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年度末なので・・・。恒例なので・・・。でも、今年はずいぶんと豪華でした。会場もよかったしお料理のグレードも高かったです。だいたいパーティ料理で春野菜の炊き合わせなんて出たのは初めて見ましたね。普段の外部の方を招いての懇親会でもまずないって言うのに。筍やら蕗、生麩、若布などの炊き合わせのほか、和食のメニューがけっこう並んでます。パーティ料理で和食って、予算が潤沢にあるときはいいのですが、普通はあまり組み込みません。食材そのものが高いのでボリュームが少なくなってしまうから、どうしても全体のボリュームを保つためには、中華を多くしたりと工夫をするわけです。あ、ただし、お寿司とおそば、お刺身の盛り合わせは入れないとこれまた文句がでるんですよ~。天ぷらはなくてもOKですけどね♪それなにの今回は和食っぽいものが多い!!これは予算掛けたな~というのが一目でわかる構成でした。ここで写真をお見せできないのが残念です。なのでイメージだけ。春の炊き合わせ ↑これ、美味しそうですよね?買っちゃおうかなと真剣に思いました。楽天にこういうお店が出店してるなんて知りませんでしたまさにこういう内容のものが大きなお皿に上品に盛られて鎮座してました。家ではわざわざ作らないですからねー。お寿司に群がる人たちを横目に黙々とこの辺のものを制覇して行く私でした。今回写真を撮れなかったのは、またもや幹事になってしまったので。本来、幹事の役目はなかったのですが、当日になり急に手伝ってほしいということで借り出されたのです(泣)。それなりにお料理もいただいたし、ワインもいただきましたがちょっと損した気分。いつもの内容なら文句言わないんですけどね。あまり食べられなくても。会場自体もいつもより高いところを使ったので当然といえば当然?かもしれませんが、宴会場で使うグラスとしてはこれはいいです。いい方ですよね?
2006年03月30日
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夜には皆忙しくて時間が取れなかったので、すこし眺めのお昼を取ってお疲れ様会をやってきました。レストランの窓からの桜。お天気がいまいちなのが惜しかったけど、なかなかいい眺め。近辺は増上寺もあり、桜の名所としてはけっこう有名なので、この時期は混んでます。でもここのレストランはランチはいつ行ってもすいていて実は穴場です。お花見としてはお庭の桜をすこし見るだけなので、ダイナミックさはないけれど気分を味わうには十分。普段もすいているから使いやすいところですよ。お料理はプリフィクスランチから。オードブル:海の幸のセルクル仕立て“そよ風にのった蝶々と桜見立て”スープ:季節感たっぷりのポタージュ カプチーノ風メインディッシュ:鹿児島産黒豚のクロケット ジュストキュイ 胚芽パン粉の香りフレッシュトマトソースデザート:パティシエ特製デザート
2006年03月29日
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棚橋先生の還暦の御祝いです! これは南部バージョン。東京組は4月に入ってから、改めて「華甲の宴」を催します♪そうそう、ケーキのほかに有志で電子手帳のプレゼントも用意したんですよ。ところで皆さん知ってました?「華甲」って。還暦のことを「華甲」というそうです。なぜか。辞書をひいてみると・・・・「華」の字を分解すると、六つの「十」と一つの「一」とになる。「甲」は甲子(きのえね)で十二支の最初をさすところから数え年六一歳の称。還暦。華年。 だそうです。きれいな言い方ですね。ちなみに、還暦を迎えると十二支が一回りするので、これからは1歳になるそう?!先生もフレッシュな気持ちでこれからの日々を過ごされる決意のようです。誕生日を迎えたくない、歳はとりたくないなんていってる人!還暦を迎えればまた1歳からで、仕切りなおしできるので、腐らずに!!
