に、6日・7日には東北第二代表・七十七銀行(2年ぶり4回目)東海代表・ヤマハ(4年連続31回目)東海代表・トヨタ自動車(2年連続13回目)も代表決定。おめでとうございま~す。(7月7日に七十七銀行が代表決定とは、良くできてますね~)まだ決まっていない代表枠も、あと3つだけになりました。早いものです。
2007年07月07日
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台湾の野球をチェックしていると、たまに出てくるのが台湾職棒独自のルール。前にも、「ホームランを打たれたときに次の打者に死球を当てると無条件で退場」なんていうルールが適用されたときがありました。先日のサスペンデッドゲームのルールも、きっと台湾独自のもの(←たぶん)。そして7月1日、獅と鯨の試合でまた変わったルールが。それは「1試合に4つ死球を出すと、その場で退場」というもの。[記事]觸身球 滿肚火(壹蘋果運動王)(big5)(7/2)獅のリリーフ投手・張志強は4度の死球を出した。中華職棒特別規則に照らし、同一投手が1試合で4度の死球を与えた場合、故意でなくとも、また、相手側からの抗議がなくとも、退場となる。へ~、そんなルールがあるんだ。日本にはないですよね、これ。1試合に4つも死球出す投手なんて滅多にいない?でもこの前、そういう試合を生で見ましたよ。二週間ほど前に千葉マリンスタジアムに都市対抗予選を見に行ったとき、日本通運先発の牧田和久投手が7回途中まで投げて死球4つ出してました。みんな、かするような死球で痛そうじゃなかったけど。(牧田投手は4つ目の死球を当てたところで交代しましたが、たぶん偶然)ただ、今回の張志強投手の場合は延長11回表に出てきて、いきなり[上下]洛斯選手と黄貴裕選手に連続死球。次の12回表に1アウトから許人介選手と高俊強選手に連続死球。だから1+1/3イニングの間に4死球。ちょっとヒドいかも。延長戦だし、場面的にはわざとのわけがないんだけど。でもやっぱりと言うか、12回裏の獅の攻撃のときには、今度は反対に鯨の曾兆豪投手の初球が王子菘選手に当たり、両軍の選手がベンチから出てきて乱闘寸前になったとか。ま、日本のプロでもそれだけ死球が出たら険悪な雰囲気になるでしょうね。しかし、4つ死球を出したら退場っていうルールをわざわざ作ったっていうことは、以前に4つ死球を出した投手がいて、そのときに乱闘とか何かあったんだろうな~。「中華職棒記録年鑑」で、過去の与死球記録を見ると。1人の投手の1試合での最多与死球はやっぱり「4」で、克力(三商) 1996/05/16 対統一喬伊(統一) 2004/05/23 対Lanewの二人が記録。今回の張志強投手で3人目。(3つとも獅絡みだ)「死球王」喬伊投手いましたね~。克力投手のときは実に3者連続死球だったらしい。日本のプロ野球での1試合最多与死球記録は5で、日本初のメジャーリーガ・村上雅則さんらしい。このルールがある限り、台湾職棒の記録は最高でも4ということになるわけでしょうね。結局、この試合は延長戦だけで5死球。試合時間5時間31分という荒れた史上最長試合となったとのことです。
2007年07月06日
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都市対抗予選、4日・5日に代表を決めたのは以下の3チームでした。おめでとうございま~す。東京第四代表・明治安田生命(2年連続3回目)阪和第四代表・NTT西日本(2年ぶり19回目)東海代表・西濃運輸(5年連続30回目)明治安田生命とJFE東日本との間で関東最後の椅子をかけて争われた一戦は、延長14回に及ぶ死闘。最後は無死満塁から犠牲ライナーで決着がついたとのこと。これは現地で応援されていたかた、現地に行かなくてもJFE東日本さん速報などを見ながら応援されていたかたはもうドキドキだっただろうな~。特に明治安田生命は、ここまで4回のチャレンジは負けても次があったけど、この試合だけは「勝ったら代表、負けたら敗退」。