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2020.03.07
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第43話「寡婦の誓い」

迪化(テキカ)に帰ることになった図爾丹(トゥーアルダン)は呉家に残してあった結納金を引き上げに来た。
周瑩(シュウエイ)は別れの杯を交わすと、亡き夫への愛以外にも友情を大切にしていると告げる。
しかし図爾丹は周瑩と友だちになるのは無理だと落胆した。
「気持ちにケリがついたら会いにも来られるが…恐らくこれが今生の別れになるだろう」
すると未だ亡き夫の愛に縛られている周瑩に苦言を呈す。
「例え商いで成功しても君は女だ、連れ添う伴侶がいなければ一生、幸せにはなれない」
図爾丹は自分からも周瑩に一献を捧げ、別れを告げて馬にまたがった。

そう言い残し、図爾丹は思いを断ち切るように駆けて行ってしまう。

周瑩は図爾丹の言葉が胸に刺さった。
すると見送りにも出てこなかった周老四(シュウロウシ)が別院の回廊にいる。
その手には大きな金子が…。
「父さん!」
「はっ!こりゃあ大変だ~金子が街に出たがってる~」
周老四は悪びれる様子もなく、遊びに行ってしまう。

縁談騒動が落ち着き、周瑩は再び仕事に戻った。
その日は裕隆全(ユウリュウゼン)の店で帳簿を確認していたが、その抜群の記憶力で取引先に割引していないと見抜く。
「くれぐれも取引先に気を使ってね」
顔(ガン)番頭は呆然となり、冷や汗をかいて失態を詫びた。


そこでせっかく街に出たついでだと羊肉麺を食べていくことにする。
春杏(シュンキョウ)と福来(フクライ)は大喜び、3人は露店に陣取った。
そこへ偶然、沈星移たちが現れる。
周瑩は沈家の撤退で株を買い占められたと感謝し、羊肉麺をご馳走した。
するとふと星移と商いで勝負していることを思い出す。

「そうだな~お前の勝ちだ」
星移は素直に負けを認め、約束を果たすことになった。

周瑩たちが待っていると、女装した沈星移が現れた。
主人の情けない姿に目も当てられない天石(テンセキ)と天玉(テンギョク)、一方、春杏と福来は笑いが止まらない。
「福来?この街で最も人が多い場所はどこ?」
「鐘楼(ショウロウ)です」
「鐘楼?…じゃ向かいの五味(ゴミ)酒楼を予約して、春杏はおつまみの注文ね
(ニヤリ)沈少爺?行きましょうか?」


周瑩たちは五味酒楼の2階席を陣取り、通りで見世物になる沈星移を見下ろした。
「私は女に負けた~勝負して負けた~」
星移は恥も外聞も無く、女装姿で舞を披露する。
その様子を見ながら周瑩は腹を抱えて笑い、いつのまにか屈託のない笑顔を取り戻していた。

沈星移は周瑩を娶ることを諦めなかった。
そこで再び祖母を説得することにする。
「奶奶?彼女は美しいう上にとても商才がある、彼女が嫁いで来れば沈家は一生、安泰だ
 本当ですよ、ないない~約束します!彼女を娶ったら年寄り孝行し、ひ孫もたくさん作ります
 そこら中、走り回りにぎやかですよ」
大夫人は仕方なく先ずは夫人と相談すると言葉を濁した。

六椽(ロクテン)庁の朝議、呉蔚武(ゴイブ)は西洋の織機が陝西(センセイ)に着いたら中院の織物工房は閉めると言った。
手織りの綿布はすでに時代遅れ、職人には規定通り5両、渡して暇を出すしかない。
しかし呉蔚全(ゴイゼン)は長年、苦楽を共にしてきた職人たちへの情が深く、難色を示した。
呉蔚武は呉蔚全の気持ちを理解できたが、すでに20万両も出資してしまったからには3人で団結しようと訴える。
仕方なく呉蔚全は少し時間が欲しいと頼み、この話はひとまず終わった。
すると王世均(オウセイキン)が趙白石(チョウハクセキ)に返答しなくてはならない要件があると報告する。
実は趙白石が朝廷の許可を得て織布局の局長を兼任することが決まり、株主の呉家から副局長をと要求があったという。
周瑩は自分がやりたいと手を上げたが、呉蔚武は通常、呉家の大当主が担うべき役割だと言った。
落胆する周瑩だったが、そこで呉蔚武は呉蔚全と相談した結果、大当主の座を周瑩に返すことになったと報告する。
「だからお前が副局長になればいい」
「じぇんだーっ?!」
周瑩は願ってもない申し出に目を輝かせた。
しかし呉蔚武は返す代わりに呉家の神堂で生涯、呉家に留まり、再縁しないと誓いを立てて欲しいという。
商いとは言え寡婦が出歩けば世間の話題となる。
誓いさえ立てれば軽薄な男は近寄らなくなり、妙な噂も流れなくなるという。
周瑩は黙って聞いていたが、やはり誓いを立てるのは無理だと答えた。
「誓いません…将来のことなど誰にも分からないわ」
何より縛られるのが嫌いな周瑩は猛反発した。
「ァィャ~二叔、四叔、今後も呉家を裏切ることは絶対にしません
 必ず呉家を繁栄させると約束します」
「だがお前はしょせん、よそ者だ」
呉蔚全の言葉に周瑩は愕然となる。
呉家に対する自分の気持ちがまだ分からないのか。
すると呉蔚武はもちろん分かっているとしながら、誓いを立ててくれれば安心できると訴えた。
呉蔚全も一生、呉聘のために貞節を守り通すなら、周瑩を本当の身内だとみなすという。
「私を信じていないのですね…私は望まないことはしません」
頑固な周瑩の説得に失敗した呉蔚武は見切りをつけ、仕方なく副局長は自分がやると言った。