2006年03月26日
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特別講義の後のレセプションのお料理を一挙公開!講義の内容よりもお食事の方が大切なのかと思われるかもしれませんが、「食」を紹介するのがこのブログのテーマですからね。気にせず公開します。(もちろん講義も有意義なものでしたよ!)会場は紀州南部ロイヤルホテルの中華料理レストラン「蘇州」にて。今回の検定試験にはレストラン関係者もいらしたので、レセプションのメニューは特に気を配って構成してくださった模様。 残念なのはメニューをもらってくるのを忘れたので、お料理の名前はわかりません。ちゃんと聞いておけばよかったです。それでも思い出してみると・・・左から前菜の盛り合わせはホテルのレストランらしい上品なお味。エノキとふかひれのスープはそのままでも美味しいものでしたが、さすがなのは先生たち!中国人の先生たちはすかさず、こしょうとお酢をもらっていました。なるほど~。自主的に酸辣湯にしようと言うわけですね。感心した私は、すかさず真似してもらいました。ただお酢が黒酢じゃなかったのが痛かった。やっぱり黒酢がいいですよね。あとパリパリしたお魚もなかなか。蘇州料理では確かにこういうあんかけのお魚がよく出てきます。ただ本場は湖のお魚で、甘いあんがかかってます。これはたしか鯛だったし、あんも甘くなかったので、日本人の口にはよくあうお味でしたね。 会場の様子。
2006年03月26日
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南部は遠い!(注:“なんぶ”ではなく“みなべ”です)行きは羽田から関空に飛び、そこからさらに電車を乗り継いで約2時間で南部駅に到着。私たち高級※ホルダー以外の仲間たちは、土曜日の朝から筆記と実技試験があるのできっと前日入りしてたんでしょうね。関西組以外は移動だけでも大変だったと思います。このみなべってなんだかのんびりした温かい雰囲気でとてもいいところ。自然もきれいで町の雰囲気が穏やかで。車窓の風景からするに、和歌山自体が懐かしいような心地よい雰囲気のあるところだと感じました。日本の原風景かもしれませんが、今では身近にこういう場所がないので、外国のきれいな田舎っぽい気さえします。中国江西省から招いた先生方も、 おととしの京都の桜、去年の市谷付近の桜――東京でもトップクラスの名所ですね――に引き続き、南部の自然も満喫されたのではないでしょうか。ただみなべは梅の名所ですよね。なんと言っても日本一の「紀州南高梅」の産地として有名ですから!桜が咲こうかと言う時期よりも梅の時期にも来てみたいものですね。私、実は桜より梅の花の方が好きなんです。自分の家の庭にあってなじみがあるせいもありますがなんだか。梅は枝振りがかっこいいからかな。※中国茶文化国際検定協会認定 高級茶文化学士 中国国家労働部認定 高級茶藝師
2006年03月26日
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うちの庭では果樹を植えたり、小さな家庭菜園を作っています。それはなんといっても食い意地がはってるから!!ただの住宅地の限られた庭だというのに結構すごいですよー。ゆず、キンカン、夏みかん、みかん、梅、柿、ゆすら梅、キウイ、山椒・・・など。他にハーブ用として月桂樹やローズマリーなんかも。こんなに欲張っているため、夏になるとまるでジャングルのようになって、恐ろしい。防犯上もよくないのでさすがに何とかしなければと話してるところなんですけどね。そういう意味で3月末というのは庭が落ち着いていて美しいので写真を撮ってみました。なかなかうまく撮れていて、一見豪邸のように見える!写真て信じちゃいけませんね~。でもコレだけじゃありません!なんと成り物のほかに家庭菜園も少しやってるんです。父親がやってますが、素人ながらも何年かやってると作るのうまくなってくるんですよー。この前の夜ご飯、庭から取れたものが半分占めてました。なんといっても今の時期のヒットは菜の花です。うちでは菜っ葉や大根などで黄色い花が咲くものなら菜の花という非常にアバウトな捕らえ方をしていて、それらしきものはすべて菜の花として収穫しちゃいます。これが正しいのかどうかはわかりませんが、お腹を壊すこともなく美味しくいただいてるので良しとしてます。大根の菜の花は苦味が少し強め、癖のなく灰汁があまり出ない葉モノの菜の花はやっぱり癖のない味がします。世話はたいへんだけど、実は贅沢ですよね。夏やゴーヤとモロヘイヤ、モロッコを作る予定だそうです。モロヘイヤは楽しみ♪
2006年03月21日
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実家のある街は意外にケーキ屋さんが多いところで、住宅街の2キロ圏内に15軒はくだらない。その中でダントツ人気のお店がうちのすぐ近くにあります。ここは全体的に小ぶりで甘さが控えめなお味と、その価格のやさしさが特に人気。だいたい300~400円台が多いのですが、仕事も丁寧で細かいし、焼き菓子を含めてハズレがないのも嬉しい。なかでも最近のヒットは抹茶ムース。あずきや栗がトッピングにあるいわゆる和風なケーキ。実は抹茶モノはあまりすきではないのですが、これだけは別。なぜなら美味しいっていうだけではないんです。その理由が器。こんな感じの↓かわいい陶器に入っています。ケーキの値段は覚えていないけれど、ちょっと高めくらいでそんなに他と変わらなかったはず。それなのにこんなにかわいい器に入ってくるなんて!特に母親は大ヒットだったようで、次に行ったときに返すといくらかケーキ代から値引きされるはずですが、「返さずに取っておいて使う」と宣言してました。でも私もそれに大賛成。というのもちょうど中国茶用の茶杯にもよくないですか?ちょっと大き目の茶杯に。あと何回か買って集めて、専用の茶杯にしようとたくらんでいます。うちの近くにこういうお店があるのはほんと幸せだなぁ~。