ラストチャンスをモノにしました。毎日新聞の全国版にこの試合の写真が出ています。場面はサヨナラ勝ちが決まった直後。ホームインした明治安田生命・米丸良太選手が右手を上げて喜びを表現。口もとは何かを叫んでる?その後ろで、写っているJFE東日本の選手が一人。顔が良く見えないのでどなたかわからないけど、カバーに入った塩田史人投手かな?力が抜けて前のめりに倒れ込むところか、はたまた悔しさでグラブを地面に叩きつけようとしているところか。うつむいている顔の角度といい、固く結ばれているように見える口元といい、とにかく無念さが伝わって来る。しかも手前の米丸選手のほうがメインだから、ピントも合ってないし。まさに勝者と敗者。明と暗です。NTT西日本と西濃運輸はともに逆転で「勝ったら代表・負けたら敗退」の試合を勝っての代表権獲得。勝てば30年ぶりくらい(?)の出場だった東海理化は残念でした。さて、7月の各チームのオープン戦をチェックしようと思って新日本石油ENEOSの公式サイトを見たら、あの荒木康次野球部長が退任されたそうです。最後に退任のメッセージを残されています。→[網頁]NEXT CIRCLE・野球部長メッセージ(ENEOS公式)(あれ、なぜかトップページからのリンクが消えてる…。なぜ?)先日の神奈川二次予選。横浜スタジアムでENEOSが4年ぶりの代表を決めたとき。表彰式のあと、恒例の胴上げ。いろんなかたが胴上げされる中で「アラキ!、アラキ!」のコールのあと、背広姿の男性が胴上げされてまして。ああ、このかたがあの荒木さんなんだな、って。部長さんを胴上げするのは別に珍しくもないので、そのときは普通に見てたんですが、あのときにすでに退任することは決まっていたのかも。野球部長さんって、野球部のトップというのはわかるんですが、なかなかファンからは見えにくい存在。どういう仕事をされているのかさえ良く知らない。(私も応援しているチームの部長さんの名前でさえ、調べないとわかりません)その点、荒木さんは、部長としてどのようなことをされているのか、またチームの状態など、いろんなことをだいたい月1回くらいのペースで書いてくれていました。以前に都市対抗予選で敗退したときも、チームのどこが悪かったか、これからどのように対策するつもりかをご自分の言葉で書かれていました。まぁもしかしたらENEOSのファンのかたからすれば、何言ってんだ、みたいな感じだったかも知れませんが、トップが何を考えているのか全くわからないよりもずっと良いと思う。(かずさマジックの偉い人も、何かコメントなり何なり出して欲しいです)それから退任のメッセージを読むと、ENEOS公式サイトがずいぶんと充実したのも荒木さんの指示みたいですねぇ。ホント、助かります。そんなこんなで、野球部長っていう今まで良くわからなかった役職を身近に感じさせてくれるかたでした。おつかれさまでした。(横浜スタジアムにて、代表決定の記念撮影。いちばん手前の、立っている黒いスーツのかたが荒木さんです(多分))それにしても、せっかく3年間の苦労が実って部長として初めて都市対抗出場を決めたのにこんな時期に退任だなんて、余計なお世話ながら、上役の人もヒドいなあって思ってしまいます。これでは一緒に東京ドームに行けないではないですか。荒木さんが部長に就任したのも7月とのことなので、いつもこの時期に交代するのものなんでしょうか。
2007年07月05日
