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今夜の予報は、SCW,GPVともに、夕方から雲が切れ、夜半過ぎに雲が湧く予報。このところ、天気が思わしくない日が続いていて、欲求不満の状態が続いていたので、短い時間かもしれないけど、夕食後に近所の山に上がりました。今日はプレセペ撮りたいと思っていたので、80EDのセットを使いました。久しぶりだな。まずはヒアデス星団。おうし座にある散開星団ですね。メシエカタログにもNGCカタログにも載っていない不思議な分類の散開星団です。もともと双眼鏡で見るぐらい大きいので、80EDを出したときに撮っておこう、と思って撮りました。写野に入り切れていませんが、まあ記録ということで。眼視だとSWAN40mm、16xで結構見ごたえがあるんですけどねぇ...次はプレセペ(Praesepe)。今夜の本命です。M44、Beehive Cluster(ハチの巣星団)の名の通り、きれいな散開星団です。かに座にあります。こちらも低倍率で楽しめる散開星団だと思います。ホントはここまででC5に載せ替えようと思っていたのですが、雲がところどころにかかってきている状況だったので、時間を惜しんでそのまま80EDで撮影を継続しました。次はM1 かに星雲(Crab Nebula)です。おうし座にあります。さすがに80EDだと小さいのですが...超新星爆発の残骸ということで、カニの甲羅みたいな画像をよく見かけますね。これぐらいの超新星爆発を観てみたいものです。もちろん地球に影響がない範囲でお願いしたいところです...次はM40。メシエ天体としてはめずらしい二重星です。・・・なので、これまた小さい。笑。どうして二重星がメシエカタログに掲載されたのか、諸説ありますが、憶測を含むと思われる部分はここには書かないでおきます。ま、二重星団辺りをM40にした方がよかったかも、とは私も思いますけれどもね。。。すみません、メシエさん。次は観たいものリストに載っていたNGC2326です。・・・と言っても、何も写ってないような気がしますね。。。記録なので、載っけておきます。やまねこ座にある棒渦巻銀河とのことで、実際はこんな形(右上の方)とのことでした。いちおう座標は合っているようです。Astrometryでfits画像にアノテーション付けてみました。NGC天体がいっぱい入ってるみたいなんですけど、一枚撮ってこりゃ写らんと思って、4fで撮影を切り上げたので、さらに写ってないです。次はM84。おとめ座にあるレンズ状銀河です。うーん。。。小さい。マルカリアンチェーンを構成する銀河のひとつなのですが、80EDだとかなりさみしい写りでした。次はおとなりのM86。これもレンズ状銀河ですね。恒星っぽくしか見えないなぁ。。。最後は少し左へ振って(東でいいんだっけ?180°回ってるらしいからよくわからない)、マルカリアンチェーンっぽい構図にしてみましたが、よくわからないですね(^^; これでも30分撮ってるんだけどなぁ。右上にM87が入ってきました。Astrometryのアノテーション画像はこちら。いっぱいあるはず。笑。実はこれを撮ってるときに、ガイドがポーンポーンと言いだしたので、空を見上げると、星がない!なくなってました。午前0時を回っても予報に反して晴れていたので、気を抜いていたら、いつのまにか辺り一面、濃い霧に包まれていて、視界は5mぐらいになりました。おかげで、ビショビショになった機材を一つずつ拭きあげて仕舞うことになりました。。。撤収に小一時間ぐらいかかりました。レンズ面は乾いたらまたアルコールで拭きあげることになりそうです。ちなみに自作のヒーターは役に立った気がします。C5用に作ったのでちょっと長さが余ったけど、止め方を一工夫しないといけないみたいです。ヒーター、電池それなりに食うしなぁ。ON/OFFを繰り返すから、バッテリーの液晶表示がしょっちゅう点いたり消えたりするのが結構めんどくさい。あとは、ガイド鏡が曇るのは考えてなかったなぁ。。。どうしようかな。ま、ガイド鏡の方は適当な径の塩ビパイプでも見つかったらいいなぁ、と考えております。久しぶりの出撃はこんな感じでした。とりあえず、ストレス発散できました。
2025.02.28
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島原で開催された、日本天文教育普及研究会に行ってきました。・日本天文教育普及研究会 九州・沖縄支部会 in 島原今回の支部会(と言っても、初めての参加です)は、サブタイトルの「~島原城下で見る宇宙の姿~」で行われる観望会も開催されました。・しまばら半島星空観望会(しま星)「島原城下で見る宇宙の姿」いやあ、どちらのページもきれいにまとまってますねぇ。その昔、手打ちで作ったスタパーのHPとは比較にもならないわ。笑。当初は観望会のお手伝いだけを行うつもりだったのですが、あれやこれやという間に、発表も一緒にすることになってしまいました。人前で話す場は苦手なので、極力裏方に回るようにふるまってきたのですが、今回ばかりは逃げ切れませんでした。まあ、体系的に研究や活動をやっているわけではないので、シンプルにスタパーの話をしてきました。プロジェクターも使わず、お話だけ、というスタイルだったので、なかなか不思議な発表だったかな。まあ、ない袖は振れないから、しゃーないわ。他の発表はとても勉強になるところが多くて、年周視差を用いた恒星までの距離の実測など、理屈を知ってはいてもなかなか自分でやろうと思わないことをやった発表まであったりして、すごく感心させられました。