全5件 (5件中 1-5件目)
1
「しょうがいがあっても部活動をしたい気持ちは一緒だから」~その後~ 車いすでエレベーターがない3階のコーラス部に入部を希望したももか。その部は県の大会でも常に上位の部でした。色んな理由をあげられて無理と断られても断られてもみんなと一緒に歌いたい、先生に学びたいと娘は毎日通い続けていました。「また 今日も行ったの?」「うん、、」「みんなと歌いたいから、、」 そのうちに 何ともいえない気持ちになり 涙が出てきました。 ○○ができない。厳しい。無理、そんな言葉ばかりが並べられたはじまりでしたがみなさんのお陰で1階の物置だった教室を音楽室にリフォームするという当初思っても見なかった新しい道がつきました。市長さん、教育委員長さん、教育長さん、教育委員会の方々、校長先生、教頭先生、補助の先生、周りの皆さんのお陰とこころから感謝しています。先週からリフォーム工事が始まりました。4月の始業式には完成予定とのことです。「おかあさん 一階に音楽室ができるんだって!!!!!!!」 笑顔のももでした。「ももちゃんのために?」「うん きっかけはそうだったかもしれないけれど ちがうかな、、「車いすのももか、学校のみんな、 そして未来のみんなのための♪ これから入ってくる車いすのお友達もそうだし 車いすの保護者の人もいらっしゃる。 地域のおじいちゃんやおばあちゃんとの交流にも使える みんなのための教室になるんだよ」 ももが笑顔になりました。 だめだと最初あきらめていたスタート。 だめだと決め付けてしまっていた私を動かしたのはももでした。 そしてクリスマス前に突然天使になった車いすの同級生○ちゃんでした。 また 私は小さな娘にそして天使になった○ちゃんに いろんなことを教えてもらいました。 今を生きるということを。 できることをできるところまで やってみるということを。 あきらめなくて 本当によかったと思います。 まだ肌寒い3月の終わり、、、 ももの中学の桜の花も優しく咲き始めました。
2009.03.28
コメント(10)

昨日はももの通う中学で卒業式でした。 ももは在校生代表で参加でした。 校門前で教頭先生に 「先生紅白まんじゅうはもらえるのですか?」と めちゃ笑顔で先生に質問していたもも。 「在校生はないなあ~残念賞」と教頭先生。 その時のもものそれはそれは残念そうな が~~んみたいな ちびまる子ちゃんみたいに顔に線が入った みたいなリアクションが 爆笑モノでした。 その時一緒にいらした同じマンションのAさん。 にこにこ微笑んで その様子をみて 「ももちゃん紅白まんじゅう好きなん?」など 朝からおまんじゅうネタの ほのぼのした会話で その日の朝は始まりました。 昨夜ピンポーン♪ 紅白まんじゅうをなんとAさんが ももにと届けてくださったのでした。(来賓だったらしい、、) ありがたいことです、、うるうる。 「わ~ありがとうございます♪(=⌒▽⌒=) 」と無邪気なお月様みたいな笑顔のももでした。 昨日はお昼、ももと二人で初めてご近所の和定食やさんに 入りました。 「車いすいいですか?」 「いいよ いいよ どうぞ♪」 「あ このおねえちゃん(もものこと) いつも横断歩道であうなあ」と お店のお姉さん。 「いつも おばちゃんとあってんねんで」と ご近所会話で盛り上がりました。 美味しい、美味しいとぺろり♪と頂きました。 夜 マンションの下のスペースでいつも訓練をされている 私と同じくらいの女性がいます。 ご主人と一緒に歩行訓練。 今日はエレベーターがいっしょで 初めてお話しました。 「おじょうさん いつも元気ですね。 私も元気いっぱいいただいています」と。 もものこと ご存知だったのですね。 そのように思っていただけて嬉しいなと思いました。 「どうかなかよくしてくださいね♪」とおっしゃってくださった 笑顔がとても素敵で印象的でした。 とても仲むつまじいお二人、素敵だな、、と いつも思うわたしです。 お友達になれたらいいな♪ 今日は数ヶ月前から通い始めたご近所の整形の訓練の日でした。 看護婦さんのピンクちゃんがもものお気に入り。 桃色のかわいいエプロンをされています。 名前は内緒で 「ピンクももこ」と呼んで~と妖しい 爆笑 「その名前ほんとの名前ですか」 「あやしい~」と 毎週月、金、ピンクちゃんにあうのも楽しみにしている ももです。 レントゲンを撮る時の音が嫌いなもも。 ここの先生、看護婦さんたちは音への配慮なども優しく ピンクちゃんのお陰でレントゲンも最近OKになったももです。 チワワのHAPPYにも 犬友が見つかりますように☆ 新しい街 新しい出逢い 新しい土地に来て半年 この土地に段々に慣れてきて 好きになっていっています。 前の町を離れるときは不安だったし お友達と別れるのもとても寂しかったけれど 新しいたくさんの出逢い ぬくもりを感じて ありがたいな、、と思う最近です。 日々の生活の中で 本当にたくさんのことを与えられているのですね。 感謝です。 ↑ハッピーの家(この狭い入り口から出入りしている 笑)
2009.03.13
コメント(8)
サービス介助士という検定試験 以前から何度か偶然聞いて気になっていたのだけど やっぱり 「おもてなしの心と介助技術を学ぶ資格」とのことで どんなことをどのレベルまで勉強するのか興味津々、、 とうとう申し込んでしまいました。 心のバリアフリーを伝えたいと思っている私には わくわくするくらい面白い分野。 すぐ教材が届きました。 最初は嬉しいようなでも「届いてしまいましたか、、」 あ~時間見つけてできるかな私。。。とちょっと弱気でした。 教材を読んでまず課題提出。 その後、実技二日間、試験らしい。 でも読みはじめたら知りたいことばかりだったので めりこんでしまいました。 課題提出は問題100問。 どんな問題だろう?と思いながら やりはじめたら 気が付いたら夕方になっていました。 ももちゃんのお迎えの時間までに全部解く!と決めて 集中☆ お陰で終わりました。 課題合格したら次は実技。 どんなことが学べるのかが楽しみです♪
2009.03.06
コメント(0)

