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2020.03.07
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第42話「怪我の功名」

沈星移(シンセイイ)は朝一番で母を訪ね、縁談を申し込みたい女子がいると打ち明けた。
夫人は息子が身を固める気になったと喜んだが、相手を知って驚愕する。
実は求婚したいのは呉家東院の寡婦で、しかも以前、側女にし損ねて逃げられた侍女だと言うのだ。
星移は急がないと他の男に嫁いでしまうと訴えたが、夫人は猛反対する。
「他のことなら許すわ、でも呉家当院の寡婦なんてあり得ない!」
「お言葉ですが…もし許されぬのなら、一生、嫁は娶らない!」
夫人はどうしたら良いのか分からず、老爺と大夫人に相談することにした。


王世均(オウセイキン)は別院へ呼びに行かせたが、実は図爾丹(トゥーアルダン)に会いに行ったと分かる。
呉蔚武(ゴイブ)と呉蔚全(ゴイゼン)は周瑩が一体どんな結論を出すのか分からず、動揺を隠せないが…。
その頃、周瑩は図爾丹を連れて呉家や取引先の店を回っていた。
周瑩の商才に舌を巻く図爾丹、そこでもう少し綿布が欲しいと頼むと、周瑩は古月(コゲツ)洋布店に案内した。
図爾丹は確かに洋布は素晴らしいと話し、昔は今より7~8倍も値が高かったので売れなかったものだという。
そこで周瑩は実は古月の3分の1の値段で作れる方法があると持ちかけた。

周瑩はなかなか帰って来なかった。
呉蔚武は何の手立てもなく、ただ待つほかない。
しかし短気な呉蔚全はすぐ手を打つべきだと訴え、中院の奉公人たちを連れて周瑩を探しに行ってしまう。

周瑩は酒楼の個室で図爾丹と食事しながら、一緒に機器織布局へ出資しないかと誘った。
図爾丹は自分に嫁いでくれるなら幾らでも出すと言ったが、周瑩は困惑する。

「寝ても覚めても、商いの最中ですら君のことが頭から離れない
 本当なら9月に来る予定だったが、とてもそれまで待ちきれなかった…
 しかも沈星移が涇陽(ケイヨウ)に戻った、彼が君を見つめる瞳は私と同じだ
 正直な話、君を奪われるのが怖い…」
図爾丹は改めて妻になって欲しいと懇願したが、その時、突然、呉蔚全が武器を持った奉公人たちを連れて乗り込んできた。



すると図爾丹が口笛を吹いて奉公人を呼び、入り口をふさいでしまう。
「周瑩を勝手に連れ去るのは許さん」
「周瑩は呉家の人間だぞ!」
「私のものだ!」
「どちらでもないわ!
周瑩は思わず2人を黙らせ、呉蔚全に自分が本当に嫁ぎたければ四叔にも止められないと言った。
そして図爾丹にも、不本意な状況ながら本心を打ち明ける。
「トゥーアルダン、私はお金が大好きよ、羽振りのいいあなたに嫁ぎたかった
 最初の計画ではあなたの求婚に応じ、2万両をせしめて株を手に入れたら別れようと…
 でも亡き夫が言うの、″人を騙すな、信頼を裏切るな″って 
 だから正直に言うわ…愛していない」
「…私が至らぬせいか?」
「あなたは良い人よ?豪快で男気もある、10年早ければ何が何でも嫁いでた、ふふ」
「では、なぜ今はダメなんだ?」
「…人を愛するには心が必要よ、私の心は夫と共に土に埋まってるの
 私を妻にしても抜け殻でしかない…それでもいいの?」
「構わない」
「そうだとしても私が嫌なの、嫁ぐのなら愛する人でないと…あなたにも私にも正直でいたい」
「そう言うことなら出資はしない…すべての取引も中止する」
図爾丹は周瑩を忘れるためだと言った。
もちろん周瑩も図爾丹が自分を脅しているわけではなく、傷つくのが怖いのだと分かっている。
「私も同じよ…」

周瑩が店を出ると、東院の仲間たちが駆けつけていた。
王世均たちは四爺が周瑩を拘束したと勘違いし、解放するよう迫る。
「少奶奶、我々がついています、どこへでもお供しますよ」
「ありがとう、みんな…でもどこへも行かないわ、帰りましょう」

沈家では夫人の話を聞いた沈四海(シンシカイ)が怒り心頭で少爺房にやって来た。
慌てた沈星移は玲瓏(レイロウ)に祖母を呼んでくるよう命じ、何食わぬ顔で庭へ出る。
どうやら沈四海は星移と周瑩が恋仲だと疑っていた。
考えてみれば三寿幇(サンジュホウ)に2人がさらわれたのも一緒にいたからだろう。
迪化(テキカ)行きも示し合わせたに違いない。
「お前たちがこっそり付き合う分には見て見ぬ振りをしてやろう、しかし…
 嫁にとして我が家に迎えることは絶対に許さん!」
「それなら一生、嫁など娶りません!」
星移は思わず口答えすると、激高した沈四海は仕置棒を持って来いと命じた。
しかしそこへ大夫人が現れ、沈四海は孫に甘い母に体良く追い出されてしまう。

