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2020.03.12
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第46話「誓いの言葉」

軍機処(グンキショ)に陝西(センセイ)機器織布局は商人の利益を損ねるとして排除し、暴徒の刑も軽減すべきだと誰かが上奏した。
報告を聞いた趙白石(チョウハクセキ)は驚き、同治(ドウチ)帝の時代から苦労を重ねた末にようやく日の目を見た事業、後戻りはできないと憤る。
一方、うまく事が進んだ杜明礼(トメイレイ)は上機嫌だった。
機器織布局で起きた暴動と黄(コウ)大人の奏状で洋務派は苦しむことになる。
まだ詔は下りていないが、皇太后が貝勒(ベイレ)に接見しているだけで十分な効果だった。

趙白石は諦めがつかず、機器織布局に出向いた。
すると周瑩(シュウエイ)たちがめちゃくちゃにされた工場の中から、まだ使えそうな備品を集めている。

実は陶大通は沈家綿花店の番頭で、しかも沈四海(シンシカイ)の相棒である杜明礼には貴族の後ろ盾があるという。
つまり今回の暴動の裏には複雑な事情が隠されており、趙白石は再建には時間が必要だと言った。
しかし周瑩は織布局が国や民の利益になると思うなら、諦めてはならないと鼓舞する。
「他人が何と言おうとやり遂げるべきです」
周瑩はまた横槍が入ろうと、機器織布局は絶対に再建させるべきだと訴えた。
その熱意に趙白石も突き動かされ、まずはお互いにできることをやろうと告げる。
そのためにはまず資金が必要だった。

沈四海は息子と王(オウ)大人の令嬢との縁談をまとめた。
するとまだ怪我が完治していない沈星移が血相を変えてやって来る。
しかし星移が怒っているのは縁談話ではなく、請願書の件だった。
沈四海は自分が書いたと素直に認め、実はこれまでも誰かを陥れるためにあらゆる手段を使ったと告白する。

「でぃぇ、そのうち沈家も報いを受けますよ?!」
「分かっておる!…だが手を切れぬ、私と杜明礼は同類だからだ」

父に失望し、言葉を失う星移…。
そこで沈四海は話題を縁談話に変えた。
杜明礼を頼るのは一夜で没落した富豪たちの二の舞にならないため、もとより沈家は地位も名声もなく、別の後ろ盾を得るためには星移の婚姻を利用するしかない。

沈四海は黙って令嬢を娶るよう言い聞かせたが、星移が首を縦にふることはなかった。
「私は彼女を忘れられません、父上が杜明礼と手を切れないのと同じことです!
 私も彼女を諦められない!」
すると沈四海はならば上海へ行けと命じた。

沈星移が屋敷から出ると、いきなり待ち伏せしていた周老四(シュウロウシ)が殴りかかって来た。
「お前の婆さんのせいで周瑩が寡婦を貫くと誓いを立てちまったんだぞ!」
すると駆けつけた天石(テンセキ)と天玉(テンギョク)が慌てて医者を呼び、周老四は大げさだと呆れる。
しかし実は星移が数日前に周瑩を守って骨折したと聞いた。
理由を知った周老四は星移に謝罪し、何としてでも周瑩の誓いを自分がぶち壊すと約束する。
そこで星移はもうすぐ涇陽(ケイヨウ)を離れると話し、上海に行く前に一度だけ周瑩に会いたいと頼んだ。
「肋骨を折られてもいいのか?(´゚艸゚)∴ブッ」

その夜、周老四は沈星移をこっそり別院の庭に入れ、春杏(シュンキョウ)に腹が減ったのですぐ油茶(ヨウチャ)を作ってくれと声をかけた。
周瑩は自分の世話はいいので行ってこいと命じたが、なぜかまたすぐ戸が開く音がする。
「春杏?早かったわね」
しかし後ろに立っていたのは沈星移だった。

周瑩はまた周老四の手引きだと分かった。
沈星移は切られた木がもう伸びていたと教え、どうしても周瑩に会いたいと周老四に頼んだという。
周瑩は祖廟での誓いを聞いたはずだと言ったが、沈星移は分かっていると答えた。
「だが旅立つ前に会って別れを言いたかった」
「どこへ?」
「上海だ」
「いつ戻るの?」
「分からない…」
周瑩は一抹の寂しさを感じながら、改めて織布局で自分を守ってくれたことに感謝した。
しかしそんな命の恩人に、自分は何も望む物をあげられないと謝罪する。
すると沈星移は謝るのは自分の方だと言った。
「私はお前を傷つけた…
 以前の私はお前を愛することに満足し、お前の気持ちや立場を考えてやれなかった
 今、気づいたよ、私はお前を幸せにするどころか、多くの苦しみを与えていたんだと…」
数年前、ここで周瑩にひどく罵られたことがあった。
思えばあの言葉がきっかけで銀子を稼いで立派な男になろうと決意したという。
「でも今の私はお前に家すら与えられない、お前を娶ると言っておいて実現できずにいる
 今の私にお前を愛する資格などない」
「星移、あんたは愛する人を間違えただけよ」
「いや、私がふがいない男なだけだ、上海へ行ったら必ず独り立ちしてみせる
 そしていつか周囲の反対を押し切ってでも、お前を沈家の嫁に迎えてみせる」
「フフ…私が誓いを立てたことを忘れないでよね」
「だったらここで誓おう、″私、沈星移は一生かかってでも周瑩を妻にしてみせる″」
(๑•̀ㅂ•́)و✧<海賊王になる!(←それは別の話w

