おしゃれ手紙

2010.07.19
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カテゴリ: 映画
借りぐらしのアリエッティ:あらすじ

人間に見られてはいけない。

とある郊外に荒れた庭のある広大な古い屋敷があった。

その床下で、もうすぐ14歳になる小人の少女・アリエッティは、
父ポッドと母ホミリーと3人でひっそりと静かに暮らしていた。

アリエッティの一家は、屋敷の床上に住むふたりの老婦人、
女主人の貞子とお手伝いのハルに気づかれないように、
少しずつ、石けんやクッキーやお砂糖、電気やガスなど、
自分たちの暮らしに必要なモノを、必要な分だけ借りて来て暮らしていた。

借りぐらしの小人たち。

そんなある夏の日、その屋敷に、
病気療養のために12歳の少年・翔がやって来た。


人間に見られてはいけない。見られたからには、引っ越さないといけない。
それが床下の小人たちの掟だったが、アリエッティは翔に姿を見られてしまう。

 楽しみにしていた、スタジオ・ジブリの「借りぐらしのアリエッティ」を見てきた。

カワニナの殻や人間から「借りてきた」鉛筆のキャップが小人の家の花瓶として使われているなど、小人たちの生活ぶりは可愛らしかった。

小人たちが人間からモノを借りて生活しているという設定だが、「借りる」ということについて、■ 公式サイト ■では、次のように語っている。


人はいつからモノを所有するという感覚を身につけたのか。

動物も虫も、そして、植物も。本来、生物が生きていく上で境界線など存在しなかったはずです。
自分のものと他者のものを分けることはできなかったはずです。
人間も動物も植物も所有できるものなどこの世にありはしない。全て自然の営みを借りて生活していました。
自然に寄生して生きているのは人間も小人も同じだったはずなのです。

 病気の少年、翔とアリエッティとの会話で、こういうのがあった。

翔「きみたちの家族以外にも仲間は、いるの?」

アリエッティ
「沢山いるわ。」
と数人のことをいう。


人間は何人いると思う?
68億人だよ。
数人だったら、君たちはいつか絶滅するよ。」

他の種を絶滅に追いやる人間・・・。


ところで、アリエッティたちが住んでいるのは、古い、古い屋敷。

最近では、家は20~30年たつと、建て替える。

新しい、ピカピカ、つるつるの家には、小人たちは住めない。

昔の家には、ツバメの巣があったり、ハチの巣があった。
イモリも住んでいたし、ネズミもいた。

そういう家でないと、小人たちも住めないのだろう。

小人の住める家とは、他の生き物との共存共生ということ。


映画「借りぐらしのアリエッティ」のテーマは、他の生き物を絶滅危惧種に追いやる人間に対する問題提起と受け止めた。
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◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★2020年7月15日 *天気のことわざ*
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Last updated  2010.07.23 01:42:02
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