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今年の契約更改、最後に注目された牛・張泰山選手のお給料が発表されました。どれだけ上がるかと思っていたら。[記事]張泰山調薪3% 輸[口都][口都]10萬(big5)(1/30)プラス1萬元、率にして3%アップの月額33萬元。安いな~。前からそれほど大幅には上がらないことは予告されてはいたけど、打撃三冠王にかなり近い成績なのに、たったのプラス1萬元とは。これにはやっぱり張泰山選手本人も不満らしい。去年までなら、この月給30万元強、日本円で年俸1000万円ちょっとくらいですか、これが現状の台湾職棒での給料の限界であって、これ以上はいくら活躍してもちょっとずつしか上がらないんですよ、ってことで理解できたところ。でも、昨年に入った陳金鋒選手は年俸1000萬元。単純な数字の比較だと張泰山選手のほうが成績は良いのに、お給料は張泰山選手の軽く倍以上。陳金鋒選手はメジャー帰りなので例外的ってことで置いておくとしても、今年は獅の潘威倫投手が一気に43萬元にアップで張泰山選手を抜き去るばかりか大きく引き離してしまいました。牛さんチームは3連覇を逃したのであんまり上がらないっていうのもあるだろうけど、張泰山選手にしてみれば、このまま牛にいたらいくら活躍しても給料上がらない、熊や獅ならもっとたくさんお給料をもらえる、じゃあFA宣言して熊に行こうっと、なんてふうな考えが浮かんでもおかしくはないのではないかと。台湾もFA制度が始まるみたいですし、もしかしたら日本みたいに球団ごとの給料にすごく格差がついて、お金持ちの球団に選手が吸い寄せられて行く時代が来る…? おー、怖い。●2007台湾職棒月薪ランキングじゃあ熊や獅はそんなにお金持ちで、牛は渋いのか? ちょっと調べてみようってことで今日の日記です。契約更改が終わり、新聞記事から今年の台湾職棒のお給料上位10人を拾うと、たぶんこんな感じになるはず。2007台湾職棒月薪ランキング1.陳金鋒(熊) 年俸で1000萬元 (3年契約につき変わらず)2.潘威倫(獅) 43萬元 (前年より+13)3.張泰山(牛) 33萬元 (+1)4.謝佳賢(蛇) 30萬元 (-1)5.彭政閔(象) 24萬元 (-7)6.葉君璋(牛) 23.7萬元 (0)7.陽建福(牛) 23.5萬元 (+0.5)8.林智勝(熊) 23萬元 (+7)8.陳致遠(象) 23萬元 (-4)8.李明進(蛇) 23萬元 (+5)思ったよりは各球団の選手が均等に入ってます。熊や獅も上位2人に大判振舞いしてるだけっぽいし、3人も入ってる牛は渋いどころかお金持ち?…あ、鯨の選手だけ一人もいない。鯨のトップは紀俊麟選手で21萬元、全体の14位。ということは鯨がいちばん渋いのかな?●選手全体ではでは、選手全体ではどうかというと。去年のデータになりますが、観戦手冊に載っている選手全員の給料(月薪)を全部足してみました(外国人選手は載ってないので除く)。こうなります。2006台湾職棒月薪合計1.熊:421萬3333元(40人) 選手1人あたり10.53萬元2.獅:392萬2000元(36人) 10.89萬元3.象:367萬9800元(31人) 11.87萬元4.牛:347萬8000元(29人) 11.99萬元5.鯨:332萬1000元(31人) 10.71萬元6.蛇:328萬5000元(29人) 11.33萬元(陳金鋒選手は年俸で1000萬元なので12で割って月給83萬3333元としました)単独で「二軍」を持つ熊獅は人数が多いので全員分を合計すると少し抜き出ているように見えますが、人数を揃えてあげると6球団であまり差はなさそう。鯨は高給取りはいないけど、全体で見ればそんなに極端に渋くもないんだ。それにしても、選手全員分を合計しても年俸に直して日本円にして10億円も行かないんですねぇ。日本だったら超大物選手を2人雇ったら終わっちゃいます。●日本では日本ではちょうどこういう記事が出てますね。[記事]竜、年俸総額トップ 日本選手(中日スポーツ)先ほどの台湾職棒の数字と同じように、球団ごとに選手の推定年俸を合計して順位づけをしたんだそうです。結果は。1.中日:31億4870万円 (未更改の福留選手を除く)2.巨人:30億7784万円...ビリ.楽天:13億7740万円(育成選手と外国人選手は除くとのこと)日本人選手だけだと、中日がトップなんですねぇ。しかも福留選手の分を考えると、結構な差がついてます。ちょっと意外。巨人が断トツかと思ってました。格差をみてみると。中日には福留選手の数億円が上乗せされますので、楽天の給料は中日の40%程度しかありません。楽天は新しい球団だから例外的な気もしますが、とにかく台湾は日本と比べると給料面での球団格差が非常に小さいってことは言えそう。ただ、先ほどの台湾の数字は去年のもの。昨年優勝した熊隊はかなりの選手のお給料が大幅Upしてるから、今年は断トツでしょう。ちょっと差がつきかけてるかも。もしこのまま熊隊が何連覇もしたらますます…。Lanewもそんな大きな会社じゃないみたいだから杞憂かな。(金額は全て推定です)
2007年01月31日
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今さらJABAニュース一月号の内容から。JABA松田昌士会長がインタビューでこんなことを語っています。ちょっと引用。インタビュアー:さて、昨年は国内と同様に、海外も飛び回られた。野球のオリンピック競技復活が最大の目標になりますね。松田会長:はい、7月にノタリ会長の葬儀に列席したあと、2日後にはニューヨークへ向かいました。ノタリ会長も優れたリーダーシップを発揮されましたが、世界の野球をしっかりとまとめ、再びオリンピック競技に認められるためには、やはり野球の本場であるアメリカから次期会長を出すべきではないかと考えたからです昨年にアルド・ノタリ会長が亡くなったあと国際野球連盟(IBAF)の会長は空位になっていて、どうも3月2日に会長選挙があるらしいんですけど、松田会長は野球を五輪競技に戻すためにはアメリカ人が会長になるべき、という考えらしい。五輪への復活、ですかあ。どうも今までの経過を見てるとかなり困難なことっぽいし、いろいろ根回しにオカネもかかるみたいですし、五輪はもういいじゃないかっていう気もするんですが…。とはいえ、五輪種目だからこそ予算が出て野球ができる国もあるだろうし、日本には五輪種目採用のために尽力したかたもいらっしゃいますから、日本としてはそう簡単にあきらめるわけには行かないのでしょうねぇ。で、アメリカ人が新会長になる→世界の野球界がまとまる→五輪復活につながるっていう論理はイマイチ良くわかりませんが、とにかく松田会長はアメリカ人の候補に投票するつもりのようです。●キューバからも立候補一方、台湾ではこんな記事が。(現在IBAFは会長が不在なので、故・山本英一郎さんの後を受けて第一副会長になった台湾出身の彭誠浩さんが会長代行を務めています)[記事]爭國際棒總龍頭 古巴尋求我支持(big5)(1/4)キューバから、会長候補を立てるから投票よろしく、とお願いされたらしい。キューバの関係者のかたは台湾やインドを回って支持を訴えており、キューバ政府も支援しているとのこと。あ~、キューバも会長候補を立てるんですねぇ。記事の中でも「キューバと米国は政治でも野球でも宿敵」なんて書いてあるし、やっぱりキューバからすればアメリカ人が会長になるなんて有り得ない、ってことになるのかなあ。とすると、アメリカ人を新会長にすると世界の野球界はまとまらないってことに?亡くなられた前任のノタリ会長がイタリア人と知ったときは「何でイタリア人のかたが会長?」なんて思ったんですが、アメリカ人でもキューバ人でもないかたが会長っていうのはある意味ではとっても良いことだったのかも。なお、先ほどの台湾の記事によれば、他にもオランダと韓国からも立候補の予定があるようです。ということは、いま会長代行をしている彭誠浩さんは立候補しないんだ。北京五輪を控えて台湾のかたが会長になると不都合ってこともあるんでしょうねぇ、きっと。別にどなたが会長になっても野球界全体のことを考えてきちんと職責を果たしていただければそれでいいんじゃないかと思うのですけれども、やっぱりいろいろ政治も絡んで来るんだろうな。●立候補はキューバ、オランダ、米国からで、いまIBAFの公式サイトを見ると、会長選挙の候補者が掲示されています。→[網頁]OFFICIAL NOMINATIONS TO THE ELECTION OF IBAF PRESIDENT POSITION(IBAF)キューバ、オランダ、米国から3人の候補が立候補。やっぱり日本は米国の候補を支持しているらしい。韓国からは立候補せず、米国候補の支持に回ったようです。選挙まで1ヵ月、さて新会長はどなたに?