2006年03月20日
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お見舞いのあと母親と二人でランチ。この日に言ったお店は住宅街の中にある小さな茶館。中国茶関係のほかに花粉症に効く健康茶などもおいてありました。ドライフルーツなどのお茶請け各種と、野菜中心の点心、デザートとお好みの中国茶とのセットで1,580円。水仙 東方美人母親は水仙、私は東方美人にしました。点心には水仙の方があいますね。ドライフルーツには東方美人もいいです。点心は量が多く価格的には満足ですが、お茶についてはぼちぼちと言う感じ。先生のところで、驚くようなお茶をいただくので舌が肥えてしまって感動がないのかなあ。でも、この立地や規模を考えるとこのくらいが限界なのかもしれません。だから文句は言うまい。ただホスピタリティはなかなかでした。たぶん店主は早期定年退職したおじさんで会社員時代に台湾や中国と関わった仕事をしていたのではないかなという雰囲気。それで好きになった中国茶の販売も始めたのではとにらんでます。店員も奥様らしき方ともうひとりいましたが接客業なんてやったことのないとても素人っぽい方々。それでも一生懸命に気を遣って接客してくれているので、それはそれでこういうお店の場合はいいかなと思えました。ちなみに、こういう感じのもち米シュウマイは美味しかった♪これは中華街のお店に作ってもらっているらしく、これだけはまた食べたいって思うくらいよかったです!話は変わりますが、“花粉症”って商売になるんでしょうね、どこでも。私がくしゃみをして鼻をかんでいたら、すかさず奥様店員の目が光り「花粉症ですか?」と聞かれましたから。面倒くさいのでアレルギー性鼻炎ですと言っておきましたが。さあこのお店、お見舞いの後とかついでだったまた行くことがあるかな。。。
2006年03月19日
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祖母のお見舞いの後、親とごはん。状態はちょっと深刻で月末に親族会議が開かれます。でもお腹がすくので両親と3人で軽く食事。 ファミレスなのに結構使えるお店でした。でも前菜のホタルイカ、もっと食べたかった~。*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・ところでこの日記を書いている、3月25日、きょうですが中国茶の行事のため梅のさと、南部に行ってきます。もう梅の花は終わり桜がひょっとすると見れるかも。夜の部屋飲みようのお酒を調達してすぐに出発です。ではまた!
2006年03月18日
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毎年恒例のFOODEX JAPAN。今年はまる1日有給を取っていってきました。有給にしなくてもいいんですが、そうすると会場内での行動が制限されるので、やっぱり休みを取るのが気楽でいちばん。そんなわけなので、中国茶、ワイン、チーズその他食品と興味のあるものばかり脈絡なく見てきました。それにしても疲れました~。ある中国茶の出展者とは、お茶の抽出時間についての意見が合い、思わず長居をしておしゃべりしてしまいました。それにしてもサンプルの試食と言ってもこれでは食べすぎですね。。。上から順にクロタン・ドゥ・シャビニョル(AOC)シャビシューデュ・ポワトゥ(AOC)トム・ド・サヴォワ フェルミエ 100gゴーダ(ワックス付き)シチリア島産 ブラッドオレンジジュース 6本コートドール・センセーション ブルート 86% カカオ
2006年03月17日
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では懇親会のお料理の方はと言うと・・・今回は会場の関係で社内で行ったため、社内でいつも使う業者からのケータリングです。お料理の発注は別の担当者でしたが、私もアドバイスしました。別の会議で行ったときに出たえらい方々の意見などを元に決めたんですよ。お寿司は頼んでも、巻物、特に太巻きは売れないからはずすように、握り中心にすると好感度高いだとか、カナッペ類はにぎやかしになるししゃれてるが実際はあまり手をつけないから、大量には出すなとか。もー、うるさい!!って感じでしたけど、ちゃんと聞きましたよ。で、適当にメニューを組んだわけですが、この日の目玉といえば。それは、大間のマグロ。中トロです!!会議を抜けて、懇親会会場のセッティングを見に行くと、ケータリング会社のお気楽なおじさんが「今日の目玉はコレ。大間」と指すのは2台の飯台の中のたった5貫しかない中トロの握り。この日のために気合を入れて仕入れたようです(いろいろとプレッシャー掛けた甲斐ありました)。しかし、30人のパーティでたったの5貫。。。ゲストが帰って内部の打ち上げをするときには人気のものはないんですよね。あの!大間の生本鮪再び!!大間産 天然本マグロ 中トロ楽天でもさがしてみましたけど、扱いは少ないみたい。が、しかし。運命の女神が微笑んだんでしょうか?ゲストが帰ってみると、2貫も残ってるじゃないですか。しかも、「大間」と聞いたときにいた他のメンバーは先に帰ってしまったし。知ってるのは私だけ。と言うことはもちろんいただき。他にイクラやウニもありますが、まあだいたいいつもの味。ということでめでたく私が残った2貫をいただきました。お味ですが、確かにこの会社のいつもの中トロよりはずーっと美味しい。一般的に言っても美味しい。でもでも、竹鶴17年や白ワインの方が美味しかったと思うのは、準備をしたという思い入れでしょうか。ちょっとストレスたまってたんで、結果オーライ、よかったと思います。