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何やら、張泰山選手が不倫して奥様に離婚をつきつけられたっていう記事が週刊誌に載り、夫婦揃って会見を開いて否定したんだとか。なーんだそら。(相手が「健髪商品」のお店の人というのを見て思わず笑ってしまった)で、その会見の様子がチラッと動画ニュースで出ていたのでちょっと拝見。[動画]〈CPBL〉出軌鬧婚變? 張泰山偕妻説分明(yam天空)(big5)(7/4)動く張泰山夫人を初めて見ました。キレイなかたであるとともに、ずいぶん肝が据わってて、堂々としたかたですねぇ。カメラの前でもぜんぜん緊張しているようには見えない。普通、一般人が記者会見に出てマスコミの記者やカメラを前にしたら、こんなふうにはなかなかできないんじゃなあ。(最初にチラッと映る記者席を見ると、それほど記者のひともたくさんはいないみたいだけど)それにしても、野球選手が単なる週刊誌ネタで記者会見するんだ。日本ではあんまり聞いたことないような。それだけ張泰山選手がスター選手だってことなんでしょうか。●ボールが顔に当たって粉砕骨折もう1つ、動画ニュースから。6月30日の獅と鯨の試合でのこと。まずこちらの記事で。[記事]中華大聯盟/球打中左眼 獅隊施金典臉骨折 下週開刀(東森新聞報)(big5)(7/3)獅の施金典選手が空振りしたとき、ボールが左手と左眼に当たって顔から出血。倒れこんでしまったまま起き上がれず、そのまま退場。検査の結果、施金典選手は頬の骨を粉砕骨折(←ひぇぇぇ)していて、左眼は腫れ上がって開けられない状態。手術をするとのことですが…。空振りしてボールが顔に当たる??どういうこっちゃ?自打球? ってそれじゃ空振りじゃないし。そしたら、その場面の動画ニュースもありました。見てみると。[動画]〈CPBL〉痛!球[石匝]臉骨折 怨!判三振出局(yam天空)(big5)(7/3)うわ、痛そう…。内角に来たので思わずバットを出してしまい、先に(バットじゃなくて)手に当たった後、跳ね返ったボールが不運にも顔のほうに来てしまったと、そういうわけらしい。しかもバットを振っちゃってるものだから、死球じゃなくて空振りで三振。踏んだり蹴ったり。なお、施金典選手は当然ですが途中交代、このときすでに野手を使い切ってしまっていて、しょうがないので投手の張志強選手が二塁を守るっていう珍事が起こったそうです。張志強投手は高校のときに外野と二塁を守っていた経験を活かし、3度の守備機会を無難にこなしたとのこと。いろんなことが起こるものです。
2007年07月05日
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前期優勝した蛇隊に、韓国から新しく外国人がやって来たそうです。しかも、アマチュアトップクラスの選手らしい。何でまた?[記事]〈CPBL〉海外跳板 金大宇先來誠泰等機會(yam天空新聞)(big5)(7/3)その選手は高麗大学に籍を置く金大宇投手。適当に端折りながら訳。誠泰COBRASは4名の外国人枠がすでに満杯だが、また元韓国代表投手・金大宇を見つけてきた。この23歳の右投手は韓国プロ野球入りを放棄、兵役終了後にまず台湾職棒を選択し、米国または日本に挑戦する機会を伺う。金大宇は身長190cmを越える立派な体型。昨年に洲際盃で台湾にやって来たものの、登板機会は多くなかった。投手でありながら打撃も高いレベルにある。誠泰での入団テストでは常時、三芝球場の場外に打球を飛ばして教練団を驚かせた。その上、球速は145km/hに達する。誠泰の代表である王澄豊曰く、現在、一軍には4名の外国人選手がおり、成績も良好。外国人選手の登録・抹消するつもりはない。加えて金大宇はビザを待っているところで、教練団から投手を補強する需要があれば、そのときには選手の異動が有り得る。しばらくは金大宇には環境に慣れさせる、とのこと。韓国代表クラスの選手で、ドラフトで上位指名されたこともある。なのに、待遇面では韓国より劣っている台湾に来ちゃうだなんて。おもしろいことをする選手ですねぇ。しかも打者としてもかなりのモノを持っているらしい。ますますおもしろそう。記事中には「運動朝鮮」に関連記事があるとのことですが、「スポーツ朝鮮」にはそれらしい記事が見当たらず。ハングルでがんばって検索してみたところ、「スポーツソウル」に記事がありました。[記事]金大宇海外進出? うわさだけ無声!(スポーツソウル;機械翻訳経由)(7/3)こちらの記事と総合して経歴などをみるてみると。2002年、韓国の高校野球の全国大会である大統領盃で大会MVP。