2007年01月30日
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蘋果日報では日がわりで各球団のキャンプ特集を載せてますね。1月29日は獅隊の特集。その中にこんな記事が。[記事]王子菘當家 扛游撃(big5)「内野危機」なんて小見出しがついてるように、獅は内野守備が頭痛のタネらしい。特にショート。ショートは昨年に多く守った外国人の路易選手は途中解約、いちばん適任の陽東益選手は骨折中、プレーオフでは活躍した王子菘選手は打てずで、いちばんの悩みどころらしい。弱点補強のためにトレードを模索したみたいですね。アマチュア時代に代表経験豊富な捕手の[シ余]壯勳選手を交換要員にして象の新人・陳江和選手か熊の石志偉選手をトレードで取ろうとしたんだけど、実現しなかったんだって。相変わらず台湾というのは交換トレードというのがなかなか成立しないですねぇ。で、最後のほうにちらっと書いてありますが、こっそりセカンドの陽森選手が守備で記録を作っていたらしい。87試合で20失策は、二塁手としての1シーズン最多失策なんだって。WBCの韓国戦のとき、先頭打者のそんなに強烈とも言えないセカンドほぼ正面の当たりを思いっきり弾いてしまって(WBCの歴史上初エラー)、すっかり下手くそイメージがついてしまいましたが、去シーズンは20失策もしてたんだ。ただし、手もとの記録年鑑を見るとリンゴ新聞は間違いで、本当は二塁手としての最多失策にあと1つだったらしい(1995年の羅世幸選手:93試合で21失策)。でも陽森選手は87試合で20失策ですからねー。ペースを考えると新記録同然かも。ちなみに陽森選手はこの2年前、ショートを守っていたときは何と31失策だって。●本当のエラー記録は三塁でで、本当にエラーの記録を作ってしまったのは陽森選手じゃなくて牛の張泰山選手。昨年1年間で30失策は、三塁手としての1シーズン最多失策。守備率も.897しかない。ターザン先生は動き自体はわりと機敏だと思うんですけどねぇ。グラブ捌きに難があるのかな。ちなみに従来の三塁手の失策記録は2005年の陳嘉宏選手で、97試合29失策だって。とまあ、エラーの多い台湾球界。CPBLでのシーズン最多失策は1991年、外国人の鷹侠選手(ショート)の79試合39失策なんだそうです。●日本ではでは日本はというと。昨年の記録を見ると、阪神・鳥谷敬選手の21失策が最多。結構多いような気もしますが、146試合で21失策だから台湾に比べればすごく少ない。ま、日本は人工芝球場が多かったりと条件も違いますが。と思いきや、日本にもエラーの数がすごい選手が二軍にいました。堂々の年間30失策。91試合で30失策だから、ペースは張泰山選手以上! その選手は誰かというと。2006ファーム失策数1.陽仲寿(日本ハム) 302.後藤武敏(インボイス) 173.(4人) 15そんなオチかい! イースタン・ウェスタンをあわせても2位に倍近い差をつけて断トツ。台湾人選手にエラーが多いのは人工芝だからとか関係ないのかぁ? エラーが多い=下手ってわけではありませんが、去年の洲賽盃を見てたら抜けそうな当たりに飛びついて華麗なゲッツー、なんていう場面もあったんですけれども、やっぱり確実性って意味ではあんまり…。なお、日本プロ野球での最多失策は1940年に何と75失策、2リーグ制だと48失策だって。上には上がいるものです。
2007年01月29日
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オフシーズンで試合もなく、よほど注目度の高いチーム以外は報道もされず、社会人チームがどんな活動してるのかがわかりにくいこの時期。かずさマジックの場合は南マネージャが練習の様子を伝えてくれるからある程度はわかるけど、公式サイトで情報提供がないチームはほとんどお手上げ状態。でも東芝の場合はちょっとだけ手がかりがあるんですよね。それはプロ選手が自主トレに来るから。今年も来ていただいたようです、阪神・関本健太郎選手。OBでもないのに毎年、東芝グラウンドで自主トレをしてくれます。今年はOBの坪井智哉選手も一緒みたい。関西方面のスポーツ紙を中心に関本選手の自主トレの様子が写真つきでいくつか取り上げられてて、東芝の選手が映ってる写真もありましたので拾ってみますと。その1。遠くのほうで黒いアンダーシャツを着た東芝っぽい選手がキャッチボールしてます。→[記事]真のレギュラー定着へ野球漬け 関本健太郎(阪神)(朝日新聞)(1/22)その2。ランニングする坪井選手・関本選手の前に1人の選手が。ただし、スパイクと赤いソックスだけ。→[記事]関本「秘密のマウスピース」で20発&出塁率4割だ(スポニチ)(1/10)うははは、小さすぎ&一部すぎ! この写真で誰だかわかったら超マニアだな~。一応、東芝の選手の何人かは元気に自主トレしてるってことはわかりました(←当たり前か)。●関本選手メッセージより新聞記事がダメなら今度は選手の公式サイトです。関本選手はご自身のオフィシャルサイト(→これ)でまめにメッセージを書かれていて、その中に東芝グラウンドでの練習の様子もありました。読んでみますと…。ふむふむ、そういう練習をしているんだ。基本的に東芝の練習メニューと同じ内容をこなしているみたいですが、辛い練習メニューに対して「やめときます」なんて言った日には東芝の選手から温かく(?)野次られるので泣く泣くがんばってる、なんてな内容が載ってますね。印出監督にダッシュをまけてもらった話などもあり、鍛えられているプロのかたでもキツい猛練習のようです。そういえば坪井選手もグランドスラム(だったかな)で「阪神より東芝の練習のほうがずっとキツい」なんて言ってましたね(キツいから良いってわけでもないでしょうけど)。朝8時半から夜8時すぎまで練習したと書いてありますが、これは東芝の選手も同じってことなのかな? この時期からそんなに長時間練習するんですねぇ。●坪井選手からは厳しい一言坪井選手も東芝グラウンドで自主トレ。坪井選手は去年はハワイだったみたいですが、今年は古巣でトレーニングです。その坪井選手もご自身のblog(→これ)で練習のことを書かれていますが、打ち上げの挨拶の中にこんな言葉が。「昨年は僕にとっても東芝野球部にとっても最悪な1年でした」ううっ、グサッと来ますねぇ。去年は両ドームとも予選突破したし、私としてはそれなりに楽しめたからそんなに悪い年でもなかったような気がしてたけど、本大会では0勝。では坪井選手がいた当時2年間の東芝はというと。記録を見ると4回のドームに全て出場して、本大会の成績はそれぞれベスト8・ベスト4・ベスト8・ベスト4。すごいですねえ。それに比べれば本大会で0勝だなんて、「最悪な1年」でしかないんだろうな。予選突破して喜んでる場合じゃないぞ、と。厳しゅうございます。もちろん選手の方々は去年の成績で満足してるわけがないと思いますし、今年は最悪じゃない1年になるよう、頑張っていただきたいものです。(といってもやっぱり着実に予選突破から目指していただきたいですけれども)そして関本選手・坪井選手にとっても、いい年になりますよう。
2007年01月28日
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(ものすごく遅れて書いてますが)興農牛の入団テストを受験していた芝草宇宙投手と井場友和投手、合格したみたいですね。[記事]〈CPBL〉阿甘小試身手 球速不滿140(big5)(1/25)興農牛は24,25日に嘉南薬理科技大学と練習試合を行い、それぞれ2-1、7-0のスコアで連勝したとのこと。25日の試合の内容を箇条書きにしますと…。・25日は先発の李國慶投手の後を受けて4回から井場投手、5回から芝草投手がそれぞれ1イニングを投げる。・井場投手は三者凡退で最速は143km/h。先頭打者は三球三振に。・芝草投手は二死から2連続エラーで一二塁になったけど、めげずに次打者を打ちとる。(ブルペンで評価の高かった)シュートを使わず直球とスライダーだけで12球、最速は141km/h。・2人のデキに教練団は相当満足。というわけで、二人とも1イニングを無安打に抑え、教練団を満足させたようです。なお、二人のあとに蔡仲南投手も投げて1イニング三者凡退だったけど、135km/hしか出なかったらしい。うーむ、もちろん球速が全てじゃないけど、なんか淋しいなぁ。で、この日の夜に新入団選手の発表記者会見があって、昨年末にドラフト指名された陳彦銘投手と一緒に芝草投手と井場投手も参加し、楊天發オーナーから親しく帽子を被せてもらったとか。つまり、テストは合格で入団決定らしい。あれ、もう合格? まだ1試合投げただけだし、それに提携先のドジャースからも含めて他にも何人か外国人投手が来るから競争しないといけないって話はどうなっちゃったんだろう? しかも別の記事を読むと練習試合で投げる前、24日の時点でもう契約してたんだって。だから練習試合の結果は関係なかったらしい。まあとにかく合格なので、めでたいことです。二人一緒っていうのもきっと心強いはず、だ。井場投手が先発、芝草投手が中継ぎ予定とのこと。ということで、牛は残留の剛雷投手と合わせて外国人選手3人決まり、となりました(竹清投手は?)。なお、二人は26日にいったん日本に帰国して、2月上旬にまた来るそうです。いろいろ準備とか、あるんでしょうね。●井場投手in都市対抗芝草投手のことは前に少し書いたので、今日はちょっと井場投手の思い出話でも書きますか。井場投手と言えば、富士重工です(というより、富士重工の頃しか生で見たことない)。富士重工は去年の日本選手権で優勝したように今はドームの常連さんですけど、私が社会人野球を見始めた頃はあんまり強くなかった。というより弱かった。そんな富士重工が2000年に久々に都市対抗に出場したとき、予選突破に貢献したのが社会人2年目だった井場投手。シドニー五輪の候補にも選ばれてて、「150km/h近い豪腕投手」みたいな触れ込みだったような覚えがあります。本大会では一回戦で先発して、神戸製鋼相手に好投で勝利投手に。記録を見ると、4安打1失点完投でした。当時は金属バットで当たり前のように5点以上入る時代だったから1失点完投っていうのはたいしたもの。それに富士重工が都市対抗で勝ち星を挙げたのは実に20年ぶりくらいだったはずで、この試合で「井場投手=いいピッチャー」っていう風にすっかり擦り込まれました。が、続く二回戦ではリリーフで出て来て、9回に三菱自動車川崎(当時)の梶山義彦選手にきれいにセンター前にサヨナラタイムリーを打たれて敗戦。この場面は結構良く覚えてます。私はといえば、東芝から補強で出ていた安田真範選手や工藤賢二選手らの応援で三菱川崎さん側にいたので無邪気に喜んでましたけど、一時、同点にされたときは「相手がいいピッチャーだし、マズいなあ」って思いましたね。で、その年のオフに日本ハムを逆指名してプロに巣立って行ったのでした。今は当時のイメージとはだいぶ違う?みたいですけど、どんな活躍をしてくれるか楽しみ。●芝草投手にはTBSが引き続き密着取材?一方の芝草投手ですが、どうもTBSが密着してるみたいですよ。初めてブルペン入りしたっていう記事(→これ)にもTBSが取材に来てるって書いてあるし、新入団選手発表のときの記事(→これ)もやっぱり東京電視台(TBSのことですよね)が来てるって書いてある。年始に芝草投手が取り上げられたというTBSの「プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達」。私は見逃してしまったんですが、番組はずっと追いかけてるってことみたい。そのうちまた特集されるのでしょう。
2007年01月27日
