おしゃれ手紙

2003.12.18
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テーマ: お勧めの本(7890)
カテゴリ: 読書



子どもの頃は、冬になるとあちこちで焚き火がみられました。

子どもたちは、学校に行く前に、焚き火にあたってから行ってました。

ちょっと、離れた町に行く時は、バス停で、のんびりと焚き火にあたっていました。
バス停の側の田んぼから持って来た、ワラの束が焚き火の材料。
そのワラには、取りこぼした、モミが残っていました。
そのモミがパーンと弾けて、ポップコーンのような白いものができました。
それをあらそうようにして、食べたものでした。

山で働くときは、暖をとったり、煮炊きをする焚き火。



ところが、最近見かけなくなった、焚き火。

この本は、今も焚き火を楽しんでいる人たちの本。

私は、まだ読んでないけど、絶対読みたい本。
ゆっくりとしたお正月を過ごす人にオススメの本です。



火の焚き方、焚き木の割り方、

樹種による燃焼特性
(火が長持ちするとか、火がつきやすいとか)、

かまどの作り方、焚き火での料理方法、焚き火のマナー、

「焚き火文学」の紹介
なども味わい深い。

(略)
焚き火は滅びつつある文化だった。

「垣根の曲がり角」で「落ち葉焚き」する光景は、絶えて久しいし、
キャンプ場は、「焚き火禁止」だ。

しかし、著者たちは、懐古趣味におちいることなく、焚き火を明日のものとしている。



被災者たちが焚き火を囲む映像を私もテレビで見て、「生きる技術と知恵」としての
焚き火を再認識させられた。
(略)
大震災で生活基盤を失ったとき、人々は自然の圧倒的な破壊力とともに、大都市に張りめぐらされたガス管が
災害時には制御不能になることを思い知らされた。


記憶が呼び覚まされていたかどうか、来週にでも焚き火をしながら考えてみようと思う。

      2003.2.16朝日新聞より

    「焚き火大全」吉長 成恭・関根 秀樹・中川 重年:編<創森社>


中川重年氏には、お会いしたことがある。 
森の中に大きな窯をつくり、不要とされた木を使ってピザを焼く。
そんな楽しい、里山保全を提唱、実行している人。

~あかあかと 燃ゆる炎に かざす手の 温もり愛し 落ち葉焚くころ~

じねんじょ

■□■テレビしびれて■□■

★てるてる家族



◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 
★12月14日 ◎民具:もろぶた2◎ UP





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Last updated  2005.04.17 14:51:41
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