その年、ロッテから第二次ドラフトで1位指名されたものの、海外進出の意志を示して拒否、高麗大学に入学。2004年の11月に兵役のために大学を休学して軍に入隊。尚武という軍隊のチーム(以前の台湾の国軍チームみたいなものらしい)に入ってプロの二軍でプレー。昨年はプロ二軍の北部リーグで12勝、防御率2.36で投手二冠王。プロ選手に混じって二冠!2004年の世界大学野球選手権代表、2005年のワールドカップ代表、2006年のインターコンチネンタルカップ代表。いや~、すごいですね。アマチュアではトップクラスの投手であることは間違いない。そんな選手が、なんで台湾に来ちゃうかな?日本で言えば、大学トップクラスの投手がメジャーを志して、韓国や台湾のリーグに挑戦するようなもの?なぜ台湾なのか?とりあえず、ものすごく海外指向が強い選手であることは間違いなさそう。一度、韓国のプロに入ってしまうと当分の間は海外挑戦できなくなってしまう。でも、台湾でものすごく活躍すれば日本やメジャー球団から声がかかるかも知れない。そういうことみたい。でも、普通に考えれば直接メジャーにチャレンジしたほうがいいんじゃないの?なんて思ってしまいますが、そこまでの評価は得られてないのかな。記事にはマリナーズがマークしているみたいなことも書いてありますが。もう一つ。なぜ蛇なのか?最初の記事にもあるように、蛇はいま外国人枠いっぱい。入るところありません。熊なら今のところ、外国人枠空いてるのに。それに2003年に両連盟が合併してからやってきた韓国人選手って崔東進(2003誠泰太陽)金京泰(2003誠泰太陽)金東鎬(2003第一金剛)尹景煕(2003第一金剛)李俊(2004中信鯨)金濟斌(2007誠泰Cobras)ほとんどが蛇、あるいは元TML関連。蛇(元TML)のスタッフに韓国とコネが深いかたがいらっしゃるとか?これらの選手は韓国ではそれほど実績があったわけではなく、金大宇投手みたいな学生代表の常連級の選手は近年では初めてのはず。もし登録されて台湾職棒で投げることになったらどれくらい活躍できるのか、とっても興味あるところです。
2007年07月04日
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関東代表決定戦、富士重工業が明治安田生命を終盤の逆転で破り、2年連続20回目の出場を決めたそうです。おめでとうございま~す。[記事]都市対抗野球:富士重工業が2年連続20回目の切符 関東(毎日新聞)胴上げの写真を見ると、結構お客さん入ってるな~。北関東のチームって、関東代表決定戦が3~4チーム参加になってから、必ず関東予選を勝ち抜いて代表になってますよね。ちょっと記録を調べてみたら、必ず代表になっているどころか2002年以降の関東代表決定戦では一度も負けたことさえない。7戦全勝です。すごいな。この強さはどこから?(富士重工業:2002年1勝、2003年2勝、2007年2勝)(日立製作所:2005年2勝)反対に、関東予選で必ず負けているのが東京。5度の挑戦全て敗退。出場チームの成績も昨年までの5年間で2勝9敗。その東京から出場の明治安田生命は明日、代表決定戦5度目のチャレンジ。1回の大会で5度も代表決定戦を戦ったチームなんて今まであるんだろうか?●日産は出場逃す一方、第一試合では日産自動車がJFE東日本に1-3で敗れ、4年ぶりに本大会出場を逃すことになったそうです。残念。春シーズンはずいぶん強かったのに。わからないものです。JFEさんの速報で見ると、日産は序盤はコツコツと得点圏に走者を進めたものの、あと1本が出ず。そうしているうちに中盤に3点を先に取られ、終盤にようやく反撃して好投の相手先発投手を退けるも、1点を返すのがやっと、といった展開だったようです。あれ、月曜とまるで同じ…?月曜に明治安田生命に敗れた試合についての記事が今朝の新聞に出ていたので見てみると。毎日新聞だと「どうした日産」みたいな書き方だけど、神奈川新聞だともうちょっと辛辣な感じの論調で。