お昼はせっかく島原城に居るから、姫松屋さんに行って、具雑煮を食べてきました。こちらが観望会の会場となる島原城です。ちょうど梅の季節なので、梅園も散策してきました。今年は少し遅い感じでした。おりしも寒波が来ているので、普賢岳には雪が残っていました。山の上はさらに寒そうですね。あ。そうだ。環天頂アークも観ることができました。さて、発表もなんとか無事に済んだことだし、観望会です。島原城へ移動して、機材を出しました。周りに居た方々をつかまえて、早速スタート。まずは、金星です。最大光度を迎えたばかりの金星はすごく明るかったですね。形は三日月が真下を向いた感じでした。これは見えてるかどうか、判定しやすいから、助かるなぁ。次に入れたのはシリウス。普段は一等星はあんまり入れないんだけど、今日の観望会は18時から19時半なので、薄明が終わる前に見えるものはそんなにはないからね。笑。(お隣りの赤道儀で木星追ってるから、違うやつ入れないとね)次は火星。まあ、明るいわねぇ。2年2カ月毎に接近するんですよー。赤く見える?オレンジ?ふむふむ。何?赤と緑とブルー?めっちゃカラフルらしい。。。衛星ですか?いや、この口径だと見えません。次はカストル。あら。今日のこっち方向はシーイングがいまいちかも。53xで切れてないわ。ええ。横に伸びて見えればオッケーです。だいぶ暗くなってきたな。次はすばる。奥の方で双眼鏡で入れてるらしいけど、こっちで見た人はちょっとお得かもね。笑。んじゃ、次は二重星団。うん?見え方がいまいちだな。もうちょい暗いといいんだけど。。。まあ、正面にお城のライトアップ照明が煌々と点いてるからなぁ。笑。いちおう覗いてもらって、すぐに、ηCasに向けなおす。こういうときは二重星の方が楽よね。そう。左にポチッと付いてます。駐車場の案内をしてくれていた人から、どうやって導入してるのか?訊かれたので、解説。私のはレッドドットポインタが付いてるので、赤い点と観たいものを重ねるだけですよ。はい。金星でやってみて。ね?簡単でしょ?慣れてくると、実際に見えてなくても、あの辺り、ってところに向ければ、入ります。そうだなぁ。んじゃ、これ、プレセペ。見てみて。こんな感じで使えます。笑。そろそろ終盤かぁ。なに、北極星を入れろ?いいけど、伴星見るには口径が足らんぞ。笑。私のだと、北極星の周りのリングでも。。。あ、北は明るいんだった。ムリ。。。爆。「北極星でーす。逃げないから、適当に覗いててね」と言い残して、奥の階段を上がり、HSさんのNinjaを探す。あ、いたいた。私にも見せてくださーい。自分の機材で見れないとなると、やっぱり見せてもらいたいよねー。ありがとうございました。さすがに32cm。やっぱりいいなぁ。満足です。すごい寒い中、当初予定の200名をオーバーして300名近い方たちに見てもらうことができました。無事に見せることができてよかったです。この後は懇親会に顔を出して、閉店まぎわの温泉(島原シーサイド)に滑り込んで、冷えた身体をあっためてから、帰りました。やっぱりかなり冷えてたみたいで、腰から下がガチガチになってました。翌朝起きてからもまだコリが残っていたので、ふたたび温泉へ。下半身を温めるのが主目的だったので、今日は有明・美人の湯へ行ってきました。だいぶマシになりました。
2025.02.22
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先日、80EDにつけていたハンドルを換えて、ファインダー/ガイドスコープ台座の取り付け方法を変更してみたのですが、それまで使っていたハンドルをそのまま寝せておくのももったいないので、C5に使うことにしました。と言っても、今使っている鏡筒バンドには取り付けるところがないので、鏡筒バンドを探してみました。ホントは内径150-155mmぐらいがいいと思うんだけど、なかなか見つからず。結局、お値段の関係で見つけた160mmを購入してみました。で、取り付けてみるとやっぱり大きい。笑。また、板ゴム貼ってスペーサーにするか。それも芸がない。そもそも使い残しの板ゴム、どこにしまったっけ?・・・ということで、よくネットで見る感じで銀マットを鏡筒の周りに巻いてみました。効果のほどは、というか、目的もよくわかってないけど、不明。爆銀マット巻くと結構キッチキチでしたが、なんとか装着できました。ホッ。一通り装着が終わって、使っているケースに戻すと、ハッ。ハンドルとかノブが干渉して閉まらないではないか!ノブを下向きに着けなおして、入れるときにファインダー台座が当たらない向きにして、ハンドルの出っ張りを真ん中辺りにもってきて、っと。こんな感じでどうだ?よし。入ったわ。よかったよかった。なんつっても一式入ってないと、絶対忘れ物して、現地で「あーあ」って途方にくれることになりそうですからね。安物鏡筒ケース(単なる工具箱)が使いまわせて、よかったです。ハンドルつけて、鏡筒の落下事故を未然に防ぐ、というお題目なのですが、実はおまけのピギーバックがいちばん楽しみだったりします。これに自由雲台経由でカメラ載せて遊ぼうっと。笑。一昨年の冬に冷却カメラを手に入れてから、カメラをあんまり使ってあげられてないからねぇ。もったいないんだもの。これ以上スネてしまうと困るし。(すでに標準レンズが故障中だし...)
2025.02.11
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