一方、沈家では大夫人が孫の縁談の件で夫人を訪ねていた。
自分に2度も頭を下げたところを見ると、どうやら沈星移は本気で寡婦を娶りたいらしい。
ただし押さえつければ逆効果のため、星移を他の場所へ行かせるよう勧めた。
寡婦に会わなければ気持ちも冷めるはず、その間に令嬢との縁談をまとめてしまえばいいという。


呉蔚武は副局長の件で趙白石を訪ねた。
しかし正直なところ自分には肩の荷が重いと吐露し、実は周瑩に条件を出したが断られたとこぼす。
趙白石は無理強いは良くないと言ったが、呉蔚武から周瑩を説得して欲しいと頼まれた。
この職には周瑩が適任であり、仕事で出歩く周瑩の名節を守るためだという。

周瑩は春杏を連れて呉聘の墓参りに来た。
墓前で洋布の織機が涇陽に着けば機器織布局が稼働すると報告したが、実は悩みがあると告げる。
「呉聘、あなたは私が寡婦でいることを望む?
 千紅(センコウ)に言われたの、今のままではダメだと…私はどう生きればいいの?
 商い以外に私に何ができる?…もう分からない
 トゥーアルダンに言われたわ、自分の心を取り戻せと…呉聘?私は心を取り戻せるかしら?」
周瑩が馬車へ戻ると趙白石が待っていた。
呉蔚武から周瑩に機器織布局の副局長になるよう説得して欲しいと頼まれたという。
すると周瑩はその必要はないと断った。
「私が再婚したいと思えば誰にも阻めない、だから誓いなど何の意味もないのです」
だからと言って事業を傍観する気など毛頭なかったが、また趙白石に無作法だと怒られるのだろう。
趙白石は誤解されたままだと慌て、長く接するうちに周瑩が意志の強い女子だと分かったと言った。
「その率直さがいいのだ、今後も変わらないで欲しい」
「だったら、過去の件を蒸し返してもいいですか?」
周瑩は呉家東院の軍需品偽造の罪は濡れ衣だったと訴え、再調査を嘆願する。
趙白石はまだこだわっているのかと驚いた。
「趙大人、あの墓に眠るのは私の愛する人と尊敬する人です、2人が商いの心得を教えてくれた
 彼らが偽造を働いたと言うなら、私が呉家を守ることに意味はない」
そこで周瑩は趙白石をある人物に合わせることにした。

周瑩はかつて呉家東院の家職だった楊之渙(ヨウシカン)を訪ねた。
実は周瑩は今でも毎月、楊之渙に贈り物や薬を届けている。
すると楊之渙は趙白石に牢獄で一度だけ呉蔚文(ゴイブン)を見かけたが、変わり果てた姿だったと証言した。
恐らく拷問で自白を強要されたのだろう。
胡志存(コシソン)が血竭(ケッケツ)を松脂(マツヤニ)で代用したのは呉蔚文だと証言したと言うが、そもそも呉蔚文が松脂と知っていたら血竭の値で支払うはずがない。
周瑩ももし呉家東院が偽造しようとしたなら、外部に知られないために東院自ら松脂を手配すると言った。
楊之渙は沈月生(シンゲッセイ)を殺したのも呉家東院ではないと訴え、誰も指一本、触れていないと断言する。
確かに当時、趙白石は証拠がないため呉家東院を無罪にしていた。
なぜ再調査が行われたのか。
趙白石はふと席を離れて考え始めた。

役所に戻った趙白石はすぐ軍需品事案の資料を取り寄せることにした。
しかし刑部直轄の事案だったため、証拠資料は都に送られてしまったという。
ただ薄(ハク)先生は潔白という確証はないものの、多くの謎があるのは事実だと怪しんだ。
すると趙白石は決心し、朝廷に再調査を奏上するという。

呉蔚全は西院の織物工房を閉鎖することになった。
しかし職人たちから給金を減らしてもいいので残して欲しいと泣きつかれる。
涇陽の織物工房はほとんど閉鎖され、職人たちには他に働き口がなかった。
呉蔚全はどうしてやることもできず、ただその場を逃げ出してしまうが…。

一方、査坤(サコン)は沈家の陶(トウ)番頭から信頼を得ることに成功していた。
そこでちょうど商売を始めたがっている陶番頭に杜明礼(トメイレイ)の仕事を請け負えば一生分、稼げると教える。
「沈四海1人だけでは対応しきれなくてな」
実は陶番頭は織物職人たちと仲が良かった。

つづく


(๑´ω`๑)楊家職…周瑩のこういうところが好き
それにしてもあの記憶力、メンサかw





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最終更新日  2020.03.07 20:51:42
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