2006年03月16日
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大成功でした!!ある会合の懇親会の飲料発注を任されまして、役得ということで好きなようにやりました。もちろん予算範囲内でですけどね。でも実はあまり予算がなくて苦労しましたが。当然、得意先関係の配慮をしつつ選ぶのですが、いつも担当者が値段だけで決めるためお料理や出席者の好みに合わずにいまいちだな~と思っていたんです。特に問題は白ワインですね。ワインと言えば赤ワインという先入観がおじさんたちにはあるようで、白ワインが残ってばかり。いつも頼む会場のお料理には白ワインの方があわせやすいものが多いのに。そこでおじさんたちも食指が動きそうなものということで選んでみました。逆に赤ワインに関してはさほど気を遣いません。お客さんが帰った後、どんないいワインでも「クーラーで冷やせ、グラスに氷を入れろ」と要求する役員がいるくらいですから。たぶんポリフェノールとアルコールの入った飲み物が飲みたいんでしょう。でもワイン好きの別の役員からは、限られた予算と制約の中でうまくやったと褒められちゃいました♪今度おごってくれるといいな、とひそかに期待してます。そのラインナップはこんな感じです。さて、どんな得意先関係がいたかはじーっと見てひそかにご判断くださいませ。(って言っても簡単なところもありますね)ラティーシア・シャルドネ・エステート1999 ポムロル・バロン・フィリップビールはこれ↓でもゲストにいちばん評判よかったのはコチラ。ストレートで味見しましたが、確かに香りがすばらしかったです。ニッカ 竹鶴17年アクアパンナ 500ml瓶×24本
2006年03月16日
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中国茶講座の後の時間を利用して試飲です。ドイツワインとドイツビールを取り扱うインポーター、ヘレンベルガー・ホーフさんの試飲即売会。クラス会までは時間があるしなんてうまい時間の利用法!もちろん事前にきちんと申し込みは済ませて臨みました。ふだんはあまりドイツワインて飲まないんですよね。産地の位置関係や格付けの表示の見方なんかもいまいち忘れて、資料を見るのに時間がかかった!参加費だけで試飲できるものの中で心に残ったのは、覚えてる限りではこのへん。2001 J.L.ヴォルフ・シュペート・ブルグンダー赤ワインの中ではこれが好みに近い方でした。もう一つ「おや」と思わせるものがあったのですが、ちゃんとメモが残っていないのが残念。忘れました。2003 ランダースアッカラー・ゾンネンシュトゥール リースリング酸味、果実味ともにしっかり、力強く香りも想像していたより華やか。ただちょっと高いかなと思わせてしまうところが残念。一度にたくさんのものを比較できるのはいいのですが、だんだん酔ってくるし、感想もあいまいになってきます。第一、この試飲前に中国茶でマニアックな飲み比べをやってきてるわけですし。多少のお茶酔いもあったでしょうね~。難しいもんです。そんななか心惹かれたものがもう一つ。ぶどうの樹3本のオーナー募集という企画です。年会費に若干の違いはありますが、どちらも5~6本のワインが届くそうです。会員になると、栽培状況や天候、醸造過程などを「畑たより」として知らせてくれるとのこと。そうやってぶどうや畑のことを知りながら楽しみに待つというのもよさそうな気がしました。申込締切は6月なのでまだ時間があるし、すこし考えてみようと思ってます。
2006年03月12日
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きょうの中国茶の講座ではかなりマニアックな飲み比べをしました。すべてお茶屋の店頭で購入すれば凍頂烏龍です。しかし実態は、凍頂烏龍風のお茶もあります。でも見た目だけでは違い殆どわかりませんよね?☆左上 福建省産(台北で購入) 安渓鉄観音の生産地域よりも北の地域で生産☆右上 台湾産(台北で購入) ☆下 台湾産(広州で購入)飲んでみても、単品で出されればすぐにはわかりません。抽出後の茶葉の形を観察したり、同時に何煎もいれて注意深くテイスティングしない限りはなかなかわからないものです。でも飲んでるうちにどれがどれだか混乱!!福建省産の凍頂烏龍風のお茶も悪くないですよ。かなりいい線いってる感じでした。でもトレーサビリティの確保って意味ではどうなんでしょう。同じ国内の販売者がこのようなことをすると、長い目でブランド力の低下につながると思うのですが。特に台湾の場合は、大陸よりも国土は狭いし、先に経済発展をしているので当然人件費も高い、よって最終製品の価格にも跳ね返ってきます。厳しい管理によるブランド力の維持は台湾茶にとっては必須のことと思います。しかし、工業化もより早くに進んでいる台湾。従来の産地で従来どおりの生産方法を取っていても品質を保っていけるかという問題に直面していくことでしょう。先生もそのあたりのことを指摘されていました。いずれにしてもお茶は文化であり、農産物でもあります。日々、情報収集をし勉強をしていく必要のある分野ですね。だから今後が大変なんですよね。。。やりがいはあるけれど、4月からの進路は本当に厳しそうです。