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ずっと気がかりだった「アジア枠」。導入に向けて巨人の清武英利代表らが昨年末の台湾訪問に続いて年明けに韓国をも訪問、やはり賛成は得られないまま帰国。「(反対されても)摩擦を怖れず実行する」発言もあったし、強行導入するのかなあと思ってたのですが、23日のプロ野球実行委員会の結果、こうなったようです。[記事]2軍の球宴は全イ-全ウで(デイリースポーツ)(1/23)1軍の4人の外国人枠とは別にアジア出身選手を1人加える「アジア枠」は、今季からの導入が困難との認識でまとまった。 アジア枠の今季からの導入は困難、だって。ホッ、良かった。まだ見送り決定ではないみたいだけど、台湾の職棒界は強く反対してましたし、「摩擦を怖れず」なんて言ってた日本のプロ野球界の人たちも聞く耳を持っていたってことはわかったので。ただ実際のところ、「アジア枠」は台湾球界にとってプラスかマイナスなのか、私には良くわかんない。台湾職棒界が主張するように、アジア枠が導入されると人気選手・力のある選手がますます流出して職棒がよりピンチに陥るかも知れないし、一方で巨人の清武代表が言われるように、有望な選手はアメリカや日本に来たほうが才能を伸ばせ、結果として台湾の球界全体にとっては有益かも知れない。ちなみに、台湾のアマチュア球界は「賛成」らしい。かなり前ですが、この記事から。→[記事]亞洲特別名額 巨人再提案(big5)(2006/10/11)中華棒球協会の林宗成さん、WBC中華隊監督の林華韋さんのコメントが載ってます。曰く、選手個人にとっては良いことであり、短期的に選手の流出を心配しながらも、長い目で見れば台湾の技術向上につながる、とのこと。日本の記事だけ読んでると「台湾は反対」一辺倒みたく読めますが、台湾も一枚岩ではないのですねぇ。どうも台湾アマチュア界は少なくとも選手の育成力っていう意味では職棒のことを信頼していないように思える記事は以前からちらほら出てます。台湾のプロアマもあんまり仲良くないんでしょうか。(ただ最近、台湾から日本へ引き抜かれた選手(特に投手)はみ~んなケガさせられてるような気するので(順調なのは姜建銘投手くらいですか)、「日本プロ球界にあずければ育ててもらえる」なんて思ってるなら甘いと思う)何はともあれ、職棒界の立場から見れば、「アジア枠」導入見送りは喜ばしいことのはず。とはいえ、導入が見送られたとしても喜んでばかりはいられない。これで「流出」が止まるかって言われれば、当然そうではなさそうなのでありまして。というのも、日本に流れなくてもすでにメジャーにはアマチュア球界からどんどん流れてます。ここのところ毎年5人くらいですか、メジャーへの流出は加速しているように感じます。そして日本には、学生時代に留学してそのまま日本プロ野球入りし、「日本人扱い」になる選手が連続して出てます。そしてまた今年も福岡県の高校に台湾人ドラフト候補が複数いるようですね。結局、「アジア枠」がない現状でもアマチュア界からはどんどん流出して行っている。もちろんこれも職棒界は歓迎すべきことだとは思ってないようで、兵役前の高校生でも職棒入りできるようにするとか、対策は考えているようですが、どのくらい効果があるのかな。お隣の韓国でも2000年前後くらいにアマチュア選手の海外流出が悩みの種だったようですが、プロ球団が年俸や新人選手の契約金の額を引き上げることでを流出を抑えた、つまり、オカネの面での環境を改善することで問題を収拾させたらしい。台湾の職棒球団も同じことすれば良いかと言うと…今は球団の経営状態があんまり良くないそうなので、お給料を上げるのは難しそう。それ以前に職棒はオカネ以外の環境もまだまだなように感じます。またここのところ黒い方面の怖い人たちの話は毎年のように出て来るようになっちゃったし、表立って警察沙汰にはなってないとはいえ、不可解な理由で退団する選手が出るたびに黒い噂が囁かれてるみたい。ホント、こればっかりは何とかして欲しい。そういう記事や話題が出るたびに嫌な気分にさせられるし。結局のところ、職棒が安心して野球ができて、野球少年に「将来はメジャーや日本よりも、台湾のプロ野球でスターになりたい!」って思ってもらえる魅力ある環境にならないと、「アジア枠」に反対したところで流出の問題は解決しないんじゃないかと思うのでした。もちろん簡単な話ではないとは思いますが、着実に手を打っていっていただきたいな、と。
2007年01月26日
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今年の国際大会は、11月のワールドカップとアジア選手権(兼北京五輪予選)が大きな大会ですが、その前に8月下旬に北京でプレ五輪大会があるらしいってことは以前にも日記に書きました。8月下旬なんて都市対抗と重なるのにどうするんだろう、と思ってたら久しぶりのプロアマ混合チームになるみたいですね。→[記事]星野監督初采配は8月プレ五輪(スポニチ)個人的には混合チームは選手がまとまりにくい印象があってあんまり好きじゃないんですけれども(結果も出てないし)、プレ五輪はあまり勝敗は重視されなさそうだし、若い選手に経験を積ませるってことみたい。この大会から指揮をとる予定の星野さんは「米国やキューバの戦力分析の機会になる」って言ってるそうですが、他国もきっと五輪本番とは全然違うメンバーなんだろうな~。●「ベースボールフェスティバル」で都市対抗日程変更?ってことで、プレ五輪大会と日程が近い今年の都市対抗はやっぱり通常どおりの日程で行われることに。で、ここからは気が早いことに来年の話。もし日本が北京五輪本戦に出場した場合、プロ野球はペナントを中断することになるそうなのですけれども。[記事]「佑ちゃんvsプロ」で夢の球宴計画(デイリースポーツ)中断期間の間にプロ選抜、社会人選抜、大学生選抜による「ベースボールフェスティバル」(仮称)を開催するプランがあるそうです。ふーん。おそらくものすごく画期的なことのはずなのに、なぜかあんまり面白そうな気がしないのは、きっと真剣勝負にはならないだろうから…かなあ。でもまた具体的にメンバーが発表されたりすればワクワクして来るかも(←鬼が笑う)。ま、こういうイベントをプロと社会人・大学が一緒になってやりましょうっていうこと自体に重大な意味があるんでしょうね。で、このニュースで気になるのはJABAの後勝さんのコメントで、「それぞれの代表が戦うという案は以前からあった。そうなれば(8月の)都市対抗の日程はずらす」と書いてあるところ。え、親善試合のために都市対抗ずらしちゃうの? 言い替えれば、都市対抗をずらしてまでやりたいイベントってことなんだ。2008年のカレンダーを見ると、都市対抗は例年の開催時期から考えればもし五輪がなければ8月22日~9月2日くらいになるはず。一方、北京五輪の野球競技は予定では8月13日に開幕で23日が決勝戦とのこと。ちょっと重なります。ベースボールフェスティバルをやるやらないに関わらず、どっちにしろずらしたほうが良さそうではあるのですね。ずらすとすると、1週間くらい後ろにするのかな。でも都市対抗直前にチームを離れて親善試合っていうのもちょっと微妙な気も。とすると、前倒しで7月末開催が復活? まぁわかりませんが、とにかく来年の都市対抗はまた時期が変わるかも知れないようです。(でも予選突破できなかったら当然、お流れになっちゃうんでしょうね)
2007年01月25日
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兄弟象のレギュラーとしてすっかり定着した感のある王金勇選手。奥様は日本人のかたで、中尾陽子さん。雑誌「職業棒球」で仲睦まじい写真が載ってたりして、夫婦での露出って点では台湾職棒界でも指折りなんじゃないかと思います。先日、王金勇選手と陽子さん夫妻の出会いに関する記事が。なかなか面白い。[記事]他和[女他]的故事》王金勇&陽子 香水奇縁(big5)(1/22)ところどころ良くわかんないので(←こらこら)、要点だけ箇条書きで。・陽子さんは関西空港の香水免税店の売場の人だった。・1999年10月に王金勇が中華隊で遠征したときにお店を訪れたのがきっかけ。・王金勇は姪にプレゼントする香水を買おうとしたのだが、陽子さんにオススメを聞いてもなかなか買わず、じっと考え込んでいた姿がプレゼントの相手を大事にする人なんだな、と思われた。・そのとき中華隊のチームメイトに陽子さんとお近付きになりたい選手がいて、英語ができる王金勇に仲介を頼んだ。王金勇はしぶしぶ了解し、紙に電話番号を書いて陽子さんに渡した。・ある日、王金勇の台東の実家に女性から英語で電話がかかって来て、「私達って前に会ったことがある気がしませんか?」って聞かれた。・王金勇は混乱しながらも、相手が陽子さんだとはっきり気づいて「Yes.」と返事。・陽子さん曰く、もしNoと答えてたらもう二度と電話しなかった、とのこと。・その後2,3ヵ月で陽子さんは「生涯の伴侶はこの人」と決めた。王金勇は左営でキャンプ中だったので国際電話で電話しつつ親交を深めた。ほほほ、そういう出会いだったんですねぇ。"No"と答えてたらそこで終わりだったっていうのがドラマチック。最初は王金勇選手のほうにはその気がなかったようにも読めますし、ちょっとしたことで「運命」は変わってしまうものなのですねえ。ちなみに、雑誌「グランドスラム」を見ると、どうも1999年10月の中華隊の遠征というのは大阪ドームで行われた日本・台湾・韓国・キューバによる4ヶ国対抗っぽい。王金勇選手は日本戦ではちっとも打てなかったみたいですが、もしこの大会の会場が大阪ドームじゃなかったら「出会い」もなかったかも。これまた運命を感じる?●イタリアンレストラン経営中で、この王金勇夫妻、去年の夏に夫婦でイタリアンパスタのお店を出したんだって。→[記事]王金勇賣義大利麺 日本老婆累哭(big5)(1/21)へー、そうなんだ。全然知りませんでした。年末には支店も出す予定なんだって。どうも王金勇選手のblogでは前から告知してたみたい。どこのお店かと思って検索してみると、どうやら「麺食主義」というお店らしい。住所は「台北市八徳路三段12巷5弄20號」とのことなので、地図で見てみると…ここですね。あら、台北アリーナのほど近く、職棒聯盟のすぐそばじゃないですか。職棒聯盟にお邪魔するついでに行ってみると良いかも。
2007年01月24日
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またかなり前の記事からになりますが、都市対抗の舞台である東京ドームが今年からちょっと変わるという話で。[記事]巨人が今年から東京ドーム禁煙化(デイリースポーツ;スポーツナビ経由)(1/13)大きく分けて二つの変更点、・ドーム内が禁煙化されること・スクリーン表示が変わることが書かれています。まず素朴な疑問として…。「巨人が発表した」と書いてありますが、何で東京ドームが禁煙になることをやスクリーンの表示内容のことを巨人が発表するのかが良くわかりません。禁煙になるのは巨人戦だけなんでしょうか。東京ドームって巨人の持ち物なんでしたっけ?(四季報を見ても(株)東京ドームの株主上位にそれっぽい名前はありませんが)確かに東京ドームは座席では禁煙だけどコンコースの喫煙エリアでタバコ吸いながらモニタ見て観戦してるひと、結構いますよね。私はタバコは全く吸わないけれど、人が吸ってるのもそんなに神経質に気にはならないほうです。が、東京ドームの場合は遠目に見ても喫煙エリアのところは明かにモクモクと煙がかっていて、こりゃあんまり近寄りたくないなあ、って思ってたのは事実。なので、禁煙になるのは歓迎です。で、巨人戦だけじゃなくて都市対抗でも禁煙なのかな? ついでに、「全面禁煙」ってことは選手やスタッフも禁煙だったりする? 選手でも試合前後に一服、なんてやってるかた、結構いるみたいですけど。●スコアボードに投球数表示もう一つが、スクリーン表示が変わること。こちらは巨人の公式より。[記事]ドームのスコアボード 見やすく一新(1/12)(巨人官網)新スコアボード表示のイメージが画像で出てます。って、ものすごいスコアの試合だこと。(DH制のときに投手が入る余裕がないように見えるのが気になる)で、スコアボードには投手の投球数が表示されるらしい。別の記事だと、「投球数表示はメジャーリーグの球場では一般的になっている」と書いてあります。メジャーリーグの試合結果をWebで見ると、投手成績のところに投球数がストライクとボールに分けて載ってたりして、投球数には日本よりこだわるみたいですね。私も一応、1回だけですがメジャーの球場(シアトルのセーフコ・フィールド)で試合見たことあります。投球数はどのように表示されてるかというと、こんな感じ。一階席と二階席の間に小さな電光掲示板があって、そこに投球数表示(と球速表示)がありました。ちょっと小さいですが、ワシュバーンWashburn投手(当時はエンゼルスでした)がボール4球、ストライク8球、合計12球を投げてますよ、と出てます。これを見て「100球近いからそろそろ交代だな」なんて思いながら観戦するというわけです。これを東京ドームでもやりますよ、って話らしい。これももちろん歓迎なのですが、これまた巨人戦だけなのか、他の試合でもやってくれるのかが気になる。プロの試合だとラジオ中継とかありますが、都市対抗だとラジオもないし、ちゃんとスコアつけてないといま何球目かってわからないですから。ついでにメジャーの球場で試合を見てて、投球数表示以外で日本の球場にもあればいいな、と思ったのは。この電光掲示板。写真だと小さすぎて読みにくいですが、ICHIRO GROUNDED OUT → 3BBLOOMQUIST FLYED OUT → CFと書いてあります。「三塁ゴロ」「センターフライ」と、直前の打者の打撃結果が書いてあるわけです。これならちょっと買物に行ってる間に見逃してもある程度はわかるし、スコアをつけてて「あれ、今のファウルフライを捕ったのってショートだっけ、サードだっけ?」なんてときも大丈夫。あと、これはいかにもアメリカっぽい他球場の途中経過。他にも現在の打者の打率などを出す電光掲示板もありまして、こうやってメインのスクリーン以外にも小さな電光掲示板があり、それらを使っていろんな情報を表示していました。日本の球場だと、メインの電光掲示板は巨大だけど、他は外野席のお客さんのためにバックネット方向に小さいのが1つ、くらいが普通ですよね。別に何でもアメリカがいいというわけではありませんが、こうやっていろいろ情報提供してくれるのはありがたいな、と思ったのでした。
2007年01月23日