「投打が噛み合わない」「バラバラ」「一人で野球をしてしまった」「自分で決めようとして力が入ってしまった」こんな感じでした。うーん、日産らしくないなあ。その原因の一つなのかどうかはわからないけど、2日の毎日新聞神奈川版に書いてあること。神奈川予選が終わってから関東代表決定戦までの間、日産は練習試合を1つも組めなかったんだって。→[記事]関東代表決定戦 きょう開幕 日産、軽めの調整 /神奈川(毎日新聞)(7/2)神奈川予選の最後の試合が6月15日だったから、半月空いてます。当然、その間に何試合か練習試合をして、のぞんでるんだと思ってました。違うんだって。この時期だと相手がいないんだろうか。きっと紅白戦くらいはしてるんだと思いますが…。(2年前の東芝や、去年の重工さんもそうだったのかなあ)とはいえ、同じく北関東予選から2週間近く空いてる富士重工業はちゃんと代表になってる。だからあんまり言い訳にはならなそうだけど、もう何度も関東予選に出ててそのへんをよーくわかってそうな富士重工と違って、日産は初出場。もしかしたら影響はあったのかなあ、と。(富士重工は事前に練習試合したんだろうか?)[記事]第78回都市対抗野球:関東代表決定戦 日産、敗者復活戦へ /神奈川(毎日新聞)キャプテンの吉浦貴志選手が、明治安田生命戦のあと一本が出なかった打線について「何が原因なのか分からない」。試合間隔が長く空いて、蓋を開けてみれば心配された投手陣よりも打線のほうが振るわず、何だか良くわからない間に終わってしまった、そんな感じなのかも知れません。(原因の半分くらいは相手の好守備、だと思うんだけどな~)というわけで、神奈川からは久しぶりに本大会出場は2チーム、ということになりました。明日は関東地区最後の切符をかけて明治安田生命とJFE東日本の対戦。どうなりますか。
2007年07月03日
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今日は都内に行った帰りに大田スタジアムに寄り道。関東から都市対抗への最後2つの出場枠をかけた関東代表決定戦です。午前中は結構雨が降っていたけど、午後には小降りに。球場に入ると第一試合が終わりかけるところでした。ネット裏で周りを見渡すと、今日は東芝の印出監督・銭場コーチ・内田コーチも私服でみえていました。しかし、お客さんがずいぶん少なかったこと。第一試合は結構入ってたのにな~。雨が途中、やや強くなったのでお客さんが屋根のあるネット裏に逃げちゃったこともあり、内野の応援団の周りはほとんど人がいませんでした。平日の昼間だし、勝っても代表じゃなければこんなもんなのかな~。第78回都市対抗野球関東代表決定戦◇一回戦日産自動車000 000 001=1(8安打、0失策)000 012 00x=3(6安打、0失策)明治安田生命[産]野上(5+2/3回3失点)、廻(1+1/3回)、秋葉(2/3回)、石田(1/3回)-南、中原 (三)伊藤 (二)村上、青柳、四之宮[明]鈴木亮(8+1/3回1失点)、平田(2/3回)-佐藤 (二)荒川8野村/6四之宮/7吉浦/3小山/D市丸→HD岩越/9村上/5伊藤/4青柳/2南→H今井→2中原→H須田9荒川/6米丸/5島/3門岡/7陣内/D岡村→RD渡辺→HD松石/4松川/8国領/2佐藤序盤は双方とも再三チャンスを作りながらもモノにできず、試合は中盤へ。試合が動いたのは5回でした。5回裏の明治安田生命。四球で出た国領選手をバントで送り、一番に戻って荒川選手。右中間を破るタイムリー二塁打。先制点が入ります。(荒川選手、二塁ベース上で小さくガッツポーズ)6回に日産は吉浦選手と小山選手の連打で一死一三塁としますが、このチャンスも活かせず無得点。その裏の明治安田生命。一死から陣内選手が内野安打で出塁。続く岡村選手の当たりは通常の守備位置ならセカンドゴロのはずが、エンドランで一二塁間が広く開いていたためにライト前へ抜けます。これまた一死一三塁。松川選手のセカンドゴロは飛んだところが良くて一塁だけアウト。