2006年03月12日
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あるワイン業界関係者の女性のお話を聞く。この日、私はいろいろなことが重なりテンションが低かったが、それでもいくつかはっとするすばらしいお話に感銘を受けた。が、同時にそれはより自分のテンションを下げる結果ともなってしまった。。。業界内では独自の地位を築いたベテランのこの方、以前仕事であった人で似ている雰囲気の人がいたなあ、誰だろうと考えていたら、、、ある会社の女性役員と、また別の会社の女性経営者ということに気づいた。それで納得。見た目はとても素敵な雰囲気。しかし緊張感を伴った距離感を誰に対しても持っている感じ。お話からは妥協を許さない、生真面目さと厳しさが垣間見え、かといってがちがちでもない。旺盛な好奇心と見た目と裏腹の強靭な体力も持ち合わせていることがうかがえる。素敵な方ですがちょっと近寄りがたい感じでした。エラスリスDon Maximianoドン・マキシミアーノ2000そのときにいただいたワインがこれ。想像していた味わいよりも熟成が進んでいる印象。タンニンよく溶け込んでいて質もいい感じ。
2006年03月11日
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品川での仕事の最終日の打ち上げ。二次会で駅前のストリングスホテルへ6名で乗り込みました。責任者の部長が相当酔っ払ってるのに、「飲み足りない、夜景の見えるところに行こう」とかなり強く言うので。気を遣ってくれたんだろうし、いけるのはいいのですが、その部長と同僚のうち1名はかなりの千鳥足状態。スタイリッシュなホテルなのにはずかし~。ともかくロビー階の中華料理レストランCHINA SHADOWに入りました。お腹いっぱいだし、軽くつまんで飲んでと思ってたのに、酔っ払った部長が知らない間にオーダーしていたらしく、次から次へとでてくるでてくる。ちょっと覚えてるだけで、このくらい。 ・広東式チャーシュー ・シュウマイ ・海老蒸し餃子 ・春巻き ・韮饅頭 ・シーフード入りあんかけチャーハン ・普通のチャーハン ・マンゴープリン一次会でしっかりと、お腹いっぱい食べてきた後なのにー。お味はお上品なホテルの中華、そんなにクラシカルな感じではなく、軽めでポーションも小さめ。ですが、点心類はなかなかしっかりとしていました。モダンだけど懐かしい感じ・・・そう、香港の高級ホテルのダイニングみたいな雰囲気とお味でした。広東式ナントカってのが多いのもそうなのかもしれません。ここで長くなる余談を。隣に座ったお酒の弱い先輩、高山烏龍茶をオーダーしました。ポットで出てくるだろうから、お湯をもらえばずっとお酒を飲まずにすむから正解だと小声でアドバイスもしました。私も楽しみに待っていると・・・で、出てきたのがこういうポット。→下のステンレスの台は茶船ではなく、アルコールランプが仕込まれています。ですので、下からお湯も常に温められてはいるのですが、火力も弱く、なによりガラスのポットですから、温める以上にさめて行くわけです。緑茶ならともかく、茶葉がきつく揉捻された烏龍系のお茶には不向きだと思うんです。雰囲気はレストランのインテリアにもあっていてきれいですけれどね。お茶は、私は紹興酒をストレートで飲んでいたのであまり味についてははっきりとわかりませんでした。まあまあと言う感じ。(先生にいいお茶を飲ませてもらっているので評価が厳しくなってるかも)もし次に行くことがあれば、保存状態により差が出る緑茶系のを頼んで試してみたいと思いました。以上!酔っててもこんなことを考えたりするっていやな客ですね~。でもいいお茶を飲んでしまった宿命。これからも多少はいやな客でいかせてもらおうと思います。
2006年03月10日
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週の後半は社外で、品川で仕事がありました。肉体労働系の仕事だったので同僚と4人で食事しにアトレ品川へ。お目当ては「グランド・セントラル・オイスター・バー&レストラン」。厚岸産のブランド牡蠣“カキえもん”を食べようと。殻のふちいっぱいまで身が詰まってるのがわかりますか?“カキえもん”とは、北海道の厚岸生まれの牡蠣種を一つ一つ育てる「シングルシード方式」(オーストラリアで開発された)を国内初で取り入れ、養殖に成功したブランド牡蠣です。殻は大きくないけれど、中に詰まった身は大きく、甘みたっぷりで美味しかったそう。というのも一緒に行った人のうち一人が、2日前に行って食べてきたそうなので。期待膨らませて、お店に着くと・・・最低1時間待ちだそうです。予約ナシでいったので仕方ないとはいえ、オープンして2年もたってるのにそんなに混んでるなんて。2日前に行った人は、普通の時間は無理だろうと思ったので、わざと21時過ぎて行ったら入れたとか。とはいえ、お腹がすいていたので1時間も待つなどということはできず、すぐに入れるところということで、つばめKITCHENに入りました。場所が便利なので、どのお店も混んでます。ここもたまたま1テーブルあいてただけで、しばらくすると行列ができました。まあここはここで、みんなで話もしやすかったし結果的によかったです。田舎風パテ、自社生産のソーセージなどが安価で美味しい。でも牡蠣が食べられなかったのは残念。ちょっと消化不良です。だってその唯一行ってきた人が盛んに美味しかったと強調するので。行けるときがあったら一人ででも行きたい!そんな気分になりました。