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楽天の林英傑(インチェ)投手の通訳をしているのはお馴染みの邱文宗さん。今年から林恩宇投手も担当だそうです。邱さんがプロ野球選手の通訳をするのは今回が初めてではなく、郭泰源さんが現役のときにも通訳をしていたそうですが、邱さんと泰源さんの出会いについての記事が出ていました。[記事]郭泰源麻吉 樂當雙林保母(big5)(1/21)ちょっと長いんですけれども、ほぼ全部で(あんまり自信ない)。楽天イーグルスの林英傑と林恩宇は他の旅日球星たちより幸福である。なぜなら、恩師の郭泰源が、彼の「親友」邱文宗を彼らの通訳兼保母にして安心して野球ができるように特別に手配したからだ。日本大学芸術学部映画系を卒業した邱さんは今年で50歳。彼は今年から林恩宇という「息子」が増えたことを喜んでいる。「僕らはみんなトリ年で、3羽の鳥が一緒にいることになるんだ」。邱さんは笑って言う。邱文宗の専門は映像と撮影だが、通訳の仕事を担当することができたのは彼の義父であり、野球界の重鎮である陳潤波と大いに関係がある。●一杯のコーヒーが20年の友情を結ぶ「1984年末、私は東京で勉強していました。ある日、義父は郭泰源とコーヒーを飲むことを約束していて、すぐ私も呼んで来させたんです。紹介されて私達2人は知り合いになり、通訳に欲しいと。5分程度の出来事でした。後に郭泰源が日本に来ると私に電話してくれて、現在まで私たちは一緒。感情は兄弟以上です。」(注:郭泰源さんは1985年が日本1年目だからちょうど入団が決まった頃くらいでしょうか)当時、彼の妻は妊娠中。まだ勉強中の身だった彼は養えるか心配していたが、郭泰源は「男でも女でも、僕が自分の子供だと思って生活のお手伝いをするよ」。そして試合が終わると彼は娘の遊び相手になった。今、娘は大学生、息子は高校生だ。郭泰源の通訳だった邱文宗は、今では林英傑と林恩宇の通訳。トリ年生まれの彼は2羽のヒナドリの母の役割を演じている。妻と子供はみな台湾にいるが、「彼らは泰源の愛弟子。手助けするのが当然だよ」。彼のいちばんの望みは今年、二人が一軍にいて、そして活躍することなのだ。ふーん、そういう「出会い」があったんだ。ただの選手と通訳っていう関係じゃないんですねぇ。いい話だこと。これは去年、横須賀に行ったときの写真ですが、ずっとインチェ投手に寄り添うようにしてらしたこの右側のかたが邱さんでいいんですよね。今年で50歳なんですねぇ。ずっと若く見えました。髪も真っ黒だし、そんな年齢とはぜんぜん思わず。言われてみれば郭泰源さんが現役の頃に通訳だったんだから、そのくらいの年齢で当然か。記事の最後のところにも書いてありますが、「息子」である林恩宇&インチェ両投手は二人とも一軍で活躍しないといけません。だって二人が一軍と二軍に分かれちゃったら邱さんが大変。それに遠征のときは片方は通訳ナシになっちゃうかも。二人が一緒に一軍にいるのが何よりの「親孝行」になりそうです。(二人とも二軍とかいうのはナシってことで)●もう一人の通訳さんはホテル経営者らしいさて、記事だと邱文宗さんはずっと泰源さんの通訳だったように読めますが、こちらの本によりますと、泰源サンが西武1年目にノーヒットノーランをしたとき、お立ち台に上がった泰源さんの言葉を日本語に訳したのは邱さんではありません。別のかた。つまり、少なくとも1年目は邱さんでないかたが通訳担当だったようです。そのとき通訳だったのはどなたかというと、薛森唐さんというかた。どういった人なのかと検索してみると、泰源さんが西武に入団したときにちょうど日本の大学を卒業し、通訳担当になったらしい。通訳を退いたあともそのままプリンスホテルに残って長年勤務されたかたのようです。そして一昨年に富士山麓にホテルをオープンさせたんだって。→[記事]台灣服務生富士山開飯店(big5)(2005/10/19)→[網頁]富士之堡華園ホテル記事のほうには泰源さんとのお話も少し書いてありますね。ここのホテルに泊まりに行ってボスの人をつかまえると泰源さんの思い出話が聞けちゃったりするのかも(←そんな暇じゃないか)。
2007年01月22日
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すっかり出遅れて今さらになりますが、楽天に入団した林恩宇投手が18日に来日して入団会見をしたそうですね。郭泰源サンも一緒にみえて、「彼は僕より上」なーんて言って日本の記者の方々を色めきさせたりしたそうですけれども、今日は日本の記事から。[記事]林恩宇投手 入団記者会見(1/18)(楽天官網)記事の中で山下大輔さんも言ってますが、「林恩宇」の発音は難しい。発音が苦手な私は気が向いたときには中国語読み上げソフトでお勉強してるんですけど、「林恩宇」を読み上げさせるとスピーカからすごく難しい音が聞こえて来ます。特に「宇」の部分はイでもウでもユでもない、何ともカタカナでは表現しようもない音で、「いったいどうやったら人間はこういう音を出せるんだろう?」って思ってしまう。実際、日本人が苦手な中国語発音ベスト3に入るらしい。(教科書的には「ウ」のように口をすぼめて「イ」と発音すればいいそうですが…。難しい!)今のところは記事などでは「エンユウ」とか「オンユ」とか読み仮名がふられていますが、カタカナ読みじゃきっと通じないんでしょうね。球場に行ってで日本語で「オンユ~」などと呼びかけても本人はきっと気づかないに違いない(一応は日本でプレー経験あるのでもしかしたらすでに呼ばれ慣れててわかってるかも?)。●登録名は?ところで登録名については特に会見では触れられてませんけど、このまま「林恩宇」のまま行くんでしょうか? 林英傑投手が「インチェ」に決まったのはもうちょっと後でしたっけ。って、過去のニュースをあさってみると3月20日のことだって。結構あとです。インチェ投手のときは本人の希望だったと思いましたが、林恩宇投手はどんな登録名がお好みなんでしょうか。私は漢字表記のほうがいいと思うのでそのままで行って欲しいな、なんて思っていたのですが。[記事]【楽天自主トレ】林、インチェと自主トレスタート - 楽天スポーツ(Infoseekニュース)(1/19)さっそく仙台で自主トレを始めたというニュースなんですけど、この見出し。「林、インチェと自主トレスタート」。うははは、一瞬、一人だか二人だかわからなかったじゃないか!そうか、日本のメディアは名字だけで表記するから登録名「林恩宇」のままだと「林」と書かれてしまってややこしいことになるんだ。できれば日本のメディアも台湾人選手のことはフルネーム表記にしていただきたいものですが…。(巨人のニュースで見出しに「林」と書いてあるので林[羽廾]豪投手の話題かと思ってつついてみたら違ったってことはもう何度も経験済み)ソフトバンクの李杜軒選手も登録名「トゥーシェン」にしたそうだし、林恩宇投手にも何かかっちょいい登録名(私には「恩宇」とか「小鶏」とかしか思い付かないけど)をつけてあげてくださいまし。
2007年01月21日
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タイトルは書いてみたかっただけです(筋肉少女帯も復活しましたし)。先日、東芝の引退選手について書きましたが、今日は監督コーチ陣がガラリと変わった新体制について。まず新監督に印出順彦さん。とうとう現役時代を知っているかたが監督になりました。私もそれなりに年季が入って来たんだなぁって感じます(←それだけ年食ったってことだ)。ま、知ってると言っても最後のほうちょっとだけで、試合では片手で数えられるくらいしか見てないんですけれども。1999年、都市対抗優勝のときのキャプテン。社会人年数のわりに年食ってるのは大学に入るときに2浪したからだとか(←有名な話みたいですね)。若い頃はショートの名手だったらしいけど、私が知ってる印出選手は一塁手。しかも優勝したときの都市対抗本大会ではDHで出ていたので(一塁を守ったのは二塁が本職のはずの桑元孝雄さんでした)、守備のイメージがほとんどない。打撃は勝負強かった印象アリなんですが、どういうあたりが得意分野なんでしょうか?監督としてのお手並はこれから拝見ですが、キャプテンのときに黒獅子旗獲得だからチームをまとめる力は保障つき?そして監督交代でコーチも総入れ換え。また極端なことで…。東芝はしばらく投手出身のコーチがいませんでしたけど、今年から銭場一浩さんがコーチです。去年もオープン戦の後にちょっと居残って練習を見てると、もう銭場さんが実質的にコーチみたいな感じに見えました。きっとすんなりと行くことでしょう。同じく新任コーチの内田祐二さんは久しぶりに名前を見ます。黒獅子旗のときはセンターで1番。球際に強いのか、守備で好プレーが多かった印象のあるかた。印出さんとどういう担当分けになるんでしょうか。久しぶりのユニフォーム姿も楽しみ。以上、監督コーチ3人だけ(トレーニングコーチを除く)。マネージャも一人減ったからスタッフ部門がだいぶスリム化されたことに。何だか微妙に不安だったりしますけど、どのようなチームを作ってくれるでしょうか。●おまけその1「印出」(いんで)というのは何となくとっても珍しい名字のような気がします。モノの本によると茨城県には多い名字なんだって(印出監督も茨城県出身)。どのくらい珍しいかを調べてみると。こちらの名字検索によりますと…「印出」さんは127世帯で、第12574位。10000位にも入らない。やっぱり珍しいらしい。なお、「銭場」はもっと希少で18455位(67世帯)。あーあ、内田コーチがもっと珍姓だったら日本指折りの珍姓首脳陣だったかも知れないのに(←そんなこと競ってどうする)。ちなみに現役選手だと。「迎里」:34世帯・第26825位「前嵩」:7世帯・第58734位この二人でバッテリー組んだら希少度では黒獅子旗モノ?(←だからそんなことを競っても)●おまけその2中国語で「印出」っていうのは印刷することなんだそうですよ。前に台湾のサイトで通販の申込をしたとき、画面に「請印出本表、填妥然後傅真」(本表を「印出」して記入したあとFAXしてください)との表示が。「印出」っていうのを見ててっきり印鑑でも捺してからFAXするのかと思ったら、単に印刷するっていう意味だったのでした。
2007年01月20日
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蛇隊の新しい引き受け先が決まったようですね。記事はいっぱい出てますが、このあたりで。→[記事]中華職棒》九禾接手 誠泰Cobras將換為XX龍(big5)(1/17)→[記事]誠泰 蛇變龍 九禾接手 吉祥物底定(big5)(1/17)→[記事]1年虧4千萬 九禾吃得下(big5)(1/17)趙士強さんによればあくまで身売りじゃなくて「経営権の転渡」であり、身売りって表現は使って欲しくないそうです。で、譲渡先は「九禾国際開発股[イ分]有限公司」という会社。各種報道を見てると、全く有名ではない会社みたい。資本金が600万元しかないことも不安視されているようですが、趙士強さん曰く、九禾国際開発公司はグループ企業の1つにすぎなくて、全体の企業体としては小さくないから職棒経営に問題はない、とのこと。どうも中国大陸のほうがメインの会社らしい。基本的に監督コーチなどは今回の「譲渡」で変更はないものの(立川隆史コーチはもともと退団が決まってて、日本人教練は獅だけになっちゃったんだって)、チーム名は変わってしまい、Cobrasに足が生えて「龍」になるそうです。「九禾龍」? 水滸伝に「九紋龍」っていうあだ名の人が出て来るのを思い出してしまいました。単純に「九禾龍」になるかどうかはまだ未定みたいですけれども、「○○龍」になるのは決まりらしい。●蛇は「龍」に「龍」っていうのは言うまでもなく味全龍の「龍」。趙士強さんは職棒元年のとき味全の領隊だったとか、蛇のコーチである孫昭立さん李安煕さんは元味全の選手だったからちょうどいい、なんてことが書いてありますが…。うーん。確かに「龍」っていうのはいかにも中華のかたが好きそうだし、強そうだからいい名前ではあると思うんですけれども、言葉は悪いけど、昔のチーム名の使い回し。新しい名前、何かないんでしょうか?思えばLanewの「熊」も、興農牛の前身の「俊國熊」の使い回し。中国語で1文字で表せてチーム名にふさわしい動物っていうとすごく限られて来るってことなのかな?それから日本では「ベアーズ」みたいなシンプルな名前はだいたい商標などですでに権利が保護されてしまっているのでそう簡単には使えなくて、だから四国リーグ北信越リーグJリーグなどのチーム名は長い名前だったり凝った名前だったりしてるんだと思いましたが、台湾ではそういうのって関係ないのかな、っていうのも疑問。ま、とりあえずこれで誠泰Cobrasとはバイバイってことに。オリジナリティって意味では蛇(正式には眼鏡蛇ですか)というのは最初はケッタイだなと思ったけど、いい名前だったように思えます。●ちょっと気になること(旧)蛇隊の選手の一部が持ってるblog。確か球団とblog会社(?)が組んでやっていたもので、10選手くらいが持ってます。たとえば。→[blog]http://www.wretch.cc/blog/cobra28 王傳家blog(big5)→[blog]http://www.wretch.cc/blog/cobras13 [登β]蒔陽blog(big5)これ、URLに"cobra"または"cobras"って入ってます。これも龍隊になったら替えられちゃうのか、それとも"cobras"はこっそりと生き続ける?
