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以前も書きましたが、どうもお城へ行く日の朝はワクテカが止まらないのか、アラームが鳴る前に何度も目が覚めてしまうのは自分のことながら面白かったりします。ちなみに今回、備中国は岡山県のお城へ行くということで、起床が6時のため昨晩は12時前に寝たのですが、3時に起きたのを皮切りに4時に起き、さらに5時台に3度ほど目が覚めたりして、せっかく早く寝たというのに逆に熟睡出来なかったような。今回のお城ツアーでは備中松山城から岡山城、そして備中高松城に行こうという話になったのですが、備中松山城と岡山城へは僕だけでなく、いつも一緒に行く名乗らんさんも行ったことがあるにも関わらず行くことにしたのは。何と今回は僕らの他に第三の刺客…、じゃなかった、もう一人の参加者がいたからなのです!その参加者とは僕の会社の後輩くんで、たまたま飲みに行ったときに趣味の話となり、僕がお城の話をしますと黒いお城を見てみたいと言っていたので、今回誘ってみた次第。まぁ、後輩くんの希望は雪が積もった熊本城を見てみたいということだった気がするのですがそれはそれとして、現実問題日帰りで行ける黒いお城といえばと名乗らんさんと検討したところ岡山城がいいとなったのです。ついでにせっかくお城へ行くなら本物のお城も見てもらいたいと、現存天守である備中松山城を絡め、せっかく岡山まで行くなら僕らがまだ行ったことのないところも入れようと備中高松城をラストに予定を立て、あまり熟睡することが出来ませんでしたが何とか6時に起きて7時過ぎの集合には無事に3人揃って、僕の車でいざ出発!平日なので高速渋滞が心配でしたが、道中休憩しながらも結果的には渋滞に巻き込まれることなく、予定通り3時間半ほどで備中松山城のある臥牛山の8合目にあるふいご峠に到着、そこから徒歩で山上の天守目指して歩きました。これまでいろいろと山城を攻めてきたので、前に来たときはバテバテになりましたが一回り成長して再びやってきた僕にとって、わずか2合ばかし700メートルほどの距離なんてヨユーシャクシャクと思ってたのですが…。想像してたよりキツい急勾配に息も絶え絶えになりながら何とか大手門跡を通過すると、前には気付きませんでしたがそこから山上へと連なる見上げんばかりの石垣の美しさは感嘆モノでした。やっとの思いで何とか二の丸広場へと到着すると、眼前に広がる威風堂々たる本丸の眺めに疲れも吹っ飛び、いざ天守へとレッツラゴー!さすが江戸時代から残る現存天守、本物はやっぱイイネ!と堪能した後、天守裏にある二重櫓を見ていますと、その脇にある門から道が続いているみたいで、以前に来たときはそこはスルーしてて気付かなかったので、そちらも見てみようということに。せっかくだからとノリと勢いで行ってみただけなのですが、うれしい誤算と言いますか、いわゆる搦手側に広がる無骨な石垣跡は何とも味がありまして、またそこから見える二重櫓に天守との対比が往年のお城の姿を想像させるものがあり、さすが日本三大山城のひとつととても良かったです!グルメ情報を見てますと、岡山新名物として烏城黄金ずしがイチオシされていたのでこれは食さねばと、リサーチしたお店へ行きますと、残念ながらそのお店では要予約ということでありつけませんでしたが、せっかくなので名物である岡山ばら寿司を食べてから岡山城へ。烏城公園なのに、内堀から迎えてくれたのはなぜか白鳥、しかもその白鳥がエサ箱に首を突っ込んでひたすらがつがつしていたのにはがっかりしながらも、石垣上にある月見櫓を横目に通りながら岡山城天守を遠望。廊下門を通って中段を散策、それから本段へと上がり天守に登った後、日本三名園のひとつである後楽園へと行ったのですが…、冬に庭園へは行くものでないとしみじみ痛感してしまいました。時刻は16時を過ぎておりまして、ちょっと腹ごしらえをしようとおやつにデミカツ丼を食べてから、最終目的地である備中高松城へと向かったのですが。18時前に到着したというのに、あたりはすでに真っ暗、街灯はまったくと言っていいほどなく、冬って意外に日が沈むのって早いのねと改めて実感しながらも、暗闇の中備中高松城を散策したのですが、どこに何があるかさっぱわからない上に写真を撮ってもイマイチで、満足に見ることが出来なかったのが残念でした。ビジュアル的には良かった清水宗治公自刃の地イン満月も、スマホカメラでは微塵も伝わらないのが夜景写真の悲しいところですが、歩きながら空を見上げますとそこには満天の星空がありまして、オリオン座だけでなくカシオペア座も見つけられたりして、ある意味普段見ることの出来ないものを見れたのは良かったです。本来なら備中高松城跡の近くに蛙ヶ鼻という水攻め堰堤址まで行くつもりだったのですが、さすがにこれ以上はムリと帰路に着きました。というわけで、3人で日本三大山城、日本三名園、日本三大水攻めの城と3つのお城を巡る新年初のお城ツアーは終了したのですが、自分で書いててこれだけ「3」が続くと今年の僕のラッキーナンバーは「3」な気がするのは気のせいじゃないですよね。管理人主催の参加型サークル「お城を知ろう倶楽部」もぜひご覧ください!
2014.01.15
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さすがは大殿の影武者おぬし意地が悪いお城好きなのに戦国時代に弱い僕としては、テレビで戦国時代の特集がされているのをチェックしますとかたっぱしから録画しては勉強しているのですが、やはりその中でも一番勉強になるのは時代劇です。テレビとラジオとではラジオのほうが想像力がつくとよく言われていますが、それは現実として身の回りにあることをテーマにしているときのことであって、過去のことなど知らないがために想像もつかないものなどは耳だけでなく目からも情報を集めることでより理解することが出来るので、僕にとっては重宝しております。今年のワイド時代劇は「影武者徳川家康」ということで、名乗らんさんからの勧めもあり、5時間という長丁場の作品をじっくり鑑賞しました。最後まで見終えしみじみ思ったのは、いい物語だったなぁということ。家康が討たれたことによりやむを得ずといいますか、なし崩し的に影武者が家康のフリをすることになったのですが、これほど壮大で暖かな気持ちになれるホームドラマはなかなかないと思います。いやはや、物語は史実にのっとって秀忠との対決を描いていたのですが、僕の興味はそんな重責なんかよりも安らぎの場所である側室たち、特にお梶の方とのやり取りばかりが気になって見てました。なのであのラストは影武者にとってこの上ない、ハッピーエンドな終わり方だったと思うのですが、余韻から醒めたとき、ふと時代劇を見ていたはずなのに何この充実感?と思ってしまう、歴史というより人間ドラマとして大満足な作品でした。
2014.01.02
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