2006年03月09日
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酩酊流稽古で行ったLawry's The Prime Rib 東京。その迫力のお肉をどうぞ。 オールステンレスのドームカバー付のワゴンに入ってるローストビーフ。切り分ける前のお肉です。専門のスタッフが注文に従って切り分けれてくれます。お肉を切り分けるサービスで、賞を取ったという、メダルを下げたスタッフに恭しくお肉を切り分けてもらいました。お肉の大きさ、意外にシンプルでわかりやすいメニュー、お店の広さ、インテリア、スタッフのアメリカ人比率、どれをとってもアメリカを感じさせるお店でした。6月末のロサンゼルス&サンフランシスコ行きが危うくなってきてるので、ダメだったらここで残念会をしちゃいそうです。それより前に自分でもお肉を焼いてみます!!金属製のヘラも使えるって言うところがいいですね♪
2006年03月06日
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とにかく体調不良!この一言に尽きます。でも別に風邪引いてたわけでもないし原因はわからないんですよ。朝から偏頭痛がしていて、何か雲行き怪しいなとは思っていましたが、ここまでひどいとはねー。あ~、お肉が~~。もったいない!悔しい!!お陰でテンション低かったと思うんですけど、本当はかなり楽しみにしてたんですよ。この日の稽古の Lawry's The Prime Rib 東京。前週末なんかHPからメニュー表をプリントアウトして予習してたし。実は気合入ってたわけですよ。なのに、なのに・・・。確かに当日の19:00まで仕事で懇親会パーティに出て、少し食事を口にしたけれど、ほんのおつまみ程度だから普段だったらあり得ないことなんですが。オードブルは8割。名物のスピニング・サラダは1/3くらいまで食べられました。が、肝心のお肉はですね、たったの3口しか食べることができませんでした!!!それだって、一番小さいトーキョーカット。一口食べてかみ締めるほどに、頭痛がどんどんひどくなってくるんですもの・・・(泣)。はっきり言って主賓さんがお隣で「ダイヤモンド・ジム・ブレーディー・カット」といかって言う560gの塊を食しているのは同じ人間とは思えないほどの脅威でした。見てると、ゆっくりではあるけれど徐々に減っていくんですよね。素晴らしいものです。でも、この光景はあの日の私にとっては非常に辛くきつい、まさに稽古かなっていう感じでした。あともう一つ、二つ印象深かったこと。個性あるお店のスタッフの方とわかめ3号さんについて。食後酒のサービスにやってきたイタリアンぽい感じの店員さん。妙に日本語こなれてて、鋭い切り替えしがつぼにはまっていておかしかった。あとお酒もかなりGood。あの香りのよいグラッパ、そんなに飲めないけれどよかったですね~。そしてわかめ3号さんですよ!とても冷静でまじめな顔をして飄々と、自分の欲望に素直な発言をするのが変だけれどとってもおかしい!!私とあるお店の方がしばらく話し込んでいた直後、しみじみと「ありがとうございます」と言っていた様は忘れられません。見た目はというか、もちろん本当に全うなエリートサラリーマンだろうに、こういうノリですからね~。そしてそれを見て、この酩酊流のこと、まるでダメ人間がお互いのダメさを確認しあうためにぬくぬくと集っているように形容していた主賓さんも大好きです。でも実際は、私や一部のメンバー(って誰のことがわかるよね?)は下流だけど、他の方々は社会的には上流ですよね。それなのにこんなのりっていいもんですよ。やっぱり酩酊流って面白いです。これは家元の人格のおかげでしょうか?!
2006年03月06日
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ようやくようやく実家に行き、受け取ってきました!!日清オイリオが限定販売をしている「ピエトラ・コロンビナ」というトスカーナのオリーブオイル。1年に1度しかない、摘みたて新鮮なオリーブオイルのノヴェッロ。しかもノンフィルターの絞りたて。とくれば買うしかないと思うじゃないですか。母親が買うというのに便乗して私の分も頼んだものの、なかなかとりにいけなかったんです。やっと飲み会などの用事を入れずにまっすぐ帰る日を作り、無事に受け取ることができました。単純に嬉しい!だって申し込んだときからずーっと楽しみにしてたというのに、すでに3月。届いたのは1月中だというのにノヴェッロという感じではないですよね。でも大丈夫、寒い木造家屋の玄関近くで保管しておいたのでそれほど気温の影響は受けていないでしょう。さっそく実家で母親とまずはテイスティング。専用のテイスティンググラスなんてあるわけないので、試食販売のときにあるような小さいプラスチックカップを使って試します。↓こんな感じの。参考:ブルーのカップが正式なテイスティングカップ手でカップにふたをして、手のひらで温めてから香りをそっとかぎます。次に少し口に含んでゆっくりと飲み込む。トスカーナのオリーブオイルらしく、青っぽい香り、喉にピリッと刺さるような刺激がありますが、マイルドさも備えていて、荒々しいという感じではなく、上品な味わいです。でも何よりも突出しているのは香りでしょうか。同じメーカーの普及品のEVオリーブオイルと比べると歴然。これで750ml、5,250円(税込)が高いかどうかは何ともいえませんが、私は買ってよかったなと思えました。