寡婦の話はすでに大夫人の耳にも届いていた。
しかし昔から星移は手に入れるまでは一生懸命だが、手に入ると眼中になくなると知っている。
「どうせ娶ったあとで飽きるだけだよ、お前の性分は分かってる」
大夫人はとにかく諦めろと言い聞かせたが、星移はどうしても嫌だと聞かなかった。
「奶奶!ないな~い、協力してください」
孫に甘えられると嫌とは言えない大夫人、ひとまず考えておくと答えておいた。

呉蔚全が周瑩を連れて呉家に帰ってきた。
心配して待っていた呉蔚武は周瑩が縁談を断ったと聞いて安堵する。
しかし周瑩はこれで図爾丹が全ての取引を引き上げれば、自分たちは餓死するかもしれないとため息をついた。
すると呉蔚武はかえって踏ん切りがついたのか、機器織布局へ出資しようという。
「本当に1年で投資が回収、2年で利益が出れば、図爾丹との取引を失っても困らない」
そこで早速、家の物を売るなり、担保に入れるなりして資金をかき集めようと言った。
まさに怪我の功名、周瑩は夢が叶って大喜びだったが、二兄に裏切られた呉蔚全は憤慨して帰ってしまう。

呉蔚武が中院を訪ねると、妻の朱(シュ)氏が嫌がる夫を無理やり引っ張り出してきた。
何でも呉蔚全が合資をやめると言い出したという。
呉蔚武は怒ると暴走する四弟のこと、必ずそう言い出すと分かっていた。
しかし負けず嫌いの自分でも、周瑩の商才は自分たちよりはるかに上だと認めざるを得ないという。
大当主となってからと言うもの、呉蔚武は商いのことで食事も喉を通らず、夜も眠れなくなった。
「周瑩のやり方を見てみると、着想や交渉など、どれを取っても見事な手腕だ
 そこで気づいた、ここ数年の両院の発展は周瑩の功績だとな」
焦った呉蔚全は思わずその場で賽を投げて運勢を占うと、バツが悪そうに出資に賛同した。

陝西(センセイ)布政司(シセイシ)では趙白石(チョウハクセキ)が新たな出資者を募るため説明会を開いていた。
実は3年前に広東でも織布局を開くため織機を発注したが、両広(リョウコウ)総督が移動となって棚上げされ、当時の織機を安く譲ってもらえることになったという。
これで10万両あれば機器織布局の設立が可能になったが、突然、周瑩が乗り込んで来た。
趙白石は話を中断して周瑩に対応、すると驚いたことに呉家が20万両を全て出資するという。
これで旧式の織機を使う必要は無い、最新式が買えるのだ。

一度は頓挫したはずの陝西機器織布局の設立が思いがけず復活した。
知らせを聞いた胡咏梅(コエイバイ)は宿敵の周瑩が全て株を買ったと聞いて悔しさを滲ませる。
一方、沈家でも沈星移が父に報告していた。
「趙白石の勝ちですね~出資していれば今ごろ沈家が鼻高々だったのに…」
しかし沈四海はまだ分からないと言った。
「禍福ははかり難いものだ…吉と出るか凶と出るか」

その頃、杜明礼(トメイレイ)は周瑩に出し抜かれ、憤慨していた。
沈家と胡咏梅を抑えれば出資はないはずだったが、まさか呉家が出て来るとは…。
注視していなかった査坤(サコン)は申し訳なさそうに、呉家三院で資金をかき集めたらしいと報告した。
そこで杜明礼は手なづけておいた沈家の陶(トウ)番頭を利用しようと思いつく…。


沈星移は迪化に帰ることになった図爾丹のため酒宴を開くことにした。
しかし図爾丹は周瑩に振られたのがよっぽど応えたのか、準備もできていないうちから酒をあおり始めてしまう。
星移はまだ周瑩に嫁ぐ気があっただけましだと励まし、自分などいくら金を積んでも脈がないとこぼした。
「でも奶奶には頼んである、近々、縁談を持ちかけると…私に気がなくても最大の誠意をみせるさ」
すると図爾丹はなぜこれほど傷ついているのか話して聞かせた。
「彼女は心を失っているんだ、彼女の心は夫と共に土の下に埋まっている…」
「…彼女がそう言ったのか?」
「ああ、私の心は砕けた、粉々にな…」

つづく


。゚(∩ω∩`)゚。視聴者の心も土の中です…





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最終更新日  2020.03.07 20:47:54
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