周瑩は感激して涙があふれそうになった。
すると沈星移はふと思い出し、自分で書いた周瑩の絵を贈る。
それは迪化の時に見た花吹雪の中に立つ周瑩の姿…。
星移はあれ以来、花が舞い散る様子を見る度にあの時の周瑩の姿を思い出していた。
「(´゚艸゚)∴ブッ!なんて醜いの?!顔がデカすぎるwww」
↓沈星移画伯


周老四に夜食を作り終えた春杏は厨房を出た。
慌てた周老四は繕い物も頼むと引き留めたが、周瑩の部屋から笑い声が聞こえて来る。
<あはははは~♪
春杏は誰かがいると気づいたが、久しぶりに聞く周瑩の笑い声に心が和み、そのまま放っておいた。

そして沈星移は船で上海へ…やっぱり海賊王か?(←違うw

沈四海は星移が上海へ行って新天地を切り開けば、この先、杜明礼に左右されずに済むと期待した。

周瑩は機器織布局の再建のため、10万両は必要だと考えた。
しかしもはや逆立ちしても金はない。
行き詰まった周瑩は周老四と街をぶらつきながら、何か金を工面する方法はないかと相談した。
すると妓楼の女将が現れ、周老四を捕らえて90両のツケを払えと迫る。
何でも呉家東院が機器織布局の暴動で没落寸前だと聞き、催促に来たというのだ。
周瑩は遊び人の周老四を懲らしめようと高みの見物、そこで追い詰められた周老四は自分を使えば大いに稼げると取り繕う。
「200両貸してくれるなら、それを元手に稼いで3割をやるよ!
 口で稼いだ分なら4割、身体で稼いだ分は5割でどうだ?300両に達したら俺を解放してくれ!」
女将はそんな与太話など信じなかったが、周瑩はおかげで資金を集める方法を思いついた。

周瑩は鄭(テイ)氏から了解をもらい、呉家東院の奉公人を全て集めた。
そこで呉家東院が経営する店の株5割を奉公人たちに売り出すと知らせる。
早速、江福祺(コウフクキ)は株がどんなものか説明を始めたが、奉公人たちは数字の羅列にちんぷんかんだった。
「…例えば銀5千両稼ぐ綿花店を銀子換算すると3万両になる
 それを株に換算すると、一株10両として合計3千株だ
 そのうち韓三春(カンサンシュン)が600株、少奶奶が900株を持ち、残りの1500株をみんなに売り出す
 店が3千両稼げば配当金は一株につき1両、6千両稼げば2両とする」
ざわざわ…>ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ<ザワザワ…
すると福来(フクライ)が分からないながらも、綿花店に出資すれば自分も老板になれるのかと尋ねる。
江福祺は確かに配当をもらうだけの老板になれると教えた。
福来のおかげで株の価値が何となく分かったのか、奉公人たちは一斉に株に興味を持ち始める。
しかし周瑩の期待に反し、株はほとんど売れなかった。

周瑩は福来が母から反対されて株を諦めたと知った。
母の話では店に損失が出れば株主も損してしまうため、危ない橋を渡りたくないという。
そこで周瑩は株主が損した場合の保証をつけると決めた。
東院の中にあるものを担保とし、損が出た場合は担保を譲ることにする。
「だったら…門前に置かれている狛犬がいいな~」
「いいわよ」


東院が奉公人に店の株を売ったという話はすぐ西院と中院の知るところとなった。
呉蔚全(ゴイゼン)は家職から東院で働く自分の兄弟も馬店で3株買い、今や使用人であり株主だという。
しかも馬が担保に入っているため、損失が出ても馬をもらえるというのだ。

一方、呉蔚武(ゴイゼブ)も東院では門番までも株主だと聞いて驚いた。
しかも大門まで担保に入っていると知り、憤慨する。
新入りの侍女2人すら各自5両出して絹織物店の株を買い、王世均と江福祺に至っては500両と600両だして綿花店の株を最も多く買っていた。

つづく


(  ̄꒳ ̄)沈星移も大人になったのね〜切った木が伸びたって言うのも感慨深いわ
それにしても福来の欲しいものが狛ちゃんとは…(笑





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最終更新日  2020.03.12 16:31:31
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