2006年03月05日
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「ワインの種類にあわせて驚くほど味が変わるワイングラスのヴァリエーションを4種類のワインを通して体感していただきます」という講座案内の文句。場所も六本木ヒルズってところもいい!場所にも惹かれての参加です。そしてさらに!リーデルのグラス1つお土産付って言うところもとても魅力的でしょう?!そう、アカデミーヒルズの1コンテンツ、アーテリジェントスクールの講座の一つ。主催はワイン王国で講師はリーデル・ジャパンの方、ワインはメルシャンの提供でした。このアーテリジェントスクールはなかなか心憎くて、ちょっとのぞいてみたいなと思うような講座を様々なジャンルで取り揃えてるんですよね。受講料が3,000円程度というのも体験版としてはお手ごろですし。こうして興味のある分野にすこし触れて、次は本格的にお教室に通ったり、勉強してみようという気になる人も多いと思います。認知・拡大のためのプロモーションとしてはなかなかいいと思います。余談ですが、われわれも(注:師範会など)こういう手法を取り入れることも考えて行くべきだなあなんて思いました。それはさておき本題。グラスは5種、ワインは4種用意されたこのセミナー、リーデル・ジャパンの方の軽妙な語り口の講義で全くあきさせません。説明もそうですが、自分でやる移しかえによるテイスティングが面白~い。一つのワインをいくつかのグラスに移しかえて、香り、味わいの感じ方の違いを試すのですが、これがグラスによって驚くほど変わるんですよ。ちなみに使用したグラスは下記の4つとjokerとしてワインを味わうには適さない、厚みのある、またグラスの深さがあまりなくて安定感のある頑丈なタイプのものが用意されていました。 左からヴィノム416/15リースリング・グランクリュソムリエ400/7モンラッシェヴィノム416/7ブルゴーニュヴィノム416/0ボルドーまず最初に試したのは、ボルドーの白。ソーヴィニヨン・ブランとソーヴィニヨン・グリが50%ずつと言うもの。グレープフルーツなどの柑橘系や洋ナシなどの香りのする、さわやかだけれどもややコクのあるタイプの白ワインです。これをのリースリングでいただきます。まあすっきりとさわやか、それでいて果実味もきちんと感じる美味しいワインでしたよ。ところがところが、jokerの厚みがありまるくぽってりしたグラスで飲みますと・・・あーら不思議、やたら酸味ばかりが強調されるじゃないですか。このような酸味もしっかりあるさわやかタイプのワインを楽しむときには、のようなグラスの方が、丸みを帯びたものよりはよさそうです。これだけでも面白い!!グラス替えテイスティングの妙味ですね~。というかしっかりと理論はあるわけでした。これはグラスの形状により、舌の地図(4つの基本的な味覚に対する感覚器の分布)のどこに最初にワインが触れ、どのように喉に落ちて行くかの違いによるものなのだそうです。酸味もしっかりとある白ワインの場合、甘みを感じる舌の先端にワインを触れさせることにより、果実味を強く感じることができるということなわけです。そのためには細めの縦長のグラスがいい。なぜか?顔を持ち上げ、口より高い位置からワインを流すことにより、舌先からすっと喉に落ちて行くことができる、つまり、酸味を感じる舌の両サイドに必要以上にワインが滞留しないということだそうです。ワインを入れるときの顔(舌)の向きの違いが大きいわけです。反対に丸くぽってりしたグラスだと、下を向いて飲むことになり、ワインが横広がりに広がり、より酸味を感じることになるそう。だからjokerのグラスだとやたら酸味を感じたというわけです。同じように、ムルソー、ニュイ・サン・ジョルジュ、ペサック・レオニャン赤と計4種のワインで試していきました。それぞれのワインの特徴と、グラスの形状による味わいの変化、香りの立ち方、こんなに違うものかと驚きの連続でした。こうして比較するとその機能の違いも歴然としてきますし、何よりも美味しくワインを楽しめるわけですからほしくなりますよね~、グラス。じゃ、お土産でどれをもらったかですが・・・どれでもいいって言われれば当然、ハンドメイドのソムリエ400/7モンラッシェをいただくでしょう!!しかし、そうは甘くない。リーデルの方いわく、日本のビールにも合い、白ワインにも使える、一つ持っておくと便利だというヴィノム416/0ボルドーをいただいてきました。なんとなくそんな気がしてたんですよね。ヴィノムシリーズは家にも少しあるし、数が増えてもちろん嬉しいことですが、目の前で比較してしまうとやっぱりソムリエシリーズがほしくなりますね。自分へのご褒美として何かあったときには絶対に買おう!と誓って帰ってきました。さーて、いつ何を理由にかおうかな。
2006年03月04日