2007年01月19日
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ロッキーズを退団して無所属状態になっていた「台湾初のメジャー投手」曹錦輝投手がドジャース入りするそうです。→[記事]〈MLB〉道奇與曹錦輝達成合約協議(big5)最後に試合に出たのは2005年の5月くらいでしたっけ。抑え投手としてソコソコがんばっていたのに故障して手術。最初はその年の秋にも復帰できるかも?みたいに言われてたのにずるずる長引いて、結局去年もマイナー含めて試合では一度も投げられないまま。で、昨年のオフにロッキーズを「ノンテンダー」になって放出されてしまいました。肝心のケガの回復具合ですが、オフは帰国して台中で練習してて、年明けには大学チームの練習試合で阪神・林威助選手と一緒に大学生に混じって数試合に出場、自慢の速球は151km/hを記録と、かなり回復はしているようです。→[記事]曹錦輝先發球速151 不像手傷(big5)(1/6)→[記事]曹錦輝 3/4側投 球[ヲ]鑽(big5)(1/10)(ちゃんと富邦公牛のユニフォーム着てる写真つき)フォームもスリークォータに変えているって書いてありますね。で、今回のドジャースとの契約に到り、春季キャンプで結果を出して25人枠に入れればメジャー契約で42万米ドル、そうでなければマイナー契約になるとのこと。この記事を見てどうも良くわからないな、って思うのは…ロッキーズ側の対応。投げられない選手に2年近くも給料を払い続けて、やっとケガが癒えて投げられるようになったところで放出っていうのはもったいないというか奇妙な感じさえするんですが、そういうものなのでしょうか?1999年に入団したときにロッキーズが払った契約金が220万ドルだから2億5000万円くらいですか、そんなに大金かけた選手を手放してしまうだなんて。しかも移籍先のドジャースは同リーグ同地区のチームだというのに。メジャーリーグの規則でいつまでも故障者リストに入れておくことはできないんでしたっけ? (昔、そういう規則は少し勉強したのに忘れてしまいました)ま、何はともあれ、今年からドジャース・曹錦輝投手です。ドジャースってことは郭泓志投手や胡金龍選手とチームメイト。春季キャンプも一緒に参加みたいですね。もし3A所属となれば、あのラスベガスの球場をホームに投げるってことに。そしてメジャーに上がらなければ、もしかしたら北京五輪予選で日本韓国に立ちはだかる、かも? 日本にも無関係な話でもない、かも知れません。
2007年01月18日
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17日発売の週刊ベースボール。(もう次号が出る直前になって書いてますが)いつもの1ページの社会人野球記事は、和田貴範選手でした! かずさマジックの選手が取り上げられるなんて珍しい。社会人ベストナインを受賞したので登場とのこと。ベストナイン受賞に関してはご本人も意外だったそうで。ま、二塁手で受賞するとは思わなかったな~。さて、記事中でいちばん目を引いたのは、「チームが仲良し集団になってしまって、嫌われるようなことを言う選手がいない。自分がそれを担わなければ」みたいなことが書かれている部分。ここのところ毎年、補強で他チームを経験してる和田選手。他チームにはそういう嫌なことでも言う選手がいるってことで、自分のチームとの違いを感じているんでしょうか。自分のことだけではなく、チーム全体の良くないところを認識して、それを改善しようとしている姿勢は大変結構なことだと思います。和田選手は5年目。若手なような気がしていたけどいつの間にかもう中堅、年齢的には和田選手より年上の選手は数えるほど。自分が引っ張って行かなければ、っていう意識の表れって内容で書かれてますね。記事中にもありますが、和田選手はまだ自分のチームのユニフォームを着て両ドームの試合に出たことがないのだそうです(新人のときは自チームで出たんですが、補強のホンダ・山崎英紀選手にポジションを取られて試合に出られませんでした)。今年こそ、の意気込みが伝わって来る内容でありました。うまく実践していただければ。他にもこの号は・松下電器の甲斐俊治選手 (←大学時代のチームメイト・ソフトバンク馬原孝浩投手とのお話)(かずさ・鬼崎智史選手と東芝・加藤佑介選手の間の世代らしい)・日本生命の丸尾明教トレーナー (←ソフトバンクから日本生命に復帰)・トヨタの松田教明選手 (←双子の兄弟・ソフトバンク松田宣浩選手の記事で)など、妙に社会人関係の記事が多い内容となっております。(社会人関係というより、ソフトバンク関係?)
2007年01月17日
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北京五輪予選のアジア選手権まであと10ヵ月。日本の代表監督は星野仙一さんで決まりみたいですが、台湾でもそろそろ決まるみたい。すでに監督候補が4人に絞られ、中でも郭泰源さんが有力って書かれていた記事のことを少し前の日記に書きました。→[過去の日記]中華隊・郭泰源監督!?(1月4日の日記)今回また中華隊代表監督に関する別の記事が出てます。これなんですが。→[記事]中華隊 交棒給誰?(big5)(1/15)候補は葉志仙・林華韋・徐生明・洪一中の4人と書いてある。ありゃりゃ、泰源サンは候補じゃないの~? じゃあこの前の記事は何? 良くわからないなあ。(徐生明さんって、今なにやってるんだろう?)とりあえず棒球協会新理事長の黄文忠さんは旧暦の新年の前の確定し、年明け後に発表したいとのこと。あと1ヵ月もしないうちに決まるみたいです。どなたになりますやら。●五輪予選出場国ところでさっきの記事の最後のところ。北京五輪予選のアジア選手権の日程と出場国が書いてあります。日程:11月26日~12月2日(7日間)参加国:台湾、日本、韓国、フィリピン、タイ、香港、パキスタン(7ヶ国)中国は出ないみたいです。もちろん開催国なので五輪出場権は獲得済みだけど、「アジア選手権」だから出るのかと思ってました(ソウル五輪の予選のときは韓国も出場)。やっぱり台湾開催だからっていう政治的なこともあるんでしょうか。代わりに?香港が出場するみたい。こういう国際大会ではあまり見ない名前です。検索してみると、もちろん中国の代わりに出るってわけではないらしく。2006年の4月に第7回アジアンカップという大会がパキスタンで行われ、これが北京五輪予選のアジア一次予選って位置付けだったみたいです。モンゴルとインドが直前に不参加となって5ヶ国で争われて、結果は以下のとおり。1.パキスタン 4勝0敗2.香港 3勝1敗3.タイ 2勝2敗4.スリランカ 1勝3敗5.イラン 0勝4敗で、上位3ヶ国であるパキスタン・香港・タイが「予選通過」ってことで、今年のアジア選手権に駒を進めることになったのだそうです。香港もタイに勝つくらいだから、それなりに力はあるみたい。(しかしどの試合もすごい得点が入ってますね…。金属バットでも使ってるんだろうか?)香港代表の名簿も載ってますが、コーチの戴于程さんは台湾のかたで元兄弟象の選手、夏隆正さんもプロができる前のアマチュアの兄弟象にいた台湾出身のかたなんだって。アジア選手権のときは台湾に戻って来ることになりますので、またその頃には記事になるんだろうな~。後半は主に香港棒球協会のページからでした。→[網頁]香港隊備戦第七届亞洲盃(big5)
2007年01月16日
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ラスベガスに行ってる間、繁体の表示の遅いPCのために台湾の記事はなかなか読めなくてニュースあさりをサボってまして、帰国してからまとめて読んでます。今日はとりあえず高校野球の話題でも。台湾では冬にもやります高校野球。去年の年末から行われていた高中聯賽という大会。今年は南英商工や高苑工商といった上位常連校が早々に敗れて波乱気味の大会だったそうですが、1月9~11日に行われた3試合制の決勝戦で台中高農が穀保家商を2勝1敗で破って初優勝したとのこと。→[記事]〈高棒聯賽〉5比2撃退穀保 中農首度登頂(big5)(1/11)台中高農は去年の大会、5位に入ったのにメジャーと契約した状態で出場した選手がいたことで後に失格処分を受け、その無念を晴らす優勝とのこと。こんなところまでメジャーの手って伸びてるんですね。一方、今までたびたび4強で阻まれてきた穀保家商は9年ぶりの決勝進出だったそうなのですが、準優勝。9年前っていうと張誌家投手や林恩宇投手が在学中だった頃かな?で、9年ぶりだからってこともあるのでしょうか、穀保家商は決勝戦の会場となった新荘球場の近くに学校があるので2500人の職員・学生を応援団として動員し、新荘球場の一塁側の一階席を満員にしたんだそうです。→[記事]穀保動員2500師生加油(big5)(1/12)写真も出てます→これ。おー、確かに良く入ってますねー。みんなお揃いの服装なのは学校の指定なんでしょうか? チアリーダーっぽい生徒さんもいます。他の学生さんの服装を見るとなんか寒そう。記事には蛇隊から加油棒300本を借りたって書いてあるけど、いちばん手前の男の子が持ってるのって、牛のメガホンじゃないの、これ? 何でもアリってことか。で、何でこの記事を取り上げたかというと。台湾では、それが記事になるんだなあ、って思ったので。日本なら、甲子園に先生生徒がみんなで応援に行くのはアタリマエすぎて記事にもならないんじゃないかなあ。台湾ではこれが珍しいのでこうやって記事になっているってことではないかと。台湾では日本ほどは高校野球が盛んではないと聞きますが(日本が異常すぎ?)、応援の面でもあんまり高校野球に学校をあげて大応援団を派遣っていうのは一般的じゃないのかな。高中聯賽はテレビ中継もあったそうなんですがあいにく見られませんでした。またすぐに青棒菁英賽っていう別の大会が始まりますので、機会があったらテレビ中継も見てみたいな、と思います。
2007年01月15日
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東芝の退部者が発表されてしまいました。「しまいました」っていうのも何ですが、東芝の発表は例年はもうちょっと遅かったはずで、今年ももうちょっと後だろうと思って油断してたらラスベガスに行ってる間に出ちゃいました(日記を読み返したら去年は2月に入ってからでした)。できれば見たくない情報なんですけれども、仕方のないことでありまして。発表では「退部者」って括りになってますが、ここでは「選手を引退されるかた」っていう括りで。5選手が引退とのことです。順番に行きますと。小野亨投手。千葉ロッテ・小野晋吾投手の弟さん。入って来たときはドラフト候補にも挙げられていて、確かグランドスラムでもカラーで取り上げられてました。結局、投げてるところは一度も見る機会がなかったような。小林基嗣投手。身長193cmのノッポさんぶりが印象的。同じ慶大出身の印出さんが監督になるので刺激になるかな、なんて思ってたんですが、退部とのことです。去年、私が試合を見に行くとほとんどいつもネット裏でスコア係/ビデオ係/カウント係をやっていた投手が3人いたんですが、そのうち2人が小野投手と小林投手。お二人とも公式戦は去年1年間で一度も投げなかったのでは? 何か体の具合が悪かったでしょうか。堺博文選手。一時期はレギュラー掴みかけてたように思ったんですけれども。堺選手と言えば思い出されるのは3年前の日本選手権予選、関東代表決定戦の日本通運との試合のとき。負けたら敗退の試合で0-2で劣勢の8回、中日へ行った川井進投手から代打で同点2ラン(私は見に行ってませんが)。あとで結果を知って「楽しみな選手が出て来たなあ」と思い、その後の大阪ドームでもいい当たりしてたんですけれども。石丸裕次郎選手。マネージャ登録でしたが最後は選手としても登録されていましたのでここに入れます。「奇跡のバックホーム」で新田浩貴投手と一緒に松山商業で甲子園優勝した選手でしたね。東芝ではあまり試合出場の機会はあまり多くなかったように思いましたが、都市対抗予選で松田直樹選手と9番・一塁を争っていた時期もありましたねぇ。そして銭場一浩投手。とうとう引退ですかぁ。コーチで残られるようですけれども、背番号が変わってるので選手としては引退っぽい。1995年入部だから現役12年間。1年だけ都市対抗に出られなかったんでした。私が東芝を応援するようになった当時の銭場投手は故障などもあって一番調子が悪かった頃で、「ダメな投手だなあ」なんて思った時期もありましたが(←失礼)、復活してからは大車輪の活躍で、勝ってテープを投げるときも、負けてドーム行きが断たれるときも、いつもマウンドにいたのは銭場投手でした。それから銭場投手はどういう伝手なのか知りませんが良く本に出て来て、「グランドスラム」はもちろん、ここ2年だけでも「ベースボールクリニック」や「野球でメシが食えるか?」でインタビュー記事を見ました。もっと大きなタイトル取った選手は他にいるのに、なぜ銭場投手? それはともかく、記事を読んだ感想としては「いい指導者になるかも?」。今年からコーチとのこと。期待しております。(ひょっこり現役復帰も大歓迎!)以上、たいへん月並みではありますが、皆さんおつかれさまでした。写真を探したんですがプレーしてる場面はロクなのなかったので、本の表紙で…。
2007年01月14日
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今日は前日の続きで、ラスベガス51sのホームスタジアム・キャッシュマンセンターフィールドのお話。いきなりですがクイズ。問題:キャッシュマンフィールドの中に、大きく名前が記されている日本人がいます。誰だと思いますか?中村紀洋選手? 違います。入口のゲート前のゴミ箱(?)にイチロー選手の写真が。(51sはドジャース傘下なのになぜイチロー選手?)でもクイズの答えはイチロー選手でもありません。正解は。この、両ファウルゾーンにあるネクストバッターズサークルのところ。青っぽく見えるのですが、ここに寄ってみますと。プリンセステンコーと書いてある。うははは、さすがプリンセス天功、世界を股にかけて活動されていらっしゃいます。でも何で~??案内してくれたお兄さんの話によりますと。まずgoogle mapsの衛星写真で球場周辺を見てみると(→これ)、スタジアムのすぐ西隣に大きな建物が建っているのがわかります。他にも付近に巨大な駐車場があったり、小さい建物が建っていたりしてますが、この一帯は「キャッシュマンセンター」と呼ばれる区域で、球場もその一部。球場脇の大きな建物はコンベンションセンターらしい。で、このキャッシュマンセンターの中に「キャッシュマンシアター」っていう劇場があり、プリンセステンコーはここで良く公演をしてるんだって。プリンセステンコーはアメリカではラスベガスを拠点にしていて、豪邸もあるらしいですよ。で、その縁で51sにもたくさんオカネを出してくれているそうです。つまりスポンサーってわけです。へ~、全然知らなかったし、お兄さんに言われるまで気づきませんでした。もちろんこっそりやってるのではなく、ちゃんとリリースも出てます。→[網頁]プリンセス天功は大リーグのスポンサーに!なお、サークルの中に書かれている、3つの部分に分かれた絵のようなもの。案内のお兄さんは日本の文字だと思っていたみたいでどういう意味か聞かれたんですが、ぜんぜんわかりませんでした。今見ると、眉毛と目と耳を表している?●キャッシュマンフィールドへの行き方地図はgoogle mapsでわかるし、「ラスベガス大全」にも球場への行き方は書いてありますが、私なりに少し。ラスベガスの大通り、いわゆる「ストリップ」をずっと北上し、ダウンタウンを過ぎてフリーウェイ(515号線)とのインターチェンジを過ぎると間もなく「Cashman Center」っていう緑の標識が出ている交差点がありますので、これを右折するとすぐ右手にキャッシュマンセンターの建物が見えます。あとは敷地の周りを適当に右折しながら開いてる駐車場入口を探せばOKです。ラスベガスのダウンタウンから歩いても行ける距離なのですが、運転しながら周りを見た限りでは周辺の道は全くと言って良いほど人が歩いてなかったので、昼間でも歩いて行くのはやめたほうが良いかも知れません(特に試合のないときには)。東側の駐車場から球場を見るとこんな感じ。写真のように球場はちょっと小高くなってますので、球場の外からフィールド内をのぞき込むのは無理っぽい感じでした。外野にスタンドがないから大きなホームランが飛んで来たらたぶん駐車場直撃ですね、これは。陳金鋒選手はこの球場で何回駐車場の車をぺしゃんこにしたんだろうか?以上でラスベガス日記はおしまい。最後に、寒いのに薄着で球場を案内してくれたお兄さん、どうもありがとう!