今日は中学の支援学級の生徒の影絵の発表でした。 たこのおばさん役のももかは 「どんなせりふ?」と聞いても一切当日まで その内容を一切もらしませんでした。 口固い~ 影絵は いぬいとみこ作 『トビウオのぼうやはびょうきです』という作品。 ももはたこのおばちゃん、とびうおのおばちゃん、 ヒトデのお医者さん役もしていました。 でも 全部声一緒でしたが(笑) がんばっていました。 影絵を見ながら その子どもたちの声を聞きながら 私は涙があふれてとまらなくなりました。 この間のクリスマス前に突然天に召された○ちゃんが おかあさん役を一生懸命に演じていたからです。 子どもたちの声は録音。当日は影絵を後ろで 一生懸命している様子でした。 生きている頃、声をあまり発しなかった○ちゃんの声。 その声は 透き通るような美しい声で おかあさんになりきっていました。 とびうおのぼうやが空から降ってくる粉をあびて 病気になってしまったというお話です。 最後のお母さんのせりふ。 「誰か、トビ太たちを助けてやれる人は、いないでしょうか」 そして最後のこのお話に関するナレーションも彼女の声でした。 こころにしみました。 下記がナレーションです。 ☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆ みなさんは、爆発の時に漁船がいたことを覚えていますか。 あの漁船はどうなってしまったのでしょう。 実はこのお話は、ある事実を元に書かれています。 1954年3月1日、赤道に近い太平洋上のビキニ環礁で、 アメリカによる世界初の水爆実験が行われました。 不幸なことに、その近くの海で、マグロをとっていた 「第5福竜丸」は何も知らずに水爆実験の「死の灰」を 浴びてしまいました。 「第五福竜丸」は静岡県焼津に戻り、乗組員であった 23名は病院に入院することになりました。 しかし、献身的な手当てや介護のかいもなく、 なくなってしまいました。 乗組員のひとりであった無線長の久保山愛吉さんは、苦しい 闘病生活の間に、この言っていたそうです。 「自分が人類史上最後の被爆者であるように」とも 「日本人のためなら、モルモットになってもいい」とも・・・。 ☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆ その後 配役紹介 ○ちゃんへこどもたちが書いたお手紙がUPになりました。 ももの○ちゃんへのてがみもUPされました。 クラスは(肢体不自由児の支援学級で)ひとりになってしまったけれど ずっと友達だよ、、という内容でした。 二人は朝と夕方の学活だけ同じクラスで過ごし 授業は別の一般クラス(交流学級のクラス)で受けていました。 勉強もお互い刺激し合い、がんばっていました。 よきライバルだったように思います。 よく玄関で車いすでカーチェイス(おにごっこみたいに) していました。 きっと二人ともそんな体験は初めてだったのでしょう。 大喜びでくるくると動き回っていました。 校長先生も先生たちも生徒のみんなも 二人を温かく見守ってくれていました。 そんな秋でした。 そして 昨年秋の運動会、 ○ちゃんはクラス対抗リレーに立候補しました。 クラスの子は(交流学級の)なんでビリになるのが わかってるのに立候補するんだろうと思った子もいたそうです。 でも 最後になっても最後の瞬間まで彼女はあきらめませんでした。 バトンをにぎりしめて 車いすで 一生懸命運動場を一周 走り続けました。 その時の 彼女のがんばってる輝いている写真がスクリーンいっぱいに アップになりました。 そう この時 学校中のみんなが 「○ちゃんがんばれ~ がんばれ~~」と 声援をおくっていました。 みんながひとつになって彼女を応援していました。 鳥肌が立つくらいのみんなの心からの 温かいエネルギッシュな声援、、に あの時 私はとても感動しました。 今日は素敵な影絵をありがとう。 こんなにこころに感じた影絵は はじめて。 どんなときも全力投球。 きらきらと生き抜いた彼女の人生に乾杯。 ももかもきっと色んな思いをいっぱいにして 今日にのぞんだのだと思います。 ☆追記☆ ~支援学級の先生からのノートより~ 影絵どうでしたか?!がんばってましたでしょ。 タコととびうおのおばさんとヒトデと それから魚の死体役もやりました。 (死体役はみんながやっていました) ももちゃんが持ちやすいように 動かしやすいように A先生が改良を重ねて工夫して人形つくってくれました! ありがたかったです^^ ~交流学級の先生からのノートより~ 一年かけて創り上げての発表。 舞台裏も知っているので感動と可愛くて、、、。 上手に読んだりお手紙も書いていてがんばったなあ、、と 伝わってきました。○ちゃんの声、みんなからのお手紙、 今も○ちゃんがみんなの中にいるのがよくわかりました。 いい影絵でした。
2009.03.02
コメント(6)
ももか 月曜に中学の支援学級で 影絵をするらしい。 役は たこのおばちゃん役。 はまり役と大ウケ。 地で行けそう(笑) 我が家では今ももかは たこのおばちゃんと呼ばれてる(笑) どんなおばちゃんのか月曜日が楽しみ 追記 たこのおばちゃん とびうおのおかあさんと 「ひとで」の役もするらしい。 どんな声かも楽しみ。 声なんて聞いたことないもんね(笑)
2009.03.01
コメント(0)
全5件 (5件中 1-5件目)
1


![]()