1点追加して2-0。さらに国領選手がライトの右へ落としてもう1点。3-0になります。(日産先発の野上投手は良く粘って投げていたんですが、6回途中で降板)そのあと日産は継投して、以降は明治安田生命を無安打に封じますが、明治安田生命もセンター国領選手が再三の好守備で日産に得点を与えず。9回、日産は一死から伊藤選手のライトオーバーの三塁打のあと、青柳選手がレフト前へ運んでようやく1点を返して鈴木亮投手を退け意地を見せますが、最後は代打の須田選手の二遊間への当たりをセカンド松川選手が倒れこむようにして捕球すると、あとは華麗なトスで4→6→3。須田選手の必死のヘッドスライディングも及ばず、ゲームセットとなりました。(雨は途中でほぼあがったのですが、最後までどんよりした天候。4時前くらいから早々と照明点灯でした)日産、残念。あと一本が出なかった。8回までに、無死または一死までに得点圏に走者を進めたのが5回。1回:一死二塁→二死一二塁2回:無死二塁→一死三塁5回:一死二塁6回:一死一三塁8回:一死二塁→二死一三塁全て無得点。二度、外野フライでも1点っていう場面があったものの、両方とも内野フライ。2回にはスクイズがファウルっていうのも。鈴木亮投手が肝心なところで踏ん張りました。(鈴木亮投手はあとちょっとで完封のところで降板。自ら二番手の平田投手にボールを渡し、頼むよ~って感じでお尻をトントンと)鈴木亮投手とともに、日産の打線を封じたこの日の主役はセンターを守る国領選手。もし上手じゃない人がセンターだったら勝敗がひっくり返っていたかも、って思わせるほど。まずは3回の野村選手の大きな左中間への当たりを背走しながらキャッチしてチャンスの芽を摘み取ると、4回には走者二塁で南選手のセンターオーバーしそうな大きな当たりをこれまたランニングキャッチ。抜けていれば当然1点。8回には走者二塁で吉浦選手の右中間への大飛球。走って走ってフェンス際、向こう向きのままフェンスに当たりそうなところでグラブを伸ばしてキャッチ。そのままフェンス激突。これも抜けていれば当然1点。うますぎます。(吉浦選手の打球をスーパーキャッチした後、フェンスにどこかをぶつけたようで倒れてしまいました。ベンチからトレーナーさん(?)も出て来ましたが大事に至らず)国領選手は打つほうでも5回に四球を選んで先制のホームを踏むと、次の打席ではライトへタイムリーして3点目を叩き出す活躍でした。この結果。勝った明治安田生命は代表決定戦へ進出。これで4度目の挑戦。敗れた日産自動車はまた崖っぷちになっちゃいました。明日負けたら終わりです。鈴木亮投手には去年のスポニチ大会のときに東芝が完封されて負けてるんですが、そのときのこと思い出してしまいました。打てそうで打てないんですよね~。球速表示は130前半くらい、ピシャリと抑えられてるわけでもなく、チャンスは作れるけど点が取れない。気合を表に出さないタイプらしくわりと淡々と投げて来ます。日産もなかなかタイムリーが出なかった。しかも、あんなに好守備連発されたらもう相手がすごいってことで仕方ない。戦いぶり自体はそれほど悪くなかったように思えました。明日こそ。●富士重工業が代表決定戦へなお、第一試合は富士重工業 9-0 JFE東日本だったそうです。阿部次男投手が完封勝利とのこと。こんなスコアボード。明日は、JFE東日本と日産自動車で敗者復活戦。富士重工業と明治安田生命で代表決定戦。(阿部投手は最後の打者を三振させると、一塁方向へ歩いて行って神谷選手とタッチ。普通はキャッチャーと握手することが多いと思うんだけどな~。仲悪いの?(←んなわけない))●おまけ明治安田生命には応援歌(?)があるらしく、エース交換の前とラッキーセブン、それから得点のときに使ってたんですが、この曲の最後のところが日産の「世界の恋人」とソックリ。「せかい~のこ~いびと~」って聞こえる。というよりも、すっかり「世界の恋人」を聞きなれちゃってるものだから、もはやそうとしか聞こえません。去年も明治安田生命の試合は何試合か見たのに気付かなかったな~。