2007年01月13日
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この日はラスベガス51sのホームグラウンドである球場に行ってみました。球場の名前はキャッシュマンセンターフィールドCashman Center Field(もしくはキャッシュマンフィールド)。ラスベガスのダウンタウンのちょっとだけ北、車なら5分も走れば着くところにあります。シーズンオフで試合もないのになぜか結構たくさん車が止まってる駐車場にとめて球場方面へ。写真撮りながらぶらぶらしてたら、球場入口のゲートのところでおじさんに呼びとめられて、日本から来たんですけど、って言ったら事務所に通されてお兄さんに案内してもらいました。言ってみるものです。ビルのようになっている立派な建物です。こんな感じのゲートをくぐって、エレベータで2階にあがるとスタンド、3階がレストラン。ゲートがシーズンオフなのに開けっぱなしになってるのはいつでも開いてるのかな?エレベータで3階のレストランレベルに上がって球場を見渡すと、こんな感じ。緑あざやかできれいな球場です。もちろん天然芝。レフトにあるスコアボードは小さいけど電光掲示式。外野席はありません。レストランはガラス張りで、食事をしながら試合を見ることができるようです。2階のスタンドからグラウンドに降りさせていただきました。ベンチ前からレストラン席を見るとこんな感じ。通常の座席も埃をかぶることなく、きれいに保たれてました。2階にはチームのショップもありましたよ。シーズンオフなのにちゃんと営業中(私が行ったから開けていただいたのかも?)。定番の帽子やTシャツをはじめ、51sやドジャースなどのグッズがいろいろ並んでいました。写真の真ん中、レフトのファウルゾーンにある青い区域。ここはパンフレットによると"Party Zone"で、試合のときにここにテーブルや椅子を並べてパーティーのようにしながら試合が見られるんだって。フィールドシートの豪華版みたいなもの? 一度そんな風に野球をみてみたいものです。率直な感想としては、きれいな球場だな~っていうこと。座席もきれいだし、ちょっとだけグラウンドにも入らせていただいて芝生もさわってみたところ、真冬なのに青々としてしっかりしてました。前に葉志仙さんだったかな、台湾代表監督さんがアジア大会で使うドーハの球場を視察したとき、球場が砂漠の中に建ってて外野フェンスの向こうがすぐ砂漠になってるのを見て「ラスベガス51sの球場に似ている」って言ってたのが記事になってたので、もっと周りが砂漠っぽいのかと思ってました。でも実際に来てみると少なくとも砂漠の中の球場って感じはしません。確かに球場周辺はそんなに賑やかではない感じでしたが充分に都市部です。お兄さんによるとオフにはイベントは全くなく、4月の開幕を待っている状態なんだそうです。この日はベンチの工事をしてました。51sの開幕戦は4月5日、キャッシュマンフィールドでの最初の試合は4月13日だそうですよ。もう少し続きます。
2007年01月12日
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ラスベガスにあるプロ野球チーム:"Las Vegas 51s"。(今シーズンの年間シートの案内パンフレットより)ドジャース傘下の3Aチームで、長いこと陳金鋒選手がいたので台湾の記事では頻繁に目にした"51區"ってやつです。なので台湾ではチームの名前くらいはそこそこ知られてたりするかも? 日本人選手だと木田優夫投手や(渦中の)中村紀洋選手などが過去に在籍していたことがあったそうです。そのラスベガス51sのグッズを売っているお店があるというので行ってみました。場所は巨大ホテルが並ぶ、いわゆる「ストリップ」から南へ車で10分くらいだったかな、ラスベガスアウトレットセンターの中。ガイドブックにも載ってる大きなショッピングセンターです。いかにもそれっぽいスポーツショップに入って店員さんに51sのグッズはないかって聞いてみるたら、売り場に案内してもらいました。え、こんななの?帽子のマークが宇宙人! 陳金鋒選手はこれをかぶってプレーしてたんですねぇ。頭の部分がボールの縫い目になってます。不気味だけど、見方によってはなかなか可愛い? アメリカ人にはこれがcoolだったりするんだろうか。少なくとも日本ではなかなかこういうキャラクターは採用できないんじゃないかなあ。なぜ宇宙人かというと。51sという名前はラスベガスの近くにある空軍基地「エリア51」から取っているもの。このへんはUFOの目撃情報が数多くあり、墜落したUFO宇宙人を捕獲して基地で"飼っている"なんていう噂さえあることで有名なのだそうで、そのためにこういうペットマークになってるみたいですね。(私はフォーティナイナーズみたいに1951年に何かあったのかと思ってましたが違うんだって。チーム名は何度も目にしてたのに知らなかったです)ちなみに、キャッシュマンフィールドに売っていた51sのマスコットもこんなんです。ちょっと日本人とは感覚が違う…。これは何の動物なんだろうか?もう1種類の帽子のほうは比較的まとも(?)ですが、でも"51s"の文字の周りにデザインされているのは原子力発電とかで良く使うマークですよね…。やっぱりちょっと怖い。ガイドブックによればラスベガスのそばに核実験場があったそうで(今でもある?)、ラスベガスの街には「核実験記念館」なる施設もあります。コップやサイン用ボール、レプリカユニフォーム、Tシャツなども売ってました。他にも言うまでもなく51sだけでなく、そして野球以外にもいろんなチームのグッズを扱っています。というより、51s関連はちょっとしかありません。良く探さないとわからないかも(私も店員さんに聞いてやっとわかった)。選手の写真などもたくさん飾ってあるし、メジャーリーグに詳しいかたならウィンドウショッピングだけでかなり楽しめるんじゃないかと。お店は"Uniform Sports"という名前で、アウトレットモールのメインの通りから少し脇道に入ったところ。51sのグッズはホームスタジアムであるキャッシュマンセンターフィールドの中にもチームストアがあるんですけど、試合のないシーズンオフにわざわざ行くのはちょっと大変。その点、アウトレットセンターは年中開いてますし、帰りもバスやトロリーがありますから行きやすそうです。(「ストリップ」に近いブールバードモールにもグッズを扱っているお店があるらしくて、私もちょっと行ってみてぶらぶらしてみたんですがお店がわかりませんでした)
2007年01月11日
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ラスベガスに来てから急に唇がカサカサ気味になって来ました。ラスベガスは街の中心部を歩いている限りではまったく感じないんですが、本当は砂漠の中の街なので空気がとても乾燥しているのだそうです。しかも冬だし。そして乾燥していていちばん困るのは…静電気。まずホテルの部屋を出るときにバチっと来て、ちょっと歩いてエレベータのボタンを押すときにまたパチっと。それからまた歩いてホテルのドアを開けて外に出ようとするとまたバチバチ…。もうウンザリして来ます。もはや金属に触れるのが怖い。日本にいるときも結構な静電気症だけど、ここまでひどくはないよ~。手袋をしないと怖くて金属に触れません。愚痴っぽい話はそこまでにして、夜に時間があったので野球関連の何かを求めてラスベガスのダウンタウンに行ってみました。ダウンタウンで有名なのはアーケードの電飾。天井に絵が書いてあるように見えますが、これは絵ではなくて電飾。何百万だか忘れましたが、とにかくすごい数の電球(?)がアーケードの天井についてて、長さ400メートルほどの巨大なスクリーンになってるんだって。ちなみにこれ、天井のところにLGのマークが貼ってあるのでLGツインズでおなじみ、韓国のLGが作っぽい。おそるべし韓国企業?●野球をテーマにしたホテルで、ガイドブックなどによると、このダウンタウン地区にある「ラスベガスクラブ」というホテルが野球をテーマにしたホテルって書いてあるので、ちょっとのぞいて来ました。入ってみると…。確かに、壁にはこうやって野球関連の展示がしてあります。これは昔のヤンキースタジアムと、ワールドシリーズのサインバットコレクションらしい。こういうサインボールなども見る人が見ればすごいコレクションなんだろうな~。私には誰が誰だか…。これは絵です。手前はノーラン・ライアン投手。やっと私にもわかる名前が。かっこいい顔の選手です。奥はジョー・ディマジオ選手だったかな。ラスベガスのホテルにはたいていカジノが併設されてますが、カジノの中のディスプレイにも選手の写真やワールドシリーズ制覇のペナントが展示されていたりしてました。(カジノは撮影禁止なので写真が撮れません)ただし。それほどそこかしこにこういうディスプレイが、ってほどでもありません。カジノのテーブルやスロットマシンなんかももっとスポーツ的な絵柄だったりするとそれっぽいのかも知れないけど、そういう感じでもなかったです。それから野球以外にフットボールやバスケットボールなども同様に写真や絵などが飾ってあって、野球だけでなくスポーツ全般がテーマってことみたい。というわけで、マニアには涙モノのコレクションが揃ってるのかも知れませんが、私はメジャーリーグは良くわからないこともあって、見た範囲ではちょっと物足りない感じがしてしまいました。って、また愚痴っぽい話になっちゃいましたね。ちなみにホテル(カジノ)の入り口はこんな感じ。外観ではスポーツがテーマとは気づかないと思います。このラスベガスクラブホテルはちょっと検索してみると、2人1泊2000円くらいで泊まれちゃうらしい。安っ! 場所は先程の電飾のあるアーケードのいちばん東端に建ってます。
2007年01月10日