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ワインの会のあとに総勢30名での打ち上げ。オペーク丸の内のSUSHI RESTAURANT ザ・ハンプに行ってきました。丸の内の和食系のお店という情報だけきき、ついて行きました。ワインの会、特にブルゴーニュ編の打ち上げだからフレンチの方がいいと言う意見も出たようですが、和食とはいっても雰囲気が変わってていて面白いところだからと、結局ここに決まったそう。実はメンバーの一人が勤務する会社の経営だそうで、いろいろな便宜を計ってくれていたのです。確かにお店のインテリアや雰囲気は和食と言う感じは全くしません。聞けば、カリフォルニアのスシレストランを逆輸入したようです。そう聞くとうなずけます。お寿司もその他のお料理も確かに、確かに。そんな感じです。それらにワインを合わせ楽しむというスタイルですね。貸切や、歓送迎会プランなどもあり、会社からすこしお金がでればとても使いやすいレストランと言う感じでした。ワインはお任せで出してもらいましたが、難しいですね。一次会のワインのラインナップがすごいわけですから。幹事さんは一次会のリストを見せてなかったようですが、確かに見せてどうこうなるものではない内容だったのでそれも正解だったでしょう。その中で一度飲んでみたかったこれを選んでいただいたのはGOOD!これよかったですよ。お値段はまあまあでしょうかね。2005 シャトーメルシャン 甲州きいろ香
2006年03月01日
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最終回ということでさすがに素晴らしかったです。思わず値段を計算してしまいました。2003 Nuits Saint Georges 1'er Cru Les pruliers(Domaine Philippe et Vincent Lecheneaut)中盤から伸びる酸、後半にかけてしっかりと力強いタンニン、とジュヴレ・シャンベルタンと間違えそうな印象。発酵期間も長めで新樽比率も高いそうで、確かに木樽由来のタンニンが強目に感じられました。ストラクチャーのしっかりしたワインでした。典型的なニュイ・サンジョルジュと言えるそうです。2001 Gevrey Chambertin 1er Cru Les Champeaux(Domaine Denis Mortet)酸の後からパワフルなタンニンが追いかけてきますが、なぜかそのタンニンとてもやわらかく感じます。早く飲んでも美味しいと思いました。あえて収穫を少しはやめてしっかり酸を残すのが特徴だそうです。またピジャージュを頻繁に行うそうで、どうもそれでタンニンをやわらかく感じたようです。父親の代からの有機栽培法を受け継ぎ、最近も評価が高まり期待大だったそうですが、この作り手のドニ・モルテ氏、1月になくなったそうです。自殺で。まだまだこれからというときに、悲しいことですね。繊細な方だったのでしょうか。何があったのかはわかりませんが残念なことです。合掌。2001 Gevrey Chambertin 1er Cru Clos saint Jacques(リンクは2003)(Domaine Sylvie Esmonin)典型的なジュヴレ・シャンベルタンと言う感じ。非常に若いという印象。全体的に力強いが香りは繊細で柔らか。これは、コストパフォーマンスいいんじゃないでしょうか。非常にお勧めです。 ~~ここからはいよいよ真打登場。グラン・クリュです!!~~2002 Chambertin Clos de Beze(リンクは2001)(Frederic Magnien)さすが~。酸が一瞬際立って感じるような感覚を覚えますが、すぐに同じ位のバランスで強くしなやかなタンニンを感じます。パワフル。もちろん果実味もしっかり。新樽比率が高いそうですが全体の果実香によく溶け込んでいて突出した感じがなく、繊細な香り。シャンベルタン以上に“らしい” グランクリュと言えるようです。2003 Clos de Tart(Domaine Mommessin)クロ・ド・タール初めて飲みました。高いですものね。そうそう飲めません。で、感想。アメリカンです、これ。美味しいけれど、周りにいたいわゆるブルゴーニュ好きの友人たちには人気は今ひとつ。アメリカ受けするスタイルなんですね。それによって価格が非常に上がっていったそうですから、求めるものが違う人からすれば、コストパフォーマンスも悪く感じるものなんでしょう。色調も濃く、外観からして濃厚な印象です。味わいも甘みを感じるほどの凝縮された果実味がまず飛び込んできます。香りはカシスを中心とした果実香のほか、ヴァニラ香、ロースト香もつよい。まだ若いので複雑性は感じませんが、もちろんこのままで十分美味しい。まあこれはこれ。とてもいいワインと思いますが、私も買わないと思います。2003 Romanee Saint Vivant(リンクは2002)(Domaine Sylvain Cathiard)さーて、思い出のロマネ・サンヴィヴァン。期待が高まりました。で、飲んでみてやっぱり!この6本の中ではお値段もいちばん張りますが、いちばん好きでした!!以前飲んだものは作り手が違いましたが、そのバランスのよさと香りの複雑さ、味わいの繊細さに惚れたものです。そうそう、ヴィンテージも全く違いました。確か70年代前半のもの。もちろんそれとは比較にならないほど若いので、同様の比較はできませんが、これもよかったですよ。惚れました。赤系果実やスパイス、ヴァニラ香が香る中にもすでに紅茶のような香りがあり複雑性も十分。タンニンはシルキーに溶け込み、余韻も長く、強く、うっとり。本当に最後にこれが飲めて最高でした。ちゃんとこれは飲み干しましたが、世界一ソムリエ氏、「持って帰る人はどうぞ持って帰ってくださいね」と。冗談ですが。でも空のペットボトル持って来るべきだったかと一瞬思っちゃいました。さあそして。4月からはボルドー編です。
2006年03月01日
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