2007年07月02日
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6月29日から7月1日までで代表を決めたのは以下の6チームでした。おめでとうございま~す。東海代表:三菱自動車岡崎(3年連続7回目)東海代表:王子製紙(2年ぶり7回目)東海代表:Honda鈴鹿(3年連続18回目)中国第一代表:三菱重工広島(3年連続11回目)中国第二代表:JFE西日本(2年ぶり3回目)四国代表:四国銀行(3年ぶり13回目)三菱自動車岡崎・元木貴也投手。チームの二次予選での4勝のうち一人で3勝。しかも3試合全てがスコア1-0の完封。代表決定戦は先発2連投で完封。JFE西日本・岡本秀寛投手。チームの二次予選6試合すべて先発。代表決定戦は先発3連投で完封。すんごいな。お二人とも鉄腕ですね。そういえばJFE西日本が代表になると、特例で「福山市・倉敷市代表」になるんだった。東京ドームに掲げられる市旗は2つなんだろうかとか、試合前の郷土紹介のビデオは2つ流れるんだろうかとか、応援団のエール交換はどうするんだろうかとか、いろいろと疑問が。本大会が楽しみです。●またまた没収試合で、一方でまたまた没収試合が起きてしまったらしい。先日の岩手21赤べこ野球軍団の件に続いて、またクラブ選手権の二次予選。今度は北信越でした。[記事]全日本クラブ野球選手権:北信越大会 佐久コスモ、全国大会出場を逃す /長野(毎日新聞)佐久コスモスターズ硬式野球クラブと野田サンダーズとの試合でのこと。該当部分をちょっと引用。4対4の同点で迎えた九回裏の佐久コスモスターズの攻撃途中、野田サンダーズが代打に起用した五島選手が試合前提出のメンバー表に未登録であったことが発覚。赤べこのときはスポーツ紙でも結構大きくに報じられたのと違って、今回は情報がこれくらいしかないので良くわかりませんが、どうも選手をメンバー表に書き忘れたということらしい。とすれば、非常に単純なミス、ってことになりそう。「発覚」というのがいつ、誰が気付いたのがっていうのもちょっと気になる。記事の内容からして直後ではなさそうです。また今年の「日本野球連盟連盟報」の「没収試合の防止に向けて」のところをちょっと引用しますと。ケース3:試合中に誤記が判明した場合(処置2)登録外選手が判明したときは、実際に試合に出場する前であれば、その選手の出場を差し止め、ベンチから退去させ、チーム自体の没収試合とはしない。(代打などの通告を本部で原簿照合して判明したときなど)没収試合にしないときの例として、最後のところに「代打などの通告を本部で原簿照合して判明したときなど」とあります。だから代打が告げられて、打つ前に記録員や本部のかたが気づいて指摘すれば没収試合にはならなかった、ってことっぽい。だったら今回の件も何とかならなかったのかな、って思ってしまいますが、代打を告げられて打つまでの短い時間ではやっぱり難しいんだろうか。それにしても、JABAもせっかく「没収試合の防止に向けて」って対策を作ったのに、こうも短い間に2回も起きてしまうとせっかくの対策もうまく機能していないってことになってしまいそうです。また見直さないといけないかも。ところで、赤べこは30日に開幕した都市対抗東北二次予選で、先日の没収試合の悪夢を振り払うかのように圧勝スタートを切ったようですが、羽生田忠克監督は「病気休養」で、代わりに平良和一郎選手が26日に監督代行を言い渡されて指揮をとっているそうです。→[記事]赤べこが第1代表決定T進出/社会人野球(日刊スポーツ東北)記事には羽生田さんは「2日には復帰予定」と書いてありますが、これはこの間の没収試合の責任をとる、みたいな意味合いもあるのかなあ、なんて想像してしまうな~。(もし本当に指揮をとれないほどの病気でしたら、早く良くなってください)
2007年07月01日
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