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私は今日からラスベガスでーす。といってもギャンブルをしに来たのではなく、今回は先生が学会で発表するので、私はカバン持ちみたいなものです。気楽ではあるけど、一応はお仕事ですございます。結構自由な時間もありますけどね。最近、海外に行くときは直行便で行けるところばかりで、今回はすごく久しぶりに飛行機乗り継ぎというのをやったんですが、ちょっと驚いてしまったこと。アメリカでは国内線に乗るときの手荷物検査のとき、履いている靴を全員脱がされること。いい大人が靴下姿でずらずら並んでてなんかおかしい。ブーツとか脱いだり履いたりするのが大変そう。例のテロでいろいろ厳しくなって、入国審査のときに指紋と写真を撮られるのは何度かやってるので知ってましたけど、米国の国内線はしばらく乗ったことがなかったので今まで気がつかず、初めて知って驚いてしまいました。旅慣れてるひとには常識なんでしょうね、きっと。ロサンゼルスの空港で売ってた大紀元。アメリカでも売ってるんですねぇ。何とタダでした。(でも良く見ると25セントって書いてある…。日付を見ると、その日のものじゃありません。だからタダだったのかな?)台湾の10大ニュースでは1位だった「王建民旋風」は、大紀元では2007年スポーツ10大ニュースの第8位。この号には6~10位しか載ってないので1位が何かはわかりません。空港のスタンドで売ってたBaseball America。メジャー関連の記事で良く名前を目にする雑誌。紙質などは雑誌というよりも新聞っぽい感じで、レジのお兄さんも「これは新聞なのか?雑誌なのか?」と私に聞いて来ました(私に聞かれてもわからないって)。税込みで$4.60。結構高いです。ボリュームは48ページ。この号の特集は、各チームのトップ10プロスペクト選手・ナショナルリーグ東地区編。あいにく日本人選手も台湾人選手も名前は挙がってません。ま、この地区所属の選手自体が少ないですからね。(過去のプロスペクト選手のところ、2004年メッツのプロスペクトナンバーワンのところに松井稼頭央選手の名前が…)そんなこんなで、ラスベガス到着(↑エッフェル塔のにせもの)。また滞在中に野球関連のものを探して書き込みたいと思います。
2007年01月09日
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今日はまた昔をなつかしむ話で。去年のことになりますが、引越しで荷物整理をしていたらこんなん出て来ました。西武ライオンズのスコアブック。なつかしいな~。いつの間にかどこかへ行ってしまって、探したのに見つからなくて。確か小学生の頃に球場前の売店で買ったんだった。今でも売ってるんでしょうか?表紙の球場はもちろん西武球場。まだ屋根もありません。開放的でいい球場でしたね。しかも内野から外野までほとんどぎっしり満員! 当時からそんなことは滅多になかったと思ったけど、良く見るとスコアボードの上のところに鯉のぼりが泳いでるから子供の日前後らしい。混むはずだ。中身はこんな感じ。印刷がところどころ平仮名だったりして、子供向けになってます。勝利打点の欄があるのがちょっと歴史を感じさせたり。記入してあるスコアを見ると…。まー字が下手だこと。小学生ですからね。って、今もあんまり上手じゃないけど、今とはまた違った下手さ加減で。当時は私も社会人野球や台湾棒球ではなく普通にプロ野球の試合を見に行ってたので、つけてあるのはプロ野球のスコアばっかり。ほとんど西武の試合。相手はロッテと近鉄が多いな…。選手の名前も今となっては懐かしい名前がずらずら並んでます。守備位置も今からするとおやっと思うものも。外野で活躍した秋山幸二さんも当時サードだったり、大豊さんがレフトで出てたり。そんな時代もあったな、と。台湾関係では郭泰源さんや荘勝雄さんの試合もしっかりつけてたらしい。泰源さんは9回1失点できっちり完投勝利してます。一方の荘さんは…。うははは、166球も投げてるよ。延長10回とはいえ、さすが荘さん。しかもサヨナラ負け。これもさすが荘さん? 日付を見ると昭和63年8月5日と書いてあります。10回裏2アウトから安部理選手サヨナラヒットで西武の勝ち。166球だなんて、今では滅多にないだろうな~。荘さんは1人で投げ切ったのに、西武のほうは森山→小田→黒原→原口→市村→森(繁)→山根と7投手も繰り出すリレーで(半分くらいはどんな投手だったかさえ思い出せないぞ)、6人分しかない投手の記入欄からはみ出してます。当時は7人もリレーすることは珍しかったんでしたっけ。今はあんまりしっかりとスコアはつけないんですが、さすがにどんな試合だったかまでは昔すぎて思い出せませんけれども、やっぱりこうやって記録してあると後で見返してなつかしいですね。ちなみに、表紙の写真は西武と日本ハムの試合中。日本ハムのユニフォームがオレンジ色。縦縞でさえありません。なつかしい。スコアボードの文字も辛うじて読み取れます。メンバーはこんな感じらしい。8島田誠/6高代/5古屋/Dブラント/9岡持/3津末/4五十嵐/2大宮/7木村兄/P木田6石毛/7金森/9田尾/3スティーブ/D大田/5秋山/8岡村/4辻/2仲田/P渡辺昭和60年くらいですか?
2007年01月08日
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鯨の左腕・沈[金玉]傑投手が結婚するそうですね。お相手は日本の大学に一緒に留学していたかたなんだそうです。それから獅のエース・潘威倫投手は契約更改して月給が43萬元に。これは海外から復帰した選手(郭李建夫さんや陳金鋒選手)以外では史上最高額なんだって。沈[金玉]傑投手と潘威倫投手。この二人の経歴の共通点は…。・美和中学の出身であること・日本の別府大学にいたこと。やっぱりこの経歴は目を引きます。なぜ別府大なのか?っていうのは良くわかりませんが…。当時のことをちょっと調べてみようってことで、週刊ベースボール増刊「大学野球」を見てみましょっと。いつも書いてるように私は大学野球はあんまり知りませんで、この本が頼りだったりします。当時の「大学野球」で別府大のところを見てみると…。お、沈[金玉]傑投手も潘威倫投手も載ってる。別府大学は九州地区野球連盟に所属。この地区はリーグ戦じゃなくてトーナメントなのですねぇ。載っているといっても狭いスペースにいろんな学校のことが書いてあるので別府大学のことはほんの少ししか載ってません。ちょっと抜き出してみると、こんな感じ。2000秋号「留学生投手・沈(2年・美和)を擁する別府大」2001春号「好投手の沈(3年・美和)を筆頭に、播威(2年・美和)、播銘(2年・美和)の台湾留学生が主力の別府大」2001秋号「今春4強の別府大は投打の中心・沈(2年・美和)がカギを握っている」2002春号以降は名前が出て来ません。沈[金玉]傑投手は3年生の途中で中退して台湾に戻ったらしく、この頃にはもう別府大にいなかったようです。最後の2001年秋号でいきなり学年が3年生から2年生に戻っているのがナゾですが、「投打の中心」と書いてあるところをみると、大学の頃から投手としても打者としても中心選手だったことがわかりますね。具体的な成績はわかりませんが、別府大はそれなりに上位には行くけど地区優勝からは遠い存在だったようで、神宮への出場はかないませんでした。2001年春号には「播威」と「播銘」という怪しげな人名が出て来ます。「播威」というのが潘威倫投手っぽい(播じゃなくて潘)。「播銘」というのはどうも国立体育学院の潘銘偉捕手のようです。この選手も美和中学出身とのことで、とりあえず別府大が美和中学からの野球留学生を積極的に受け入れていた学校だったということはうかがえます。潘威倫投手は沈[金玉]傑投手の1年後輩、別府大は早々と中退して帰国したとのことで、2003年にプロ入りしてその後の活躍はご存知のとおり。一方、沈[金玉]傑投手も3年生の途中で別府大を中退、一度ドラフト指名を拒否したこともあって2005年にようやくプロ入りと、先輩なのに潘威倫投手と比べて出遅れる形になっています。残念なことに「潘威倫のようにもっと早く中退していれば、早くプロ野球選手になれたのに」と後悔しているような記事を前に見ました。別府大学の環境に不満で、もっと環境の良いところに行けば良かったということでした。が、今回の沈投手の結婚相手のかたは一緒に別府大に留学していたときに知り合ったかたなんだって。なので、少なくとも日本留学は無駄ではなかったってことみたいです。ちょっとホッとした記事なのでありました。→[記事]沈[金玉]傑20日結婚 新娘是留日同學(big5)
2007年01月07日
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台湾職棒で気になることの一つは外国人選手の動向。毎年何人かの日本人選手が台湾に挑戦しては活躍したりしなかったり。日本人以外でも知ってる名前の選手がひょっこり入団することもあって外国人選手の話題には興味あります。今シーズンはなかなか外国人選手の動向が出て来なかったのですが、統一獅がキャンプイン初日に外国人選手についての発表を行ったようです。[記事]中華大聯盟/統一獅網羅荷蘭主投柯徳曼 比爾、布雷回鍋(big5)(1/5)外国人枠3選手とももう確定的になっていて、布雷選手(Tilson Brito)は残留、比爾投手(Bill Pulsipher)は復帰、柯徳曼投手(Rob Cordemans)が新加入。去年、17連勝したときに象徴的存在だった比爾投手。「福将」なんて言われかたをしてましたね。戻って来ること自体は前にも記事にもなっていましたが、この記事には比爾投手が今なにをやっているかの情報が。なになに、現在プエルトリコのウィンターリーグに出場していて、5日の消息によればウィンターリーグ最後の試合で先発して9回途中までノーヒットノーランだったんだって。えーと、プエルトリコ冬季リーグの成績は、と…。これ、なのかな?個人成績も出てますね。これとか。どうも比爾投手はアメリカ人なのにオフは毎年プエルトリコリーグに出場してるみたいですが、今シーズンはAreciboというチームに所属していて、12月22日までの成績で防御率1.84。これはリーグ全体で2位らしい。結構な好成績。これはノーヒットノーラン未遂をする前っぽいので、今はもっと良い成績になってるのかも(防御率1.84なのに2勝3敗と負け越してるのも結構すごいですが…)。これだけ好調なら、もうキャンプに出なくても調整万全っぽい。(防御率1位はメジャー初の純華人である陳用彩(Bruce Chen)投手なんだって。被打率.114ってこれもすごい)比爾投手が去年、途中で獅を去った理由は奥様が交通事故に遭ったのでお子さんの面倒を見なくてはならないからってことだったはずですが、こうしてプエルトリコに行っているってことはそのへんはもう大丈夫みたい。ただ、獅を去ってから発覚した薬物違反による2週間出場停止処分はまだ残っていて、開幕しても2週間は試合に出られないそうです。新加入の柯徳曼(Rob Cordemans)投手はずいぶん長いことオランダ代表で主力投手をやっているような気がします。洲際盃のときに台湾・キューバ相手に好投、獅の担当者のかたがその場ですぐに声をかけて獲得に動いたんだって(映像でも見ていたはずなのに、良く覚えてないや)。確かオランダリーグ所属の選手だったと思いますが、日本がアジア枠を作って台韓中の選手をどんどん獲得するのに対抗して、台湾はヨーロッパの選手をどんどん採用なんてことになったりは…しないか。●芝草投手は?で、最初の記事の文中にさらっと書いてあるんですが、「もう他の外国人選手は探さない」って書いてあるのが気になる。ということは、台湾職棒入りを目指して獅の秋季キャンプに参加していたという芝草宇宙投手は入団しないってことになるっぽい。ちょうど5日の夜のTBSのドキュメンタリー番組で芝草投手が取り上げられたそうなんですが、寝てしまって見逃してしまいました。台湾入りに関して何か情報ありました?
2007年01月06日
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4日にかずさマジックの初練習が行われ、新任の元千葉ロッテ・初芝清さんもさっそく合流して指導を行ったことが記事に。[記事]初芝氏が「かずさマジック」初指導…目標は都市対抗出場(サンスポ;yahooニュースから)4時間の練習でスイング指導などを行ったとのこと。初芝さんのコメントも載っていて、「都市対抗に出なきゃいけないという意識改革をしていきたい。ぬるま湯(的なチーム体質)改善がテーマ」と書いてあります。たかだか4時間練習をみただけでぬるま湯体質だとわかってしまうほど初芝さんの感覚が鋭いのか(それかぬるま湯があまりにヒドい?)、コーチ就任依頼のときに関係者のかた(露無さんあたり?)に「チームがぬるま湯になってるから何とかしていただきたい」みたいなことを言われてそれが頭にあったのかはわかりませんが、まずは意識改革から、っていうことみたいですね。初芝さんも所属当時の東芝府中やロッテのようにあんまり強くないチームにいたこともあれば、強いチームに補強に行き、そして千葉ロッテでは最後に優勝もしてますから、「ぬるま湯とそうでないチームの違い」「ぬるま湯から脱出してチームが変わって行く過程」みたいなものを身をもってご存知なのかな、なんて想像してみたり(弱い=ぬるま湯とも限りませんが)。それにしても、初練習がこうして記事になるんだからありがたいことです。例年は一般のスポーツ紙で記事になることなんて初練習に限らず1年中で全くと言ってほどないのに。しばらくはずっとマスコミが貼りついたりするんでしょうか? 選手の皆さんには勘違いされても困りますが、うまいこと励みになればいいな、と。それから初練習に関して1つうれしいこと。かずさ市民応援団公式の「南マネージャの球場日記」が超久しぶりに更新されていること。私、このコーナー好きなんですよ。なかなかわからないチームの普段の様子を伝えてくれるし、何気ない選手の話題で「あの選手はこういうかたなんだ」っていうのを知るのも楽しい。ただ、年を追うごとにだんだん開店休業状態の時期が長くなっていて心配していたんです。今年は「新装開店」とのこと。期待していいのかな?企業チームだとあんまり自由には書けないのかも知れませんし(企業チームでblogを使っているのは伯和ビクトリーズくらい?)、お忙しいとは思いますが、たまには他の選手に書いてもらうとかして、できれば週1、せめて月1ペースくらいで更新していただきたいな、と思うのでした。
2007年01月05日
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ちょっと前の記事ですが、郭泰源サンが五輪予選で中華隊の監督になるかも知れないらしい。[記事]〈亞錦賽〉夢幻監督的亞洲對決(big5)(1/2)11月に台湾で行われる北京五輪予選を兼ねたアジア選手権に関して、日本代表はすでに星野仙一が監督を務めることが確定している。韓国はまだ発表されていないが、予測では「国宝投手」宣銅烈が指揮する可能性が高い。台湾には4人の監督候補がいるが、その中では郭泰源の呼び声が最も高い。もし本当にこの3人のスター投手が監督を引き受けることになれば、アジア選手権は夢の監督対決となる。中華棒球協会の新任理事長・黄文忠は引き継ぎ式のとき、アジア選手権には4人の監督候補がいると話した。知るところによれば誠泰COBRAS監督の郭泰源の可能性が最大であり、他の3人は葉志仙・林華韋・郭源治である。ほほほ、葉志仙さん・林華韋さん・郭源治さんを含めた4人の中で、郭泰源さんが選ばれる可能性がいちばん高いんだって。この記事が何を根拠に泰源サンが最有力って書いてるのかわからないけど、他の3人のかたをそれぞれ見てみると、まず葉志仙さんはアジア大会の前に「代表監督はこれで最後」って言ってましたし、WBCで監督だった林華韋さんも「今後は若い人に」って言ってたような。源治さんはいきなり代表監督っていうのもちょっとどうなんでしょうね。って考えると、やっぱりこの中では泰源さんが有力って書かれるのもわかる気がします。もし本当に選ばれたとして、あとは泰源さんが引き受けるかどうか、かな。蛇隊監督をやめた理由は、健康を考慮して&家族との時間を大事にしたいから、でした。代表監督となるといろいろ大変そう&忙しそうですし、予選を通ったらおそらく北京五輪の本大会まではずっと監督ですよね。結構大変そう。五輪予選がぶっつけ本番にならないようにワールドカップなど他の大会の監督もするのならもっと長くなります。ワールドカップも五輪のアジア予選も最終予選も地元開催っていうのは心強いですが…。あと、前にWBCの監督候補に挙がったとき、泰源さんは「A級教練証」を持ってないからダメってことになったような。この1年で取得したのかな?中華隊監督決定は楽しみに待つとして、泰源さんは楽天に入団する林恩宇投手の入団会見のために、13日に一緒に東京に来るそうです。会見も同席でしょうか? 久しぶりに日本のメディアでも姿が見られるかも?
2007年01月04日
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蛇隊の新しい引き受け先が決まりそうっていう記事が出てますね。→[記事]誠泰找到買主 就等老板點頭(big5)あんまり長くないので全文で。誠泰COBRAS隊の転売の件はすでに最後の段階に進んでおり、社長の趙士強曰く「すでにこの件は問題ない。現在はボスのOK待ち」。彼は球団が必ず継続できると再度強調した。趙士強が言うには誠泰の買い手は長い協議を経てすでに見つかっているが、長年に渡って資金を出して球団を支えた林誠一・林致光親子にこのチームを手放し難い感情があるとのことで、売るか売らないかは彼らが最後に決定する。ただ趙士強は売る売らないに関わらず解散はありえないとし、すでに春季キャンプを15日から始めるほか、新シーズンの戦力補強に積極的に動いており、外国人選手の選定もすでに進めている。「もし売らないとしても、活動継続のために林家が自己出資するかも知れない」。誠泰は人気のあった外国人選手・クレベル小島を呼び戻すことをすでに決めている。彼のケガは休養を経て回復しており、球団はすでに彼と連絡していて特に問題なければ今シーズン、クレベル小島はまた台湾に戻ってプレーする。どうも買い手はもう見つかってるみたいですね。いくつか破談になって難航してるって報道もあったけど、良かった良かった。なのに、林誠一・林致光のお二人がウンと言わないと売れないらしく、もしかしたら林家の個人出資で継続するとかいう話になってるらしい。って、林誠一さん・林致光さんって誰ですか? 林致光さんのほうは蛇隊の「領隊」ってことで聯盟公式に写真も出てるから名前くらいは知ってますけど、ちょっと調べてみると…。ああ、林誠一さんって、誠泰銀行を興したかたなんですね。ぜーんぜん知りませんでした。TMLの誠泰太陽の頃からずっとオカネを出してたから「長年に渡って資金を出して球団を支えた」って書いてあるんだ。で、前に誠泰銀行が旧誠隊太陽隊の経営に正式に加わって誠宇育楽公司っていう運営会社を作ったとき、息子の林致光さんを蛇隊の董事長兼領隊にしたんだって。後に誠泰銀行は買収されちゃったのは知ってますが、その後も蛇隊(誠宇育楽公司)の権利(株?)はこの林親子が握っているって思えば良いのでしょうか? イマイチ良くわかりませんが、とにかく林さん親子がOKを出さないと売れないんだそうです。売らないとなると、日本の広島カープみたいな形になるのかな?最初にこの記事を見たときは「売却先が見つかったのなら売っちゃえばいいのに」って思ったけど、どうやら林親子は野球が非常に好きなかたらしい。売却先の会社はお金持ちかも知れないけど、ちゃんとチームのことを考えて末永く面倒を見てくれるとは限らない(日本でもそういうオーナー企業、ありますよね…)。どちらが蛇隊にとって幸せなことなのかわかりませんが、この先どうなりますか。●クレベル小島投手、復帰記事の最後のところに書いてありますが、クレベル小島投手が戻って来ることがほぼ決定的みたい。前に蛇にいたときはすごくいい働きしてましたもんね。ただ、去年の夏に行われた北京オリンピック予選のときはブラジル代表でもちょっとしか投げず、ほとんど貢献できなかったはず。どこまで以前の状態に戻っているのかが気になるところ。クレベル小島投手が前に蛇隊にいたのは2004年だからもう3年前。そういえばちょうどチーム名が誠泰Cobrasになった年でした。あの頃は林英傑投手かクレベル小島投手が先発しないとなかなか勝てませんでしたねぇ。●おまけところで林誠一さんの経歴をみると、日本の慶應義塾大学で修士を取っているって書いてあるから日本に留学してたってことみたい。だから誠泰って書いて「マコト」って読ませて日本びいきなんでしょうか?林致光さんのほうの最終学歴は棒球Wikiによると、「淡江大学統計系」と書いてある。私が去年のゴールデンウィークに蛇隊のサイン会で淡江大学に行ったとき(→これ)、ポスターに「主催:統計系学会」って書いてあって、大学の一学科がプロ野球チームの選手を招いてサイン会を開くなんて良くできたな~、って思ったけど、そういうわけか。やっとつながった。(ひょっとして常識ですか?)
2007年01月03日
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本当は去年のうちに掲載されてたんですけれども、すでにJABA公式サイトに今年の各種大会の日程などが載ってますので、今日はその中から関東南部地区の変化点など。まずざっと見て九州地区の大会の日程表に未定や空白が目立つのは、やっぱり例の独立リーグ設立関連のせいなんでしょうか?関東選抜リーグは今年も17チームだそうです。去年も17チームでした。シダックスは去りましたが、代わりにどこか1チーム入るようです。●都市対抗予選都市対抗予選ですが、まず南関東地区は今年は千葉県の順番で、球場に注目。「県営天台または千葉マリンスタジアム」とあります。へー、千葉マリンスタジアムで開催かも知れないんだ。スタンドが大きな球場だからお客さんたくさん入らないと淋しいかも?日程は土曜日から始まって6日間なので、山場は平日ってことになりそう。東京は、こちらも使用球場に変化が。「大田・グッドウィル」になってます。えー、神宮ではやらないの~? 代表決定戦はどちらでやるんでしょうか?西武ドームは雨天中止がないので梅雨どきにはありがたいですが、神宮のほうが行きやすかったのにな~。しかもあそこって埼玉県だし。(年末に見たときは「インボイス」って書いてあったのに、年明けてから見たらちゃんと「グッドウィル」になってます。こういうところは抜け目ないなあ)(西武ドームは2007年1月1日から「グッドウィルドーム」です)関東予選は今年は4チーム参加で、いつもの大田スタジアムとのことです。これまた平日だけ。●神奈川地区さて、神奈川。都市対抗予選は以下の日程だそうです。6月4~7,12~14(予定) 横浜スタジアム (参加8チーム、代表2チーム)「(予定)」って入ってるので確定ではないみたいですが、今年も間に中休みが入って全部平日開催でした。今年はいくつ見に行けるかなあ。全国でいちばん早く二次予選が始まって、今年も順調に行けば全国でいちばん早く代表が決まるってことになるようです。他に神奈川の変化点としては、日本選手権の一次予選が2つに分かれるみたい。8/16~18,25,26 相模原球場 (参加13チーム、代表5チーム)9/15~3日間 保土ヶ谷球場 (参加10チーム、代表4チーム)前半は8月なので都市対抗前。って都市対抗は8月24日からだから、都市対抗の本大会期間中に予選開催じゃないですか! 普通に考えると、いわゆる「5強」は後半からで他は前半からってことっぽいですが、前半に出場するチームから補強の選手が出たらどうするのだろう…。神奈川では一昨年から都市対抗も一次予選ができましたので、全てのチームが一緒のトーナメント表に入って出場する大会はこれで春の県大会だけになってしまいました。県内で上位に入れないチームが「5強」と対戦する機会がますます少なくなるってことに。実際、そういう試合を組んでもほとんど一方的になっちゃいますので意味が薄いってことかも知れませんが、なんかちょっと淋しい気もします。で、県予選から二次予選に進めるチーム数は変わりなく4チームのまま。「5強」が一次で落とされるかも知れない。相変わらず厳しいですね。ただ、今年から春シーズンの指定された大会(←何か良い呼び名はないんでしょうか)で優勝すると日本選手権出場権利が与えられるので、予選の枠が実質"4"より増えることに期待したいと思います。
2007年01月02日
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皆様、新年明けましておめでとうございます。新年ですので日記で今年の目標など書かれているかたが多いですね。私も今年最初の日記では運営方針というと大げさですが、今年の日記の書き方について少し書かせていただきます。実はまったく個人的なことなんですが、今年は家族の人数が何人か増えたり減ったりする予定で極端な話、野球どころではなくなりそうなのです。なので今までみたくほいほいと気ままに試合を見に行くこともかなり限られそうで、ニュースあさりとかも含めて日記を書くための時間もあまり取れなくなりそう。できれば試合をちゃんと目で見て、そのことを日記を書きたいのですけれども、仕方ありません。どのくらい見に行けるかも予想がつきません(もしかしたら都市対抗も見に行けないかも?)ので、「年間○試合観戦」なんていう目標は立てようがありません。日記も毎日は書けなくなるかも知れません。すでに去年も本当は毎日は書いてないのに日付だけ埋めるみたいな形になった日も結構ありますが(結局、埋まらない日もありました)、今年はもっと飛び飛びになるかも。ま、別に義務でも何でもないので、やれる範囲でやって行こうと思います。しかし、blogで日記を書くのを2年近く続けているのですけど、文章力というのはちっとも向上しないものですねぇ。せめて時間短縮のために簡単にまとめあげる能力だけでも高まってれば良いのに、相変わらずいつも長い文章になっちゃうし。日記に使える時間が限られる今年こそはなるべく短くまとめられるように気をつけたいものです。で、今年の目標としては…。いろいろ大変なこともあるけれど家族みんなで協力して、1年終わって大晦日に「いろいろあったけど、今年もいい年だったね」ってみんなで言えるようになったらいいな、と。って、そんなの漠然すぎて目標とは言えないか。しかも野球と全然関係ないし~(そのくらい予想つかないのです、はい)。年明け最初からまとまりがありませんが、では、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2007年01月01日
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